
わたしは、自分で自分を面白がる。
結構楽しい。
だが、人は、わたしを面白がってくれるわけではない。
人も自分も両方一緒に同時に面白がるのは、相当大変なバランス感覚が必要。
なかなかうまくいかないので、一人単独行動を取ることになる。
周りのペースに合わせなくていいから、良い調子。
まさに、マイペース人間。
明日の大阪・関西万博もそう。
結局、待ち合わせ時間を大まかに決めていたが、各人、自由行動にしようとわたしは提案している。
そう決めると、とても気が楽になった。
朝の待ち合わせ時間を気にしなくてもいい。
誰かと一緒に行かなければ、一人で行けないわけではない。
目も見える、耳も聞こえる。字も読める。
日本だし、日本人がいっぱい、日本語がいっぱい。
そう困らないと思う。
もし万博が気に入れば、差額を払って、何度も入れるパスを購入しても良い。
でも、梅雨や暑い時期は、避けるだろうし、最後の混雑期はまたまた避けるだろう。
今ちょうどいい時期に訪れるのが最適だと思う。
その時、その時が、一期一会。
行く気になる時をキャッチしないと、たぶん、行かない。
一昨日、趣味の場で顔合わせた人に、「万博、行かれました?」と聞くと、
「めんどくさくて、行ってないのよ。
わたし、兵庫県民だし」
とのお答え。
そうすると、わたしは、大阪府民だし、行かない手はない。
万博が計画された時から、税金を払っている国民として、少しでも元を取り返さなければ、というケチ根性も働いた。
高い理念でも、崇高な理想でも、文化的な探究心でもなく、将来を見据える、幅広いグローバル視点からでもなく、単なる即物的な発想。
理由はなんであろうと、結果的に万博が潤い、日本が活気付くのなら、協力するのは悪くない。
それに、2025年の今を、リアルタイムで感じる自分を体験させたい。
感性と身体が動くうちに。(相変わらず、大げさ)
それよりも何よりも、好奇心があるうちに。
長女一家も会社からチケットをもらったそうで、いつか行くようだが、くっついて行くのは忍びない。
自分で行く。行ける間は。
ちなみに。
一緒に行こうと言っていた(気に入らない嫌いな)人、Aさんは、私が万博に行く機会、きっかけを作ってくれたことになり、そのことに関しては感謝する。
ただ、わたしは一緒に行きたくないことがわかり、それはそれで、気づきがあった。
自分の好きな行動や、避けたい行動はどんなことか、自覚できた。
Aさんも1日も早く自立していただきたい。
一人は嫌で、どうしても誰かと行きたいなら、誰か他の人を誘うという選択肢もある。
別に、突き放すわけでも、突き飛ばすわけでもない。
単に嫌いなだけ。
これだけ嫌いだと態度で示しているのに、それがわからないなんて、どうなっているのか不思議。
さぁ、明日の万博。
一人だと思うと、気が楽だ。
今、持っていくスマホ用の携帯バッテリーを充電中。
人に嫌われないようにするために、自分を犠牲に消耗し、疲弊するのはもうやめる。
なんだか清々しい気持ち。
とらわれている、目に見えない、何かから解放される、第一歩かなと感じる。
そう言いつつ、ものすごい大勢の人の中、一人は寂しいなぁなんて思うのかも知れない。
でも、大阪府内だし。
疲れて帰ってきても、家でのんびりできるから、それはそれで良い。
どんなに大恥をかいても、蝶ブログでサラリと涼しげなカッコイイ報告をすることも可能。
誰にもわからない。
(でも捏造はしません)