蝶になりたい

いくつになっても、モラトリアム人生。
迷っているうちに、枯れる時期を過ぎてもまだ夢を見る・・・。

いずれ、捨てます。捨てられます。

2013-08-10 | オトコとオンナ

男性はフーゾクに通っても、なんのお咎めもないのに、
女性は、そんなことしていたら、とんでもない。
第一、プライドが邪魔して、お金を払ってまで、女性は、そんなこと、ありえない・・・

そんな意見を、とあるブログで読んだ。
一般的に感じる、ふつうの感覚だと思う。
が、・・・

これは、男性の体の機能、構造、メカニズムからそうなるのか、
男性が自分が都合のいいように理屈付け、言いくるめ、世間の常識であるかのように、
納得させ、その説を定着させているのか。

石器時代から、男性は外で狩をし、女性は家で料理。
その刷り込みDNA?

石器時代は、女系家族。
父親は、どこのだれかはっきりしなくても、母親は、確実だ。
自分が生んだ子供を自分たちで育てる。
母親が核となり、子供たちがいて、母の母もいて、母の姉もいて、男たちは(どこかに)いる。

動物もそうだが、優秀な子孫を残すためには、メスは優秀な遺伝子を持つオスを厳選する。
オス同士も戦い、メスを手に入れる。
ダメなオスは、負ける。
メスは、この、見極めが要だ。

しょもうないオスの子を生んで苦労しないよう、動物的勘、五感、六感を駆使して、
さらに各種情報を手に入れ、メスは、よいオスをゲットし、自分の身を守り、繁栄させる。

よいオスは、引く手あまたで、あちこちで、優秀なDNAをばら撒きまくり、
周囲には、そのオスの子孫だらけとなる。
しかし、優秀なDNAなので、滅亡することはないのだろう。

とすると、オスのやりたい放題を認めるカタチになる。
が、違うのは、優秀な遺伝子を持つオスに、その特権がある。
優秀ではない、メスに相手にされないオスは、やりたい放題する甲斐性はないはず。
なのに、しょうもないオスが、あちこち、しょうもないことをして、他のメスを泣かせる。

メスも、しょうもないオスなら、相手にしなければいい。
一時の気の迷い、と思って、切る、捨てるべきだ。

第一、今は、石器時代でもなければ、封建時代でもない。
そんな、古代のことにさかのぼり、優秀なオスは、あちこち、ばら撒きまわってもいい、なんて、
もし、本気で思っているオスがいるとすると、石器時代に戻るべきだ。

新興宗教なんぞで、ハーレム状態の集団もあるようだが。
宗教がからむと、わけがわからない。
一般常識を振りかざしても、なんの役にも立たない。

文明社会になっている近代、男性のそのような行動は、女性にとって許せるものではない。
それを堂々と、許しているのは、女性も悪い。
お互い、ギブアンドテイクで、お金さえもらえば、あとは、どうでもいい、
と割り切っている場合なら、各家庭の事情で、それぞれが納得しているのだから、
まわりが、どうこう言う筋合いではない。

ただ、それは、その家庭の内情である。
そんな内情ではない家庭では、同じ考えを持たない。
なので、冒頭に書いたことは、一般論かも知れないが、わたしは、許容範囲を超えている。
そんな男性とは、縁を切る。

縁が切れない事情は、各家庭にあるだろう。
経済的なことが、いちばんにあることだろう。
離婚して、生活の質を落としてまで、苦労はしたくない、ということもあるだろう。
なので、外野、部外者は、なにも言えない。

各人は、各人の道を進むべきであり、他人が関与するには至らない。
わかりきったようなアドバイスは、時として、うっとうしい。
アドバイスどおりに、できれば、とっくにしている。

しかし、時機が来たら、おそらく、なんらかの展開が開けると予測している。

女は、怖い。
コップの水が徐々にいっぱいになって、溢れる日まで、
じっと刃を研いで出番を待っている。

 

 

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