蝶になりたい

いくつになっても、モラトリアム人生。
迷っているうちに、枯れる時期を過ぎてもまだ夢を見る・・・。

子供の頃を思い出す

2023-12-19 | 思い出
昨夜から重い話。
姉とのやり取り。
肉親として、まさに文字通り、生きる死ぬ、の問題。
倫理観と医学の狭間に立つ。

さて。
今朝は快晴。
洗濯もした。
ほぼほとんど夫の洗濯モノ。
わたしは、洗濯オンナ。
ただし、手下、部下がいて、全自動では動かないオンボロの洗濯機。
いつになったら買い替えるのか?
微動だに動かなくなったら買い替えよう。

昔昔は川で洗濯。
川下の人はちょっと迷惑かも。
1日の大半を家事時間が占めていた。
過酷なのか、のどかなのか。

わたしの実家のおくどさんがこの度、蘇る。
前から故障はしておらず、単に使っていなかっただけ。

わたしがうんと子供の頃、おくどさんでご飯を炊いていた。
おくどさんは金属製小窓で火加減は調整する。
お風呂も焚き木で沸かしていた。
ぬるいと、祖母が焚き木を追加して焚べてくれていた。
味噌も梅干しも自家製、当然、お餅も臼と杵でペッタンペッタン。
餅米もおくどさんで大量に炊く。蒸す。
祖母が臼の中のお餅に水をつけて、男性が杵を振り翳す度にペタペタしていた。
焚き木を収納する部屋や、味噌を入れる味噌部屋があった。
夏は井戸水の中にスイカを沈めて冷蔵庫代わり。
冬は火鉢。
コタツは木製の格子箱?の中に炭?(または練炭?)
季節感が溢れていた。

わたし、ひょっとして、とんでもなく田舎の生まれ育ちか?
TV番組「ポツンと一軒家」の山の中で自給自足の生活をしているイメージ図か?
うーーん、、、ちょっと違う、、、。
あそこまでワイルドではない。もう少しマイルド。
家にはピアノや自家用自動車はあった。
プロパンガスもあり、台所やお風呂はぐっと近代化された。
のではあるが、やはり、昔の原風景はいまだに瞼の中に定着している。
体感として残る。
良い体験をさせてもらえた、と、豊かな自然に囲まれて暮らしたことは、今ではわたしの無形の宝物になっている。