蝶になりたい

いくつになっても、モラトリアム人生。
迷っているうちに、枯れる時期を過ぎてもまだ夢を見る・・・。

イケメン嫌い

2020-06-06 | わたし
濃厚接触が売り、のようなホストクラブ。
残念ながら、行ったこともなく、行く気もさらさらなく、仮に接待で連れて行ってあげようと強く誘われても断固、固辞する。
どんなに話術がうまかろうが、朴訥素朴、純真純情であろうが、博学AI君であろうが、いらん。キライ。

ジャニーズ系も真っ青イケメンであろうが、腹筋割れて褐色の光る肌だろうが、とろけるような甘いマスクであろうが、いらん。キライ。

もし、仮に親友が(いないけど)、こころの病にかかっていて、治療の一環として是非付いて行ってほしい、費用は持つから、と言われたら、断れない、普通に。
仕方ない、人助け。
そんな親友、そもそも親友自体がいないので、杞憂に過ぎないが。

報酬100万円あげるから行ってくれ、と頼まれたらすんなり行く。
ただし、コロナ期間はノーサンキュー。
終息した暁に。

と、なぜか、だんだん前向きになっている。

基本的には、イケメンにいちゃんが苦手である。
AIにいちゃんや、哲学にいちゃん、オタクおっちゃんのほうが、ずっと得意。
頷くだけは、らくちんだから。

イケメンにいちゃんで、話術が巧く、頭のキレる人は、タレントとして生き残っている。
昔イケメンだった元イケメンおっちゃんは、気の毒だ。
路線を変えることなく爽やかに行けたらよいが。
福山雅治と勝負しなければならない。
かなり手強い相手だ。

路線を変えるのが無難なコース。
イケメン枠から離れる。
別の特徴を打ち出す。
あるいは、元イケメンを自虐ネタにする。
見ている方は、ちょっと辛い。

一番、厄介なのが全盛ピーク時のファッション、時代文化、自負をそのまま引きずっている元イケメン。
お笑い芸人としては、まあまあかも知れないが。
でも飽きられる可能性がある。

どれをとっても元イケメンはイバラの道。
当時の妬みや復讐もプラスオンされたりするから。

いっそ、残念な自然体イケメンが良いのではないかと思う。
普通に老化。
誰でも歳を取るんだ、あのイケメンでさえ、と、普通の人々に明るい希望や勇気を与えてくれる。

わたしはイケメンに相手してもらえなかった哀しい青春時代を送ったもので、ちょっと仕返しっぽいテイストが加わっている。
というか、あまりイケメンというだけの人には興味なかったので。

で、話を戻す。
ここまで行くとでこまで戻したらよいのやら。

イケメン雑感を続ける。
ずっと前にも蝶ブログに書いたことがあるイケメンT君。
元仕事仲間。
肌のキメが細かい色白でほんのり頬は桜色ピンク、髪はさらさら天然茶系、細くはないが切れ長の目、日本的で優美なタイプ。
これは見た目ルックス、特に顔の特徴。
20代最後か30代始めあたりだったか。
かつて一度、交際していた女性と破局し、その後恋人なし、結婚経験なし。
入社前はバイトで宅急便の配達をしていた。
こんなにイケメンなんだから、モテるだろうと思うが、「ルックスでいい思いをしたことは一度もありません」と本人の弁。
もったいない。掃き溜めに鶴。

だからといって、わたしが優遇したかというと、答えはNo!
わたしって、無慈悲。
イケメンに甘くない。
別にいじめたわけでも冷遇したわけでもない。
イケメン以上に、彼はチョンボが多く、注意力散漫だった。
必ず小さなミスをするので、いつもいつもチェックしなければならなかった。
任せっきりに出来ない。
めんどくさい人物だった。
あれさえなければなあ、、、。

といっても、わたしはイケメンに弱いタイプではなく、中身を見る派。
皮膚を一皮剥けば、外側など意味がない。
外見には影響を受けない。

外見が良いが中身は?
外見が悪いが中身は?
別に好みや私情を挟まない。

他にも陽気なイケメン、明るいイケメン、色々いたが、営業向けの人物もいた。
外見のムードをプラスに効果的に利用するのは大いに結構。
ただ、最後は、やり方だったり、交渉術だったりする。

T君を連れていると、若い既婚女性にやっかまれたこともある。
あらそうなの?ぐらいにしか思わなかったが。

で、ホストクラブだと、外見以外に気を逸らさない話術、豊富な知識、鋭い知性、知恵、接待技術、接客極意、思いやり、誠意、真心ハート、一生懸命熱心さ、、、を求めてしまうわたし。
楽しませ方にも客を見て、いろんな引き出しから戦術を引っ張り出して欲しい。
しかし、こんな風だとシラケ客になって、「お客さん、お代は要らないから帰ってちょーだい」と言われかねない。
第一、場違いだし。

愛情はお金で買えないと思っている。

まあ世の中、色々あります。