蝶になりたい

いくつになっても、モラトリアム人生。
迷っているうちに、枯れる時期を過ぎてもまだ夢を見る・・・。

舞踏会にガラスの靴を履いていくのを忘れた

2018-03-07 | 趣味
今日は嬉しくて嬉しくて、書かずにいられないので書き散らす。
読まれる方は落胆されると思うが。
しかも、すごく些細なこと。
こんな些細なことを喜ぶなんて、わたし、箸が転んでも可笑しいお年頃。

何が嬉しくて興奮しているかというと「パーティで知らない人と踊り、後で知ったが、その人はスゴイ人だった」という、文字にして書くと一行。
お城で催される舞踏会に村娘が参加し、身分を隠した王子様と踊った、というストーリーのようなもの。
後から、外野(SNS)が、「あの人は◯◯なのよ、王子様なのよ」と教えてくれた。

残念なことに、ガラスの靴を履いて行かなかった。
履いて行ったボロ靴を落として来なかった。
王子様に、アピールゼロ。手がかりゼロ。

まあ、村娘は、一夜限りの夢を見たので、それでよい。
王子様は、自分に声を掛けてくれた。
私からの申し出で、途中で二度、中断したのに、気を悪くされず、三度もお誘いしてくれた。
もうそれだけで、いい。

参加者を喜ばせるために、お城(主催者)が手配した、王子様役のダミーかも知れないが、粋な計らいで、いいんじゃない?

王子様と踊った!
目立たない地味な村娘の、私と!

まあ、それだけなんだけど。
とても嬉しかったのだ。
わたしの鼻歌は、「あの人は王子様だよ」とSNS仲間が知らせてくれた昨日の朝から続いている。

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