雑誌を読んでいて、プロの道具使いが(カメラでも楽器でも道具)使用中に衝いた傷を何時までも懐かしんで思い出し、その傷を撫でて修理に出そうともしない。本物の材質で造られた道具だからこそです。その傷が、他に影響を与えるのは別にして大概はその時その心理の記念碑で有り、自分自身の心の傷であり愛着碑でもある。プラスチック製品に付いて傷が愛着を産む筈が無いっ!骨董の世界で割れた茶碗を「金継ぎ」という手法で繋ぎ使用する事が多多有る。勿論、基の素材は素晴らしい。それを捨てずに継ぐ、大変に趣き有る味をかもし出す。
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