常住坐臥

ブログを始めて10年。
老いと向き合って、皆さまと楽しむ記事を
書き続けます。タイトルも晴耕雨読改め常住坐臥。

りんご

2022年10月05日 | 日記
しばらく続いた秋晴れも、ここへ来て様子が一変した。雲が多くなって、南の風に変わって、大陸からの冷たい風が入ってきた。一気に、最低気温が10℃を切るような予報も出ている。秋の花は足が速い。ヒガンバナも、金木犀も一気に満開を迎え、花びらを散らしていく。そして秋から冬の味覚のおいしいりんごが出回り始めた。この記事を書いているとき、北海道の大雪山で初冠雪のニュースが流れた。高い山に冬がやってくる。

林檎の実赤し遠嶺に雪を待たず 大串章

りんごと言えば、今年は8月まで、昨年収穫したふじを買った。夏がきても、パリパリとした美味しい食感を楽しめた。貯蔵の技術が進化したためだ。けして安くはないが、晩秋に収穫したものが夏過ぎるころまで食べられるのは幸せである。9月になると、早稲の品種の津軽が出回る。紅玉は昔からの品種だが、もう店先に出回っている。こうしてみると、りんごは一年を通して食べられる。さらに秋が深まると、待っていたサンフジが出回ってきくる。

カーパー『食べるクスリ』から。「一日一個のリンゴを食べれば、血中コレステロールが下がり、心臓を守ってくれる善玉のHDLコレステロールが少し増える。その量のリンゴはまた血圧を下げ、血糖値を安定にした状態に保つ助けになる。一般的に、コレステロールが高い人ほどリンゴの恩恵は大きい」古い歌に、ベッドに入る前にリンゴを一個食べれば、医者はパンを乞うようになる。
コメント (2)
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