予報通りに雪になった。毎年見る雪景色だが、朝、ベランダから外を見ると、昨日までの景色が一変している。一年の間に積った塵や大地の汚れを覆い尽くして、白い風景が広がっている。昨日、雪の無い道を歩いた。今朝は、雪の積もった公園に出かけて、新雪の上に足跡をつけてみた。少年のころの冬の道がよみがえってくる。朝の学校までの道は、道がかくれていると近所の父兄が馬橇で道をつけてくれたが、それ以外は一人だけで雪に降られながら歩いた。その頃に口ずさんだ歌が思いうかぶ。
雪やこんこ霰やこんこ。
降っては降ってはずんずん積る。
山も野原も綿帽子かぶり、
枯木残らず花が咲く。
山形大学付属病院にコホート研究というものがある。例えば煙草を吸う集団と吸わない集団。この二つの集団では、長い目で見て健康状態に違いあるかという研究である。県内の住民約2万人の協力者に対して、主としてアンケート調査を定期的に行うことでこの研究を進めている。私もこの協力者になっているので、その研究の成果などを盛り込んだコホート研究通信が送られてくる。それによると、運動習慣では、1回30分以上の軽く汗をかく運動を週2日以上、1年以上続けている人は70歳台で男性35%、女性29%であるのに対して働き盛りの世代50歳代は男性16%、女性10%となっている。
最近買った優れものはファーウエイ体組成計である。スマホのアプリとつないで体重、体脂肪率、骨格筋量を計測して、アプリのグラフで毎日の推移を示してくれる。体重は57.4㎏~60.0㎏、体脂肪率は18.5%~20.4%である。運動後には、体脂肪率が低下していることが分かる。アプリのヘルスケアも新しい機能が次第に追加されて、最大酸素摂取量に加え、血中酸素、睡眠管理、ストレスまで身体の変化をリアルタイムで表示してくれる。年一度の健診だけが健康の目安であったが、ウェアラブルデバイスの出現で自分の健康状態を知ることができる時代が到来している。