憲法九条2項

護憲の立場から発言する。特に九条2項の交戦権否認を守る仲間を拡大する。

総裁選は人気投票でいいの

2006-08-05 12:14:15 | Weblog
*3ヶ月も前の靖国参拝が、なぜ今問題になるの?問われて・事実関係を明確にしないままだんまり。このような人物が次期総理総裁最有力候補とは日本の不幸ってものだ!

靖国参拝は「個人の心の問題・とやかく批判する方がおかしい」と小泉総理は言う。・・・が、靖国は特殊な戦争歴史観を持っている。戦争=聖戦の歴史観である。
この靖国歴史観を否定しないままの参拝は、憲法擁護の義務を負う国会議員の公務参拝は憲法違反行為(裁判所は判断を避けているが)に近い。

ブッシュ政権誕生し、9・11テロ発生。テロには屈しないと宣言・戦争への道を進む。それから・世界には「安易に戦争に訴える」風潮が広がっている。そして、対立国には超強固政策が国民の支持を集める風潮が強まる。行き着く先は武力衝突=戦争になる。

北朝鮮問題に最も強固政策発言で国民の支持を高めた=阿倍官房長官。この国民的人気がポスト小泉最有力の地位を築いた。北に、自衛戦の名において先制攻撃論まで政府内にはあると言う。強固論者阿倍官房長官に危惧する所以である。

同じ自民党・誰がなっても大差は無い。・・・が、識者の多くが、経済政策では違いが出ると言う。「弱肉強食の格差社会をさらに強めるか」、「弱者切捨てを止め・助け合い支え合う社会に方針転換するか」であると言う。投票権ある代議員さん・政策で支持候補に投票する。勝ち組に付き保身を図るは愚人のなすことです。

靖国参拝問題は、個人の心の問題である。だが待ってよ、ちょっとでもアジア外交に関心あれば、靖国問題が個人の心の問題でないことは理解できる。日本の指導者になる自民総裁は政策で選出するが正論。保身で勝つ側に付く。議員さん!そこまで落ちぶれていいのですか。

国民には自民党総裁の選挙権は無い傍観者である。が、来年参議院選挙には投票権が行使できる。忘れまいぞ!忘れまいぞ!