懐かしい昭和の情景を追って

過去に撮影したネガをフィルムスキャナーで電子化しています。蒸気機関車、古い町並み、茅葺民家を投稿します。

今年輝いた人、来年輝く人

2019年12月31日 | 日記
今年彗星の如くブレークしたスポーツ選手
なかなかブレークする人の予想は難しいものだ。
1.男性ではヤクルトスワローズの村上宗隆選手19歳 高卒2年目 本塁打36本、96打点、 日ハム、清宮の外れ一位が本命より活躍している。ドラフト一位でも活躍するのは12球団で1人くらいのものだ。
2.女性ではゴルファー、澁野日向子21歳 今年5勝、賞金2億3千万円、
プロテストに一度落ち、二回目も下位の方で合格、そんなに注目もされていなかったのに全英オープンで42年ぶりの優勝、ラウンド中に菓子は食べる、握手はする、笑顔で見る人を幸せにした。人気が出ると過剰にマスコミが取り上げるのが心配。
来年以降、天狗にならず、謙虚なまま50円の菓子を食べながらプレーをしてほしい。人間は大金が入れば不幸になる人もいる。どう人間的に成長するかも見続けたい。

来年は2020年東京オリンピックイヤーどんな選手がブレークするか楽しみだ。
全く予想だにしない選手からヒーローがでると感動する。
例年予想外の金メダルの人がいる。一方期待選手が全然ダメなケースも多い。


年の瀬川柳
1.餅つかずお飾りのなく年の暮れ        

2.年の瀬に訪ね人ない老夫婦

3.偽装するパソコン画面に腹が立ち
年末年始になると増える偽装メッセージ、最近は削除しにくく悪も進化してている。

4.邪魔だからどこかへ行ってと妻がいい

寒天、ゼラチン、アガー

2019年12月28日 | グルメ
年末、介護でお菓子作りをした。爺さん婆さん、介護スタッフがエプロンを付け三角巾を被り菓子作りだ。日本には便利な言葉がある。馬子にも衣裳である。

柚子の入ったゼリーを作った。材料はゼラチンを融かし柚子の汁と皮、砂糖などを加え冷蔵庫で冷やした物。
凝固させる材料を調べてみた。寒天、。ゼラチン、アガーと出てきた。
寒天は漁港に行くと天草を干しているのをよく見た。ところてんや水羊羹をよく作っていたので馴染みがある。ゼラチンは何を原料にしているのか知らなかった。
寒天とアガーは海藻などの植物性で溶かすのに90℃以上に加熱して溶かし、固まりだすのが50℃以下だそうだ。
ゼラチンは動物性たんぱく質でコラーゲンと呼ばれている。豚の皮や骨の髄から抽出するそうだ。接着剤に使われる膠(にかわ)と同じ原料だ。
魚の煮凝りも同じたんぱく質で汁に溶け込み気温が下がると汁が固まる。
ゼラチンは30度以上で溶ける。15℃程度で固まる。

人間は自然界の中から凝固するもの探し求めたのだ。

5年ほど前に、NHKの時代劇で9回連続の番組に「銀二貫」という番組があった。
寒天が出てくる番組だった。
天草の卸商の主人(津川雅彦)が、天満宮に銀二貫を寄進しようと歩いていたら親子の侍に、刺客が切りかかり父親は殺される。子供を助けようと銀二貫を差し出し命乞いをする。その子供は天草商の丁稚として育てる。
その子供は成長して糸寒天を作り、大豆と寒天で羊羹を考え潰れかかった店を立て直す。
二十年後に侍が店に来て刺客として侍を殺したが権力争いでの悲劇と銀二貫を返しにくる。その侍も病気で命もいくばくか。助けた子供に店を継がせ主人も亡くなる。商売も繁盛し銀二貫をやっと天満宮に寄進する。
あの頃はまだ津川雅彦も存在感のある演技をしていた。

余った干し柿で干し柿羊羹を作った。干し柿の種を取りミキサーで細かくして寒天を溶かして干し柿を入れ冷ました。作ったものの子供や家内も手を付けない。仕方なく一週間かかり自分で食べた。不味くは無かった思うが

一年に一作品は残す

2019年12月26日 | 日記
歳をとり何もせずに暮らすのは難しいものだ。
身体が動かなくても、何もせずボケーと暮らすのは苦痛である。
何もせず生きるのは自分で自分をアホと認めている証拠である。
人間は生きる意欲を失わないかぎり、何かしようとさする向上心が湧いてくる。
昨年と同じ事をして日々、暮らしてはいけないものだ。変化がいる。 
向上心と挑戦意欲が毎年、何かひと作品を作ろうと思う。

ケアーマネージャと話をしていて、回想法という昔の写真を見せて脳の活性化をはかる訓練がある話を聞いた。プロジェクターに投影する資料を自分の写真を使い作った。
今のパソコンのofficeにはpowerpointが標準で入っている。
これを使い懐かしい岡山の風景の資料を作った。写真枚数400枚
こんな資料を作っておけば息子たちも見てくれるかもしれない。
今は家庭用のプロゼクターも7万円くらいで売っている。
大形テレビがあれば、それでも20人くらいならば見える。
図書館などのカルチャー講座で昭和の風景の映写会が出来ないか交渉してみようと思う。

もう一つは昭和の死語のカルタを作った。脳トレのための昭和の死語の問題も作成した。今は俳句カルタ(林一茶、芭蕉)ことわざカルタや慣用句カルタなどいろいろあるのだ。老人の脳トレだけではなく小学生の教育にもなるようだ。

蒸気機関車 伯備線井倉

2019年12月24日 | 蒸気機関車
蒸気機関車を横から撮る。
電柱が手前になく広い場所があり、そこで列車を待つ。
前を走り抜けるのを撮影する。
この当時の農家の民家や倉も撮っておくと参考になった。
この当時は蒸気機関車だけしか、興味がなく他の風景は撮っていない。
列車を待つ間は何をしていたのか、行き帰りの列車の中では何をしていたのであろうか? 
随分、無駄に時間を費やしたように思う。カメラ三脚を持ち歩くブラブラするのも面倒くささもあった。
今の人は鉄道撮影も、自分の車やレンタカーで行くので、休憩も寒さ暑さも車に入れる。

懐かしい物 茅葺民家 雪の中を歩く

2019年12月23日 | 懐かしい物
撮影場所 岡山県旧加茂町
横の茅葺民家も撤去された。何時までも昔の風景は残らない。
茅葺は何倍も瓦屋根より劣化が進む。
材料が近くに沢山あり、人件費の掛からない結いの頃は、維持できたが人件費が葺き替え費用で一番掛かれば茅葺は姿を消す。

雪の中を歩く人がいた撮影。自分もカメラが濡れるので傘をさして撮ったのであう。
雪や雨の日はフィルム交換に神経を使う。手やカメラをタオルで拭いて、車の暖房を効かせ乾燥させてフィルム交換する。
雪の降る日の山間部は人も出会わないし寂しいものだ。

Excel日記

2019年12月22日 | 日記
定年になっても、病院や介護の予定があり、スケジュール管理のため日記は付けている。
神経障害で字が書けなくなり手書きの日記はやめた。
パソコンなら遅いながら打ち込みは出来る。

定年前から15年間、Excelで縦6本の表に記入している。
表はA4サイズにしているが印刷はまずしない。
月日、曜日(土日祝日は色付け)、記事1(自分、家庭予定、結果) 記事2(日本、世界の出来事、天気台風、雨は水色 ) 健康状態(排便、排尿を暗号記号で書く)
Excelは横にはいくらでも書ける。写真も貼れる。株(暴落、暴騰) スポー ツ結果、例、大谷ホームラン、田中将大何勝、有名人の訃報、(例、中曽根康弘101歳、八千草薫84歳等)、もらい物。事件(沢尻麻薬所持)、事故の補足   横の余白に思いついた親父ギャグ、川柳、ブログネタ、イタダキ話、 特筆すべき項目は太赤字に黄色地

Excelのいいところは、年月日がうるう年を考慮して連続記入してくれる。曜日もコピーするだけ。年を入れると長くなるので入れていない。年度はカーソルで確認できる。
15年分で5500欄の記入、容量は770kbと軽いものだ。
日記のバックアップは一週間に一度別置HDDにコピー



OB会の忘年会

2019年12月21日 | 日記
勤めていた製造所のOB会の忘年会に参加する。
私は日常、ほとんど人との付き合いはないので会社のOB会だけは参加する。
車椅子で参加するのは私くらいのものだ。箸も上手く使えないが隣の席の人が料理は取ってくれた。いつも惨めな思いで参加している。

最近は60歳定年後、65歳まで再雇用で働くのでOB会に入会する人が少ない。
定年後まで会社の人と付き合いたくない人が増えているだろう。
職場にもOB会があり会社の情報はある程度入ってくる。

しかし、身体の動く人は製造所のOB会に入った方が活動サークルが沢山ありグランドやテニス場、体育館、OB会会館を使えるので便利だ。それとメーリングリストで社内報や訃報、連絡も回ってるので便利かと思う。

今までの会員なら9割まで顔と名前が分かるが、これからは若い世代になり浦島太郎になるだろう。
5人テーブルで座る。両隣の名前は知っているが出身地は知らなかった。
右隣の人に聞いたら青森県という、青森のどこと聞いた。青森はわかるのと聞いた。青森は8回車て走ったので大体分かる。青森の西津軽という。更に聞くと西津軽郡旧岩崎村だった。茅葺民家を撮りに行った。白神山地の入り口の12湖にも行ったと話した。岩崎村は秋田県に接している。高校は秋田県の能代市の方が青森の五所川原などより近い。五能線沿線だ。今頃なら日本海からの風雪に悩まされる。
悲しみ本線日本海である。厳しい所で育ったのだ。親の仕事の関係で子供はどうしょうもない。

左隣の人に聞いたら山口県の宇部市の出身だという。宇部の常盤湖や常盤公園にも行った事がある。ペリカンのカッタ君を見に行った事があるといった。
カッタ君は人に飼育されたので明光幼稚園まで飛来して話題になった。この前に動物の番組でカッタ君特集をやっていた。ペリカンは50年は生きるそうだが、11年前に23歳で死んそうだ。

左隣の人が言うには宇部は炭鉱が盛んで常盤公園の周りにも炭鉱住宅があったが閉山で同級生の親も都会に職を求めて宇部を離れて行った。
常盤湖、自然の地形であんなところに何故、湖があるのか不思議だった。
ネットで調べると江戸時代の元禄年間に新田開発の為に人が石垣で堰堤を築いた池であった。香川の満濃池と同じだ。

今回は出身地の共通の話題で話せたのは良かった。
テレビの旅番組やブラタモリ、家族に乾杯も各地が出てくる。惰性て見ず真剣に見る事だ。何歳が来ても知識と金は増やす事が必要だ。


茅葺民家 岡山県旧大佐町尾原

2019年12月21日 | 茅葺き民家
岡山県の山間部の集落と集落を結ぶ細い道を一本一本走る。
大佐町尾原も山の中のポツンと残る集落である。
今は消滅の危機のある集落であろう。
茅葺に住む人も、もっと便利な所に家を建て移り住むと云う。
大佐町も町の中心地へ行けば、高速道路の中国自動車道も走っている。JRの鉄道も走っている。

こんな山間地の集落を訪ね歩いても何になるのだろう。ガソリンタ代と時間を費やして何になるのだろうといつも自問自答する。少なくとも全国各地の田舎の暮らしの断片は見てきた。 行動しなければ茅葺民家にも出会えなかったし映像にも残らない。人生は行動の積算かもしれない。生きている限り行動する意欲が湧いてくる物を続けることか。

茅葺民家の横をホッカムリした老人が杖を突き歩いてくる。
生まれてこの地で暮らしてきたのであろう。学校はどこにあったのか、歩いて子供ながらに何キロも歩いて通ったのか、どんな暮らしをして家族を養ったのか、聞きたい事は沢山あったが眼の表情から会話は難しいようだった。

東京直下地震のビデオを見て

2019年12月20日 | 日記
NHKが一週間にわたり放送した東京直下地震のビデオをやっと見た。
地震の中でも東京に全ての機能が集中しているので影響が一番大きい地震と言える。経済的被害が膨大
首都圏に人口集中させない施策は、法律をつくってでも政治家がやってこないといけなかった。政治家の本来の仕事だが、票にならない、反感を買う事はしない。地方分散すると資産価値は下がり、賃貸マンションには人が入らない、商売には人が来なく売上低下。都市はごたごたと密集するほど活気がある。
 
放送では起こりうる災害、木造住宅の密集と火災旋風、人口の密集による群集雪崩、ビルの倒壊、民家の倒壊による閉じ込め、公共交通全面停止、大渋滞、エレベーター閉じ込め、通電火災
 
阪神淡路大震災にもあった建物の道路への倒壊で消火活動きが出来ず、ガス漏れによる火災、ビルの座屈による倒壊、高速道路の倒壊、鉄道橋脚の倒壊も考えられる。

東京直下地震を見てあの映像を見て感じた事。
大都会の密集、人口集中では何が起きるか、想像がつかない。災害の拡大防止をするにも人員不足。
防災対策は練っていると思うが実際くると機能しないと思う。人員不足や連絡手段、消防車の不足、道路の通行止めなどで。
火災が発生し初期消火に失敗すると神戸の長田区のように燃え尽きるしかないように思う。どこへ避難するか広場といえども関東大震災や太平洋戦争では火災旋風で何万人も焼け死んだ。
木造密集地は避けビル街が安全かもしれない。以前やっていたNHK特集で地震での渋滞の車に燃え移りガソリンに引火、火災を拡大させるという実証映像があった。
 
一週間にわたり放送されたのにブログなどの反響は思ったほど多くなかったように思う。
自分が生きている間は巨大地震など来てほしくない。地震が来ても住む場所を離れる訳に行かない。日本はどこで住もうと地震は避けられない。
.自宅も家財も思い出も全て灰になる光景は想像もしたくない。
防災用具や飲料水の確保、家具の転倒防止はしてある。
犠牲者は二万人、首都圏人口2000万人の0.1%なので自分は絶対、生き延びるとおもっている。
 
疑問に思った事、エレベーターに昼間1.5万人が閉じ込められると言われている。
エレべ―ターからの脱出は担当者がこないとできないのか、高層恵エレベーターは飲料水や簡易トイレは収納されているのか、ホロコーストのアウシュビッツへの移送列車のようにまるで動物の移送のように糞尿だらけになるのか。
非常用バッテリーで近くの階まで下がりドアーが開放する新機種もあるそうだ。エレベーターに乗って観察したことはないが、エレベーターに地震の緊急時の処置は書いてあるか? そうゆう眼で見た事はない。
脱水は48時間水を飲まないと失神するそうだ、点滴をしないと命を落とす。密室でも空気は出入りするので酸欠にはならない。
 
都市圏の人口からみて避難者はどこに宿泊させるか、場所取りで暴動や殺し合いが起きるように思う。冬場、夏場は避難所で命を落とす人も出てくる。無人の家には泥棒に入り強奪も横行する。今は外人も多く治安の悪化は避けられない。
東京を脱出して全国各地で一時宿泊場所を提供するしかない。
 

日本茅葺紀行 NO,531 新潟県上越市 大根干し

2019年12月17日 | 日本茅葺紀行
撮影場所 新潟県上越市大島区田麦
田舎に行くと田麦の付く地名に時々、出会わす。
山形県の田麦俣は有名なところである。
山形では軽井沢に何回もであった。
私の行くところは山間部の集落のあるところばかり。

大根の漬物にするの藁に挟み干している。
塩の取り過ぎで大根は漬けなくなった。それより大根を四つ割りにして三日干し調味料に漬けるのが簡単でいい。ニンニクを入れたもの、ユズ味のもの、唐辛子味とコーヒーの空瓶に作る。

「干す」という写真集を見た事がある。穀物をゴザで干す、稲を稲架に掛けて干す、大豆や落花生を干す、大根や蕪を吊るして干す。柿を軒先にスダレの如く、魚を干す、タコやイカの姿干し、昆布やワカメを干す、筆や茶筅にする竹を干す、全国各地には色んなものを干してきた。自分も旅をしながら、そんな光景を見てきた。
奈良県の生駒市では、いまでも茶筅作りをいる。真竹をある長さに切り干している。
筆に使う竹は河原に生えている笹を節の長さに切り河原で大量に干している。(岡山県吉井川の河原)

それを、写真集にしようと気付いた人は凄いと思う。旅をしても、観光地を回るだけ、美味しい料理を食べるだけ、温泉に入るだけではなく、何か違いに気付く事が必要だなあと思う。