懐かしい昭和の情景を追って

過去に撮影したネガをフィルムスキャナーで電子化しています。蒸気機関車、古い町並み、茅葺民家を投稿します。

茅葺き民家 三重県阿山町の民家 モノクロ

2015年02月28日 | 茅葺き民家
デジタルカメラが出てきてもモノクロで撮影していた。
デジタルカメラも画素数が少なく銀塩カラーに劣っていた。
現在のデジカメは中判クラスの性能も出てきて銀塩カラーの撮影は必要は無くなった。
銀塩カラーは時間経過とともに脱色するのでそのバックアップでモノクロを撮っていた。
モノクロは7年前にやめていた。カメラが壊れたのでやめた。フィルム現像に出すと一週間以上かかるしフィルムもなくなった。デジタルカメラの性能がよくなりカラー銀塩もやめた。
銀塩モノクロを撮っていたのは蒸気機関車のモノクロフィルムのネガは人気がある。何枚もコピー出来るデジカメと違い、その一枚しかないのが強みである。
茅葺き民家もそんな思いでモノクロフィルムで残した。
しかし、フィルムの確保や現像の事を考えコスト的にもフィルムで撮る必要が無くなった。

この民家は三重県阿山町、現在は伊賀市、少し走れば滋賀県、信楽にも近い。
朝、岡山に立ち撮影をしながら夕方にこの民家にたどり着く。
日が暮れるまで撮って名阪国道、近畿自動車道で日帰りも可能ががこの日は三重県で一泊した。




日本茅葺紀行 NO,198  京都府美山町の民家

2015年02月27日 | 日本茅葺紀行
美山町で菅笠かぶった女性が畑仕事をしていたので声を掛けて撮影させてもらう。
建物だけでなく身なり格好も茅葺き民家の撮影には欠かせない。
こんな笠は隙間が空いていて涼しいそうだ。
菅笠と言いながら竹で編んだの多い。国産だと高いので中国製が多い。
男性がかぶっているのを見たら木曽路と書かれた土産物をかぶった人もいる。

懐かしい物  竈(かまど)のある風景

2015年02月26日 | 懐かしい物
撮影場所 栃木県芳賀町

波賀町の茅葺き民家にお邪魔したら台所は昔のままだった。茅葺き民家も江戸時代のままだった。NHKの郷土料理の番組で栃木の郷土料理「しもつかれ」をこの台所で作り放映された。
竈は現役で使っている。
関西以西でおくどとかおくどさんと呼ばれている。
「お」は丁寧語で「はん」や「さん」の敬称をつけて呼ぶこともある。
昔は家の中にもいろいろな神がいて荒神さんをお祀りしていた。

手前にある竈は鋳物製でもみ殻竈である。地元では「ぬかくど」と呼ばれている。
このあたりの農家は米の耕作面積が大きく大量のもみ殻が出るのでそれを燃料にする。
時間を掛けてご飯をたくので美味しいという。皐月の苗を買いに波賀町の農家に泊めてもらった事がある。その家でももみ殻竈を使っていた。
新米のコシヒカリを頂いた、なんでも美味しく食べていた頃で微妙な味の違いは分からなかった。

このもみ殻竈はネットをみると今も売られている。10万円以上するようだ。。

オヤジギャグ その15 リッチ

2015年02月26日 | オヤジギャグ

ジジィ川柳

1.リッチには なれずエッチな ジジになり

 一字違いで大違い。エッチはくれぐれも相手と場所をわきまえましょう

2.手土産の 底に隠れた 下ごころ。

 もらう理由もない手土産に隠れた男の下心、そんなの分かっているわよ、くれるるものはなんでももらう女のしたたかさ。

岡山の茅葺民家 落合町田原山上 モノクロ

2015年02月25日 | 茅葺き民家
このコーナーは岡山の茅葺き民家ばかり投稿しています。
平成になっても岡山には500軒以上の茅葺きが残っていましたがその後、急激に数を減らしています。
茅葺きの特徴は耐久性がない、葺き替えに多大な金が掛かる。火災に弱い、葺き替えの職人がいない。茅場がない、高齢化で茅の確保が出来ない。冷暖房の効きが悪い。現代生活に不便等、
現代の生活には合わないのが現状です。
無くなるのはやむを得ません。我々に出来るのは残っている茅葺き民家の写真を後世に残す事でしょうか。
私は岡山に住んで45年になります。転勤でどこに住むか分からなかったので岡山に愛着がそんなに無かった。今となっては岡山をテーマに写真を撮り残せ無かったと反省する。
岡山の駅と鉄道、岡山の橋、岡山の港、岡山の街道と古い町並み、岡山の地場産業、岡山の茅葺き民家と日本家屋、岡山の川と川辺の風景など

この写真の落合町田原山上地区は地名の通り山の上の集落である。
水田は出来ない畑作だけである。
普門寺というアジサイの寺が近くにあり訪れる人もいる。
今は県道が広く整備されて行きやすくなった。
茅葺きを求めて地図を見ながらあても無く走った。
開発から縁遠いこんな土地は昔からの建物や生活が残されているものだ。
ほっとする昭和の風景が残っていた。
何度も通えばまた違った風景に出合えたかもしれない。
ここを訪れたの二度だけだった。






茅葺き民家 鳥取県国府町の民家 モノクロ

2015年02月24日 | 茅葺き民家
鳥取県の東部、国府町に撮影に行く。国府の名が残っているので国府があったのかもしれない。府中の名の付くところも国府があったところが多い。
一宮の名の地はその国の一宮があったところが多い。
かっては地名が歴史を表していたが平成の大合併で味気ないものになった。
20年前ならば山間部を走れば茅葺民家も残っていたかもしれない。
国府町に茅葺が残っているのを教えてもらったので出かけた。
こんな場所は観光地もなく用が無ければ訪れない土地である。
鳥取東部は因幡(いなば)の国、茅葺は入母屋で棟にはカラスオドシを乗せる。
家の周りを生垣が囲む、杉などの生垣のようだ。
生垣の民家もこれからは少なくなっていくだろう。
意識して生垣も記録していく必要がある。( 生垣ならばいくらでもあるので古い民家のセットならば撮る)



オヤジギャグ その14 4文字熟語

2015年02月23日 | オヤジギャグ
1.「千客万来」

 ・人気ケーキ店 ご希望のケーキは「先客満来」で売り切れました。


 ・尖閣列島 中国の海洋監視船が度々くる、あれは「尖閣万来」だなあ。

2.「千載一遇」

先日、妻と買い物に行っていたら先妻とバッタリ会ってね。
先妻と別れたのが今の妻と浮気が原因、そりゃあ大変なバトルになってしまった。
前の妻にすれば「先妻一遇」と見て攻撃に来たのでしょう。しかし、諸悪の根源は貴殿にあるぞ。

日本茅葺紀行 NO,197  広島県熊野町の民家

2015年02月23日 | 日本茅葺紀行
熊野町の民家、庭も整備された家、寄棟で箱棟造り
広島県の特徴のでた民家だ。
周りの家も釉薬瓦の屋根の家がいい。茅葺民家を引き立てるのは周りの風景も必要だ。
周りに何もない一軒屋は撮りやすい。茅葺民家は総じて敷地が広く田舎の風景の中にある事が多く助かっている。
プレハブ造りやコンクリー造りや電柱、ガレードレール、コンクリートブロックのない民家を出来るだけ撮っている。
時代とともにこんな場所も厳しくなってきた。










蒸気機関車

2015年02月22日 | 蒸気機関車
撮影場所 岡山県 岡山機関区

岡山機関区にC11形蒸気機関車がいた。津山線や吉備線を走っていた。岡山に何台いたのであろう。それくらいは把握して全台撮るくらいの意気込みが必要だった。
C1155番、プレートに型式が入っている。そういえばC12型の55番のプレートにも型式が入っていた。
しかし、C11型トC58型の蒸気機関車は人気が無くて雑誌にも書かれていて積極的には撮っていない。
地元でも津山線や吉備線の写真はほとんど見ない。
C11型C58型は雑誌を鵜呑みにした結果である。
津山線は法界院駅に大学や高校があったので通学列車が多くでていた。しかし、走るのが街中のため絵にならずそんなに写真が残っていない。
私もちょっと行けばいいのにC11型など撮っても仕方がないと決めつけたところがあり結局撮っていない。

雑誌や人の言葉を鵜呑みにするのは愚かな事である。
私は蒸気機関車を撮っていた頃は成人して働いていた。自分が考えで何を何のために撮るのかこれを撮っておけば将来何に生かせるのかを列記して確実にこれは撮っておこうと計画する必要があった。
写真は自分の考えている事、以外は撮れない(発見できない眼に入らない)、また個人の思考能力以上の物は撮れないのだとつくづく思う。
言い換えれば写真を見ればその人の思考レベルが他人に見抜かれるという事でもある。



岡山の茅葺民家 モノクロ

2015年02月21日 | 茅葺き民家
撮影場所 岡山県加茂川町(現在は吉備中央町)

加茂川町は高度が300メートルから400メートルの山間の地で平野部は少ない。平らなところは畑として山の斜面も利用されている。
吉備高原の一部でもある。棚田では水田、段々畑では白菜などの野菜を作っている。
この茅葺民家では手作りコンニャクを製造し岡山や倉敷の日曜市などに出品すると言っていた。そんな山間の集落を茅葺を求めて走った。目的の地もなくただ茅葺に出合えないか人に聞きながら走った。
茅葺民家も時々見掛けたがかなり傷みも進行していたので葺き替えが必要であった。
しかし、葺き替えた家はほとんどなくトタンに変わって行った。

このあたりの家は棟に茅の葉を落とし束ねたメワラと呼ばれる棟飾りを乗せる。この家の物は大分痛んでいる。