懐かしい昭和の情景を追って

過去に撮影したネガをフィルムスキャナーで電子化しています。蒸気機関車、古い町並み、茅葺民家を投稿します。

日本茅葺紀行 NO,531 新潟県上越市 大根干し

2019年12月17日 | 日本茅葺紀行
撮影場所 新潟県上越市大島区田麦
田舎に行くと田麦の付く地名に時々、出会わす。
山形県の田麦俣は有名なところである。
山形では軽井沢に何回もであった。
私の行くところは山間部の集落のあるところばかり。

大根の漬物にするの藁に挟み干している。
塩の取り過ぎで大根は漬けなくなった。それより大根を四つ割りにして三日干し調味料に漬けるのが簡単でいい。ニンニクを入れたもの、ユズ味のもの、唐辛子味とコーヒーの空瓶に作る。

「干す」という写真集を見た事がある。穀物をゴザで干す、稲を稲架に掛けて干す、大豆や落花生を干す、大根や蕪を吊るして干す。柿を軒先にスダレの如く、魚を干す、タコやイカの姿干し、昆布やワカメを干す、筆や茶筅にする竹を干す、全国各地には色んなものを干してきた。自分も旅をしながら、そんな光景を見てきた。
奈良県の生駒市では、いまでも茶筅作りをいる。真竹をある長さに切り干している。
筆に使う竹は河原に生えている笹を節の長さに切り河原で大量に干している。(岡山県吉井川の河原)

それを、写真集にしようと気付いた人は凄いと思う。旅をしても、観光地を回るだけ、美味しい料理を食べるだけ、温泉に入るだけではなく、何か違いに気付く事が必要だなあと思う。



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