懐かしい昭和の情景を追って

過去に撮影したネガをフィルムスキャナーで電子化しています。蒸気機関車、古い町並み、茅葺民家を投稿します。

茅葺き民家 ススキ

2018年11月30日 | 茅葺き民家

撮影場所 広島県旧西城町 岡山県旧阿波村

茅葺き民家の近くにはススキが生えている事が多い。ススキは穂が風に飛びどこにでも生える。作物を作らず休耕田にすると何年かするとススキの草原になる。

茅葺き.ススキ.杉林は懐かしい風景だ。

茅葺き民家が減り懐かしい風景も少なくなった。

10月中半から12月がススキの撮影のシーズンである。雪が降ると倒れるし穂が飛んでなくなるので二か月の勝負だ。

その時期にカメラを持ち出掛けないと撮影できない。柿の実った風景も同じだ。面倒くさがらず行動しないといけなかった。

写真でも凄い人は行動力がある。フットワークの軽さがないといい作品は残せない。

晩年になれば自分で運転が出来ないので撮影に行けるチャンスは何度もない。

 


岡山文庫

2018年11月29日 | 日記

岡山には岡山文庫という単行本がある。昭和40年くらいから毎年6冊くらい発行している。

今まで312のテーマで発行している。岡山の文化を後々まで記録と伝承のために出されている。

私も岡山へ転勤してきたのは昭和44年、何十冊か発行されていてそのうちにネタ切れになり止めるだろうと思ったが現在も続いているのは驚きだ。しかも50年前の本が今も買えるのが驚きだ。買わなくても図書館ならば置いてある。

この文化を文庫に残すのが凄いと思った。まるで各地の産物や植物など記録に残した古代の風土記である。

岡山位の人口で本離れの時代にいくら売れるのかは知れないが経営的に成り立つものだ。 

私も写真の参考に岡山の民家.岡山の街道.岡山の民具を買った。

しかし、岡山は故郷でもなく勤務先でしかなく岡山に愛着は感じなかった。

この本を参考にして撮っても二番煎じになるだけで余り撮影しなかった。

50年も経過して今考えて見ると二番煎じでも撮った方が良かった。時代は元には帰れない。

撮っているうちに自分の考えやストーリーで撮っていたと思う。

テーマもいろいろと浮かぶ茅葺民家.駅.水路.古い町並み.漁港や連絡船

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


日本茅葺紀行 NO,483 愛媛県旧野村町

2018年11月29日 | 日本茅葺紀行

撮影場所 愛媛県野村町 現在は西予市

西予市は今年の7月の豪雨でダム放流が多すぎて家屋.人命.車を押し流した。

ダムがあるから治水効果があり大丈夫という誤った先入観がある。

ダム貯水量と土壌の吸水量と降水量により大きく違う。

今年の七月は雨も多かったのでダムは満水に近く土壌も吸水代がなく、そこへ五〇〇ミリの雨が降った。

降った量だけ河川にながれだした。河川の堤防が越流しない雨量は二〇〇ミリで設計されている。

堤防が防げる雨量の2.5倍降っている。

茅葺き民家のあった集落は惣川という四国山地の深い谷筋を上っていく。四国の山も険しい地形である。山腹に集落が点在している。日本はどこへ行っても少し平らなところがあれば人は住んでいる。

あと15キロも進めば高知県との県境、檮原町に入る。

四万十川の源流であり坂本竜馬が脱藩のため越えた山中である。


耕作か口作か

2018年11月27日 | 日記

家内は年寄りばかり20名のランニングクラブに入れ毎月一回か二回マラソン大会にでている。

フルマラソンは年に一回か二回でるが途中棄権が多くなった。

マラソンに出る位の元気な老人のため毎朝10キロ走り昼間は家庭菜園をしている男性が多い。

そんな家庭菜園をしている男性の畑に女性が四.五人で野菜を貰いに行く。

女はこんな交渉は上手いものだ。この前も大根と白菜を貰ってきた。

家内も野菜は作っているが法連草チンゲン菜の葉物や玉ねぎ、スナップエンドウなど手間が掛からず作れるものだけだ。

もらってくるダイコンや白菜は買ったような立派なものだった。深く掘り柔らかな土でないとまっ直ぐな大根はできない。

私はこんな交渉で野菜を貰うのを耕作でなく口作だなあといった。口で褒めて野菜をいただく、これも生きるための智恵であろうか。

田舎に暮らしているとだれかれと余った野菜をくれる。いくら家にあってもいらないと言わない。いうと二度とくれない。

貰ったものは子供や知り合いにあげればいい。

歳を取ると大根やゴボウが美味しい。ダイコンの煮付けやおでんは飽きない。


蒸気機関車 直方のD50型

2018年11月27日 | 蒸気機関車

筑豊線(福岡県)の直方駅を発車のD50型蒸気機関車

門鉄デフで門鉄デフ好きにはたまらない機関車だ。門鉄デフは門司鉄道管理局で改造されたデフレクターの意味

40年前の写真を飽きもせず投稿している。鉄道や茅葺民家.古い町並みに興味のある人は限られている。

それでも何百人の人が毎日見てくれていれば投稿を続けようと思う。gooのブログはどんな記事にアクセスされたかがわかる。

読者はこんな物に興味がありこんなタイトルで検索しているのが想像できる。

死んでしまったら何も出来ない。生きているうちが華である。

ブログは自分で撮った写真を使い自分がネタを探し文章にすのが基本であると思う。

ブログに書けばその時代に生きた痕跡が残せると思っている。

 


懐かしい物 木舟のある風景

2018年11月26日 | 懐かしい物

撮影場所 岡山市

岡山や倉敷は干拓地のため水路が張り巡らされている。

道路の整備が不十分で車も運転免許も持っていない頃は木の舟が農作物の運転手段であった。

水路もコンクリート張りでなく棒杭や石垣で土留めをしていた。

石橋や板橋も多かったと思う。昭和の時代には古い水辺の風景も残ってていたとおもう。

岡山や倉敷の水路や水辺の風景をなぜもっと撮らなかったかと悔やまれる。

私のブログを見た人が昭和の街並みのアルバムを見せてほしいと家にきた。倉敷の総合病院の医師をされている。

その人の生まれる5年前の写真であるがそんな懐かしい風景に興味があり本を買ったり図書館で調べたりしているそうだ。

昭和51年の高知市の写真集を四冊持参したので見せてもらった。高知市に出張に行った時に写真展をしていたので見て本を買ったそうだ。

若い世代の人でもこんな昭和の風景に興味があるのだ。

その写真集は武吉孝夫写真集の昭和51年を歩く高知市 ネットでも検索可

それを見ると水路や水辺の写真が多い。水路も時代とともに変化していったのだ。

水路用水 漁村 町並み 駅舎 線路とその土地ならではのテーマに気付き撮影すべきだった。

 

 


電化製品の故障

2018年11月25日 | 日記

電気冷蔵庫、電子レンジと相次いで故障した。

修理には二万円掛かるという。保証書を見ると冷蔵庫は14年使っている。10年の保証期間は過ぎて修理は実費である。修理してもコンプレッサーやモーター.プリント板もいつ故障してもおかしくない。電子レンジもこの前に買い替えたと思ったのに10年使っていた。

買い替えておくと自分の生きている間は使えるだろう。しかし、クーラー.テレビに電気温水器、IHクッキングヒーターと寿命の来そうなのが続いている。パソコンも余り持たないし老後も金が掛かる。 

年金は生活費だけで一杯だ。電化製品を買う余裕はない。身体に障害のある者は介護費用や医療費、介護機械のリース代に健康な者より随分掛かる。

家内は働いているので電化製品代は私の貯金から出してあげるなどとは決して言わない。

株の配当金の貯金か個人年金から支払うしかない。

冷蔵庫を買うのも二人暮らしで毎日買い物に行っているのでそんなに大きいのはいらないと思うが女は冷蔵庫に食べ物を積めないと安心できないのか大きな容量のを買う。

私が毎日スーパーに買い物に行くのに大量に買い込みうちの冷蔵庫で電気使って冷やす事もないだろう。

スーパーで冷やしてもらいその日使う分だけ買ってきたらと言ったら怒りだした。料理もしない者が文句をいうなである。

スーパーへの買い物に何で毎日行くのも不可解である。ガソリン代も掛かるし行けば余分な物も買う。

年寄りの足の悪い独り暮らしの人に聞くと週に一回コープで買ったもので生活できるのだ。

女は買い物で半額セールなどを手に入れると喜びなんだろう。いかに安い物を買うかが快楽なんだろう。パチンコ好きが毎日仕事のあとにパチンコ台を見回るようにスーパーの値札を見ないと落ち着かないのだろう。

私などガソリン代と時間を考えると買い物は週に一度でいいと思う。


茅葺き民家 写真に残す趣味

2018年11月25日 | 茅葺き民家

撮影場所 島根県雲南市 旧吉田村

茅葺き民家を求めて全国の茅葺の残っていそうな集落を走る。

探すのにガイドブックや手本があるわけでもない。

自分が茅葺を見つけて感動する風景をカメラに収める。

何のために撮影する。自分の為に!  見つけた茅葺きの数だけ自分の行動の記録が残る。

茅葺き民家は人々の暮しの中から消える運命にある。

自分に生きた時代を記録するのがその時代に生きた人間に課されてテーマであろう。

残すには文章.資料.絵やコレクションなど沢山ある。写真に限った事ではない。

一生涯やり続ける事は難しい。やっている事に自信を失ったら継続は難しい。

常に自分のやっている事が将来役に立つ時代が来ると自分に言い聞かせないといけない。

ツアー旅行は海外も国内も沢山行ったという話しを聞くが何も羨ましいとも思わない。自分でテーマを考え自分で運転し長年追い続けた人の話には感動する。


日本茅葺紀行 NO,482 岐阜県白川郷 

2018年11月24日 | 日本茅葺紀行

世界遺産で観光地でもある白川郷。

年間に何百万人と訪れる。ツアーも沢山くるので行った人も多いであろう。

今は高速道路も出来て関東、関西からも便利になった。

我々のところからも朝早くでて22時くらいに帰るのなら日帰りでも行ける。

白川郷のあとは富山県の五箇山にも回る。これは一泊が必要だ。

 紅葉の時期には白山スーパー林道を走るのがいい。しかし渋滞覚悟で

観光客の来ない所の茅葺き民家を撮影する。

 


私の昭和鉄道遺産 そのNO,88 通勤列車

2018年11月22日 | 私の昭和鉄道遺産

撮影場所 岡山県倉敷市 伯備線倉敷駅

蒸気機関車の通勤列車 9両編成の客車を牽引している。

倉敷駅の風景も変わってしまった。毎日こんな風景が繰り返されてきた。

あまりにも当たり前の事でカメラを持って撮影に来る者はすくなかった。

今の様にスマホがあれば日常のなにげない光景も記録できる。

D51187号機 デフレクターを鳥取県の後藤工場製に取り換えている。

島根県の浜田機関区の所属で1971年8月に廃車になっている。

鉄道関係は熱烈なファンがいて機関車のデーターベースが整備されている。

それによるとこの機関車は現在もJR東の大宮工場で保存されれている。

蒸気機関車が全廃になって40年になるが復活した機関車もあり映像も膨大に残る。

若い人はそれを見て興味を持つ人もでるのであろう。