懐かしい昭和の情景を追って

過去に撮影したネガをフィルムスキャナーで電子化しています。蒸気機関車、古い町並み、茅葺民家を投稿します。

蒸気機関車 重連貨物

2017年04月30日 | 蒸気機関車
撮影場所 岡山県 伯備線豪渓付近

豪渓は大きなカーブが撮影ポイントだが直線で進行する重連を待ち構える。
平坦直線は煙がまったく出ないケースがあり賭けである。

SLの撮影は列車がくるまではボケーとしている。今おもえばあの時間は惜しかった。飼い猫と同じだ。一日の16時間寝てばかり活動するのはわずか。機関車ばかり撮影するのではなく周辺の古い民家や駅舎や蒸気機関車以外の列車にも目を向けるべきだった。
地元の人といろいろ会話して教えてもらうのも必要だった。
若い頃はおじさんおばさんや年寄りとは話をしない。出来ることなら黙っていたかった。

土地の習わしや歴史など聞けば作品にも反映される。新たなテーマの下地にもなったかと思う。いろいろ知識は持っていた方が企画するときのアイデアは出やすい。


せっこく(石斛)

2017年04月29日 | 日記
セッコクが咲いた。
人から一株もらったもので放置状態でも25年も枯れずに花を咲かしている。
これは山採りした物を少しづつ増やしたものだ。

セッコクは蘭のデンドロビュームの仲間だが寒さに強い。
東北の南部まで自生しているそうだ。
マイナス10度くらいまで耐えるのか。
常盤シノブを一芽もらい日向土に挿していた。その脇に植えたものだ。
双方とも岩山に生えているくらい乾燥に強く放置状態でも生きている。
私のような横着者向きの植物である。
植物は誰かにもらって増やした方が楽しい。
茅葺民家を撮っていると庭も見せてもらう築山や大木にセッコクが群生している家が何軒かあった。
話を出せば一株分けてくれたかもしれない。

タイは蘭の原種の宝庫だそうだ。気温が高く雨も降るので蘭を放置していても根をだし枯れることなく生育するそうだ。蘭は枯れない花といわれているそうだ。

自然に岩山に生えているのを花の咲く時期に探した事がある。あるのは命がけでロープでも使わないと採れないところだ。日光の杉並木を歩いていて地元の人に聞くとあの杉の大木は着生ランの宝庫だそうで台風や雨風の後に歩くと落ちているそうだ。


若い女性も通る

2017年04月29日 | 懐かしい物
撮影場所 岡山県倉敷市玉島

玉島はかって玉島市だった。これを撮影した頃はもう倉敷市に編入されていた。
岡山県には重厚な造りの本瓦葺きの民家が残っていた。
広島県の御手洗や鞆も同じような重厚な造りだった。
兵庫県も海岸に沿ったところは重厚な本瓦葺きがのこっていた。
家を前にして通行する人を待っていた。おじいさんお婆さんがいいのだが誰もこない。
若い女性も撮ってみた。

こんな民家を一軒一軒丁寧に撮影しておくべきだった。
これを撮ったカメラは中判の6X7でフィルム1本で10枚しかとれなかた。
民家撮影は35ミリフィルムで十分であった。
35ミリで一軒一軒撮っておかないといけなかった。
それが出来なかったのは目標が明確でなかったからである。
片手間でちょっと撮影したからである。
何のために撮影するのか撮影したフィルムはどう活用するのかそれと撮影対象はどこまで(岡山県内すべて等)撮るのか。

写真は面白い40年前の一瞬が映像残っているのだ。私のように車椅子生活者はこんな写真が残っていなかったら虚しい老後を送っていたことである。
自分の思い出を沢山残すために時代を記録しておくべきだ。


2016年 茅葺写真展 雪囲い その2

2017年04月28日 | 2016茅葺写真展
撮影場所 福島県旧舘岩村

福島県には飯館村というのもあり言い間違えたり勘違いする事がある。
舘岩村は南会津地方である。五月でも高いところには雪の残る豪雪地帯である。
隣は尾瀬の入口の桧枝岐村である。
舘岩村も大きな平野はなく山と山の間の平野部に集落はある。
一筋一筋茅葺を探して走った。千メートル近い標高の集落もあった。

茅葺き民家の周りを茅干し雪囲いを兼ねて茅で囲っいている。
滋賀県のマキノ町在原でも見かけた。在原は大火で茅葺民家が八棟消失した。
茅は飛び火で燃えやすい。
茅で囲うと付け火をされると怖い。最近は愉快放火犯がいて燈油などを使い空き家や車に放火するのもいる。
現在の建物は屋根や壁は不燃材で造られるようになっている。

私は化学会社に勤めていた。消防の査察が毎年あり職場の緑地帯の芝生が15センチほどに延び冬場になっても枯れたままであった。枯れた芝生は可燃物と指摘を受けた事がある。
工場にはいろいろな規制があり緑地法というのがある。工場の20パーセントは緑地でないといけないとなっていていてこの芝生も緑地のひとつで無くすることは出来なかった。
工場地帯は殺風景なので工場の周りは高めの樹木を植えて通路は低木やバラなどを植えて芝生
を植えていた。


茅葺民家  広島県旧東城町の民家

2017年04月27日 | 茅葺き民家
高速道路の中国道東城インターの入口の連絡道を走っていたら見えた茅葺き民家

後日撮影に行った。
茅葺き民家を撮り始めた頃は茅葺の発見がうれしかった。人間は何かに夢中になる時が一番楽しく面白い。男は何かにはまり込む人が多い。
いわばオタクである。オタクは男の特徴でもある。
一人で何かに熱中して物を集めたり鉄道を追いかけたり。

歳を取ってもオタクから脱却しない。
茅葺き民家を撮るのも家庭があるので家内から度々嫌味を言われると止めていたかもしれない。
一度今月はガソリン代がこんなに要ったとチクリと言われた事があった。
日頃から苦々しくおもっていたのであろう。
通っている医者から夫婦の結婚生活をまとめておくように言われているがなかなか手がつけられない。きれいごとを書いても家内から嘘ばかりといわれる。家内に聞いても嫌味百回で帰ってきそうだ。

モノクロで撮影していた。自分で現像プリントして作品にしようと思っていた。
20年の間に時代が変ってしまった。
モノクロでプリントするにも印画紙が手に入らない。
モノクロでもプリンターでプリント時代になりパソコンで見えて送信できるようになった。
今でもモノクロで撮影する人はいる。

自分も持病がありあと何年も生きられない。
自分の生きた時代の記録を後世に残るようにまとめたいと考えている。


日本茅葺紀行 NO,362 春は美山が花盛り

2017年04月26日 | 日本茅葺紀行
撮影場所 京都府南丹市

旧の美山町は茅葺の民家の周りが桜でおおわれる。
観光客誘致のために国道や県道沿いに桜を植えている。
春は桜、秋はモミジである。

沿道を桜が迎えてくれるのが走っていて楽しいものだ。

それもソメイヨシノだけでなく枝垂れ桜を結構見る。
家内は枝垂れ桜に愛着を持っている。


茅葺き民家と枝垂れ桜が撮影できる。京北町も枝垂れ桜は見られる。








親父ギャグ その30 

2017年04月25日 | オヤジギャグ
C級川柳編

1.ルペン勝ちルンペン増える国になり

2.期待され今じゃ待機の児童たち

3.赤い糸 今はラインというそうだ

4.病気さえ笑いに変える親父ギャグ

5.まもなく黄金週間だよ
 働かぬジジイはいつもシルバーウィーク

6.若者にたぶらかされるタブレット

7.スマホ買い使った機能は電話だけ

8.長いはしてみるものだエロサイト
 元気に老人が増えワンクリック詐欺に引っかかる人が多い


私の昭和鉄道遺産 その28 C61型

2017年04月25日 | 私の昭和鉄道遺産
撮影場所 宮崎県日豊線南延岡機関区

待機していたC6128号機を撮影する。
昭和の時代にはごくありふれた日常であた。
日々繰り返される平凡な日常
自分の人生も多くは平凡な日常の積み重ねであったとおもう。

しかし、こんな平凡な日常も時代と経過とともに撮れなくなる。
まず蒸気機関車が廃止される。客車が老朽化や利用者の減少で廃止
操車場や線路、機関区への立ち入り禁止

時代とともにこんなありふれた日常も撮れなくなった。
町中に残る古い木造の建造物や茅葺民家もいずれ消え去るであろう。




買い物かご 主婦のアイテムだったころ

2017年04月24日 | 懐かしい物
撮影場所 岡山県倉敷市玉島

昔の主婦は買い物に行くときは買い物かごを持っていた。
どこの家にも買い物かごは置いてあった。
買い物かごをもって買い物に行かなくなったのはいつごろか
私が写真を撮影した昭和40年後半はまだ買い物かごであた。
この頃スーパーマーケットで買い物すると紙の袋にいれてくれた。しかし紙では冷凍食品や水気のあるものでは濡れて破れやすい。防水タイプの紙袋があったがポリエチレンの買い物袋が出来て一気に取り替わった。昭和50年始めではないかと思う。、
私は化学工場で働いていた。ポリエチレンの売れ行きは低迷していたが買い物袋やゴミ袋への製品化で活況になったと聞いた。


買い物かごにはこんな思いでがある。カラスが棕櫚の木に巣をして卵を産んでから人に急降下して攻撃威嚇をしてくるようになった。住人の方がカラスの巣を落としてほしいとガキ大将に依頼があった。
細い棕櫚の木は大人では無理、棕櫚は表面に段々が付いていたので丸いが登りやすい。
頭には買い物かごをかぶり腰には竹の棒を差してガキ大将が登っていく。
下ではおじさんおばさん子供の見守るなかでの奮闘である。
カラスは威嚇でかごを攻撃、カラスにもひるます棒を振り回し攻撃するカラスを振り払い卵と巣を壊し降りてきた。その英雄にはやんやの喝采だった。
それ以来カラスは巣をする事はなかった。
買い物かごと言えば頭にかぶってカラス退治を思い出す。

地図を見るのは得意ですか

2017年04月23日 | 日記
全国各地の茅葺民家を撮影しているので地図は必需品です。

今までカーナビを付けずに地図を見ながら旅をしていましたが都市のホテルを夜間に探すのが苦労していた。歳で夜間地図が見えにくいで昨年カーナビを付けた。
それでも茅葺を探すには地図は必需品で撮影する地域の地図をもって旅にでる。
途中の高速道路はSAの高速道路地図がガソリンスタンドの所在がわかり便利

地図は1/10万のが使いやすい。1/5万では小さすぎる。小字まで地名を書いてあるものでないと困る。地図も10年経過すると新しい道が出来ていて頭が混乱したことが何度もある。

上沼恵美子が地図と時刻表を読める人はすごい尊敬するとラジオで言っていた。
地図や時刻表を読める人はいくらでもいる。しかし、金にはならない。上沼のように喋れたら大金が入ると聞いていて思った。