懐かしい昭和の情景を追って

過去に撮影したネガをフィルムスキャナーで電子化しています。蒸気機関車、古い町並み、茅葺民家を投稿します。

日本茅葺紀行 NO,488 草棟の民家

2019年01月07日 | 日本茅葺紀行

撮影場所 岩手県旧大野村

岩手県の草棟の茅葺き民家も痛みが酷い。今も残っているであろうか?

平成も終わろうとしている時代に残っている事が不思議である。

時代と共に建造物も製品も素材も製法も進化していく。古いものは淘汰されていく。

そんな淘汰されていく物に愛しさを感じて追い求めるのが人の常である。

世の中にはそんな物を追い求めるマニアックな人が沢山いるものだ。


蒸気機関車 函館本線深い雪の中

2019年01月06日 | 蒸気機関車

撮影場所 北海道函館本線小沢駅周辺

二つ目の9600型蒸気機関車が貨物を運ぶ。

北海道も日本海側は雪が多い。

しかし雪の量は新潟.山形.秋田の方が多いであろう。

北海道までくると日本海の海水温も下がり寒気による蒸発が減るのではないか

北海道もオホーツク沿岸は海水が低いので雪ははるかに少ない。

厚い雪の中で吹き曝しのなか列車のくるのを待った。

水銀電池の能力が低下して露出計が正確に指示しない。

腹に入れて温めた。ホッカイロがあればカメラにも抱かせるのだが

雪を掻き分け斜面をよじ登ったが何度も転び登れない。

クマザサを束ねてそれを持ちやっと登る。側溝に落ちて埋もれた事もあった。

写真が残っていればそんな思いでも呼び戻せる。写真は人生の記録であり体験の記録でもある。