懐かしい昭和の情景を追って

過去に撮影したネガをフィルムスキャナーで電子化しています。蒸気機関車、古い町並み、茅葺民家を投稿します。

茅葺民家 松江市の茅葺民家

2014年02月28日 | 茅葺き民家
撮影場所 島根県松江市

松江市の郊外にあった集落、茅葺民家が何軒もあった。
出雲地方の反棟が美しい。
集落も落ち着きがあり子供が外で遊び大人も立ち話をしている。
地域の人々のつながりの強さを感じる。
我々の子供の頃の風景そのものだシャッターを何枚も切った。
しかし、この近くにテーマパークが出来て茅葺民家も減り風景が様変わりした。


古い町並み 岡山県川上町地頭

2014年02月27日 | 古い町並み
撮影場所 岡山県川上町地頭(現在は高梁市)

平成の時代に撮影したもので昭和の匂いの少し残っていたので撮影する。
古い町並みというほど建物は残っていない。
古い部分を断片的に撮影してこんなのが一杯あるよと思わせる写真の撮り方しかない。
全体を撮ると平成の現代が写り込む。

お婆さんが二人辻堂に座りバスが来るのを待っていた。
それを撮影させてもらう。
昭和り時代までは備中地方には辻堂が沢山残っていた。
その数、五百と書かれていた。写真と調査をした人もいる。
地頭は川上町の中心地、この名が残るにはかって地頭の直轄地であったのだろうか
街の中心地に辻堂が残り信仰の対象にされている。

何のために川上町にきたのであろうか、たぶんふれあい漫画美術館に来て一日漫画を読んでの帰りだったのだろう。しかし、モノクロフィルムのカメラは持ってきていたようだ。この一帯には茅葺民家はまったくないがカメラだけはもってきたようだ。






懐かしの蒸気機関車写真展 その64「お召し列車 」

2014年02月26日 | 懐かしの蒸気機関車写真展
撮影場所 岡山機関区

伯備線をお召し列車が走った。昭和46年だった。
沿道はすごい人出だった。
私も豪渓に行ったら人が多すぎて写真にならなかった。
もっと人の来ないところにすべきだった。
まだ伯備線はディゼル機関車が導入されていなかったので蒸気機関車が牽引された。
機関車のトラブルも想定して予備の機関車が待機していた。
正面には菊の紋章を付けて日本国旗、横には鳳凰のマークが付いていた。
菊の紋章は宮内庁で造ってお召し列車の都度付けられているもの、鳳凰は新見機関区で造られたそうだ。

お召し列車は初めて見た。列車内の天皇陛下と皇后陛下は席を立ったまま多くのカメラマンに手を振り続けるのである。天皇陛下など凡人には務まらないと思った。
国民に希望を与え続ける存在なのだ。特に皇后陛下の発するオーラはすごかった。
イギリス訪問の際にエリザベス女王と並んでも小柄だが風格では負けていなかった。
お召し列車を撮っていた者の中に天皇皇后陛下を見ていたらシャッターを押せなかったと言っていた。

写真展をやった時にお召し列車のデフについている鳳凰を作った人があらわれた。
蒸気機関車の写真展はマニアックな人が多く大変楽しかった。
その人は自宅まで来て鳳凰製作のいきさつを話してくれた。
お召し列車を牽引したD51838号機は井倉洞の駐車場に保存されている。
錆びくれて放置されていたので鉄道ファンの有志で整備する事になった。
その時に鳳凰と菊の紋章を製作して付けようとなった。
新見機関区で製作した時の図面などないか探したが見つからず梅小路に保管されている物を借りで複写して製作したのだそうだ。
梅小路と交渉し時間と金を掛けて製作した情熱の人がいる事を紹介します。
ブログ「 D51838 」で検索ください。製作の過程や過去の経緯がわかります。
わたしもお召し列車や伯備線の蒸気機関車の写真を提供しました。

今回で懐かしの蒸気機関車写真展は終了します。

引き続いて岡山の茅葺民家写真展が終われば投稿がはじまります。


日本茅葺紀行  NO,111 山口市西部の民家

2014年02月25日 | 日本茅葺紀行
撮影場所 山口県山口市

山口市の西部に残っていた茅葺民家
寄棟造りで箱棟で茶色の釉薬瓦が使われている。
広島県の民家によく似ている。
茅葺民家も住宅地に残っている事があるが周囲が田畑や林や森の自然の多いところの風景に存在するが民家がいい。写真に撮る撮る場合は背景や周囲の風景も気になる。その民家にとって一番引き立つところを探してあげなくてはならない。

住宅地にある茅葺民家も昔は茅葺民家しか無かったのだが後で建て替えたり新しい住宅が建ち風景が様変わりしたところであろう。

茅葺民家 三田市母子の茅葺民家

2014年02月24日 | 茅葺き民家
撮影場所 兵庫県三田市母子

三田市は少し山に入ると落ち着いた日本の風景が残っている。
母子には近く永沢寺と菖蒲園がある。
菖蒲園は連作障害がでているのか行くたびに貧相な菖蒲になっていく。
客土をして新しい土にしないといけないとおもう。

私も写真を見てもどのあたりで撮影したのか記憶の乏しい物が多くなった。
ネガに書かれた地名と家名のみがたよりである。
フィルム時代は写真に撮った所は何十年経過しても覚えているものだがネガを整理していて思いだせないものがでてきた。老化なのか撮るとき意識せず漠然と撮ったのかわからない。

茅葺民家の周りも塀で囲まれ裕福な民家に見える。
それでも時代の流れに勝てずに茅葺民家も姿を消している。
三田市の茅葺民家の写真集があるが35軒ほど納められている。
今は何軒残っているあろう。

懐かしい物 クハ16系電車

2014年02月23日 | 懐かしい物
撮影場所 広島県 山陽線福山駅

広島県福山駅に停車していたクハ16系電車
省線電車とも旧型電車ともよばれている。車体の鋼板はリベットで止める。
薄い鋼板を溶接する技術や機材も無かったのだろう。

省線電は鉄道省の頃の戦前に造られた電車で昭和の初期の電車が多い。
そのほとんどは50年使われ昭和50年代に廃車になっている。私の撮っていた昭和40年代にも山陽線にも旧型電車走っていたがこれはサボの表示から福塩線を走っていたようだ。
福塩線は福山と三次市の塩町を結ぶが電化は府中市までのため電車は福山と府中間で運用

福山で列車待ちをしている時に撮ったのであろう。






懐かしの蒸気機関車写真展 その63「操車場 その3 」

2014年02月22日 | 懐かしの蒸気機関車写真展
撮影場所 岡山操車場

回送の三重連と貨物列車の発車前
蒸気機関車となると発車のシーンや走行している風景ばかり撮ってしまう。
停車している時に十分時間があるので機関車一台一台を撮影したりプレートナンバーをすべて撮影するとか貨車を一台一台撮る事はできなかったのだろうか。
プレートも運転席の横のは機関車の履歴がわかる。いつどこのメーカーで造られ重量も表示されている。
D51形蒸気機関車など何台か撮影すれば必要ないと思っていた。
しかし、今思えば出合った機関車すべて撮っておけば思いでが一杯残ったであろう。
これが出来なかったのはフィルムが惜しいからであろう。駅舎の写真も貨物列車しかりである。
デジカメの人はなんでも撮影している。ブルトレが廃止される時など車内詳細から車体番号までなんでも記録していた。




日本茅葺紀行  NO,110 宮城県岩出山町の民家

2014年02月21日 | 日本茅葺紀行
撮影場所 宮城県岩出山町(現在は大崎市)

鳴子温泉から古川に道沿いにある岩出山町、いつか鳴子温泉から古川に移動するときの渋滞はひどかった。脇道がなく信号待ちだけで渋滞が酷い道だった。
並行して田舎道が二本ほどほしい。
岩出山に何軒か茅葺き民家があるのを教えてもらう。
大きな家である。母屋に小屋を継ぎ足したような大きさがある。
この家は曲がり屋ではなく母屋の横が小屋になっていて外に出ずに作業ができるようになっている。
宮城県ではカメラの広角一杯にしても画面に入りきらない大きい茅葺き民家にであう。
こんな民家の葺き替えは材料の手配と費用が大変である。

こんな茅葺き民家に出合うのは嬉しいものだ。



岡山の茅葺き民家写真展案内

2014年02月21日 | 茅葺き民家
岡山の茅葺民家の写真展案内

岡山の茅葺民家の写真展(個展)を下記内容で開催します。
「開催日」 :平成26年3月10日(月)から3月16日(日)
初日は展示のため12時から 最終日は片付けのため16時まで
通常は9時から17時まで開いています。
「会場」 : 中国電力岡山支店 エネルギアプラザ(県庁の西側)
「開催者」  mihoshi55 ブログ発信者
        倉敷市在住

茅葺き民家についてはブログ「懐かしい昭和の情景を追って」 で検索いただき参照下さい。ブログのURLはhttp://blog.goo.ne.jp/mihoshi55
中国電力のイベント予定はホームページで確認ください。二月末に出る予定です。
茅葺民家や民家、農村風景に興味にある方は是非ご覧ください。

写真展開催のいきさつ
岡山の茅葺民家は平成5年から10年まで撮影したものです。
苫田ダムに沈む茅葺民家撮影がきっかけで岡山の茅葺民家を探しにひたすら78市町村の細道、脇道を走りました。平成の時代に500軒の茅葺民家を発見できました。
(この500軒は母屋のみ小屋や保存、観光用は除く)
茅葺の探訪という目的がなければ訪れる事のない集落、いまそんな山間地は高齢化、過疎化で集落の維持が難しい限界集落の問題に直面しています。
写真は20年、30年と経過すれば暮らしや世相の大きな変化を物語ってくれます。まだ健康だった頃に各地を巡り撮影できたのは私の宝でもあります。

今回の写真展は定年後、「茅葺民家 カラー」、「岡山の古い町並み」「懐かしの蒸気機関車」についで四回目の写真展です。
過去に撮影した写真をフィルムスキャナーでデジタル化し終わったものからアルバム作りと写真展を兼ねて実施しています。



茅葺き民家  鳥取県日南町の民家

2014年02月20日 | 茅葺き民家
撮影場所 鳥取県日南町

島根県横田町に隣接している日南町の民家
周りの家は数百メートル離れている。
まだ茅葺きかどうか不明

鳥取県は寄棟造りすぐ隣の出雲の国に入ると反棟になる。
家の隣に小山がありその上から撮影させてもらう。
雪の深い日にここまで撮影に来た事がある。