懐かしい昭和の情景を追って

過去に撮影したネガをフィルムスキャナーで電子化しています。蒸気機関車、古い町並み、茅葺民家を投稿します。

餅投げ

2019年12月14日 | 日記
次男の息子の嫁と話をしていたら、餅投げを拾いに行った経験がないという。
出身の愛知県では餅投げなどしないのであろうか。
建前や神社の祭りやイベントで、蒔かないのかと思った。
次男が今年家を建てた、その機会に餅まきをしたらと言う話が進んでいた。
餅投げの餅は親や兄弟が祝い兼ねて用意してやる。餅は1000個で40キロ3万円弱である。1000個くらい蒔いても100人来て一人が10個、これ位しか蒔かないのと陰口をあとで叩かる。しかし、出張が入り、建前の日の17時の新幹線に乗らなくてはならず餅投げはできなかった。

餅投げになると大人も子供も本性丸出しで頑張る。
家内はマラソン大会に行くので閉会式の時に餅まきをすることがある。
そんな餅投げは拾う人に比べて投げる量がしている。5個から10個くらい拾って帰る。田舎に撮影に行ったら秋祭りで餅投げがあった。今年採れたもち米でついた餅を投げる。地元の人に聞いた、よそ者が拾ってもいいものかと尋ねたら、参加者は祭りに合わせた帰った人ばかりだから拾ってくださいと言われた。
タダで貰って帰れず賽銭を入れて帰る。

家内は節分の豆まきにはよく行く。参加者が多く渋滞するので手前に車を置いてランニングを兼ねて走っていく。節分の豆まきは男女は仕切りで分けているそうだ。男が混ざると危ないのもあるが痴漢行為や盗撮、スリなど不届きな輩がいるそうだ。

ナニコレ珍百景を見ると和歌山県は餅投げ大国で年間1500回以上各地で催されるそうだ。どこの家の冷凍庫にも餅が一杯入っている。
ネットを見ると定例の餅投げ場所の一覧が掲載されている。

一方、徳島県の南部などは厄年の人が厄除けに小金を30万円分蒔く風習のところもある。

晩秋の棚田

2019年12月14日 | 農作業
撮影場所 新潟県上越市 旧大島村
新潟県の上越、中越には棚田が広がる。
紅葉の頃に棚田には水が張られている。秋の内に代掻きをしているのだ。
豪雪地帯で雪が5月まで残る。雪の重みで田圃が固くなるので秋の間に来年の用意をしておく。 
棚田地域には早朝からカメラマンがカメラを構える。人が草木を踏み歩いたり煙草の吸殻があるので人の来る人気の場所は分かる。

日本の三大棚田地域だ。新潟、岡山、大分が三大棚田の地域だ。
棚田も石のある地域と石のない地域では棚田の造りが違う。
石などどこでもあると思うが硬い石のない地域は沢山ある。
新潟の棚田地域も硬い石が無い。千葉県や能登半島も硬い石がない。
これは堆積岩が隆起した地域である。
棚田を造るのに石垣を積まないので、曲線的で何層にも階段的になった棚田は美しい。
岡山の棚田は斜面に石垣を積み、そこへ排水の小石を入れ客土をして一枚の田圃を造り親子代々増やしてきた。

新潟などは土が硬く崩れないので階段状に削り棚田にしたと思われる。