懐かしい昭和の情景を追って

過去に撮影したネガをフィルムスキャナーで電子化しています。蒸気機関車、古い町並み、茅葺民家を投稿します。

時期の川柳

2021年12月26日 | 懐かしい岡山の風景
川柳
1.カレンダー ゴミになるだけ いらないよ
2.また粗品もらって帰りゴミ屋敷  整理とは捨てる 


「匂い」
1.香水が今じゃ匂うはサロンパス  肩が痛てえ腰が痛い
2.15年別れた彼氏 加齢臭
3.線香が身体染み込む歳になり

1.死ぬのなら迷惑かけずに一人死ね。
2.晩節を汚す絶えない高齢者 放火、暴走 傷害、衝突、性犯罪、暴言

1.どの親も息子にほしい藤井さん  藤井四冠
2.大谷に魅力売り込む女子あまた
3.松山に大谷 五輪 プロ野球 今年盛り上がったもの最下位チーム同士のシリーズ初めて

1.住まいあり三食喰える年の暮れ

懐かしい岡山の風景 その12 高梁市

2021年09月19日 | 懐かしい岡山の風景
高梁市は小さいながら備中松山藩の城下町
400メートルを超える山城 備中松山城がある。江戸時代から現存する12の城のひとつである。重要文化財

痛みの酷い松山城を昭和の初期に解体補修した。補修費はその時の町の予算と同じ掛かる。住民の寄付も募った。道路もない道のため小学生から老人までが資材を何往復もして運んだ。

今、松山城は秋になると雲海に浮かぶ城として天空の城とてカメラマが押し寄せる。

昔ながらの古い町並みを撮影に何度か足を運ぶ。昭和48年
町にはボンネットバスが走り醤油屋は量り売りである。
みんなガラス瓶を持ち醤油買いにきた。







瓶で量り売り

醤油屋で働くオジサン





伯備線 蒸気機関車 高梁高校 昔は城主の屋敷があった。山下(さんげ)という

懐かしい岡山の風景 その11 井笠鉄道

2021年01月24日 | 懐かしい岡山の風景
懐かしい岡山の風景 その11 井笠鉄道

井笠鉄道 岡山県のローカル私鉄だった。
明治44年に開業、昭和46年3月31日に廃止
その後、バス運行していたが廃業した。井笠の名前は消えた。

井笠鉄道は笠岡と井原を結ぶ軽便鉄道、軌道は762mmのナローゲージ
廃止までに記録に残そうと5回通った。
撮っておけば自分の生きた時代は、どうであったか老後に思い返せる。

今のようにパソコンで自由に、表現できる時代が来るとは思わなかった。

ローカル私鉄を全国回って、6冊の写真集にまとめている人がいる。
風間克実氏76歳 大学入学に姉にコンパクトカメラを、買ってもらい撮り始めた。
機械メーカーに勤め定年後は、道ファンむけの講演会や交流会で活躍されている。
年齢の70歳から80歳の世代は、鉄道マニアが多く膨大な映像がのこされている。
10代から70代まで趣味を続けられるのは人生が豊になる。
それも都会の人が多い。都会にはマニアックな情報が飛び交うのだろう。

風間氏の写真集は昭和30年代の、田舎の風景や生活が記録され懐かしい。
以前はホームぺージもあったが見つけられない。














懐かしい岡山の風景 NO,10 倉敷市玉島

2020年09月22日 | 懐かしい岡山の風景
江戸時代、玉島は港の交易で栄えた町である。
昔ながら古い建物が残る。明治になり町の中心近くに鉄道敷設を嫌った。
駅は町の中心から3キロ離れて駅がある。
港は河口にあり堆積物で浅くなり港の役割を果たさなかった。
今のように浚渫船もない時代。港が浅くなれば港替えしていた。


魚行商 煙草屋 女の立ち話

通学
風呂敷袋 運搬は自転車の時代
鋳掛屋
戦後すぐの汚い風景だ



水辺の家


虫篭窓

買い物籠 サンダル
橋は映画三丁目の夕日を出てくる。
パンタロン
リアか― 姉さん被り

ステテコ














懐かしい岡山の風景 その9  岡山市庭瀬

2020年04月21日 | 懐かしい岡山の風景
庭瀬周辺は湿地が多い。昔は豪族が城を築いていた。江戸時代になり一国一城で小さな城は解体され陣屋町になる。庭瀬城や撫川城の石垣や堀りが今も残る。

そんな陣屋の周辺には古い町並みが残る。撮影は昭和48年
土地もそこの歴史を調て訪れれば古い街並みに効率的に出会えた。
私はやみくもに古そう町を感を頼りに訪ね歩いたようにせ思う。

薬屋







原付はノーヘルの時代






二人乗り 横すわり


懐かしい岡山 その8 水路水辺の風景

2020年01月30日 | 懐かしい岡山の風景
岡山南部は干拓地が多く、水路や池の水辺の風景に出会う。
水路は塩抜き、灌漑、排水、舟による輸送や移動に使われた。
水路は今も残るがコンクリート三面張りに改造された。昔は棒杭と蛇篭で護岸をしていた。橋も石橋や木の橋が多かった。

倉敷市中庄 水路 山陽線


中庄 水路


中庄 水路石橋




中庄 石橋 藁グロ

中庄 川崎医大

中庄

水島福田公園

福田公園2

福田公園3

早島インター

早島インター





水路 山陽本線



舟と茅葺民家 岡山市

池と茅葺民家 総社市


講演会打ち合わせ

2020年01月13日 | 懐かしい岡山の風景
私の行っている介護施設では2ヶ月に一回、地域との交流を兼ねて講演会や健康体操などのイベントをしている。時間は3時間程度、フリーマーケットや喫茶もできる。
ケアーマネが、ここで私の作成した懐かしい岡山のDVDを使い講演会をしてはどうかと依頼があった。私も会場や施設も、見ていなくて事前に担当者と打ち合わせをする。
1月11日にイベントがあり参加して雰囲気や施設を見せてもらう。
施設は元々、発表会の施設でプロゼクターやパソコン、マイクは常設されている。
この介護施設は各地に施設がありオンラインで結ばれていて講演会の模様を他の施設にも発信できる。
机と椅子が50人分、講演は1時間半以内に終わらせる。
DV Dをいくつかサンプル的に映写してもらい、内容を知ってもらった。
年寄りには懐かしさを感じてもらい、若者には時代の変遷を感じてもらう。
説明は撮影者の私が行うこととする。
(若いスタッフが、画面を見ながら解説を読めば説明も出来るが自分の生まれる前の写真で、時代の背景や移り変わりも分かっていない部分がある。)
写真もあればとの事だが、パネルを吊るところがなくA4サイズのアルバムを25冊持ってゆく。

案内状もだすので、いまのところ5月度に講演会を予定している。
これがうまく行けば図書館や公民館でも講演をしたいと思う。
やってみると色々と、自分が想定もしていない質問があったり、古い時代の知識を教えてもらったり学ぶところも多い。


懐かしい岡山の風景 その7 早島町

2019年12月10日 | 懐かしい岡山の風景
岡山県の南部は海を干拓して農地にしたところが多い。
中国地方は鉄の生産が盛んで、砂鉄採取のかんなながしを長年やったため土石が堆積して干拓地になった。大都市は人口増加に伴い干拓して土地を広げた。
早島町も旗本の戸川家が干拓した。当初は塩に強い綿花やイグサを生産する。
塩が抜け稲作の生産が出来るようになり人口も増え、倉を持つ民家も立ち並ぶ。

海鼠壁





三菱ミゼット

学校帰り 今、女の子に声を掛け撮影していたらLINEで不審者の爺発見

土塀





茅葺民家と水路



農家の納屋


懐かしい岡山の風景 その6 倉敷市由加山

2019年11月18日 | 懐かしい岡山の風景
由加山には由加大権現がある。
山の上だが、その周辺に門前町が残る。
権現は神仏習合の宗教施設である。神と仏が同居している。
江戸時代までは沢山あったが、明治時代になり廃仏毀釈で寺院が被害を受けた。
熊野や白山など山岳信仰の地は権現が多い。
讃岐の金毘羅大権現と岡山の由加大権現の、両参りは一生のうちに訪れるとご利益があると言われていた。
由加山の名物はアンコロである。伊勢の赤福のように餅に餡が乗っている。餅は一口サイズで小さい。撮影当時は茅葺の店であった。
 
あんころ屋 下も
 
 
 
 
 
全景
 
 
 
 
参道
 
 
 
 

懐かしい岡山の風景 その5 倉敷市下津井の町並み

2019年11月04日 | 懐かしい岡山の風景
介護施設で認知予防で作った回想法の資料、 すべて自分の撮った写真を使い編集 

下津井は瀬戸内海航路の港として発展する。風待ち、汐待の港として発展する。
物資の輸送も陸路では牛馬や人が担いで運ぶ量はしれている。船による輸送がないと大消費地の物資は運べなかった。

瀬戸内海は対岸が見える水路のような地形で、波がなく流れは速いが、それに乗れば一気に進む事が出来る。
海を利用した海運は、縄文時代からあったようだ。糸魚川のヒスイが勾玉になり全国から出土しているのは舟による交通があったと考えられる。律令制の奈良時代には全国各地の地形も分かっていたと思う。風土記が編纂されたように各地の産物や風土も記録されている。江戸時代になり人口も増えて経済発展もする。千石船(積載150トン)で北前船の運行もあり下津井の港も賑わう。江戸、明治の集落や民家も昭和の時代には残っていた。今は漁港とし残る。

屋根


日本瓦の民家は少なくなった



現在は瀬戸大橋が眼前に見える。



港のの風景 雁木(石の階段)

港の風景 蛸壺


港の風景 延縄 


路地 漆喰、ナマコ壁 板壁

子守は老人の役目だった 三世代同居の時代

路地 冬は着物

荒物屋 今ならホームセンター



ワカメ干し 3月から5月初めまで

ワカメを船から降ろす

井戸 明治時代に掘ったのか

夏まつり






男の大声にかくれていた少女 水を眺める。こんな風景も自分の人生の一ページ