懐かしい昭和の情景を追って

過去に撮影したネガをフィルムスキャナーで電子化しています。蒸気機関車、古い町並み、茅葺民家を投稿します。

今年は台風上陸なし

2020年11月29日 | 懐かしい物
今年はついに台風の上陸がなく、秋の自然災害は回避できた。
台風8号、9号、10号の三連発が、朝鮮半島へ行ったのが日本にとってはよかった。

三連発が海を波と強風で攪拌冷却して、日本の近くで台風の発生を抑えた。

9月、10月の天気が安定したので、秋野菜は大豊作であろう。
スーパーの大根や白菜は安い。大根78円

家庭菜園をやっていた頃、種から芽がでたあと台風の強風と豪雨で苗が壊滅的になった。この年は野菜は春まで高どまりだった。

今年は悪いことにコロナの影響で忘年会などの宴会需要が減る。
その内に白菜やキャベツを、ブルで踏みつぶす光景が
豊作貧乏になりそうだ。

こんな年は家庭医菜園も大豊作である。安い年に限り野菜はくれるものだ。


オデン

2020年11月28日 | グルメ
オデンは冬の国民食である。
.飲み屋以外でもコンビニなどでも売られ根強い人気がある。

ドキュメント72で東京の立喰いおでん屋を72時間追った。
若いOLがオジサン化して久しい。
若い女性もオジサンと、談笑しながらオデンを肴に酒を飲む。

家内の親父は酒好きで付き合いも多い。
学校帰りに親父の立ち飲み姿を見るのが嫌だったという。

オデンとはどんな字を書くのか 御田と書くそうだ。
御田とは天皇や寺院、神社の直轄地を指すそうで寺田、神田とよばれていた。

もう一つの説は田楽に「お」を付けたオデンガクからきているという。
「お」は女房言葉で女性の使う言葉、昔、古文でならったような。
モジが付く言葉も女房ことば、しゃもじ、かもじ、すもじ(寿司の事}
宮崎南部出身者が豆腐の事を、「おかべ」というので方言と思っていたら辞書に載っていた。女房言葉で豆腐の事と書いてあった。

田楽は田植えや稲刈りを楽器で祝う行事、今も賑やかな楽器で演奏する花田植えが地方に残る。竹馬に乗った田楽法師が、竹串に刺された豆腐やコンニャクに味噌を塗った、味噌田楽に似ているのでこの名が付いた。

私の住む地域ではオデンは味噌田楽だった。硬めの豆腐、コンニャク、サトイモに甘味噌を塗って家庭料理で食べる。オデンちゃんと言って売りに来ていた。
醤油オデンは関東煮(かんとだき)といった。味噌オデンと区別するためにそう呼んでいた。 今も醤油オデンを関西では関東煮といっているのか?
味噌オデンは焼くのに時間が掛かり、味噌を付ける言葉に忌み嫌われたともいわれている。大鍋でいろいろな具を入れて炊く醤油オデンが主流になった。

大楠

2020年11月27日 | 旅行
楠には巨木が多い。
茅葺き民家を撮りながら楠を見て歩いた。
階段や山の斜面はいけないので、車椅子で行ける範囲の楠を見て回った。
全ての木の中で一番幹回りの太い、鹿児島県姶良市蒲生の大楠を初め九州、四国を回った。1000年生きた巨木に圧倒される。

徳島の加茂の大楠は、平地の民家の無い所にあるので枝も、四方に張り見応えがある。大宰府天満宮は梅の名所だが、梅の木はそれほどでもない。それよりも楠の巨木が30本もある。そんなのはテレビでも放送されていない。
楠の原生林の中に神社を建てたのか後で植えたのか分からない。
楠も巨木になると傷んだのも多い。しまなみの大三島の神社の大楠は傷んでいる。
楠の巨木は寒い地域にはない。九州から近畿あたりが多い。

何故、楠は大木になるのか1.成長が早い、2.樟脳を採るくらいだから殺虫効果がある。それでも楠は家の庭に何本が自然に生える。鳥が実を食べ糞をするのが生えるのだろう。鳥には楠の実は毒にならないのかと思ってしまう。

楠の大木のある茅葺き民家の奥さんと話をした。
楠の小さな根が畑まで伸びてきて大根やニンジンは樟脳の匂い美味しくない。
太い枝をの剪定したのを割りタンスにいれるとタンスにゴンを買わなくて済む。

佐賀県川古の大楠




焼きうどん

2020年11月26日 | 懐かしい物
鉄板を使った料理にお好み焼き、焼きそば、焼きうどん、もんじゃ焼きがある。
もんじゃや焼きは馴染みがない。
お好み焼きは洋食と呼んでいた。何銭洋食という言葉が兵庫県には残っている。
子供の頃はソースを使う料理は洋食であった。もちろん肉など入っていない。具は練り物の蒲鉾、丸テンプラとキャベツ天かすだったが美味しかった。お好み焼きを洋食と呼んでいたのは恥ずかしくて若い人には言えない。
高校生になると、豊になりかけていた、アルバイトの金を持っていたので、お好み焼きを食べに行った。
豚肉の入ったのが70円だった。イカと豚肉のデラックスを食べた時は昔の洋食と呼ばれていたのを軽蔑した。それでも上に掛けるのは、鰹節は贅沢でイリコ節やサバ節だったように思う。

私は宮崎県で仕事を始めた。宮崎にはソースの食べ物が全くないのに気付いたた。お好み焼き、たこ焼き、焼きそばの食べる文化がないのだ。
甘い饅頭しかないのである。しかも、大きな声で饅頭というなというのだ。女性のあそこの隠語だという。そんなの知るか!

今はお好み焼きや焼きそばは注文するが焼きうどんは少なくなった。焼きウドンと言っても具は焼きそばと同じで麺が変るだけだ。
久しぶり家内に焼きウドンを作ってもらった。焼きうどんにするのは腰の強い讃岐うどんは向かない。市販の安売り3玉100円のうどんの方がよい。
お好み焼きソースで味付け。青のり、鰹節、紅ショいウガを降る。

岡山では焼きうどんより津山のホルモンうどんが人気がある。B1グランプリで2位になった。B1グランプリ で一位になった富士宮やきそばと横手のやきそばが一位になった。特徴はイワシ節を振りかける事が特徴だそうだ。昔の貧しかったころは、どこもイワシ節だつたのにと思った。
みんなイワシ節だった。



ツワブキ

2020年11月24日 | 日記
ツワブキの黄色い花が今咲いている。
秋も黄色い花が咲く菊、.アキノキリンソウ、ツワブキ
黄色いは一年を通して何か咲いている。
春は菜の花、夏は向日葵、冬は蝋梅やマンサク

ツワブキの名は艶やかな葉に由来しているようだ。日本庭園や日本旅館の庭に植えられている。斑の入った園芸種もある。

海岸から食用にしようと10植えたが30年たっても繁茂しないものだ。
草盆栽にしようと小さな鉢に植え楽しんだこともある。

仕事を始めてもツワブキなど知らなかった。食べた事も無かった。
5年も下の田舎育ちの後輩に教えられた。九州では普通のフキよりツワブキを好むらしい。沖縄、奄美、九州もツワブキを好んで食べるそうだ。
どこにも自生していんるように、ネットには書いてあるが私は海岸しか見た事がない。海岸の塩風の当たるようなところに自生している。葉は厚いので塩風が当たっても傷まないのだろうか。海岸に生える植物は、塩風からミネラルを受けているようにも思う。

春に新芽がでて50センチにも伸びた軸を収穫してくる。干潮にアサリを掘りワカメも一緒に取って帰る。定年になれば海や野山にある食べられる山菜や海藻、貝を採りに行く狩猟生活をしてみたいと思っていた。

採って来たツワブキは茹でて皮を剥く、アクが酷く皮を剥くと手が真っ黒になる。煮た湯も黒くなる。何回か水を替え5センチ位に切り、醤油と砂糖で煮詰めキャラブキにする。

普通のフキとツワブキは性状が違う。普通のフキは落葉性で冬は地下茎を残しかれる。春一番にフキノトウが芽をだしそれに花を付ける。葉芽をだし伸びる。ツワブキは常緑で枯れることは無い。古い軸は何年かすると枯れる。






茅葺き民家 京都府旧京北町

2020年11月23日 | 茅葺き民家
茅葺き民家を撮影して27年
全国各地の山間、過疎地をただひたすら回り4500軒に3出会えた。
13年前から歩けず、車イス生活。家内に運転してもらい全国の高速道路も95パーセントは走った。
写真を沢山撮っていなかったら、老後は寂しいものだった。
しかし、写真は整理しないまま人生終わりそうだ。
POWER POINTでプレゼンが、出来るような作品にして子や孫に残してやりたいが腰が重い。
いつの時代も何か楽しい物を追い求めて楽しい人生だった。
地元のケーブルテレビに、昔の写真を提供するので放送してほしいと交渉してみよう。

銀杏(ぎんなん)

2020年11月22日 | 日記
イチョウで実のなるのは雌木、花粉を授精するために雄木もいるが1キロに一本あればいいそうだ。御堂筋のようにイチョウ並木は各地にある。インスタ映えを狙い紅葉や落葉を撮影する。しかし、葉は滑り易く道路並木はブレーキが怖い。
銀杏を踏むと悪臭で靴の裏を洗わないと堪らない。
銀杏も勝手に取ると叱られる。地域の銀杏だから取るなと書いてあるところもある。
イチョウは大木、巨木になる。巨木になると幹の途中から根を下ろそうと老婆の乳房のように垂れさがる。それを乳イチョウと呼んでいる。

銀杏は拾ってくると臭い皮を剥かないといけない。普通はネットに銀杏を入れ長靴で踏み実を砂で擦るのだが、私は粗雑なので水をいれ素手で洗ってしまった。
そうしたら手がぬるぬる、苛性ソーダ―に触れた感覚、しまったと水で洗浄して酢で中和した。苛性ソーダ―は痛くは無いが皮膚を溶かす。
手の厚い皮はすべてボロボロ剥けた。皮が生えかえるのに一か月掛かった。
皮膚科には行かなかった。医療費払って笑いを提供するには耐えられない。・
銀杏は素手で触るなは本当だった。


余談だが苛性ソーダ―は塩水を電気分解すると出来る。
電極には水素と塩素が出来て海水が苛性ソーダ―になる。
苛性ソーダ―は化学製品には欠かせない。石鹸やみかんの缶詰の食品にも
使われる。缶詰のミカンの皮や房の皮を溶かすのに使われる。

以前、殺人した遺体を苛性ソーダ―で溶かした事件があった。

別の事件は妻の不倫相手への復讐。不倫相手の目に、塩と唐辛子の混ぜたのを掛け見えなくしてフルボコ。浮気相手の男の一物に熱湯を掛け苛性ソーダ―液を掛けた男がいた。相手がどうなったかは書いて無かったが男として使い物にならなくなったであろうか。復讐はできたが傷害で逮捕され仕事も家庭も失った。どちらも不幸だ。


母の言った事

2020年11月22日 | 日記
母が結婚したあとに、こんな事をいった。
自分より30年も先に生まれて、人生経験があったので言葉に含蓄があったなあと思っている。

1.女は若い頃はおとなしい方がいい。
母はおまえのようなアカンタレはしっかりした、気の強い女と結婚したら上手くいかん。女は結婚して子供ができるとしっかりしてくる。
若いころは大人しいくらいの女で丁度いいと言った。
母としても気が強くしっかり者は、やりにくい面もあったのだろう。

2.女は老けない顔がいい。
おまえなんかに美人が嫁に来るはずがない。老けない顔の嫁でよかったといった。妻は丸顔で童顔であった。どこか褒めるところをさがしていたのかと思う。
吉永小百合や高峰秀子のような顔は老けないといった。 あの頃の吉永小百合は丸ポチャだった。

3.男が家計を握るべきでない。
男が家計を握り嫁に生活費に10万円という事はするな。
それでは嫁の遣り甲斐がない。
職場でも男が家計の管理をしている人がいた。自分の遊興費をたっぷり取って残りを渡す男もいた。妻に浪費癖があり、社内貯金を何十万もして出口を絞っているひともいた。
私は農村地域に家を建てた。5年もすると妻は地元の女性と会話をするようになった。還暦を過ぎた自分の母親のような人と会話した。家計は85歳の舅と姑が握っていて一万円の金も自由にならないと嘆く。嫁は奴隷である。
農家の女性を角の無い牛というところがある。角がないので刃向かう事もできない。労働力と出産のために嫁にきたような生活だった。

それから30年して母にこんな事を言われたと聞いたら忘れたと言われた。
孫の為に結婚相手に相応しくない人、を書き残しておくか。
1.浮気性 2.浪費癖 3.誠実さがないウソつき 4.力暴力、言葉の暴力 5.酒乱 6.ヒステリー神経質 7.見栄っ張り