ISの暴挙!しかし、イスラム教≒悪、ではない!
2015年度もおわろうとしている。2015年度で最大のテロ事件がIS(イスラミック・ステェート(イスラム国))の関わった事件であろう。あのテロ事件は世界を震撼させたし、日本人だってふたりとも殺された。しかも斬首で。
だが、犯人がイスラム教徒だからといって、ISの暴挙がテロリズムがイスラム教のせい、ではないという当たり前の事を我々は当たり前ながら頭におかなければならない。イスラム教だってキリスト教や仏教と同じ平和宗教である。
ちゃんとコーラン(イスラム教の聖書)にも『人殺しはいけない』とちゃんと書いてある。
イスラム教が悪い訳ではない。それは例えばオウム真理教の悪が日本人全体みたいな荒唐無稽な考えである。
99%のイスラム教徒は平和を愛しているし、ISやアルカイダやタリバン等のテロリストは日本でのオウム真理教みたいな迷惑な存在でしかないのだ。テロ事件を受けて、無辜のイスラム教徒が迫害されるのは大変におかしいしやめてもらいたい。
我々が考えなければならないのはテロや狂信的テロリズムの源は貧困である、ということ。貧しいから(生活だけでなく心も)テロリズムに走るのである。確かに誰かさんもいっていたが”イスラム教徒やイスラム教がテロな訳”ではない。同じイスラム教国家でも、シンガポールは治安もいいし冨んでいる。心も生活も貧しい者たちが「アラー・アクバル(神は偉大なり)!」とテロに走る。だが、豊かなイスラム教徒(イスラム教も平和宗教)はテロ等しない。誰だってテロ等嫌いなのだ。大事なのは中東や中央アジアあるいはアフリカの貧困対策だと極言してもかまわない。悪いのはイスラム教ではない、貧困なんだ!貧困問題を解決しない限り、どんな綺麗事を言ったって、無駄なんだよ!
緑川鷲羽・45・フリージャーナリスト・山形県