緑川鷲羽(改名、上杉(長尾)景虎) 上杉奇兵隊日記「草莽崛起」<上杉松下村塾>

政治経済教育から文化マスメディアまでインテリジェンティズム日記

贖罪・あゆみ 歌姫・浜坂あゆみの波乱の半生アンコールブログ小説1

2013年08月31日 04時16分39秒 | 日記
贖罪・あゆみ


                           ~Ayu~
                            <小説 あゆみ>
                          感動の青春小説/書き下ろし
                          歌姫・あゆみの青春と挑戦!
                     total-produced&presented&written by
                     WASHU MIDORIKAWA
                     緑  川    鷲  羽



 …この物語はフイクションです。実在する人物、背景、所属、団体など、この物語とは一切関係ありません。………



 ……人間性は、模型に従って作りあげられ、あらかじめ指定された仕事を正確にやらされる機械ではなくて、自らを生命体となしている内的諸力の傾向に従って、あらゆる方向に伸び広がなければならない樹木のようなものである。……
                     J・S・ミル「自由論」より。

        <あらすじ>

  浜坂建設社長・亮一にも、妻の春子にも愛人がいた。亮一の愛人は、春子の親友の奈々子で、春子の愛人は亮一の大学の後輩の鷲男である。ふたりは互いの秘密を知らない。そんな中、奈々子が殺されてしまう。春子への屈折した思いと、親友の武田の話で、亮一は奈々子の忘れ形見の娘を養女に迎える。ひょっとしたら俺の子?亮一は秘密にしたまま娘・あゆみを育てる。何も知らず、あゆみを可愛がる春子。しかし、あるとき春子はあゆみの出生の秘密を知ってしまい、亮一とあゆみに激しい憎しみを覚えて殺そうとするが…。しかし、なにごともなくあゆみは育つ。あゆみは歌がうまくて美貌で、とうとう歌手デビューがきまる。春子は心のゆらぎはあるものの、あゆみに対する屈折した憎しみは消すことができずに虐待に走る。やがて、そんな折り、あゆみは狂信的ファンにステージで刺されてしまう。そして……そのまま入院して危篤に。
 人間存在の根源を問う不朽の小説……。               おわり

  あゆみはステージで歌を歌っていた。派手な服を着て、ポップスを熱唱するあゆみは、まるで妖精のようだった。スポット・ライトと観客の熱が、十七歳の彼女をきらきらと輝かせていた。しかし、そんな折り、あゆみは狂信的ファンにステージで刺されてしまう。 浜坂あゆみは血だらけになり、激痛に顔をしかめた。そして、あゆみは……。

         不倫





  風がごうごうと吹いて、寒いくらいである。
 夏だというのに、肌寒く、皆は「きょうは暑くないわね」なんて話してる。
 浜坂亮一の妻・春子も同じだった。しんとした気持ちだ。そして、冷え冷えとした気候でもある。夏だというのに。
 浜坂亮一は大手ゼネコン・浜坂建設の若手社長であり、まだ三十代だったが、父親の会社を継いだ。父は創業者で、亮一は”二代目のボンボン”って訳だ。
 亮一の父・亮造はその数年前に発作で死んだ。享年・64歳だった。亮一の母はすでに亡い。若くして病死していた。
 亮一は父の後を継いだのだ。
 まぁ、それはそうだろう。三十代の若さで社長になれるのはベンチャーの弱小起業家とか世襲だけであろうし、時代が時代だ。社員は”若殿”をどう思って迎えたのか。
 確かに、亮一は頭がいい。
 亮一はとてもハンサムである。
 だが、それだけの男だ。”堅物”で、融通がきかない。
 浜坂亮一の妻・春子は美貌のひとだった。当時、夫・亮一と同じ三十代ぐらいだろうか。とにかく、いい女であり、世間は彼女のことを「美人で人柄がよく、いい方」と噂していた。春子は面長の整った顔で、髪も長い。睫も長く、瞳はぱっちり大きくて、全身が細くて華奢で、とにかく完璧な美貌の女であった。
 只、少し”おつむ”が弱いところもある。
 だが、”完璧な美貌の女”が頭脳明晰の才媛だったらそのほうが嫌味だ。
 だから、少々”おつむ”が弱いのも許せるところであろう。
 春子はすべてに控え目で、よく夫・亮一をたてた。子は長男がいる。彼女は良妻賢母、であった。なぜ、ふたりに次の子供がいないのか?
 ……セックスでの「あたり」が悪かったのか?
 いや、そうじゃない!
 彼女は病気で、子供の産めない体になっていたからだ。
 だから、実の子供は長男の純也ただひとりである。春子は幼い純也を溺愛した。しかし、心のどこかで、「女の子がほしい」と願っていた。でも、春子はもう子供の産めない体だ。願っても叶わない。不可能な願いである。まるで漆黒の夜のような。空は暗くて、月も出ず、ぐんぐん暗闇が広がり、そんな闇に投げ出されるような…。そんなしんとした気持ちを、春子はいつも胸に抱いていた。すべてが闇の中という訳でもない。でも、もう子供が産めないのも確か…。
 夫は仕事が忙しくて、自分をかまってくれない。
 愛が薄れた?
 そうしたこともあって、春子は浮気というか不倫関係を構築してしまった。
 春子はある男に淡い恋を抱いていた。
 その若い男は、亮一の大学の後輩で作家/総合プロデューサーの緑川鷲男である。鷲男は若くて、ハンサムであり、長身で彫りの深い顔立ちである。
  今日も、春子は、東京の田園調布にある豪邸で彼と会っていた。
 家にはお手伝いさんもいるのだが、『厄介払い』か?邪魔なので買い物にいかせていた。それで、家には春子と鷲男のふたりっきりである。
 長男の純也はどこか遊びにでもいったのか、いない。
 浜坂亮一の田園調布にある豪邸は、しょうしゃな造りの二階建てで、庭も広い。外車はベンツが二台、庭には落葉松が植えてあり豪華である。
 お手伝いは一人だけだが、忙しい日は何人かに来てもらうこともある。
  亮一たちは金持ちなのだ。
 では、その春子の情事の相手の緑川という男はというと、しがない作家/総合プロデューサーである。金は少しはあるが、それだけ。ハンサムで若いって男だけである。
 そんな緑川鷲男と浜坂亮一夫人の春子は、客間で向かい合っていた。
 ふたりはときに無言になり、ときに会話した。
「…緑川さん。どうですの?」
 春子はカップを口に近付け、珈琲を飲んでから尋ねた。
「は? 何のことです?」
「あの……お仕事のことですのよ。わたしがおききしましたのは…」
 鷲男は笑顔で頷いて、「仕事ですか? ぼくの」
「はい」
「そうですね、まあまあですかね」
 ふたりは微笑した。
「作家の仕事は本職というかね」
「本職?」
「はい」鷲男は春子に答えた。「でも、総合プロデューサーの仕事だって楽しいですよ」「まあ、それはそれは」
 春子は笑顔のままで、「仕事は自分の好きなことをやって正解ですわ。いやいや仕事しても続きませんもの」といった。
「その通りです!」
 鷲男はそういった。そして続けて、「でも……」
「なんですの?」
「奥さんは就職なされたことは?」
「あぁ!」春子は頷いて、言った。「ありませんわ。学生の時にすぐ亮一と結婚しましたもの」
「学生結婚でしたね?」
「そうですわ。私が大学生のとき、主人と知り合ってすぐに」
「ほお」鷲男はいって、にやりと「で、出来ちゃった訳ですね?奥さん」
「いやだわ」
 春子は真っ赤になって「いやらしいことおっしゃって」
「いやらしいなんてそんな。性交渉は神聖な儀式ですよ」
 春子はますます真っ赤になって「いやらしいことおっしゃって、神聖な儀式だなんて」 鷲男は笑って「子供をつくるための交渉ですよ。神聖でしょ?神様が人間に与えてくださった快楽ですよ。そうは思いませんか?奥さん」
「………奥さんはやめて下さい、緑川さん」
「では、なんと?」
「春子さんでいいわ。そう呼んで下さる?」
「えぇ。わかりました」鷲男はいって、続けて「春子さん。ご主人はどうです?」
「いやだわ。またいやらしいことおっしゃって」
「いえ」
 鷲男は苦笑して、「ぼくがおききしているのはご主人の仕事のことです」
 春子は自分の想像を恥じた。
 そして、「主人は仕事中毒ですわ。忙しいのが快楽みたいなひとですもの」といった。「仕事中毒?」
「はい」春子は溜め息をついた。
「でも、ですよ、春子さん。仕事に熱意をもっているっていうのはいいことですよ。もしご主人が定職にもつかずギャンブル三昧だったら……悲惨ですよ」
「それは極端ないい方ですわ」
「まあね」鷲男は続けた。「なにが不満なんです?こんな豪邸に住んで、お子さんもいて…」
「いえ、とくに不満はないのですけど」
「けど?」
「わたし、愛されてないような気がするんです」
 春子が暗い顔でいうと、鷲男は、
「セックスのことですか?」ときいた。
「いやだわ。またいやらしいことおっしゃって」
「夫婦にとっては夜のことは大事ですよ…。それとも…春子さんはセックスはお嫌いなのですか?」
「まぁ、いやらしいわ」春子は真っ赤になった。
「そうじゃないでしょ?だから子宝にも恵まれた。春子さんがセックスが嫌いだったら純也君は産まれなかった」
「まぁ……やだわ。わたしを色情狂みたいにおっしゃって」
「いやらしい?」
「そうですわ。緑川さんはいやらしいわ」春子がいうと、鷲男は、
「それが男ってもんです」
 と笑った。

  しばらくふたりは沈黙した。恐ろしいわほどの静寂が辺りを包む。      
 珈琲を啜る音だけが聞こえる。
 そんな時、「痛い」と春子が右目をつぶって涙を流した。
「どうしました?」
 鷲男が立ち上がって近付くと、春子は、
「……痛たた……どうやらほこりが目にはいったみたいですわ」と弱々しくいった。
「どれどれ…」
 鷲男はそういってさらに春子に近付き、「目を開けて……埃をとってあげますから」
 しばらくすると、春子の目から埃が取り払われた。
 鷲男が指の爪でとったのだ。
 でも、春子の右目からは涙がぽろりと流れた。
 ふたりは顔を近付け、そして、鷲男が彼女の肩に手をかけると、
「いけませんわ、緑川さん」
 春子が狼狽した。しかし、本心は嬉しかった。だから、春子はわざと両目をつぶり、淡い色の唇を前にむけた。……キスなんて、学生時代いらいだわ
 ふたりがまさに接吻しようとした時だった。
「……何してるの?!」
 と、長男の純也が部屋に入ってきていった。いつの間にか帰宅していたのだ。
 純也はまだ小学生低学年であったが、抑圧のある声だった。
「…や……やぁ…じ…純也君」
 鷲男が動揺すると、春子も動揺し、「緑川さんに目に入った…ほ…埃をとって頂いていたのよ」と長男にいった。
「ふ~ん」
 純也はいってから、続けて「嘘だ!」と大きい声でいった。
「じ、純也君?」
「純也?」
 ふたりが狼狽すると、純也は、「お母さん泣いてるじゃないか!」
「……純也…お母さんはなんでもないのよ。埃が…目に…」
「お母さんを泣かせるような男は許さないぞ!」
 純也は緑川を威嚇するように言った。
「ははは、純也君、ぼくは君のお母さんを泣かせたりしないよ」
「そうよ、純也。馬鹿なこといってないで、お部屋でお勉強してなさい。宿題あるんでしょ?」
 純也は口をつぐんだ。
 すると母親の春子は「お部屋にいってなさい!」と命令し、息子は、「…………わかった」と、いってしょぼくれて、足速に部屋へと向かった。
 そして、あとには、またふたりだけの静寂だけがあった。
「春子さん」
「あら、いけませんわ」
 鷲男が近付いてきたので、春子は言った。
「春子さん、いいでしょう?」
「だめです。いけませんわ。純也も部屋にいることですし……」
「そうですね」鷲男はそういい、「じゃあ、ぼくはこれで失礼します」
 緑川鷲男は、すぐに浜坂邸を去った。車のエンジン音が遠のく。
  春子は車のエンジン音を耳で微かにきいてから、ソファーにどっしりと腰をおろした。なんだか疲れてしまっていた。
 どうしようもない疲労だ。
 そして、春子は退屈でもあった。
 浮気や不倫の原因は、それというのも夫・亮一がかまってくれないからだ。春子はそう勝手なことを考えていた。
 と、「ただいま」
 亮一が何故か十六時だというのに帰宅していった。
「あら。あなた」
 春子は少し動揺しながらも、平静をよそおっていった。
「あら、は失敬だな」
「いいえ。そのお」
 亮一は言葉をのんだ。
 そして、ハッとなった。
 テーブルにはカップが二つある。茶菓子も。しかも、灰皿に煙草の吸い殻も…。春子は煙草は吸わないはず…。
「誰か客人だったかな?」亮一は動揺を隠すように、極めて平静をよそおった声できいた。
「まあ……えぇ」
「誰だい?」
「あの……あなたの大学の後輩の……緑川…鷲男さん」
「緑川? あいつがなんの用で?」
「いえ、あの。人生相談ってことですわ」
 春子は無理に笑った。亮一は、「人生相談?ははは、そうかい?」といった。
「そうですわ」
「あいつがね」
「それより、今日はお早いのね」
「あぁ」亮一はネクタイを外し、「明日、アメリカに出張するっていってあっただろう?それで早めに帰宅したんだよ。現地視察さ」
「そう」
 春子は答えた。
 亮一は思っていた。妻の春子が浮気していたのでは?と。
 ……こんな時間に、ふたりっきりで……あいつと……何をやっていたのか!
 ……浮気をしているな! きっとそうだ! 俺というものがありながら…
 ……確かに春子は若く美人だ。だから男も放っておくまい。だが、今は俺の妻ではないか。浮気など許せるものか…! 武田なら許せるが、緑川ではだめだ!
 亮一は心の中でそう激怒した。
 だが、亮一とて”罪”は同じだ。
 妻・春子の親友、松崎奈々子と不倫関係にあるのだから。

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ヱヴァンゲリヲン新劇場版・序・破・Q・DVD購入・宇多田ヒカル「桜流し」

2013年08月29日 15時21分33秒 | 日記
「ヱヴァンゲリヲン新劇場版・序・破・Q」のDVDを買った。今、全部観ている。映画館でも観たが感慨ひとしおという感じです。スタジオジブリ宮崎駿最新作「風立ちぬ」も映画で観たがDVDを買うつもり。「シン・エヴァンゲリオン劇場版(完結編)」も映画見てDVDも買う予定。贅沢は敵だがこれは別物












「脱原発」集団ヒステリーは危険
 確かに「放射能は怖い」し「原子力発電」なんかより「風力発電」や「太陽光発電」のほうが誰だっていいに決まっている。福島県は私のいる米沢市の隣であり、福島県からの被災民も多くいる。子供達に何の罪もないのに「原発事故なんかで」本来ならば野山を駆け回り、クワガタやセミをとったり海で釣りしたり、そんな当たり前の遊びさえ出来ない原子力発電は憎い。これは私の本当の感情だ。だけれど「団塊の世代の安保闘争」になってはいけない。安保闘争は正しかったのか?同じように脱原発闘争は正しいのか?確かに正義に見える。子供や老人や国民の命を盾にとって運用しようと(大飯原発以外全部の原発停止)しているのかも知れない。だが、ここで感情論を持ち出したら「団塊の世代の安保闘争」と同じ轍を踏む。現実を無視して、甘い幻想に酔って「脱原発!」と叫び続ければ物事が好転する程現実は甘くない。今、福島原発の事故映像や乳飲み子や母親が泣いている映像を見たら誰だって「脱原発思想」になる。根拠のない論説をしているつもりはさらさらない。だが、現在の状況で「脱原発」と叫ぶなんて赤ん坊でもできる事だとわかって欲しい。甘い嘘より、辛い現実に目を向けて考えて欲しい。確かに原発は将来的には廃炉だ。だが、じゃあ現在のように原発をゴキブリのように嫌い、火力発電に90%も依存していていいのか?よく考えて欲しい。甘い嘘や感情論ではなく、何故電気料金やガス・石油などの化石燃料代が値上がりしているのか?電力不足は何故?確かに、感情論や甘い嘘にしたがえば30%分の原発分など火力でいいとなる。だが、われわれは現実に生きていかねばならない。生きるには食べ物と水と電気がいる。私が集団ヒステリーは危険というのはこういう混乱のときにこそ「危ない思想」が流布されやすいという歴史的事実である。侵略戦争を犯した戦前の「大東亜共栄圏」や「オウム真理教の殺人の教え」「朝鮮侵略の謀略」「ナチズム」「ソ連の共産主義革命」……世の中の平和を犯すテロリズムは混乱に乗じて起こる。確かに「原発はすべて悪で、原発などいらない。全部すぐに今年中に廃炉だ」といえば皆が拍手喝采だし、皆が甘い嘘に酔い現実離れした「脱原発」を掲げる政党や集団が人気になるだろう。だが、嘘は嘘だ。30年後40年後なら廃炉もあり得る。メタンハイドレートや新潟県沖の未知の油田や地熱発電開発も進んでるだろうから。だが、脱原発は現在?今?よく考えてくれ。感情論でも空想でもなく。我々は現実を見なければならない。現在原発分の30%が火力発電に特化している。火力発電には天然ガスと石油が使われている。円安で輸入に頼る石油・ガスは値上がりというか値段が高騰しているのは感じている筈だ。原発を動かさず火力に特化したままではいずれ経済は破綻するだろう。化石燃料の高騰や電気の値上げは直接経済にくるダメージは計り知れない。それでもいい、日本経済など破綻しても「脱原発」なのだ!というなら勝手にしろということ。だが、甘い嘘に酔っていいのは凡人だけ。国家を動かす官僚や政治家は甘い嘘や集団ヒステリーの危険性を察しなければならない。
 甘い嘘や集団ヒステリーの危機こそ「日本国」として対峙せねばならない正体であり、けして「脱原発」「卒原発」などのポピュリズムなどではない。私は「原子力ムラ」「利権」とは無縁の国の未来を案ずる日本国民として「集団ヒステリーは危険だ」という。甘い嘘に騙されないで!
緑川鷲羽わしゅう・

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中東の正体 シリア政府軍、反政府民衆軍民衆に化学兵器使用で欧米軍事行動か?

2013年08月28日 19時21分55秒 | 日記
中東情勢
 
シリアのアサド政権がサリンやVXガス等の化学兵器を反政府軍につかった、として欧米では軍事行動にでるか(化学兵器の拠点空爆・政権転覆はやらない)最終検討にはいりました。シリア情勢懸念で世界では株価全面安原油価格高騰、になっています。さて、見返りのない軍事行動は軍産複合体対策か?作戦では地中海に展開している米艦隊からのトマホークミサイルによる空爆とステルス機による空爆、同盟国イギリスも潜水艦からのミサイルによる空爆…という。確かに化学兵器を民衆軍や民衆につかったのは許せない。大変遺憾である。だが、なら政権転覆までやれよ、と思う。イラク戦争の失敗の同じ轍を踏むのが嫌だ、というのはわかるがアサド政権など北朝鮮の金正恩政権と同じ「独裁世襲政権」でしかない。くだらん馬鹿殺戮魔がアサド大統領なのだ。石油も天然ガスも出ないから…とシリア内戦を無視してきて、化学兵器ならと軍産複合体の餌にする…メンタリティがよくわからない。エジプトの軍事クーデターで大統領を辞任されたモルシ氏の出身母体・イスラム組織ムスリム同胞団の抗議デモジプトの反政府デモで、抗議行動を治安部隊が2013年8月15日強制退去し、200人の犠牲者でた。エルバラダイ氏が辞意を示唆しています。軍がデモ隊に発砲し、2013年7月時点で51人が死亡しました。暫定大統領はマンスール氏ですが、副大統領にエルバラダイ氏です。暫定政府新首相はべブラウィ氏です。モルシ大統領は「イスラム原理主義者」で、経済改革もやらず治安が悪化しても元・大統領ムバラク氏のようにイスラム原理テロリストを死刑にする、といった当たり前のことをしませんでした。だからこその反政府デモなのですね。トルコ共和国は親日国で最近大規模な反政府デモがあり、オリンピックの候補地(イスタンブール、首都はアンカラ)としても有名である。しかも新興国BRICs(ブラジル・ロシア・インド・中国)と次の新新興国MINTs(メキシコ・インドネシア・ナイジェリア・トルコ)とも呼ばれる。これから発展する国だ。観光地としては世界第6位(1位フランス2位アメリカ3位中国4位スペイン5位イタリア6位トルコ7位イギリス8位ドイツ9位マレーシア10位メキシコ)でもある。トルコが好調な理由①「若い人口構成(24歳以下が国民の過半数・教育水準高く人件費安く消費も投資も活発)」②「恵まれた地理的環境(ロシア圏・中東圏・欧州圏など周り15億人の中心拠点・グローバル企業の工場が多い)」③「政教分離(9割はイスラム教徒だがイスラム国家ではない。この政教分離を推し進めトルコの経済発展を遂げたのがトルコ建国の父ケマル・アタテュルク(1988年~1938年)初代トルコ共和国大統領だ)」なお当然トルコの抱える問題もある。①「反政府デモ(最近のデモは2003年から首相を務め経済発展に貢献してきたエルドアン首相が「アルコール規制条例法」を可決しようとしたことで「アルコールを規制しようなんて政教分離(イスラム教では豚肉と酒は禁止)に反する」と国民が反発して起きた)」②「交通渋滞(1兆円で第二のボルポナス海峡とも呼べる運河をつくる予定)(2004年から2013年10月で日本政府からの1500億円の経済援助と技術援助でイスタンブールのアジア側と欧州側に「青函トンネル」のようなトンネル鉄道網を建設した。何故時間がこんなにかかったか?は掘ればすぐ遺跡が続々出てきたから(笑))」③「クルド人問題(人口3000万人の国をもたない民族。PKK(クルド労働者党)というテロ組織とトルコ政府和解、和平でクルド人のテロがなくなる)」等です。2013年7月4日、エジプトのモルシ大統領の辞任を求める抗議行動の拡大を受け、シシ国防相は、国営テレビを通じて演説し、憲法の効力停止と大統領の権限剥奪を発表(エジプト軍のクーデター)3日。軍から暫定大統領に指定されたマンスール最高憲法裁判所長官が4日、就任を宣言した。マンスール氏は2011年の革命で倒れたムバラク政権時代から判事を務めるベテラン裁判官だ。だが、アメリカとエジプト政権は口が曲がっても「政変」「クーデター」とはいえない。何故なら「クーデター(政局)」を認めれば米国はエジプトに資金援助が出来なくなるから。だからオバマ大統領の「中立発言」なのだ。モルシ元大統領はイスラム原理主義集団ムスリム同胞団の出身で、「エジプトのイスラム原理主義化」を反発する国民も多かった。だが、我々にとって「エジプト政局」は他人事ではない。エジプトには海港の大動脈「スエズ運河」があるからだ。2013年6月27日、シリアの内戦で死者が10万人を突破した。アサド政権は盤石ではないが武器をもった政府軍(猛毒サリンまで使った)の方が有利だ。2013年6月16日、イラン大統領選挙で米国との対話派のロウハニ師(64・元最高安全委員会事務局長)が当選した。次期大統領は対米重視ということで米国にとってもイランにとっても喜ばしいことだ。候補者は他にジャリリ師(47・最高安全保障委員会事務局長)、べラヤティ師(67・元外相)、ガリバフ師(51・テヘラン市長)、ハタドアデル師(68・元国会議員)、レザイ師(58・元革命防衛隊最高司令官)、ガラジ師(71・元郵政通信相)、アレフ師(61・元副大統領)等でした。元々、米国とイランが犬猿の仲になったのは70年代に、イランの米国大使館職員が人質にとられアホのカーター米国大統領(当時)が「(人質奪還作戦)オペレーション・ブルーライト」を決行して失敗(キッシンジャー気取りのブレジンスキーが計画・映画「アルゴ」参照)、狂人・ホメイニ師の「イスラム革命」を成功させてからだ。カーターは本当に馬鹿で、それまで親交のあったパーレビ国王(当時・イラン国王)を、「イラン人がホメイニ師を国民全員が支持している」と誤解して国王一派を失脚させた。核開発などで経済制裁を長く受けてきたイランも「改革」に舵を切るという決断には敬意を示したい。これからイランも大きく変わる。対米強硬派のアフマディネジャド元大統領政権よりはマシな国になって欲しい。シリアのアサド大統領の政府軍が「猛毒兵器・サリン」を反政府軍への武器として使用した。大変遺憾な事だが「オバマ米国大統領の緊急声明」も口だけのリップ・サービスである。何故シリアにどの国も武力介入しないか?はお馴染みの「(石油などの資源がシリアにないので)何の得にもならないから」。だが、本当に大虐殺をホロコースト並みに行われているのにストップできないのか?まあ綺麗ごとでは飯は食えないからな。2013年1月にアルジェリアの北部イナメナスのプラント施設で、アルカイダ系テロリスト集団「イスラム・マグレブ諸国のアルカイダ(ボス、ハーリド・アブ・アッバス)」と「覆面団(ムラッサ・ムーン)」と連携している「アンサール・ディーン(マリ)」が、フランス軍がマリ北部のテロリスト拠点を空爆しているのをやめろと日本人・韓国人・イギリス人・フランス人などを人質にとり立て籠もった。アルジェリア軍・フランス軍は強行突入して人質も何人も死んだが結局解決の糸口が見えたようだ。日本人20人生存10人死亡か?という事です。制圧作戦は20人で1時間で済んだという。マリとはアルジェリアの隣国で、マリ南部は経済的に豊かで首都も政府もある。だが、マリ北部は砂漠で経済的に貧しい。カダフィ大佐は殺害されたがその故・カダフィ大佐の用済みとなった傭兵の殆どはマリ北西部出身であった。その元・傭兵が退職金替りに最新武器を持って帰ったら内戦になった為、フランス軍とマリ政府はテロリスト達を殲滅する為空爆や地上戦を開始したのだ。ちなみに世界で1年間に起こるテロは1万件だ。世界はけして平和などではない。アルジェリアは1954年「アルジェの戦い」でフランスから独立したのですが、当時のアルジェリア人はフランス語しか話せなかった。そこでアラビア語を学ぶために、イスラム原理主義のアラビア語教師を連れてきて軍事独裁政権国になった(2012年の「アラブの春」で民間人大統領誕生)。また、エジプトの今について学びましょう。現在のエジプト大統領(2012年12月時点)はモルシ大統領(工学博士・イスラム主義者・初の文民(軍人ではない)大統領)です。憲法でイスラム教徒を厚遇しようとして反対派(キリスト教徒・反体制派(国民の半数))が暴動を起こしています。またシリアでは内戦状態です。アサド大統領をサポートしているのがイラン(同じイスラム教シーア派(少数派)でイランを世界で唯一承認する国がシリアだから)で反体制派(イスラム教スンニ派(多数派))を支持しているのがサウジやカタール(スンニ派)です。人口2千万人しかいないのに、これまで死者は45万人、難民は50万人(国外に出た人のこと・国内で放浪しているひとは国内避難民といいます)です。何故アメリカや欧州などが軍事介入しないか?はシリアには石油がでないからです。何の得にもならないことは誰も興味がない。当たり前です。またアメリカに200年分のシェールガスがでたことで、もう「中東の石油」に依存しなくていいようになり「シーレーンをアメリカ軍が守らなくてもいいのでは?」といわれています。じゃあ、米軍が中東からいなくなったら、何処の国が来るのか?注目のあの国・中国(笑)でしょうね。イスラエル軍によるガザ攻撃が続いていたが2012年11月22日「停戦合意」した。パレスチナアラブ人テロ組織ハマスを駆逐する為のいわば「自衛の為の戦い」であった。反タリバンの抵抗のシンボルで、パキスタンの少女マララ・ユスフザイさん(15)が下校時襲撃され重傷をおった事件で、少女が英国バーミンガム病院で奇跡的回復を見せている。まずはよかった。イランのアフマディネジャド大統領と保守派のクリシャ二国会議長との対立が激化しています。2013年の大統領選挙を意識してのことです。アフマディネジャド大統領は改革派のムサビ元首相を弾圧しているのですが、最高指導者のハメネイ師がクリシャ二氏と急接近していることもありイラン国内で混乱が拡大中です。内戦状態のシリアのシリア人の難民が20万人である。だが世界は見て見ぬふりだ。何故ならシリアにはリビアと違って「石油・天然資源」がないから。内戦状態に陥っているシリアで、アサド独裁政権は国内病院の反体制患者を拘束する、と命令を下した。何とも悪辣だが、アサド大統領らしい。イスラエルのネタニヤウ首相が「イラン原発先制攻撃」を再び示唆しました。まあ、当然でしょうね。イランの原発(公式には原発と言っているが核兵器開発)はイスラエルが標的ですから。例のイスラム教・預言者・ムハンマドを侮辱する映画(ムハンマドの性的描写の風刺画)で反米デモが、チュニジア、モロッコ、リビア、エジプト、スーダン、イエメン、イラン、シリアなど8か国に拡大しました。ちょっと過剰反応と思うが、米国人はキリストの性的描写があったらどう思うか?と考えるべきだ。外交とは「こんなことをされたら相手はどう思うか?」「これは正しい戦略か?」から始まる。まずは熟考せよ。イスラム教の重要人物・預言者ムハンマドの性的描写がある映像が流されたとしてイスラム圏で反米デモが起きている事象で、駐リビア米国大使らが反米デモ集団らに大使館に放火されて、死亡しました。これを受けてオバマ大統領が遺憾の念を述べましたが「焼け石に水」です。どうなるかはアッラーのみぞ知る?死亡シリア北部アレッポで2012年8月20日、日本人女性フリージャーナリストの山本美香さん(45)がシリア政府軍の銃撃を受けて死亡したという。遺体はその日にトルコ国境に運ばれ、遺族に連絡がはいった。注目していたジャーナリストだけに残念です。ご愁傷様です。意志は私フリージャーナリスト緑川鷲羽わしゅうが継ぎましょう。またシリアは政権が危ないからと化学兵器を使用しようとしています。政府軍にガスマスクを配っているとのこと。どこまで国民を虐殺すればいいのか?シリア国防相ラシタハ氏やアサド大統領の義兄のシャカウト副国防相、トルクマ二元国防相がテロで爆死しました。反体制派も300人殺されていたところで反撃にでた訳です。エジプト大統領選挙でイスラム原理主義ムスリム同胞団の自由公正党のムハンマド・モルシ氏が当選確実となりました。イスラム原理主義者ですか、はああ。エジプトは石油は出ないが「スエズ運河」がありますしね。かつてのイランのイスラム革命の狂人・ホメイニみたいにならなきゃいいけど。また新興国の経済成長の低迷は深刻です。人民元と円との直接取引は円高元安。まあ、ドルを介さない直接取引は期待大だ。が、インドやインドネシア、ブラジルの経済成長低迷も著しい。これは「欧州の金融財政危機」による「欧州マネーの新興国からの引き上げ」なんです。またロシアや中東も天然ガスや石油価格の低迷で、経済成長低迷気味です。ブラジルはオリンピックやワールドカップがあるので、なんとしても経済成長しなくてはならない訳です。が、ルーラ前大統領程の期待をルセフ大統領に期待しても期待薄としかいえません。とにかく変な学者会議ではなく、学問馬鹿ではない経済のプロフェッショナル達にうまく「第二次世界大恐慌」を回避させてもらおう。それがG20であれ、IMFであれ、国連であれ、なんでもよい。私は人類の英知を信じている。また2012年6月8日、アナン前国連事総長のシリア停戦調停が頓挫しました。ちなみに「シリア人同士の話し合い(ロシア・中国支持)」×、「アサド政権への制裁強化(欧米支持)」×、「国際政治裁判所(ハーグ)への起訴(欧米・アラブ支持)」×、「反体制派への武器提供(サウジ・カタール支持)」×、「軍事介入(支持国なし)」×、という情けない結果でした。何故リビアみたいに世界が軍事介入しないか?はシリアには石油が出ないからです。2012年4月16日アフガニスタンでタリバンによる大使館要所などへのロケット砲撃がありましたね。またここでは石油の値段高騰のウィキペデアです。石油の値段はWTI(ウェスト・テキサス・インターミディエート)というアメリカのテキサス州の原油から原油の値段を決めています。今、ここのところ「円安」で石油の値段も上がっています。またイランが核兵器開発をしていて、欧米はやめろと経済制裁をしています。イランのアフマディネジャド大統領は「ホルムズ海峡を封鎖するぞ」と脅しています。どうやって30kmのホルムズ海峡を封鎖するのか?軍艦を展開したり、機雷を撒く訳です。機雷の処理の技術は日本の海自がトップクラスです。でも、実はイスラエルの諜報機関モサドはイラン科学者の暗殺をやっていて、イランの核施設はイスラエル軍が必ず空爆すると思います。イランも平和利用の原発開発というならIAEAにすべての施設を公開するしかないですね。シリアへの停戦調停が事実上失敗しました。市民への虐殺は続くことになります。イランの核兵器開発を阻止するべく欧米や日本なども「イランへの経済制裁(イラン産石油を買わないなど」)」をしている。日本も国家として経済制裁に加盟している。なのにあの鳩山元首相がイランを訪問した。まあ、プロパガンダの道具にされていた訳だが、阿呆だね。宇宙人じゃない阿呆人だね。「イラン訪問なんて「いらん」」などとオヤジギャグなどききたくないね。核兵器開発に血眼になっているイランは、欧米からの経済制裁には「ホルムズ海峡の封鎖」で対抗する、と息巻いています。原発は電力の為ではなく、核兵器保有の為です。イランは世界第三位の産油国ですから。困るのは中東の石油に80%依存している日本です。イランの核兵器開発疑惑やアメリカの経済制裁、中東のいわゆる「アラブの春」という情勢で原油価格が値上がりしています。アメリカの対イラン制裁では、日本は原油輸入削減額を考慮してもらって(笑)日本へは制裁の影響がないようになりました。だが、原油高騰は産業にマイナスです。原油は「産業の米」という通り、原油からプラスティックやビニール、灯油、ガソリン、化粧品…さまざまなものは原油からなんです。国連はシリアへ圧力を与えるのに限界を感じているようです。前事務総長コフィ・アナン氏を国連のシリア特使へと動きました。だが、事態は絶望的です。イエメンで33年間独裁政権を敷いていたサレハ大統領(69)が訴追しないことを条件に辞任し、副大統領だったパディ氏が大統領に就任しました。また2012年2月5日、国連安保理で「対シリア制裁決議案」が否決されました。これはシリアに武器を輸出している中露が拒否権を行使したからです。今までに5400人殺害されたといいますがもっと多く数万人単位だといいます。また2011年10月20日リビアの「カダフィ大佐の死亡」が確認されました。2011年の「ノーベル平和賞」は中東イエメンの民主活動家のタワックル・カルマン女史です。これは中国の劉暁波氏やミャンマーのスーチー女史、旧ソ連のサハロフ博士のように「命を守る為のノーベル賞」です。またアフガン戦争が泥沼化です。ラバニ氏の暗殺でまさに「泥沼化」「ベトナム化」です。2011年9月30日イエメンでアルカイダ系幹部、アンワル・アウラキ容疑者を米軍無人戦闘機で殺害することに成功したという。まあ、吉報ではある。パレスチナが国連に加盟申請をしてイスラエルやユダヤ人ロビーの強いアメリカが反発している。またイエメンのサハレ大統領が帰国した。大統領は爆破テロで大怪我をし、サウジの病院に入院して完治したという。アフガンで自爆テロがまたあり、アフガンの元・大統領ラバニ氏が死亡しました。実はアフガニスタンの復興支援には部族間で優劣があってかなり不満が出ているようです。2011年とはアフガンからのアメリカ軍撤退年で、撤退後は治安が悪化するでしょうね。2011年9月13日アフガニスタンの首都・カブールでアメリカ大使館を狙ったタリバンによる爆破銃撃テロがあったという。2011年9月11日は9・11米国同時多発テロ事件から10年、東日本大震災から半年。米国ではアルカイダによる米国国内のテロの信ぴょう性の高い情報があるという。何も起こらないといいね。ただ、言っておくが我々が戦っているのはアルカイダなどのテロリスト集団でイスラム教徒ではない。9・11に歴史的必然などない。また「アラブの春」はツイッターやフェイスブックで革命が起こったというが違う。アラブには文字も読めないアラブ人が大多数だ。そこで中東のCNNといわれるカタールに本部があり王様がスポンサーの「アルジャジーラ」の報道で「アラブの春」が起こったのだ。ビンラディンが死んだからといって世界が安全になった訳ではない。むしろテロ組織が雨後の筍のように出てきている。アルカイダのビンラディンの後継者でNo2であったザワヒリ氏にはカリスマもなく誰もついてきていない。アルカイダは「原発テロ」を計画しているという。米国原発104基、フランス原発58基、日本原発54基です。怖いね。カダフィ政権崩壊です。カダフィー大佐は行方不明で懸賞金がかけられています。2011年8月22日、リビアの反乱軍がテロリスト・カダフィー大佐のいる首都・トリポリに攻勢をかけカダフィー大佐の息子らが拘束・殺害されました。カダフィー大佐も暗殺されたのではないか?と見られています。まあ、外国人のボディーガード傭兵への払う金が底をついて「おわり」です。2011年7月12日アフガニスタンでカルザイ大統領の弟、アフメド・アリ・カルザイ氏がタリバンに暗殺された。中東の民主化(ジャスミン革命、アラブの春)はうまくいっていない。サウジ、バーレーン、イラク、チュニジア、エジプトでは毎日数万人規模のデモが起こっている。シリア、リビア、イエメンでは内乱内戦状態である。チュニジア(観光収入GDP60%)・エジプト(70%)は経済悪化。ムバラク政権崩壊後、逮捕された民間人は5000人である。暮らしは悪化する一方。民主化は早すぎた?リビアとシリアでは政府軍が市民を大虐殺している。国連軍は空爆しかできず(理由は国連常任理事国の中国とロシアのリビアでの利権保護のため)、1万人以上の死者がでている。チュニジアやエジプトは軍が裏切った。カダフィ大佐は2兆円の(国家の石油収入を搾取した)お金で1万人から1万5000人の「外国人傭兵部隊(アフリカ黒人)」を雇い虐殺しまくっている。カダフィ大佐のお金がなくなれば「カダフィ大佐の終わり」。シリアは1200人の市民を虐殺している。バッシャール・アサド大統領(父親のハフェズ・アサド大統領の息子)は父親と合わせて40年も独裁体制を敷いている。シリア国内では日本語でアサドの悪口をいっても拘束され拷問・処刑されるという。1982年ハマ大虐殺(民主化を求めてデモをしたとして何万というハマ市民すべてを虐殺し焼け野原にした)も文句もいえない。シリアに対しては欧米は経済制裁はしているが軍事介入はしない。なぜなら1978年以来シリアとイスラエルは冷戦状態であり、ヘマをすれば第五次中東戦争に発展するから。まあ、政治問題である。問題は大量の難民で、イタリアなどにチュニジアから2万9000人、シリアから5万人以上流れ着いているが欧米諸国は「強制送還」している。経済が悪化するからで、つまり経済問題である。米軍のアフガン撤退が2011年7月に迫った。が、アフガンの軍・警察がちゃんと育っておらず米軍撤退後は混沌としそうです。2011年9月までにまずアフガンの米軍3万3000人を撤退させるそうです。これは我々にとって「対岸の火事」ではありません。アルカイダのオサマ・ビンラディン死亡を受けて、No2の立場にあったアイマン・ザワヒリ被告(59)が最高指導者になったそうです。また2011年5月27日、クリントン米国国務長官がパキスタンを電撃訪問しました。これは「ビンラディン殺害」に対して反米勢力が盛り上がっているのに釘を刺す為だといわれていますね。2007年イスラエル軍が空爆したシリアの施設は、シリアの秘密原子炉で「核兵器開発場」であったことがわかりました。まあ、イランの原子炉もイスラエル軍が空爆するのでしょうね。リビア石油相、ショクリ・ガネム氏(68)がチュニジアに亡命しましたね。オランダ・ハーグの国際刑事裁判所(ICC)はリビアのカダフィ大佐や息子らに逮捕状を請求しました。これで国際的にもカダフィ大佐は「悪人」です。北朝鮮がイランに200人の技術者を派遣しました。核、ミサイルの技術支援だそうです。リビアの2油田の再開は困難な状態です。アメリカ軍の空爆でカダフィ大佐が負傷して、首都トリポリを脱出したそうです。リビア軍よろしく、シリア軍は反体制派のデモの人々に砲撃し、大殺戮をやっています。アメリカに続きEUも制裁の発動を決定しました。2011年5月1日夜、米軍がパキスタン・アボッタバードで9・11同時多発テロの首謀者とされるオサマ・ビンラディン容疑者(54)を銃撃戦(「ジェロニモ作戦」)の末殺害したとオバマ大統領は勝利宣言をした。「正義を遂行した」という。DNA鑑定でも本人だとする。ビンラディンは丸腰であったという。遺体写真は公開するか米政府は迷っている。反米感情を煽る可能性が高いからだ。だが、アルカイダの報復テロが怖いからしばらくは米国に行きたくないな。パキスタンのギラ二首相は「事前報告がなかった」と米国を非難しています。だが、アルカイダやビンラディンとイスラム教は関係ない。パレスチナのファタハとハマスが和解です。シリアのアサド大統領独裁政府が反体制デモの人々を大虐殺しているとして米国政府が「シリアへの経済制裁」を検討しています。イランとエジプトが急接近しイスラエルは反発しています。シリアで非常事態解除命令です。「反アサド独裁政権」で大規模デモです。今、リビアの「反カダフィ大佐派」に失望感が広がっている。NATO軍の空爆が「手詰まり」状態にあるからだ。空爆でカダフィ大佐の6男と孫が死亡した。やはり、地上軍を投入しないで「空爆のみ」では戦争に勝てないということか。2011年4月17日、パキスタンのギラ二首相とアフガニスタンのカルザイ大統領が会談し、タリバンとの和解会議を設置することで合意しました。泥沼化しているアフガン戦争の打開策になるのか、すぐ瓦解するのか。何にしても注目ですね。中東・北アフリカの民主化でもで原油価格高騰、リビアでは無差別空爆で8000人死亡しました。カダフィ大佐は南アフリカのズマ大統領との交渉でAU(アフリカ連合)の停戦案を受け入れました。が、このひと「守らない」からまだ戦闘は続くであろう。とにかく「カダフィ大佐退陣条件」で和平案です。エジプト政府はムバラク前大統領に出頭命令です。米国はイランの反体制グループ「ムシャヒディン・ハルク(MKO・イスラム人民解放機構)」を動かしてイラン体制を倒そうとしています。カダフィ大佐は「絶対辞めない!」というが亡命か、暗殺か、どっちかですね。いま、カダフィは軍をつかって虐殺しまくってます。米国のオバマ政権はカダフィ大佐一族の資産凍結をしました。国連は虐殺を行っているカダフィ大佐の政権にたいして軍事介入の決議を採択しました。米軍(不介入示唆)、英軍、仏軍が軍事介入しました。何故米国は軍事介入しないのか?は落合信彦が早速指摘しているように中国やロシアが「リビア国内に利権」があり、それで刺激したくないという思惑がある。だが、CIAというスパイ組織は潜入させているのは皆さんも承知の事実だ。というのもカダフィ大佐は「アルカイダ」を弾圧してきた。「アルカイダ」に大量破壊兵器が拡散するのを防ぎ、あわよくば「暗殺」ということですか。リビアの面積は日本の8倍だが、南は全部砂漠です。人口826万人、アラブ人アラブ語、豊富な石油のため大国です。が、いままでカダフィ大佐の独裁恐怖政治が続いていました。実はカダフィ氏は「大佐」ではありません。大統領でも指導者でも首脳でもありません。なぜ大佐かは、エジプトのナセル大佐(その後大統領、暗殺される)が王政を打倒したため「自分も大佐」だということです。実はリビアに軍事介入しているのはEU軍・NATO軍だけではなくかタール軍やUAE軍も参加しています。「あれは「十字軍」だ!」とカダフィ大佐に言われない為です。また何故「地上戦」をしないのか?は、国連決議で中国やロシアに「リビアへの軍事介入」を反対されないために「地上軍投入禁止」で条約を通したからです。仏英国海軍の艦船からリビアに巡航ミサイル111発が発射され爆撃しました。戦闘機でも空爆しました。つまり「戦争泥沼状態」です。EU・ギリシャに「調停要求」を出しています。リビアの外相がイギリスに亡命しましたし「末期状態」ですね。リビア首都圏もデモ隊が包囲しています。パキスタンのムシャラフ前大統領に、元・首相ブット氏の暗殺関与の疑いでムシャラフ氏に逮捕状が出されました。英国に亡命中のムシャラフ氏は無視です。原油価格高騰は一時1バレル100ドルでした。ちなみになんで「大統領」でなく「大佐」か?は40年前にカダフィ大佐が27歳で無血革命をとげたときの位で、リビアという国は「憲法」も「政府」もありません。世界第8位の石油で独裁体制を敷いてきた訳です。カダフィ大佐がなくなればアナーキズム国家にリビアがなりそうです。エジプト・カイロでは数万人の反政府デモが起き74人の死者がでましたが、ムバラク大統領は辞任をしました。イランでも数万人の民主化デモです。さてどうなるか?ですがエジプトは石油はでませんが「スエズ運河」をもつ国です。また中東で唯一「ユダヤ人国家・イスラエル」を認めている国です。もし、エジプトにかつてのホメイニ師のような狂人が現れ、「イスラム原理主義革命」でも起こしたら悲惨です。日本にとっても「対岸の火事」ではありません。「スエズ運河封鎖」でもされたら世界の貿易経済の危機です。何故中東で民主化のドミノ化が続いているかは独裁体制に不満を持っている国民が多いからです。物価の高騰、失業、独裁政権への不満。最初はチュニジアで、失業者が独裁政府への抗議の為に男性が焼身自殺をしたことからきています。イスラム教では自殺は禁じられている上に死んでも土葬です。火葬はしません。次世で蘇るためには体がないといけない、という理由です。それなのに…ということでネットやツイッターやフェイスブックでデモになりチュニジアのベンガリ独裁政権が崩壊したのです。で、いまはモータリア、アルジェリア、イエメン、リビア、イラン、バーレーン、UAE、クウェート、シリア、モロッコ、イラク、サウジアラビア、オマーンなどに波及しています。私としては「中東の民主化」はいいと思います。が、変な「イスラム原理主義国家」になり石油価格が高騰するのは心配ですね。パレスチナ問題ではイスラエルのユダヤ人政府は「ベルリンの壁」ならぬ「分離の壁」をパレスチナ自治区とユダヤ人自治区の間に作りました。パレスチナ・テロリストの抑制の為の壁なんですが、やたら大きいです。イスラエルは首都をエルサレムといい首相官邸も国会もエルサレムにありますが、エルサレムは「国連の国際管理都市」なので、(エルサレムをイスラエルの首都と)認めたことにならぬため外国の大使館は全部「テルアビブ」にあります。日本大使館ももちろんテルアビブにあります。ユダヤ教はユダヤ人が神より「カナンの地(イスラエル)」を与えられたという(キリスト教でゆう旧約聖書)宗教です。ですが、千年前にユダヤ人はローマ帝国に攻められ国は滅び、ユダヤ人は世界中に散り散りになります。またキリスト教ではユダヤ人のイエス・キリストが性急な宗教改革に反対したユダヤ人たちに十字架で張り付けにされ殺された為に「ユダヤ人=悪人」と差別されまともな職につけませんでした。そこで当時卑しい仕事とされた「金貸し」につき、金融業で成功していくのです。が、それでまた「シャイロック(守銭奴)」と白い目でみられます。またナチスドイツによる「ホロコースト(ユダヤ人大虐殺)」でユダヤ人は600万人殺されます。そこで「シオニズム運動」(シオンの地に還ろう)ということでユダヤ人国家「イスラエル」が1948年に建国されます。ユダヤ人情報機関・モサドやアメリカの最新兵器で「第一次から第四次中東戦争」はすべてイスラエルが勝利しています。パレスチナアラブ人の中でPLO(Palestina Liberation Organization)「パレスチナ解放機構」が組織され代表に故人のヤセル・アラファト議長がなります。パレスチナアラブ人たちはイスラエル兵士に投石(インテファーダ(アラビア語で「蜂起」))して抵抗します。当然死者は数千人にもなります。そこで、ノルウェーが動き、アラファト議長(当時)、クリントン大統領(当時)、ラビン首相(当時)がオスロで合意してガザ地区とヨルダン川西域が「パレスチナ自治区」になります。これで「ノーベル平和賞」を取ります。が、ラビン首相は暗殺され、アラファト議長は病死、パレスチナアラブテロ組織・ハマスはガザ地区を、パレスチナアラブ人穏健派・ファタハはヨルダン川西域を制圧しています。まあ、最後は政治課題ですね。まるでベトナム戦争時の「ヒッピー」のように米国や英国で反戦活動が活発化しているそうです。危険な状況ですね。ベトナムとアフガニスタンは明らかに違います。それすら分からないのでは話になりません。今のアフガン戦争は「イスラム教との戦い」ではありません。「アルカイダ」「ビンラディン」「タリバン」との戦いです。アメリカのキリスト教の牧師がイスラム教の聖典「コーラン」を「9・11同時多発テロ追悼日」にあわせて焚書しようとしたが、勘違いも甚だしい。サダム・フセインやビンラディンみたいな「テロリスト」をみると勘違いするのだろうが、イスラム教は「人殺しは悪」という「平和教」です。勘違いしては敵の思う壺です。オバマ米国大統領は「イラク戦争終結宣言」をしました。まず米軍のイラク撤退から説明します。そもそもアメリカが何故イラク戦争を始めたか?これは当然ながら2001年9月11日の「同時多発テロ」ですよね。当時のブッシュ大統領は「イラク、イラン、北朝鮮は悪の枢軸だ」といいました。湾岸戦争から10年後ですね。「イラクのサダム・フセイン大統領(当時)は圧制を敷いている」「イラクが大量破壊兵器(核兵器、生物兵器、科学兵器)を持っている」として戦争を始めます。結局、「大量破壊兵器」は見つからないのですが、まあ軍産複合体の為の戦争でした。フセイン大統領(当時)は捕らえられ処刑、フセインの独裁体制は終焉します。そしてイラク版GHQとも呼べる「CPA(イラク暫定協議会)」をつくりました。イラクでしくじったのはフセインの政党であった「バース党」の党員を公職排除したことでした。バース党員は公務員、政治家、役人、警察官などで排除で電気も水も警察もいなくなります。イラクは混乱国家になります。フセイン大統領はスン二派(20%)で最大勢力シーア派(60%)やクルド人(20%)を弾圧していました。ちなみに「クルド人」とは「クルディスタン」という地域に住んでいたのですが、第一次世界大戦で中東が分割され国家を失った民族です。こういった民族や派の宗教人同士で殺し合いが始まり一時「内戦」になりました。そこで「イラク民主化プラン」がつくられます。暫定政権→憲法制度→議員選挙→新イラク政府というプロセスで2006年に新政府が誕生します。その後イラクにはいってきたアルカイダ達を米軍、イラク軍が一掃して治安は回復しました。2010年6月にイラク駐留米軍の武装戦闘部隊がイラクから撤退、2011年には完全撤退します。なぜならオバマ大統領はアフガンにすべての戦闘部隊を投入して「泥沼化」の回復や「ビンラディン拘束か殺害」を急ぎたいからです。イランの原発がいよいよ稼動しましたね。元・米国連大使ネグロポンテ氏が「イラク開戦は拙速だった」とコメントをしました。今更ですか?2010年8月4日にはイランのアハマドネジャド大統領がパレード中に近くで爆破暗殺未遂がありました。イラン側は「爆竹だった」とごまかしています。トルコからガザ地区への支援船がイスラエル軍に襲撃されましたが、ハマスへの支援など食料だけではない。当然、武器もあった。イスラエルとしては国防だろう。アフガンでは大規模作戦展開中です。だが泥沼化していますね。「ケミカル・アリ」として恐れられフセイン政権で毒ガス兵器でクルド人5000人を大量殺戮したアリ・アルマジドが処刑されました。イスラエルのネタ二ヤウ首相とパレスチナのアッバス首相との実りなき中東和平が再開されましたね。イスラエルの国防相が脅迫されていますね。アウシュビッツの訪問者が09年で130万人です。2010年新年そうそう、またパキスタンで自爆テロで100人が死亡したそうです。アフガニスタンの警察官を日本の警察官がインドネシアで訓練するプランを国家公安委員会が示していますね。イランの核開発を受けてイランとロシアの友好関係に亀裂が出来、非難の応酬になっているそうです。またイラン「ウラン濃縮」を開始して制裁阻止へ強行カードを切りイランを交渉のテーブルにつくよう米国は「交渉のテーブル」につくよう説得しているそうですね。イランでは数万人規模の反政府デモがあり、ムサビ元大統領の甥っ子を含む5人が死亡しています。
まあ、イランの核施設(テヘラン、コム、ナタレツ、プシュール)はイスラエルが爆撃するでしょうね。2009年中のイランの核交渉は決裂しました。ここにきてパキスタンのザルダリ大統領が汚職疑惑です。かなりヤバイです。イランのアフマディネジャド大統領は「制裁回避」を模索しているが「国内保守派の反発」との板挟みで苦しんでいるそうですよ。イランは「核兵器」を持つことで「中東の存在感」をもとうとしていますが「イランの核施設」はイスラエルが空爆するでしょうね。でも、日本は対岸の火事じゃないんです。日本はクウエートやサウジアラビア、UAE、イランから石油を買っています。ホルムズ海峡を封鎖されればおわりです。イランは「何処からか攻撃を受けたらホルムズ海峡を封鎖する」といってます。だが、アメリカの経済制裁はじわじわ効いています。「イランへの石油製品輸出禁止」はじわじわきいています。何故ならイランは原油の産油国です。が、石油の生成つまりガスや重油、灯油、プラスチック、ガソリン、軽油などにする施設がイランにはないんです。だが2010年に日本はアメリカの要請でイランから手を引く(かなり投資していたので凄い損失)と今度は中国がイランに手を差し伸べています。「国際協調」というとどうしてもどこかの国がでてきますね。イラン政府は10か所の核濃縮施設の建設を指示しましたね。またイランはパレスチナのテロ組織ヒズボラの支援を打ち出していますね。シリアのダルダリ副首相は「何が(シリアと米国との国交正常化の)障害となっているか分からない」と首をひねっているそうですね。シリアがテロ国家だからですよ(笑)。またイランの核施設増発は国際社会の猛反発の中でイラン政府は何を考えているのですかね?IAEA(エルバラダイ事務局長が退任して後任は日本人の天野之弥(ゆきや)さんです)は非難決議を採決しましたね。また03年ノーベル平和賞のイラン人人権派弁護士シリン・エバティルさん(62、女性)のメダルをイラン政府は押収しました。これは国内強硬派の「ガス抜き」だといわれていますね。日本政府はまた「人的貢献は困難」としてアフガニスタン支援をまた金を50億ドル出すという。自衛隊のアフガニスタン支援は考えにくいのはわかります。が、お金だけなら湾岸戦争の支援活動の二の舞ですよ。アフガニスタン駐留軍トップのマクリスタル国際治安支援部隊(ISAF)指令官が一年以内に駐留米軍を増加しなければアフガニスタンの任務が失敗に終わる、と言っています。アルカイダや外国人部隊5000人が攻撃にこらえきれずにパキスタン非武装地帯からアフガニスタン北部へ逃走中であるそうですね。またタリバン兵士8400人が武装解除に応じたそうです。戦闘も終盤戦です。米国オバマ大統領、イスラエルのネタニヤフ首相、パレスチナのアッバス首相(2010年1月のパレスチナ首相選挙不出馬の意向)の三者首脳会議がニューヨークで09年9月22日ありました。またアフガニスタン大統領選挙の投票は元外相アブドラ氏が再選挙に不出馬してカルザイ大統領が再選されました)。イランの原子力施設(核兵器開発疑惑のある施設)のIAEA(国際原子力機構)の査察が行われました。タリバンのテロで26人が死亡しました。またアフガニスタンのテロの犯行はタリバン(後述)です。今、イランでは民主化デモが加速しています。それを受けて、米国のオバマ大統領は「不当な行為を強く抗議する」と述べた。「内政干渉」の姿勢は崩していないが、若い女性が銃撃される映像が流れてのことだった。イランのデモ隊は次第に「反体制色」を強めています。だが、ムサビ氏にはそこまでの度量はないと思う。だいたい氏は最高指導者ハメネイ氏に選ばれて立候補した「体制派閥の人」です。反旗を翩すことなどできる状態ではありません。また当局(つまりは政府)は改革派の弾圧で反体制色を封じ込めようとしています。一部死刑罰が計画されているそうです。だが、ハメネイ師は統治能力を失っています。というよりカリスマ性と政治力がないのです。改革派政党「イスラム革命ムジャヒディン」「イランイスラム参加党」「建設の奉仕者」などのメンバーたちです。法廷でアブダビ元・副大統領は「不正はなかった」という。ラフサンジャニ元・大統領は「バカげたショー」という。ハメネイ師は「大統領選挙の投票を再確認して違法性はなかった」と発表しました。本当に違法性がなかったのでしょうか。わかりません。が、イランの「天安門事件」のようにはなってほしくありません。虐殺は止めてください。またイランでは外国人らをふくむジャーナリスト40名が拘束されています。09年6月12日のイラン大統領選で改革派のムサビ氏が現職のアフマディネジャド氏に敗北しました。彼が二期目の政権をスタートしましたね。が、民主化デモが発生しました。テヘラン市民とイラン国防軍が衝突して19人が亡くなり、怪我人多数…ラフサンジャニ元・大統領の親族5人も逮捕させてしまいました。最高指導者ハメネイ氏(最高指導者とは大統領より上の立場にある。野球で言えばオーナーで大統領は監督のようなものです。またイスラム教では以下の規定があります。1禁酒2豚肉を食べない3女性は肌を見せてはいけない(髪も)4月一回は断食。これらをしないと死んだら地獄に落ちると言われています)は「デモをただちに中止するように」と火消しにやっきになっています。が、不正選挙ではありません。民主化運動家ら数十万人は「選挙に不正選挙があった」という。が、私は不正選挙ではないと思う。というよりは都市部と地方では元元大差がついています。イランの失業率は12・5%(大卒は三割)です。が、現職は豊富なオイルマネー(もちろん自分の金ではない)を貧困層らにばらまいたのである。人間は利益に弱いものです。例え「反米強行右翼」でも、ムサビ氏では金が貰えないとイランの30州のうち28州がアフマディネジャド氏に投票しました。つまり改革派の波はごく一部の都市部だけなんです。確かに私も「右翼」より「改革派」のほうがいいです。が、人間は利益に弱いものです。1979年のパーレビ王朝崩壊のイスラム革命とは違います。米国も対話を重視しています。が、それははっきり言ってアフガニスタンとパキスタンのタリバンやアルカイダに核拡散することが怖いからです。またイランは反イスラエルでパレスチナ問題ではハマスを支持しています。これもネックですが、イスラエルはイランが核兵器を保有した段階でかつてのイラクのように空爆することは間違いないですね。イランの二つのウラン濃縮施設の発覚を受けて「核なき世界」を目指すオバマ大統領はイランを批判して「武力行使も辞さない」と宣言しています。査察が焦点でしたが受け入れましたね。イランはミサイル実験に「成功」しました。射程はもちろんイスラエルです。イスラエル軍が核施設を爆撃するでしょうね。パキスタンやアフガニスタンでは自爆テロ事件が絶えません。何故ならタリバンが復活したからです。アルカイダも復活しました。アメリカ合衆国のテロとの戦いは苦戦中です。パレスチナのファハタのアッバス政権を刷新しましたね。新たにダルラン氏バルグーテ氏を内閣に入れましたね。
いわゆる911・テロ事件とは2001年9月11日にアフガニスタンに潜伏していたテロリストのオサマ・ビンラディン率いる(これは後述)アルカイダがアメリカ合衆国の民間航空機を乗っ取り世界貿易センターやペンタゴン(アメリカ合衆国軍事中央本部)に突っ込み自爆テロをした事件です。
ではアフガニスタンとはどういう国ですか?ですけど正式名は「アフガニスタン・イスラム共和国」で人口は4200万人、国土は日本の5・6倍です。緯度は大阪と同じです。そんなに暑い国ではないらしいです。夏暑く冬寒い国です。今アフガニスタンが注目されている理由は二つです。ひとつはオサマ・ビンラディンとの戦いが最終攻撃に入ったことです。ビンラディンは「アメリカは圧力団体(イスラエル)に支配されている。オバマ(大統領)は無力で、(イラクや)アフガニスタンの戦争を止めることは出来ず、最大限の度合いで継続される」と宣言していますね。もうひとつはテロリストが核兵器を持つかもしれないっていう危険性からです。オサマ・ビンラディンは先月にラジオで演説しています。音声から「まだ生きている」と確認出来るそうです。
テロリストの狙いは「イスラム教で世界を支配したい」ということです。アルカイダという組織の考え方は反ユダヤ人です。つまりパレスチナに戦後に「イスラエル」というユダヤ人の国が出来ました。それでユダヤ人イスラエルの肩を持っているのはアメリカ合衆国で「イスラムの敵である」という訳です。ですけどアルカイダというのは「軍隊」ではありません。各地にいる「イスラム教の組織」がインターネットサービスのサイトを見て勝手に「自分たちはアルカイダだ!」と名乗りを上げているだけです。ではオサマ・ビンラディンとはどういうひとですか?サウジアラビアの大金持ちの息子です。ソ連がアフガニスタンに進攻したときにアフガニスタンにゲリラとして入った訳です。アフガニスタンからソ連を追い出そう、と「イスラム聖戦士」の名前で彼も参加します。アルカイダとタリバンは違います。タリバンとは(学生)という意味です。見事にソ連を追い出して、アフガニスタンを支配しました。何故にタリバン(学生)か?ですがソ連がアフガニスタ
ンに進攻してきてアフガニスタンから大量の難民が出た訳です。難民は何万もいる訳です。それでパキスタンに逃げてきたひと達がアフガニスタンとパキスタンの間の山脈にある「部族武装地域」に逃げてきた訳です。難民キャンプが出来ます。パキスタン側の「イスラム教過激派閥」が危険な思想を学ばせる訳です。この学んだひと達がタリバンな訳です。 彼らはアフガニスタンさえイスラム教で統一されればいい訳です。が、一部の10万人のイスラム教徒の中の僅かに1%の過激派閥というかテロリスト達がテロをしていてこれがアルカイダです。イスラム教のコーランには「異教徒がイスラム教の土地を汚すなら戦え」という文章を拡大解釈して「侵略される前にこっちからやってやろう!」とアルカイダは9・11テロなどを犯した訳です。が、イスラム教徒が悪い訳ではありません。ほとんどのイスラム教徒は「アルカイダのやっていることは間違っている」と考えています。
彼らは大半が「部族武装地域」に庇われています。彼ら部族は「どんな客でももてなす」がポリシーです。ではテロリストが核兵器をもつとはどういうことですか?ですが、部族武装地域をパキスタン軍とアメリカ軍が攻撃して多数の難民が武装して(パキスタンタリバンという)組織ができる訳です。
アルカイダもパキスタンタリバンも増え続いています。何故ならばアメリカ軍がイラクのサダム・フセインを叩き潰してまごついている間に復活したのです。そもそもアフガニスタン戦争はアメリカ合衆国軍がタリバンを攻撃した訳ではありません。庇っているビン・ラディンやアルカイダ組織を渡せというがアフガニスタン軍事政権が拒否したからでした。だが、アメリカ軍は怒って攻撃した。で、一端はタリバン政権は崩壊します。ですが、アメリカ合衆国がイラク戦争をしていた後でタリバンが息をふき返した訳です。オバマ米国大統領は「イラク戦争は間違っていたがアフガニスタン戦争は間違っていない」として米軍をイラクからアフガニスタンに移動中です。何故ならば09年8月20日にアフガニスタン大統領選挙があったからです。09年11月カルザイ大統領が再選されました。タリバンやアルカイダは選挙を潰そうと画策しました。アフガニスタン戦争で米国英国軍人が多数亡くなってます。米国大統領は「軍人をアフガニスタンから早く帰らせてあげ
たい」と考えています。が、平和な国になってからでないとまたテロリストがばっこしてまた9・11テロです。今はNATO軍が大規模攻撃しています。が、大変です。何故ならばタリバンアルカイダの勢力は制服を着ている訳ではありません。誰が敵かわからないのである。ある日は敵がいないな、と思っていたら夜に地雷あって爆発したりとかです。だが、タリバンはマインドコントロールなのか「コーランの偶像崇拝禁止」を持ち出してテレビ番組や映画を見ることを禁止にしています。
だが、今アフガニスタン攻撃をやめてしまうとアフガニスタンはテロリストの温床と化し世界中で9・11テロです。まあ、ベトナム戦争のように「反戦活動」が活発化する可能性はあるということですね。


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めぐみ 悲劇のヒロイン横田めぐみの半生・北朝鮮の拉致の悲劇アンコール連載小説2

2013年08月28日 07時20分07秒 | 日記
         2 めぐみ。


  横田めぐみさんが拉致されたのは1977年11月15日……新潟県新潟市水道町でのことだった。11月にしては穏やかな暖かい日だったという。(著者は7才)
 その時期は拉致とはわからず失踪扱いだったという。めぐみさんには双子の弟がいた。双子の長兄のほうは拓也、弟は哲也という。そして拉致から20年たった1997年1月21日……双子の弟の哲也の結婚が決まった。「おめでとう! 早紀江さん」近所のオバさんたちは祝福した。しかし、早紀江さんはいつも愛娘・めぐみさんのことを思い、陰で泣いていたという。神に祈った。神様仏さま…… どうかめぐみが生きてますように…
  1964年は東京オリンピックの年だった。めぐみさんには双子の弟がいた。双子の長兄のほうは拓也、弟は哲也という。まだ小さい。めぐみさんは13歳だったという。
 めぐみさんの父親・横田滋も、母・横田早紀江さんもまだ若かった。
 10月5日、早紀江さんは出産した。女の子だった。
 早紀江さん(当時28歳)滋さん(当時31歳)だった。「はじめてのお子さんね。でも、女の子ですよ」
 早紀江さんは赤ん坊を抱いてみた。「赤ちゃんってこんなに重いのかなぁ?」
「え? そんなに重いの?」滋さんも抱っこしてみた。「ほんとだ」
 看護婦は「健康な赤ちゃんですね?」という。
 滋さんは名前を考えた。
「名前はひとみかめぐみ…この娘はひとみって感じじゃないな。そうだ! めぐみだ!
横田めぐみ! いい名前だ」
「まあ、あなたったらもう親バカ?」ふたりは笑った。
 そして1977年11月15日……滋さんはタクシーで自宅に向かっていた。
「麻雀すまなかったねえ」
「いいえ。麻雀なんていつでもできますから……それより娘さん心配ですね?」
 滋さんは不安な顔のまま「すぐ帰ってくると思うけど…」という。
 夫婦と先生で探してみた。しかし、いるはずもない。
 先生は暗くなった校舎を探しまわった。滋さんも早紀江さんも探した。しかし見付からない。当たり前である。めぐみさんは北へつれていかれたのだから。
 しかし当時は拉致など知られてなかった。滋さんは警察に電話した。
「すぐきてくれるそうだ」肩をおとした。
 早紀江さんは狼狽しながら「家出かしら…? そういえばめぐみはバトミントンの強化選手に選ばれて大変だっていってたわ……そのプレッシャーから…」
 滋さんはいう。「それはないだろう。そうだ! 小学校時代の広島には友達がいっぱいいるはずだ! そこではないかい?」
 早紀江さんは希望をつかみたくて電話してみた。やはりいない。
 滋さんは不安にかられた。「めぐみは汽車のキップを買ったことないし、そもそも今日がこずかいをあげる日だ。家出なら……こずかいをもらってからいくだろう?」
 そんなとき警察がきた。「横田さん。新潟中央署のものです!」
 めぐみさんはそれまで一度も寄り道も学校を休んだこともないという。警察は警察犬をつかった。身の代金目当ての誘拐と思った……交通事故かも…?
 しかし犬は匂いを見失う。家から1、2分のところだった。横田夫妻は動揺を隠せない。警察は横田夫妻の電話に録音機をつけて時をまった。犯人が誘拐電話をかけてくる時を…「今日はいったん警察のほうは捜査を打ち切ります。明け方から再開しますので今日はお休みください」警察はいう。もう深夜だった。盗聴組はもちろん身をすくめている。
 夫妻はふとんにはいった。眠れる訳はなかった。
 早紀江さんは狼狽しながら「家出かしら…? そういえはめぐみはバトミントンの強化選手に選ばれて大変だっていってたわ……そのプレッシャーから…自殺かも…」
「いや。あの子は広島にいたころ溺れかけたことがある。そういう子は自殺…しない…自殺なんかする訳ない…」滋さんは目をぎゅっとつぶった。めぐみ!
 その前日は滋さんの誕生日だった。つまり11月14日だ。
 めぐみさん(当時13歳)は父親に櫛をプレゼントしたのだった。
 ……あの子が自殺や家出なんかするはずない! そして…20年の時が流れた…
 1997年1月27日……
 衆議院議員秘書をしている兵本達吉さんから電話があった。「めぐみが…生きている?!」白髪頭となった横田滋さんは驚愕してしまった。

  横田夫妻が東京品川区大井に住んでいた頃。めぐみさんの弟がうまれた。双子だった。「あら? みーたん(めぐみさんの愛称)おしめどうするの?」
 若き早紀江さんは洗濯ものを干しながらきいた。まだめぐみさんは小さい。「いいの。ちょうだい!」そういって外出した。驚いた。大きな蛙にオシメをして抱きながら遊んでいたからだ。近所のガキどもが「キモい! キモい!」という。しかし、幼いめぐみちゃんは無邪気に遊んでいる。横田夫妻にとってめぐみちゃんは太陽のような存在だった。
  そして1977年…翌日の16日には県警の機動隊もかけつけて薄明りの午前5時頃から捜査がはじまった。しかし、何もみつからず。夫妻は涙枯れるほど流した。
 …一週間後、誘拐の線は薄いと判断した警察は公開捜査に踏み切った。
 この少女を探してください…横田めぐみ…
 テトラポットの隙間を巡視船が、ボランティアのダイバーたちがテトラポットの底まで潜ってもみた。新潟県警最大規模の大捜査になった。しかし、みつかる訳はない。
 刑事たちは張り込みを続けた。夫妻は心配のあまり眠ることもままならない。
 夜になるとふとんで泣いてばかりいた。
「厳しくしつけ過ぎたのかしら? あの時……だってめぐみは…」
 早紀江さんは泣いた。滋さんも泣いていた。めぐみさんはバトミントンの強化選手に選ばれて「やだな~断ろうかなぁ?」などといっていたという。「あのとき、相談に乗って…れ…ば…手をかしてれば…」
「いや、あの子はそんなことで家出なんかする子じゃない。きっと…めぐみは生きているさ……自殺も家出もない…」
「なら…めぐみは生きてるのかしら?」
「きっと…」
 滋さんはお風呂で男泣きして暮らし、母親の早紀江さんもひとしれず泣いてばかりいたという。もうこの苦しみから逃れたい…でも、息をとめてみても悲しい朝はやってくるのでした。悲しい日々……
 そして1997年1月27日、共産党参議院議員橋本敦の秘書・兵本達吉という初老の眼鏡をかけたオッさんがめぐみさん生存情報を掴んだ。
 それをもどること1987年11月29日、大韓航空機事件がおこり、蜂谷真由美と名乗る金賢姫が捕まり証言していた。李恩恵という日本人拉致被害者が話題になった。
 兵本達吉は横田滋さんを事務所まで呼んで知らせた。「1980年1月7日にサンケイ新聞の朝刊一面を飾った日本海アベック蒸発事件……それから私は拉致問題を研究してきた。これを読んでほしい。横田さん」達吉はペーパーを渡す。
「その文章とお宅のめぐみさんが重なると思う。朝日放送の石高健次というひとが書いた現代コリアの記事がファックスで送られてきたんだ……めぐみさんらしい」
 滋さんはみた。”残酷なものだ。子供なのである…””十三歳の少女が…”
 動揺した。白髪頭の滋さんは「めぐみに間違いない!」と思った。しかし、日本海の新潟のどこの浜かは書かれてない。少女はクラブの帰りだった。海岸から脱出しようとした工作員が目撃されたために捕まえて帰ったのだという。朝鮮語をマスターした。そうしたらお母さんたちのところへ返してくれると嘘をつかれて……それがかなわないとわかり精神に異常をきたしたという。
 ……めぐみ! これはめぐみに間違いありません!

  横田滋さんはめぐみさんを写した写真……例の桜の前での…をみつめて泣いた。あのとき、娘は風疹のあとが顔にあるから写真はやだといったのだ。しかし、桜が散ってしまうからと撮影したのだ。制服姿の……
 兵本のもとにサンケイ新聞の阿部雅美という男がやってきた。そして、事件は公になる。


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めぐみ 悲劇のヒロイン横田めぐみの半生・北朝鮮の拉致の悲劇アンコール連載小説1

2013年08月26日 06時10分12秒 | 日記
小説 悲劇のヒロイン

       めぐみ。


                        Reform of new north korea
           ~めぐみさんは生きている!~

     プランナーストラテジスト・緑川鷲羽による悲劇のヒロイン「横田めぐみ像」!
             悲劇のヒロイン「めぐみ」のすべて!
              total-produced&PRESENTED&written by
                  Midorikawa Washu
                  緑川  鷲羽
                  
          plan is a dramatic interoretation
         of events and characters based on public
         sources and an in complete historical record.
         some scenes and events are presented as
         composites or have been hypothesized or condensed.
 ”たとえ全世界を手に入れても、自らの魂を失ったなら何の利益があるだろう”                 アタイ伝16の26

      この国はどうなってしまうのか?

      都市盛衰の岐路に問う 警世の書







   あらすじ 1977年、新潟……横田ゆぐみさん(当時13)は北に拉致された。北朝鮮が本当に拉致を認めたのは90年代。それまで横田夫妻ら拉致家族は不安なまま過ごす。やがて小泉首相(当時)が訪朝し、蓮池さんや曽我さんらは帰ってくる。しかし多くの拉致被害者やめぐみさんは死亡とされた。それはそんなめぐみさんに迫る小説である。
         1 拉致



  横田めぐみさんが生まれたのは1964年。ちょうど東京オリンピックが開催された年である。誕生日は10月5日という。生きてれば40代だ。めぐみさんの父親・横田滋さんは女の子がほしかったようで、母・横田早紀江さんも女の子を望んだ。生まれたのはやはり女の子だった。名前はめぐみ……悲劇ヒロイン・横田めぐみさんである。
 生まれてみるとめぐみさんは大きな赤ん坊で看護婦から「御所ちゃん」(御所人形みたいだったから)と呼ばれたという。そんな愛娘が13才のときに北の独裁国家に拉致された訳だ。はっきりいおう、金正恩は「黄色いヒトラー」だ! 倒さなければならない相手である。北は少なくとも金王朝に反対する20万人もの人々を虐殺している。ナチスと同じなのだ。めぐみさんはそんなかの地でどう生活しているのだろう?
 だが、めぐみさんは確実に生きていると私は思う。それは偽遺骨やらでわかる。あまりにも独裁国家の秘密を知っているから死んだことにしているのだ。経済制裁しかない!
 めぐみさんが拉致されたと報道されたのは1997年2月3日のこと。実名で公開されると反響は大きかったらしい。小泉訪朝まで動かしたのだから……
 しかし、甘いと思う。詳しくは後ろの「北朝鮮制裁」で触れるが、まずこういう異常国家はまともに相手にしないことだ。必ず謀略がまっている。
 ヒトラー金正恩を倒さない限り拉致も核も麻薬も偽札も人権弾圧もとまらない。われわれはああいう異常国家と対峙しているのだ…という自覚が必要なのだ。

  横田めぐみさんが拉致されたのは1977年11月15日……新潟県新潟市水道町でのことだった。11月にしては穏やかな暖かい日だったという。(著者は7才)
 そのときは拉致とはわからず失踪扱いだったという。めぐみさんには双子の弟がいた。双子の長兄のほうは拓也、弟は哲也という。そして拉致から20年たった1997年1月21日……双子の弟の哲也の結婚が決まった。「おめでとう! 早紀江さん」近所のオバさんたちは祝福した。しかし、早紀江さんはいつも愛娘・めぐみさんのことを思い、陰で泣いていたという。神に祈った。神様仏さま…… どうかめぐみが生きてますように…
  1977年は東京オリンピックの年だった。めぐみさんには双子の弟がいた。双子の長兄のほうは拓也、弟は哲也という。まだ小さい。めぐみさんは13歳だったという。
 めぐみさんの父親・横田滋も、母・横田早紀江さんもまだ若かった。
「おはよう…お父さん」
 めぐみさんは中学校の制服でバトミントンのクラブをもっていた。「ああ、おはようめぐみ」新聞を見ながら滋さんはいった。
 すぐに友達の女の子が「ヨコー! おはよ~っ!」とくる。
「まって! すぐいくわ!」
 めぐみさんはいつものように玄関から出ようとした。早紀江さんが「今日は暖かいけど夕方寒いよ。コートもっていきなさい」という。
 めぐみさんは「ん~どうしようかなぁ。今日はいいや。置いてく……じゃあ行ってくるね」と友達と出掛けた。それが……めぐみさんの家族たちが見た最期の姿である。
 そしてまた1997年……
 早紀江さんは複雑な心境だった。あの頃…小学生だった拓也も哲也ももう結婚である。時間がどんどん過ぎていく。めぐみちゃんのことはけして忘れてはないけれど……
 寒い日だった。もう還暦の横田夫妻は東京付近のマンションに住んでいた。滋さんは元・日銀マンである。「ただいま。あら?」
 夫の滋さんがソファで深刻な顔して座っている。「どうしたの? お父さん?」
「実は……今日……不思議なことがあったんだ。」
「不思議…」早紀江さんはオウム返しにきいたという。「不思議なことって?」
「実はめぐみが……北朝鮮で生きているそうなんだ…」
「え?! まさか!」
 滋さんは深刻な顔のままだ。「ある議員の秘書の方から連絡があった…」
「じゃあめぐみちゃんは生きてるの?!」
 夫妻は年寄りとなり白髪頭だ。「20年前に行方不明になってから以来……情報らしい情報といえばいいが…本当なのかは…」
「めぐみちゃんが!」早紀江さんは老眼鏡を落としそうになるくらい動揺した。めぐみは北の工作員に拉致された……?? めぐみ!
 早紀江さんは20年前を思いだしていた。
 あのときドォーン! という大きな音がした。夜だった。双子の弟たちもびっくりしたという。「いまの何の音?」若き早紀江さんは不気味がった。双子は「飛行機でも落ちたの?」とラジオをつけてみる。何もない……もう夜の7時をまわったところだった。
「ねぇ、お姉ちゃん、今日何かいってなかった? こんなに遅くなるなんて…」
「何もいってないよ」
「変ねぇ?」
 若き早紀江さんは不安になって外出した。「お母さん、学校までいってみてくるわ」
 隣のお婆さんがみかけて声をかけてきた。
「あら? どこかへお出掛けですか?」
「はい」若き早紀江さんは動揺しながらも「めぐみがまだ帰ってこないので学校まで向かえにいきます」と答えた。もう真っ暗で街灯が光っていた。学校では体育館などに明りがついていて練習をしていた。「なんだ。まだバトミントンの練習してたんだ…」
 覗いてみた。若き早紀江さんは動揺した。めぐみちゃんが……いない!
 体育館のバトミントンの練習をしていた生徒は夕方六時には帰ったという。いよいよおかしい。若き早紀江さんは娘の友達の家にもいってみた。いない! まず帰宅してみた。「お姉ちゃん、帰ってない?!」
 双子は「いないよ。どうしたの?」と動揺する母親にきいたという。
「どうしたんだろう? 学校にもいないのよ」
 若き早紀江さんは電話をかけた。バトミントン部の顧問だった佐藤明雄さんだった。
「え? 横田さん? まだ帰ってないんですか? 変だなぁ。門のところで皆とわいわい笑ってたんだけど……中学生くらいになりますと寄り道も多くなるでしょう? もう少しまってみたらどうですか?」
 しばらくまってみた。しかし帰ってこない。
 若き早紀江さんはもう一度、佐藤さんに電話した。「まだ帰ってない?! じゃあぼくも探してみます」
 母親は夜道で泣く双子を連れて探し歩いた。「めぐみちゃ~ん! どこ~っ!」懐中電灯の明りでなんとか見えるくらい暗くなってきた。双子たちはえんえん泣く。
 若き早紀江さんは荒波の日本海までやってきた。どこにもいない。帰宅すると先生がまっていた。「横田さん! まだ帰りませんか?!」
「はい」
「すぐに警察に知らせたほうがいいのではないですか?」
 そんなとき家の黒電話が鳴った。滋からだった。「あ、私だけど…歓迎会がおわってね。これから麻雀をするので…」
 若き早紀江さんは我鳴った。「お父さん! それどころじゃないわ! めぐみがまだ帰ってきてないの! すぐ戻ってきて!」
「めぐみが……いかんな。わかった」滋さんは狼狽してジャン荘から戻ることにした。
 横田めぐみさんはその夜、北朝鮮の船の船底に閉じ込められていた。
「お母さん! 助けて! お母さん!」
 しかし助けはこない。暗く寒い船底に閉じ込められていた。「お母さん! 助けて! お母さん!」めぐみさんは制服のまま、船の底を手でかきむしった。血がでた。
「助けて! お父さん! お母さん!」
 しかし誰も助けにはこなかった。北の独裁国家へと……船は向かっていた。     


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嵐最新情報「嵐の新たなセックススキャンダル」と日本テレビ24時間テレビ・嵐ドラマ

2013年08月24日 14時19分30秒 | 日記
 嵐 最新情報リリース
 
 今やもっともヤバイデビュー10周年大人気者たち(第63回NHK紅白歌合戦司会)の「嵐(あらし)」の最新情報をリリースします。2013年8月24日、日本テレビ24時間テレビがスタート。スペシャルドラマ「今日の日はさようなら」主演・大野智・深田恭子・山田涼介・ミムラ・木村文乃です。突然の癌で余命いくばくかの青年を嵐の大野智が熱演。くー!2013年夏公開の映画版「謎解きはディナーのあとで」が公開。豪華客船による密室殺人に世界的大財閥の女刑事・宝生麗子(北川景子)と秘書の影山(嵐の櫻井翔)が謎の殺人事件のトリックを解く。プレスリリースで拝見したが最高でしたね。まさか結末がああなるとは!2012年のベストジーニスト大賞に2年連続で相葉雅紀くんですよね。2012年9月20日は嵐の嵐の国立競技場でのライブでしたね。凄かったよね。7万人が大熱狂でした。松潤のDJ恰好よかったー!2012年8月25日26日嵐が「日本テレビ地球を救う24時間テレビ」で嵐のみんなががんばったよね。嵐のスペシャルメドレーよかったーっ!嵐最高!櫻井翔くん主演のドラマ「家族ゲーム」始まります。嵐の新曲「Endles game」「Calling/Breathless」いい曲ですよね。嵐の新アルバム「POPCOM・ポップコーン」(2012年10月31日発売)凄いいいです。最高!2012年の日本テレビ24時間テレビの特別ドラマ「車イスで僕は空を飛ぶ」の主演がニノこと二宮和也くんです。ヤンキーたちのケンカで半身不随車イス生活になった不良青年が、カウンセラーになるまでの話。ニノは金髪にして、車いすで熱演です。KARAの新シングル「エレクトリック・ボーイ」いいよね。場版「エヴァンゲリオンQ」の主題歌・宇多田ヒカルの新曲「桜流し」最高ですよね。少女時代の新曲「FLOWER POWER」いいよね。KAT-TUNのメンバーは田中聖・上田竜也・亀梨和也・中丸雄一・田口淳之介ですね。2013年春の嵐のニノ主演映画「プラチナデータ」二宮和也・豊川悦司・監督大友啓史がいよいよ完成です。2012年5年8日、大島優子がAKB48卒業を否定しました。これからのエースである大島優子さんには頑張ってもらわないと。hypergrooveのメンバーに決めているのだし。またhypergrooveのメインメンバー内定の高橋みなみがデパートのアロマキャンドルで髪が燃え、腰まであった髪を肩までにきったという。頑張れ。可愛いぞ。AKB48の篠田麻里子が、日清カップヌードルのCMで、AKB48のメンバーにドッキリをしかけCMを撮影するCMが話題になっている。篠田麻里子もhypergrooveのメンバーに決まっているので頑張って欲しい。2012年4月30日、グンちゃん(チャン・グンソク)が自動車事故を起こしたそうです。でもグンちゃんに大きな怪我はなく、ドラマ撮影を続けるという。東方神起や少女時代などのコンサートや練習などの映像をまとめた「ドキュメンタリ映画」が完成しましたね。2010年4月16日フジテレビ月9ドラマ「鍵のかかった部屋」で大野智主演でやりますね。鍵部屋の主題歌は嵐が2012年5月9日発売予定の「Face Down」です。三毛猫の主題歌は嵐の「your eyes」です。2012年4月5日TBSドラマ「ブラックボード 時代と戦った教師たち」で櫻井翔くんが、「国の為に死ね」とかつて教え自らも片腕を失った戦後すぐの教師役を熱演。2012年3月27日フジテレビ21時より2時間スペシャルでドラマ「謎解きはディナーのあとでスペシャル」が放送。世界的に有名な画家・松下慶山と見られる焼死体が発見される。遺体が見つかったアトリエには静脈認証システムが設置されており、風祭(椎名桔平)は密室殺人と報道陣に説明。しかし、宝生麗子(北川景子)や影山(櫻井翔)たちは、静脈認証システムが本人が生きているときにしか作動しないことから「殺人ではないのでは」と風祭に詰め寄る。グンちゃん(チャン・グンソク)の新曲「CRAZYCRAZYCRAZY」凄いいい曲ですよね。2012年最高の曲です。女子中高生のファッションリーダー板野友美(ともちん)の「Dear J」に次ぐ9か月ぶりのシングル曲「10年後の君へ」前田敦子「君は僕だ」指原莉乃「それでも好きだよ」西野カナ「私たち」です。2011年11月30日の日本テレビでは「ベストアーテスト2011(司会・櫻井翔、羽鳥さん)」で嵐や関ジャニ∞やAKB48や西野カナやラルクアンシェルなど豪華アーテスト集結です。2011年11月26日チャン・グンソク(グンちゃん)の東京ドームコンサート開催です。嵐は2万人が選ぶアイドルの1位になりました。また著書やコンサートの収益3億円を岩手・宮城・福島の被災地に1億円ずつ寄付したという。若いのに凄いね。私緑川鷲羽わしゅうは特許を大企業に10億円で購入してもらったら4000万円被災地に寄付する予定です。アイデアはただではありません。大金払って買ってもらうのは当たり前です。2012年1月3日嵐の大野智と新垣結衣主演のドラマ「もう誘拐なんてしない」放送です。また嵐の松本潤主演の舞台「ああ、荒野」がスタートです。監督は蜷川幸雄さんで、ストーリーは架空の昭和の街で2人のボクサー(松本潤と小出恵介)が友情を深めていくという。松潤はこの舞台の為ボクシング・ジムに通い5kg体重をしぼり「細マッチョ」を披露する。2012年4月14日、日本テレビで相葉くん主演で赤川次郎原作「三毛猫ホームズの推理」のドラマをやりますね。2012年3月19日フジテレビ月9ドラマ「ラッキーセブン」(嵐・松本潤主演、瑛太、仲里依紗など)最終話。主題歌は嵐の「ワイルドアットハート」。人妻との密会写真を撮られたフリーター、時多駿太郎(松本潤)は、2人の仲を引き裂いた探偵事務所に押し掛ける。現れた美人社長(松嶋菜々子)に誘われ、目習い探偵として働くことに。次の仕事は新田輝(瑛太)が父親の経営する会社で働いていない事がわかる。また松嶋菜々子演ずる死んだ父親の謎と参事官の15年間見つからなかった重要な秘密の黒手帳がみつかり、ラッキー探偵社に疑惑の火の粉が。どうやら警察組織などの利権が隠されているようで。松嶋菜々子は誘拐され、すべての謎が解ける20分拡大放送。謎が謎を呼ぶ。東方神起の弟分・SHINee(シャイ二ィー(メンバー、オンユ・ジョンヒョン・テヨン・ミンホ・キー))の♪LUCIFERが人気です。2011年NHK紅白歌合戦の司会は紅組は井上真央さんで白組に嵐ですよね。応援隊はテリーさんとAKB48!2011年「ベストジーニスト賞」に嵐の相場雅紀くんですね。2011年10月3日から2011年10月7日まで日テレ「ZIP」で「ZIPx嵐」です。週ごとに嵐のメンバー、大野智、櫻井翔、二宮和也、相場雅紀、松本潤の順で出演でしたね。2011年10月10日のHEY!HEY!HEY!は凄かったですね。T-ARA、RAINBOW、AFTER SCHOOL 、FTISLAND、東方神起と大興奮でした。2011年10月4日「フリーター家を買う」でニノ(二宮和也)のドラマ・スペシャルがありましたね。家を買った後は結婚ですか。二宮和也くんはやはりイケメンですね。嵐の櫻井翔くんと北川景子主演のフジテレビ系火9ドラマ「謎解きはディナーのあとで」が2011年12月20日最終話は本屋大賞1位の人気小説をドラマ化。宝生麗子(北川景子)と「真犯人」と疑われる影山がミステリー小説家と絡む殺人事件。影山の正体があきらかに。現着した所轄署刑事の宝生麗子(北川景子)は大財閥の令嬢。上司の風祭警部(椎名桔平)も自動車会社の令息。お嬢様とボンボンの推理では謎が深まるばかり。だが宝生家の執事・影山(櫻井翔)にとっては赤子の手をひねるようなもの。「お嬢様のアホでらっしゃりますか?」と謎解きを始める。主題歌は嵐の「迷宮ラブソング」です。 いじめ体験は、芸能人も例外ではなく、えっ、この人がという人も、心身に苦痛を受けた、つらく苦しい時代を過ごした経験をもっている。彼らはどんないじめを受け、どう克服したのか。
 NEWS・小山慶一郎(28才)は、中学2年生のとき、些細なことが原因で、クラスのあるグループから、ボールを投げつけられるなどのいじめを受けるようになった。
<そんな状況でも、たったひとり、ずっと俺の味方をしてくれた親友がいたんだ。俺がつらい時期を乗り越えられたのは、そいつのおかげ>(『Myojo』のHPより)
 小栗旬(29才)は中学時代、小栗が登校すると、自分の机の中がゴミであふれていたり、昼休みにトイレに行って、教室に戻ってくると、自分の机や椅子をはじめ、すべてのものがなくなっていたこともあった。
 2007年、山梨日日新聞のインタビューで、そのときのことをこう振り返っている。
<必死で捜すと、トイレで水浸しのかばんが見つかるんです>
 やがて登校拒否になった小栗は、卒業式にも出られなかった。
 高校には進学したが、あまり目立たないようにしていたという小栗。高校1年生のときにドラマ『GTO』(フジテレビ系)に出演し、同年代の共演者と友達になったことで、いじめからのトラウマを解消させた。
<仲間ができたことで精神的に大人になりました>
 芸能界という環境に移ったからこそ、克服できたのだろう。
 2006年12月に出演した『NEWS ZERO』(日本テレビ系)のなかで、嵐・二宮和也(29才)は、いじめ体験を告白。
「何やってもおれのせいになっちゃってね。物がなくなっても、なんかおれのせいになるし」
 この時、二宮がとったのが、何もリアクションをしないことだった。そうすると、面白くなくなったのか、二宮に対するいじめはなくなったという。ただし、何も解決はしていなかった。二宮はさらにこういっている。
「最終的には、的が移っただけになっちゃって。おれがいじめられていたら今度、Bくんに…(中略)だから、おれの中で終わってない」
 いまなお複雑な思いを抱えているようだ。
※女性セブン2012年8月9日号

ニノのグリコ・ポッキーCMは90年代の大流行歌・M・C・ハマーの歌でコミカルダンスで笑えますよね。韓国のアイドル・グループT-ARAの2011年9月28日日本発売の「♪Bo Peep Bo Peep」の猫ダンスが大人気です。2011年9月4日の嵐の国立競技場でのコンサートは凄かったですねえ。2日間で14万人だって。すごい人気ですね。もはやSMAPを超えたね。嵐の桜井翔くんと宮崎あおい主演の映画「神様のカルテ」がいよいよ2011年8月27日全国ロードショーです。舞台は地方・長野県松本市の病院で、桜井翔演ずる内科医と、献身的に支える妻役の宮崎あおいさんとの愛と苦悩と成長の物語。嵐のニューアルバム「Beautiful World」が100万枚に迫るほどの売れ行きです。相変わらずの大人気の嵐ですね。観光大使もご苦労様です。あの大人気アイドルグループの嵐のライブDVD「僕の見ている風景」が500万枚突破です。すごいね。東京ドームのライブは節電で「チャリティ教室(食育授業、褒める授業、走る、自転車を漕いで発電)」など22万7000人に嵐のメンバーが授業をしましたね。また余談ですが「オリエンタルラジオ」のチャラ男・藤森慎吾のヤッた女性芸能人4人というのは上野樹里、栗山千明、堀北真希、加藤夏希です(笑)。ニノこと嵐の二宮和也のやったのは長澤まさみ・佐々木希など(笑)。今、韓国のトロット(韓国の演歌)歌手のパク・ヒョンビン(28)の「♪シャパン シャパン(キラキラ輝く)」が人気だ。ちなみにデビュー曲は「♪パラパパ」である。韓国の氷川きよしです。住友生命のイメージキャラクターに北川景子さんと「嵐」の相葉雅紀くんが選ばれました。美男美女ですね。AKB48の出演する江崎グリコCM「アイスの実」で、AKB48の研修生とされる江口愛美という美少女が話題になっている。名前が江崎グリコ一口アイスの実からの名前や誕生日が2月11日と江崎グリコの創業日として、「CGじゃないか?」「大島優子と板野友美の合成じゃないか?」というのだ。真相はわからないが、あれだけ美少女ならとっくに「総選挙」で上位に来る筈で、「合成じゃないか?」というのは有りうる。2011年6月19日、江口愛美の正体が明らかになった。神7(前田敦子、大島優子、板野友美、篠田麻里子、渡辺麻友、高橋みなみ、小嶋陽菜(目は前田敦子、髪は大島優子、鼻は板野友美、口は篠田麻里子、眉は渡辺麻友、顔の輪郭は高橋みなみ、小嶋陽菜はなし))の顔のパーツを合成CG加工したCGキャラクターであるという。やっぱりね。K-popの大人気です。特に少女時代(韓国語で「ソニョシデ」と発音する)はKARAと並ぶ女性韓国アイドルグループだ。少女時代のメンバーはテヨン、ヒョヨン、ユナ、ユリ、ジェシカ、サニー、ティファニー、スヨン、ソヒョンの9人である。中学生から歌やダンスの猛レッスンをしていて、2007年デビュー、2009年「Gee」が大ヒット、2009年「GENIE」で海外デビューした。英語、中国語、日本語と母国語の韓国語が話せる。何故韓国人が海外を目指すか?は韓国の人口が5000万人しかなく「市場として小さく海外で儲けるしかないから」です。嵐の二宮和也くんとアイドルタレントの佐々木希ちゃんの熱愛が発覚です。美男美女でお似合いですね。BEAST、2PM、2AM、RAINBOW、NORAZO、APeace、TIARA、K-POPアイドルグループで「最強ヴァンパイア」と呼ばれるMBLAQが人気です。メンバーはミル(RAP)、スンホ(Vo,リーダー)、ジオ(Vo)、ジュン(Vo)、チョンドゥン(RAP)である。また今世紀最速で武道館コンサートを行ったナオト・インティライミさんの「今のキミを忘れない」が人気だ。K-POPアイドルグループFTISLANDの新曲「SATISFACTION」が人気である。メンバーは(Gt&Key)チェ・ジョンフン(21)、(Vo.)イ・ホンギ(21)、(Dr.)チェ・ミンファン(18)、(Ba&Vo.)イ・ジェジン(19)、(Gt&Vo.)ソン・スンヒョン(18)である。ドラマ「美男子(イケメン)ですね。」で人気が爆発的に広まった。韓国アイドルグループ・KARAのジヨン、クハラ、ハンスなどと所属会社DSPプロモーションとの訴訟で和解が成立しKARAが「東方神起化」することは一応なくなりましたね。韓国K-pop新アイドルグループ「大国男児(だいこくだんじ)」がデビュー曲「Love power」で日本デビューです。顔が可愛く「クリーミー系アイドル」でメンバーはヒョンミン、ミカ、ジョイ、カラム、インミンの5人である。韓国ドラマ「美男(イケメン)ですね。」で知られる韓国人気俳優チャン・グンソクさん(23)が2011年4月27日「Let me cry」で歌手デビュー。映画「キミはペット」楽しみにしています。凄いイケメンですね。まさに「イケメンですね。」です。2010年12月21日の「笑っていいとも・テレホンゲスト」が二宮和也くんでしたね。「二宮和也」を「かずや」でなく「かずなり」とちゃんと読まれたとき「よっしゃ!と思う」と言っていました。「週刊文春」による「ジャニーズ・嵐・セックススキャンダル記事」を読みました。2010年10月23日都内の自宅マンションから飛び降り自殺したAV女優の牧野田彩が週刊文春の記者に語ったとされる「セックス・スキャンダル」なのですが、死人にくちなしで信憑性が怪しい。だがあえて引用する。牧野田彩は16歳で芸能界入り、96年に小室ファミリーのユニット「L☆IS」のメンバーとしてCDデビュー。解散後、タレント、レースクイーンとして活動し、09年5月芸名「AYA」としてAVデビュー。自殺するまで40本出演。デビュー当時はTOKIOの長瀬智也とグループ交際し、同じ大阪出身ということで「関ジャ二∞」の渋谷すばる、錦戸亮、「タッキー&翼」の今井翼の「姉御的」立場。嵐とは櫻井くん以外「男女肉体関係」。松本潤とは29のとき一度きりのセックス。大野智二宮とは「セフレ」。相葉くんとは03年同棲していた…。まあ、嵐のメンバーが童貞な訳ないが…死人に口なしで「売名行為」「詐欺」「取材金目当ての嘘」と信憑性が怪しい。こういうひとはいつの時代にもいる。「相撲の八百長疑惑」「JFK暗殺疑惑」みたいなものだ。過去は過去。現実を見よう。嵐の二宮和也くん松山ケンイチくんの主演映画「GANTZ(ガンツ)」が大ヒットです。しかもアクションはすべてノン・スタント。つまりスタントマンなしでです。あんな激しいシーンをスタントマンなしだなんて…凄いですよね。嵐の櫻井翔宮崎あおい主演映画「神様のカルテ」がクランクアップです。櫻井翔くんが天才医師役で宮崎あおいちゃんが櫻井くんの奥さん役ですね。私は映画「大奥」をひとりで観にいきました。二ノ(二宮和也くん)人気なのか柴咲コウ人気なのか(そんなのないか(笑))若い女の子がいっぱいいた。孤独な一匹狼・緑川鷲羽はデート相手もいずひとりぼっち。まあ、私は上杉謙信なのさ。二宮和也主演の映画「大奥」が大ヒットです。「大奥」を男女逆転というアイデア映画で徳川吉宗役を柴咲コウ、二ノは「男だらけの大奥」の中のひとり役です。新アルバム「Beautiful World」がミリオンセラーです。凄いですね。最近、AKB48という存在を知りまして、AKB48の「神曲たち」というアルバムを購入して聴いてみました。正直、「秋葉原のオタクのアイドル」という色眼鏡でみていたのですが、確かにいわれている通り、昔のおニャン子クラブとかの曲とは違いクオリティは高いです。まだ誰が誰かよくわかりませんが、前田敦子、高橋みなみ、大島優子、篠田麻里子、渡辺麻友、板野友美は覚えました。でも、秋葉原にわざわざ行くほど暇ではありません。「オタク」サン達と一緒は正直、嫌です。戸田恵梨香さん比嘉愛未さん新垣結衣さんならびに関係者各位芸能関係者各位の皆さんにお詫び申し上げます。一部関係者の中で「戸田恵梨香さんが撮影現場で傲慢でそうスカンを食らっている」というのは福本清二という輩のデマです。デマに気付くのが遅れ関係者各位の皆さんには失礼しました。ここにお詫び申し上げます。私は今韓国版「花より男子」を観ています。なんか面白いです。また「メイキングオヴ花より男子」(2月7日)も発売中ですね。また福本清二さんという方が「野いちご」携帯小説サイト上の緑川鷲羽著作「異常人T橋和則物語」を読んでもいないのに「つまらない」「レベルが高い」などと戸田恵梨香ファンサイトでコメントを書き込みしました。「異常人」の読書数はゼロなんです。つまり読んでもいないのに悪口を書き込みしているのです。嵐の二宮和也くんが脱退して役者一本に絞るって本当ですか?は嘘っぱちです。真っ赤な嘘(笑)です。嵐の本で「アラシゴト」は嵐の本?はSEVENTEENの嵐の連載をまとめたものです。二宮和也ファンには失礼ですが、「やや嵐」の二宮真似は似ていましたね。確か「かじのみや」でしたか(笑)「vs嵐」(2010年2月4日)ではドラマ「まっすぐな男」チーム(佐藤隆太、貫地谷しほり、深田恭子ら)とゲームをしました。嵐が勝ちましたね。嵐の相葉雅紀くんと水川あさみが復活愛です。ふたりは一昨年ドラマ共演で付き合っていて破局していたんです。復活愛だそうです。2010年2月1日深夜11時人気グループ「嵐」の松本潤(26)が目黒区八雲で車を運転中スリップして追突事故を起こした。しかし、追突した車の女性も松潤も怪我はなかった。示談が成立しています。松潤がネプリーグで所信表明演説をしたが彼は頭いいの?は記憶力はかなりすごいらしいです。大野智くんに手紙を出そうって思うのですがNEP AGEというところに出すと戻ってしまいました。どこに出すといい?まあ、そんな訳のわからないところに出さずジャニーズ事務所に手紙を出そうね。ARASHI AROUND ASIAの初回限定版のおすすめは?(1)BEST(2)ARASHIC(3)ARASHI AROUND ASIA(4)いざ、now!。二宮和也くんのソロ曲の「Gimmick game」って何て読むのですか?は「ギミック ゲーム」です。松本潤くんと仲のいいジャニーズタレントは?は嵐のメンバーはもちろん、佐藤アツヒロ、山口達也、生田斗真、錦戸亮、山下智久くんなどです。松本潤くんのファンになったがデビュー当時を知りません。どんな感じでしたか?は末っ子ながら凛々しかったですよ。また丸山くんが扮した韓流スター「関ジャニ∞DOME CONTERT TOUR2009-2010」の名前は?はマ・リュジュンで歌はサムギヨサル。大野智くんの「FREESTYLE」という写真集は販売していますか?は09年11月から7000円で販売中です。松本潤くんはやっぱりホモですか?は違います。というよりかなりの「女好き」で「面食い」だそうですよ。可愛い女の子は松潤と付き合うチャンスはまだありますけどブスな女性はチャンスゼロですね。二宮和也くんの主演した「DOOR to DOOR」はショップで売っていますか?は売っています。嵐の写真集「ARASHI IS ALIVE」「アラシゴト」二宮くんの写真集「青の炎」はブックオフで売っていますか?は二宮くんの写真集は廃版なので買えません。他の二冊はあるかもしれない。嵐の未公開写真や動画がありますか?というコメントですがやめてください。未公開写真や動画は犯罪です。肖像権違法です。「ARASHI No1-嵐は嵐を呼ぶ-」のジャケット写真はhttp://arashiblog.blog84.fcz.com/blog-categorry-/32.htmlです。相葉雅紀くんのレコメン!アラミックスの「投書の書き方」は?は題名、リスナー名、ラジオネーム、住所、電話番号の順番です。(メアドは調べてください)2010年1月7日、笑っていいとも!に櫻井翔くんがゲスト出演しましたね。吹石一恵を紹介しました。「ジャニーズ情報局」って何ですか?はファンクラブです。嵐やhey!say!jump!の「冬魂」などのファンクラブです。大野智くんのラジオ「ARASHI DISCOVEARY」はユーチューブでも見れる。国立のコンサートのアンコールはA・RA・SHIでした。だが、5大ドームではフルでは歌われなかったけどね(笑)私が嵐の中で好きな曲は「Belive」です。相葉雅紀くんのレコメンのレポはhttp://home.catv.ne.jp/ss/believe/reco-GPS8.htmlです。シングルCDアルバムタイトル嵐は4冠(CD、DVD、アルバム、トータルセールス)達成しましたね。ジャニーズのカウントダウンコンサートは今年もやりました。櫻井翔くんのソロの「君でいいから」はhttp://www.youtube.com/wathc?v=4kG87sWJzlcで見れる。大野智くんの芸名の「タカ(大宮SK)」「矢野健太」って何ですか?は「タカ」がコンサートでの芸名で「矢野健太」はドラマでの役名です。相葉雅紀くんが山野ゆりと付き合っているのですか?は昔付き合っていて別れました。山野ゆりが相葉雅紀くんと別れたくなくて妊娠したとか嘘をついて相葉雅紀くんが怒って破局したそうです。相葉雅紀くんは「冷たいひとですか?」はまったく違います。相葉雅紀くんは明るくいつもテンション高の「ムードメーカー」です。また相葉雅紀くんの実家の中華料理店の名前は?はチャイナハウス桂花楼です。大野智くんのソロ曲は「Take me faraway」です。二宮和也くんのソロ曲は「疵跡」はコンサートで歌っていますか?は2004年の「いざっ、NOW」コンサートで歌っています。相葉雅紀くんの嫌いなところは何処ですか?私は声です。という失礼な書き込みがありました。無礼でしょうか。また大野智くんが麻薬をやっているというのはデマです。押尾学や酒井法子ではありません。また松本潤くんがホモというのもデマです。堂本光一がハゲでかつらだっていうデマと同じレベルですよ(笑)相葉雅紀くんのレコメンにメールしたいならarashi@joqr.netです。大野智くんは両親と暮らしていたらしいけど最近「ひとり暮らしをしているんじゃないか?」とも言われています。それは彼の「タオル最近洗っていない」というコメントです。また櫻井翔くんが桜井翔ではないか?はジャニーズ事務所に送る履歴書に櫻井翔では読めないかもしれないと桜井翔と書いただけです。
また嵐のコンサートに手越の出演映像はどうしたら見れるか?はユーチューブのSK news songで見れます。それにしてもフジテレビ番組「はねるのトびら」の「やや嵐」は笑えますね。つかじゅんにかじのみや、りーだー(笑)。また09年11月20日にディズニーと嵐のコラボレーションで「嵐ディズニークリスマスコンサート」がありましたね。まずはメンバー情報です。相葉雅紀(千葉県、1982年12月24日生まれ。AB型。父母4歳下の弟、1996年8月15日にジャニーズに入る)
櫻井翔(東京都、1982年1月25日生まれ。A型)
大野智(さとし)(1980年11月26日A型)
二宮和也(東京都、1983年8月30日生まれ。A型)
松本潤(じゅん、東京都1983年8月30日生まれ。A型)
メディア情報です。09年日本テレビ「マイガール」「バーテンダー」「三毛猫ホームズの推理」「ラスト・ホープ」相葉雅紀。テレビ朝日「歌のお兄さん」「鍵のかかった部屋」大野智。TBS「DOOR to DOOR」「怪物くん」二宮和也。TBS「スマイル」フジテレビ「夏の恋は虹色に輝く」「ああ、荒野」映画「隠し砦の三悪人」「ラッキーセブン」松本潤。日本テレビ「ザ・クイズショー」櫻井翔。ラジオ J-WAVE「太宰治、人間失格」Tokyo FM「ムテキの相葉クン」二宮和也映画「GANTZ」ドラマ「フリーター、家を買う。」映画「プラチナデータ」。ドラマ「家族ゲーム」
TV「vs嵐」「ひみつの嵐ちゃん」「嵐にしやがれ」他。映画 「ヤッターマン」櫻井翔。
「謎解きはディナーのあとで」舞台 「グリーンフィンガズ」相葉雅紀。


ディスコグラフィー

Everything、
明日の記憶、A・RA・SHI、Belive、Beautiful、days、truth、over love、step and Go、Happiness、We can make it、Love so sweet、アオゾラペダル、きっと大丈夫、Wish、サクラ咲け、瞳の中のGALAXY、PIKA☆☆NCHI、ハダシの未来、とまどいながら、ナイスな心意気、ベストアルバム、僕の見ている風景、マイガール、モンスター、ラブレインボー、Dear snow、果てない空、Lotus、果てない空、遠くまで、Beautiful World、Dear Snow、迷宮ラブソング、ワイルドアットハート、Face Down、Your eyes、アルバム「POPCOM・ポップコーン」、Calling/Breathless、Endles gameなど。後はまた更新いたします。頑張ってください嵐のファンへ。 
 

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ビンラディン 中東の悪魔・ビンラディンの正体アンコールブログ連載小説5

2013年08月19日 04時40分30秒 | 日記
         テロリズムと中東の歴史




「ビンラディンは今やオマル師の右腕だ」
「オマル師?!……あのタリバンの?」
 ソメイは驚いた。ここでは情報が入ってこず、彼女は無知だった。まさか!
「俺はこう思うんだ」将軍はいった。「俺はアフガン国民として、”国のために何が出来るか”考えたい。そして、国民の生命の安全のために、どうしてもタリバンを潰し、ビンラディンを逮捕しなくてはならないんだ」
「……ビンラディンさんを……?」
 マスードは強く頷いた。
「俺は……かならずタリバンを倒す!そして、アフガンの平和を取り戻すんだ。そして、この国に平安をもたらす!それが俺の夢だ!」
 と、マスード将軍は夢をかたった。
「…社会正義?」
「そう!正義のために俺は頑張る!”国のために何か出来る”んだ!」マスードは強くいい、少し陶酔した。ジュナも笑った。
 それは、マスードとソメイの一番いい日々のことであった。


  ここで少し、反タリバン勢力『北部同盟』について説明したい。
 アフガン内戦が泥沼化した94年夏に出現したタリバンは、各地で急速に勢力をのばしたことは前述した。これに対抗して対ソ連戦と、その後の内戦を戦った「ムジャヒディン」(イスラム聖戦士)の3勢力が集まって結成されたのが、反タリバン勢力『北部同盟』である。正式名称を「アフガニスタン救国イスラム統一戦線」という。
(北部同盟は、イスラム協会(タジク人)、アフガニスタン・イスラム運動(ウズベク人)、イスラム統一党(ハザラ人)の3勢力の連合である。『北部同盟』はロシア、イラクよりの勢力でもある。政権をになっていた当時も略奪などもした。けして正義軍ではない。同盟というくらいだから団結はしていなくて、各派はバラバラである)
 ソ連軍が89年に撤退後、後ろ盾を失ったナジブラ共産政権は92年のムジャヒディン勢力の大攻勢で崩壊。ムジャヒディン各派のうち8派が連立政権を樹立し、タジク人が主体の「イスラム協会」のリーダー、ラバニが大統領に就任した。
 しかし、8派に入れなかったウズベク人やハザラ人勢力の反発などで、ふたたび内戦が勃発。戦火は全土に拡大した。そこで、前述したようにタリバンの登場となる。
 当初、アメリカとパキスタンはタリバンを支援していた。なぜか?それは、全長六千キロにおよぶ中央アジアからアフガン経由でパキスタンまでの、石油と天然ガスのパイプ・ラインを通すため。そのためにはアフガンの安定が不可欠だったからだ。
 だが、その後はご存じの通りである。




「きっとあなたは私の後釜になる」
  オマル師はタリバンのアジト(カンダハル)で笑った。
 今は昼頃で、ビンラディンにいったのだ。側には側近のザワヒリもいた。
「…それは…」ビンラディンは意味あり気に口ごもってから「…それは頂けない」といった。「頂けない」
「何が? 後釜がかい?」
「そう」ビンラディンはぴしゃっといった。「俺は後釜にはならない」
「……なんで?君のような人間がタリバンのボスにならなくてどうする?まさかサラリーマンにでもなろうってのか?」
 オマル師は笑った。
「俺はテロリストだ」ビンラディンはいった。
「は! ははは…そうだね」
「冗談じゃない!」
「……まぁ、君はいまタリバンのもっとも大切な”客人”だ。たとえ世界が反発しても、タリバンは君を見捨てない」
 オマル師はそういった。
「…それはありがたい。俺もアティフもザワヒリも国際指名手配中だ」続けた。「まず、早めにアメリカを倒し、ジハードをしなければ…。そして、アラブ全土をイスラム化するのだ! ユダヤ人やアメリカ人を抹殺して」
「ジハード!…アラー・アクバル!」
 オマル師はそう無邪気にいった。
(この頃、タリバンやアルカイダは日本にいって、秋葉原あたりで最新の衛星無線やテレビ、電話、……などのハイテク通信機器を購入したともいわれる。そして、旧共産国などからアティフは核や科学、細菌などの兵器を購入し、研究、備蓄したという。すべてはのちのテロのためだ)

  ここで少し、中東の歴史について触れてみたい。
 中東といえば反ユダヤ。ユダヤvsパレスチナ・アラブ人…という構図が誰でも思いつく。 そこで、ユダヤ人国家・イスラエルとパレスチナ・アラブ人、中東の歴史について触れてみたい。
 9月下旬から10月上旬にかけては、ヨム・キップル(しょく罪の日)から始まる一連のユダヤ教の祭の真っ最中であり、10月8日は、ユダヤの祭『スーコット』にあたっている。 スーコットの日には、ユダヤ人兵士のほとんどは家族の元に戻り、警備は手薄になる。治安警察に残るのは大半がベドウィンや、ドゥルーズ教徒たちだという。
 その頃、パレスチナ人たちによるインティファーダ(民衆蜂起)が起こることが多い。大勢がデモで奇声をあげ、ユダヤ人たちに大きな石を山ほど投石する。そして、ユダヤ人を殺そうとする。ユダヤ人兵士も催涙弾や警棒で応戦する……。いつもの光景である。
 デモの狙いを理解するには、テンプル・マウントという聖地の生い立ちを知らなければならない。
 ユダヤ人によるダビデ王国建設は、紀元前10世紀にさかのぼるという。ダビデ王国の領土はヨルダン側両岸にわたったが、その歴史は古代アッシリア、バビロニア、ペルシャ、さらにはローマと、絶えず他国の侵略を受ける苦難の連続であったいう。
 ローマ軍に侵攻されてエルサレムに追い詰められたユダヤ兵士は紀元70年、ソロモンの宮殿を死守すべく、そこで戦闘を展開した。
 やがて神殿は炎上し、王宮も占領されてダビデ王国は消滅した。以来、かつてダビデ王国のあったその土地にイスラエル国家を建設するまで、2000年にわたってユダヤの民は流浪を続けることになった。
 テンプル・マウントは、かつてソロモンが建立し紀元前6世紀にバビロニア人によって崩壊させられた第一宮殿、およびローマ人によって破壊された第二宮殿のあった場所だ。文字通り、「嘆きの壁」は、わずか一枚遺された第二宮殿のただひとつの遺構であるという。ユダヤ人たちはこの壁に頭をうちつけ、敬けんな祈りを捧げてきた。
 ユダヤ教の聖典である「トーラ」(律法書)には、「この地に第三宮殿をつくることがユダヤ教徒の任務である……と記されてもいるという。だが、壁の向こうへ足を踏み入れることはユダヤ人は絶対にしない。
 そこには、イスラム教の開祖モハメッドが昇天した地といわれる聖所ハラム・アッシャリフがあり、岩のドームとアール・アクサ・モスクが立っているからだ。イスラム教徒たちがローマ帝国からエルサレムを奪いとったのは637年のことだ。
 しかし、ユダヤ教原理主義者からみれば、イスラム教徒たちがモスクを建立したのはつい昨日のことでしかない。しかし、そこに足を踏み入れればイスラムの聖地を汚したことになる。それで、絶対にそこにはいかないのだ。
 これまで宗教戦争をイスラエルもアラブもしていない。イスラエルの「宗教を政治にもちこまない」という政策のため、ビンラディンのようなテロリストが「ジハード(イスラム教徒による聖戦)!」をいくら叫ぼうと宗教戦争にはならない。(イスラム過激派たちはデモや自爆テロなどをやるだろうが…)
 もし、イスラエルが宗教を持ち出せば、対立は泥沼化する。だから、考古学者たちがテンプル・マウントの丘を掘りたい…といってきてもイスラエル政府は断固として拒否してきたのだ。しかし、ユダヤ教原理主義者たちが組織する「神殿の丘忠誠団」はそこでデモをするという。それをアラブ過激派は利用しようとしている。
 対立の絶えないユダヤ対アラブの和平は、もはや地に沈んでしまった。そして、ビンラディンによるテロ…。悲惨な時代だ。

 そして、ふたたび中東の歴史に触れよう。
 まず、前述したスエズ動乱の主役・ナセルからその後についての歴史…。
  サダム・フセインの野望はハッキリしていた。彼はかつてのエジプトの伝説的英雄、ガマル・アブデル・ナセル以来、ずっと空席となっていたアラブの盟主の座を狙ったのである。オサマ・ビンラディンもまた”アラブの盟主”に憧れていたという。
 かつてナセルは盟主の座を維持するため、自分と肩を並べようと台頭してくるアラブの指導者たちを次々と暗殺していった。また、殺すことはできなかったが、サウジのサウド国王やイラクのカセム、ヨルダンのフセインさえも狙っていたという。
 ナセルの死後、後をついだサダトこそ、真にアラブの盟主たる資質に有する大政治家であったが、リビアのカダフィとビンラディンの操るイスラム原理主義者(エジプトの「ジハード団」)によって暗殺されてしまう。
(アンクル・エル・サダト。1970年、ナセルの死に伴って大統領に選出されたエジプトの第二代大統領。73年10月の第四次中東戦争でアラブの英雄となる。1977年11月、電撃的なエルサレム訪問後、アメリカ大統領ジミー・カーターの仲介のもとで、イスラエル首相ベギンとの間で単独の平和条約(エジプト・イスラエル中東平和条約)を結び、78年のノーベル平和賞を受賞。だが、81年10月6日、これに反対するイスラム原理主義者の手により暗殺された)
 リビアのカダフィはナセルの後釜を狙っていた。しかし、いかんせんリビアは小国であり彼に政治力も軍事力もない。カダフィは野望を達成できなかった。
 そこで名乗りをあげたのがサダム・フセインであったのだ。
 そして、ビンラディンも。

  サダム・フセインがクウェートに侵攻したときも、オサマ・ビンラディンがNYのビルに旅客機を突っ込ませたときも、アラブの民衆は狂喜乱舞した。
「アメリカに死を!」
 と、町中で歓迎ムードであった。
 こうしたメンタリティを知るには、何世紀にも渡って異民族に支配されてきたアラブの歴史を知らなければならない。
 六三二年に建てられたサラセン帝国は、イスラム教徒のアラブ人によって建国された。とくにムハンマド(マホメット)の死後続いたカリフ(ムハンマドの代理者。後継者の意)制の時代をいい、正統カリフ時代…ウマイヤ朝…アッバース朝と続く。サラセンとは、ローマ人、ギリシヤ人がアラブ人を指した名で、中世以降はイスラム教徒の総称となった。 が、一二九九年から第一次大戦終結後の一九二二年までの六〇〇年以上にもわたって、アラブ人は中央アジアからやってきた異民族トルコ人に制圧されてオスマン・トルコ帝国の支配に甘んじた。
 第一次大戦後、オスマン・トルコ帝国にとって代わり、アラブを支配したのは欧米列強であった。今後、アラブの何者かがアラブ統一を成就できれば、サラセン帝国以来、実に七〇〇年ぶりの悲願達成となる。
 サダム・フセインが、自らをアラブの盟主としてアピールするため、七〇〇年もさかのぼってアラブの伝説的英雄サラディンを引っ張りだしたのにはそういう理由がある。長い異民族支配のよるアラブのコンプレックスを利用しようとした訳だ。
 アラブにとって、アメリカもユダヤ人国家イスラエルも”異民族”であり、”敵”である。だから、その国家の抹殺のためなら、アラブは積年の恨みを全身にかき集めて一丸となって理屈抜きで戦う。たとえ昨日まで敵同士であってもだ。
  アラブにとって、アメリカもユダヤ人国家イスラエルもサラディンが打ち負かした十字軍の再来であり、七〇〇年近くにわたって屈辱をなめさせられてきた異民族支配のシンボルである。オイル・メジャーに蹂躙された屈辱を晴らすため、栄光を取り戻すため、アラブはそれらの国を破壊することに執念を燃やす。
 03年の「イラク戦争」でハグダッド陥落のとき、イラク人たちは喜んだが、アメリカを歓迎した訳ではない。ただ、独裁体制崩壊を喜んだだげだ。そして、テロ続発……
 オサマ・ビンラディンが、アラブ国民に「十字軍気取りのアメリカなどにジハード(聖戦)せよ!」と、アルジャジーラTV(中東のCNN)で訴えた理由もここにある。


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米沢維新へ!上杉の城下町・米沢レボリューション&イノベーション

2013年08月18日 17時00分59秒 | 日記
維新へ!




 米沢市を「アベノミクス戦略特区」にしたい。その為には私緑川鷲羽が有名人にならねばどうしようもない。現職市長・安部三十郎氏には地元ゼネコンなど「利益集団」があるからだ。米沢復興の為には公務員のボーナスカット・給与削減とリストラで「法人税・贈与税・相続税ゼロ」の財源(復興債で)をつくる。だが、わが米沢は製造業より観光に特化して復興させようと思う。米沢の上杉神社東に「サブカルチャー横丁」を建設し、ガンダムの等身大ロボ立像も建設し、アニメの聖堂もつくる。コンテンツは私緑川にも任せて欲しい。このままでは米沢復興等夢のまた夢、だ。改革しようよ。我ら米沢市では京都の激辛町おこしの猿真似ではないが、「甘いスウィーツ」をいろいろなおいしいスウィーツを米沢市内で食べられる、という観光戦略はどうだろう?現職市長の安部三十郎氏のような利権まみれで「まともな改革(復興戦略)」も考えられないのがトップでは「米沢の自殺」だ。私に任せて!米沢市にある山形大学工学部の城戸淳二教授が「有機EL」関連の研究をなさっている。だが、「有機EL照明」等どの国も欲していない。しかもLED照明より割高では「物凄い高品質」がなきゃ話にならない。TVディスプレイも大企業に勝てない。スマホやタブレットの画面が成功への道だとお勧めしとく。まずは「米沢市愛郷制度」を可決する。これは米沢市が米沢市内に工場や本社・支店・支局を移してくれた法人の法人税を0%所得税0%土地所得税50年間無料にして税補填することと、その法人が米沢市民を雇用した場合税補填をする制度である。財源は「愛郷心」で米沢市愛郷税を設ける。上杉神社の近辺に江戸時代をモチーフにした大規模な「横丁街」をつくり観光業に特化する。大不況の対策1不良金融機関の整理、一時国有化2健全銀行への公的資金の注入と金融系列の整理統合3銀行預金の全額国家補償4中小企業の借入の一定額まで政府保証5巨額の補正予算による需要創造、景気振興など。県を毘沙門天に恥じない世界にしましょう。未来の米沢市長・緑川鷲羽わしゅうより。また公的機関(市役所・交番・警察署・図書館・市立病院)の掃除(民間掃除会社に委託せず公務員自ら掃除)や節電(太陽が暮れるまで照明を付けない・冷暖房節電(重症患者以外))でやっていく。市の公務員を「リストラ」しない替りに市の公務員・市長のボーナス廃止、給料8%カット。市議会議員は原則として無給・ボランティアで。「米沢市改革戦略局」を設ける。緑川鷲羽わしゅうを「米沢市改革戦略局長」か「米沢市長」へ就任する。その職は副市長と同じランクのポストにする。米沢市副市長を元・経済産業省改革派官僚・古賀茂明氏に。「TPP参加表明」です。またTPP参加で儲かるか?は儲かります。よく反対派は「関税ゼロというが円高で為替レートが安定しなければどうしようもないだろう」というがTPP参加で法的に批准されるまで2年後です。また反対派は「農業がやられる。そもそもアメリカは大失業で買えないだろう。輸出は0.2%でしかない」といいます。ですが農業の未来の為にもTPPは有効なのです。今、日本が払っている関税は年1兆円です。このままでは「日本の産業空洞化」は止まりません。TPPはそれを防ぐ戦略なんです。アメリカは「対中戦略」のため日本参加のTPPそののちFTAAPへと繋げようとしています。日本の米国輸出は10兆円。中国も「対米戦略」の為の日本参加のASEAN+3へと繋げようとしています。日本の対中輸出は13兆円です。通商はグループつくりの「椅子取りゲーム」なんです。まあ、日本はイギリスのやり方をモデルにするべきです。イギリスはEUに参加していますが通貨はユーロではなくポンドのまま、アメリカともFTAを結んでいます。また私は「TPP参加でもコメ農家も大丈夫」などと嘘は言いません。でもアメリカだって砂糖の関税を外してはいないのです。「日本のコメ農家」だって例外ではなくOKという理屈です。TPP参加にしろASEAN+3にしろネックになるのは「農業」であると思う。だが、私はTPPに参加しても日本農家は大丈夫という嘘はいわない。確かに弱い農家は大変であろう。だが、アメリカだって小麦や砂糖、オーストラリアやNZだって乳製品や小麦の関税は外していない。日本の「コメ」だって例外が認められるべきだしそうなるだろう。韓国の農業産業は危機にある中「戦略的行動」に出ている。韓国は米欧ともFTAを結び農業では「小強農」というビジネス・サバイバル化で生き残りを図っている。日本農業はじり貧高齢化だ。なら生き残りの為デモだのではなく「小強農」化で農協依存を脱せよ!米沢市に「アウトレットモール」を誘致し、米沢ラーメン米沢牛は出店せず、米沢市に集客します。
 米沢市上杉神社東横丁に外国人に人気のドン・キホーテ米沢店を誘致し、免税品拡大、WiFi完備、できるだけ各国語での無料マップも完備する。横丁のデザインは馬場正尊氏に。各国の通訳完備、観光客に無料レンタル自転車貸出、両替所・ATM・クレジットカード24時間対応。交通は米沢駅から上杉神社・横丁まで30分に一本の交通網。交通カンバンは英語・中国語・イスラム語・韓国語で。料理はイスラム教対応。宿泊施設などに礼拝室完備。オルレ(集団ハイキング+散歩)も米沢市でやる。ホームページ・SNS・ツイッター・facebookなど日本語の動画だけでなく英語・韓国語・中国語・イスラム語など対応。日本は一億二〇〇〇万人もあって、世界第三位であって、それで東京に一極集中していてかなり異常だ。たとえば関西道州をみると人口二二〇〇万人がいて、六〇〇〇億万ドルの経済圏だから、ロシアやカナダより大きい。自立できない訳はない。
 沖縄は一二〇万人の人口があるから、周辺の台湾とかと経済園をつくることもできる。沖縄や北海道は空港を国際化低料化にしてハブ空港となれば自立できる。
 九州も北陸も東北もアルゼンチンよりGDPが大きい。自立できない訳ない。道州制が是非とも必要だ。しかし、官僚を敵にまわしたらダメですよ。田中真紀子さんみたいに。 この国では六法全集をみながら文章をかけるのは官僚だけなんです。何か質問してみるか官僚は「じゃあどうするんですか?」と問う。政治家は答えられない。勉強してない。 改革は進んでいる点も多いが、米国初の金融危機で景気が悪くなり、また消費マインドも冷え込んでいる。日本経済の4割を占める官製市場を民間に開放する「官から民へ」が必要だ。そのためには市場原理、「競争」が必要なのである。沈みゆくタイタニック号の中で椅子の並び代えをしていても仕方ない。思いきった競争が必要だ。そのためには規制撤廃し、民需を活性化させなければならない。一円起業制度はよかった例だと思う。
 市議員の議員報酬は日当制にする。利権と金目当てで当選する連中を減らします。市立病院にセラピードックとセラピニストの予算を創ります。
 また、全国学力テストは必ず公表し、学生たちの競争原理を促します。
 米沢は県内一の工場労働市である。雇用の確保が必要だし、相談窓口を設置して『雇用切り』の対策に当たらねばらない。とにかく百年に一度の金融恐慌なのだ。危機感をもて! 住宅を失ってホームレス状態になる失業者には、市営住宅を低賃金で提供します。
 障害者にも優しいバリアフリー社会にもすべきだ。役人にも成果主義を導入すべき!
 米沢西部小でのICタグにおける児童の登下校コンピュータ管理システムを米沢市全学校で! 阪神淡路や中越、スマトラのような震災にもいち早く対応できる組織をつくれ。 携帯電話の犯罪防止の為に小中高学校への持ち込む、使用を禁止します。
 世界大恐慌での失業者は、市の臨時職員として農家支援や道路工事で働いてもらいます。『上杉マラソン』を元日に開催し、観光客を増やします。その為に武士のコスプレをやる。『有機EL』『ロボット』を特区制度で内需拡大し、ペイを生む事をしよう!
  固塊の世代の700万人は高齢化し世界史上例をみない少子高齢化社会を迎える。07年頃から人口の減少が始まった。今しか改革は出来ない。今しかない!
 プライマリーバランス(国債費や公債金収入を除いた財政収支)を10年前くらいまで回復させる必要がある。地方銀行も財政出動で強固化する(リレーションシップバンキング)。行政のムダを積極的にはぶくことだ。ちいさな政府を目指し、不良債権処理加速、530万人雇用創出プログラムも早急に勧めることを望む。低公害車の対策、環境問題……いろいろあると思うが、首相、頑張って「改革」をすすめてほしい。
 災害から市民を守る体制構築(避難所の確保、公共施設の耐久度を高める)が必要だし、環境保全・老若男女の支え合い安心して暮らせる地域づくり(国の審議会委員など女性登用など)は必要だ。農林水産業を担う生産者の育成・支援…地方の自給率を上げる…全国に誇れる食糧大国へもしなければならない。次世代産業の研究開発促進もしなければ…。 民間からなる公聴事業評価委員会の設立もすべきだし、国の政治には民意(パブリックコメント)を10%でもいから反映させてもらいたい。そのための民間研究室ももつ。
 元のとれないところへ大金を遣うのはやめるべぎだ(新幹線高速道路工事に何億もかけるより保育園・学童保育の充実)! 財政難を乗り越えるために経営専門所(マッキンゼーとか)に日本国を調査してもらい経済政策などをブリーフィング・レポートにまとめてもらうことだ。博物館に一本八千万円の刀を買うより、図書館に二千円の本四万冊そろえる発想をもつこと。これからこの国をかえていくのは「今の流れをつくった側でないひと」「しがらみのないひと」「市民感覚、民間感覚のあるひと」「若くて未来を見通せるひと」 …今すぐできる改革は①高級公用車廃止②議員報酬削減③交際費100%公開④市長室や総理室・各省庁を月に数日はオープンにし、民間との対話の日をもうけること。
 市民とのゼロからの話しあい。信頼回復、地方の商店街開発、委員は民間から募集する。役所にフレックスタイム制を採用し、窓口時間延長に取り組め!
 官僚の採用は選考過程を明確化、結果の開示を徹底すればいい。国家公務員試験を廃止して民間からも登用すればいい。民間にできることは民間で……まさにその通りだ。
 議員年金も廃止すべきだ。市民年金と同等で充分。議員ゴッコを十年で特権はダメだ。 それから最後にいいたい。「改革」には時間がかかる、ということ。レーガンやブッシュ・シニアが減税や規制緩和をして「改革」したが、芽が出たのは10年後だった。それくらい時間がかかる。だから、改革は大変なのだ。そこを米沢市民は知るべきである。
 また高額所得者公示は廃止だ。プライバシーの侵害で、犯罪に接触する可能性大だ。
 住基ネットも同じ(利用者たった0・4%)く廃止だ!


         維新を起こせ!

  一番やらなければならぬのは不良債権処理加速と規制撤廃、無利子国債発行、と、セーフティネット、構造改革、歳出削減と財政出動で、官から民への、中央から地方への改革の視点変換だ。とくに個人金融資産1500兆円の大多数を占める高齢者からの財源誘導、無利子国債で、財政赤字の解消、教育も見直す必要がある。消費税や法人税も見直す必要があるだろう。景気回復のため個人消費を刺激し、取引がさかんになる税制措置を急ぐことだ。高齢者雇用活性化が必要。需要は、教育、看護、医療、福祉、レジャー、旅行だ。外国人の観光客は日本では600万人に過ぎない。小野川温泉や上杉祭りなど観光戦略地がいっぱいある。もっと観光事業を勧めるしかない。 韓国、台湾、中国、米国、EU、ロシアなどに米沢市観光支局を設ける。
それと日本への外国投資。そして700万人もの1500兆円をもつ高齢者金融対策。つまり相続(生前贈与ふくむ)税を撤廃し、国債購入を刺激し、次の世代への個人金融資産1500兆円の循環を急ぎ、高齢者が楽しく暮らし、誇りをもって生きれる社会、次の世代が希望をもって生きれる社会をつくりだす必要がある。
 また『三位一体改革』とやらで三兆円削減(国民保険七千億円、義務教育費八千億円など)がされたが甘いと思う。いま地方の財源だけ与えてもダメなのである。
 今、日本がやらなければならないのは明治維新のときの廃藩置県ではなく、廃県置藩というものだ。道州制にして、税金も地方で集めてその地方で使わせる。
 財源だけでなく、徴税権も与え、地方の自立を促すべきである。
  関税が緩和されると外米の値段が、日本産米と同じ千円くらいの値段になるという。またぞろ農協は「そんなことしたら日本の農家は大打撃をうけてやっていけない。断固阻止」といいだし、農家の票頼みの与党も「WTOに抗議する」などといいだして息まいている。しかし、それは消費者の自由選択権利を奪うことだ。なぜ、資本主義の原則である「競争原理」を導入しないのか? 同じ値段になったとき、まずいカリフォルニア米やベトナム米を買うか、それともおいしいササニシキやあきたこまち、ひとめぼれ、はえぬきなどを買うのか、消費者に判断させたらいいではないか。農協は世界のことを何ひとつ知らぬ農家の恐怖心ばかり煽っている。実際には自由競争になったら、ササニシキや秋田こまちなどは外米よりはるかに美味しいから負ける訳がない。むしろ外国人も買うだろう。 現に日本のナシやリンゴは外国では高級フルーツと呼ばれ珍重されているという。
 環境に配慮してクールビズで消エネして暑さを我慢しましょう。暖房も我慢しましょう。 農協が農家の恐怖心だけを煽ってはダメだ。農業にも競争原理を導入すべきだ。
 まず、新世紀維新を起こさなければわれわれの生活はよくならない。
 それから、役人には毎朝、市長や副市長や、改革本部に市情勢の要約の書いたペーパー(ブリーフィング・レポート)を提出させるべきだろう。各課、400字5枚くらいで。そうすれば役人だって勉強になる。役所にタイムカードを導入し(遅刻が多くなると紙がだんだん赤くなって…)、身分証を市長から平役人までつけさせる。また、履歴書やキャリア書を焼いてしまう(実際に焼くのではなく、就職したら人事課の金庫の中に学歴やキャリア履歴を閉じ込めて、市長の命令があるまで鍵を開けないようにするのだ)。 また、一年中役所や外から「改革案」を募集し、実現し成功したら賞金を与える。外部からの案も大歓迎だ。鷹山公のように国民から広く意見をつのり賞金をやればいい。
 各局への移動も希望選択とする(一定期間局に勤めたら、○○局にいきたいとインターネットで人事課に申請、内容は秘匿とし、審査後自宅郵送にて知らせる。移動は局の局長でさえ文句はいえない。ダメでもバレない)
  入国審査は警察にまかせるべきだと私は思う。税関では逮捕権がなく、また不法入国者のリピーターも80%にものぼるという。警察でなければ抑止力がない。
 改革が急がれる。「透明性」「スピード」「実行力」。不当な政治家などからの圧力の排除、徹底した情報公開、誤ったエリート意識の排除(国家公務員試験の廃止)、民間人登用、秘密保持の徹底、資金の透明性、効率化、情報局設立、NGOとの連携……さまざま考えられる。時代にあった行動を、外務省はとる必要がある。
 牛肉、オレンジ、自動車交渉のときのようなぶざまな対応はやめ、いっそ貿易規制の撤廃をし、市場原理を導入することだ。掃除やお茶汲みも役所職員がやればいい。
 無能がトップにならないように気をつけることも、必要であろう。
  またオプションも多くもつことだ。そしてアクション、それが大事だ。
  移民や難民については、仕方ないと思う。
 たとえばふたつのパンがあったらひとつやれるだろう。しかし、ひとつしかないパンを全部やったら餓死してしまう。相手が食う権利があるならこちらも食う権利がある。
 勇気とは何か? それはやれないことは「やれない」とハッキリいうことだ。
 ベトナムや北や中国から難民がきても、日本には受け入れるだけの場所も仕事場も施設もない。アメリカとは違うのだ。
  外国人労働者にしても彼等だけの責任ではない。
 外国人を3K5K労働で働かせ、いらなくなったらクビにするという日本人経営者にも問題があるのだ。ビザをもってないからどんな無茶な労働でも解雇でもする。
 彼等彼女らは技術をもってないから仕事がなくなったら、てっとりばやく売春や強盗殺人に走る……
 日本人にも問題がある。在日朝鮮人にしても戦争で勝手に日本人が連れてきたのだ。
 環境は大気やオゾン層の破壊や森林伐採、環境が悪くなってるから温暖化で猛暑や大寒波などが起こる。
 環境にしても京都議定書ではCO2(二酸化炭素)排出量世界一の米国が入ってないのだから意味がない。このままでは片落ちだ。
 環境なくして、いかにして人間は生きられるだろうか?
 それが人間が地球から問かけけられていることなのだ。環境税も当然で、”NHKの支援”のような感覚で考えてはならない。環境とは、水、土、木、森、空気だ。
  大河ドラマ『天地人』の次は『上杉鷹山』の大河ドラマ化を計りましょう。
  税金で保護するのは当然ではないか。米沢の役人リストラで今の3/1の人数を減らします。ボーナスもやりません。給料も30%カットします。議員官僚年金廃止。米沢市議会議員は十五人だけでいりません。IT減税をやりましょう。安部三十郎や高橋幸翁のような無能行動はとらないように。奴等が何か本当の意味で改革をやったでしょうか?
 役人の退職金や財政を見直し30億円の財源を獲得します。すべての三歳児未満の医療費を無料にします。第三子からの小学生までの学費を無料にします。除雪もきちんとやります。コミュニティーセンターのないところを無くします。悪臭や産廃問題に取り組みます。 レインボー・プランを実施します。歩道はすでにあります。無駄な公共事業はしません。市街地に花と樹木をふやします。地震災害にそなえた危機管理センターを設置します。
 市立病院赤字、天元台の施設整備、開発公社の保有地、などの負の遺産解消に取り組みます。米沢コンシェルジュ(観光案内人)を育成します。米沢の上杉の歴史などトップ・セールスを行います。中小零細企業へのセーフティ・ネット…置賜合併で大米沢市をつくります。妊婦検診、学童保育、無認可保育園などに取り組みます。米沢女子短期大学を男女混合四年制にします。障害者・子供・老人に優しい市をめざします。上杉謙信公や直江兼続公、前田慶次郎利益や上杉景勝や伊達政宗やお船、上杉鷹山などコスチュームの観光スタッフで米沢市観光をもりあげます。NHK大河ドラマ「上杉鷹山」の放送をNHKに働きかけます。「天地人」以上に観光効果をあげましょう。欧米人にこだわらず外国人英語教師を100人を市で(教員免許など問わず)採用し米沢の小学校中学校高校で英会話を教えます。フィリピン訛り、インド訛りの英語でも大歓迎です。「英会話」はいまや常識です。話せない日本人英語教師を米沢から追放します。市長の退職金をゼロにします。市議会議員の退職金もゼロにします。
 上杉宝クジ(1等1000万円)を発行して、市債証券も発行します。
 女性などへのセクハラ行為も厳罰化します。か弱き女性の皆様を守ります。
 08年の墨田東(すみだひがし)病院事件のような『産婦人科医不足』のために年棒と人員NICUアップ!(いわゆるコンビニ受診をやめ、罰則化。軽症患者が緊急患者の邪魔をしたら罰金百万円)(軽症患者は地元の開業医に診察させ、中央の病院は緊急患者だけを診る)
(訴訟リスクの軽減。訴訟リスクを減らすためにメディエーター(仲介人)の診察徹底)(女医サポートや医療秘書の導入。患者と医療関係者の関係改善。医療費抑制政策廃止)(HIVからエイズへの流行情報と検査徹底(感染爆発パンデミックで日本で15万人へ))(エイズ検査率は0.1%。学校や会社などで匿名検査国立体制徹底。検査バス徹底)
『闇サイト』での犯罪拡大防止の為に、サイト経営管理や犯罪勧誘などに罰則化。管理者の規制と所在地確認。またリサイクルの場合、プラゴミのリサイクルチェック徹底法律化。 米沢市の出納長と副市長を削減します。女性担当室監を創設します。
 米沢産地の『文化伝道士』を選び、うこぎや鯉などの料理を全国に伝えます。
 福島県のドクター・ヘリに助成金を出して傘下支援市としてサポートします。
 ふぞろいの野菜などを市で買取り、ネットで保存や調理法、生産者などを表示して捨てられていた野菜などをネット・ビジネスで売ります。”安心”を売ります。
 就農人口を多くするために、ベテラン農家が新人にアドバイスする予算を充実します。 カラス駆除の為に、カラス用罠設置、ゴミ箱のネットや早朝収集実施などします。
 火災報知器を無料で市民に配布します。火災事故から市民を守ります。
 市議会議員を半分の定数に減らします。役人の作文の棒読みには罰則をし、市議会議会は地方のケーブルTVで生中継し市民が監視し、一問一答の質疑をします。役人の作文を棒読みするだけの人間ならいりません。市民がチェックしましょう。ミニ集会を市内で年30回は開催して、市長自らが市民から話しをききましょう。産直バザールや市に予算をつけて補助し、大胆な農家支援をしましょう。私は米沢市の隠れ借金である運動場建設予定地の10年間で膨らんだ借金が、15億円あることに我慢がならない。甘い認識で土地を買ったが、塩漬けのまま十年…改革が必要です! あとは市制を変革(イノベーション)する。 米沢市を変えるとき、現在の閉そく感から抜け出す最後のチャンスなのです!    

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嵐最新情報「嵐の新たなセックススキャンダル」と通じる英会話勉強法

2013年08月18日 15時32分03秒 | 日記
 嵐が紹介、アメリカ留学と英会話


日本人はアメリカ合衆国を勘違いしている。憧れるのは勝手です。が、だからといってアメリカ合衆国を「拡大解釈」してはいけない。
まずは日本とアメリカ合衆国は共通する点が多いという思い込み。アメリカ合衆国にいけば何とかなるという甘え。アメリカ合衆国にいけば生の音楽と英語がマスターできるという思い込み。日本人はジーンズからハンバーガーやアメリカ音楽映画ファッションまで知ることができる。が、それは断片でしかない。アメリカ合衆国は確かに経済力やインフラや大学インフラは世界一かもしれない。が、「安全」ということで言えばフィリピンといい勝負です。
先進国で水や安全はタダというのは日本に限ってのこと。発展途上国より危険な国がかなりある。その代表国がアメリカ合衆国です。アメリカ合衆国にいっても何とかはなりません。アメリカ合衆国はサブプライム不況で大変な状態です。アメリカ合衆国に行って「何とかなる人」はアメリカ合衆国が欲しい才能を持つ人材だけです。アメリカ合衆国に行っても英語はうまくなりません。子供ならばいざ知らず大人が意味不明の英会話を聴いても英語の歌詞の歌を聴くように意味などわかる筈ありません。アメリカ合衆国は確かに「自由」です。が、麻薬の自由はありません。流行りではなく麻薬はタダの犯罪です。
アメリカ人が拳銃を枕の下に隠すことより、ニューヨークの深夜に「地球の歩き方」を手に歩いている日本人女性のほうが「よっぽど危険」です。アメリカの強姦事件率は日本の50倍です。レイプ犯は麻薬をやり、エイズ感染者であることが多い。また留学すると女の子なら「いいよって来る外国人」がかならずいる。彼らの多くは教養が高くない。高いならジゴロのような真似はしない。いいよって来るのは大抵タダでセックスしたいからだ。また麻薬を買う金も援助してもらうのが大抵です。ドラッグ、セックス、衣食住がタダになるのだから彼らにしたら一石二鳥です。英語が話したいならホノルルやロサンゼルスの馬鹿高い料金の日本人ばかりがいる英会話教室より、小学校にいれてもらうといい。そこにはマイケル・ジャクソンのような英語を話す子供達が沢山いる。日常会話程度の英語をマスターするならそれでOKです。また日本の新聞記事が理解出来ない人がワシントンポストやニューヨークタイムズが理解出来る訳ありません。

またアメリカで因縁を付けられたときは「アイムソーリー」といい逃げることです。馬鹿の相手はしないことです。また白タクや募金やホームレスの物ごいは「ノーイングリッシュ」で貝になればいい。とにかく「君子危うきに近寄らず」だ。馬鹿の相手はしないことです。また警察官に拳銃を突きつけられたら両手を挙げろ。撃たれて死ぬこともある。その際警察官は「フリーズ」「ハンズアップ」という。警察官は「ホールドアップ」とは言わない。「ムーヴイット」とは「どけ」という意味です。
銃を突きつけられたら両手を挙げろ。そして「プリーズドントショット」といいます。なら撃たれて死ぬことはない。強盗も「ホールドアップ」とは言わない。大抵は「スティックイットアップ」といいます。スティックは麻薬ではありません。とにかくアメリカ合衆国の夜遅くの外出はやめることです。「君子危うしに近寄らず」です。
また入国審査では大金を持ち歩かないことです。カード社会のアメリカで大金は「麻薬を買うケース」だけです。だから申告書の五千ドル以上の現金を持っているひとは申告すること…は書かない。か、目的を「スキューバダイビングの道具を買う」「ダイヤの指輪などを買う」と書けばいい。ビジネスでも「サイトシーイング」でいい。
とにかくアメリカ合衆国は危険だと思い「君子危うしに近寄らず」です。イギリスやフランスやイタリアも最近ちょっと治安が悪くなった。日本より安全な国などないって思いなさい。危機意識を持って外国に行くことです。アメリカ合衆国に行くなら特にです。気をつけて頑張ってください。
また知ってるお友達や家族一同や親戚の方にもこの「緑川鷲羽わしゅうブログ」の存在を教えていただけませんでしょうか?1人でいい情報を独り占めはずるいです。みんなで英語や政治経済など一緒に勉強しましょう。
***英語が不得意だからと、背を向けている人を見ると、私はいつも「もったいないな」と思います。ほとんどのビジネスパーソンは、最低でも中学、高校の6年間は英語を勉強してきたはずです。しかも、例えば仮定法のような高度な文法まで習っているのですから、実際は、みなさんそれなりの“英語資産”を持っていると思って間違いありません。
しかしながら、英語を不得意と感じるのは、勉強したことが“成果”につながっていないからでしょう。英語の知識はあったとしても、それを使って相手を理解したり、自分の意思を伝えたりする訓練を今までしてきていないのです。
英語の世界では、満面の笑顔や力強い握手、大げさなくらいの相槌などを心がけるだけで、会話はスムーズに進みます。逆に、それらがちゃんとできていれば、多少怪しい英語でも、意思疎通はできるのです。ところが日本人の多くの人はそういうことを教わってきていないので、特に正しい文法で正確に発音することにこだわる。だから言葉が出なくなり、「英語は苦手」と思い込んでしまうのです。
欧米人が日本人と英語で話す際には、相手もこちらを「英語が母国語でない人」と認識しているので、たとえ流暢に話せなくてもあまり気にはされません。
国際舞台でもインド人やシンガポール人は、かなり癖がある英語のアクセントでも、臆することなく堂々と話しているではありませんか。この点は日本人も見習ってもいいところではないでしょうか。
また、ビジネスで必要にかられて英語を使う場合は、事前に言いたいことを準備しておくことで対処できます。
特に仕事で使う単語は限られている場合が多いので、自分で単語帳を作って覚えておくといいでしょう。また、海外とeメールでのやりとりが多ければ、定型文を作成して、保存しておくと便利です。外国人と頻繁に会う必要がある人なら、英語の自己紹介文を丸暗記しておくのもいいアイデアです。
現在、すぐに英語を使う必要に迫られてはいないけれど、将来に備えて勉強しておきたいという人は、漠然と始めるのではなく、まず目標を決めてください。
「英語の新聞記事を読めるようにする」「メールが英文で書けるようにする」。あるいは「海外旅行に行ったとき露店で値段交渉ができるようになる」というように、できるだけ具体的で身近な事例がいいでしょう。
教材は自分の目的に合っているならなんでもかまいませんが、できればCDのように繰り返し聴けて、英文と日本語訳があるものを選ぶといいと思います。そして、これと決めたら完璧に聴き取れて同じように話せるようになるまで、それを徹底的にやること。あれこれ手を出すと、かえって効率が悪くなります。
英語を聴くときはただ聞き流すのではなく集中して聴き、聴こえた音をそのまま音にして出す方法もお勧めです。英語学習ではインプットとアウトプット(聴く、話すと読む、書く)を両方行うのが基本。そして話すときは発音よりもむしろ、アクセントの強弱に気をつけると英語らしくなります。
それから“妄想英会話”もお勧めです。頭の中で状況を設定し、架空の会話をしてみるのです。日常において英語を使う機会が少ない日本人にとって、この妄想英会話は特に効果があります。
ただし、最終的にものをいうのは、やり方よりもどれだけの時間を英語に費やしたかということのほうです。本気で英語力をつけるなら、少なくとも1週間に15~20時間は、英語に真剣に取り組んでほしいと思います。
語学の学習に関して、古今東西さまざまなことがいわれているなかで、これこそ真理だと私が確信している原則がひとつあります。それは、いかなる言語も時間とお金を犠牲にせずには習得できないということです。
アフターファイブは同僚と赤ちょうちんで会社の愚痴をこぼし、帰宅したらお笑い番組を観て寝るという日々を送っている人が、ライフスタイルはそのままでなおかつ英語もものにするなどというのは土台無理。まず必要なのは、これまでの生活の何かをあきらめて、その分を学習に充てるという覚悟です。また、どれだけの時間とお金が捻出できるかで学習方法も違ってきます。
例えば時間なら2000時間。TOEICにしても英会話にしても、これくらいはかけないと効果は期待できないとさまざまな人がいっています。この2000という数字にどれくらい根拠があるかわかりませんが、語学の場合はどんな人でも、ある程度の時間をかけないと結果が出るまでに至らないのはたしかです。
英語に費やせる時間は1日せいぜい30分、投資できるお金もほとんどないというなら、300円でNHKラジオ講座のテキストを買って、15分間番組を聴き、復習にもう15分かける。これだって1年継続すれば、続けただけの効果は出ます。ただし、海外のビジネススクールでMBAを取得できるだけの英語力を1年で身につけたいという人は、もちろんこれだけでは足りません。当たり前ですが、目標が大きくなればその分払うコストと犠牲も大きくなります。
また英語は聴く、話す、読む、書くのうちどれから勉強したらいいかという質問をよくされますが、それらすべてを合わせたものが言語能力なのですから、切り離して考えるのは間違いです。
ただし、話すには相手が要るし、書いたものは誰かに見てもらわないと、それが正しいかどうかわかりません。その点、聴く、読むというのはやる気さえあれば、自分ひとりでいくらでもできるので、独学で英語を学ぼうという人は、聴くと読むを徹底的にやるところから始めるのがいいと思います。それに大量に聴く、読むことを続けていると、自動的に話す、書く能力も養われてくるのです。
ひとつアドバイスをしておくと、英語を聴くときはテキストを見ずにまず、音で聴くこと。先にテキストを見てしまうと、自分の発音の癖のまま頭に残ってしまうので、自然な音として耳に入らなくなってしまうのでよくありません。
それから、教材は自分の実力より上のものを選ぶ。語学もスポーツと同じで、ある程度負荷が高くないと上達は望めないからです。私はアメリカのピーアール会社に入ったとき、最初に上司から「ランチは必ず自分よりも立場が上の人と一緒に食べなさい」と言われました。秘書の女の子となら気軽に会話を交わせても、相手がそれなりの役職に就いている人の場合は、事前にかなり勉強しておかないと話についていけません。かなり苦労もしたし恥もかきましたが、おかげで英語を含む私の能力は、短期間で飛躍的に伸びたと思っています。
せっかく英語の勉強を始めても、なかなか成果が実感できないので、途中で嫌になってしまうという人も少なくないようですが、これは実にもったいない。毎日コツコツやっていれば、確実に力はついてきます。そして、それはある日突然、それまで単なる音だったものが単語やセンテンスとして耳に入ってくるというように劇的な形で表れます。
どうかその日がくるまで頑張って続けてみてください。
(カリスマ翻訳家・関谷英里子さん・NHK英会話ラジオ講座担当談)

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中東の正体 エジプト軍事クーデター後モルシ氏支持集会を治安部隊強制排除

2013年08月16日 07時30分15秒 | 日記
中東情勢
 
エジプトの軍事クーデターで大統領を辞任されたモルシ氏の出身母体・イスラム組織ムスリム同胞団の抗議デモジプトの反政府デモで、抗議行動を治安部隊が2013年8月15日強制退去し、200人の犠牲者でた。エルバラダイ氏が辞意を示唆しています。軍がデモ隊に発砲し、2013年7月時点で51人が死亡しました。暫定大統領はマンスール氏ですが、副大統領にエルバラダイ氏です。暫定政府新首相はべブラウィ氏です。モルシ大統領は「イスラム原理主義者」で、経済改革もやらず治安が悪化しても元・大統領ムバラク氏のようにイスラム原理テロリストを死刑にする、といった当たり前のことをしませんでした。だからこその反政府デモなのですね。トルコ共和国は親日国で最近大規模な反政府デモがあり、オリンピックの候補地(イスタンブール、首都はアンカラ)としても有名である。しかも新興国BRICs(ブラジル・ロシア・インド・中国)と次の新新興国MINTs(メキシコ・インドネシア・ナイジェリア・トルコ)とも呼ばれる。これから発展する国だ。観光地としては世界第6位(1位フランス2位アメリカ3位中国4位スペイン5位イタリア6位トルコ7位イギリス8位ドイツ9位マレーシア10位メキシコ)でもある。トルコが好調な理由①「若い人口構成(24歳以下が国民の過半数・教育水準高く人件費安く消費も投資も活発)」②「恵まれた地理的環境(ロシア圏・中東圏・欧州圏など周り15億人の中心拠点・グローバル企業の工場が多い)」③「政教分離(9割はイスラム教徒だがイスラム国家ではない。この政教分離を推し進めトルコの経済発展を遂げたのがトルコ建国の父ケマル・アタテュルク(1988年~1938年)初代トルコ共和国大統領だ)」なお当然トルコの抱える問題もある。①「反政府デモ(最近のデモは2003年から首相を務め経済発展に貢献してきたエルドアン首相が「アルコール規制条例法」を可決しようとしたことで「アルコールを規制しようなんて政教分離(イスラム教では豚肉と酒は禁止)に反する」と国民が反発して起きた)」②「交通渋滞(1兆円で第二のボルポナス海峡とも呼べる運河をつくる予定)(2004年から2013年10月で日本政府からの1500億円の経済援助と技術援助でイスタンブールのアジア側と欧州側に「青函トンネル」のようなトンネル鉄道網を建設した。何故時間がこんなにかかったか?は掘ればすぐ遺跡が続々出てきたから(笑))」③「クルド人問題(人口3000万人の国をもたない民族。PKK(クルド労働者党)というテロ組織とトルコ政府和解、和平でクルド人のテロがなくなる)」等です。2013年7月4日、エジプトのモルシ大統領の辞任を求める抗議行動の拡大を受け、シシ国防相は、国営テレビを通じて演説し、憲法の効力停止と大統領の権限剥奪を発表(エジプト軍のクーデター)3日。軍から暫定大統領に指定されたマンスール最高憲法裁判所長官が4日、就任を宣言した。マンスール氏は2011年の革命で倒れたムバラク政権時代から判事を務めるベテラン裁判官だ。だが、アメリカとエジプト政権は口が曲がっても「政変」「クーデター」とはいえない。何故なら「クーデター(政局)」を認めれば米国はエジプトに資金援助が出来なくなるから。だからオバマ大統領の「中立発言」なのだ。モルシ元大統領はイスラム原理主義集団ムスリム同胞団の出身で、「エジプトのイスラム原理主義化」を反発する国民も多かった。だが、我々にとって「エジプト政局」は他人事ではない。エジプトには海港の大動脈「スエズ運河」があるからだ。2013年6月27日、シリアの内戦で死者が10万人を突破した。アサド政権は盤石ではないが武器をもった政府軍(猛毒サリンまで使った)の方が有利だ。2013年6月16日、イラン大統領選挙で米国との対話派のロウハニ師(64・元最高安全委員会事務局長)が当選した。次期大統領は対米重視ということで米国にとってもイランにとっても喜ばしいことだ。候補者は他にジャリリ師(47・最高安全保障委員会事務局長)、べラヤティ師(67・元外相)、ガリバフ師(51・テヘラン市長)、ハタドアデル師(68・元国会議員)、レザイ師(58・元革命防衛隊最高司令官)、ガラジ師(71・元郵政通信相)、アレフ師(61・元副大統領)等でした。元々、米国とイランが犬猿の仲になったのは70年代に、イランの米国大使館職員が人質にとられアホのカーター米国大統領(当時)が「(人質奪還作戦)オペレーション・ブルーライト」を決行して失敗(キッシンジャー気取りのブレジンスキーが計画・映画「アルゴ」参照)、狂人・ホメイニ師の「イスラム革命」を成功させてからだ。カーターは本当に馬鹿で、それまで親交のあったパーレビ国王(当時・イラン国王)を、「イラン人がホメイニ師を国民全員が支持している」と誤解して国王一派を失脚させた。核開発などで経済制裁を長く受けてきたイランも「改革」に舵を切るという決断には敬意を示したい。これからイランも大きく変わる。対米強硬派のアフマディネジャド元大統領政権よりはマシな国になって欲しい。シリアのアサド大統領の政府軍が「猛毒兵器・サリン」を反政府軍への武器として使用した。大変遺憾な事だが「オバマ米国大統領の緊急声明」も口だけのリップ・サービスである。何故シリアにどの国も武力介入しないか?はお馴染みの「(石油などの資源がシリアにないので)何の得にもならないから」。だが、本当に大虐殺をホロコースト並みに行われているのにストップできないのか?まあ綺麗ごとでは飯は食えないからな。2013年1月にアルジェリアの北部イナメナスのプラント施設で、アルカイダ系テロリスト集団「イスラム・マグレブ諸国のアルカイダ(ボス、ハーリド・アブ・アッバス)」と「覆面団(ムラッサ・ムーン)」と連携している「アンサール・ディーン(マリ)」が、フランス軍がマリ北部のテロリスト拠点を空爆しているのをやめろと日本人・韓国人・イギリス人・フランス人などを人質にとり立て籠もった。アルジェリア軍・フランス軍は強行突入して人質も何人も死んだが結局解決の糸口が見えたようだ。日本人20人生存10人死亡か?という事です。制圧作戦は20人で1時間で済んだという。マリとはアルジェリアの隣国で、マリ南部は経済的に豊かで首都も政府もある。だが、マリ北部は砂漠で経済的に貧しい。カダフィ大佐は殺害されたがその故・カダフィ大佐の用済みとなった傭兵の殆どはマリ北西部出身であった。その元・傭兵が退職金替りに最新武器を持って帰ったら内戦になった為、フランス軍とマリ政府はテロリスト達を殲滅する為空爆や地上戦を開始したのだ。ちなみに世界で1年間に起こるテロは1万件だ。世界はけして平和などではない。アルジェリアは1954年「アルジェの戦い」でフランスから独立したのですが、当時のアルジェリア人はフランス語しか話せなかった。そこでアラビア語を学ぶために、イスラム原理主義のアラビア語教師を連れてきて軍事独裁政権国になった(2012年の「アラブの春」で民間人大統領誕生)。また、エジプトの今について学びましょう。現在のエジプト大統領(2012年12月時点)はモルシ大統領(工学博士・イスラム主義者・初の文民(軍人ではない)大統領)です。憲法でイスラム教徒を厚遇しようとして反対派(キリスト教徒・反体制派(国民の半数))が暴動を起こしています。またシリアでは内戦状態です。アサド大統領をサポートしているのがイラン(同じイスラム教シーア派(少数派)でイランを世界で唯一承認する国がシリアだから)で反体制派(イスラム教スンニ派(多数派))を支持しているのがサウジやカタール(スンニ派)です。人口2千万人しかいないのに、これまで死者は45万人、難民は50万人(国外に出た人のこと・国内で放浪しているひとは国内避難民といいます)です。何故アメリカや欧州などが軍事介入しないか?はシリアには石油がでないからです。何の得にもならないことは誰も興味がない。当たり前です。またアメリカに200年分のシェールガスがでたことで、もう「中東の石油」に依存しなくていいようになり「シーレーンをアメリカ軍が守らなくてもいいのでは?」といわれています。じゃあ、米軍が中東からいなくなったら、何処の国が来るのか?注目のあの国・中国(笑)でしょうね。イスラエル軍によるガザ攻撃が続いていたが2012年11月22日「停戦合意」した。パレスチナアラブ人テロ組織ハマスを駆逐する為のいわば「自衛の為の戦い」であった。反タリバンの抵抗のシンボルで、パキスタンの少女マララ・ユスフザイさん(15)が下校時襲撃され重傷をおった事件で、少女が英国バーミンガム病院で奇跡的回復を見せている。まずはよかった。イランのアフマディネジャド大統領と保守派のクリシャ二国会議長との対立が激化しています。2013年の大統領選挙を意識してのことです。アフマディネジャド大統領は改革派のムサビ元首相を弾圧しているのですが、最高指導者のハメネイ師がクリシャ二氏と急接近していることもありイラン国内で混乱が拡大中です。内戦状態のシリアのシリア人の難民が20万人である。だが世界は見て見ぬふりだ。何故ならシリアにはリビアと違って「石油・天然資源」がないから。内戦状態に陥っているシリアで、アサド独裁政権は国内病院の反体制患者を拘束する、と命令を下した。何とも悪辣だが、アサド大統領らしい。イスラエルのネタニヤウ首相が「イラン原発先制攻撃」を再び示唆しました。まあ、当然でしょうね。イランの原発(公式には原発と言っているが核兵器開発)はイスラエルが標的ですから。例のイスラム教・預言者・ムハンマドを侮辱する映画(ムハンマドの性的描写の風刺画)で反米デモが、チュニジア、モロッコ、リビア、エジプト、スーダン、イエメン、イラン、シリアなど8か国に拡大しました。ちょっと過剰反応と思うが、米国人はキリストの性的描写があったらどう思うか?と考えるべきだ。外交とは「こんなことをされたら相手はどう思うか?」「これは正しい戦略か?」から始まる。まずは熟考せよ。イスラム教の重要人物・預言者ムハンマドの性的描写がある映像が流されたとしてイスラム圏で反米デモが起きている事象で、駐リビア米国大使らが反米デモ集団らに大使館に放火されて、死亡しました。これを受けてオバマ大統領が遺憾の念を述べましたが「焼け石に水」です。どうなるかはアッラーのみぞ知る?死亡シリア北部アレッポで2012年8月20日、日本人女性フリージャーナリストの山本美香さん(45)がシリア政府軍の銃撃を受けて死亡したという。遺体はその日にトルコ国境に運ばれ、遺族に連絡がはいった。注目していたジャーナリストだけに残念です。ご愁傷様です。意志は私フリージャーナリスト緑川鷲羽わしゅうが継ぎましょう。またシリアは政権が危ないからと化学兵器を使用しようとしています。政府軍にガスマスクを配っているとのこと。どこまで国民を虐殺すればいいのか?シリア国防相ラシタハ氏やアサド大統領の義兄のシャカウト副国防相、トルクマ二元国防相がテロで爆死しました。反体制派も300人殺されていたところで反撃にでた訳です。エジプト大統領選挙でイスラム原理主義ムスリム同胞団の自由公正党のムハンマド・モルシ氏が当選確実となりました。イスラム原理主義者ですか、はああ。エジプトは石油は出ないが「スエズ運河」がありますしね。かつてのイランのイスラム革命の狂人・ホメイニみたいにならなきゃいいけど。また新興国の経済成長の低迷は深刻です。人民元と円との直接取引は円高元安。まあ、ドルを介さない直接取引は期待大だ。が、インドやインドネシア、ブラジルの経済成長低迷も著しい。これは「欧州の金融財政危機」による「欧州マネーの新興国からの引き上げ」なんです。またロシアや中東も天然ガスや石油価格の低迷で、経済成長低迷気味です。ブラジルはオリンピックやワールドカップがあるので、なんとしても経済成長しなくてはならない訳です。が、ルーラ前大統領程の期待をルセフ大統領に期待しても期待薄としかいえません。とにかく変な学者会議ではなく、学問馬鹿ではない経済のプロフェッショナル達にうまく「第二次世界大恐慌」を回避させてもらおう。それがG20であれ、IMFであれ、国連であれ、なんでもよい。私は人類の英知を信じている。また2012年6月8日、アナン前国連事総長のシリア停戦調停が頓挫しました。ちなみに「シリア人同士の話し合い(ロシア・中国支持)」×、「アサド政権への制裁強化(欧米支持)」×、「国際政治裁判所(ハーグ)への起訴(欧米・アラブ支持)」×、「反体制派への武器提供(サウジ・カタール支持)」×、「軍事介入(支持国なし)」×、という情けない結果でした。何故リビアみたいに世界が軍事介入しないか?はシリアには石油が出ないからです。2012年4月16日アフガニスタンでタリバンによる大使館要所などへのロケット砲撃がありましたね。またここでは石油の値段高騰のウィキペデアです。石油の値段はWTI(ウェスト・テキサス・インターミディエート)というアメリカのテキサス州の原油から原油の値段を決めています。今、ここのところ「円安」で石油の値段も上がっています。またイランが核兵器開発をしていて、欧米はやめろと経済制裁をしています。イランのアフマディネジャド大統領は「ホルムズ海峡を封鎖するぞ」と脅しています。どうやって30kmのホルムズ海峡を封鎖するのか?軍艦を展開したり、機雷を撒く訳です。機雷の処理の技術は日本の海自がトップクラスです。でも、実はイスラエルの諜報機関モサドはイラン科学者の暗殺をやっていて、イランの核施設はイスラエル軍が必ず空爆すると思います。イランも平和利用の原発開発というならIAEAにすべての施設を公開するしかないですね。シリアへの停戦調停が事実上失敗しました。市民への虐殺は続くことになります。イランの核兵器開発を阻止するべく欧米や日本なども「イランへの経済制裁(イラン産石油を買わないなど」)」をしている。日本も国家として経済制裁に加盟している。なのにあの鳩山元首相がイランを訪問した。まあ、プロパガンダの道具にされていた訳だが、阿呆だね。宇宙人じゃない阿呆人だね。「イラン訪問なんて「いらん」」などとオヤジギャグなどききたくないね。核兵器開発に血眼になっているイランは、欧米からの経済制裁には「ホルムズ海峡の封鎖」で対抗する、と息巻いています。原発は電力の為ではなく、核兵器保有の為です。イランは世界第三位の産油国ですから。困るのは中東の石油に80%依存している日本です。イランの核兵器開発疑惑やアメリカの経済制裁、中東のいわゆる「アラブの春」という情勢で原油価格が値上がりしています。アメリカの対イラン制裁では、日本は原油輸入削減額を考慮してもらって(笑)日本へは制裁の影響がないようになりました。だが、原油高騰は産業にマイナスです。原油は「産業の米」という通り、原油からプラスティックやビニール、灯油、ガソリン、化粧品…さまざまなものは原油からなんです。国連はシリアへ圧力を与えるのに限界を感じているようです。前事務総長コフィ・アナン氏を国連のシリア特使へと動きました。だが、事態は絶望的です。イエメンで33年間独裁政権を敷いていたサレハ大統領(69)が訴追しないことを条件に辞任し、副大統領だったパディ氏が大統領に就任しました。また2012年2月5日、国連安保理で「対シリア制裁決議案」が否決されました。これはシリアに武器を輸出している中露が拒否権を行使したからです。今までに5400人殺害されたといいますがもっと多く数万人単位だといいます。また2011年10月20日リビアの「カダフィ大佐の死亡」が確認されました。2011年の「ノーベル平和賞」は中東イエメンの民主活動家のタワックル・カルマン女史です。これは中国の劉暁波氏やミャンマーのスーチー女史、旧ソ連のサハロフ博士のように「命を守る為のノーベル賞」です。またアフガン戦争が泥沼化です。ラバニ氏の暗殺でまさに「泥沼化」「ベトナム化」です。2011年9月30日イエメンでアルカイダ系幹部、アンワル・アウラキ容疑者を米軍無人戦闘機で殺害することに成功したという。まあ、吉報ではある。パレスチナが国連に加盟申請をしてイスラエルやユダヤ人ロビーの強いアメリカが反発している。またイエメンのサハレ大統領が帰国した。大統領は爆破テロで大怪我をし、サウジの病院に入院して完治したという。アフガンで自爆テロがまたあり、アフガンの元・大統領ラバニ氏が死亡しました。実はアフガニスタンの復興支援には部族間で優劣があってかなり不満が出ているようです。2011年とはアフガンからのアメリカ軍撤退年で、撤退後は治安が悪化するでしょうね。2011年9月13日アフガニスタンの首都・カブールでアメリカ大使館を狙ったタリバンによる爆破銃撃テロがあったという。2011年9月11日は9・11米国同時多発テロ事件から10年、東日本大震災から半年。米国ではアルカイダによる米国国内のテロの信ぴょう性の高い情報があるという。何も起こらないといいね。ただ、言っておくが我々が戦っているのはアルカイダなどのテロリスト集団でイスラム教徒ではない。9・11に歴史的必然などない。また「アラブの春」はツイッターやフェイスブックで革命が起こったというが違う。アラブには文字も読めないアラブ人が大多数だ。そこで中東のCNNといわれるカタールに本部があり王様がスポンサーの「アルジャジーラ」の報道で「アラブの春」が起こったのだ。ビンラディンが死んだからといって世界が安全になった訳ではない。むしろテロ組織が雨後の筍のように出てきている。アルカイダのビンラディンの後継者でNo2であったザワヒリ氏にはカリスマもなく誰もついてきていない。アルカイダは「原発テロ」を計画しているという。米国原発104基、フランス原発58基、日本原発54基です。怖いね。カダフィ政権崩壊です。カダフィー大佐は行方不明で懸賞金がかけられています。2011年8月22日、リビアの反乱軍がテロリスト・カダフィー大佐のいる首都・トリポリに攻勢をかけカダフィー大佐の息子らが拘束・殺害されました。カダフィー大佐も暗殺されたのではないか?と見られています。まあ、外国人のボディーガード傭兵への払う金が底をついて「おわり」です。2011年7月12日アフガニスタンでカルザイ大統領の弟、アフメド・アリ・カルザイ氏がタリバンに暗殺された。中東の民主化(ジャスミン革命、アラブの春)はうまくいっていない。サウジ、バーレーン、イラク、チュニジア、エジプトでは毎日数万人規模のデモが起こっている。シリア、リビア、イエメンでは内乱内戦状態である。チュニジア(観光収入GDP60%)・エジプト(70%)は経済悪化。ムバラク政権崩壊後、逮捕された民間人は5000人である。暮らしは悪化する一方。民主化は早すぎた?リビアとシリアでは政府軍が市民を大虐殺している。国連軍は空爆しかできず(理由は国連常任理事国の中国とロシアのリビアでの利権保護のため)、1万人以上の死者がでている。チュニジアやエジプトは軍が裏切った。カダフィ大佐は2兆円の(国家の石油収入を搾取した)お金で1万人から1万5000人の「外国人傭兵部隊(アフリカ黒人)」を雇い虐殺しまくっている。カダフィ大佐のお金がなくなれば「カダフィ大佐の終わり」。シリアは1200人の市民を虐殺している。バッシャール・アサド大統領(父親のハフェズ・アサド大統領の息子)は父親と合わせて40年も独裁体制を敷いている。シリア国内では日本語でアサドの悪口をいっても拘束され拷問・処刑されるという。1982年ハマ大虐殺(民主化を求めてデモをしたとして何万というハマ市民すべてを虐殺し焼け野原にした)も文句もいえない。シリアに対しては欧米は経済制裁はしているが軍事介入はしない。なぜなら1978年以来シリアとイスラエルは冷戦状態であり、ヘマをすれば第五次中東戦争に発展するから。まあ、政治問題である。問題は大量の難民で、イタリアなどにチュニジアから2万9000人、シリアから5万人以上流れ着いているが欧米諸国は「強制送還」している。経済が悪化するからで、つまり経済問題である。米軍のアフガン撤退が2011年7月に迫った。が、アフガンの軍・警察がちゃんと育っておらず米軍撤退後は混沌としそうです。2011年9月までにまずアフガンの米軍3万3000人を撤退させるそうです。これは我々にとって「対岸の火事」ではありません。アルカイダのオサマ・ビンラディン死亡を受けて、No2の立場にあったアイマン・ザワヒリ被告(59)が最高指導者になったそうです。また2011年5月27日、クリントン米国国務長官がパキスタンを電撃訪問しました。これは「ビンラディン殺害」に対して反米勢力が盛り上がっているのに釘を刺す為だといわれていますね。2007年イスラエル軍が空爆したシリアの施設は、シリアの秘密原子炉で「核兵器開発場」であったことがわかりました。まあ、イランの原子炉もイスラエル軍が空爆するのでしょうね。リビア石油相、ショクリ・ガネム氏(68)がチュニジアに亡命しましたね。オランダ・ハーグの国際刑事裁判所(ICC)はリビアのカダフィ大佐や息子らに逮捕状を請求しました。これで国際的にもカダフィ大佐は「悪人」です。北朝鮮がイランに200人の技術者を派遣しました。核、ミサイルの技術支援だそうです。リビアの2油田の再開は困難な状態です。アメリカ軍の空爆でカダフィ大佐が負傷して、首都トリポリを脱出したそうです。リビア軍よろしく、シリア軍は反体制派のデモの人々に砲撃し、大殺戮をやっています。アメリカに続きEUも制裁の発動を決定しました。2011年5月1日夜、米軍がパキスタン・アボッタバードで9・11同時多発テロの首謀者とされるオサマ・ビンラディン容疑者(54)を銃撃戦(「ジェロニモ作戦」)の末殺害したとオバマ大統領は勝利宣言をした。「正義を遂行した」という。DNA鑑定でも本人だとする。ビンラディンは丸腰であったという。遺体写真は公開するか米政府は迷っている。反米感情を煽る可能性が高いからだ。だが、アルカイダの報復テロが怖いからしばらくは米国に行きたくないな。パキスタンのギラ二首相は「事前報告がなかった」と米国を非難しています。だが、アルカイダやビンラディンとイスラム教は関係ない。パレスチナのファタハとハマスが和解です。シリアのアサド大統領独裁政府が反体制デモの人々を大虐殺しているとして米国政府が「シリアへの経済制裁」を検討しています。イランとエジプトが急接近しイスラエルは反発しています。シリアで非常事態解除命令です。「反アサド独裁政権」で大規模デモです。今、リビアの「反カダフィ大佐派」に失望感が広がっている。NATO軍の空爆が「手詰まり」状態にあるからだ。空爆でカダフィ大佐の6男と孫が死亡した。やはり、地上軍を投入しないで「空爆のみ」では戦争に勝てないということか。2011年4月17日、パキスタンのギラ二首相とアフガニスタンのカルザイ大統領が会談し、タリバンとの和解会議を設置することで合意しました。泥沼化しているアフガン戦争の打開策になるのか、すぐ瓦解するのか。何にしても注目ですね。中東・北アフリカの民主化でもで原油価格高騰、リビアでは無差別空爆で8000人死亡しました。カダフィ大佐は南アフリカのズマ大統領との交渉でAU(アフリカ連合)の停戦案を受け入れました。が、このひと「守らない」からまだ戦闘は続くであろう。とにかく「カダフィ大佐退陣条件」で和平案です。エジプト政府はムバラク前大統領に出頭命令です。米国はイランの反体制グループ「ムシャヒディン・ハルク(MKO・イスラム人民解放機構)」を動かしてイラン体制を倒そうとしています。カダフィ大佐は「絶対辞めない!」というが亡命か、暗殺か、どっちかですね。いま、カダフィは軍をつかって虐殺しまくってます。米国のオバマ政権はカダフィ大佐一族の資産凍結をしました。国連は虐殺を行っているカダフィ大佐の政権にたいして軍事介入の決議を採択しました。米軍(不介入示唆)、英軍、仏軍が軍事介入しました。何故米国は軍事介入しないのか?は落合信彦が早速指摘しているように中国やロシアが「リビア国内に利権」があり、それで刺激したくないという思惑がある。だが、CIAというスパイ組織は潜入させているのは皆さんも承知の事実だ。というのもカダフィ大佐は「アルカイダ」を弾圧してきた。「アルカイダ」に大量破壊兵器が拡散するのを防ぎ、あわよくば「暗殺」ということですか。リビアの面積は日本の8倍だが、南は全部砂漠です。人口826万人、アラブ人アラブ語、豊富な石油のため大国です。が、いままでカダフィ大佐の独裁恐怖政治が続いていました。実はカダフィ氏は「大佐」ではありません。大統領でも指導者でも首脳でもありません。なぜ大佐かは、エジプトのナセル大佐(その後大統領、暗殺される)が王政を打倒したため「自分も大佐」だということです。実はリビアに軍事介入しているのはEU軍・NATO軍だけではなくかタール軍やUAE軍も参加しています。「あれは「十字軍」だ!」とカダフィ大佐に言われない為です。また何故「地上戦」をしないのか?は、国連決議で中国やロシアに「リビアへの軍事介入」を反対されないために「地上軍投入禁止」で条約を通したからです。仏英国海軍の艦船からリビアに巡航ミサイル111発が発射され爆撃しました。戦闘機でも空爆しました。つまり「戦争泥沼状態」です。EU・ギリシャに「調停要求」を出しています。リビアの外相がイギリスに亡命しましたし「末期状態」ですね。リビア首都圏もデモ隊が包囲しています。パキスタンのムシャラフ前大統領に、元・首相ブット氏の暗殺関与の疑いでムシャラフ氏に逮捕状が出されました。英国に亡命中のムシャラフ氏は無視です。原油価格高騰は一時1バレル100ドルでした。ちなみになんで「大統領」でなく「大佐」か?は40年前にカダフィ大佐が27歳で無血革命をとげたときの位で、リビアという国は「憲法」も「政府」もありません。世界第8位の石油で独裁体制を敷いてきた訳です。カダフィ大佐がなくなればアナーキズム国家にリビアがなりそうです。エジプト・カイロでは数万人の反政府デモが起き74人の死者がでましたが、ムバラク大統領は辞任をしました。イランでも数万人の民主化デモです。さてどうなるか?ですがエジプトは石油はでませんが「スエズ運河」をもつ国です。また中東で唯一「ユダヤ人国家・イスラエル」を認めている国です。もし、エジプトにかつてのホメイニ師のような狂人が現れ、「イスラム原理主義革命」でも起こしたら悲惨です。日本にとっても「対岸の火事」ではありません。「スエズ運河封鎖」でもされたら世界の貿易経済の危機です。何故中東で民主化のドミノ化が続いているかは独裁体制に不満を持っている国民が多いからです。物価の高騰、失業、独裁政権への不満。最初はチュニジアで、失業者が独裁政府への抗議の為に男性が焼身自殺をしたことからきています。イスラム教では自殺は禁じられている上に死んでも土葬です。火葬はしません。次世で蘇るためには体がないといけない、という理由です。それなのに…ということでネットやツイッターやフェイスブックでデモになりチュニジアのベンガリ独裁政権が崩壊したのです。で、いまはモータリア、アルジェリア、イエメン、リビア、イラン、バーレーン、UAE、クウェート、シリア、モロッコ、イラク、サウジアラビア、オマーンなどに波及しています。私としては「中東の民主化」はいいと思います。が、変な「イスラム原理主義国家」になり石油価格が高騰するのは心配ですね。パレスチナ問題ではイスラエルのユダヤ人政府は「ベルリンの壁」ならぬ「分離の壁」をパレスチナ自治区とユダヤ人自治区の間に作りました。パレスチナ・テロリストの抑制の為の壁なんですが、やたら大きいです。イスラエルは首都をエルサレムといい首相官邸も国会もエルサレムにありますが、エルサレムは「国連の国際管理都市」なので、(エルサレムをイスラエルの首都と)認めたことにならぬため外国の大使館は全部「テルアビブ」にあります。日本大使館ももちろんテルアビブにあります。ユダヤ教はユダヤ人が神より「カナンの地(イスラエル)」を与えられたという(キリスト教でゆう旧約聖書)宗教です。ですが、千年前にユダヤ人はローマ帝国に攻められ国は滅び、ユダヤ人は世界中に散り散りになります。またキリスト教ではユダヤ人のイエス・キリストが性急な宗教改革に反対したユダヤ人たちに十字架で張り付けにされ殺された為に「ユダヤ人=悪人」と差別されまともな職につけませんでした。そこで当時卑しい仕事とされた「金貸し」につき、金融業で成功していくのです。が、それでまた「シャイロック(守銭奴)」と白い目でみられます。またナチスドイツによる「ホロコースト(ユダヤ人大虐殺)」でユダヤ人は600万人殺されます。そこで「シオニズム運動」(シオンの地に還ろう)ということでユダヤ人国家「イスラエル」が1948年に建国されます。ユダヤ人情報機関・モサドやアメリカの最新兵器で「第一次から第四次中東戦争」はすべてイスラエルが勝利しています。パレスチナアラブ人の中でPLO(Palestina Liberation Organization)「パレスチナ解放機構」が組織され代表に故人のヤセル・アラファト議長がなります。パレスチナアラブ人たちはイスラエル兵士に投石(インテファーダ(アラビア語で「蜂起」))して抵抗します。当然死者は数千人にもなります。そこで、ノルウェーが動き、アラファト議長(当時)、クリントン大統領(当時)、ラビン首相(当時)がオスロで合意してガザ地区とヨルダン川西域が「パレスチナ自治区」になります。これで「ノーベル平和賞」を取ります。が、ラビン首相は暗殺され、アラファト議長は病死、パレスチナアラブテロ組織・ハマスはガザ地区を、パレスチナアラブ人穏健派・ファタハはヨルダン川西域を制圧しています。まあ、最後は政治課題ですね。まるでベトナム戦争時の「ヒッピー」のように米国や英国で反戦活動が活発化しているそうです。危険な状況ですね。ベトナムとアフガニスタンは明らかに違います。それすら分からないのでは話になりません。今のアフガン戦争は「イスラム教との戦い」ではありません。「アルカイダ」「ビンラディン」「タリバン」との戦いです。アメリカのキリスト教の牧師がイスラム教の聖典「コーラン」を「9・11同時多発テロ追悼日」にあわせて焚書しようとしたが、勘違いも甚だしい。サダム・フセインやビンラディンみたいな「テロリスト」をみると勘違いするのだろうが、イスラム教は「人殺しは悪」という「平和教」です。勘違いしては敵の思う壺です。オバマ米国大統領は「イラク戦争終結宣言」をしました。まず米軍のイラク撤退から説明します。そもそもアメリカが何故イラク戦争を始めたか?これは当然ながら2001年9月11日の「同時多発テロ」ですよね。当時のブッシュ大統領は「イラク、イラン、北朝鮮は悪の枢軸だ」といいました。湾岸戦争から10年後ですね。「イラクのサダム・フセイン大統領(当時)は圧制を敷いている」「イラクが大量破壊兵器(核兵器、生物兵器、科学兵器)を持っている」として戦争を始めます。結局、「大量破壊兵器」は見つからないのですが、まあ軍産複合体の為の戦争でした。フセイン大統領(当時)は捕らえられ処刑、フセインの独裁体制は終焉します。そしてイラク版GHQとも呼べる「CPA(イラク暫定協議会)」をつくりました。イラクでしくじったのはフセインの政党であった「バース党」の党員を公職排除したことでした。バース党員は公務員、政治家、役人、警察官などで排除で電気も水も警察もいなくなります。イラクは混乱国家になります。フセイン大統領はスン二派(20%)で最大勢力シーア派(60%)やクルド人(20%)を弾圧していました。ちなみに「クルド人」とは「クルディスタン」という地域に住んでいたのですが、第一次世界大戦で中東が分割され国家を失った民族です。こういった民族や派の宗教人同士で殺し合いが始まり一時「内戦」になりました。そこで「イラク民主化プラン」がつくられます。暫定政権→憲法制度→議員選挙→新イラク政府というプロセスで2006年に新政府が誕生します。その後イラクにはいってきたアルカイダ達を米軍、イラク軍が一掃して治安は回復しました。2010年6月にイラク駐留米軍の武装戦闘部隊がイラクから撤退、2011年には完全撤退します。なぜならオバマ大統領はアフガンにすべての戦闘部隊を投入して「泥沼化」の回復や「ビンラディン拘束か殺害」を急ぎたいからです。イランの原発がいよいよ稼動しましたね。元・米国連大使ネグロポンテ氏が「イラク開戦は拙速だった」とコメントをしました。今更ですか?2010年8月4日にはイランのアハマドネジャド大統領がパレード中に近くで爆破暗殺未遂がありました。イラン側は「爆竹だった」とごまかしています。トルコからガザ地区への支援船がイスラエル軍に襲撃されましたが、ハマスへの支援など食料だけではない。当然、武器もあった。イスラエルとしては国防だろう。アフガンでは大規模作戦展開中です。だが泥沼化していますね。「ケミカル・アリ」として恐れられフセイン政権で毒ガス兵器でクルド人5000人を大量殺戮したアリ・アルマジドが処刑されました。イスラエルのネタ二ヤウ首相とパレスチナのアッバス首相との実りなき中東和平が再開されましたね。イスラエルの国防相が脅迫されていますね。アウシュビッツの訪問者が09年で130万人です。2010年新年そうそう、またパキスタンで自爆テロで100人が死亡したそうです。アフガニスタンの警察官を日本の警察官がインドネシアで訓練するプランを国家公安委員会が示していますね。イランの核開発を受けてイランとロシアの友好関係に亀裂が出来、非難の応酬になっているそうです。またイラン「ウラン濃縮」を開始して制裁阻止へ強行カードを切りイランを交渉のテーブルにつくよう米国は「交渉のテーブル」につくよう説得しているそうですね。イランでは数万人規模の反政府デモがあり、ムサビ元大統領の甥っ子を含む5人が死亡しています。
まあ、イランの核施設(テヘラン、コム、ナタレツ、プシュール)はイスラエルが爆撃するでしょうね。2009年中のイランの核交渉は決裂しました。ここにきてパキスタンのザルダリ大統領が汚職疑惑です。かなりヤバイです。イランのアフマディネジャド大統領は「制裁回避」を模索しているが「国内保守派の反発」との板挟みで苦しんでいるそうですよ。イランは「核兵器」を持つことで「中東の存在感」をもとうとしていますが「イランの核施設」はイスラエルが空爆するでしょうね。でも、日本は対岸の火事じゃないんです。日本はクウエートやサウジアラビア、UAE、イランから石油を買っています。ホルムズ海峡を封鎖されればおわりです。イランは「何処からか攻撃を受けたらホルムズ海峡を封鎖する」といってます。だが、アメリカの経済制裁はじわじわ効いています。「イランへの石油製品輸出禁止」はじわじわきいています。何故ならイランは原油の産油国です。が、石油の生成つまりガスや重油、灯油、プラスチック、ガソリン、軽油などにする施設がイランにはないんです。だが2010年に日本はアメリカの要請でイランから手を引く(かなり投資していたので凄い損失)と今度は中国がイランに手を差し伸べています。「国際協調」というとどうしてもどこかの国がでてきますね。イラン政府は10か所の核濃縮施設の建設を指示しましたね。またイランはパレスチナのテロ組織ヒズボラの支援を打ち出していますね。シリアのダルダリ副首相は「何が(シリアと米国との国交正常化の)障害となっているか分からない」と首をひねっているそうですね。シリアがテロ国家だからですよ(笑)。またイランの核施設増発は国際社会の猛反発の中でイラン政府は何を考えているのですかね?IAEA(エルバラダイ事務局長が退任して後任は日本人の天野之弥(ゆきや)さんです)は非難決議を採決しましたね。また03年ノーベル平和賞のイラン人人権派弁護士シリン・エバティルさん(62、女性)のメダルをイラン政府は押収しました。これは国内強硬派の「ガス抜き」だといわれていますね。日本政府はまた「人的貢献は困難」としてアフガニスタン支援をまた金を50億ドル出すという。自衛隊のアフガニスタン支援は考えにくいのはわかります。が、お金だけなら湾岸戦争の支援活動の二の舞ですよ。アフガニスタン駐留軍トップのマクリスタル国際治安支援部隊(ISAF)指令官が一年以内に駐留米軍を増加しなければアフガニスタンの任務が失敗に終わる、と言っています。アルカイダや外国人部隊5000人が攻撃にこらえきれずにパキスタン非武装地帯からアフガニスタン北部へ逃走中であるそうですね。またタリバン兵士8400人が武装解除に応じたそうです。戦闘も終盤戦です。米国オバマ大統領、イスラエルのネタニヤフ首相、パレスチナのアッバス首相(2010年1月のパレスチナ首相選挙不出馬の意向)の三者首脳会議がニューヨークで09年9月22日ありました。またアフガニスタン大統領選挙の投票は元外相アブドラ氏が再選挙に不出馬してカルザイ大統領が再選されました)。イランの原子力施設(核兵器開発疑惑のある施設)のIAEA(国際原子力機構)の査察が行われました。タリバンのテロで26人が死亡しました。またアフガニスタンのテロの犯行はタリバン(後述)です。今、イランでは民主化デモが加速しています。それを受けて、米国のオバマ大統領は「不当な行為を強く抗議する」と述べた。「内政干渉」の姿勢は崩していないが、若い女性が銃撃される映像が流れてのことだった。イランのデモ隊は次第に「反体制色」を強めています。だが、ムサビ氏にはそこまでの度量はないと思う。だいたい氏は最高指導者ハメネイ氏に選ばれて立候補した「体制派閥の人」です。反旗を翩すことなどできる状態ではありません。また当局(つまりは政府)は改革派の弾圧で反体制色を封じ込めようとしています。一部死刑罰が計画されているそうです。だが、ハメネイ師は統治能力を失っています。というよりカリスマ性と政治力がないのです。改革派政党「イスラム革命ムジャヒディン」「イランイスラム参加党」「建設の奉仕者」などのメンバーたちです。法廷でアブダビ元・副大統領は「不正はなかった」という。ラフサンジャニ元・大統領は「バカげたショー」という。ハメネイ師は「大統領選挙の投票を再確認して違法性はなかった」と発表しました。本当に違法性がなかったのでしょうか。わかりません。が、イランの「天安門事件」のようにはなってほしくありません。虐殺は止めてください。またイランでは外国人らをふくむジャーナリスト40名が拘束されています。09年6月12日のイラン大統領選で改革派のムサビ氏が現職のアフマディネジャド氏に敗北しました。彼が二期目の政権をスタートしましたね。が、民主化デモが発生しました。テヘラン市民とイラン国防軍が衝突して19人が亡くなり、怪我人多数…ラフサンジャニ元・大統領の親族5人も逮捕させてしまいました。最高指導者ハメネイ氏(最高指導者とは大統領より上の立場にある。野球で言えばオーナーで大統領は監督のようなものです。またイスラム教では以下の規定があります。1禁酒2豚肉を食べない3女性は肌を見せてはいけない(髪も)4月一回は断食。これらをしないと死んだら地獄に落ちると言われています)は「デモをただちに中止するように」と火消しにやっきになっています。が、不正選挙ではありません。民主化運動家ら数十万人は「選挙に不正選挙があった」という。が、私は不正選挙ではないと思う。というよりは都市部と地方では元元大差がついています。イランの失業率は12・5%(大卒は三割)です。が、現職は豊富なオイルマネー(もちろん自分の金ではない)を貧困層らにばらまいたのである。人間は利益に弱いものです。例え「反米強行右翼」でも、ムサビ氏では金が貰えないとイランの30州のうち28州がアフマディネジャド氏に投票しました。つまり改革派の波はごく一部の都市部だけなんです。確かに私も「右翼」より「改革派」のほうがいいです。が、人間は利益に弱いものです。1979年のパーレビ王朝崩壊のイスラム革命とは違います。米国も対話を重視しています。が、それははっきり言ってアフガニスタンとパキスタンのタリバンやアルカイダに核拡散することが怖いからです。またイランは反イスラエルでパレスチナ問題ではハマスを支持しています。これもネックですが、イスラエルはイランが核兵器を保有した段階でかつてのイラクのように空爆することは間違いないですね。イランの二つのウラン濃縮施設の発覚を受けて「核なき世界」を目指すオバマ大統領はイランを批判して「武力行使も辞さない」と宣言しています。査察が焦点でしたが受け入れましたね。イランはミサイル実験に「成功」しました。射程はもちろんイスラエルです。イスラエル軍が核施設を爆撃するでしょうね。パキスタンやアフガニスタンでは自爆テロ事件が絶えません。何故ならタリバンが復活したからです。アルカイダも復活しました。アメリカ合衆国のテロとの戦いは苦戦中です。パレスチナのファハタのアッバス政権を刷新しましたね。新たにダルラン氏バルグーテ氏を内閣に入れましたね。
いわゆる911・テロ事件とは2001年9月11日にアフガニスタンに潜伏していたテロリストのオサマ・ビンラディン率いる(これは後述)アルカイダがアメリカ合衆国の民間航空機を乗っ取り世界貿易センターやペンタゴン(アメリカ合衆国軍事中央本部)に突っ込み自爆テロをした事件です。
ではアフガニスタンとはどういう国ですか?ですけど正式名は「アフガニスタン・イスラム共和国」で人口は4200万人、国土は日本の5・6倍です。緯度は大阪と同じです。そんなに暑い国ではないらしいです。夏暑く冬寒い国です。今アフガニスタンが注目されている理由は二つです。ひとつはオサマ・ビンラディンとの戦いが最終攻撃に入ったことです。ビンラディンは「アメリカは圧力団体(イスラエル)に支配されている。オバマ(大統領)は無力で、(イラクや)アフガニスタンの戦争を止めることは出来ず、最大限の度合いで継続される」と宣言していますね。もうひとつはテロリストが核兵器を持つかもしれないっていう危険性からです。オサマ・ビンラディンは先月にラジオで演説しています。音声から「まだ生きている」と確認出来るそうです。
テロリストの狙いは「イスラム教で世界を支配したい」ということです。アルカイダという組織の考え方は反ユダヤ人です。つまりパレスチナに戦後に「イスラエル」というユダヤ人の国が出来ました。それでユダヤ人イスラエルの肩を持っているのはアメリカ合衆国で「イスラムの敵である」という訳です。ですけどアルカイダというのは「軍隊」ではありません。各地にいる「イスラム教の組織」がインターネットサービスのサイトを見て勝手に「自分たちはアルカイダだ!」と名乗りを上げているだけです。ではオサマ・ビンラディンとはどういうひとですか?サウジアラビアの大金持ちの息子です。ソ連がアフガニスタンに進攻したときにアフガニスタンにゲリラとして入った訳です。アフガニスタンからソ連を追い出そう、と「イスラム聖戦士」の名前で彼も参加します。アルカイダとタリバンは違います。タリバンとは(学生)という意味です。見事にソ連を追い出して、アフガニスタンを支配しました。何故にタリバン(学生)か?ですがソ連がアフガニスタ
ンに進攻してきてアフガニスタンから大量の難民が出た訳です。難民は何万もいる訳です。それでパキスタンに逃げてきたひと達がアフガニスタンとパキスタンの間の山脈にある「部族武装地域」に逃げてきた訳です。難民キャンプが出来ます。パキスタン側の「イスラム教過激派閥」が危険な思想を学ばせる訳です。この学んだひと達がタリバンな訳です。 彼らはアフガニスタンさえイスラム教で統一されればいい訳です。が、一部の10万人のイスラム教徒の中の僅かに1%の過激派閥というかテロリスト達がテロをしていてこれがアルカイダです。イスラム教のコーランには「異教徒がイスラム教の土地を汚すなら戦え」という文章を拡大解釈して「侵略される前にこっちからやってやろう!」とアルカイダは9・11テロなどを犯した訳です。が、イスラム教徒が悪い訳ではありません。ほとんどのイスラム教徒は「アルカイダのやっていることは間違っている」と考えています。
彼らは大半が「部族武装地域」に庇われています。彼ら部族は「どんな客でももてなす」がポリシーです。ではテロリストが核兵器をもつとはどういうことですか?ですが、部族武装地域をパキスタン軍とアメリカ軍が攻撃して多数の難民が武装して(パキスタンタリバンという)組織ができる訳です。
アルカイダもパキスタンタリバンも増え続いています。何故ならばアメリカ軍がイラクのサダム・フセインを叩き潰してまごついている間に復活したのです。そもそもアフガニスタン戦争はアメリカ合衆国軍がタリバンを攻撃した訳ではありません。庇っているビン・ラディンやアルカイダ組織を渡せというがアフガニスタン軍事政権が拒否したからでした。だが、アメリカ軍は怒って攻撃した。で、一端はタリバン政権は崩壊します。ですが、アメリカ合衆国がイラク戦争をしていた後でタリバンが息をふき返した訳です。オバマ米国大統領は「イラク戦争は間違っていたがアフガニスタン戦争は間違っていない」として米軍をイラクからアフガニスタンに移動中です。何故ならば09年8月20日にアフガニスタン大統領選挙があったからです。09年11月カルザイ大統領が再選されました。タリバンやアルカイダは選挙を潰そうと画策しました。アフガニスタン戦争で米国英国軍人が多数亡くなってます。米国大統領は「軍人をアフガニスタンから早く帰らせてあげ
たい」と考えています。が、平和な国になってからでないとまたテロリストがばっこしてまた9・11テロです。今はNATO軍が大規模攻撃しています。が、大変です。何故ならばタリバンアルカイダの勢力は制服を着ている訳ではありません。誰が敵かわからないのである。ある日は敵がいないな、と思っていたら夜に地雷あって爆発したりとかです。だが、タリバンはマインドコントロールなのか「コーランの偶像崇拝禁止」を持ち出してテレビ番組や映画を見ることを禁止にしています。
だが、今アフガニスタン攻撃をやめてしまうとアフガニスタンはテロリストの温床と化し世界中で9・11テロです。まあ、ベトナム戦争のように「反戦活動」が活発化する可能性はあるということですね。


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ビンラディン 中東の悪魔・ビンラディンの正体アンコールブログ連載小説3

2013年08月16日 07時03分31秒 | 日記
         アルカイダとタリバン





  ミハエル・ゴルバチョフがソ連書記長に就任した1985年頃より、ソ連ではアフガンに関する報道が多くなった。おりしもペレストロイカ(改革)やグラスノスチ(報道自由)がさかんに行われるようになり、ゴルバョフは泥沼化していたアフガン侵攻を考え直し、89年にソ連軍をアフガンから完全撤退させた。それまでアフガンに投入されたソ連軍兵士は五十万人にも上ったという。こうして、アフガニスタンには一時的に平和がおとずれ、女性も子供も教育や衣服の自由を得た。しかし、すぐにナジブラ政権に反対する勢力との間で再び内戦となり、アフガンは戦火に包まれ泥沼化した。
(マスードとビンラディンは対立し、敵対関係になった)
  ビンラディンは、テロ組織『アルカイダ』を率いて義勇軍にふたたび参加、ゲリラ戦を繰り広げていく…。その頃には米ソ冷戦も終結し、アメリカのコミットメントのなくなったゲリラ側は孤立……おりしもそこに湾岸戦争が勃発して緊張が高まった。
  一九九〇年八月二日未明、イラクの六万の兵力と三五〇量の戦車がクウェートに侵攻するや、わずか数時間で全土を制圧した。アメリカはイラクの経済制裁に踏みきり、イラク軍の無条件撤退をもとめた。EUも原油禁輸を決定。国連決議で輸出入全面禁止条例を決議、アメリカを含む『多国籍軍』はイラク包囲網をとり、サダム・フセインを包囲した。 しかし、サダム・フセインは軍を撤退させない。……そこで、九一年一月に戦闘が開始され、イラクは空爆され、地上戦も開始され、二月に停戦合意が成った。
 ……湾岸戦争は”欲にかられた独裁者の戦争”の際たるものだ。
 そして、もしかりにフセインがクウェートでなくサウジに侵攻していたら、どうなっていただろう?サウジには莫大な石油が眠っている。しかも、イスラム教の聖地メッカ、メディナ、リヤドをがっちりと押さえれば、アラブ国家はどこも反撃できない。サウジに侵攻されていたらアメリカも攻撃できなかったであろう。アメリカが攻撃しようとすれば、こう警告すればよかった。
「攻撃するなら、ラス・トゥネーラを爆破する」
 ラス・トゥネーラは、サウジ最大の精油所と油積み出し港がある。ここを爆破されたら、世界中が大パニックになる。さすがのアメリカも手を出せない。
 そして、もしあのフセインに中東の70パーセントもの石油を握られたら……。もしそうなっていたら、石油がなければ空母も戦闘機も動かず、エネルギーも尽き、西側諸国は生活さえまともにできないところであった。その意味で、湾岸戦争は”石油”のための戦争でもあり、また”西側生活のため(とりわけ80パーセント中東の石油に頼っている日本)の戦争であった。世界の石油の埋蔵量は1兆バレル。三分の二が中東に集中している。イラクはサウジにつぐNO2の埋蔵量をほこる。それを各国は狙った。ちなみにサダムは7回も暗殺に恐怖にさらされていたという。しかし、いずれも失敗。CIAがムハバラット(当時のイラク情報機関)に騙されていたからだ。(サダムの影武者は3人いたという) とにかく、アメリカは勝利した。
 湾岸戦争はアメリカの勝利で、”軍産複合体”にとっても勝利であった。
 なにせ、630億ドルもの武器をサウジなどに売りつけることに成功したのだから…。  イラクには多数派のイスラム教シーア派と政権をにぎっていたスンニ派、そしてクルド人などがいた。湾岸戦争当時、サダム軍は54万人、イラク戦争では28万人だった。湾岸戦争後、アメリカに煽られたシーア派やクルド人勢力が蜂起する。しかし、アメリカは土壇場で彼等を見捨てた。1992年5月、サダム・フセイン大統領(当時)によって彼らは弾圧され、何百万人が虐殺され、拷問され、レイプされた。
(長男のウダイ(故人)は狂人で、拷問や虐殺や人殺し好きな悪魔だったという)
  クルド人の難民は180万人まで膨らんだという。(サダムと従兄弟のアリ・ハッサン(ケミカル・アリ)は科学兵器で、1988年3月クルド人を2万人虐殺した)
 03年、アメリカとイギリス軍が「イラク戦争」を開始した。開戦は3月30日。バンカーバスター、トマホークで容赦なくイラク全土を空爆、プレデター、ステルス、MOABミサイルも使い空爆を続けた。そして、地上戦開始。米英軍が戦車でクウェートからイラクの首都バグダッドまで侵攻した。その際、ハムシーン(砂嵐)で一時侵攻が中断、しかし、戦闘は続いた。対するサダム・フセイン軍は一般軍28万人、共和国防衛隊(次男クサイ指揮)2万人、メディナ機甲師団、フェダイーン・サダム(サダム決死隊・私服で戦闘をしかけていくゲリラ部隊、長男ウダイ指揮)だけ。サリンやVX、炭ソ菌などの生物兵器も使用されず、イラク軍はほとんど交戦しなかった。やがて、兵力にまさる米英軍がバグダッドを包囲、バグダッドは4月9日陥落した。24年も続いたサダム・フセイン独裁体制が崩壊したのである。
 イラク市民は喜んで、フセインの大きな銅像を倒して、歓声をあげた。
 こうして、サダム・フセインは過去のひととなったのである。あれからしばらくたつ。 開放された筈のイラク人は反米に走り、治安が悪化し、テロのオリンピックと化した。  しかし、ビンラディンにとっては屈辱でしかなかった。
 アラブ国家のイラクが、キリスト教国家・アメリカに完膚なきまでにやられ、しかもイスラム教徒の聖地・サウジに異教徒が進駐したのだ。しかも、アラブではタブーなはずの女性兵士やユダヤ系兵士まで……。ビンラディンは反米感情をむきだしにした。
「アメリカ人たちを殺すことこそジハードだ! テロを世界中で実行せよ。米国によるイスラムへのぼうとくは許さない!」
 ビンラディンは激怒してそういったという。
  同時多発テロを計画したのは、アルカイダNO2のアテフだった。彼は科学者で、細菌や科学、核などの兵器をアルカイダ本拠地に集め、研究していたという。まるでオウムだ。

  ここで少し、中東の現状について触れてみたい。
 中東ということでいえば、反ユダヤ感情に触れなければならない。
 ユダヤ人国家・イスラエルの周囲の民族は、ユダヤ人や国家を認めないばかりか常に闘いを挑んでくる。生き残るためには相手を倒すしかない。そうした現状にあるユダヤ人たちに「虐殺は犯罪だ」などとしたり顔でいったところで、何の意味ももたない。
 それはユダヤ人だけの問題ではない。アラブ人にしても同じだ。1967年、ウエスト・バンクがまだヨルダン領だった頃、ヨルダンのフセイン国王(当時・故人)に対するインティファーダ(民衆蜂起)が起った。このとき国王は同じアラブのパレスチナ人をいきなり五十人殺して火を静めたという。
 また、シリアのアサド大統領(当時・故人)は、1982年にハマという町でアサドに対するイスラム原理主義者たちによる一斉蜂起が起ったときは、二万から二万五千人虐殺した。誰も文句はいわない。国連も何もいわない。なぜなら、そうした独裁国家では情報が公開されないからだ。
 しかし、イスラエルは民主主義国家であるため情報は常に公開される。その結果、いつも非難されるのはイスラエルだけになる。アラブはもっと殺しているのに、蜂起を静めようとしてアラブ人をひとりかふたり怪我させたくらいでグチグチいわれる………。これではユダヤ人は「やってられない」と思うだろう。パレスチナ侵攻もその類いだ。
  また、アラブには”もたざるもの”と”もてるもの”の差が大きい。
 大部分のアラブ人は貧乏で、苦労している。しかし、その一方で、石油成金というか…石油マネーで贅沢に遊び暮らすアラブ人たちもいる。クウェートやサウジの王族がそれである。よく、砂漠にキャデラックのほとんど新車などが放置されているというが、これも王子たちの遊びで『飽きて捨てられた車』だ。そんなのが砂漠の道にごろごろとある。
 また、ハーレムもあり、王子たちは美女と毎晩セックスに興じる。
  アラブの王制の特徴は一夫多妻にあり、彼ら王族はたくさんの妻と妾をもっている。 当然ながら、王子は多いが、国王になれる王子はただひとり…。政権を安定させるためには、王位につけない王子たちを懐柔しておく必要がある。そのために使われるのが石油である。
 王は何人もいる王子たちに、何万バーレルかづつ割り当てる。……これが”プリンス・オイル”である。王子たちはこのオイルをロッテルダムのスポット市場で叩き売り、そこで得た金でモナコやモンテカルロへいってギャンブルし、高級別送を建て、高級車を乗り回して遊び暮らすのだという。そうしたものへの反発が、湾岸戦争にはあった。
 だから、アラブの庶民はクウェートの王族がひどいことになったと知って喜んだ訳だ。  アメリカは「湾岸危機」当時、イラクの軍事侵攻をほんとうは知っていたはずだ。
 なぜなら、中東の上空には平時であれ二時間おきに、KH11、KH12という偵察衛星がまわっている。ソ連(現・ロシア)の偵察衛星も同じである。米ソはイラクがクウェート国境で何をしようとしているか十分にわかっていたはずだ。
 現在の衛星からの映像は、地上の人間の毛髪や表情まで撮らえることができる。十万人の兵員、三千あまりの戦車、一千台の装甲車……それらがキャッチできない訳がない。
 アメリカは”軍産複合体”のためにフセインに侵略を許したのだ。
  では、誰が得したのか?
 まず、簡単に考えれば一時的な価格高騰によって利益を得たのはOPECや北海油田を持つイギリス、ノルウェーなどの石油産油国をまずあげることができる。とりわけ、イラク・クウェート分の石油を肩代わりしたサウジは増産するわ価格は高騰するわで大きく利益を得た。そしてアメリカの石油ロビー…。ソ連(ロシア)も石油で七億五千万ドルものハード・カレンシー(外貨)を得た。
 だが、一番儲けたのは『軍産複合体』だ。
 アメリカの軍産複合体(軍需産業と政府、軍、研究大学などの複合体)は、ベトナム以来の武器消費やセールスで六三〇億ドルも儲けた。……パトリオット(一基1億円)、アパッチ・ヘリ(一機11億円)、トマホーク巡行ミサイル(一基1億円)、ステルス戦闘機(一機1億円)……さまざまな国が高価なアメリカ製武器を大量に買った。
 アメリカの軍産複合体は、十~十五年ごとに戦争がなければ生きていけないという。そして、湾岸戦争から十年後のテロと戦争……。まさに”戦争ケインズ主義”である。
(ちなみに、この頃サダム・フセインはバビロン宮殿を再建させていたが、その何百枚の壁には『ネブカドネーザルのバビロン、サダム・フセインの時代に再建される』と刻んであったという。ネブカドネーザルといえば、紀元前六世紀にバビロニアを治めていた王で、旧約聖書ではエルサレムを征服し、ユダヤ人を捕囚としてバビロンに強制移住させたと描かれた伝説的なアラブの英雄だ。
 サダム・フセインはこの王と自分をだぶらせ、ユダヤ人国家イスラエルを潰し、自分がアラブの盟君となりたかったのだろう。)

  話しをアフガンに戻す。
 まず、アフガン・ネットワークについて触れてみたい。
 オサマ・ビンラディンは、サウジアラビアの首都リヤドの建設財閥出身で、豊富な金力をもっていた。79年のソ連軍アフガン侵攻時、義勇兵を募り勢力を拡大、国際的な支援組織「アルカイダ」を結成した。そして、アフガン国内にテロ訓練所を設置しテロを支援。その後、米軍がイスラムの聖地であるサウジアラビアに進駐したのをきっかけに反米に転向し、国境を越えたテロ組織、アフガン・ネットワークを築いた……と、ここまでは前述した。
 ネットワークは世界20ケ国に広がっている。武力によるジハード(聖戦)でイスラム国家の樹立を目指すイスラム原理主義過激派である。主な組織は、エジプト最大の過激派組織「イスラム団」。93年にニューヨークの世界貿易センタービル爆破事件を起こした。
「ジハード団」は81年にエジプトのサダト大統領を暗殺し注目される。(その暗殺のリーダーは、ビンラディンの側近の、「ドクター」こと、ザワヒリであった。サダトの後を継いだムバラク大統領は、ザワヒリらを投獄していった。欧米や日本はムバラクにもっと感謝しなくてはならないだろう。ムバラクが徹底してイスラム原理主義者のテロ行為を取り締まり、900人もの狂信者たちを処刑しているからこそ中東はイラン化を阻止できているからだ。狂信者たちは観光客をテロで殺そうとする。そんな連中の人権よりも、こつこつ給料を溜めてピラミッドを見にきた観光客の人権のほうが重要だ)
(ザワヒリは米軍によるアフガン空爆でも爆死しなかった)
  01年に入り、「アルカイダ」と合弁し、「アルカイダ・アルジハード」になった。
 フィリピンの「アブ・サヤフ」は5月、人質事件をおこした。ウズベキスタンの「ウズベキスタン・イスラム運動」は99年、キルギスで日本人鉱山技術者4人を拉致し、イエメンの「イスラム復興党」は92年にアデンのホテル爆破事件を起こしたとされている。
 ネットワークの組織数は不明で、四千~五千人規模の軍事メンバーを訓練していたという。



  ビンラディンにとって、”人殺し”などなんの問題にもならなくなっていた。いわば、”慣れ”たのだ。憎っくき”異教徒”を皆殺しにし、スッとした。
 あの時は、なんともいえずスッとした。心が弾み、体中が熱くなる気がした。
 しかも、テロの経験も、彼の残虐性を増す鍵ともなった。彼はもはや同情心や畏敬の念などをもたない”殺戮マシーン”となっていた。
 ……”イスラム組織テロの黒幕”………
 ビンラディンは明らかに異常な人物になっていた。
 あきらかに彼は異常である。しかし精神的なものなので外見はわからない。
 だが、その動作、発言、精神性……それらは異常な匂いをプンプンさせていた。
  彼は、夜、ひとりで誰もいない山岳へきて、「俺はアッラーの”神の使い”になる!」と山に叫んだ。「俺は”神の使い”になる!”アッラー・アクバル(アラーは偉大なり)”だ!俺はもっともっと人を殺すぞ!」
 ビンラディンは明らかに異常な人物になっていた。しかし、いつもの彼に似合わず神経質なうずきを感じてもいた。口はからから、手は汗ばんでいる。十六歳のときゲリラ戦争に参戦していらい、彼は自分のことは自分で処理してきた。そうヘタな生き方ではなかった。しかし、現状はというと、あまりいい気分ではなかった。ソメイの結婚……その歓迎せぬ出来事が蜜蜂の群れのように頭のなかをワーンと響いていた。

  92年4月、ナジブラ大統領が解任され、共産政権が崩壊。ラバニ氏が大統領に就任すると、反対勢力が反発。戦闘状態になり、94年には内戦が激化した。94年夏、パキスタンでイスラム教の教育を受けた武装組織『タリバン』が出現。(マスード将軍率いる)反タリバン連合『北部同盟』と戦闘拡大。やがて96年9月、タリバンはアフガンの全土90%を制圧した。しかし、その後の米軍の空爆と北部同盟の攻撃で、タリバンは壊滅した。ちなみに93年に世界貿易センタービルを爆破テロしたのは、ビンラディンの盟友のアイマン・ザワヒリ率いる『ジハード団』(エジプト)である。もちろん、テロル資金はビンラディンが出した。


  カンダハルを拠点としたイスラム組織『タリバン』のボス、ムラー・オハマド・オマル師は四十代の男でビンラディンより二歳若い。眉毛が濃く、頭に黒いターバンを巻き、風格と威厳がある。口髭が立派で、戦闘で右目を失明している。破片が目から脳に達しており、精神に異常がある男でもあったという。だから、人前には滅多にでなかった。タリバンの兵士はオマル師を『アラ・ファクール(刀の意)』と尊敬してそういうニックネームで呼んだ。とにかく、そのオマル師がオサマ・ビンラディンを気にいったのだ。
 オマル師は、(ビンラディンをなんとしても手にいれたい!)と強く願った。
  それから数日後、ビンラディンとオマル師はカブールで会った。
 オマル師は好意的に彼と握手し、「あなたはタリバンのもっとも重要な客人です。資金援助感謝します。あなたこそイスラムの英雄です」と絶賛した。だが、考えれば当然ではないか。三百万ドル以上の金を出してくれるというのだ。それだけやるといわれたら、オマルならピーナッツを鼻で転がしてはるばるロシアまでいくこともいとわないだろう。バレリーナのチュチュを着けて。
 しかし、ビンラディンは「そうかな?」などと謎めいた言葉を吐くだけだった。
 とにかく、彼は師にえらく気にいられたのだった。
  ソメイは娘を出産して兄のマスードとふたりで育てていた。彼女の娘は可愛かった。そして、その女の子はマスード将軍によって『ジュナ』と名付けられた。
 ふたりはジュナを可愛がった。溺愛した。


  さて、ここで『タリバン(イスラム神学校の生徒の意)』の実像について少し触れたい。タリバンがカブールを制圧した3ケ月後の96年12月、宗教警察総本部は「女性は顔や体を出してはいけない」「あごひげを剃ることの禁止」などの布告を打ち出し、イスラム原理主義を徹底させた。これに先立つ9月、失脚したナジブラ元大統領がタリバン民兵によって銃殺され、遺体は大統領府前に吊された。サッカー場で公開処刑が行われるなど、タリバンは北朝鮮と同じように”恐怖”によって国をまとめようとした。国民にわかるように厳罰主義を徹底させたのである。
 タリバンは「世直し運動」で、治安をよくして国民の指示を得ようとしたが失敗している。女性の弾圧…女性の教育や就労の禁止など人権弾圧も目立った。内戦で混乱し犯罪が横行していたのを静めた……などという意見もあったが、恐怖により支配していただけだ。 国民にテレビなどの娯楽も禁止し、アフガン人はかろうじてラジオで情報を得ていた。 米国同時多発テロの報をきき、あるアフガン人は「世界貿易センタービルってどんなビル?」と首をかしげたという。世界経済の中心、NYのビルさえ知らない。
 徹底した恐怖政治と人権弾圧、殺戮、情報鎖国……まるで北朝鮮と同じだった。
  タリバンの統治者は、「最高指導者オマル師(カンダハル出身、イスラム神学校卒)、アブドル・ラザク貿易相(カンダハル出身)、サイド・ギアスディン教育相(ファールヤーブ出身、通学歴なし、ビジネスマン)、オバイドラ国防相(カンダハル出身、イスラム神学校卒)………」
 タリバンの最高決定機関といわれる「最高評議会」のメンバーである。が、実際にはもっといた(28人)。しかし、事実上は、最高指導者オマル師が決めるのではなく、多数決で決めたのが法になっていた。オマル師はただ従う……といった具合だった。
 しかし、最終学歴はタリバン戦士たちを育成した「イスラム神学校」卒が9人で主流とはいえない。また、この評議会とは別に、本拠地のカンダハルには重要な政策事項を決定していた「6人評議会」があった。しかし、それも空爆などの戦火で掻き消えた。
  イスラム神学生「タリブ」の複数形「タリバン」と自ら名乗った彼らがアフガン社会に初めて登場したのは94年の春。またたく間に武力でアフガン全土を掌握した。
 パキスタンの全面バックアップの元、30人の学生でスタートしたタリバンは、半年の間に膨れ上がった。カンダハル近郊の軍閥を一掃し、あっという間にカンダハルを占拠し、そのまま快進撃で全土を制圧したのである。タリバンは金で軍閥を寝返らせ、したがわぬものは容赦なく攻撃したとしいう。タリバンの証は、頭の”黒いターバン”である。
 共産クーデターでパキスタンに逃亡した者が、同国のISI(軍情報機関)の元に身をよせて訓練を受けたのが「タリバン」であった。(米軍の空爆前に、パキスタンはタリバンを見放した。タリバン政権を認めていたUAEやサウジも同じく、見放した。そして、米軍の空爆と北部同盟によって壊滅した)
「世直し勢力」……として期待されたタリバンだったが、女性の就労や教育を認めないことや処刑や人権弾圧などで国民の支持を失い、ビンラディンとともに爆撃の対象になった。 タリバンは、内戦のはざまに咲いたあだ花で終った。
  ただ「あご髭を生やしてない」という理由だけで16日間拘束された男性もいる。また、サンダル履きで素足をさらしたという理由だけでムチ打たれた女性もいる。
 問題だったのは教育と民族弾圧、そして難民だ。
 迷路のようなところに女子学校があるが、ほとんどの女子は教育を受けられなかった。薄暗く狭い教室の地べたに座り、授業を受けた。男の子も同じだった。タリバンは教育を軽視していた。それよりも「働け!」というのである。また、繰り返しになるが、女性には教育や就労や衣服の自由さえもなかった。チャノイという全身が隠れる服を女性は着なければならず、お洒落することもできなかった。民族弾圧もひどかった。タリバンはイスラム教スンニ派のパシュトゥン人で占められ、シーア派の少数派ハザラ人(モンゴル帝国の末裔)やウズベク人、タジク人を二重の意味で敵視していた。
 バーミヤン(タリバンが01年3月破壊した世界的巨大石仏のある地域)を制圧した際、逃げ遅れたハザラ人3000人を虐殺したという。ハザラ人難民も大勢でた。
 アフガンからの難民は戦火の中ふくれあがり、740万人が危険な状態にある。さらに飢餓やコレラ、天候などが追いうちをかけ、ひどい状態だ。
 ……誰が、彼らを救えるのだろう……?
 考えていてほしい。


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ビンラディン 中東の悪魔・ビンラディンの正体アンコールブログ連載小説2

2013年08月15日 07時40分15秒 | 日記
         米国との確執






 アフガンのアジトに極秘で帰ると、彼は米軍の将軍から褒められた。将軍は禿頭の髭男で、割腹のいい丸い体躯だった。あきらかに醜い。
「どうも」ビンラディンは無表情のままだった。
「…君は真からのテロリストだ。敬服する」将軍は笑った。
 ……君は真からのテロリストだ…といわれて喜ぶやつがいるだろうか?
 いや、いる!イスラム原理主義者のハマスやヒズボラ、アルカイダ、IRAやセンデソ、金正日……などといったテロに陶酔している連中だ。彼等はテロを犯罪だと思っていない。たんなるショーのように考えている。
 そして、これらのテロ組織の活動資金を出しているのは、イラン、リビア、シリア、アルジェリア、アフガン、キューバ、北朝鮮といったテロ支援国家とビンラディンであった。彼らには、テロは”単なる政治ショー”である。


 ビンラディンはいいかけた。
「なんだ?」
「金のことだ。成功報酬をくれ」
 将軍はビンラディンのあからさまな態度に少し腹を立てた。「いくらほしい?」尋ねた。「一〇〇万……全部アメリカ・ドルでだ」ビンラディンは不躾にいった。
「……一〇〇万ドル?そりゃあちょっとふっかけすぎじゃな」
「ダメなら俺はゲリラ組織を抜ける。アルカイダで米国を破壊してやる」
 ビンラディンはさらにいった。
「米国を?」
「そうだ!」
 将軍は心臓が二回打ってから、「…偉大なるアメリカ合衆国を?」と、ゆっくりとビンラディンに問うた。     
「あぁ!」ビンラディンは慇懃にいった。
 彼の態度を見て、アメリカ人の将軍の部下らは銃を構え、「将軍をナメるな!言葉使いに気をつけろ!」とすごんだ。激怒した、抑圧のある口調だった。
 しかし、そこはビンラディンの方が一枚上手で、「…黙れ! 俺はアメリカ人とは違う。反共産主義でもない。俺はお前らアメリカに協力してソ連軍と闘ってやってるんだ。報酬は当然だろ?」と、ひょうひょうといった。気分がよかった。体中が火照り、熱くなるようだった。
「なにっ?!」「まて!」将軍は部下をとめた。そして「わかった。一〇〇万ドルやろう」「…それでいい」ビンラディンはにやりと笑った。
「まあ、ビンラディンよ。君にはテロや殺しの才能がある。有望な人材だ。有望なテロリスト……貴重だよ、君は…」
「…どうも」
「そこだ。君に頼むのはどうかと思うが……また爆破テロしてくれ。今度はタジキスタンの空港だ。憎っくきロシア人を皆殺しにしてくれ」
「…憎っくきロシア人?」
「そうだ。ボルシェビキはアメリカ人にとって敵だ。ソ連は悪の帝国だよ。腐敗した社会主義国家、憎っくきボリシェビキ……」
「……タジキスタンに住んでいるのはほとんどアラブの同胞だ」
「……爆破テロで、ロシア野郎の鼻っぱしらをへし折るのだ。皆殺しにしろ!」
「ふん」ビンラディンはそう鼻を鳴らし、「過激だな」と呆れていった。
「そうとも!」将軍は笑った。
「………アメリカ万歳…?」
「そうとも!アメリカ万歳!……いや、アラブでは”アラー・アクバル!”(アラーは偉大なり)かな?」
 将軍は笑った。そして、「必ずひとりでも多くロシア人を殺すんだ!」といった。
「いいだろう」ビンラディンはいった。そして、「だが……リスクが大きい。空港の爆破テロは…」と口ごもった。
「…そんなことはあるまい。君なら楽勝だろう?」
「テロはいいが、ロシア人を殺るんだ。KGB(ソ連の調報機関、現・国家保安局)が黙ってないだろ?KGBはしつこいんだ」
「君がやったと面がわれなければいいだろ?」
「しかし、リスクが大きい。今度の報酬は二〇〇万ドルだ」
 ビンラディンはふっかけた。
(…この…野郎!)将軍の頭に血がのぼった。怒りの波が全身を駆け巡った。
 思わず将軍は激怒しそうになったが、堪えた。そして、「…まぁ。いいだろう」
 と、頷いた。しかし、怒りもあった。冷静にならねば、と焦れば焦るほど怒りがこみあげた。「そうか。これで交渉成立だな」
「うむ」ビンラディンと将軍は握手を交わした。
 こうして、ビンラディン達は変装し、身分を偽ってタジキスタンへと飛行機で向かった。  空港では金属探知機などで厳重に調べられた。が、ビンラディンたちはひっかからなかった。彼らのもっているのはプラスチック製の放射能爆弾である。それは”探知”できない。これで、空港をドカンとやる訳だ。呼吸が少しだけ荒くなり、鼓動が激しくなった。恐怖で、ではない。むしろ、ビンラディンは「人殺し」に興奮したのだ。
「…けっこうですよ」
 空港職員は笑顔でいった。
「どうも」変装したビンラディンはにこりとした。
「よい旅を」
「ありがとう」
 こうして、やっとタジキスタンの空港に着くと、ゲートを抜け、誰にもわからぬように空港のトイレに爆弾をセットした。爆弾は破壊力が強く、空港の半分はふっ飛ぶ。「……アバヨ」ビンラディンはにやりと小声でいうと、トイレを出て、そのまま別の飛行機に乗り、アフガンに戻っていった。飛行機が離陸して、しばらくしたあと、爆弾が爆発して空港は紅蓮の炎と爆風で、ふっ飛んだ。大勢の人間が死に、負傷者も大勢でた。
 飛行機の窓から紅蓮の炎に包まれる空港をみて、ビンラディンはにやにやした。
 当然、テロとしてKGBは動いた。が、オサマ・ビンラディンの名は浮上しなかった。しかし、アルカイダは犯行声明を出し、「ロシア人をアメリカにかわって最終処理する」とまでいった。
 ビンラディンはロシア対アメリカの『冷戦』……などどうでもよかったが、人殺しは金になるしスッキリするし、とにかく彼は殺人テロに興味を示した。
 ……気分がいい。………ビンラディンはテロリズムに心ひかれていく。
 ………テロは芸術だ!
 ”ひと殺し”は楽しい。ビンラディンは我慢した挙げ句、敵を皆殺しにしてテロリストとなった。そして、また大勢殺した。まさに、ビンラディンは”殺し”の”博士”だった。

”ビンラディンが怪しい”
  クレムリンでは、例の爆破テロの犯人として、ビンラディンの名が浮上してきていた。例の”空港テロ”の件である。ビンラディンはアフガンにいた。
「ますますビンラディンが怪しいですね」
「しかし」ブレジネフ首相がいった。「証拠がない。目撃者もいないし」
 彼はぶくぶくにふとった体躯の七十歳のロシア人で、ゲジゲシ眉毛で、貫禄は十分である。低い背も、また貫禄がある。ブレジネフは渋っていた。
 部下は、「ビンラディンに間違いありません。やつが犯人です!やつがアメリカの手先になっているのは誰もが知るところです。動機も十分じゃないですか!」と、息巻いた。「…まぁ、そうだな。やつは怪しい」ブレジネフ続けた。「でもな。行方がつかめん。どこにいるのやら…。それに…ただの男がだよ。あんなに見事に爆破テロできるか?やつは元・グリーンベレーかなにかか?」
「さぁ」部下は口ごもった。確かに、爆破がうますぎる。しかし、それはビンラディンの天性の才……つまり天賦の才であった。だが、クレムリンにそんなことまでわかる訳ない。 部下は「とにかく、ビンラディンを全国に指名手配しましょう!」といった。
「…うむ。」ブレジネフは渋り、「しかし、ことは慎重にやらねばな。相手が黒人なら誰も文句はいわんだろうが、ことは重大だ。慎重にやれ」
 というだけだった。「…指名手配はクロと目星がついてからだ」
(……慎重には慎重を……)
 それがクレムリンの方針だったのである。
 しかし、そんな慎重なブレジネフを、ビンラディンは怒らせた。

  その頃、ビンラディンは国際電話をかけた。相手は、クレムリンのブレジネフだった。ブレジネフといえば、ソ連書記長、”停滞の時代”の代表格だ。彼は六十代の割腹のいい男で、ゲジゲジ眉が印象的だ。球磨みたいな体格で、頭は”愚鈍”であった。
 そのブレジネフに、”侵略をやめろ”という話しだった。
 しかし、ブレジネフは激怒し「だれがお前らの意見などきくか!このアラブ野郎!」といった。「なにを!」ビンラディンも激怒して、電話を叩き付けた。                   
「白人野郎め!」ビンラディンは吐き捨てるようにいった。
「ビンラディンを殺せ!」ブレジネフは激怒のままKGBに命令した。


   炎天下で猛暑の中東。
 暑い空気が、ぼわっとたちこめ辺りをぎらぎらの灼熱地獄にしていく。
「…よし。勝った方に褒美をやる」
 ビンラディンは黄色い岩場の上の椅子にすわり、日傘を差し、右手に”褒美”の『ダイヤ』を持ち、そして掲げた。…山岳地帯の宮殿跡地である。辺りにはビンラディンら部下たちしかいない。そして、対決するのは、ホセインとビンラディンの部下のグスマンである。グスマンという男は三十代で射撃のプロと呼ばれた髭面のアラブ男である。
 …グスマンはビンラディンの”右腕”だ。
 そいつとホセインはピストルで決闘する訳だ。
 ルールは簡単。どちらかが射殺されればそいつの負けである。
 宮殿跡は黄色い岩が並び、石で建物が作られている。建てられてから何百年も経ったためか老朽化がすすみ、ボロボロで、石の壁がどこもかけたり落ちたりしていた。      
 そんな宮殿で、ふたりは対決する。でも、これはゲームだ。戦闘じゃない。
 ホセインは、「グスマン!俺のしょんべん飲むんならゲームを中止してやってもいいぜ」とわらった。
「ほざけ!」グスマンはいい、ふたりは短銃を構えた。グスマンはサングラスをしている。ある作戦のためである。
 弾は十発だけ。これがルールだ。そして、………ゲームはスタートした。
 射撃戦!…弾丸が乱れ飛ぶ。ふたりは走って、建物の陰から発砲する。しかし、なかなか決着がつかない。しかし、グスマンはニヤリと笑い、石の宮殿の中へとはいった。サングラスを捨てる。中は真っ暗闇である。…だが、サングラスをしていたグスマンにはうっすらと辺りが見える。
 馬鹿なのはホセインである。グスマンを追って、不覚にも中へ飛び込んできた。
 ……辺りは真っ暗…炎天下の陽射しの所から一転し、真っ暗で目がみえなくなる。ホセインは周章狼狽した。ホセインの頭頂から爪先まで、冷気が滝のように走り抜け、手も足も全身も目に見えて震えだし、指はしばらく宙を泳いだ。
「…馬鹿め!」グスマンはいい、ホセインの右手を撃った。…ぎゃあぁ!銃を落とすホセイン。さらにグスマンは、彼に近付きつつホセインの太腿を撃った。…ギャア!そして、グスマンは銃口をホセインのコメカミに突き付けた。勝負あり、だ。
「ひいぃ~っ!止め……やめ…て……くれ…」
「これはゲームだろ?途中で止めちゃつまらん」
「俺……は……」ホセインは失禁し、「……お…俺…は……雇われ…て…いるだけだ。助…けて…助けて」と嘆願した。死の恐怖で、全身ががくがく震える。
「俺もビンラディンさまに雇われてるだけでね」
 グスマンは引き金を引いた。
 ……至近距離で、ホセインの頭蓋骨がふっ飛び、脳味噌が飛び散る。
 全身を血だらけにして、グスマンは宮殿からでてきた。グスマンの勝ちだ!ビンラディンの部下の聴衆は拍手歓声をあげた。しかし、ビンラディンはチッと舌打ちをした。しかし、その表情も一瞬で、「よくやった、グスマン!お前の勝ちだ!」と、しんといった。
  それからビンラディンは様々なテロに荷担し、テロリストとしてのキャリアを積んでいった。…しかし、彼は反ロシアではない。そこに自己矛盾があるのだった。

  アリ・モハマンドとソメイの愛はついに実を結び、ふたりは結婚することになり、式を挙げた。式場は近所にある教会で、ささやかな人数でしめやかに行われた。まだ平和だった頃の話しだ。ソメイの両親は事故で死に、出席できない。代わりに兄のシャー・マスードが参列した。妹は白いブルカを着て、至福の表情だった。アリは黒いアラブ服だ。
 アリはソメイに目をやり、今日初めてまともに彼女を見た。おれの女。おれが助けをもとめたらちゃんと力になってくれた。感謝してるぜ。この週末はうんといい思いをさせてやろう。かわいい女だ。アリの目が彼女のきゃしゃな身体をうっとりとながめまわした。ほれぼれするような女だ。彼は華奢な彼女の腰に手をまわし、男心をそそる赤い唇にキスをした。もうし結婚して、おれの女だ。ビンラディンなんぞくそっくらえだ!
  ビンラディンは”人殺し”で頭がいっぱいだった。彼には、ふたりのような幸せがない。すべて、”殺人”、”殺人”、”殺人”、だ。
 ビンラディンは”殺戮マシーン”といってもいい。…しかし、ソメイを得られないせいだろうか? 絶倫からだろうか? 彼には四人の妻と二十二人の子供ができた。そして、今は潜伏しながら、新たなテロを計画している。
「マスード将軍の妹が結婚したそうです」彼に部下はいった。なんだって? 腹立ちまぎれに怒鳴ろうとしたがやめた。丁寧にうやうやしく。今は、その線でいかなくては。部下は続けた。「彼女は不幸ですね。あなたと一緒になれなくて……愛を示すのが苦手だった男と」この言葉があまりにも真実を突いていたため、オサマは驚いて、こころもち身をこわばらせた。百本の薔薇のとげに刺されたように、突然、身体に痛みを感じた。
 しかし、ビンラディンは「黙れ!」といった。彼の言葉には有無をいわせぬ響きがあった。彼の部下は手ぶらで帰るしかない。ビンラディンにくさびを打ちこもうとしたなら失敗した訳だ。部下は頭を下げ、おどおどと引きさがった。

  ふたりきりになって愛をかわしているときはソメイはしばしば、そうだと断言することができた。アリは激しく、しかもやさしかった。彼女を強く抱きしめ、熱っぽく、思いをこめて唇を重ねてくる。ソメイは彼が自分のことを美しいと思っているのを知っていた。自分をむさぼるように見つめる彼の目と、熱のこもった微笑にそれがあらわれていた。ふたりはくしゃくしゃのシーツで、裸のままぐったりと横たわった。
「俺はね。立派な兵士になる」アリはいった。
「今は?」ソメイは微笑んだ。「今は立派じゃないの?」
「いや、そういう意味じゃない」
「じゃあ、どういう意味?」
「それは」アリは心臓が二回打ってから続けた。「もっと立派にさ。社会や市民の役に立つ立派なね」
「……出世ってこと?」
「いや。そうじゃない。このアフガン中の悪人を撲滅するんだ。そして、平和な国にする」 アリは夢を語った。「そのためにはなんだってする。……ぼくらの子供もそれを応援してくれるはずさ」
「……そうね。立派な夢だわ」ソメイは微笑んだ。幸せで、全身が火照てっきた。


  その頃、ビンラディンはアフガン駐屯中のソ連軍将軍とあっていた。
 アジトに着き、将軍の部屋に通されるビンラディン。部屋には大きな赤旗が貼られている。ロシア人の将軍は、「アラブ野郎とはな」と笑った。配下の部下たちも笑う。
「………俺たちと交渉する気は?」
「ないね! 誰がアラブなんかと。………黒人とでも交渉してろ!」
 将軍も部下も笑う。
 ビンラディンは癪に触り、「……俺をどう思う?」ときいた。
「あ?」
「俺をだ! 俺をどう思う?!」
「馬鹿さ! アラブのホモ相手の豚だ!」
 将軍はロシア語でいい、笑った。
 激怒したビンラディンは素早い速さで腰の銃を抜き、発砲した。将軍の頭部がふっ飛ぶ!脳味噌が飛び散る! 部下が銃で反撃しようとするが、ビンラディンの銃弾の餌食になるだけだった。……辺りは真っ赤な血と脳味噌でぐちゃぐちゃになった。
「…アラブのホモ相手の豚だ! …ぐらいわかるってんだコノ野郎!」
 銃声がして何事かと思ってソ連軍の兵士がやってくる。と、ビンラディンは将軍の部下がもっていたサブ・マシンガンを構えて銃弾を雨あられと浴びせかけた。
 ロシア人らはやられて、やがて全滅した。
  この後、アリ・モハマンドは戦闘で行方不明になった。
  兄のマスードは忙しくなった。そして、家に帰れないことも多くなった。妹のソメイは身重の体で、食事を作り、夫を待った。しかし、いくら待ってもアリはあらわれなかった。そんな時、ソメイの兄のマスードがひとりで夜に訪ねてきた。
「……兄さん…」
「やぁ」マスードはいった。そして、「アリはいるかい?」といった。
 するとソメイは「……いいえ。行方不明のままよ」といった。「きっと殺されたんだわ……」涙が瞼を刺激した。
「そんなことは……ない…はずだ……希望を捨てるな」
「…に……兄さん……」予想もしなかった悲しみが全身の血管を駆け巡り、彼女は一瞬、われを忘れた。ふたりは抱き合い、妹は兄の胸で泣いた。兄は妹を抱き締めた。こんなにつらく悲しいはずなのに、心の中からなにか希望が生まれてくるかのようだった。兄の抱擁は、心を透明にしてくれる。昔から、兄は優しかった。兄は、ソメイの自慢であり、その優しさはソメイの心の支えでもあった。これは本人はけして認めなかったろうが、マスードは彼女を愛していた。そして、その気持ちを伝えなければとも思っていた。彼は傷ついていた。もっとも自分自身に対してそれを認めないだろうが。また、これも認めてはいないことだが、ソメイの心に触れたい、ふたりのあいだの血の絆を妹に認めさせたいという欲求と焦燥に駆られてもいた。この女こそ、実の妹ではないか。
 マスードの血管を、思い出が洪水のように駆けめぐった。じっさいの出来事ではなく、愛情………遠い昔に失ってしまった感情の思い出だった。愛と安らぎにみちた子供の頃…。  それは、深い絆の結晶のようでも、あった。                  

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ビンラディン 中東の悪魔・ビンラディンの正体アンコールブログ連載小説1

2013年08月12日 05時10分54秒 | 日記
小説
ビンラディン

                        Novel'S  Usama Bin Laden
                 ~中東の悪魔、オサマ・ビンラディンの正体~
                  中東・アラブの歴史が死ぬほど理解できる本
                   total-produced&presented&written by
                      WASHU  MIDORIKAWA
                        緑川   鷲羽


  ……人間五十年、下天のうちをくらぶれば夢幻のごとくなり。一度生を得て、滅せぬ  
 もののあるべきか……   「敦盛」より

  the novel is a dramatic interoretation of events and characters based on
public sources and an in complete historical record.some scenes and events are presented as composites or have been hypothesized or condensed.

…この物語は、一部事実であり、一部フィクション及び一部劇化され、想像も入っている。
















         ビンラディン あらすじ


  オサマ・ビンラディンは1957年にサウジで生まれた。
 父親は、サウジアラビアのモスク建設などで財を成したゼネコン経営者であった。その十七番目の子が、オサマである。やがて父が死に、彼は三億ドルもの遺産を受けとる。おりしも、ソ連によるアフガン侵攻が勃発。彼は義勇軍に志願し、金も提供。絶大な支持をうける。その頃、のちのタリバンのオマル師や北部同盟のマスード将軍とも親交をもつ。 長いゲリラ戦の末、ソ連軍はアフガン撤退、平和が訪れると思ったが、ふたたび内戦へ。ビンラディンはその豊富な資金で、テロ組織『アルカイダ』を中東諸国に設置、アメリカやイスラエルとの対決姿勢を鮮明にしていく。
 きっかけは湾岸戦争で、多国籍軍の異教徒がサウジに駐屯したこと…。アラブの聖地に異教徒が……しかも、女兵士やユダヤ系兵士まで……。というのである。
「アメリカ人を殺すことがジハード(聖戦)だ!」彼は米国に宣戦布告する。
 ビンラディンはさまざまなテロを指示していく。そして、とうとうアメリカ同時多発テロの指示……。爆弾と化したハイジャック旅客機二機が、貿易センタービルに突っ込む。そしてペンタゴンへも突撃。自爆テロで六千人も殺される。
 アメリカのブッシュ大統領(当時)は「これはテロではなく戦争だ」とし、報復作戦
『不朽の自由作戦』を実行。アフガンは戦火に包まれタリバンは崩壊する。フセイン政権も崩壊。
  ビンラディンは…?タリバンは?米軍やNATOの勝利は?そして、日本は?
 慟哭の国際情勢を読め!
                                 おわり



         ソ連アフガン侵攻





  国際テロの黒幕、オサマ・ビンラディン指示による米国同時多発テロは、二〇〇一年九月十一日、朝八時四十五分(米国時間)に勃発した。まず、NYの世界貿易センタービル(北塔)にハイジャックされた旅客機が突撃(八時四十五分(米国時間))。続いて、ビル南塔に二機目のハイジャックされた旅客機が突撃(九時〇三分)。さらに九時四十三分、ワシントンの国防総省(ペンタゴン)に三機目のハイジャックされた旅客機が突撃。十時〇五分、世界貿易センタービル崩壊。四機目のハイジャックされた旅客機がペンシルバニア郊外に墜落(十一時五十九分(ブッシュ大統領(当時)を狙っていたが乗客に阻止された)) 同時多発テロはTVカメラが見ている目の前で勃発し、六千人が犠牲になり、世界が震撼した。激突して炎上するビル……落下する人々…ビルの倒壊…。
 まるでハルマゲドンのようだった。
「オー・マイ・ゴッド!(あぁ、神様なんてこと…)」米国人たちは泣きながら叫んだ。「愛している」……ペンシルバニア州ピッツバーグ南東に墜落したユナイテッド航空93便の一部の乗客が、家族にハイジャックされた機内から「最期の電話」をかけたという。AFP通信によると、カリファルニア州に住むマーク・ビンガムさんは、母親に機内から…「3人の男に乗っ取られている。爆弾をもっているようだ」と電話したという。「もう会えないかも知れない。愛している」との言葉に、母親が「わたしもよ」と答えると電話は切れた。自身の携帯電話で、ペンシルバニア州の緊急電話に連絡したひともいる。
 ……皆、卑劣なテロで殺された…。
  NYは惨状だった。
 世界貿易センタービルの崩壊で、数千人が犠牲となり、なんとか逃げのびた人達も血だらけ……という有様だった。火傷もひどく、熱い煙りを吸い込んで、喉まで火傷していた。 大量の灰と煙り……みんなはパニックになった。
 世界貿易センタービルにテロ攻撃の飛行機が突っ込んだ時、現場近くにいたアメリカ人は噴き上がる炎をみながら「米国そのものが攻撃されたんだ」と叫んだ。ジュリアーニ・ニューヨーク市長(当時)は会見で、同ビルを「米国の経済パワーのシンボル」と呼んだ。  1929年の大恐慌の直後にマンハッタンに完成したエンパイアステートビル(102階建て、381メートル)は、長らく「米国の顔」であった。同ビルは、投資家だけでなく弁護士事務所や人権団体の事務所も数多く入っている。
 一方、73年に完成した110階建て、442メートルの世界貿易センタービルは、世界中の金融機関が集まり、米国経済の牽引車であり、経済のシンボルだった。
 オサマ・ビンラディンはそこを標的にし、ビルも世界経済もメチャクチャにした。
 ブッシュ米国大統領(当時)は「米国はかつて敵を引き倒した。……この日を決して忘れない」と、演説し「これはテロではない。戦争だ!」とこれは、自由社会への宣戦布告、だと述べた。世界もテロにむけて動き、英国、ロシア、ドイツ、韓国、日本、EU……も協力を約束(北朝鮮まで哀悼の意を送った)し、戦争が勃発した。
  タリバン政権は崩壊した。フセイン政権も崩壊した。が、ビンラディンは生きている。

  オサマ・ビンラディンは1957年にサウジで生まれた。
 父親は、サウジアラビアのモスク建設などで財を成したゼネコン経営者であった。十七番目の子が、オサマである。輝かしい未来を約束された彼は贅沢な生活を送り、ドラ息子として育つ。酒を飲んで放蕩し、ビンラディンはよくイタズラをして親を困らせたという。やがて父が死に、彼は三億ドルもの遺産を受けとる。おりしも、ソ連によるアフガン侵攻が勃発。彼は義勇軍に志願し、金も提供。絶大な支持をうけのである。その頃、のちのタリバンのオマル師や、北部同盟のマスード将軍とも親交をもつ。
 現在、ビンラディンは四十代。身長193~198センチ、85kg、職業不明。歩くときはつえを使う。FBI(米国連邦捜査局)のホームページにある公開手配は、「性格は謙虚」「礼儀正しい」「趣味は詩をつくること」…と伝える。
 しかし、冷酷なテロリストの素顔は隠せない。
「軍服を着ている者と民間人を区別しない。アメリカ人を大勢殺すことがジハード(アッラーよる聖戦)だ」というコメントは米国に対する「予告」だったのかも知れない。
 アフガンにあったアジトは44ケ所、重要拠点は3ケ所で、洞窟のような地下室には衛星電話やテレビやコンピューター、武器庫などがあったという。
 ビンラディンは一ケ所に48時間以上はいない。すぐに移動しているという。お尋ね者のためだ。拘束か殺害はいつになるのか?米軍の爆撃でも死ななかったやつが…。
  オサマ・ビンラディンという男は痩せた長身で、白いターバンを頭に巻き、髭を延ばしている。鼻筋の高いアラブ人ではあるが、頭はいい方である。記憶力も抜群で、コーランの文も一度でパラパラ見て覚えてしまう。外国語は話せない。英語を最近少しだけマスターしたという。雄弁には語れないが頭脳明晰な男である。
 しかも、オサマ・ビンラディンという男は策略にも長けている。
 ……策略というより、テロか……。
 ビンラディンという悪魔を誕生させたのは2つの事件があった。ひとつは1979年のイラン革命。パーレビ国王が追放され、ホメイニが十年ぶりに帰還し「イスラム原理主義国家」を樹立。そして、ソ連のアフガン侵攻である。ビンラディンは資金とネットワークで義勇軍をつくりアフガンへ。そのビンラディンに目をつけたのがCIA(アメリカ中央情報局)である。CIAはゲリラ軍を訓練し、「武器はアメリカ。金はサウジ」とビンラディンにいわせるほどだった。CIAはスティンガー・ミサイルまで提供した。ソ連に対抗するため…アメリカが悪魔・ビンラディンを育てたのだ。
 もうひとつの悪魔もアメリカは育ててしまった。サダム・フセインである。中東にイランのイスラム原理主義が広がるのを恐れたサダムとアメリカは協力し、アメリカはイラクに武器と金を提供。イラクはイランとの戦争を始める。しかし、引き分け。イラクに残ったのは巨額の債務だけだった。イラクは困窮し、クウェートに侵攻。湾岸戦争が勃発する。 そして、03年、米英軍による「イラク戦争」によって二十四年にも渡ったサダム・フセイン独裁政権が崩壊した。しかし、占領したイラクの治安は悪化、テロ続発である。
  ここで少し、アフガニスタンの歴史について触れてみたい。
 アフガニスタンはイラン、パキスタン、中央アジア諸国にはさまれ、古くから国際的な力が交錯する場所だった。政治的にも軍事的にも、インド、ペルシャ(イラン)、トルコ、中央アジアやアラブなどのさまざまな地域の影響を受け、近代となっても影響は強い。
 アフガンでは19世紀になって、インドを支配していた英国と、中央アジアからの勢力拡大を目指すロシアが対立。親英の立場を明確にしないアフガンと、それに苛立った英国との間で戦争に突入した。1838年から3次にわたる対英戦争の末独立し、1973年には共和制に移行したが、社会主義勢力とイスラム原理主義勢力が対立し混乱した。
 79年9月、民族主義的色彩が濃いアミン首相がクーデターで革命評議会議長に就任すると、危機感を強めたソ連が軍事侵攻した。
 アミン政権は当時、反政府イスラム勢力との紛争が抜き差しならぬ状態になっていた。さらに、同年初めに隣国イランがイスラム革命に成功。アフガン侵攻は、中央アジア諸国への「イスラム革命の輸出」を恐れたソ連がこれを武力で抑え込もうとしたものだった。 その後、ソ連軍と親ソ連政府に対して、イスラム勢力各派が対抗する図式が定着する。この地方の覇権を目指すソ連は軍を駐留し続ける一方、米国もイスラム勢力の反政府軍に武器を供与、米ソの代理戦争の様相をみせ、内戦は泥沼化した。
 結局、ゲリラ戦に消耗したソ連軍は89年に撤退。ナジブラ政権が崩壊すると、今度は反政府勢力各派の路線対立が激化した。反政府イスラム勢力各派には、厳格なイスラム法による支配を目指すグループと比較的穏健なグループがあり、しかも、それがパシュトゥン人(アフガン人)、タジク人などの異なる民族で色分けされていた。
 混乱の中、突然出現したのがタリバンだった。パキスタンの影響を強く受け、次々と支配勢力を広げたタリバンは、98年には全土の95%を支配するまでになった。(5%は北部同盟が死守していた)20年間にもおよぶ内戦と干ばつや饑餓、伝染病、人権弾圧……アフガンは瀕死の状態だった。タリバン勢力を正式に承認しているのはパキスタンとUAEとサウジアラビアの3ケ国だったが、3国とも米国の圧力で断交した。そして、戦闘は開始された。……タリバンは米国の空爆と北部同盟により壊滅し、首都カブールも拠点・カンダハルも放棄、タリバンはやぶれた。

「アフガンにイスラム主義の政権が出来たそうだな?」
 クレムリンの執務室で、ソ連(現・ロシア)の首相・ブレジネフは太い眉をピクピクさせながら部下にきいた。部下は、「そうです。革命で……アミンが暫定首相のようです」と答えた。あせった。
「イスラムの革命をタジクやカザフなどに広められたら…騒乱が起こる。軍を進軍させ、イスラム勢力を抑え込まねば!」
「まったくその通りです。イスラム主義はソ連にとって”毒”にしかなりません。潰すべきです。そうしないと、中央アジア地域は毒されてしまいます」
「よし!軍事介入しろ!いいな?」
「はっ!」部下が答えると、ブレジネフは狂気の笑みを浮かべた。
 ブレジネフの太い眉や割腹のよい体が揺れた。
  1978年にアフガニスタンに革命が起こり、アフガニスタン共和国が発足。ソ連は、友好善隣協力に基づく軍事援助要請にこたえるという大義名分で軍事侵攻を開始。
 泥沼の戦争の始まりである。
(この後、イラン・イラク戦争が勃発した。戦争前、内陸部にあったイラクは石油積み出しのための拠点をどうしても必要としていた。イラクはペルシャ湾に通じるシャトル・アラブ川全長193キロのうち、イランとイラクの国境にある90キロの領有権をめぐってイランと平和交渉を続けていた。戦争の引き金はまさにその川の領有権だった。
 話は1975年にさかのぼる。1975年3月、当時のパーレビ・イラン国王とフセイン・イラク革命指導評議会副議長がアルジェで協定を結び、両国間の水路であるシャトル・アラブ川の国境線をそれまでの東岸…つまりイラン側…から航行可能水路の中央に定めた。イラクはなぜ元々自国の領土である川の半分をイランに差し出したのか?それにはクルド人が関係してくる。イラクには、イランの国境付近に約五百万のクルド人が住んでいた。彼等はイラクから国民と認められず、またクルド人の国をつくろうとクルド人たちは武器をもって抵抗運動、ゲリラ戦を繰り広げていた。そのバックにいたのがイランだった。 フセインは川の半分を差し出し、クルド人への支援をストップするように要請した。
 ところが、イランが協定を守らずにイラク領を占拠、クルド人の支援も続けているとして激怒。フセインは1980年9月17日、協定破棄を宣告。9月22日、イラク軍がテヘランを空爆し、8年にも及ぶイラン・イラク戦争が勃発した。1988年3月、フセインが科学兵器でクルド人を大量殺戮したのはご存じの通りである)

  話しを戻す。
 ………1978年にアフガニスタンに革命が起こり、アフガニスタン共和国が発足。ソ連は、友好善隣協力に基づく軍事援助要請にこたえるという大義名分で軍事侵攻を開始。 ……泥沼の戦争は始まった。
 戦争によりアフガンの難民はふくれあがり、六百万人にもなったという。
 難民のほとんどは同じ民族のパキスタン(のペシャワル)へ逃げてきた。しかし、パキスタンとて貧しい国……対応も出来ず、食料援助も国連まかせ、であったという。
 オサマ・ビンラディンは大量の資金援助をアフガン・ゲリラに与え、自らも義勇軍に参加して現地入りした。彼は大変に歓迎され、英雄扱いであったという。
 ……戦費を大量に払った訳だから当然か…。
  この時期、のちのライバル(北部同盟)のマスード将軍とビンラディンは出会っている。この当時はマスードは将軍ではなかった。
 のちの北部同盟将軍、アハマッド・シャー・マスードという男は顎鬚をはやした紳士的な性格の男で、頭に白いターバンを巻き(もっともアフガンの男達はみんなターバンを頭に巻いている。黒ターバンはタリバンの証で、女性はみんなブルカを深くかぶることをタリバンから強制されていた)、ビンラディンとそんなに年も違わない。穏健派で、いいひと、である。
  だが、当然ゲリラ戦で大勢のソ連兵を殺してはいる。
「君がビンラディンさんかい?俺はマスードだ。アハマッド・シャー・マスードだ」
 マスードは彼に握手を求めた。端整な彼の顔に少年っぽい笑みが広がった。
「そうだ。俺がビンラディン。オサマ・ビンラディンだ」
 ふたりは握手と笑顔を交わした。ここはゲリラ軍のアジトである。
「ロシア人たちがわが祖国を脅かそうとしている。一緒に闘って平和をつかもう!」
 マスードがいうと、ビンラディンは「そうだとも! ロシア人の異教徒とジハードするのだ。幸、渡りに船、でアメリカが武器や資金を調達してくれる。ソ連軍人を抹殺しよう!ジハード(アラーによる聖戦)だよ」とわめいた。
「人殺しはあまりよくない。平和的な交渉ですめばよいが…」彼は眉をひそめた。
「そんなのは甘い! 西洋人にはアラブの雷を!……ジハードだよ」
「しかし…」マスードは言葉をのんだ。「ジハードというより、わたしはアフガンの平和……真の平和がほしい。皆が平和を享受する…女子供も区別なく差別なく暮らせる祖国にしたい…」
「それはイスラム原理主義政権だけが作り出せる」
「そうかい? 平和もなにもイスラム主義だけでつくれるのかい?」
 マスードが怪訝な顔をすると、ビンラディンは「とにかくジハードだ!ソ連でもアメリカでもアッラーに挑戦するものは容赦しない!」
 といった。マスードは眉をひそめて、一瞬凍りついた。彼の顔は暗く、目はベーリング海のように冷たかった。ビンラディンに不快感を覚えていた。彼はなぐられたかのようにすくみあがってもいた。マスードは長いこと圧力釜の中にいたため釜のバルヴがあちこちこわれはじめ、あらゆるものが噴きこぼれていた。自分はここにいて、戦闘で危なっかしく生活しながら、何もかもひとりでまとめようと奮闘している。

  ソ連との戦闘は泥沼化し、多くの血が流れた。
 ビンラディンも米軍提供の銃をもち、闘った。
 初戦、ソ連優位に進んだ。が、ジャララバートでゲリラ軍が反撃にでた。
  このままやられっぱなしになっているほどビンラディンは甘くない。
 彼はすぐにソ連軍のつぶし方を考えた。
 ……まず、こちらがダメージを与えられないようにしながらソ連軍を叩き潰さなければならない。彼はまず、”ソ連軍の連中”を挑発した。
 駐屯しているソ連軍にロケット砲弾を浴びせかけ、逃げた。ソ連軍兵士たちは追いかけてくる。…角を曲がり、山脈の麓にでると、ビンラディン隊は隠れた。駆ける、駆ける”ソ連軍”の戦車や車両!……麓の砂漠には地雷が埋めてあり、囲むように山地に武装勢力を配置していた。ソ連軍は地雷を踏み、待ち伏せしていたゲリラたちに次々に銃弾やロケット砲を受け、そして、ひどいことになった。
 囲まれたソ連軍一個師団は全滅した。
「……アラー・アクバル(アラーは偉大なり)!」
 ビンラディンはにやりとした。
  ソ連軍は彼に激怒した。
(………アラブ人のくせに、よくも!……)ソ連の将校は集会を開いた。…あいつを懲らしめてやれ!彼らは、ビンラディンへの報復を誓った。

(国連のことを、アメリカやイスラエルは影で「ユナイテッド・ナッシング」と呼んでいる。「あそこには何もない。”無の連合”だ」というのだ。国連には多くの発展途上国やアラブ=イスラム教国があり、数の論理で互いに無意味な討議をするだけだ…というのだ。 1981年のイスラエルによるイラク原子炉爆撃のときもそうだった。
 イスラエルという国はいざとなったら国連など無視して動く。…原子炉…というと何かエネルギー関係でつくっていたと思いがちだが、そうではない。イラクは核ミサイルの開発をしていたのだ。当然、ターゲットはイスラエルである。だから、イスラエルは爆撃したのだ。その当時、ユダヤ人たちはこういった。
「世界はイスラエルを非難しているが、我々は愛されて滅びるより憎まれても生き延びる道を選ぶ。非難結構、制裁結構、制裁されるたびに我々はタフになっていくのだから」
 02年にパレスチナのテロで侵攻したのもそういう感情からだった。)

  その日も、ビンラディン隊はゲリラ戦を続け、ソ連軍に砂漠で追いかけられ、銃撃をうけていた。彼は逃げて、息が切れるほど駆けた。そして、なんとか逃げきった。しばらく平静になり、そこにマスードの妹・ソメイが偶然通りかかり、「ビンラディンさん」と優しく声をかけた。彼女は紺色のブルカを着ていた。顔は見える。いったいどうして彼女が、厳格なイスラムの家庭で育った、美しい、頭のいい娘が、きびしいしつけを受けて育った彼女が、なんでビンラディンなんかと知り合うことになったのだろう。世の中にはもっといい人間、いい男もいるだろうに。よりによってフロリスト・ビンラディンとは。
 そうだ思いだした。……ソメイは彼をみつめて長いあいだ立ち尽くした。疑問の余地はない。彼女がいままでみた男のなかで、ビンラディンが一番の猛々しい男だ。
 ビンラディン、それが理由だ。
  オサマ・ビンラディンは息をきらし、ぜいぜいいいながら膝をついていた。顔に、銃弾がかすめたのか傷が少しあって、微かに出血していた。しかし、彼はそんなことは気にもとめなかった。そして、この頃、ジハードを真剣に考えはじめていた。……連中を殺せば……皆殺しにすれば、救われる……
「まぁ、大変」ソメイはポケットからハンカチを取り出して、ビンラディンの顔の出血をふいた。優しく。ビンラディンは大丈夫だ…と答えた。彼女は、ハンカチを残したまま、「ビンラディンさん。負けないで」とほんわりと笑顔をつくり、同情の眼のまましんと歩き去った。ビンラディンはなんといっていいかわからず、ハンカチを握り締めたまま茫然と彼女の後を見送った。彼はソメイの顔やからだを思いだし、勃起した。おれの女になるべきだ。おれの女に。おれが助けをもとめたらちゃんと力になってくれた。ほれぼれするような女だ。あの女と、一晩中セックスしたい。あまりの欲望に鼓動が高まり、手足が震えた。しかし、そんなしんとした幸せも一瞬で、ソ連軍がやってきて、戦闘が開始された。夜になり、アジトに戻ると、同士に「大丈夫か?」ときかれると、ビンラディンは、「あぁ」と答えた。そして、ハンカチを見て、また明日に戦闘のため立ち上がった。
 サブ・マシンガンを取りだし、弾をこめた。予備の弾丸の入ったカートリッジも揃え、腰のベルトに装着した。そして、サブ・マシンガンを構えた。これで……皆殺しだ!射殺するんだ……ボルシェビキを…。ぎらつくような復讐の炎であった。怒りの炎といえばいいのか。地獄のぐつぐつ煮える釜のような。
 だが、その日、行動を先におこしたのはビンラディンではなかった。
 ソ連軍は調子にのって彼のアジトに放火した。炎がどんとあがる。ぶあっと炎がひろがった。ビンラディンは決心した。皆殺しだ!放火された紅蓮の炎の中から、ビンラディンはまるで”ターミネーター”のように出てきた。右手にサブ・マシンガンを構えて。
「この…………」放火したソ連軍は言葉を呑んだ。そして、銃に驚愕した。あいつ…俺たちを…殺す?? ソ連軍が逃げようとした次の瞬間、マシンガンは火を吹き、ソ連兵士たちは銃弾を雨あられと浴びて死んだ。ビンラディンは駆ける。駆ける。そして、車に乗り込み、ソ連軍の拠点にむかった。そして、拠点を襲撃し、他の連中全員を射殺した。辺りは血の海と化し、腕がぶっとんだり、頭部に着弾し脳味噌がふっ飛んだ。内臓もふっ飛ぶ!
 ビンラディンはこのとき、はじめて笑った。
 うれしかった。とにかく、勝利したのだ。
 すべて”殺し”としてはパーフェクトだった。

  アハマッド・シャー・マスード(つまりソメイの兄)は次の日の朝、その血だらけの惨状の後の”現場”を見て、吐き気を覚えた。皆、必要なまでに弾丸を浴びせられ、目や脳味噌や内臓が飛び散っている。ビンラディンが空腹でアジトに戻ると、「ビンラディンさんですね?」と黒服の白人たちが声をかけてきた。……国外から”お忍び”できたようだ。怪訝な顔をすると、「ロシア人ではありません」と男は小声でいった。そして「とにかく……席へ…」といった。ふたりは席に座る。そして、話し始めた。要するに、”スカウト”だった。男は、アメリカのCIAのエージェントだった。
 米国はビンラディンの”殺し”と”財産”をキャッチして、対ソ連のキーパーソンとして、スカウトしたのだ。
 金ははずむという。また、身の安全も保証するという。
 ……これは渡りに船だ! ビンラディンはそのプロポーザル(提案)を承諾した。そして、にやりと笑った。彼はそして、CIAとアメリカの軍事的プレゼンスを受け、アフガンで戦闘を続けた。CIAは、ソ連憎しのためだけにゲリラ軍を訓練し、悪魔・ビンラディンとアルカイダを育てた。まさかビンラディンがモンスターになるとも知らずに…。
「君はきっといい兵士になる」
 米軍の将軍は笑った。
「そうか?」ビンラディンは額の汗を拭きながら訝しげにいった。
「そうとも!」
 将軍は笑った。そうするとビンラディンは、「アメリカ帝国主義の人間は、ユダヤの支持者で嫌いだ。が、今は味方だ。ソ連が敵だな」

  マスードは、妹のソメイに”血だらけの惨状現場”の話しをした。彼女は怖がった。が、”まさかビンラディンさんが…”と、ふと思った。でも、彼がそんなことする訳はないわ。いつだったかビンラディンが、捨て犬たちに餌をやってる姿をみていた。
 ……あんなに優しいビンラディンさんが殺戮なんて……
 ソメイは、自分にいいきかせた。
  でも、ソメイの思いとはうらはらに、ビンラディンは悪に染まっていった。
 ビンラディンは米国の将軍にソ連軍への『テロ』を命令された。
「…俺に命令するな」ビンラディンは将軍にいった。すると、将軍は「命令?……お願いだよ」と笑った。とにかく、テロだ。人殺しだ。そして、彼はテロを成功させた。
 ジャララバートのアフガン拠点で、爆破テロをし、ソ連兵何人か死亡させ、負傷者も大勢だした。しかも、ビンラディンは捕まらず、”面”(正体)もバレなかった。すぐに、アフガンのアジトに戻っていった。…とにかく、テロは成功だった。
 彼はテロをうまくやった。しかし、アメリカは「…あのビンラディンって男は信用できん」と吐き捨てるようにいった。ビンラディンとアメリカの確執の始まりである。そして当時の合衆国大統領・ジミー・カーターは、「あの男が役にたたなくなったら手を引け」といった。

  この頃、イスラム過激派のリーダーだったアッザム師が何者かに暗殺され、組織は次のリーダーにビンラディンを選んだ。ビンラディンは莫大な財力に物をいわせ、株投資でも儲け、その資金でテロ組織『アルカイダ(拠点)』を結成させた。財源「ビンラディン・マネー」は後述する。(最初、アルカイダは信用できるメンバーは百人にもみたなかったという)だが、そののち、『アルカイダ』組織はあらゆるアラブ諸国などにネットワークをもち、ウズベキスタン・イスラム運動、タリバンとアルカイダ・ジハード(アフガン)、イスラム復興党(イエメン)、JUI(パキスタン)、アルカイダ・アルジハードとイスラム団(エジプト)、武装イスラム集団とイスラム教国戦線(アルジェリア)、アルカイダ・アルジハードとイスラム団と国民イスラム戦線(スーダン)、アブサヤフ(フィリピン)などに及んだ。詳しいことは後述するが、こうしてオサマ・ビンラティン黒幕によるテロ組織は誕生し、世界を恐怖に陥れた。
「神は偉大なり!」「ロシア人やユダヤ人、そしてアメリカ人を殺せ!」
「ジハード(聖戦)!」
 ビンラディンは集会で声をあげた。抑圧のある声だった。
 歓声が津波のようにあがる。……「ジハード(聖戦)!」ビンラディンはいった。
  アルカイダの拠点は、米国から”テロ支援国家”と名指しされたアフリカのスーダンだった。クリントン政権(当時)が、なんらかのアクションをスーダンにみせればテロは防げたともいわれる。ビンラディンはスーダンで力を蓄えた。1990年代の数々のテロの黒幕はビンラディンだった。彼は建設会社などの事業で巨万の富を得、スーダン経済を影で支えた。富のビンラディンと思想のザワヒリ…。こうしてアルカイダが生まれた。
 ザワヒリはオサマ・ビンラディンに「我々の敵は米国だ」といったという。先の湾岸戦争では、サウジが米軍に基地を提供し、オサマは激怒したという。そんな中の1991年、CIAにスーダンから情報が入る。米国大使館にテロ計画…というのだ。スーダンの大使館職員らは避難。しかし、それは偽情報だった(エジプトなどの工作)。援助をもらいたいスーダンは焦る。米国政府はいう。「スーダンからテロリストを追放せよ。ビンラディンの情報を! やつをサウジに追放しろ!」しかし、サウジもアラブ諸国もオサマを拒絶。 スーダンは、テロリスト(ビンラディンを含む)を米国に引き渡す、というオファーを出す。しかし当時のクリントン政権は拒否。「ビンラディンを法的に裁く根拠がない。彼を別のところに追放せよ」……これはクリントンのウルトラ級ドジとなる。スーダンにいさせればビンラディンの居場所もわかるのに…。そして、ビンラディンは1996年5月18日、タリバンの支配するアフガニスタンに出国。そして、悲劇は起こる。


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東日本大震災 震災から2年5か月「復興道遠し」原発の真実

2013年08月11日 19時13分22秒 | 日記
「東日本大震災」 
 
東京電力福島第一原発事故で放射性ヨウ素を体内に取り込むことによる甲状腺被曝(ひばく)線量(等価線量)が10ミリシーベルトを超える作業員は、推計で1973人に上る事が明らかになりました。この人数は当初の範囲を超えるものです。東電は最初から素直に公表すべきでした。ただし、100ミリシーベルトを超えるからと早急に危険ではない。統計でいうと100ミリシ-ベルト200ミリシーベルトだと癌に成る確率が1.08倍に成る程度(野菜不足や受動喫煙の範囲)。さらに200ミリシーベルトから500ミリシーベルトなら運動不足・高い塩分食事、500ミリシーベルトから1000ミリシーベルトなら肥満・痩せすぎの範囲です。1000ミリシーベルト以上なら毎日3合の飲酒に喫煙の範囲です。もちろん100ミリシーベルトが安全だということではありません。大騒ぎに注意してほしいとの意味です。例えば先日、吉田元・所長が食道がんで亡くなられたが悪質な輩は福島での被ばくで…と関連づけ「だから脱原発」「原発はテロだ」「脱原発に2兆票」などといいます。ですが被曝の後遺症ではありませんよ。甲状腺がん・食道がんなど被曝による潜伏期間は10年から20年です。わずか数年で食道がんを発症し死亡しないことは医者や専門家ならみんな知っています。また先日、東京大学の教授が内閣参与辞任会見で「10ミリシーベルトなんて子供達が可哀想だ」と涙をながしていました。政府はその会見後(何故か)「除染は1ミリシーベルトで」などとクレイジーなことをいいます。私にいわせれば1ミリシーベルト等「自然界に普通にあるレベル」です。1ミリシーベルトを基準になどしたら100年経っても「除染」は終わりませんよ。10ミリシーベルトから30ミリシーベルトまで基準引き上げを検討するべき。また米国英国フランスにならい高速増殖炉もんじゅは停止廃炉ですね。1兆円つかったが仕方ない。最後に2013年夏ですが「節電」で乗り切れる筈ですね。頭のおかしなひとの「原発いらない。エネルギーは足りているのに…」という無知とは違います。計算上ぎりぎり乗り越えられる計算なのです。(当然火力発電に99%特化していてエネルギーは足りてなどいない)。福島原発レポート。― 新規制基準をどう評価しますか?◆新基準は福島第1原発事故のきちんとした分析がないまま「これで安全ではないか」という対策を寄せ木細工にしたもの。事故前の基準のどこに誤りがあったのか、国民に明らかにしていない。原子力規制委の対応は科学的アプローチを欠いている。評価できない。--政府は新基準で安全と認められた原発は再稼働させる方針です。◆福島事故の原因は全電源喪失だ。民主党政権は「想定を超えた津波」と説明し、誤った教訓を世界に発信した。事故対策で地震や津波の規模を想定すること自体が誤り。何が起きても原発を安全に停止できる方策が必要だ。自民党政権は過去の原子力政策を反省し、福島事故に根ざした対策を講じるべきだ。--新基準施行を受けて、東京電力も柏崎刈羽原発の早期再稼働を目指しています。◆東電に再稼働する技量はある。しかし、東電も国も福島事故後、炉心溶融(メルトダウン)していないとウソをつき続けた。東電が原発を動かすなら、正直に情報発信し、立地住民や自治体と信頼関係を築くことが必要。福島事故の原因をきちんと分析し、対策を説明すれば、(新潟県の)首長たちが理解を示す可能性は高い。信頼関係のないうちに再稼働申請を急ぐ東電はステップを間違えている。--東電は他社より再稼働のハードルが高いということですか?◆福島第1、第2原発を設置する際に東電は十数項目の「原子炉が安全な理由」を説明した。しかし、東日本大震災では、緊急停止以外の安全設備が機能しなかったことが明らかになっている。柏崎刈羽の再稼働を目指すなら、福島の住民との約束を破ったことを謝罪、反省し、事故の検証を踏まえた対策が不可欠だ。この第一歩なしで、新潟県民がイエスと言うことはないだろう。--昨夏の関西電力大飯原発の再稼働は支持しましたね。◆大飯3、4号機は考え得る安全装置がすべて備わっていたので、再稼働に反対する橋下徹・大阪市長を説得した。しかし、柏崎刈羽の場合、現状では(大飯の時のような)説得は泉田裕彦新潟県知事にはできない。【聞き手・清水憲司氏・談話・大前研一氏】東電の福島第一原発事故の当時事故対応にあたった吉田昌郎(まさお)元・所長が病院で食道がんにより死亡した。享年58歳であった。氏は大阪府出身、1979年東電入社であった。放射能による病気ではない(5年以上潜伏期間があるから)が、訃報は残念。5原発10基が再稼働申請です。5原発とは北海道電力の北海道の泊原発、東京電力の新潟県の柏崎刈羽原発、関西電力の福井県の高浜原発、、四国電力の愛媛県の伊方原発、九州電力の佐賀県の玄海原発、九州電力の鹿児島県の川内原発です。まあ、福島の原発事故で感情論がいりまじり、地元知事は「脱原発」で胸を張る傾向にあります。集団ヒステリーは醜悪ですね(何故「脱原発は危険か?」は後述)。福井県敦賀(するが)原発が活断層の上にあるとして廃炉が決まりそうです。まあ、あの福島原発事故の経験と教訓からすれば当然ですね。「脱原発」「原発はテロだ」などと官邸前でいささかヒステリックにデモをしなくても、政治家も有識者も「原発再稼働」など言えない雰囲気です。殺されるといえば大袈裟ですがそんな雰囲気です。大規模災害対策 「大規模災害復興法」を4月上旬にも閣議決定。震災復興 避難生活者 約31万5000人。避難者対策 居住者向け放射線量の安全指針づくりに着手。太陽光発電 再生可能エネルギーの価格政策を見直し。発電燃料 火力発電の燃料価格が高止まり。電力問題 今夏も節電要請の方針。
 政府は大災害時の対応を迅速にするため、大規模災害復興法を4月上旬にも閣議決定し、今国会に提出する方針を明らかにしました。今後、想定される南海トラフ巨大地震や首都直下地震に備える考えです。
 つまり、地方自治体を超えて直接政府が指示をしていくということです。
 東日本大震災の際には、当時の菅首相が直接現地に乗り込んで指揮しようとしましたが、結局そういう制度がなかったために機能せずに終わってしまいました。
 大規模災害の際には、都道府県間、県・市区町村間のコーディネートなどもあるので、政府が全責任を追って対応するのは極めて重要なことだと思います。東日本大震災から2年を経て、仮設住宅などで避難生活を送る人はなお約31万、福島第1原子力発電所事故の影響で福島県から県外へ避難した人は5万7135人にのぼります。この事実から見れば、2年間にわたって日本はある意味において無政府状態だったと言わざるを得ないでしょう。
 私は震災の一週間後には復興計画案を発表しました。高台移住の提案、津波プレインの制定も含め、福島第1原発から5キロ圏内の居住できない旨をいち早く通達し、人生の計画を早めに立て直せるようにすべきだと述べました。いち早くこうした計画を立てて責任を持って実行するのが政府の役目だと思います。関東大震災のときは、短期間で対策案をまとめたと言います。当時よりも、日本の復興対策ブレーンの力は衰えたと言われても仕方ないでしょう。また未だに30万人の仮設住宅居住者がいるという異常事態に何とも感じていないことにも、私は驚いてしまいます。日銀人事やアベノミクスも大切かもしれませんが、その前に優先すべき事項があるということを自民党にも改めて認識してほしいと思います。
 自民党は避難者対策として居住者向け放射線量の安全指針づくりに着手したそうですが、これは早急に進めて欲しいところです。現在は長期的な除染目標の「年間積算線量1ミリシーベルト以下」を参考値としていますが、これは厳しすぎます。もっと現実に合わせた安全指針を策定し、一刻も早く帰ることが出来る人に戻ってもらえるようにするべきだと思います。
 政府は太陽光発電の急拡大を支えてきた再生可能エネルギーの価格政策を見直すとのことで、買い取り価格を2013年度から約1割下げる案を決定しました。当時の民主党政権が一部の業界に煽られて、20年間の固定買取制度を決めてしまったのですが、明らかに勇み足でした。かつてドイツやスペインでも20年間の固定買取を決定したことがありましたが、最近になって価格を下げる方向で修正をしています。再生可能エネルギーの買取価格を高いままで固定していたら、おそらくゆがんだエネルギーミクスになるでしょう。太陽光、風力によって得られるエネルギーは気まぐれの要素が強く、それを貯めておくためのバッテリーをどう用意するのか?といった問題も解決されていません。さらに太陽光発電についてはあまりに高価格で買取価格を固定してしまったため、参入業者が増えすぎて困っている状況です。この程度の展開を予想することさえできなかったのは残念です。
 自民党は一刻も早く是正してほしいと思います。また再生可能エネルギーに固執する必要はなく、他のエネルギーについてもしっかりと検討することが大切です。例えば、火力発電に使う液化天然ガス(LNG)や重油の価格が高止まりしています。LNGのスポット価格は東日本大震災前に比べ9割上昇し、重油も6%上がっています。原子力発電所が相次いで停止したのに加え、中国や南米など新興国で発電燃料の需要が拡大しているためということもあります。もっとも、そもそも再生可能エネルギーの価格が高すぎるというのが問題なのです。
 2013.03.11号のBusinessweek誌でも記事になっていましたが、再生可能エネルギーの価格が高止まりしているのに対し、化石燃料の価格は下がってきています。二酸化炭素の排出という問題はありますが、カナダのように政府が負担を増やして対処するなど、方法を模索することはできるでしょう。特に石炭火力の発電コストは原子力に匹敵するほど低価格です(原子力:8.9、石炭火力:9.5、LNG火力:10.7、石油火力:36、それぞれ円/1キロワット時当たり、2010年の価格)から、これを利用しない手はないと思います。
 日本は歴史的に石炭に対するアレルギーがあります。世界的には発電量に占める石炭の割合は約40%ですが、日本は30%弱に過ぎません。中国は約80%、韓国、米国、ドイツも40%を超えています。日本は意識的に石炭を避けて比較的クリーンなLNGに傾いていましたが、ここに来て価格は高止まりしています。確かに石炭には二酸化炭素の問題がありますが、最先端の技術を利用することで、排出される二酸化炭素をクリーンなものに変えることも可能な時代になりつつあります。夏の電力需給のため東京電力が石炭火力発電所を新設する計画に、環境省が反対の姿勢を示していましたが、先日自民党によってひっくり返されました。自民党は民主党に比べて現実的な判断を下したと言えるでしょう。 盲目的に「再生可能エネルギーが良い」と考えるのではなく、様々な可能性を検討していくべきだと私は思います。(大前研一先生談2013年3月22日)
2011年3月11日未曽有の被害をもたらした「東日本大震災」があり、2013年3月11日で2年、遺族には3回忌ですね。死者1万5881人行方不明者2668人。復興は進んでいない。ちなみに復旧は「もとの状態に戻す事」復興とは「再び盛んにする事」ですよね。復旧(道路100%鉄道92%電気96%都市ガス86%)ライフラインは復旧しましたが復興はまだまだ先です。大震災直後には避難民は45万人いましたが、現在(2013年3月時点)は31万5196人(仮設住宅に約11万人、民間の賃貸住宅に約15万人、親戚・知人などの家に約1万5000人)といいます。今は一か所「避難所」が埼玉県加須市にあり、福島県双葉町民139人が暮らしになられています。でも町つくり自体これから。「復興住宅整備に着手しようとしているのが27%」「集団移転に国交大臣の同意が82%」「かさ上げの計画決定が66%」です。いいですか?集団移転とか復興住宅とか出来たのではなく「計画中」な訳です。復興予算は5年間で25兆円(安倍内閣、道路整備・下水道・仮設住宅・瓦礫処理→今年度末(2013年)まで17.5兆円)。お金はどこからもってくるか?まあ政府の歳出削減で14.5兆円、国債20兆円、増税10.5兆円(所得税・年間16000円×25年間=7.5兆円)(法人税・年間10%×3年間=2.4兆円)(住民税・年間1000円×10年=0.6兆円)です。ですが復興予算の流用が2兆円もあるという。簡単に説明すると「海外青年団交流費に75億円」「反捕鯨団体対策費(宮城県石巻市にクジラ工場があるから)に23億円」「核融合エネルギー開発に29億円」「沖縄の国道整備費に34億円」という。(復興費の)お金が遣えないのは「予算が遣いきれない」からで、被災3県の繰り越し予算は「岩手県2062億円・入札率15%」「宮城県4592億円・入札率38%」「福島県3300億円・入札率24%」という。入札率とは建設業者の入札率のことで人材不足や資材不足などで工事関係者のコストが高くなっていて、儲かるどころか赤字になっているらしいです。まあ、大工や道路工事にしても「技術職」ですから。原発の今を学びましょう。確かに福島第一原発の修復工事の詳細はテレビでもあまりやらないし、2012年12月には野田元首相が「事故そのものは収束した」と宣言しました。だが、とんでもない。安倍首相の2013年2月の「とても収束と言える状態ではない」という言葉こそ真相であろう。一日3000人が原発処理作業に当たっている。行程としては燃料棒取り出し(5年以内)→冠水(10年以内)→燃料取出し(25年以内)→廃炉(40年以内)という。また汚染水も1日に400t(小学校プール1つ分)でる。汚染瓦礫や燃料棒や汚染水の最終処理場は決まってもいない。原発避難者は11万人(「帰宅困難区域・今後5年以上帰宅困難・年間放射能50mシーベルト超」「居住制限区域・数年間居住難しい・年間放射能20mシーベルト超から50mシーベルト以下」「避難指示解除準備区域・近い将来帰宅可能・年間放射能20mシーベルト以下」)です。ホースによる原発炉心への放水はもうやってなくて、とにかく核燃料を冷やすということで水をとにかく循環させている。被災地は悲惨だが、原発事故はもっと悲惨である。「子供の為にも原発は今年で全部廃炉!」という集団ヒステリーもわからないではない。現実離れしている主張ですがね。
弘前被ばく医療研究所は2013年1月11日、福島第一原発による放射性ヨウ素による甲状腺被ばく量は、推定で最大4.6ミリシーベルトだったと発表しました。IAEAはもっと低く、健康への影響は小さいという。比較的早いタイミングで調査を行っており、放射性ヨウ素とセシウムの比較を見てセシウムの量から逆算して当時の放射性ヨウ素の被ばく量を計算したものです。誤った被ばく量やデマゴーグ的数値で恐怖心を煽るのはやめて欲しい。そんなに恐れるほどの数値でもないし、除染作業も進捗している。また原子力規制委員会が原発の「第二制御室の必要性」に拘泥している。が、福島第一原発にも「第二制御室」があったが津波でやられたのだ。それほど必要ではないが作るならお金をあまりかけず作ることだ。それにしても原子力規制委員会は「鳥なき里の蝙蝠」だ。師匠・大前研一先生ほどの人物がいるのに委員じゃない。これでは片落ちだ。今、原子力発電所が全部停まって火力発電所に99%特化しています。そこで使われるのが天然ガスですがこれはメタンガスのことです。プロパンガスというのは石油から分離する一番軽いもの(①プロパンガス②ガソリン③軽油④中油⑤重油)です。日本に輸入される天然ガスは零下160度で冷やし、1/600の液体にしてLNGタンカー船で運びこみます。非常に高コストです。単純に比較できないのですが、日本LNGは57.3ドル、アメリカのパイプラインは16.7ドルです。ロシアからのパイプライン計画も北方領土問題がネックです。でも、関係ありません。ロシアと日露安全保障条約を結び、シベリア開発、経済連携、天然資源共同開発など「経済連携」を密にすればいい。まずは経済連携でパートナーシップを高める。これだ。アメリカは100年分のシェールガス(頁岩・けつがん・シェール)が発見され「資源輸入国」から「資源輸出国」になりました。日本にはシェールガスはないのですが、メタンハイドレートが200年分日本海底に眠っています。東京電力は2012年12月14日、原子力部門の改革案を発表しました。原子力部門から独立して安全対策を指導、徹底する社内改革組織の設立などを柱に据え、過酷事故につながりかねない「負の連鎖」を断つ組織つくりを考えたそうだ。最終報告は2013年2月という。記者会見の問題点は(1)能力不足(2)知っていたが言えなかった(3)外部から圧力があった、です。45年前に福島第一原発建設時地元住民に「嘘をついていた」と認めた。また原発事故2日目にはメルトダウンしていたが、認めたのは11月後であった。後言いたいのですが活断層=危険=原子炉停止という流れは短絡的過ぎるということ。なら新潟中越沖地震で新潟県の柏崎刈羽の原子力発電所は何故大丈夫だったのか?普通の地震でも激しい地震でも普通は原子炉は安全に停まるんです。福島原発も地震で停止しています。その後の(想定外の)津波で原発全電源が停止して原子炉がメルトダウンしたのです。マスコミはそのことを知っているのに「脱原発派」におもねって報道しません。すべては視聴率、購買率の為なんです。皆さんもっと頭を使ってください。今、「脱原発!」などというのは赤ん坊でもできます。甘い嘘より苦くても大切な現実に目を向けましょうよ。原子力規制員会は活断層があるとして敦賀原発を廃炉にするという可能性を示しました。そんなこといっていたら日本中の原発は全部廃炉になりますよ。しっかりしてください。東電は福島に復興本拠地を4000人体制で設置すると決定。賠償も現地権限をもつという。日本海などにメタンハイドレート群が見つかりました。網走沖、秋田山形新潟沖、隠岐周辺沖にかなりの量のメタンハイドレート(メタンガスが凍ったもの)があるという。原発にかわる代価エネルギーとして期待大ですね。よかったですね。小林よしのり著作「ゴーマニズム宣言スペシャル 脱原発論」小学館刊行「読書感想文」フリージャーナリスト緑川鷲羽わしゅう。まず私が主張したいのは私は「原子力ムラ」の人間ではなく、「利権」とも無縁であるということ。マンガチックな「原発ブラボー再稼働」でもないということ。そして小林よしのり氏の本を読んで、「首相官邸の前で集団ヒステリーでお祭りデモに参加している連中と同じだ」という感想だ。確かに福島原発事故や乳飲み子の母や赤ん坊が泣いている映像を観たら誰だって「脱原発」になるのが人情だ。しかし、したり顔で「脱原発」を主張するなど赤ん坊でも出来る事なんだよ。小林氏は「一時的に電力が足りなくなって企業が出ていく?その程度の企業なら外国にどうぞ」という。現実がわかっていない。電力不足が「一時的」な訳ないだろう。企業は漫画家とは違う。1円2円の円高、電力料金で中小零細企業(全体の99%)は採算をとっている。そんな企業が中国やベトナム、インド、ミャンマーに出ていけば二度と帰って来ない。深刻な失業率になるだろう。漫画家の替りなど幾らでもいるが、職場の替りはない。また小林氏は「自分が9歳の頃(1956代)には原発はおろか火鉢しかなかった。大学生の頃漫画家デビューしたが(1970年代)、九州ではまだ原発はなくても幸せであった」という。現代エネルギー革命や、産業イノベーションがわかっていない。氏が学生や幼かった頃にはなかったスパコン、コンピュータやハイテク家電、スマートフォン、高品質テレビ、(節電)家電、クーラー…なにより電気がなければ水道の水さえ流れない。そういう基本的な事がわかっていない。悪戯に原発の危険や人々の恐怖心を煽り「原発は安全じゃない」と断罪する。これでは農家の恐怖心ばかり煽る農協と同じではないか。絶対に安全なものなどこの世に存在しない。車も飛行機もバスも全部「危険」であろう。何より太陽光や風力といういわゆる「再生可能エネルギー」が電力の1%であり、原発分はいままで30%であり、その分がすべて火力に特化しているから(電力の約99%)「電力不足」「電力料金値上げ」があるのであって、火力発電のエネルギー源の価格高騰に触れられていない。今「円高」であるので石油やガスの値段は高くない。だが、石油・ガスの価格高騰は続いている。価格高騰問題に触れられていないのは違和感がある。原発分の30%のキャパシティを太陽光・風力ではカバー出来ないのだ。それが現実だ。小林氏はあまりに感情に流され、プラグマティズムやコンストラクティブな思考を怠っている。只の「お涙頂戴」の「感情論」に騙されて、したい顔で「脱原発」では救われない。4号機の核燃料棒プールの危機など、政府も関係者も皆知っている。プロパガンダで原子力発電とオウム真理教を結び付けて描いているが、原子力を再稼働したり原発を廃炉にしながら新エネルギー開発(メタンハイドレード、シェールガス、地熱発電、新潟沖の未知の石油)していくのが「ヒトラー」(笑)だとでもいいたいのか?TPP交渉は「ナチス」(笑)か?私も政府の「冷温停止状態」「安全宣言」など信じていない。3・11の事故後すぐ私は「メルトダウン」もしくは「メルトスルー」していると思っていたのだ。だが「危険だ、危険だ」といっていても仕方ない。小林氏は「安全だというならお前が福島に住んでみろ!」という。私は福島ではないがすぐ近くの米沢(福島市郡山市のすぐ隣り)に住んでいるが健康だ。氏のいう「原発の代替案」が太陽光や風力では「お先真っ暗」だ。むしろ大事なのは「脱原発」と「原発再稼働」を二極化しないことだ。原発を求めている人々すべて賄賂をもらっているとか、右翼と決めつける氏こそ「左翼」になった「元・右翼」である。どっちみち福島原発事故で「新規原発開発」も「既存の原発再稼働」も殆どムリで、30年後には自然と「脱原発」になる。原発は全部停まるのだ。私だって将来的には「脱原発」の人間だ。氏の漫画は「感情論」であり「結果論」である。事故を観て恐怖を感じ、集団ヒステリー集団アレルギー、感情論を「プロパガンダ漫画」で描いているに過ぎない。こんなものでまともな代替案もなく、したり顔で「脱原発」を叫ぶなど、まさに「団塊の世代の安保闘争」「集団ヒステリーお祭りデモ」だ。マンガチックであり、主張が「子供」である。本書は一読の価値は確かにある。だが、氏がオウムテロの時のように脅迫に晒されているのは甚だ不幸ではあるが、こんなひとがジャーナリストの仲間とは、日本も甚だ「呑気な国」である。                
2012年10月1日青森県下北半島の大間原発(Jパワー)の再建設が始まりました。集団ヒステリーの「脱原発」ポピュリスト達はまた反発しています。が、Jパワーの会長は「原則40年稼働させたい」と現実的思考です。こういう現実がわかるひとの台頭は喜ばしい限りです。2012年9月27日「指定廃棄物(核のゴミ)」最終処理場が千葉県・宮城県・群馬県・栃木県・茨城県に決まりました。2012年9月20日「原子力規制委員会」が発足です。委員長・田中俊一氏。経団連など財界は「原発2030年代ゼロ」に反対していて、米倉氏が政府戦略会議辞職です。まあ、現実が見えている人々には当たり前の意見ですね。理由は後述しています。政府はとうとう「30年代原発ゼロ」を決定してしまいました。まさにポピュリズム(大衆迎合)です。でも閣議決定は見送りであるという。経済界からのはんぱつのおかげですよ。現実が見えない人たち(脱原発論者)には困ったものです。政府エネルギー戦略会議は「核燃料サイクルを維持」する方針を固め、もんじゅを研究炉にし、30年代に原発ゼロも併記するといいます。「2030年原発ゼロ」目標が、世論の圧力で明文化された。青森県の三村知事が、核燃料サイクル堅持を要望しています。国民の7割が脱原発をしたり顔で主張し、古川国家戦略担当大臣を枝野経済産業大臣も「脱原発」を決めてしまいたいといいます。やめて欲しいのはあと数か月後にはなくなる民主党政権に今後数十年続くエネルギー政策を付け焼刃で決めてほしくないということです。脱原発をし、原発をゼロにすると三十年後には核燃料再生が不要になります。青森県は結果として「核燃料永久貯蔵地」になってしまいます。青森県は「中間貯蔵地」であり「永久貯蔵地」という話になると話は違ってくると思います。事故調(福島原発事故調査委員会)のレポートは本質を突いていない。事故とは物理的な原因が起こり、波紋のように広がるものです。管首相(当時)や斑目委員長(当時)や枝野官房長官(当時)が悪かったうんぬんの前に物理的な自証を考えるべきです。「もう少しいい人材と英雄や天才的人物がいれば事故は防げた」とは思いません。全電源が地震や津波で喪失したら原子炉は冷やせないし、核は暴走する。どんな天才がいようが事故は(遅らせることは出来たかもしれないが)発生したと思います。設計上の問題であり、人材・組織の問題ではないからです。事故調のレポートは「犯人捜し」で、「脱原発論者」は「ポピュリスト(大衆迎合主義者)」だと私は断言します。理由は後述します。南海トラフの巨大地震被害想定は死者32人、浸水1015平方キロでそうです。10分以内の避難で14万人減、100%耐震化で3万人減です。備えあれば憂いなし、ということですか。全国の工業団地に万単位のメガソーラー計画があるそうです。だが、どんなに太陽光パネルを張り巡らせても原発分の3割は無理なんですよ。現在の技術では。だから単純にしたり顔で無策で「脱原発!」と声高に叫んでも集団ヒステリーだ、というんですよ。原発の将来を考える国民会議並びに国家エネルギー戦略会議は「1930年代前半に原発ゼロに」との結果になりました。東京電力福島第一原子力発電所事故の原因などを政府の事故調査・検証委員会は2012年7月23日最終報告書をまとめ、野田首相に提出した。被害が拡大した根源的問題として「東電も国も安全神話にとらわれていた」と指摘。危機管理対策の練り直しを促したとのこと。我が師・大前研一先生は政府と国双方のレポートを読み「率直に言ってどちらも役に立たないな」といいます。原因は津波?なら福島第二原発や東海第二原発は何故大丈夫であったのか?違いは「外部電源」です。福島第一原発は地震で外部電源がやられ、さらに津波で非常用電源もやられてメルトダウンしたのです。「外部電源」さえ無事なら大丈夫なんです。また「活断層の傍に原発あるから危険…脱原発!」というのには私は与しません。なら新潟の地震のとき柏崎刈羽原発は何故大丈夫だったのか?「脱原発デモ」など改革でも革命でも何でもない。くだらん「集団ヒステリー」でしかない。「再生可能エネルギー(太陽光・風力)」で原発分の30%のキャパはカバーできない。「集団ヒステリーデモ」などやめるべきだ。変なガキが「(nhkクロ現で「脱原発デモ」を取り上げることで)デモがないとかいっていたおっさんも黙るな」と悪口を書き込んでいた。私緑川鷲羽わしゅうは「デモがない」などといっていない。原子力規制委員会で委員長として田中俊一氏が内定しました。田中氏は放射線物理の専門家です。が、私は残念です。我が師・大前研一先生こそ委員長・規制庁長官にふさわしいと思っていたからです。福島第一原発の事故調査委員会で電力会社(東電)と民主党(官邸)・政府・当局が地震、津波対策を先送りしたことを「事故の根本的原因」と指摘し「自然災害ではなく人災」と断定しました。我が師・大前研一先生は「人災は一致するが、其のうえで「交流電源が長期的な損失を前提にしなくていい」という事故調のスタンスに問題があった」といいます。それに事故調は原子炉の分析を行っていません。原子炉内部にはいれない、ということで関係者1000人からアンケートをとり分厚い調査書を作成しただけ。こんなもの馬鹿馬鹿しい週刊誌やワイドショーと同じです。「外部電源」に触れられてないが「外部電源」が損失すれば3・11と同じことになります。再生可能エネルギー20年20%買い取りですが今は再生可能エネルギーのほうが値段が高く誰も買いません。夜間の電力料金引き下げも再生可能エネルギー20年20%も原発フル稼働しないと無理です。このままヒステリーで「脱原発」ムードでは日本の自殺です。皆さん目を覚ましてください。原発と原爆は違います。皆さんは誰かと同じでいい、皆脱原発というし、みたいな、「団塊世代の安保闘争」みたいな馬鹿はやめて目覚めてください。2012年7月5日に国会事故調が報告書を完成。述べ1167人に調査して、「東電・保安院の怠惰」否定せず、とした。地震・津波が起因ではあるが「人災」だ、という。2012年7月1日から再生可能エネルギー(太陽光、風力、地熱、バイオマス)の買い取り法案が実施されましたね。誰が買うのか?政府か?電気会社か?株式会社か?いいえ、国民です。国民が電力料金に上乗せして払うのです。今まで再生可能エネルギーは1Kwh=10円くらいで採算がとれず普及しませんでした。それが太陽光(10円→42円)風力(10円→23円)地熱(時価→27円)となり値上げ分は国民が払います。最初は84円負担ですが国が再生可能エネルギーを30%にすれば月に800円から2300円の値上げになります。電気は税のようなもので選べないし、電気がなければ生活できません。基本的なことですが「再生可能エネルギー」が「原発分の30%」をつくれるか?ですがつくれないんです、今現在は。まあ、携帯電話みたいなものです。最初の20年前の携帯電話はカバンくらいおおきかった。それがいまや掌に隠れるほど小さくなり、且つ高性能になりました。再生可能エネルギーも同じようにイノベーションで大きく成長分野としては有望です。だが、今はまだ原子力程のキャパは無理なんです。福島第一原発事故で、日本国内では「原発の建設は危ない」と思いがちです。が、日本の原子炉建設メーカーである日立や三菱重工や東芝らは優秀です。世界でも日本勢に匹敵しているのはフランスのアレヴァ社くらいです。この市場に対しては韓国や中国も虎視眈々と参入を狙っています。しかし、日本勢の足元にも及びません。東芝・米ウエスチングハウス連合の原子炉である「AP1000」は、仮に福島原発事故と同じになっても最後まで自力で冷却できる設計であるそうです。今は原子炉建設は被害感情もあって難しい。だが、20年から30年後再生可能エネルギーに限界がきたとき原発が見直されると思います。また反原発脱原発ムードを創ったのはマスコミです。過剰報道をするから「脱原発デモ」などが起こるのです。脱原発のデモ(作家・大江健三郎・音楽家・坂本龍一呼びかけ)で代々木公園で10万人のデモがありました。いっとくが原発と原爆は全然違う。プロパガンダ(大衆操作)にいいからってリンクさせるな。私緑川鷲羽の立場はけして「原発ブラボー再稼働」などの漫画チックなバカげた考えの立場ではありません。私も「将来的には「脱原発」」という立場なんです。私が言いたいのは福島の原発事故や乳飲み子の母親と赤ん坊の涙をみれば誰だって「脱原発」の考えになるし、それが人情でしょう。が、只したり顔で「脱原発」と声高に叫ぶのなんて赤ん坊でもできる事なんですよ。大飯原発は再稼働したが、依然として原発分の3割の電力は火力発電に特化したまま。このままなら電力不足、電気料金高騰…最悪な事態が日本の産業に壁として立ちはだかります。それでもいい。何が何でも「脱原発」というなら地獄に行ってください。どんなに悲惨な日本経済になるか。勿論福島原発があんなことになって「新規原発開発」も「既存原発再稼働」も無理だし、拒絶反応もわかる。だが、真実から逃げて「脱原発!」と無策で叫んでいたら状況は好転するんですか?小林よしのりも櫻井よしこも勝間和代も無知すぎる。我々は甘い嘘よりもつらい現実に目を向けるべきだ。現時点で「再生可能エネルギー(風力・太陽光など)」では原発分の3割のキャパはカバー出来ない。将来の地熱発電やメタンハイドレードや新潟県沖の未知の石油など「将来のエネルギー開発」を急ぎながら、私だって嫌だが原発を廃炉にしていきながら「(日本経済に深刻な悪影響のある)計画停電」を回避していきましょう。甘い嘘や夢では食べていけない。我々は現実的な行動と思想で行動しよう。団塊の世代の「安保闘争」みたいな集団ヒステリーではなく、現実的に行動しようよ。悪戯に恐怖心を煽る前にもっと勉強しろ。このままでは日本の中小零細企業は電気関連でバタバタつぶれるぞ。もっと皆にはコンストラクティブな議論をして欲しい。集団ヒステリーでお祭りデモに参加してる人達を説得して下さい。2012年6月8日、野田首相は「原発を再稼働しないと日本がたちゆかなくなる」と会見。大飯原発を16日に再稼働し、夏期間限定ではない、と表明した。正論だね。大飯原発3,4号機の再稼働を橋下大阪市長は「ピーク時の3か月限定」というが賛成できません。ひとつは原子炉の安全性というのは、飛行機が離陸時と着陸時がリスクが高いのと同じに、原発は稼働時と停止時が高いリスクのタイミングだからです。一度稼働して定常状態になればリスクは高くありません。もうひとつは再び福島第一原発事故のような津波や地震が来ても、大飯原発は大丈夫で問題ないということです。これは専門家も証明しています。但し、今の事故調や民主党政権(というより財務省内閣)が原発を再び稼働させるのは橋下さんでなくとも疑問が残るでしょう。規制庁だの事故調だの「今更」です。あの3・11から1か月の「無政府状態」の方がむしろ事故被害より「国家として恐怖の国」なのです。事故調は管直人前首相、枝野経産相、海江田万里・元経済産業大臣を国会で証人喚問しました。またしらばっくれています。自分には罪がない、だの、知らなかった、だの。政治家も官僚もいつもそれです。だから私は嫌いなんです。政府は原発15%路線で検討だそうです。また東電がいよいよ完全国有化ですね。数兆円という損害賠償も税金で負担です。また東電新社長に広瀬直己氏(59歳・常務)です。2012年4月26日旧ソ連(ウクライナ)のチェルノブイリ原発事故から26年目ですね。東京湾北部地震での予想死者数は9700人だそうです。また東電会長に下河辺(しもこうべ)和彦・運営委員会委員長(64)=弁護士が就任だそうです。天下りの馬鹿どもはどんどんリストラしてくださいね。福井の大飯原発再稼働です。まずはよかった。原発が稼働しなければ火力発電に原発の30%分が特価したままとなり電力不足電気料金値上げですから。脱原発の過激派のひとたちももう少し頭つかおうね。2012年4月から放射線セシウムの新基準が決定されました。肉・魚・野菜・米100ベクレル、水10ベクレル、乳児用食品牛乳50ベクレルです。放射線暫定基準は500ベクレルから100ベクレルになった訳です。まあ100ベクレルでも健康に悪くはないし安全なのですが、「集団ヒステリー」ですね。生協は肉・野菜を50ベクレル、水牛乳を10ベクレル魚50ベクレル乳児用食品4ベクレルお菓子4ベクレルにしています。「集団ヒステリー」になって「ベクレル・デフレ」になるのが危険。一般的に国際基準は1000ベクレルなのだから。親ばかで「安全なものを子供に食べさせたい」も危険です。人間はそんなに簡単には死なない。自然界には常に40ベクレルは浮遊している。何も食べないわけにはいかない。出荷停止は24種類だ。昔からスリーマイルやチェルノブイリでICRP(国際自然保護委員会)では370ベクレルを国際基準としている。チェルノブイリと基準を日本は踏襲するべき。だが、とにかく福島の原発事故での集団アレルギーで、原発近くの産地食糧を食べたくないが国民の38%もいるという。とくにいえるのは食品の放射線濃度の検査費の高騰がもろに食品にくるということ。問題は3つ。1つ機械が足りない(高精度測定器1台2000万円・改修費700万円(2トン)維持費500万円)千葉県2機、福島10機。2つは時間がかかる。3つは数が多い(主要4産地、その他32産地)。「集団ヒステリー」は高くつくということだ。
南海トラフ(駿河湾から九州沖の浅い海溝)での巨大地震での予想津波は20メートル超と試算しました。どこに逃げればいいのでしょうか?また福島産コメは100ベクレル超で廃棄。あと驚いたのですが福島県民全員に補償する(浜通り40万円、中通り20万円、会津10万円)。新潟県の柏崎刈羽第一原発6号機が停止し、残りは北海道の泊原発3号機1機だけになった(泊原発も4月で停止)。「帰還困難」の慰謝料が600万円、「居住制限」の慰謝料は240万円と決まりました。 3・11「東日本大震災」から1年である。福島第一原発事故後、原発はゴキブリのように嫌われ、すべての発電は火力に特価した。私緑川鷲羽わしゅうも原発にかわる電力をいろいろ考えてみた。そこでアイスランドのような地熱発電ではないか、という結論に至ったのである。日本には火山・温泉も多く、アイスランドと似ている。勿論地熱発電には反対意見もある。①初期費用が高い(1回のボーリングで1億円)②温泉が涸れるのではないか?という不安③国立公園内であること。だが、仮に日本のすべての地熱を発電に使うと原発20基分だ。サトウキビ、海藻、ミドリムシなどからのバイオエタノール(開発中)、また日本海には天然ガスが凍ったメタンハイドレードが100年分ある。しかし、すべては未来でのこと。が、原発を蠅のように嫌うなら以上の発電しかない。原発がダメなら地熱・バイオエタノールだ。政府は東電の全役員に辞任を要求しました。また放射能汚染は深刻ですね。除染には2014年3月までかかるそうです。それだけ汚染は深刻だ、ということですね。①汚泥(おでい)は東京下水だけで160トン・13都県6万9000t。②家庭用ごみ7県で1万5400トンです。焼いても沸騰させても放射性セシウムは減らないからたまるのです。今は原発から放射能汚染物質はでていません。国は8000ベクレル以下は埋め立ててもかまわないという方針です。が、また子持ちの母親の涙のプロパガンダで反対され「埋め立て」は進んでません。ちなみに1ベクレルは0.0001ミリシーベルトです。ごみを分担するから「絆」ではなく東北地方にゴミ処理場や電力施設をつくって復興を図るべきです。東京電力は政府から9808億円の大借金をして、「2011年度の賠償金」を払いかえしていく予定です。政府は福島第一原発事故の「廃炉」まで30年かかると明らかにしました。やっぱりね。復興債の償還は25年間だという。また福島第一原発の2号機が一時臨界になり微量のキセノン(放射性物質)が検出されたという。震災で転校が2万5025人で7割が福島であるという。2011年3月11日の東日本大震災では義援金が3245億円が集まったが1109億円が渡っていない。義援金は税金ではないので政治家や官僚が配っている訳ではないのです。それぞれ国レベルの配分委員会(堀田力会長、プール金363億円)で被災者・原発避難者(避難地区認定住民のみ)・家が半壊または全壊したひと(家が壊れない被災地は☓)に渡される訳です。国単位の委員会から県単位の配分委員会(プール金403億円)にいき市町村単位の委員会(プール金343億円)から被災者に渡る。一家族に110万円から51万円くらい。募金では税金ではないので救えないのです。困っているひとの「一息」のためが義援金です。 9・11米国同時多発テロ事件から10年、東日本大震災から半年。米国ではアルカイダによる米国国内のテロの信ぴょう性の高い情報があるという。何も起こらないといいね。ただ、言っておくが我々が戦っているのはアルカイダなどのテロリスト集団でイスラム教徒ではない。9・11に歴史的必然などない。「脱原発」はテロリストレベルだと思います。3年間原発を一切使わなければ日本の産業はどうなりますか?一部の人は(1)世界唯一の被爆国日本こそ「核なき世界」を(2)再生可能エネルギーを国家戦略とすべき、と思っている。子供を抱えた母親の涙でプロパガンダですか?何度も言うが「原発の30%」は太陽光発電システムや風力発電ではカバー出来ない。結局火力に特価して電力料金値上げ電力不足で産業空洞化です。アメリカの国債が「Aaa(トリプルエー)」から「Aa+(ダブルエープラス)」に格下げになった。世界同時株安です。ですが米国が2013年までゼロ金利政策を続けると政策を発表して、世界同時株安は一服です。東証359円安、株価9300円割れです。心配していた「二番底」ですか?ここでは原子力発電と核兵器について述べます。「東日本大震災」復興財源と節電策。123号機はやはり炉心融解でした。浜岡原発停止「支持」は66%「原発全廃」は12%です。1号機の二重扉を開放し作業員が建家内部で作業しましたね。政府は30年以内にM8クラスで87%で起こるとされる東海大地震の対応として、静岡の中部電力浜岡原発の4号機5号機や全炉の停止(3670万KW)を決定した。(1号機2号機は廃炉、3号機は検査調整中)東北山形秋田新幹線全線開通。政府は「東北自動車道」の無料化です。原発賠償「交通費・宿泊費」「放射能検査料」「失業保証」「家畜の保証」「健康被害賠償」「計画停電」は何だったのですか?「計画停電」で信号や照明、店、工場がとまり経済観光をズタズタにしたのは明らかな「人災」です。消費者物価指数が下落したのも「人災」。政府はもっとちゃんとした判断をしてほしい。阿呆なら阿呆なりに「余計なこと」をしないで欲しい。クーラーは高いというがガスや灯油のほうが安くすむようになった。電気の冷暖房の方がお得。自粛は☓。お金はつかったほうが被災地の為になる。消費すると消費税と被災地の復興需要になる。56万人も宿泊場キャンセルだ。2ヶ月から6ヶ月間はステップ①準備作業、放射線量の測定方法検討。ステップ②冷却・放出の抑制、土地・家屋の計測・除染。現在2ヶ月の住宅などの建築期限を最長8ヶ月延長し、各地の農家を集約して、対規模化。東北地方を「食糧保管地区」へ。政府が土地を買いあげて高台に開発はコストが高いがやらねばならぬ。地震保険の支払が1854億円、東電の賠償金は8.3兆円だといいます。まあ、電気料金値上げと国からの公的資金導入でしょうね。原発から20Km圏内が「警戒地域」に指定されました。「警戒地域」とは罰金罰則があり、10万円以下もしくは拘束ですね。「震災復興賠償機構」が設立です。死者の9割が水死で、被災3県の60歳以上65%の死者もそういう老人であったそうです。汚染水の移送も開始されました。原発の炉心内部にロボットを搭載し、炉心内部が1時間あたり65mSv(ミリsh-ベルト)であると検知した。岩手県の地震と津波で壊滅した300Kmは「災害危険地域」に指定、政府も「原子力政策」を再検討するそうです。東電の石田顧問が辞任しました。半世紀にのぼる「天下り」の批判を受けてのことです。東電や原子力保安委員は放射線抑制まで6ヶ月から9ヶ月かかると発表しました。これで年内避難解除は困難になりました。2011年4月15日千葉県浦安にあり「液状化」の被害を受けていた東京ディズニーランドが一ヶ月ぶりで再開された。東北地方の宿泊施設では風評被害で39万人(うち6割外国人)ものひとがキャンセルしたといいます。気象庁は数ベクレルの放射線ヨウ素131が標高20mから500mで検出されたと発表した。こうなると浪江町や飯舘村は「安全です」とは言いにくい状態ですね。だが、原発から30Km内の500ミリシーベルト(mSv)とは1年間浴び続けて1万人に1人が癌になる、という程度です。過剰反応は駄目です。落ち着いて。あと「東日本大震災」という名称が外国人に混乱を与えています。「東日本大震災…日本の東側全部被災したのか?」というのです。名称変更がベストです。「復興構想会議」の五百旗頭真議長は「復興税」を提案してますね。なお「「義援金」「支援金」「寄附金」の違いは?」ですが「義援金」は被災者に直接渡る金で、「支援金」はボランティア活動の財源や支援物資や治療費などで、「寄附金」とはその都道府県の被災地のインフラやライフラインの復興やメンテナンスに遣われるお金です。義援金は大体「日本赤十字社」や「国連WFP協会」によって集められ被災地役所の「義援金配分委員会」に行き、そこから市町村役場→個人口座(あるいは直接支給)です。とにかく「罹(り)災証明」が必要なんですが、家や証明書すべて津波で流されて「本人確認」が出来ないというので「罹災証明」なしでも支給しようと決まりました。死者・行方不明35万円、家屋全焼全壊1戸35万円、半壊18万円、原発被害1戸100万円で、被害総額は25兆円になりそうです。第一次補正予算(5月)には4兆円だす(子ども手当なしに、高速道路無料化なしに、予算削減、年金半分税負担なしに)。増税は確かにすぐ出る金ではありません。法案を通すまででません。ですが900兆円も借金があるのにまた「赤字国債」ですか?日本国債の暴落の危険があり私は反対です。復興国債(2年から10年で元本返済(普通の国債は60年で元本返済ルール))しかないですね。その際「日銀」が買っては駄目。金融機関でないと。「復興税」というか被災地以外で10年間限定消費税2%(40兆円)増税です。また原発ですが今は更なる「水素爆発」を防ごうと「窒素」を炉心内部に注入しているところです。だが、ストロンチウムという放射線まで検知されました。ストロンチウムはカルシウムのように人骨に浸透する放射線です。チェルノブイリ事故では放射能汚染は10日間で520テラベクレル、福島第一原子力発電所事故では一ヶ月で63テラベクレルです。風向きによりあらたに福島県川俣町、飯舘村、南相馬市、田村町にも避難指示であるという。ちなみに「避難地区」は法的拘束力がない。「警戒地域」なら法的拘束力があり罰金もある。「電力ピークの夏が危ないなら4月5月6月に電気を貯めていればいいのでは?」は「電気」は貯められないのです。乾電池も「電気を貯めているのではなく元素反応で発電している」だけです。大きな乾電池が「発電所」という訳です。1987年7月24日の「大東京都心部大停電」の二の舞は避けたい。震災から1ヶ月以上過ぎればこんどは「心のケア」だ。欝、PTSD(心的外傷後ストレス障害)、不眠、悪夢、生活やお金、病気…まだまだこれからだ。

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小平 名もなく命もいらず アンコールブログ連載小説3

2013年08月05日 07時51分05秒 | 日記
  しばらくして、棺から離れて別の部屋にいってから、「想像もしなかったわ……あなたが……こんなところで生まれ育ったなんて」と卓淋は息をつぎながらいった。粗末な家が妙にしっくりこなかった。このすべてを、そして自分の知らない小平を、頭の中でなんとか整理しようとしていた。
「そりゃどうも」小平はそっけなくいった。
「そんなつもりでいったんじゃないわ」
 しかし、彼はきいてなかった。それから二人はすぐに、帰るべく外にでた。屋敷から車庫につづく屋根の下に並んで駐った二台の車のほうにあるいていった。一台は安っぽい農業者が乗るようなトラックだったが、小平の目が釘付けになっているのはもう一台のほうだった。
 なんだかピカピカのメード・イン・ヨーロッパの外車だった。あざやかなその外車はクリーム色で、人の手で忍耐強くワックスがかけられ、磨きこまれ、みごとな光沢を帯び、輝くばかりだった。
 卓淋は仰天した。「お父さんって、お金持ちだったの?」
「ただの地主さ」きらびやかな外車からかたときも目を離さずに、小平は答えた。「よく手入れしてある」車のボンネットをいとおしげになでた。
「すごい車ね」卓淋はほめた。
「おやじのやつ、無理して買ったんだ」小平は柔らかくいって、つけたした。
「ハンドルを握ったのは一度きりだけどな」
 その言い方がどこかおかしくて、卓淋は彼に鋭い目を向けた。しかし、彼はその視線を避け、黙り込んでしまった。
 石に囲まれた大きな花壇には、うっとりするほどさまざまな薔薇が集められていた。花が大好きな卓淋は、たいそうに珍しい品種が混じっているのに目をとめた。しかし、それらはうなだれ、葉はほこりをかぶり、花びらの先が茶色に変色しかけていた。
「水をやらなくちゃ……全部枯れてしまうわ」
 小平は薔薇に軽蔑の視線を投げ付けた。花をその場で枯らしてしまうようなスルドさだった。「心配しなくていい」と、ぴしゃっといった。またまた驚きだ。薔薇の園にいったいなんの恨みがあるというのか?

 それから、ふたりは車庫をあとにし、庭に置いてある長椅子に腰かけた。やがて不意に……
「なあ、あの外車のこと、覚えてる?」小平がきいた。
 卓淋は何か重大なことが起こるのを予感して、うなずいた。
「おやじのベービーだったんだ。あれと…くそったれの薔薇がさ」彼の声には、怒りをふくんだ苦々しさがあった。「おれはあの車には手も触れさせてもらえなかった。「高級車だからな」っていうのがおやじの口癖だった。「敬意を払わなくては。子供の乗るもんじゃない」っていうのさ」彼の声は気味悪いほど横柄で、卓淋は文明の言葉のこだまを聞いたような気がした。
「中学二年。十五のときだった。そのとき一度きりだけど、成績表を持って帰って、それがほとんど優で……」
 卓淋は感心した表情を浮かべた。
「そんな驚いた顔しないでくれよ」
「じゃあ、ぶっとばされたって顔はいかが?」
「やってみろ」卓淋はその表情をつくり、二人してにやっと笑いあった。
「で、おやじんとこへいった」小平は続けた。「おやじはいつものように「おめでとう」ともなんとも言わなかった。そして、口癖をいった。「お前ならもっと出来るはずだ」ってな。まぁ、またか!って感じだったよ」
「そう。」
「で、あの外車に友達乗せてドライヴしていいか、ってきいたんだ。勝利のドライヴってとこかな。おやじはだめだといった。けど、おれはとにかくでかけた。キーを盗んで。こっそり抜け出した」
「どうして、そんなことを」卓淋の目が彼の顔にじっと注がれ、答えをまっていた。
「だって、褒美として当然じゃないか!」小平の声がうわずり、ついには震えだした。「おれはみごとにやりとげた!おやじの言葉を借りればな。なのに……」小平の声がしぼんだ。「……おやじのやつ、へそ曲りのろくでなしだった」
 そのときからなのね、卓淋は悲しく考えた。そのときから、彼は父親が嫌いになったのね。彼女はなにもいわず、ただ熱心に耳を傾けた。
「で俺たちは村から離れて公道を走っていた。ガキ四人でさ。そしたら車を停められた。おやじが車の盗難届けを出してたんだ。自分の息子が許可なく車をもちだすはずない。たんに盗まれただけだって」小平の顔が苦悩に満ちたものになった。
「捕まったの?」
「あぁ」
「警察に?」
「そうさ。………警察本部。…友達のおやじは保釈金を積んで、一時間もしないうちに子供をつれてかえった。うちのおやじは知らんぷりだった……二日間も」
「ひどい…」深いショックを受けて、卓淋はつぶやいた。
「怖かった?」
「あぁ。酔っ払い連中がヘドを吐くし」彼は恐怖に満ちたあの四十八時間を思い出して、身震いした。「あのときだけはさすがの俺も腹の底から怖いとおもったね。パンツを濡らすほど…。おれはもうそれから父親とは口をきかなかった。そして、俺は家をでた。それっきり戻らなかった」
 そうだったの。そんな事情があったのね。息子に決して満足しようとしない、執念深い横暴な父親から逃げ出した少年、自分だってやれるんだということを父親にみせたくて自分なりに努力した少年の物語。しかし、残念ながら遅すぎた。父親が彼の成功をみとめることは決してないだろうし、彼の失敗を咎めることも二度とないだろう。父親が彼を誇りとすることもないのだ。
 小平が卓淋に笑顔を見せた。”こんなのへでもないさ”と強がってみせる笑顔だった。


         内戦の終結



  1939年。日本の傀儡国家、満州国が成立した。国家元首にはあのラストエンペラー、溥儀(ふぎ)がなった。しかし、なったといっても彼はたんなる日本軍部のパペット(操り人形)にしか過ぎなかった。その頃、中国共産党軍は国民党軍と日本軍に追われていた。そこで「長征」がふたたび開始された。………
 ”馬が倒れれば馬肉を食い、馬肉がなくなれば骨をかじり、骨さえなくなれば草の根樹皮を食い、最後にはベルトさえ食べた。飢え、病気、誤って食べた毒草、底無し沼、様々な危険が行軍兵士たちの命を奪っていった。”
 小平自身もチフスに犯され、半身半病のまま行軍したという。
 その4年前の1935年には、ある会議が開かれている。会議ではソ連派の指導部への不満が高まっていた。そんな中、周恩来がイスから立ち上がって言った。
「毛沢東同志を中国共産党のトップに指名します」
 こうして毛は実権を取り戻し、小平も復活した。毛、、周のそののち四十年にもおよぶトライアングルができた瞬間だった。
 ふたたび1939年……。日中戦争勃発。その頃より、小平の軍はすざまじく、日本軍から悪魔のように恐れられた、という。
 そしてついに、1945年。日本は広島と長崎に原爆をおとされ、無条件降伏をするのである。”耐えがたきを耐え、忍びがたきを忍び……”昭和天皇の声がラジオで流れた。 こうして、日本は戦争にやぶれ中国から引き上げた。しかし、その頃、中国は内戦に突入していた。共産党軍と国民党軍の泥沼の内戦である。いわゆる「国共戦」であった。
「国民党をやぶり、地主から農民を救おう!」
 毛の命令のもと、小平は次々と地主を殺していく。彼はのちにいっている。「彼等を殺さなくてはどうやって小作人たちに土地をわけ与えることができるのだ?」
 そうして小平は序々に国民党を追い詰めていくのである。そして……
 1949年、南京解放。国民党は惨敗し、命からがら台湾へと逃げのびていった。毛は小平について「あの男をナメてはいけない!国民党百万の兵を懺滅した男だ」と語ったという。そう、あの小平がである。

「おとうさん、どういうかしら?あなたの活躍をみたら」
 卓淋は彼にきいた。しかし、彼はいやそうな顔で、「さぁね」と答えるだけだったという。あんな父親のことなど、どうだっていい!とにかく、我々は勝ったのだ!……





         二・五戦略とTMD(戦域ミサイル防衛構想)


  ナチス・ドイツと日本帝国という悪の帝国が滅んだことは、とてもいいことだった。しかし、ドイツには原爆を落とさずに、何故アメリカは日本にだけ二発も落としたのか? もう日本の敗色は誰の目にも明らかな時に…。あるひとは、日本は黄色人種だから、だとか、あるひとは核爆弾の実験がしたかったのだ、という。しかし、それはあるにしても、戦争という状況下でおこったことであり、日本人が被害者意識だけをもって世界にアピールするのはおかしい。それどころか、日本は加害者であるのだ。中国や朝鮮などで大量の人々を虐殺したりレイプしたりしたのはどこの国の人間か?南京大虐殺は?従軍慰安婦は?731部隊は?まだまだある。だからけして日本人は被害者ではない。だからこそ、アジア諸国にまともに謝罪もしないでただ広島や長崎のことだけを持ち出して”世界平和”を宣言するこの国は、ひどく異常にみえるのである。
 確かに、広島などへの原爆人体実験は許してはならない。しかし、その前に加害者としての意識をもつことだ。
 ワイドショーだとかくだらない番組をみて馬鹿笑いしているだけではなく、そうした意識をもつこと……これが重要なのである。
”過去に無知なものは未来からも見放される運命にある”
 まさに至言なのだ。
 原爆をおとしたのは戦争終結を早めるため、そしてソ連に日本を侵略される前に日本に「降伏宣言」をさせてソ連をストップさせるため、というのがアメリカのたて前だ。
 しかし、その頃、ソ連も中国もアメリカの陰謀を知るよしもなかったろう。
 アメリカに軍産複合体が誕生したのは第二次世界大戦の頃である。大戦以前から、アメリカ国内では、ウォー・エコノミー(戦争経済)を永年的に維持していく必要性を産業界の大物たちが説いていた。独裁主義にかわって新たな敵・国際共産主義・ソ連邦や中国の影響力が台頭し始めたからだ。だがそれは、民主主義をおびやかす巨大な勢力の誕生も意味していた。
「アメリカの民主主義はいまや新しい勢力によっておびやかされている。それは軍産複合体と呼ばれる力である。軍産複合体の経済力、政治力、そして精神的とまでいえる影響力は、すべての州政府、すべての連邦政府機関に浸透している。この複合体が、われわれの自由と民主主義政治過程を破壊することを許してはならない」
 一九六一年、アイゼンハワーが大統領辞任演説で国民に残した警告だった。軍産複合体は、ソ連や中国との兵器近代化競争に打ち勝つため、膨大な補助金を大学の研究所に注ぎ込み、優秀な頭脳を集めて新しい武器開発を求めてきた。そこで得た成果をもとに、軍需産業が大量に生産する。優秀な大学で実験された武器や兵器が、大企業によって大量に生産される訳である。そして戦争によって大量に消費される。こうして軍産複合体は、大学の研究室と産業と政府がガッチリと手を組んで、冷戦という需要を手にして巨大なものとなっていったのだ。
 戦争を無傷で乗りきり、そして莫大な利益をあげた産業界にしてみれば「ウォー・エコノミーを維持すべき!」という意見は当然だった。しかし、ドイツは降伏してしまった。だが、戦争状態とはいかないまでも、その一歩手前であればかまわない。アメリカ人が納得するような潜在的脅威を秘めた敵……格好の敵がある。国際共産主義の代表で、共産革命により世界征服を狙う「ソヴィエト」と弟分の中国だ。
 戦後すぐにソ連はイランのアゼルバイジャンに傀儡政権を立て、中東への土台にしようとしたし、ギリシアやトルコでも混乱に乗じて共産革命の後押しを演じている。またチェコ・スロバキアをはじめとする東欧諸国はソ連圏に飲み込まれつつあった。(一九四七年六月、ハンガリーでは共産党が権力を握り、四八年にはチェコ・スロバキアも共産化された。一九四七年九月にはアメリカのマーシャル・プラン(欧州復興計画)に対抗するためソ連リーダー・シップのもと、コミンフォルムが結成された)
 アメリカ人にとっては、これはソ連の拡張主義以外のなにものでもなかった。
 第二次世界大戦では共に闘ったが、それはなりゆき上であって、もともとアメリカはソヴィエトの持つシステムには嫌悪感を抱いていた。だからソヴィエトを「悪の帝国」と呼ぼうが不自然ではなかった。もちろん、ソヴィエトが被害者だった訳ではない。それはモロトフ・リッベントロップ秘密義定書やカティンの森事件など様々なことでも明らかだ。そして、アメリカはソ連の弟分の中国もまた嫌っていた。
  さて、二・五戦略というのをご存じだろうか?
 これはアメリカの当時の軍事戦略である。
 わかりやすく書けば、二つの大きな戦争とそれプラス中くらいの内戦的な戦争をアメリカ軍は同時に実行できる、というペンタゴン(米国国防総省)の考えである。二つの大戦とは間違いなく、対ソ連と対中国、内戦は例えば朝鮮半島などだ。えらい自信である。しかし、ヴェトナム戦争で”そんなことはできない”ということをアメリカは証明してくれた。
 さて、話は変わるが、冷戦が終結してもうだいぶたつ。それから世界は軍縮に向けて動き続けたが、東アジアだけは例外である。
 理由は難しくない。東アジアでは中国と台湾、そして朝鮮半島がいう分断されたままであり、危機の構造が依然として存在するからである。そのため、東アジア諸国は財政が苦しい中から国防費予算を年々増大させ、新兵器の導入に血まなこになっているのだ。
 とりわけその問題が焦点となった台湾総統選挙をめぐって中国が態度を硬化させ、演習と称して台湾近海にミサイルを撃ちこむという事態になった。
 これに対して米国は台湾海峡周辺に空母『インディペンデンス』『ニミッツ』を中心とする海軍機動部隊を派遣した、ということもあった。
 しかし、本当に中国は「脅威」なのか?ときかれれば疑問符がつく。
 中国人民解放軍は約220万人で兵力こそ世界最大だが、装備は旧式で海軍の上陸作戦能力や空軍力は特に貧弱である。ロシアからスホーイ27、37戦闘機や潜水艦などの新型兵器の導入を急いでいるものの、外貨が充分でないためまとまった数をそろえることができず、また維持管理能力も低いので、実戦ではさほどの威力は発揮できないだろう。(新兵器の供給を外国に頼ること自体、軍事技術の水準が低いということ。)
 北朝鮮も似たりよったりで、北朝鮮軍が韓国軍をやぶって半島を占領することなどありえない。中国も北朝鮮(朝鮮民主主義人民共和国)もミサイルを除けばさしたる脅威はない。
 中国が台湾に上陸すること、武力占領することも、不可能である。しかし、戦略ミサイルを中国本土から発射して台湾にぶちこむことは可能だ。(発射から10分でターゲットに到達するというから、迎撃も難しいという。)
 これらのミサイルはすべて旧ソ連のものの改良型だ。北朝鮮の「ノドン」「テポドン」イラクの「アル・フセイン」中国の「M9」などはスカッド戦術ミサイルの改良型である。 ここにアメリカの軍需産業・軍産複合体は目をつけた。つまりTMD(戦域ミサイル防衛構想)である。(湾岸戦争の時のパトリオットの発展型)ここに生き残りをかけているのだ。また、軍産複合体のつぎの獲物は「朝鮮半島」だ。だから、「北朝鮮や中国の脅威」は軍需産業のメリットにつながる。だからこそ、中国軍などの装備の貧弱さをアピールしないで" 有事””有事”と主張するのだ。
  それに乗せられるのは、やはり日本国政府である。具体的にいえば、日本の馬鹿政治家はTMDのために巨額の予算を分担することだろう。
「中国が脅威だ」「危ないのだ!」「北朝鮮が脅威だ!」などと主張して開発や導入に巨額の予算を投じることなど愚の骨頂だといわざるえない。
 そもそもミサイルを迎撃するなどと考える前に、飛ばさなくする方法を考えていくこと、信頼関係を築くことの方が建設的であるはずだ。
 軍拡に走る国やテロ国家(北朝鮮、イラン、スーダン、シリア、キューバ、アルジェリアなど)へのODA(政府開発援助)などを考えて減らしたりゼロにしたりしていけば、「脅威」は少なくなる。そして、貧国の経済を発展させていけば、大半の「脅威」も消え去るのである。なぜなら、エスノ・ナショナリズム(民族主義)や宗教対立の根は貧しさにあるからだ。貧しいからこそ争う、銃をもつ、殺し合うのであり、所得が上がっていけば人々のフラストレーションも少なくなり、「脅威」などなくなっていくのだ。(教育も大事だけれど)そうしたアクション・プランが実行されること、「脅威」を減らしていくためのアクションこそが大事なのである。……
 日本に求められているのはまさにそれなのだ。










































   第二章 文化大革命





















         新中国成立


  一九四九年十月一日。
 天安門広場は大勢の人々でごったがえしていた。無数の赤旗と中国国旗がひるがえる。見物人の間から拍手が沸き上がった。彼等の視線は、毛沢東に向けられていた。
 毛沢東は足下の人々にむかって手をふった。そして、メモ用紙を取り出して、
「中華人民共和国
 今天成立了!」
 と宣言した。
 すぐさま大歓声と拍手がわきあがった。
「万才!万才!」
「毛沢東主席、万才!万才!」
「中華人民共和国万才!」
「万才!万才!」
 ”中国の革命は偉大ではあるが、
  革命後の行程はもっともながく、その仕事は、もっと偉大であり、もっとも労力のいるものである。
  中国の人民民主主義革命の勝利は、長い芝居のちいさな序幕にすぎない!
 われわれはまた新しい万里の長征の第一歩をふみだしたのだ。”
                      一九四九年・毛沢東

 中華人民共和国の成立である。
 小平はこの時、毛沢東のすぐ近くにたち、満足そうに宣言をきいていた。小平ときに四十五才……第二の出発の齢だった。

 毛沢東によって「新中国」の建国が宣言された。これは「共産党イコール新中国」という、共産党独裁宣言だった。そして、それは同時に共産党内での新たな権力闘争の始まりでもあった。それは、高嵐、暁瀬石の「反党陰謀活動」を理由とした摘発。これは周恩来と劉小奇らによる陰謀だった。こうしてさまざまな権力闘争が激化することになる。
  この年、一九四九年の十二月、毛沢東はソヴィエト連邦を訪れている。しかし、この頃より中国とソ連の仲は悪くなっていくのである。毛沢東とスターリンの確執の違い、それが原因だった。………



         チベット問題と朝鮮戦争


   中国軍政府がチベットを占領したのは、一九五○年のことである。以来、抵抗を続けていたチベット民衆は、59年首都ラサで武装蜂起したが鎮圧され、ダライ・ラマ14世は北インドへ亡命した。
 以後、独立運動が続いているが、この間の犠牲者は120万人(チベット側の発表)に達するという。このチベット虐殺・弾圧問題は日本人にはあまり知られてない。(もっとも日本人は国際情勢をまったく知らない)が、この問題は中国の人権弾圧問題として根が深い。また、公開処刑などが連日おこなわれるのも問題だ。

 1950年、六月。スターリンと毛沢東がGOサインを出し、突如として北朝鮮軍が38度線を突破し、南下してきた。これがのちにいう、朝鮮動乱である。
 国連軍として参戦した米軍司令官ダグラス・マッカーサーが、北朝鮮人民軍の背後から仁川に上陸、北朝鮮軍を寸断した。戦況が一気に逆転したところで、突然、20万人の中国共産党人民志願軍がなだれ込み、国連軍は38度線まで押しもどされてしまう。あまりの人海戦術に苦戦したマッカーサーは中国軍の後ろ・北朝鮮に原爆投下を進言する。だが、トルーマン大統領(当時)に却下され、マッカーサーは「アジアの紛争にアメリカは関与すべきではない」といったのち解任されてしまう。
「老兵は死なず、ただ消え去るのみ」という彼の言葉は、あまりにも有名である。南北朝鮮は分断されて現在にいたる。
 が、この悲劇の元は日本であることを忘れてはならない。(日本が侵略した半島を解放するという名目で米軍とソ連軍が半島に駐留し、半島は共産と反共産国に分断された。そうした冷戦化のしくずが現在の朝鮮半島である。ヴェルリンの壁がくずれ、ソ連邦が消滅した今、この半島だけが冷戦状況をひきずっているということになる。)
 とにかく北朝鮮のことは後述するが、この半島は注意深くウォッチしてもらいたい。この半島に内戦でも起これば、ボートですぐにいける国・日本に大量の難民がやって来ることは間違いがないのだから。
 よもや、それさえ理解できない人間がいるとは考えにくいが、いるかも知れない。しかし、そんな馬鹿はほうっておいて読者の皆様には真剣にウォッチして頂けることを願いたい。
 なにも一日中、北朝鮮や中東などに目を向けろといっている訳ではない。ほんの五分でもいい、一分でもいいから海の向こうに目を向けて自分で考えてほしい。
 ”国家にとってもっとも恐るべき敵は、何事にも無関心な国民である”
 JFKの言葉だ。
 …これこそまさに至言なのだ。
 考えればわかる。自分のこと、自分の金のこと、恋人のことや子供のこと成績のこと…こうしたことだけしか考えず、海の向こうでなにが起ころうが無関心を決め込む。そして、ワイドショーやくだらないバラエティ番組やカラオケに逃げ込む。バングラデシュやアフリカで何万人死のうが、チェチエンなどで何人死のうが”どうでもいい”と考える。もしくは”世界が平和になりますように”などと漠然と考える。考えるだけでアクションを起こさないならそれは何もしないのも同じことだ。
 無関心を決め込む人間ほど恐ろしいものはない。なぜなら、無関心=関心のないことにはコミットしない勉強しない、考えない……ということだからだ。
だからそうした人間は馬鹿になる。教科書は暗記できるがオウムに騙されてサリンをまいたりするようになるのだ。
 すべて、自分の頭で考えないから……何ごとにも無関心をきめこむからそうなるのである。なんとなく薬害エイズ運動に参加した手合いも同レヴェルである。ならばどうするか? 自分で考えろ!といいたい。とりあえず、十八才以上にもなって本屋やラーメン屋でぶ厚いマンガ雑誌を読み耽るような人間にはなるな!
























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