長尾景虎 上杉奇兵隊記「草莽崛起」<彼を知り己を知れば百戦して殆うからず>

政治経済教育から文化マスメディアまでインテリジェンティズム日記

【脳科学・心理学】⑤人間心理の序の序「幸せをつかむ脳の使い方」中野信子氏(脳科学者)著作参照・人間何処まで大きくなれるか!

2021年06月30日 13時33分47秒 | 日記
















 努力が継続できない人間は、誰かのせいや病気や障害のせいにする。まあ、楽なほうに逃げているだけだ。確かに、知的障害やうつ病にアスペルガー症候群……病気や障害で本当に「努力継続」ができないひともいるかも知れない。
  どうすれば「努力継続」「研究」ができるのか? ちょっとコツを伝授します。
 努力継続のほうは「好きだと思う」と前述したが、「研究」のほうはとにかく「何故だ?」と考えよ、ということ。例えば、教科書に微分積分の説明が書いてあっても、最初は「ん? よくわからない。何言ってんだ?」ってなる。そこで、「何故か?」という疑問を繰り返す。
 こうすればその中身に迫るまで、疑問を続ければ、理解力が高まる。
 勉学というのは「これは何だろう?」という疑問を解決することだから。
 また、紙切れに、「テレビ」「猫」「自動車」「サッカー」「棚田」「食糧倉庫」……なんでもいいから書いて、ポケットに入れる。その後に、紙切れを見ないで二枚とる。
 そこで出た紙切れの文字で想像する。「猫」「食糧倉庫」がでたら、「猫が飼われるようになったのはネズミ駆除で…」とかブレーンストーミングを考えて特訓する。
 これだけで考える頭の特訓になる。
 わたしが批判にさらされたときに思うのは坂本龍馬の言葉。
「世の人は、われをなんとも言わば言え、わが為すことは、われのみぞ知る」
 反論、逆境、批判、誹謗中傷も関係ない。つまらない批判などに、負けるわけがない。
 本当のオリジナルは、「もう無理だ」という分野のその先にある。
 世界中で、そこで挫折しているなら、〝その先〟こそ、千載一遇の好機である。
 僕は負けず嫌いだし、あきらめるのも嫌い。
 人間は才能より、あきらめない粘り力で決まる。だから「努力の継続」は大事なんだ。
     臥竜      長尾景虎

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【脳科学・心理学】④人間心理の序の序「幸せをつかむ脳の使い方」中野信子氏(脳科学者)著作参照・人間何処まで大きくなれるか!

2021年06月29日 13時02分44秒 | 日記






















 
 学校の勉強を役に立たない、というひとがいるが勉強は、「心の体操」であり、「自分磨き」なんです。もう学生でない人も独学で勉学に励んでいる人も全部、「自分のため」なんですよね。また、理数系の人は分析して、想定内のことにしか時間を割かない。
 文系の人は理屈よりも先に直感で動く。そしてガンガンと体当たりしながら、成功と失敗を繰り返して前進していく。
 組織でも国家でもこういうタイプの人間が必要なんです。
 こういうひとを「イノベーター」という。
 大人になってから勉強しても遅くはない。経営とか経済とか統計学とか。遅くない。
「どうして学校は、国語とか数学とか理科とか勉強するんだろう? それより、もっと仕事の役に立つ、経済や経営や株式投資や介護や医療技術やITプログラムとか教えたら?」
 そう思った人もいるかも知れない。だが、学校の勉強や部活は「自分磨き」なんです。
 国語も理科も数学も英語も、おとなになったときに基礎になる。
 いい歳になって「更地って何?」「冷戦ってどことどこが戦ったの?」「プリンターって何?」「ASEANって何?」「旧ソ連って何?」ならタダの馬鹿でしょ?
 そういう社会の常識を身に着けるのが勉強だし、大人なら、勉強しなおすべきだ。
 バカだから。
 また、まわりのひとの幸せを考えて行動することも大事です。それが大きくなれば「社会貢献」につながる。いきなり「世界のみんなを幸せにしたい!」と思っても出来るわけない。
 マザー・テレサはノーベル平和賞を受賞したとき、記者に、
「世界平和に貢献するためにはなにをしたらいいでしょうか?」ときかれて、「家に帰って、家族を大切にしてあげてください」と答えた。まさにその通り。まずは家族、親戚、近所の人、友達………少しずつでいい。いきなり世界など救えない。
 多くの人はお金持ちになり、年収億越え、とか考えているかもしれない。
だが、お金は人を不幸にする。
経営者や作家や漫画家になれば億万のお金が入ってきて、幸せな日々が送れる、と。
だが、知り合いの経営者も億万長者の成功者も、みんなお金で地獄の生活をしている。
とくにお金儲けにとりつかれたひとはもう不幸。経営者も作家もミュージシャンも辞表を出せない。辞められない。出す相手がいない。自分しかいない。
億万の金が入ってくれば、自分では大丈夫と思っても、妬まれたり、「寄付して」「金を恵んでくれ」「うちの娘が重病で」などたかられたり、誹謗中傷とか、逆恨みでの暗殺とか。まわりがどんどん変わって、人間関係がおかしくなる。詐欺師にたかられたり、変な宗教にたかられたり、親戚や学友や兄弟姉妹も、金目当てに「儲け話」や「店を出したい」「映画を作りたい」「ねずみ講」を言ってきたりする。
資産があるのはいいことだが、そういう苦悩の地獄もあるのだ。
経営者なら従業員を路頭に迷わすようなことは出来ないし、芸術家にも家族がいる。
また、豊かさは「選択肢の数」で決まります。
 勉学や言論や職業やらの選択肢が多い国ほどいい国だ。
「よっちゃんイカで鯉御殿……いいなあ」みたいな馬鹿げた羨望じゃあないのだ。

 頭の悪い奴は、大きなビジョンを描く。「本気」で、夢や希望を口にする。当然、失敗ばかり。だが、だからこそ、逃げずに、楽なほうに逃げずに、努力を継続する。だからこそ、大成する。みんな、大なり小なり大志がある。
 ところが、成長するにつれて、「自分だけが大事。他人は関係ない」と考えるようになる。
 自分だけが大切だから、まわり中がみんな敵に見えてくる。みんなが攻撃すると妄想する。ストレスがたまる。生きててちっとも楽しくない。
 あいつは誹謗中傷でブログで儲けている……攻撃して自殺に追い込みたい……
でもね、自分よりまわりの幸せを考えてごらん。誰かの喜びのために生きてみなさい。
困っている他人の荷物をもってあげる。誰かをたすけることに熱中する。
 そうすれば人生は楽しくなるし、薔薇色になる。
           臥竜      長尾景虎

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「13歳の叫び 相談できない。いじめがつらい」子供や若者を救う道へ歩め!賢いカウンセラー相談員への道SP!

2021年06月28日 17時14分31秒 | 日記











「つらくても相談なんてできないよ」13歳 僕の叫び
2021年6月28日 15時54分

「○○(僕のフルネーム)死ね」「ウザい」「消えろ」

スクールバスの座席に、サインペンで書かれた落書きの数々。

教室にも居場所なんてない。だから昼休みはトイレにこもってやり過ごした。

「学校に行きたくない」

13歳の僕は、毎日毎日そう思っていたけれど、口には出せなかった。

僕の心は「相談なんかしたら負け」という気持ちに縛られていた。

そう思っていた“僕”を取材しました。

(ネットワーク報道部記者 谷井実穂子)

惨めで、恥ずかしくて
中学1年生の僕。

毎朝、スクールバスに乗った。

学校までは20分ほど。

僕にとって地獄のような時間だった。

僕を名指しした落書きを見つけるのだ。

見るたびに、惨めで、恥ずかしくて、消えてしまいたくなった。

この落書きを誰がしたのか、僕には見当がつかなかった。

バスには何十人という生徒が、すし詰めの状態で乗る。

落書きは、バスに乗る誰かが書くのだろう。

でも、直接、僕に悪口を言ってくる人はいない。

いったい誰なのか。

みんなは誰が書いたのか、知っているんじゃないか。

僕は、落書きを見るたび、学校中に“敵”が増えていっているような気がして恐ろしくなっていた。
中学校の生徒手帳
「早く帰りたい」
始まったのは、中学校に入学してすぐだった。

それまで普通に話していた同級生に声をかけても、返事をされなくなったと感じることが増えていった。

なんでそうなるのか。

嫌われるようなことをした覚えは一切ない。

そのうち学校中から避けられていると感じるようになった。

昼休みは特にきつい。

当然、お弁当を一緒に食べる人はいない。

教室の居心地が悪いので、トイレの個室にこもる日が増えた。

お母さんが作ってくれたお弁当。

トイレで食べる気にはなれず、一口も食べずにこっそりゴミ箱に捨てた。

学校にいることは苦痛以外、何物でもなかった。

授業が終わって帰れるようになるまで、「早く帰りたい」と、ひたすらそればかり考えていた。
体の異常
そんな生活を送っていると、体が悲鳴を上げた。

とにかくお腹が痛いのだ。

学校にいる間中、トイレを我慢して、帰宅したらすぐにトイレに駆け込む。

そんなことが何日も続いた。

朝、玄関で倒れたこともあった。

学校に行こうとすると、頭がクラクラして立っていられなくなるのだ。

それも一度や二度ではなかった。

食欲もなくなって、ガリガリに痩せた。

小学生の時の丸々とした体つきは、中学1年の夏休み頃には、あばら骨が浮き出るほどに細くなっていた。
大人は気付かない
両親はさすがに、僕の体がどこか悪いんじゃないかと心配して何度も病院に連れて行ってくれた。

でも、検査結果はいつも「異常なし」。

そのたびに「それなら学校に行ったら」と言われた。

健康面の心配はしてくれても、学校で僕が置かれた状況には気づいていないようだった。

両親は鈍感な人たちではない。

小学校の頃に、エアガンで顔を撃たれたり、ダウンジャケットをはさみで切り裂かれたりしたときは、痛そうにしている様子や、ボロボロになった洋服を見て、異変に気付いてくれた。

そして、相手の子どもやその親と向き合い、対処してくれた。

でも、中学生になってからの、落書きや孤立は、見た目ではわからない。
演じた「普通の中学生」
それに僕も家に帰ってくると、できる限り「普通の中学生」を演じていた。

わざわざ受験をして、中高一貫の私立中学校に入学したこともあり、「学校にはちゃんと通わないと」と思っていた。

両親は勉強に厳しかった。

特に父。

夕食のたびに「将来の役に立つから、勉強しなさい」と繰り返された。

分厚い参考書を何冊も渡されたけれど、文字だらけで読む気がしなかった。

正直に言って、僕はそんなに勉強が得意な方じゃない。

塾に通って、私立中学には何とか滑り込んだけれど、成績は下から数えた方が早かった。

それに比べて、兄は勉強がよくできた。

中学受験では偏差値の高い有名進学校に合格し、近所ではちょっと知られる存在だった。

お兄ちゃんは勉強ができるのに…。

さすがに口に出してそう言われることはなかった。

でも、両親がそんな風に考えているに違いないと、僕は感じていた。

「勉強したくない」とか「学校に行きたくない」なんて言えなかった。

逆に、どんどん「勉強しなきゃいけない」「学校に行かなきゃいけない」、あらゆることをちゃんとできないといけないと思っていた。
相談するなんて負け
だからこそ「誰かに悩みを相談する」なんてことは、僕にとって、最も恥ずかしいことだった。

先生や親に相談したら「告げ口」だと思われて、エスカレートするんじゃないかという不安もあった。

でも何より、相談することは、ちゃんとできない自分を認めることになる。

両親も認めてくれないだろうし、僕自身が許せなかった。

「悩んで相談するなんて、弱いやつのすることで、負けだ」

そう思っていた。
心の悲鳴
でも、やがて「普通の中学生」を演じることもできなくなった。

心も悲鳴を上げ始めたのだ。

心がモヤモヤして、イライラして、どうしようもなくなり、僕は暴れるようになった。

家のドアや壁を殴って、何カ所も穴をあけた。

何度も何度も壁に頭を打ち付けた。

何が起きたのかと、父が僕を羽交い締めにして、頭を打ち付けないようにする。

でもバタバタと暴れ続けた。

痛かったけれど、そうする以外、どうすればいいのかわからなかったのだ。
身近に感じた“死”
そんな生活が続いた中学1年の終わりごろ、10代の自殺が相次いでいるといった内容のニュースを偶然、テレビで目にした。

「このままだと僕も自殺するかもな」

壁に頭を打ち付けて、自分を痛めつける延長線上に“自殺”があるのかもしれない。

初めて“死”を身近に感じた。

でも死にたいわけではない。

なんとかしないと。

僕にとって転機だった。

それからすぐ、学校で「スクールカウンセラー」を案内するチラシが配られた。

たぶん同じようなチラシは何度も配られていたんだと思う。

でも「相談は負け」だと思っていた僕の目には、まったく入っていなかった。

だけど、このときは「これだ」と思った。

追い詰められた僕を、なんとかしてくれるのではないかと思ったのだ。

数日後、カウンセリングを予約した。
初めての「相談」
通っていた学校のカウンセリングルーム(現在)
予約当日。

カウンセリングルームは、普段の教室からは少し離れた、別の建物にある。
放課後、僕はすぐにその建物に向かった。

下校する生徒たちに、部屋に入っていく姿は見られたくない。

でも、緊張する。

なかなか部屋には入れず、ドアの前の廊下を何度も行ったり来たり。

意を決してドアを開けると、中には、長机を2つくっつけた大きなテーブルと、観葉植物があった。

病院とも保健室とも違う。

僕にとって不思議な空間だった。

パーテーションの向こうから現れたカウンセラーは年配の女性だった。

「こんにちは。ここに座って」

言われるままに、1メートルほどの距離で向かい合って座った。
現在のカウンセリングルームの中
何を聞かれるんだろう。

とにかく落ち着かない。

頭は真っ白だった。

カウンセラーは、雑談っぽいことを話している。

だけど僕には、何も入ってこない。

すると、こう聞かれた。

「まずは自己紹介してみて」

頭がさらに真っ白になる。

何をどう話せばいいのかわからない。

僕は、黙ってしまった。

沈黙が永遠に続くのではないかと感じていた時、カウンセラーが、こう問いかけてきた。

「何かつらいことはある?」

“つらい”

そのことばに、僕の心が、激しく反応した。

心に抱え込んできたモヤモヤやイライラ。

それは“つらい”ということだったのか。

えたいの知れないものに名前がついた。

そんな感じがした。

「僕はつらかったのか」

やっと見つけた自分を表現することば。

それがわかると、これまでの状況や、両親の対応、そしてその時々に僕がどう感じていたのか、次々にことばとなってあふれてきた。

50分間のカウンセリングの時間。

ほぼ一方的に僕が話していた。

カウンセラーは、その話を、ただただ聞いていた。

「学校を休みたい」

今まで言えなかった気持ちも話した。

そのことも否定されることなく聞いてもらった。

これは相談だったんだろうか。

アドバイスをもらったわけでもない。

ただ、部屋を出たあとの僕は、肩の荷が下りたように感じた。

「相談するなんて負け」という感覚もなくなっていた。
親への告白
その後の僕はずいぶんと変わった。

暴れることはなくなったし、自分の気持ちに素直に向き合えるようになっていた。

カウンセリングから数日後。

学校から帰ってきた僕は、ずっと言えないでいた気持ちを、母に伝えた。

「お母さん、僕、学校に行きたくない。しばらく休みたい」

母からは「なんで?」と聞かれた。

「いじめられていて、つらいから」

そう話すと、母は理解した様子だった。

「勉強、勉強」と言われていた中で、その反応は意外だった。

でも、僕にとっては、気持ちを、真正面から落ち着いて伝えられたことが大きな変化だった。

その後、両親には、学校で何があったのか、僕がどう感じていたのかを伝えた。

そして学校を休むようになった。
“僕”と両親
両親は学校に連絡し、教頭先生と話し合ってくれた。

何があったのか僕からも教頭先生に話した。

先生は真剣に聞いてくれた。

父の机の上には「不登校」とか「いじめ」に関する本が並ぶようになった。

どの本も、文章の至る所に線が引かれボロボロになっていった。

「僕のことをわかろうとお父さんも頑張っているんだな」

そう思うとうれしくて涙が出た。
鎖がとけた僕
学校に行かなくなると、心も体も元気になった。

お腹の痛みはすっかりなくなり、ガリガリだった体も、元に戻っていった。

学校を休んでいる間、両親は僕を旅行に連れて行ってくれた。

平日だったので、父は仕事を休んだ。

旅先では、星空のきれいな夜に海で釣りをした。
夜ごはんでは、新鮮な魚をたくさん食べた。

その写真を撮って教頭先生にメールで送ると「うまそうだな。俺の夕飯はカップラーメンだ」という返信が来た。

ちょっと申し訳ない気持ちになったのを覚えている。
再び学校へ
休みはじめて1年ほど。

中学3年に進級するタイミングで、僕は学校に再び通うことにした。

月に数回、カウンセリングにも通った。

聞いてくれたのは、最初からずっと変わらない女性のカウンセラー。

学校に通い始めると、僕のことを「ずる休みしていたやつだ」なんて言う声も聞こえてきた。

カウンセラーには、そんなことがあるたび、僕がどう感じたのかを聞いてもらった。

「つらくても相談できるから大丈夫」

自分の気持ちを出せる場所があるという安心感ができていた。

嫌なことを言われても、以前ほど落ち込まなくなったし、面と向かって反論したこともあった。

そのうちに友だちもできたし、高校を卒業するまで、そんなに嫌な思い出はない。

カウンセラーに話す内容も、人間関係だけでなく、進路の悩みなんかに変わっていった。
30歳になった“僕”
“僕”、栗本顕は、30歳になった今、カウンセラーとして働いています。

自分の経験から、誰かの気持ちを受け止められる人になりたいと思ったからです。

大学院で学び、資格もとって、中学や高校でスクールカウンセラーをしています。

SNSでの相談にも広く応じています。
中学生の時の僕のように“相談できない”子どもも少なくありません。

「弱い部分を見せたら負け」「恥ずかしい」

やっぱり、そう思っているようです。

「自分の悩みなんて大したことないと思っていた」と言う子も結構います。

でも、子どもたちには、相談してほしいと伝えたいです。

どんな小さな悩みでもいいんです。

もし相談した誰かに否定されたり拒絶されたりしても、別の誰かで受け止めてくれる人が必ずいます。

「話す」ことは「放す」こと。

誰かに話をすることで、心の中にある“つらさ”や“悲しさ”といった重荷が解き放たれ、気持ちを楽にするんです。
“僕”をわかろうとして
SNS相談に応じる
保護者の方々にもわかってもらいたいことがあります。

何の問題もないように見えても、子どもが“相談できない”状態になっているのかもしれないと、少し踏み込んで考えてみてほしいのです。

かといって無理に心を開かせようと問い詰めても、逆効果になる可能性があります。

子どもの姿をじっくり見守り、理解する姿勢を示してみてください。

そして“タイミング”を待ってください。

もし子どもが話し始めたら、そのことばをじっくりと受け止めてあげてください。

追い詰められた状態の子どもは、アドバイスが欲しいわけではありません。

大人に、ありのままを理解してもらうことを願っているんです。
悩みを話そうと思ったら…
24時間子供SOSダイヤル(年中無休)
0120ー0-78310(なやみ言おう)

こころのほっとチャット(SNS相談)※栗本さんも所属
LINE:@kokorohotchat

文部科学省が子どもの相談先の一覧をまとめたホームページ
https://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/seitoshidou/06112210.htm(NHKのサイトを離れます)

厚生労働省が設けているさまざまな相談機関を検索できるサイト
http://shienjoho.go.jp/(NHKのサイトを離れます)

当然、この記事は栗本さんに著作権がある訳です。が、どうしても今の子供たちに紹介したい記事ですので、どうぞ引用をお許しください。いま、「死にたい」と悩んでいる若者や子供たちに届けたい。是非、届けなければ。と思うのです。
また、NHKによる記事ですので、NHKさんもどうぞ引用を許可いただけますでしょうか。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【ヒトは「いじめ」をやめられない】(脳科学者)中野信子氏参照「いじめをノックアウト」そんなの綺麗事、絶対になくならない!

2021年06月28日 16時05分25秒 | 日記













【ヒトは「いじめ」をやめられない】(脳科学者)中野信子氏参照「いじめをノックアウト」そんなの綺麗事、絶対になくならない!   

まず、ハッキリ言って「いじめ」は絶対になくならない、ということ。
ヒトは「いじめ」をやめられない。何故なら、「いじめ」ることでストレスを発散させ、快楽を得て、〝同じ共通の敵〟を攻撃していることで〝仲間(集団)意識〟を高めるから。
私事ですが、三十年前の仙台幸〇中学生たちの私への「いじめ」というか「テロ」はそれはひどかった。
人間の武器は集団です。人間はライオンや象やゴリラより弱い。
しかし、集団になって、頭を使うことによって、他の動物より優位に立ちました。
「いじめ」というのは、自分たちの集団に害になる人間を排除(社会的排除)するヒトが生存率を高めるための進化の過程ーーつまり社会脳の発達心より身につけた「機能」です。
いままで「いじめをなくそう」「いじめをノックアウト」などの綺麗ごとがいっぱいありましたが、「いじめ」はまったくなくなっていません。
いじめは、楽しい、快楽だからです。まあ、いじめられるほうはたまったものではないし、いじめるほうが全部悪いのですが。
昔、NHKの元・アナウンサの寺〇亜〇子が、NHKの番組で、「嫌いな人でもスキンシップをとれば好きになれる」というコーナーで、顔を醜悪にゆがめて「触るのも嫌だ」といじめ発言したのもシンボリックなことです。寺〇は「いじめをノックアウト」番組にもでてたようですが。
標的は誰か知りませんが、寺〇も「いじめ」ていた訳です。
いじめは「裏切り者検出モジュール」を左右するセロトニンが決めています。
将来的なリスクを感知する能力で、「フリーライダー」(ただ乗りのひと)(集団の中で浮いているひと。変わったひと)を排除して、制裁(サンクション)を加えようとします。最初はいじめっ子も「正しい行動」と思っているのです。
「自分たちの和を乱す」「集団を守るためにあいつは排除しなければ……」むろん、いじめられる人に罪はありませんが。
実は日本人には〝いじめ体質〟がおおい。外国より日本のほうがいじめが多い。
いじめは敵を排除して、リスクを下げようという行動で、当然、女も(いじめ=村八分)男も(いじめ=暴力や恐喝やマウント)いじめ体質はあります。
もちろん、暴力をふるってケガをさせたり、恐喝で大金を獲ったり、万引きを強要するのはただの犯罪ですから。
警察に逮捕させて、少年院にぶちこみましょう。ただし、感情論で「いじめ=犯罪=重罪に処して」みたいなのではない。
「いじめ」は他人と違うことが原因ですから、そんな集団にいなくていいんです。
学校以外の場所(フリースクールとか施設・自宅)を活用したり。いじめっこと空間的・時間的距離を置く。
ネット炎上も同じ。
また、攻撃されやすいひとも、他人を酷く馬鹿にして誹謗中傷をしたり、自分から攻撃したらそれは反撃されますよ。
もし、「いじめ」があったら、距離を置く。
その場を去る。そのサイトにはかかわらないことです。それに、〝ネット掲示板荒らし〟など犯罪みたいな〝つけこまれる行為〟などやめることです。
いじめっこはそれを理由に攻撃してくるのですから。
「いじめ」は絶対になくなりません。いじめっこはいじめるときニヤニヤしているでしょう?
楽しいから。ストレス発散だから。ゲームだから、です。そして、いじめられる側は何も悪くありません。
いじめる側が一方的に悪いのです。要は、いじめられても自死しないこと。
死んだら、いじめっこたちが「あいつ死んだー! やったー!」と万々歳するだけ。
とにかく生きて! そして、努力して、いじめっこたちより〝社会的に成功〟して、いじめっこたちを見返してやりましょう!
それこそが復讐です! いじめっこを刺したり、殺したら駄目ですよ。それは犯罪です。

臥竜    長尾景虎



  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【脳科学・心理学】③人間心理の序の序「幸せをつかむ脳の使い方」中野信子氏(脳科学者)著作参照・人間何処まで大きくなれるか!

2021年06月28日 07時44分48秒 | 日記


















 次に、「判断」「慎重」………どちらがいいか? について迫っていきましょう。
今は情報が膨大に有り、データが大量に蓄積されています。
ですが、そういうなかでも、その情報の取捨選択をして、膨大な情報の中で「速い決断」をメインに心がけなければ、時代においていかれてしまいます。今や、決断の速さが、人生の「勝ち組」「負け組」を決めてしまうのです。
ですが、一方で、「遅い決断」というのも鍛えておくべきでしょう。
それは、手痛いミスを犯さないために、慎重に、判断を練って、おおきな決断をするときです。
決断しても、失敗したら何にもなりません。失敗はどう言い訳しても失敗でしかない。
また、そのさいのリーダーは誰を選ぶべきでしょうか?
リーダーはすぐれた知識とリーダーシップがあれば……でもそうしたひとが選ばれないこともあります。
確信を持って、自信のある態度のひとに決まることが多い。その確信や自信が間違っていてもです。脳は騙されるのです。
また、空気を読むことが正しいのでしょうか?
集団の「同調圧力」についつい流されずに。判断力をつけましょう!
脳は決めるのが好きです。
『ゲシュタルト知覚』も『クラスター錯覚』も、自分の思い描いた物事を、「なんらかの関連があるかたまり」ととらえる脳の妄想。
自分の目にしている物事の「関連性」を疑ってください。
リーダーに選ばれるには「確信」と「自信に満ちた行動と態度」だけです。脳は騙されるのです。

 臥竜   長尾景虎

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

池上彰のニュースそうだったのか!2021年(令和三年)6月26日(土曜日)テレビ朝日放送分「何故こんなことになるのか?日本のしくみ」SP

2021年06月27日 11時22分41秒 | 日記















池上彰のニュースそうだったのか!2021年(令和三年)6月26日(土曜日)テレビ朝日放送分「何故こんなことになるのか?日本の仕組み」スペシャル


 新型コロナウイルス関連のニュースで、大臣や知事や首相など大勢テレビに出ている。誰が思い浮かぶ?
「小池東京都知事」「菅総理大臣」「加藤官房長官」(菅内閣の大臣の一人)(総理大臣の補佐役 広報担当)
「田村厚生労働大臣」(感染症・薬の許可など担当)(娘さんがテレビのアナウンサー)「河野大臣」(ワクチン担当)(行政改革・規制改革担当でもある)(菅総理のお気に入り・同じ神奈川選出政治家)
「新型コロナ担当 西村大臣」(安倍政権の時に「西村は答弁がうまい」「やつにやらせろ」「議員立法に明るい」「信頼できる」「(安倍の)イエスマン。加藤厚労大臣では駄目。西村なら首相に従順で、ひたすら盲従する」)

 なんでこんな人数になるのか? 船頭多くして船山に上る? よく言えば役割分担。悪く言えば〝タテ割り〟〝タテ割り行政〟
ワクチンを打つのも、(ワクチンの審査・承認「厚労省」)(運送「国交省」)(冷蔵庫などの確保「経産省」)(自治体との調整「総務省」)(針の廃棄「環境省」)(予算の確保「財務省」)(東京・大阪の大規模接種センター「防衛省」)

 〝タテ割り〟は横のつながりがない。組織は上下関係だから。〝タテ割り〟にならざるを得ない。例えば、役所に行くと、「××課」「○○課」「△△課」「その管轄は***課へ」「それはXX課へ」とたらいまわしにされることも。
 同じようなことをやっていて無駄も多い。どこまでも〝タテ割り〟。

 コロナ対策の仕組みを見てみよう。そもそも感染症の対応は厚生労働省。→しかし、(想定外)。これほど感染が拡大すると考えていなかった。だから誰も対応できない。そこでこんな体制をつくった。

***首相をトップに『対策本部』(すべての大臣)(疑問「どう思う?」)⇔(提言「それは**」)『専門家(医療・経済)』
          (対策本部の下に『各省庁』)      専門家トップ コロナ分科会尾身会長(医者・WHOに勤務)
     だが、尾身会長が意見を言い、提言し、リーダーシップをとるのではなく、「五輪開催はあり得ない」「無観客で」というのも、野党議員に聞かれたからの答弁で。尾身さんが判断を下すわけではない。聞かれたら答えるのが専門家チームの役割。

 デジタル化が進まない。各省庁で使っているシステムが違う。民間は会議のリモートをZoomで行うが、省庁ではセキュリティの問題があるために、独自のシステムを作らざるを得ない。デジタル庁の創設(2021年9月スタート)。民間から専門家を大量に雇っている。が、新人の民間官僚に、山のような紙の書類を渡した。それで、「まずこれからデジタル化しましょう」と。まるで冗談だ。

子供の虐待のリスクも高い。子供の貧困も。だがこれも〝タテ割り〟(*自治体の福祉担当(生活保護))(*学校(学力低下・給食費滞納))
 *(厚労省)「児童相談所」 *(警察)「事件の対応」*(文科省)「学校での対応」*(法務省)「子供の人権」
 ⇒こども庁の創設を検討。

〝タテ割り行政〟例えば、*堤防の河川敷の斜面の草刈りで、斜面は綺麗に刈られているのに道路の端は草ぼうぼう。
  (河川敷「京都府」)(道路「京都市」)自治体の管轄が違うから。
 *消えかかった横断歩道………一部だけきれい。管轄が違うから。交通標識・表示は国家公安委員会・(実質は)警察
           だが、下水道・上水道の工事は市町村の担当。(工事して、その道路の上の部分の横断歩道だけ新しく)
    なぜか?予算が決まっているから。管轄が違うので、管轄侵害は法律違反になるから。


  昔からの〝タテ割り行政〟の例もある。「幼稚園(文部科学省管轄)」と「保育園(厚生労働省管轄)」だ。
 幼稚園はいつも定員割れ。なら、組み合わせていいところどり、を。といういわゆる「保幼一元化」という考えもあるが。
 それで、なら、と「認定こども園(内閣府管轄)」ができただけ。それぞれに政治家がいて、支援団体があるから変えられない。
 省が違うと、管轄が違う。官僚は省庁に就職。最初は「国のために」と志。だが、次第に、「わが省庁の利権」と。
 省庁間の出向や派遣もあるが。省庁にはルールがある。⇒タコつぼ行政
 人口が一億人なら省庁が巨大化する。分業もある程度は仕方がない。

ワクチンは本当は〝治験〟で67か月(五年)かかる。アメリカは67か月を11か月にした。
「ワクチン開発」(「開発」⇒第一相⇒第二相⇒第三相⇒(治験))「承認」「製造」「配布」ここまでで67か月(5年間)
 だが、アメリカは今回の新型コロナワクチンを「開発」から「承認」「製造」「配布」まで11か月で工程を同時並行でつくった。
題して「ワープスピード作戦」。アメリカのワクチン接種のリーダーは軍人。ぺルナ陸軍大将。何故なら、米国ではワクチン接種や感染症対策は「国防」だから。(国防総省を中心に、保健福祉省、疾病対策センター(CDC)、製造会社、国立研究所らをまとめた)

日本人は〝指示待ち〟人間が多すぎる。自分の意見をいわない。〝教育の失敗〟っぽい。
日本版CDC(疾病対策センター)(日本では国立感染症研究所)日本と比べて、米国CDCは、職員数約20倍、予算100倍!

  デジタル化(韓国の場合)
 *スマホの中にある運転免許証(身分証明につかえる)
 *引っ越しの時は政府のサイトで。(免許証住所変更)(転居手続きなど)すべてを自動的にサイトで行う。
  (年金の加入記録)(卒業証明書の再発行)など。便利だ。
 だが、「問題」もある。それはスマホやパソコンを使えない高齢者だ。本当なら高齢者にメディアリテラシー、ITリテラシーを学んでほしい。が、高齢者は「出来ない」というだけ。スマホもパソコンもやろうとしない。
 デジタル化が進まないのは高齢者の反対、というのも実はおおきな問題でもある。

  池上彰のニュースそうだったのか!2021/6/26 テレビ朝日放送分より
 

 

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【脳科学・心理学】②人間心理の序の序「幸せをつかむ脳の使い方」中野信子氏(脳科学者)著作参照・人間何処まで大きくなれるか!

2021年06月27日 10時18分44秒 | 日記















次に、何故、「自分を大切に」しなければならないのか? という疑問に迫ってみたいと思います。
「ひとは見た目が9割」とかいう本もありますが。
人間とは外見で判断するものです。こればかりは脳の仕組みですので、どうしようもない。
例えば、見ず知らずの近所で子供数人に遭遇したとして、その子供が「(初対面なのに自分に向けて)バーカ」というとします。
何故か?それはその子供数人が、あなたを外見で判断して、「悪口を言ってもいい人間だ」と判断したから。
同じように、自転車で子供の群れを追い越すと、次の日に、その道にガラス片が散乱しているのも、子供が「パンクさせて良い。嫌がらせをしてもよい」と外見で判断したからですね。
まあ、いいことではないんですが。ただのいじめですが。
例えば、車が二台あって、一台はボロボロにへこんでフロントガラスも割れている。もう一台は新品でピカピカと傷一つない。
「どちらかをハンマーでぼこぼこにしなさい」と命令されたら?当然のように、ぼこぼこの車をハンマーで叩く筈。
要はそれと同じことなんです。
他人は外見で判断する。だから、自分を大切にして、〝見た目〟をよくするべきなんです。
朝起きて、顔も洗わない。目ヤニがついたまま。着ている服がみじめ。髪がぼさぼさのまま。
これでは外見で、悪口や嫌がらせを受けます。
自分を粗末に扱う人は、他人からも粗末に扱われるのです。
自分を大切にして、身なりを気を付けて、自分をほめて! 身なりがよくなると自信がわきますよ。
なりきる、ことも大事です。
自分が憧れている人物、目標としている人物の真似をする。
最初はただの真似でも、序序に、自信が付き、同じようになれます。むろん、血のにじむような努力(楽しいと思って)が必要ですが。他者の能力を写し取る働きを持つ神経細胞「ミラーニューロン」です。それを活性化させましょう。
幸せな人、や、理想の人、を真似よ。「羨ましい。自分には無理。妬む。くそったれ!」じゃなく。
脳は書き換えられる。真似して、身なりを整えていけば「変身」できる。脳を騙すのだ。
脳の使い方をかえれば、幸せになれる。まずはやってみて!

臥竜   長尾景虎

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【脳科学・心理学】①人間心理の序の序「幸せをつかむ脳の使い方」中野信子氏(脳科学者)著作参照・人間何処まで大きくなれるか!

2021年06月26日 20時25分40秒 | 日記











今回は、心理学・脳科学による【脳科学・心理学】人間心理の序の序です。
参考にするのは脳科学者・中野信子先生の「幸せをつかむ脳の使い方」です。
私自身も、長年、人間心理や社会心理を勉強してきました。でも、わたしには「ハロー効果」のような、権威もないですし、テレビで顔も知られていない、有名大学卒でもなければ、有名人の子供でもありません。
ですから、わたしだけでは権威がないために、中野信子氏著作を参照ということにしています。
よく、努力を嫌うひとがいます。
なかなか目標を達成できない。努力をしない。努力の継続ができないひとが。
だがそれは、「嫌だ、つらい、やりたくない」と思っているからです。才能や能力のない人なんていません。 みんな、なりたい自分になるために努力する才能や能力を持っている。 でも、私は何度努力したって、成長性がないから何も変わらない。 ただの、努力の無駄…?
努力とはなんでしょうか? 私は苦手な事を真剣に取り組み 頑張る事だと思いますが?
だから、絶えず、「努力は嫌だ、つらい、やりたくない、苦手だ。その苦手な事を真剣に取り組み頑張ろう」と思って眉を顰めていれば、誰だって「やりたくない」という心理になりますよ。
脳もそうなるということです。努力しても結果が出ないのは「努力が足りない」だけ。ほんの数か月や一年ではかわらない。継続を!
(まあ、病気(うつとか統失)とか障害(知的障害・学習障害・発達障害)なら仕方ないところはあるんですが。病気や障害で努力できない、と。この記事は健常者のビジネスパーソン向けですので)
そこで、脳を騙すといいわけです。
「努力は楽しい、努力は得にナル、努力すれば実力が強化される、自分のためにナル」
と考えれば、徐々に、努力が楽しくなる。最初は何度も自分(の脳)に言い聞かせるだけでいい。
つまらない、つらい……そう思っていればやる気など誰もおきない。
やりたくなくて、楽な方に逃げるし、努力を嫌い、自分の努力不足・怠惰を他人のせいにする。
自分の間違いを咎められると、逆恨みして、誹謗中傷をネットでして裁判沙汰にナル、とか。
だが、「楽しい、得する、役に立つ」と自分に暗示をかけるのだ。
そうしていけば本当に、「努力好き」になれる。
習慣がつく。目標達成に頑張れる人間になれる。
好きこそものの上手なれ。努力は必ず報われる。勝つまでやるから勝つ。
まずは「やる気スイッチ」をオンしよう!  ひまつぶしでネットやスマホ脳中毒で、何もしなければ何にもなれない。
金持ちになりたい……? 宝くじなど当たらないよ。自分で印税で稼ぐしか道はない。
天は自ら助くる者を助く。
これが心理だよ。     つづく。

     臥竜      長尾景虎

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

『スマホ脳』スマホは便利だが、脳軟化を加速させる脳堕落麻薬。じりじり頭が悪くなる。スマホで進む白痴化とバカ人間跋扈化!!

2021年06月25日 17時54分51秒 | 日記












『スマホ脳』とかいう本もあるが、スマホは確かに便利だけど徐々に人間を堕落させ、スマホ中毒はまるで麻薬中毒者のように、知能を、時間を、判断力や想像力を、奪っていく。
最近の若者は新聞もテレビもみない。スマホで検索した薄い情報で満足して、知識を探求しようという気概もない。長文も文章も漢字もダメな馬鹿になり、マスコミを「マスゴミ」などと滑稽に嘲笑する。自分はそれ以下の無意味人間とも自覚できない。
二十数年前は大人が漫画をみていて「いかがなものか?」という論争もあった。が、今は誰も漫画など読んでいない。すべて、スマホだ。少なくとも昔は、漫画を読んでいる若者は、同じくらい活字本も読んでいたのだが。私もそうだった。
今や、少年ジャンプでも200万部を割り込んだ(最盛期は600万部)。なら、その他は100万部以下ということだ。
低所得で、スマホで一か月に数千円から数万円をつかえば、本や漫画も買う余裕はもうない。
活字本どころか漫画さえ売れない。音楽もダメだ。
しかも、新卒で一流大学から入社させても、スマホは使えるが、パソコンがまったく使えない。
ただただ、バカなのだ。だから、誤字脱字の幼稚な文章になり、電話応対ができず、人の痛みもわからないから、酷い誹謗中傷を繰り返す。そのくせ、自分は「バカじゃない」とか「大卒」という嘘で塗り固める。大卒引きこもりやニート中卒とか。童貞中年とか。
仕事でも、交渉どころかコミュニケーションも駄目らしい。こんな連中、どう遣えばいいのか?
スマホは漫画家や作家やミュージシャンの稼ぎを脅かすものだ。だが、捨てることも落とすこともできない。麻薬と同じ。悪魔の道具だ。データがつまりすぎて、捨てることも、落とすこともできない。個人情報満載の端末だからだ。
スマホ中毒は、まずひとの貴重な時間を奪う。スマホを一日中やっている中毒者は、貴重な時間を無駄にしている自覚さえない。
スマホ中毒は、次に、知能を奪う。中毒者の脳は認知症の老人と同じだという。
徐々に、簡単な計算も暗記も会話さえできなくなるという。
スマホ中毒は、次に、想像力を奪う。何でも検索して自分の頭で考えないため想像力がなくなるという。そのくせプライドだけは高くて、自己中で。悪口魔とか。なにこいつ、みたいな。
スマホ中毒は、最後に、ひとの志を奪う。
すぐに他人に付和雷同し、よく考えもしないで、文句や意見を言う。「戦争法案」「脱原発」とか。よく理解もしないで、デモに参加する。
間違っても謝らない。訴えるとか、脅されて、やっと現状を認識して「すいません。示談で…」みたいな人間が実に多い。そこまでいかないと、善悪の判断さえできない。
こんな人間、つかえない。仕事でも、人間社会でもつかえない。
スマホは便利だが、麻薬と同じ。依存症の人は精神科を受診して!
とくに、一日中スマホに向かい、ぽちぽちやっているひとは「スマホ脳」の「若年性認知症」に気を付けて! 重病になってからでは遅い。認知症の治療薬などないんですよ。
夢も志もない。なんの努力もしない。努力の継続もできないなら「おわった人間」だ。
まずは、努力を! スマホにかまけている場合じゃあない。
現実を見て!

 臥竜   長尾景虎より。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

嘘つき中国共産党政権「中国の基礎の基礎」「あなたが知らない中国の闇」知らないと怖い中国の野望

2021年06月13日 16時09分40秒 | 日記


















    嘘つき中国共産党政権


 ここで、中国の正体の基礎の基礎、に迫ってみたい。
 今現在は、中国は世界第二位の経済大国になった。だが、ほんの二十年前までは日本がアメリカに次ぐ世界第二位の経済大国であったのだ。(資産10億ドル(約1091億円)以上の人*日本人44人*米国人690人*中国人1058人)
 貧しい国・中国から、鄧小平氏の『改革開放政策』によって(経済は自由にやってよい。ただし、中共に逆らうな、と)中国は『世界の工場』へ。パクリ製品でも儲けに繋がった。欧米の製品や日本製品をパクることでスキルアップし、大企業へと育ったのだ。かつては、日本企業もそうだった。(『世界の工場』から『世界の市場』へ)
「日本の製品の方がまだまだ高品質でしょ?」は時代遅れ。中国の技術は、AIによるCGのアナウンサーや自動運転タクシー、大量のドローンの一斉飛行プログラム、ライトショー、……すでに日本を抜いている。今後は宇宙を支配して、経済発展だともいう。火星探査の着陸や探索を一回で成功させた。日本とアメリカは一度失敗している。宇宙技術は軍事でも使える。2020年6月、中国版GPS「北斗」完成。日本と言えばマンガやアニメだが、今後は中国になるかも知れない。(中国人アニメーター月収52万円。日本人アニメーター月収12万円)今後は中国の下請けや中国への出稼ぎ日本人アニメーターが増加するかも。
 一人っ子政策は2015年に終了し、二人っ子政策は2015年から2021年まで。現在は三人っ子政策だ。食糧不足対策だった。だが、一人っ子政策で、中国は超少子高齢化社会になってしまった。昔は、日本は世界第二位の経済大国(一位米国二位日本三位ドイツ)だったが、2010年に中国に抜かれ、(一位米国二位中国三位日本)2028年には中国がアメリカを抜いて世界一の豊かな国になる予定だとか。
 ちなみに、中国とは中華人民共和国で、〝中華〟とは世界の中心の国、という意味だ。
 独裁主義⇔民主主義。
 共産主義(財産を全員で共有する)。社会主義(儲けたお金はすべて国が管理する。みんな平等)だが、共産主義など悪平等な、とんでもない制度である。
 働いても働かなくても給料は同じなら誰も真面目に働かない。だからこそ、中国は政治こそ共産主義だが、経済は資本主義になったのだ。
 中国共産党(事実上の一党独裁)→他に8つのアクセサリー的な政党がある(中共支持党)。中国のサイバーポリスも、AIで中共に不利になる問題書き込みを抽出して、削除する。
 (中国は)監視カメラが四億台(世界全体で七億台)。反共の芽を小さいウチに摘もう、と。アカデミー賞受賞の映画『ノマドランド』の中国人クロエ・ジャオ氏(監督)の受賞スピーチも検閲で画面が消えた。彼女が過去に「中国は嘘だらけ」と発言したからだった。
 ここで少し、現在の中国共産党政権のことについて、触れてみたい。中国については〝綺麗事〟だけではなく、〝中国の現状〟もつまびらかに書いておかなければならない。
いわゆる〝嘘つき中国共産党政権〟のことだ。
 我々が中国を見るとき、「日中友好」とか「経済大国中国とのコミットメント」とかの〝お題目〟だけで中国人というより中国共産党政権の中南海(中国の国会)だけを見ている。
確かに、中国経済は勢いがあるし、わたしが中国の正体をことさらに書けば、わたしは今の習近平政権の中国に入国も出来なくなり、中国とのビジネスも駄目になるだろう。
だが、わたしは目先の利益ではなく、隣国の中国の将来を見据えて、提言したいのだ。
わたしは中国人民ではないから、逮捕とか殺されるとかはないだろう。だが、命の危険があるのは事実だ。が、それでも書く。中国本土の民主化や民主選挙など、希望があるからだ。
中国では人民が洗脳され、『文化大革命』『大躍進』『天安門事件』も教えられていない。国民が無知のほうが共産党一党独裁がやりやすいからである。
中国は経済発展は著しいが、政治や民主主義の自由はない。
そこで、その中国の独裁の詳細を解説したい。(参考文献は『嘘つき中国共産党』辣椒ラー・ジャオ氏・本名・王立銘氏(新潮社)などからである)
 王さんは亡命中国人であるからこそ、中国の事情に詳しい。では。学びましょう!
 まず、中国では『表現の自由』『言論の自由』がなく、中国でもインターネットがありますが有名ですが〝サイバー警察〟(網絡安全保衛、略して「網警」。「政治警察」は主に三つの組織。①国家安全部、略して「国安」いわゆる外事警察。②国家安全保衛、略して「国保」国内の治安維持を担当。③が「網警」。でも市民はどれも一緒ひとくくりに熊猫(パンダ)と呼ぶ。同音語だからだ)という治安維持組織が監視しています。
 天安門事件や文化大革命、大躍進、チベット侵攻、新疆ウイグル自治区問題、中越戦争(中国とベトナムの戦争)など、検索しても情報は出ません。また、習近平や中国共産党や毛沢東・鄧小平などの悪口や揶揄漫画だけで、逮捕や監禁、刑務所に収監される可能性が高いのです。
 学校では反日教育は学びますが、天安門事件とか毛沢東・鄧小平らの虐殺はまったく学ばない。そのために、中国人の若者はほとんど何も知らない、といいます。
 マインドコントロールをかけていて、国内プロパガンダで〝中国共産党〟は〝偉大〟と教えていて、騙されている国民が多いのだとか。
 国内に何億機の監視カメラがあり、国民の行動をハッキングなどでも監視している。
その中国の皇帝が習近平である。
 こう書くと、「今は二十一世紀だぜ!」と笑うひとがいるかも知れないが、監視社会や言論弾圧、反日教育、愚民化政策、洗脳、拷問、汚職……これらは真実なので勉強して欲しい。
 習近平は国家主席就任のメディア戦略で、「習近平は庶民的」と有名店で肉まんを買った映像から、『習大大(しゅう・だーだー(習パパ))』と呼ばれている。
 だが、〝虎も狐も退治する〟という汚職撲滅運動で、人気だが、一方で、その基盤の中国共産党一党独裁には目に余るところも多々ある。
 汚職撲滅はけっこうなことだが、ほとんど調べもせず、どんどん刑務所に入れている。
 これでは、自分のライバルや敵を追い落とすことにまで使われている、といわれても反論もできまい。習近平氏自体が、国家主席の任期を廃止したので独裁終身皇帝の誕生のようなものだ。
 習近平は、中国の八大元老・習仲勲(元・国務院副首相)の息子。共産党高級幹部の子弟が通う名門校に進学して、何不自由ない生活を送る。
 だが、1962年にその父親が失脚(*反党小説『劉志丹』事件で。1936年に戦死した劉志丹を題材に書かれた小説『劉志丹』が反党文書だとされ、関わった人間が弾圧された事件)――文化大革命で過酷な迫害を受けた。
 習近平の姉は耐え切れず首つり自殺。習近平自身も「反革命分子学級」へ追放――10代後半から七年間も陜西省の農村に下放された。
 文革後、父の習仲勲が党幹部に復帰――帝王学を学び、名門・精華大学に進学、「親の七光り」と馬鹿にされながらも敵を作らず雌伏の日々。鄧小平に国家主席に任命された江沢民(現・故人)は鄧小平に「次は胡錦涛だ」と決められていた。
 当然、鄧小平死後、江沢民と胡錦涛の権力闘争になる。それで勝った江沢民が、習近平を指名したのだった。トップとなった習近平は、自分に権力を集中させる。総書記就任と同時に中央軍事委員会主席。また数多くの「小組」を新設し、自らが直接指揮できる体制にした。(「中央国家安全領尋小組」「中央対台工作領尋小組」「中央財経領尋小組」など多数)
 習近平はなぜ権力集中が出来たか?ひとつは太子党(共産党幹部の子弟グループ)の盤石な支持と、もうひとつは国民の間で絶大な人気があるから。
人気のひとつは容姿(あの顔は中国人の目には誠実そうに見えるらしい。胡錦涛は逆に、無表情で冷たく利己的に見えるとか)、もうひとつは家族だ。父親の習仲勲は苦労人の武骨漢で、庶民の味方。奥さん(二番目)は国民的な歌手・彭麗媛(日本でいえば美空ひばりと都はるみを足したような超人気歌手)。一人娘はハーバード大学に留学した才媛・習明沢。
習近平の腐敗撲滅運動は喝さいを浴びた。だが、毛沢東に憧れて第二の毛になろうと執念を燃やす習近平……。外国の演説で、「中国は約束する。第一に、革命を輸出しない。第二に、貧困飢餓を輸出しない。第三にあなた方に迷惑はかけない」と。これは、国内は別です、ってことですよね?
また、習近平は、周小平氏らなどの若い作家をつかい、若者層へのマインドコントロールにも余念がない。ネットを監視し、2002年に、海外とのネットワークが遮断された。中国国内では、グーグルもフェイスブックも、ユウチューブもツイッターもGmailもインスタグラムも使えない。いわゆる『BATH』(バイドゥ、アリババ、ティンセント、ファーウェイ)だけである。が、若者の好奇心や批判心も、閉鎖的空間で徐々に知性や個性が死んでいくのだ。「バイドゥ(百度)があればいい。グーグルなんかいらねえ」「ウェイボー(微博)で十分。ツイッターなんかいらん」「劣った諸外国より中国の経済。政府のいうとおりにしていれば大丈夫だ」こうなると独裁政権は続くことになる。
最近、反日姿勢が鈍化して、「日本の粉ミルクと紙おむつと化粧品は最高!」「日本の炊飯器は最高」「日本の漫画やアニメは最高!」(『爆買い』で。但し、最近は新型コロナで下火)と親日みたいな感じだ。だが、反日教育は引き続き、行われている。
「日本人が嫌いなのでもなく、我々が嫌っているのは過去の日本の軍国主義だけです。わたしたちは今の日本人を憎んでいません。只、過去の日本の軍国主義を憎んでいるだけです。日本人は親切で優しいから大好きですよ」これが反日ドラマや映画をつくる監督などの中国人の常套句だ。とにかく、反日ドラマは日本人を悪役で、卑劣で汚い鬼のように(日本人の侮蔑には〝日本鬼子〟〝小鬼子〟が使われる)残虐で悪辣に描かれる。
 そんな鬼(日本人)を倒すのは中国人の英雄だ。ナイフを投げて、日本兵の一個師団を全滅させたり、中国人の子供が手に持ったパチンコで、日本軍を全滅させたりする。
 しかも、日本軍を破ったのは中国共産党軍(史実は蒋介石の中国国民党軍が日本軍と戦った)という出鱈目まで。(蒋介石が日本に「戦後賠償はいらない」といったため)日本が中国に謝罪や戦後賠償をやっていないと勘違いされがちだ。が、侵略などの国家としての謝罪はおわっているし、賠償金としての中国へのODA(政府開発援助)も最近までに総額5兆円も払われた。その莫大な金で、中国は経済発展が出来たのである。
 だが、そうしたことは中国人は何も教わらない。結局、日本国をスケープゴート(生贄の羊)にしているだけだ。中国人の汚職摘発は、数億円どころか数千億円や一兆円とか、物凄いことになっている。また、軍のトップも、「アメリカが台湾海峡に空母を派遣したら、核戦争も辞さない」とかいう狂人がトップだった。これは世界が驚いた。
 そういえば、毛沢東も狂人だった。「世界と戦いましょう! この戦争で中国は三億人の命を差し出す用意があります!」とスターリンに進言したり(スターリン首相は「三億人? こいつ俺より狂っている」と驚いた)、「核戦争をやりましょう! 中国は半分やられても三億人が残ります。中国の人口は多すぎる。人口を減らすチャンスです! 核戦争による人口抑制が必要!」とフルシチョフにいい、「中国は狂っている。もう付き合いきれない」と馬鹿にされたという。
 鄧小平も、今でこそ、〝総設計者〟〝経済発展の恩人〟とか高評価だ。が、天安門事件で人民を虐殺したのも鄧小平だった。このひとも狂っていた。
 中国の軍隊(人民解放軍)は何処の為の軍隊か? 人民? 中国人? いや、中国の軍隊は中国共産党の軍隊である。デモの鎮圧でも、市民のふりしてルールを守ってデモをする中で火炎瓶を自作自演し、デモを銃砲で鎮圧する。どこまでも卑劣なのだ。
 中国のすべての指導者が考えるのは〝面子〟だけ……。
 毛沢東は自分の面子の為だけに『大躍進』『文化大革命』で国民の数千万人を餓死させた。
 鄧小平も〝面子〟のためだけに『天安門事件』で、数万人(中国の発表では死者数百人)を虐殺した。
 中国は今は経済発展が著しいから大金があり、治安維持費も賄える。だが、金がなくなれば中国共産党一党独裁も、おわりだ。悲惨なのはその時に、民主主義政権が擁立される可能性が限りなくゼロに近いことだ。省のトップなど経済に詳しい正義のひともいるが、そのひとたちは少数派である。ノーベル平和賞の劉暁波さんも病没してしまったし、いったい誰がこの面倒で、独裁の中国をなんとかするというのか? このままでは習近平の中国共産党一党独裁は永遠に続いてしまう。それはとても不幸なことなんだよ。
なおここでは香港の民主化運動はなぜ起きたか? 学んでいきましょう。
2019年、香港の大規模な抗議活動がニュースになった。少し前にも「雨傘運動」というデモ運動が報じられていたけど、香港の人達は何に怒っていたのか?
アヘン戦争でイギリス支配下となった香港
中国は清という国だった時代の1840年、清国とイギリスの間でアヘン戦争をしました。もともとイギリスは、清との貿易で、陶磁器やお茶などを輸入し、貿易赤字を抱えていました。そこで、イギリスは赤字を解消するために、植民地のインドで麻薬のアヘンを作り、アヘンを清国に売りつけるようになります。アヘン中毒者の激増に業を煮やした清国は、アヘンを廃棄し、アヘン貿易を禁止。すると、これに怒ったイギリスが戦争を仕掛けたのです。
戦争に勝ったイギリスは、香港を植民地支配し、その後、新界とランタオ島を99年間、借り上げてしまいました。
イギリスの支配のもと、香港は自由の権限や経済活動が認められ、大いに発展します。さらに、中国大陸から共産党の支配を嫌った人たちが香港に移り住み、経済も成長します。
特に、お金持ちがお抱え料理人を連れて香港に渡って来たので、香港では中国のおいしい料理が食べられるようになりました。
反対運動がヒートアップ
1997年に、新界とランタオ島の返還時期がやってきます。イギリスは、香港島まで返す義務はなかったのですが、中国との話し合いで全部を返還することになりました。
ただ、中国共産党から逃げてきた人達は、自由が奪われること心配します。
そこで、「一国二制度」で返還から、50年は自治制度や形成を、それまで維持できる制度を約束しました。そして香港の住民が選挙でリーダー(行政長官)を選べるようにするという話しになっていました。
ところが、実際には中国寄りの人物だけが行政長官に立候補できる制度が導入されることになっていました。それに怒った若者たちはデモに訴えます。これが2010年の「雨傘運動」でした。
そして、2019年には中国への犯人引き渡し条例を奨励。条例改正案に対する大規模な抗議活動が行われました。香港で、デモで中国共産党のことを批判した人物を、中国政権に引き渡す可能性がある。これを、デモの運動者たちは、歴史に逆行する事と訴え始めたのです。この運動の中心的人物になっていた「雨傘運動」の周庭氏などは刑務所に収監されました。
結果、防犯条例改正案は撤回されましたが、国家の安全にかかわる犯罪を禁止する「国家安全維持法」の導入が、認められました。
そして、国家安全維持法で、民主化の活動家が次次と逮捕され弾圧が始まってしまいました。一国二制度も守られなくなり、香港と中国の経済格差が縮まるにつれ、香港の中国化が急速に進んでいます。
天安門事件がよくわからない
「中国には言論の自由がない」「中国は民主化していない」とよく言われる。その背景には民主化を求める市民を弾圧した悲惨な歴史があった。
改革開放と民主化運動の始まり
天安門事件とは、1989年6月4日に、中国共産党の軍の「人民解放軍」が、天安門広場に突入し、民主化を求める学生や市民を排除した事件のこと。
そもそも、中国に民主化運動をもたらすきっかけを作ったのは鄧小平でした。
1979年に、権力を掌握した鄧小平は、個人の商売と外国資本の投資を認める改革開放政策をおこない、中国経済発展の道筋を作りました。
経済の自由化が進むと、情報を入手して、自由な言論や民主主義に触れる人も増えていきます。中国でも、知識人や学生が、民主化を求める運動を開始し、北京の街灯に、民主化を求める壁新聞が張られるようになりました。
鄧小平は、壁新聞が毛沢東批判を行ってる間は放置していました。が、鄧小平自身を批判する文章が出るようになると、一転して弾圧を始めました。
1981年、鄧小平の弟子だった胡耀邦が、中国共産党主席(過去。その後、総書記の名称に変更になります)で、鄧小平は最高権力者として政治にかかわるようになったのです。
胡耀邦の死がきっかけに
その後も、自由や民主主義の運動は断続的に発生しました。が、胡耀邦総書記は黙って見守る方針をとりました。これに、危機感を抱いた中国共産党の保守派に、鄧小平も同調し、1987年胡耀邦は総書記辞任に追い込まれます。
後任として総書記にのぼりつめたのは、やはり鄧小平の弟子である趙紫陽でした。
1989年、胡耀邦が失意のうちに死去すると、その死を悼む学生たちのデモが発生しました。胡耀邦が、民主化を求める学生たちに同情的だったことで、地位をおわれたことも学生たちは知っていたので、胡耀邦の批判はその体制批判を意味していました。
天安門広場では、次々と学生や市民がつのり民主化を求める運動に発展しました。
各地の大学で、自由を求めるデモが頻発すると、中国共産党の保守派はこれを「動乱」と決めつけ、中国共産党への挑戦と受け止めました。
人民解放軍が市民に発砲
しかし、共産党のトップである趙紫陽は、胡耀邦と同じように運動を黙認しました。
趙紫陽は、訪日したソ連のゴルバチョフを前に、引退した鄧小平が裏で権限を握っていると暴露したこともあり解任されました。鄧小平は戒厳令の発言を決定し、人民解放軍によって、民主化運動弾圧の方針を固めました。
そして6月4日、装甲車、戦車と兵士が、天安門広場に突入し、広場の周辺で、群衆に向けて射撃を始めました。中国政府は、死亡死者319人、負傷者9000と発表しましたが、実際には、被害者はもっと多かったものとみられます。
それにしても中国がここまで発展してきたのはどうしてなのでしょうか。
そこには建国の父とよばれる毛沢東が、無茶苦茶にしてしまった国を立て直した、鄧小平という人物がいたからです。
大抵の中国人はとかく反日発言をしますが、台湾の人達は日本が大好き。どうしてそんな違いが生まれたのか? 歴史を知ると理解できるのです。
台湾では、民主化のデモ「ひまわり革命」の政治運動が成功しました。それが、その後の、台湾の政権交代につながりました。
一方、その運動に影響された香港の若者たちの「雨傘革命」は挫折を余儀なくされました。どうして違いが生じたのでしょうか。
そこには、台湾と香港の立場の違いによります。香港の若者たちの焦燥感は、日本の若者たちにピンとこないかもしませんが、この思いはやがて香港の政治運動に広がっていくはずです。
急激な経済成長を遂げてきた中国は、ここにきて成長にブレーキがかかって不景気に苦しんでいます。急激に成長すると、まるで階段などの踊り場で停滞し、上に進めなくなる段階を迎える。これが「中進国の罠」とよばれる現象です。中国は今まさに、この罠に陥っています。これもかつて日本が経験したことでした。
日本の歴史も、中国を抜きにして語ることはできません。例えば私たちが使っている漢字。今使っている文字。日本には中国から漢字が伝わってくるまで、文字がありませんでした。「大和言葉」と呼ばれる言葉を、文字にして記録することができるようになったのは中国から来た漢字の影響なのです。
日本は漢字をもとに、平仮名や片仮名をも編み出しました。
仏教も中国を通して、日本に伝来しました。仏教は、紀元前5世紀頃、古代インド(現代のネパールあたり)で生まれました。その仏教が中国に渡ることで、すっかり中国風の仏教に代わり、朝鮮半島を渡って日本に伝来したのです。
たとえば、仏教は墓を造りません。墓を作ったり、ご先祖を奉ったりするようになったのは中国に伝わってからで、日本もそうなりました。さらに、日本ではお坊さんが結婚してもいい、ことになりました。その話をチベットや東南アジアの仏教徒にすると、とても驚きます。お坊さんは仏に仕える身。生涯独身を貫きます。
中国の人口は現在世界一で約14億人7千万人だと言われています。実際は、もっと多いのではないかという説もありますか(笑)。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

池上彰のニュースそうだったのか!!2021年5月29日土曜日放送分(参照)『新型コロナウイルスなど。責任者は?誰に言えばいい?』管首相や小池知事や地方の知事、医療。

2021年06月13日 15時16分38秒 | 日記















  池上彰のニュースそうだったのか!!2021年5月29日土曜日放送分(参照)
  『新型コロナウイルスなど。責任者は?誰に言えばいい?』管首相や小池知事や地方の知事、医療。誰に苦情や文句を言う?「国と地方自治体の仕組みと整理」

 *歩行者用の信号→誰に文句を言えばいい? 建前は都道府県の公安委員会が決めて、警察が整備。(「警察の文句を」(公安→警察署→警察本部))
 *医療費は?→(診療報酬)厚生労働省が医療行為の価格を決定(ただし保険が効くもの)。
 *コロナ対策については誰に文句を言えばいい?→「緊急事態宣言」がまた延長→宣言を出すのは総理大臣?都道府県知事?→〝まん延防止重点措置〟を出すのは?→総理大臣。
 ⇒そして都道府県の知事に下知し。対策班は市町村の特別組織。
 (駅の西側と東側で違う……これは市の方針が違うため。文句は知事に言って)
 *コロナ対策の協力金を出しているのは?(「少ない!」と誰に文句を言えばいい?)→原則は八割が国:自治体は二割。「一日二十万円」とかは国が決める。
 *国と自治体はたてまえは平等だが、国から大量の補助金をもらっている自治体は、家臣みたいなもの。(2000年に対等な関係にしよう、と法律で決まったが)
 *自治体のタバコの罰金は?(二千円とか。ほんとうは罰金ではなく、「過料(かりょう)」行政上のペナルティで前科はつかない)→(国は日本全体の方針。自治体は地域の事情に合わせて実行)(自治体の独自ルールもあり。「タバコの禁煙」とか)
 *「コロナ対策」「緊急事態宣言」*都道府県単位*休業・時短の要請や命令(決めるのは国)*「まん延防止重点措置」*市町村単位、一部地域*休業・時短の要請や命令(権限・実施するのは地方自治体(断ることも出来る。対策だから。福岡の知事は西村大臣の「緊急……」を受け入れた。沖縄県と山形県の知事は「県独自でやりたい」とまん延防止要請を断った))「時短の文句は県。休業の文句は国」
 *『山梨モデル』(飲食店・旅行などの対策を第三者(民間人や役人)がチェック。「この店はコロナ対策をしっかりしている」と御墨付き。→東京都の虹色のステッカーは「自己申告」で、〝第三者〟がチェックしたのではない。チェックに民間人をつかえば経済対策にもなる。(旅行会社や宿泊飲食や航空会社など))
 *コロナ対策に何兆円もつかわれたが、ムダなことにつかわれた(地方自治体は税金を取っているが足りない。だから国から金(地方交付金税交付金(全国で17兆4000億円(2021年))が出て補填している。ほとんどの地方自治体は金欠))
 *都道府県の知事の多くは(六割)元官僚(「私は国とのパイプがあります」とか。「役所に後輩」「役人のやり方を知っている」とか)。
 *地方交付金をもらっていない自治体は1765のうち76(原発村とか大企業の城下町(豊田市・挙母(ころも)市から改名)など。自治体は毎年四兆円足りない。自治体は貯金の切り崩し)→無駄遣いも(*市議会議員にタブレット端末*市の公用車十台*けん玉1000人プレゼント*イカの巨大モニュメント(全長13メートル。費用2500億円))。
 *病院やワクチンは?「病床やワクチン接種を増やして!」は誰に言えばいいの?
 国の大枠を決めるのは国・厚生労働省(2014年……地域医療構想→病院・病床の削減→*病院・医療費の削減*過剰な病床を削減する考え)
 ちなみにコロナ患者は公立病院で受け入れている。が、民間病院は全国の病院の八割だが、受け付けていない。サボっているわけではなく、規模が小さくて費用もなく、受け入れが難しいのだ。だが、コロナ渦の中でも「病床削減」の政策は実施され続けた。
 この政策がなければこれだけ病床が逼迫しなかっただろう。
 (ベッド数約191万床(1996年)→162万床(2019年))
 (感染者のベッド数:9716床(1996年)→1888床(2019年))
 何故、東京オリンピックが延期や中止(返上)にならないか?IOCが米国NBCから3000億円以上の莫大な金を貰っているから。中止なら莫大な違約金が発生していた。
                 池上彰氏の番組内容を参照(テレビ朝日放送分)

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする