長尾景虎 上杉奇兵隊記「草莽崛起」<彼を知り己を知れば百戦して殆うからず>

政治経済教育から文化マスメディアまでインテリジェンティズム日記

【シン・マネー革命❾】不確かな時代の資産運用と正しい預金・お金の貯め方・情弱だと損!資産戦略戦術!!第九弾『お金の増やし方。何をすればいい?(普通預金も安全ではない)(外貨預金は銀行のカモ)』

2023年05月31日 18時39分03秒 | 日記











シン・マネー革命❾
【シン・マネー革命❾】不確かな時代の資産運用と正しい預金・お金の貯め方・情弱だと損をする!賢く貯めて、運用し、資産を守る戦略戦術!!賢い人はみんなやっている「資産の増やし方」「資産運用の仕方」「賢い貯め方」何をどう運用し、何をやめ、どうため込むか????シリーズ第九弾

第九弾『お金の増やし方。何をすればいい?(普通預金も安全ではない)(外貨預金は銀行のカモ)』
「まずいいたいのは、未来のことなど誰にもわからない、っていうこと。普通預金でも絶対に安全とは限らない。まあ、スゴイ低い金利で、まったく預けても増えないですが。でも、銀行が潰れないって誰が決めたの?svb(シリコンバレー銀行)とかも潰れたでしょ?アメリカの銀行ですけど。ちょっと前はリーマンブラザーズ(証券会社)も潰れた。〝リーマンショック〟……あれは酷かったよね。それと同じで、未来の株価とかその銀行がどうなっていくか? なんかわかるわけはない」
「日本の銀行も危ないっていうことでしょうか?」
「まあ、そう。長銀とか北海道拓殖銀行とか、潰れましたでしょ? まあ、政府が預金者の預金を1000万円まで保証して、その1000万円だけは返してくれるけど。お金持ちで一千万円以上預金があって、銀行が潰れたら……残りは返ってこない」
「ぼくは一千万円以上なんて持っていないので大丈夫です」
「ああ。そう。それはそうだろうけど。……銀行が安全とかは誰もわからないってこと。潰れる時はつぶれる」
「危なくない銀行とかあるんですか??」
「ううん。まあ、ガバナンスがしっかりしている銀行のほうがいい。大手有名銀行とか。地方の信組みたいなのほうがよほど危ないかも、って素人でもわかるでしょ?」
「はい。では、外国の通貨の預金(外貨預金)とか、オーストラリア国債とか、スイス銀行への外国通貨での預金(外貨預金)でしょうか?」
「なんで、オーストラリアなの? スイス銀行??」
「銀行にいったらやったほうがいい。今は買いだ、って」
「また、銀行マンが不安を煽って儲けようとしたわけだ」
「ああ、そういうことですか」
「よく、成功者やお金持ちに憧れるひとが「スイス銀行に外国通貨での預金(外貨預金)」とかいうけど。そういうのが「銀行のカモ」になるわけ。なぜなら、外国通貨での預金(外貨預金)は手数料が物凄く高い。また、日本円で大丈夫ですか?、とか、日本国債で大丈夫ですか? とか、金融マンが不安を煽って売りつけようとするんだけど。そういう手に乗ってはだめですよ」
「というと?」
「外国の国債のどこがいいの? 金利? でも、為替レートで計算してみて。手数料がバカ高いし、計算すればわかるけど全然、儲からないよ」
「でも、銀行マンは買いだ、と」
「だから、騙されないで。それが銀行の手口なの」
「そうでしょうか?」
「まあ、そのうちわかるよ。銀行マンの言うとおりに買えば、損するって。銀行に近づいては駄目なんですよ」


(参考文献『難しいことはわかりませんが、お金の増やし方を教えてください』著作山崎元・大橋弘祐(文響社))

人生の教訓❾『銀行の普通預金でも安全ではない。銀行はつぶれるところはつぶれる。外貨預金や外国国債はやらないで。投資しないで。損しますよ』
長尾景虎  臥竜  2023年5月31日
(次回「お金の増やし方。何をすればいい?(結婚は得か?)(NISAって何?)」について)

  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【シン・マネー革命❽】不確かな時代の資産運用と正しい預金・お金の貯め方・情弱だと損をする!賢く貯めて、運用し、資産を守る戦略戦術!第八弾 (LTCMの失敗)(老後はいくら必要なの?)』

2023年05月29日 19時19分53秒 | 日記









シン・マネー革命❽
【シン・マネー革命❽】不確かな時代の資産運用と正しい預金・お金の貯め方・情弱だと損をする!賢く貯めて、運用し、資産を守る戦略戦術!!賢い人はみんなやっている「資産の増やし方」「資産運用の仕方」「賢い貯め方」何をどう運用し、何をやめ、どうため込むか????シリーズ第八弾

第八弾『お金の増やし方。何をすればいい?(LTCMの失敗)(老後はいくら必要なの?)』
「まずいいたいのは、未来のことなど誰にもわからない、っていうこと。占い師とかの未来の予言とか、ほとんど外れるでしょ?それと同じで未来の株価とかその会社がどうなっていくか? なんかわかるわけはない」
「まあ、そうですが。頭のいい人なら予想は出来るんじゃないですか?」
「いいや。頭が良くても未来はわからない。LTCMっていう投資信託の会社があったんです。メンバーにノーベル経済学者などやIQの高いプロフェッショナルを集めて。そうしたら世界中からお金が集まった。でも……」
「でも?」
「五年でつぶれました」
「え?」
「それくらいの人たちでも未来のことなどわからないの。なら、わたしたち凡人が未来のことなどわかるわけがない」
「まあ。そうですけど……そういえば老後には二千万円以上が必要だ、というのがあって。不安なんですが……」
「それも、同じことですね。未来の老後のことなど誰にもわからない。老後までに事故で死ぬかもよ。または病気とか。健康に気をつけていても酔っ払い運転の自動車に轢かれて死ぬ、とか。誰にもわからない」
「そうですが。老後にお金が必要なんでしょう?二千万円が」
「二千万円というのは自腹で、公的年金とかもらわないでの金額で。「年金が貰えなくなるかも…」とかって、きちんと年金を払っていれば確実にもらえるの。年金が払えない……というのは日本国が滅んだ時だけ。年金の支給額は今よりは減るだろうけど。年金はもらえるんですよ」
「では、どれくらい老後にもっていたほうがいいんですか?」
「だから、それもわからない。ケースバイケースだし。少なくとも、年を取れば食欲も物欲も落ちて、静かに暮らすようになるから二千万円もいらない。年金に月+5~8万円くらでいいはず。それでも多い」
「二千万円いらないんですか??」
「いや。だから、未来は誰にもわからない。それこそケースバイケースで。贅沢しなければ老後でも大丈夫。心配ない」
「わかりました」


(参考文献『難しいことはわかりませんが、お金の増やし方を教えてください』著作山崎元・大橋弘祐(文響社))

人生の教訓❽『老後に二千万円も必要ない。公的年金+5万円で贅沢しなければ暮らせる』
長尾景虎  臥竜  2023年5月29日
(次回「お金の増やし方。何をすればいい?(普通預金も安全ではない)(外貨預金は銀行のカモ)」について)

  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【シン・マネー革命❼】不確かな時代の資産運用とお金の貯め方・情弱だと損をする!戦略戦術!! 第七弾『(国債の種類)(投資信託はインデックスファンド)』

2023年05月27日 07時06分15秒 | 日記















シン・マネー革命❼
【シン・マネー革命❼】不確かな時代の資産運用と正しい預金・お金の貯め方・情弱だと損をする!賢く貯めて、運用し、資産を守る戦略戦術!!賢い人はみんなやっている「資産の増やし方」「資産運用の仕方」「賢い貯め方」何をどう運用し、何をやめ、どうため込むか????シリーズ第七弾

第七弾『お金の増やし方。何をすればいい?(国債の種類は三種類)(投資信託はアクティヴファンドとインデックスファンド)』
「個人向け国債は3種類あります。①固定3年型②固定5年型③変動10年型。」
「買うのはどれがいいんですか?」
「変動型の10年型を買うこと。他は固定金利だから、ずっと金利が一緒。変動10年型なら、長期金利(銀行金融機関が金利の参照にする数値の金利)になるが、長期金利に連動するから資産は流動的だし、増えやすい。これなら損しない」
「10年間もおろせないのでしょうか?」
「最初の一年間だけおろせない。それ以降はペナルティを払えばおろせる」
「ペナルティ??やはり相当の罰金でしょうか?」
「いや。その年分の金利だけ。元本保証だから。しかも、銀行マンとかは外国為替や外国国債や外貨預金とか、「日本は借金が1000兆円あるのに大丈夫なんですか?それでも日本国債を購入しますか??」とか不安を煽って買わせようとする。だが、日本国債が一番安全。日本人の個人金融資産は2000兆円であり、しばらく数十年は日本国は破綻しないから大丈夫」
「そうですか。で、投資信託とはなんですか?」
「投資信託は、投資の専門家かAIでの機械による投資の手段ということ。誰か、か、AIプログラムか、に金を預けて、かわりに投資してもらう。でも、怪しくはないよ。家を建てるのに自分でトンカチやらないで、専門家の大工さんに建ててもらうでしょ?そういうことと同じ。投資信託は株を一つや二つを購入し投資……じゃなくて、世界中の株などに少しづつ広く浅く投資している」
「アップルとかグーグルやマイクロソフトやアマゾンなら儲かりそう」
「わかるけど。でも、投資家か機械はアップル社の株も買っているかもね。〝広く浅く〟だから日本株、例えばトヨタの株もあるかもね」
「投資信託はいろいろな株を詰め込んだ「福袋」みたいな??」
「そうそう。それと投資信託は絶対にインデックスファンドがいいよ」
「それは先ほどから何なんですか?」
「投資信託で世界中からお金を集め、代わりに投資して、金利を還元する。そのとき、人間の投資家のプロが投資するのをアクティヴファンドといい、AIプログラムの機械が為替相場などを判断して投資するのがインデックスファンドといいます」
「なぜ、インデックスファンドのほうがいいのか??」
「それは未来の株価など誰にもわからないから。でも、人間が投資をやるアクティヴファンドより、機械が投資をやるインデックスファンドのほうがアクティヴファンドより成績がいい。だからこそ、インデックスファンドにしなさい。ということ。「LTCM」の失敗は次に述べます」
「お願いいたします。ありがとうございました。」

(参考文献『難しいことはわかりませんが、お金の増やし方を教えてください』著作山崎元・大橋弘祐(文響社))

人生の教訓❼『投資なら個人向け変動10年型日本国債と投資信託『アクティヴファンド』より『インデックスファンド』で儲ける』
長尾景虎  臥竜  2023年5月27日
(次回「お金の増やし方。何をすればいい?(LTCMの失敗)(老後はいくら必要なの?)」について)

  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【シン・マネー革命➏】不確かな時代の資産運用と正しい預金・お金の貯め方・情弱だと損をする!賢く貯めて、運用し、資産を守る戦略戦術!! 第六弾『お金の増やし方(複利)(人類最大の発明・複利)』

2023年05月26日 12時38分08秒 | 日記









シン・マネー革命➏
【シン・マネー革命➏】不確かな時代の資産運用と正しい預金・お金の貯め方・情弱だと損をする!賢く貯めて、運用し、資産を守る戦略戦術!!賢い人はみんなやっている「資産の増やし方」「資産運用の仕方」「賢い貯め方」何をどう運用し、何をやめ、どうため込むか????シリーズ第六弾

第六弾『お金の増やし方。何をすればいい?(複利)(人類最大の発明・複利)』
「お金を運用していく上で大切なことがあります」
「なんでしょう?」
「それは『複利で運営する』ということ」
「アインシュタインも『人類最大の発明は複利』だと言ったとか。複利って何ですか?」
「まず、金利には『単利』と『複利』がある。あなたが目標としている年+5%の利回りで100万円を20年間運用すると、単利だと、毎年5万円もらえるから、20万円で(5万×20年)」
「はい」
「次に、複利だと、最初に貰った5万円を次の年に繰り越す。だから次の年は105万円に対して5%をもらえる。これを20年間繰り返すと、金利だけで約165万円もらえることになる。単利と比べて65万円も多い」
「65万円も違うのですか??」
「そう。複利だと雪だるま式に増えていく。お金と言うのはしかるべき運用をすれば、少しづつ増えていく。でも、増えた分をおろしてしまうと、元本が増えていかない。だから、大事なのは運用で増えた分をおろさないでそのままにしておくってこと」
「わかりました」
「また、『72の法則』というのがある。72を利息で割ると『2倍になるまでにおおよそかかる年数』が出る」
「はあ」
「72÷利息(%)=2倍になるまでにおおよそかかる年数」
「たとえば、あなたの貯金の目標の5%を運用して2倍にしたいなら、72を利息の5で割る」
「はあ」
「そうすると14.2くらい。つまり、二倍の1000万円になるには14年かかる、っていうことなの」
(参考文献『難しいことはわかりませんが、お金の増やし方を教えてください』著作山崎元・大橋弘祐(文響社))

人生の教訓➏『投資なら金利は『単利』より『複利』で儲ける』
長尾景虎  臥竜  2023年5月26日
(次回「お金の増やし方。何をすればいい?(国債の種類は三種類)(投資信託はアクティヴファンドとインデックスファンド)」について)

  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【シン・マネー革命❺】不確かな時代の資産運用と正しい預金・お金の貯め方・情弱だと損をする!賢く貯めて、運用し、資産を守る戦略戦術!! 第五弾『お金の増やし方。何をすればいい?(投資篇)』

2023年05月25日 12時37分33秒 | 日記







シン・マネー革命❺
【シン・マネー革命❺】不確かな時代の資産運用と正しい預金・お金の貯め方・情弱だと損をする!賢く貯めて、運用し、資産を守る戦略戦術!!賢い人はみんなやっている「資産の増やし方」「資産運用の仕方」「賢い貯め方」何をどう運用し、何をやめ、どうため込むか????シリーズ第五弾

第五弾『お金の増やし方。何をすればいい?(投資篇2)(銀行には近づくな2)』

「銀行のやり方は、金持ちには投資させて手数料をたくさん取り、貧乏人にはローンを組ませて搾り取る。そうやって儲ける」
「銀行には買うべきものがないんですか?」
「うん。ない。電器屋がメーカーからテレビを仕入れて売るのと同じで、銀行は他の会社の金融商品を窓口で売るだけ。でも、個人向け国債は銀行の儲けが少ないから、利幅の大きい投資信託とか保険を勧めてくる。せっかくカモが来たんだからそうするよね。そのときに、『日本は巨額の借金をしているのに、日本国債でいいのですか?』と、不安を煽る。自分たちが儲けるために、客が損しても関係ないんだ」
「でも、銀行に資産運用の無料相談窓口がありますが? 相談くらいならいいのでは?」
「それは絶対に行かないほうがいい」
「でも、相談の方はものすごく仕事ができそうな、立派なスーツを着たイケメンの相談担当者で。無料ならいいんじゃないでしょうか?」
「でも、その立派なスーツを買う金はどこからきてる? 銀行マンは年収800万円というのもザラだけど、その金はどこからきてる?年収800万円って、日当3万円ですよ。全部、投資させたり、ローンを組ませたり、預金とかの我々の金でしょう?」
「まあ、そうです」
「しかも、銀行員はこちらの預金額や金融の運用実績とかすべてわかっていて、こちらに金融商品を勧めてくる。まさに、羊の皮をかぶった狼ですよ」
「狼ですか……」
「銀行より、ネット銀行やネット証券を利用すること。店舗もないし、人件費もあまりかからないからルーズナブル。役に立つ。それに投資ならまずは一万円から始めればいいよ。一万円払ってもそのまま一万円が消えちゃうなんてことはない。せいぜい三千円くらい。三千円なら、投資の勉強をした、と思えば惜しくないでしょう?」
「あ、はあ」
「投資をギャンブルとごった煮にして考えては駄目。例えば、おおきなパソコンの画面が大きな机に四方八方にあって、細かい株価の線がリアルタイムに動いている……ああいうのは投資というより、トレーディングで。ああいうことができるひとは特殊なの。あれは投資というより、戦闘機に乗って、敵戦闘機を撃ち落としているいるようなもの。あれが投資じゃない」
「でも、株式投資は……」
「だから、十年物の利息の個人向け国債と、投資信託のインデックスファンド、さえやればいい。リスクも少ない。元本保証。年に5%の金利を目指すのだから素人でも簡単です」
(参考文献『難しいことはわかりませんが、お金の増やし方を教えてください』著作山崎元・大橋弘祐(文響社))


人生の教訓❺『投資なら『10年物の金利の個人向け日本国債』『投資信託(のインデックスファンド)』銀行には買うに値する金融商品はない』
長尾景虎  臥竜  2023年5月25日
(次回「お金の増やし方。何をすればいい?(複利)(人類最大の発明・複利)」について)

  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【シン・マネー革命❹】不確かな時代の資産運用と正しい預金・お金の貯め方・情弱だと損をする!賢く貯めて、運用し、資産を守る戦略戦術!!「資産の増やし方」「資産運用の仕方」「賢い貯め方」第四弾

2023年05月24日 13時13分13秒 | 日記







シン・マネー革命❹
【シン・マネー革命❹】不確かな時代の資産運用と正しい預金・お金の貯め方・情弱だと損をする!賢く貯めて、運用し、資産を守る戦略戦術!!賢い人はみんなやっている「資産の増やし方」「資産運用の仕方」「賢い貯め方」何をどう運用し、何をやめ、どうため込むか????シリーズ第四弾

第四弾『お金の増やし方。何をすればいい?(投資篇)(銀行には近づくな)』

「一生懸命に働いて、五百万貯めました。でも、銀行に預けてもゼロ金利で増えないし、これから日本は少子高齢化で年金ももらえないかも知れないですよね? だから、そのお金を投資に回して、少しずつ増やしたいんですが。何をすればお金が増えますか?株式投資とかリーマンショックみたいなのも怖いですし」
「なら、日本国債だね。『個人向け日本国債』を買って」
「でも、それも減るかも知れないじゃなですか」
「いや。減らない。『(個人向けの)日本国債』は元本保証だから。途中で解約しないなら減らない」
「減らない?」
「うん。減らない。国が補償しているから。今なら10年満期の『個人向け国債』が一番いい。10年間で、約0.3%の金利。大手の日本の銀行の預金金利は0.12%くらいだから。銀行に預けているよりは安全。国と銀行で、どちらがさきに駄目になるか??を考えて。明らかに銀行の方が国家政府より危ないよね?」
「じゃあ、何故、誰もやっていないんですか?」
「それは知らないから。携帯の料金プランの見直し、みたいなもの。知らないと損する、っていうことなの」
「国債って、国にお金を貸すってことですよね?危なくないですか??」
「いいや。危なくない。だいたい、「今後、年金が貰えなくなるかも…」みたいな杞憂と同じ。年金は貰えるの。貰えないとか、国が危ない……とか。年金も払えない、国債の借金も払えない……なんていうのは国家が滅んだときだけ。そのときは悠長に話している場合じゃなく、食うのも困る。でも、国家が潰れるなんてどうやって??戦争でも起きて占領されるの??」
「ギリシャみたいに国家が破綻するとか…」
「ギリシャは破綻していない。破綻しそうになっただけ……」
「でも、日本国の借金は1000兆円以上なんですよね?」
「そうだけど。日本人の個人金融資産は2000兆円ですよ。日本が破綻するにしてももう少し先の話だね。みんな、そういう危機や陰謀論が好きなんだよ。中国が攻めてくる、とか、日本国破綻、とか、北朝鮮のミサイル、とか」
「それと、個人向け国債、とかはネット銀行・ネット証券で買うことだね。銀行は信用してはいけない」
「何でですか? 銀行員は給料が高いし、金融のプロですし…」
「銀行ってお金持ちには投資させて手数料を取って、貧乏人にはローンを組ませて搾り取る。ATMの手数料なんかじゃ儲からない。だから、そうやって投資させたり、ローンを組ませて搾り取ろうとする。それが金融マンの得意技。その点、ネット銀行やネット証券は店舗がないし人件費も安く済むから投資には向いている。何かの専門店より、ネットショップの方がその値段の十分の一のことがほとんど。それに、銀行には近づいてはいけなのは、「銀行には買うに値するもの(金融商品)がない」から」
「でも、銀行員は親切ですし。いいひとたちです」
「そうだけど。……金融マンは自分たちの儲けが第一なの。当たり前だけど。お客の利益より自分たちの利益、がまず大事。何のビジネスでもそうだけどね」
「と、いうと?」
「まあ、銀行には近づくな。ってこと。銀行の金融商品に買うべきものはなにもないってこと」
(参考文献『難しいことはわかりませんが、お金の増やし方を教えてください』著作山崎元・大橋弘祐(文響社))



人生の教訓❹『投資なら『10年物の金利の日本国債』『投資信託(のインデックスファンド)』銀行には近づくな。高い商品を買わされカモにされる』
長尾景虎  臥竜  2023年5月24日
(次回「お金の増やし方。何をすればいい?(投資篇2)(銀行には近づくな2)」について)

  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【シン・マネー革命❸】不確かな時代の資産運用と正しい預金・お金の貯め方・情弱だと損をする!賢く貯めて、運用し、資産を守る戦略戦術!!何をやめ、どうため込むか????シリーズ第三弾

2023年05月23日 07時10分28秒 | 日記











シン・マネー革命❸
【シン・マネー革命❸】不確かな時代の資産運用と正しい預金・お金の貯め方・情弱だと損をする!賢く貯めて、運用し、資産を守る戦略戦術!!賢い人はみんなやっている「資産の増やし方」「資産運用の仕方」「賢い貯め方」何をどう運用し、何をやめ、どうため込むか????シリーズ第三弾

第三弾『家やマンションは買ったほうがいいのか?一括購入?賃貸?』

人生で一番の買い物といえば家・マンションですよね。
例えば35年ローンで4000万円のマンションを買ったら、金利も含めて7000万円も払うことになる。
ここで間違うと、100万円、200万円以上の損が出る。節約生活で、安い野菜を買うとか、節電とか……全部が無駄になってしまう。
じゃあ、一括購入か?賃貸か??
「断然、一括購入です! 賃貸だと毎月に家賃代を捨てていくようなものでしょう?」
わかるけど。
一番とこれが駄目な思考らしいです。
これだと「銀行の奴隷」になるらしい。
銀行って、金持ちには投資させ、貧乏人にはローンを組ませて、儲けようとする。
例えば、家を購入する35年ローンを組むとき、ローンを組む家長は生命保険に入らされる。
まあ、7000万円も貸すのだから、「死んででも生命保険で返せ」ということですから。
これを「銀行の奴隷」という。
家も立派な資産です。
ですが、マンションは土地の所有権はほとんどないし、これから人口減少で住宅需要も減少し、マンションも老朽化したら価値はゼロです。自分で住むだけだから……。でも、仕事で転勤になったら??売ったり、誰かに貸したりしたら??
仮に現金で一括購入したとしても、固定資産税や維持費がかかる。
売ったり貸したりしても、不動産会社に手数料を払う必要がある。
自分で着るからと、Tシャツをユニクロで1万円で買わないのと同じこと。
「自分のものになる」から。という感覚があると、銀行の餌食になり、「銀行の奴隷」になる。
これからの若い人は賃貸の方が流動性もあるし、得ですよね。賃貸のほうが無難です。
それでも、家が欲しい。35年ローンでもいい。「銀行の奴隷」でもいい、というひとはローンを組んで、購入したら、なるべくローンを繰り上げ返済で、とにかく早めに返すこと。それしかないらしいです。
また、新築マンションとかよくCMでやっているけど、4000万円の新築マンションなら3割が人件費や広告費や維持費だから、購入した時点で、価値は2800万円になってしまう。
じゃあ、戸建て??
これもいいけど。郊外の方が安いが、あまりお勧めしない。
確かに、東京都内の一等地なら〇億円……だけど。
じゃあ、っていって、埼玉県とか千葉県とか、東京でも奥多摩とかの郊外だと確かに安いけど……通勤や通学に時間がかかる。
それって、「時間の損」ですよね??
まあ、背に腹は代えられない、ということだけど。
だから、賃貸でいいのですよ。
特に、若い人は賃貸で無難に生きた方がいい。テレビで見た億万長者の「億ション」とか「高級車」とか。
憧れるのはわかるけど。
ああいうのはただの夢だから。
(参考文献『難しいことはわかりませんが、お金の増やし方を教えてください』著作山崎元・大橋弘祐(文響社))

人生の教訓❸『家やマンションは買うより、無難に賃貸。時間の損、も考えて』
長尾景虎  臥竜  2023年5月23日
(次回「お金の増やし方。何をすればいい?(投資篇)(銀行には近づくな)」について)

  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【シン・マネー革命❷】不確かな時代の資産運用と正しい預金・お金の貯め方・情弱だと損をする!賢く貯めて、運用し、資産を守る戦略戦術!!何をどう運用し、何をやめ、どうため込むか????

2023年05月22日 07時57分58秒 | 日記





シン・マネー革命❷
【シン・マネー革命❷】不確かな時代の資産運用と正しい預金・お金の貯め方・情弱だと損をする!賢く貯めて、運用し、資産を守る戦略戦術!!賢い人はみんなやっている「資産の増やし方」「資産運用の仕方」「賢い貯め方」何をどう運用し、何をやめ、どうため込むか????シリーズ第二弾

第二弾『生命保険や医療保険は入ったほうがいいのか?』

家の次に高い買い物といえば、生命保険ですよね。
例えば、生命保険に加入して毎月二万円の保険料を40年間払い続ければ、約1000万円規模になりますから。
「家族はいないので、生命保険には入らないけど、医療保険は入ろう。病気になったらいろいろお金がかかるし…」
そんなひとが実に多い。
だが、家族がいない(自分が死んだら自立できなくて路頭に迷う家族っていうか遺族になるひとがいない)なら保険にははいらないほうがいい。
生命保険や医療保険は「損な賭け」でしかないから。
保険と言うのは営業の女性が会社に来るじゃないですか。毎期、いわゆる〝保険のおばさん〟が大量に雇われて、そのおばさんが顧客に困って親戚のおばちゃんとかに入ってもらう、とか(笑)ちょっと話がそれた。
その保険営業の女性やいろいろなところで、保険の相談に乗るおばちゃんや、テレビなどでのCMの女優のギャラなど、払う保険料にはその費用も含まれている。また、いわゆる「詐欺のコスト」も含まれている。
じゃあ、「詐欺のコスト」とは何か? 例えば生命保険を狙って、詐欺をすることも悪い人ならある。
保険金をかけて殺してしまったり、何かをなくしたと嘘を言ったり……。保険会社がそのすべての詐欺を見破るのは難しいから、保険会社は詐欺でだまし取られる分も保険料に上乗せしている。
あなたが払う保険料にはそうした分も含まれている。
保険会社が開示していないから正確な情報かわからないけど、民間生保の料金の内、半分近くが広告料や人件費などや「儲け」になっているんだとか。
半分以上が損をする……まさに「宝くじ」みたいなものだ。
保険会社の手数料や利益率が不透明である以上、「負の宝くじ」である保険には入らない方がいい。
その分を貯蓄したら、そのほうが得をする。
「でも、病気になったらお金をもらえるんでしょう? 病気にはお金が沢山かかるんでしょ?」
そういう人も多い。
わかるけど、それでも入らないほうがいい。
病気になったときは『高額医療制度』というのがある。これは健康保険に入る人が、もし、月に数万円以上(年収による)の医療費がかかった場合、それ以上を国が負担してくれる。
保険の適用範囲であれば、病院で一定額以上払う必要がない。意外と知られていないけれどね。
年収五百万なら、もし重い病気やケガでも、だいたい負担は月8万~9万円だけ。
払った保険料金の半分くらいは医療費以外に消えていくのだから、医療保険に入ったと思って、保険料分を貯蓄したほが合理的だ。流動性もあるし。もしものときはそのお金の中からつかえばいい。
ほとんど起こることもない(がんは2人にひとりだが(がんに関しては後述))ことに1000万円払う必要はない。
「病気になったら、高額な保険適用外の先進医療を受けたい。それってものすごくお金がかかりますよね?」
わかるけど。保険と言うのはそもそも滅多におこらないことに備えるものです。
だから、毎月数千円の自動車保険は役に立つ。
2人にひとりががんになるのだったら、貯蓄したお金で賄えばいい。ほとんどの病気は高額な保険適用外の先進医療、ではなく、保険適用の病気であることがほとんどだ。
「友達の保険は年にボーナスや全額元本保証とか。全額戻ってくる、とか……」
そもそも運用で得られるはずの利益が保険料に回っているだけ。しかもそういうのは制約がついて、病気で保険料を受け取ったら、その分が引かれたり、途中で解約すると払った分が返ってこなかったり……必ず、そういうからくりがある。
そもそも『保険』と『運用』をごった煮にしては駄目。手数料がわからなくなる。銀行マンや保険会社は商品を複雑にして、儲けようと「儲け話」をもってくる。中身を複雑にするのは金融マンの得意技だそうだ。
生命保険は、自分が死んで路頭に迷う家族(遺族)がいないなら、入る必要もない。
保険に入ったと思って、貯蓄するほうがよほど対応できる。
自分が病気になって、骨を折り働けず、がんにもなって、子供も病気で入院、母親が認知症……そんなことは滅多にない。隕石が落ちてきたらどうする??保険は??のような杞憂(きゆう・無駄な心配)でしかない。
「もしもの時に備えて」その不安をあおり、儲けようとするのが金融マンの得意技です。
金融などと言うのは本当はシンプルで簡単。だが、よくマルチ商法(ねずみ講)や闇バイトに騙される人が多いのは、正しい知識をマスターしていないから。
まあ、当然だよね。正しい金融の知識を得て、少額投資・運用(個人向け日本国債や投資信託(のインデックスファンド))の知識をもって国民のほとんどに正しく運用されたら、金融機関は儲からないから。
だから、不安をあおり、「儲け話」を持ってくる。
そういうのに騙されるな! ってこと。
そのためには情報を得て、戦略戦術を磨くことです。その為にいろいろこれから書いていきたいと思います。
(参考文献『難しいことはわかりませんが、お金の増やし方を教えてください』著作山崎元・大橋弘祐(文響社))

人生の教訓❷『生命保険や医療保険には入らない方がいい。その分を貯蓄』
長尾景虎  臥竜  2023年5月22日
(次回「家やマンションは買った方がいいのか?一括購入?賃貸?」について)

  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【シン・マネー革命❶】不確かな時代の資産運用と正しい預金・お金の貯め方・情弱だと損をする!賢く貯めて、運用し、資産を守る戦略戦術!!

2023年05月21日 21時56分23秒 | 日記







シン・マネー革命❶
【シン・マネー革命❶】不確かな時代の資産運用と正しい預金・お金の貯め方・情弱だと損をする!賢く貯めて、運用し、資産を守る戦略戦術!!賢い人はみんなやっている「資産の増やし方」「資産運用の仕方」「賢い貯め方」何をどう運用し、何をやめ、どうため込むか????シリーズ第一弾

第一弾『ギャンブルや宝くじは絶対にやらないこと』

資産運用や、資産の防衛方法のいのいちばんは「絶対にギャンブルをやらないこと」である。
これを読む人の中には、「ギャンブルで大穴を当てれば一発逆転」「大儲けも出来る」というひともいるかもしれない。
だが、大儲け出来るのは主催者の(主催団体の)胴元だけ……。
ギャンブルは絶対に胴元が儲かるように出来ている。パチンコであれ、カジノであれ、競艇や競馬や競輪……すべて胴元が確実に儲かる。ギャンブルとはそういうものだ。たまに例えばパチンコで勝ったとしても、それまでのトータルのかけた金の損を考えれば、絶対に負けているはずだ。胴元が儲かるからこそ、ギャンブルは利権なのだ。
ギャンブルで本当の意味で儲かることなどない。やらないことだ。
ギャンブルをやるということは、胴元に、あなたがただで財布の万札を胴元に寄付するようなもの。
損きりも勇気がいるが、まずはギャンブルなどやめること。それがいわば資産運用のようなものだ。
ギャンブルのテラ銭を計算したらいい。どれだけ儲けるのが天文学的な割合か。
また、宝くじも同じ。宝くじの利益割合は45%。よく、どこの売り場で当たる……とかいうがそんなものは偶然でしかない。
宝くじは「無知の税金」と呼ばれるほど高い。絶対に当たらない。
それを買わないで預金したほうがよほど金持ちになれる。そんなものだ。
ギャンブルなど胴元の金もうけの手段なだけ。やらないで、その分の金を預金したら、もっとも損はない。
遊びやゲーム感覚でやるならいいが、多額の借金をしてまでギャンブルをやる必要はない。
宝くじもそうで、ゲームで少額ならいいだろう。絶対に一等など当たらないが。
まずは、お金を貯める習慣をつけること。何かあったときには、お金がないと何もできない。
資産運用はシリーズが進めば紹介するが、一番の投資は預金・貯金と真面目に働くこと。それだけだ。
そして、儲け話に乗らないこと。闇バイトやマルチ商法……若い人は気をつけて!!



人生の教訓❶『ギャンブルや宝くじは絶対にやらない。胴元が確実に儲かるだけだから』
長尾景虎  臥竜  2023年5月21日
(次回「生命保険や医療保険は入った方がいいのか?」について)


*このブログ記事全部は一定の投資先や会社・企業団体を支援したりアドバイスするものではありません。投資は自己責任で行ってください。当方は一切の責任を負いません。すべて自己責任でお願いいたします。損害賠償や訴訟は受け付けません。但し、意図的な悪質な誹謗中傷や書き込みに関しては訴訟も検討します。社会のルールを守りましょう。

  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

➓【2023年(令和五年)大河ドラマどうする家康記念⑩】天下人・徳川家康の物語(家康小説の一部を先行掲載)徳川家康よ、どうする??

2023年05月03日 07時07分52秒 | 日記












       11 天下人 家康
       




        征夷大将軍



 慶長八年(一六〇三年)二月十二日、家康は朝廷に働きかけて「征夷大将軍」に任命された。そして、さらに策をめぐらす。孫娘の千姫と秀頼を結婚させた。まだ十代半場の年同しの”ままごと”結婚であった。
「家康殿、きょうはめでたい日じゃ」淀殿は上座でいった。
「そうですなぁ」家康はいった。「いずれ……淀殿と秀頼さまに江戸にきて頂きたいものですな」
 淀殿は言葉を呑んだ。家康の心がわからなかったからだ。
 家康の息子(次男)、秀忠は副将軍となった。
 家康は大坂をアンタッチャブルにしておいた。もし、今、秀頼を殺せば、福島正則や黒田長政や毛利、上杉、島津、もどう動くかわからない。
 自分の立場を確固としたものにしなければならない。今、自分が秀頼をたてず天下人になる……という正体を隠しておいた。世の中には、秀頼が成長するまでの代役、と思わせた。家康は六十二歳。家康が死んだらどうなるか? 大坂側がまっているのは老将軍・家康の死である。
「秀頼公は若くて未来がある。しかし、家康はもう年……」大坂がたは時間をにらんでいる。家康は焦る。時間とかけっこをすれば、秀頼に勝てない。当時の平均寿命は四〇歳、家康は六十二だが、当時は九十歳くらいといったところか。
 家康の趣味は薬つくりで、その薬によって長生きしたという。
「家康の死をまとう」これが大坂方の願いであり、消極的ながら戦略であった。政略結婚は家康が大坂に気を配った結果だ。
 慶長一〇年(一六〇五年)二月二十四日、秀忠は一〇万人もの大軍を率いて江戸を出発して上洛した。京都で、家康は将軍職を秀忠にゆずる、と奉上した。将軍の世襲、つまり秀頼が成人しても将軍にはなれない、将軍職は渡さない、と内外に宣言したのである。
 大坂方は感昴したが、手も足もだせない。



         家康と淀


 家康は将軍を秀忠にゆずり、江戸幕府を開いた。
 城下町に外様大名をまねき、その子や妻らを人質に城に住まわせた。上杉景勝は会津百二十万石から、米沢三十万石に転封された。毛利も太閤時代には、山陽、山陰など九ケ国を領していたが、関ケ原のあとには、長門、周防の二ケ国でたったの二二万石の小大名にされた。また、家康は大名の力をそぐために、江戸の修繕や開拓などをさせた。
 つまり銭をださせ、二度と家康・徳川家にさからえないようにしたのである。
 薩摩の島津の扱いもひどかった。島津には、輸送船三〇〇隻がわりあてられた。石や木材を運ぶものだ。そんなに船などもっていないから、新たに造船しなければならない。石船一隻には、約二〇〇人の労務者で運搬できるのは巨石が二個しか運べなかったという。 金をドブにすてるように働きかけて、戦の根を絶とうと、家康は策をめぐらせた。
 同じ戦略は、大坂の豊臣家にもむかわせた。
「腐っても鯛」という通りに、太閤秀吉が残した遺産は江戸に匹敵していたという。大坂の城には金銀がたんまりとあった。これを削がなければ家康は枕を高くして眠れない。
 家康は、政治をまったく知らない淀殿をそそのかして、軍用費を浪費させる。
 寺院仏閣への投資である。
 家康は巧妙に方広寺の再建をすすめた。京都・方広寺は秀吉が天正十四年(一五八六年)に建立した贅美な寺院であった。慶長元年(一五九六年)の大地震で崩壊したままだったので、家康は淀君に「太閤供養のため……」ともちかけた。
 淀君はその気になって、慶長七年(一六〇二年)に巨額を投じて工事をはじめた。ところがその年の暮れに火事で焼けた。失火というが果たして……
 大坂方は、そのあと方広寺をそのままにしておいたが、慶長十四年(一六〇九年)になって家康が再、再建をすすめた。そこでも政治にうとい淀君は大工事に着手する。
 慶長十六年(一六一一年)が転機となった。
 家康は、自分の目が黒いうちに大坂の豊臣家を滅亡させよう、とやっきになった。ときに七〇歳。あまり時間はない。
 豊臣家は指折り数えて家康の死を待った。「家康さえいなくなれば、家康の息子・秀忠には大坂を攻めるような器量はない。いずれは大坂方に組みする大名もでてくるでしょう」 宰相の片桐且元は淀君にいった。
「さようか…?」淀君はきいた。彼女は何も知らなかった。すべて、且元や大野らにまかせっきりだった。片桐且元はのちに裏切り者となるが、もし家康が七十五歳まで生きていなかったらどうなっていたかわからないという。家康が死んで、豊臣家の時代がまたくれば、忠義の家臣、となっていたかも知れない。
 だが、何の理由もなく大坂を攻める訳にはいかない。
 大義名分が必要だった。
「わしが死ぬのをまっている豊臣家……目の上のタンコブは片桐且元じゃ」
 家康はしわくしゃな顔をゆがませた。家康は大坂のもっている銭ほとんどを神社再建にそそがせる。誇り高い淀君まで涙を流し、「もう銭がない…」と泣いたとか。家康は「しめしめ」と思ったことだろう。
 方広寺は莫大な金をかけて完成した。そこで、家康はいちゃもんをつける。鐘に刻まれた文字「国家安康」「君臣豊楽」を、「”国家安康”とは家康の名を破壊し、”君臣豊楽”とはふたたび豊臣家の天下をとるということじゃ。謀反の疑いあり!」家康はいった。
「何を家康め!」
 とうとう大坂方も激怒する。淀君は「徳川と一戦交えようぞ!」とまでいった。
 そんな人々を片桐且元はなだめる。強行派の中には疑いがでてきた。「まさか且元は家康と通じているのでは……」

 ともかく、大坂城攻略には片桐且元を追放する必要がある。
 そこで家康はまた一計をこうじた。和平、慎重派こそ家康にとって邪魔な存在なのだ。   且元が駿府まできたが、家康はあわなかった。家臣の本多正純から、口頭で三箇条の要求をつきつけた。
 一、秀頼を人質にだす
 二、秀頼がだめなら淀君を人質にだす
 三、豊臣家が大坂を去って国替えに応ずる
 このような要求を大坂の豊臣方が応ずるはずはない。しかも、家康は文章ではなく、口述によって片桐且元に伝えた。且元は「豊臣家が大坂を去って国替えに応ずるというほかはない」と思った。そう判断するしかないと家康は踏んだのだ。しかも、何の証拠もない。大坂城では、片桐且元にたいしての不満が吹き荒れていた。裏切り者では…ないか?                     淀君は且元とは別に、大蔵卿局(おおくらきょうのつぼね)を駿府まで派遣した。且元は信用できない、という訳である。局は大野治長(淀君の愛人)の母である。
 すると家康は大蔵卿局とただちに面会し、あいそよく振る舞った。
「わしは秀頼公に悪感情などもってはおりませぬ」家康はいった。
 大蔵卿局は感激し、「さすがは家康さま、わが豊臣家を大事にしてくださる」
「秀頼公にどうかよろしくお伝えくだされ」
 家康は真にせまる演技で、頭を下げた。
 これでは、片桐且元が勝手に”人質”だの”国替え”などと主張していることになる。 大蔵卿局が大坂にかえって家康との会見を報告すると、強行派はとうとう家康の策にはまってしまう。片桐且元は必死になって「家康殿がそう申したのです!」と訴えたが、あとの祭……暗殺されそうになって、やむなく且元は城外に退去し、封地の茨木にひそんでしまう。国替えを提案したのに拒否したことは、「謀反」にあたる。豊臣家は一大名である。大名が将軍の命を阻むのだから立派な「謀反」で、征伐の大義名分がついたのである。 家康は高山右近を追放した。そして、豊臣家を揺さぶりはじめる。淀君は大量の浪人衆を大坂城に招集した。「家康と一戦交えようぞ!」ということであった。
 そんな中に真田幸村の姿もあった。家康、ときに七十三歳。息子、秀忠とともに大坂にはいり、茶臼山で軍儀を開いた。
「今度こそ、大坂の豊臣家を成敗せねばならぬ」家康はいった。
 秀忠は「しかし、秀吉公の築いた大坂城は難攻不落……おとせるでしょうか?」と疑問を投げかけた。すると家康は「なぁに、時間と知恵をかければいいだけじゃ」と笑った。

         大坂冬の陣


 慶長十九年(一六十四年)十一月二十六日、大坂冬の陣の幕はきっておとされた。
 真田幸村が「真田丸」で頑張る。しかし、数におとる豊臣軍はしだいに劣勢になる。
「天守閣や城に大砲を打ち込め!」家康は命ずる。
 こうして、大坂城の天守閣には昼夜大砲が打ち込まれる。淀君と秀頼は恐怖に震え、狼狽した。ひいい~っ! ふたりは恐怖で声も出せないほどであった。
 和睦のため、家康の方から阿茶局がきて、淀君と大坂城で会談をもった。淀君は恐怖心から和睦を受け入れた。条件は大坂城の堀を埋める、というものだった。
 その程度なら……淀君はどこまでも無知だった。
「皆のもの、わしは……悔しい」まだ若い秀頼は泣き崩れた。こうして、大坂冬の陣おわり、豊臣家はいよいよ風前の灯となった。
 家康は朝廷にも働きかける。「武家への叙勲は徳川将軍の推挙によるべきこと」
 申し入れは以上であった。一見なんということもないが、源頼朝と義経の例がある。頼朝が天皇に叙勲しないようにいってあったのに、天皇は義経に勲位を与えた。そういうことがないように、との家康の配慮である。
 家康は「秀頼は、どんな人物になっているのか」と、秀頼の器量を計った。大坂であったときに、秀頼は軟弱者ではあるが秀吉のような知恵がある、と見方をもった。
 秀頼は秀吉とは違い、猿顔ではなく、美男子の成人であった。
 家康は秀忠を信用してなかったので、自分の死後、秀頼と秀忠でどちらが勝つか……? と不安になった。だから、豊臣家を滅亡させよう、自分が死ぬ前に滅亡させよう、と誓ったのである。 家康は条件通りに、大坂城の堀を埋めた。しかも、全部埋めた。難攻不落とさえいわれた大坂城は丸裸状態となった。
 それから数か月後、豊臣家にまた不穏な動きがあった。
 常高院(淀君の妹・初、京極高次の未亡人)を招集し、淀君と会談した。
「秀頼殿には大坂を出て、郡山にうつされること」常高院はつげた。家康の口状通りだった。淀君は「そんな話のめるものか!」と反発した。
「姉上! 家康殿に今、逆らえば……豊臣家は滅亡の運命にござりまするぞ」
「かまうものか!」淀君は激怒した。「家康なんぞに…」
 常高院は秀頼とも話した。しかし、秀頼は無知だった。徳川家康ともう一戦交えよう、などとぬかしたのだ。秀頼は家康が評価したような「頭のいい知恵者」ではなかったのだ。 これは家康にとって、嬉しい誤算であったことだろう。
 豊臣家の重臣・大野治長は、寺を焼き討ちにした。
「伏見城も二条城も焼き払ってくれる!」大野治長はいった。
 そんなおり、家康の孫娘・千姫が大坂より救出された。


         大坂夏の陣


 慶長二十年(一六十五年)夏、大坂夏の陣の幕がきっておとされた。しかし、大坂城は堀をうめられて丸裸……攻略も容易だった。大坂方はわずかな浪人たちだけで、家康方は全国の大名軍を率つれている。どちらが勝つのは馬鹿でもわかることだ。
 そんな中、真田幸村だけは善戦し、単独で家康の本陣まで迫って、もう少しで家康を殺すところまでいった。しかし、それは失敗し、幸村は討ち死にする。
 大坂城を家康は包囲した。何十万という軍勢で、大坂城をかこんだ。やがて大坂城は炎上し、陥落する。
 早朝、秀頼と淀殿は城の外側の蔵にいた。家康はそこも囲った。
「……秀頼殿、このおろかな母を許してくだされ」淀君は泣き崩れた。蔵の中にはふたりと家臣わずかしかいなかった。蔵の窓から朝日がうっすらと差し込んでくる。
「母上……この秀頼、太閤殿下の子として……立派に自害してみせましょうぞ」
 家康は蔵の前で、「蔵に鉄砲を撃ちかけよ!」と兵に命じた。鉄砲が撃たれると、秀頼と淀殿は、蔵にあった火薬に火をつけ、爆発がおこった。
 こうして秀頼と淀殿は死んだ。家康は「たわけ! なぜ死んだ?!」と驚愕の演技をした。「わしは秀頼殿と淀殿を助けようと思うてたのに…」
 秀忠はその演技を見抜けず「なんということだ…」と落胆した。
 しかし、家康はどこまでも狸だった。秀頼には側についていた女子との間に三歳の娘と七歳の男子がいたという。家康はその子らを処分した。つまり、殺した。豊臣家を根絶やしにするためである。落ち武者も虐殺した。何千人も殺した。まるで信長のように。ジェノサイドだ。しかし、これは治安対策と、やはり豊臣家を根絶やしにするためであった。  家康はそのあと、尼となっていた秀吉の妻・高台院(おね)と寺ではなした。
「もう世は徳川の時代……豊臣家はもうありません」高台院はいった。なぜか、冷静で丁寧な態度であった。
 家康は「高台院さま、この家康、天下太平のため、徳川幕府を開き、平和な世の中をつくりたく思いまする」と丁寧にいった。
「それはよきことです」高台院はいい、続けて「これからは無益な戦がない世の中に……なるのですね?」
「さようにござる、もう戦などなくなりもうす」
 家康は微笑んだ。すべて……おわったのだ。
 その顔は恍惚のものであり、登りつめたひとの顔であった。

 家康は厠で倒れた。
 すぐに寝室に運び込まれた。家康は虫の息だった。
 長らく鯛の天麩羅を食べての食中毒とされていたが、病気は胃癌だという。
床についているあいだ、家康の血管を、思い出が洪水のように駆けめぐった。信長のこと、秀吉のこと、そうしたものではなく、じっさいの出来事ではなく、感情……遠い昔に失ってしまった思い出だった。涙があとからあとから溢れ出た。
 家臣たちは口をひらき、何もいわずまた閉じた。世界の終りがきたときに何がいえるだろう。心臓がかちかちの石になり垂れ下がると同時に、全身の血管が氷のようになるのを家臣たちは感じた。すべておわりだ。家康公がとうとう死んでしまう。
「わしが……死んだら…日光に東照宮をつくり、わしの亡骸を葬ってくれ…」
 家康はあえぎあえぎだがいった。
「…と、殿!」家臣たちは泣き崩れた。
「わしは…」家康はあえぎあえぎ続けた。「……勝利…したのだろか?」
 空が暗くなり、明るくなり、世界がひっくりかえった。家康が七十五年間抱きつづけた感情が胸から溢れ出て、麻痺した指先を伝って座敷の畳みに零れ落ちた。
 そして、家康は死んだ。
 元和二年(一六一六年)四月十九日、家康死去、享年七十五歳で、あった。

 ……ひとの一生は重き荷を背負いて遠き道を行くが如し、焦るべからず……

 家康の格言で、ある。
 こうして、家康の策により徳川政権は二百六十年続いた。
 家康の知恵の策略の勝利、であった。


  徳川家康最新研究の徳川家康、その真実  四
 ミステリィの謎解きのその最終のパートです。
まずは、徳川家康の最新研究でわかった事実をまとめて紹介しよう。


家康と宗教
戦国時代最大の武装宗教勢力であった一向宗は第11世門主・顕如の死後、顕如の長男・教如と三男・准如が対立し、教如が独立する形で東本願寺(真宗大谷派)を設立、後にこれに対して准如が西本願寺(浄土真宗本願寺派)を設立し、東西本願寺に分裂する。
が、この分裂劇に関与しているのも家康である。
一説によると、若き日に三河一向一揆に苦しめられたことのある家康が、本願寺の勢力を弱体化させるために、教如を唆して本願寺を分裂させたと言われている。
が、明確にその意図が記された史料がないため断定はできない。
しかし、少なくともこの分裂劇に際し、教如を支持して東本願寺の土地を寄進したのが家康であることは確かである(真宗大谷派も教如の東本願寺の設立に家康の関与があったことは認めている)。
現在の真宗大谷派は、このときの経緯について、「教如は法主を退隠してからも各地の門徒へ名号本尊や消息(手紙)の配布といった法主としての活動を続けており、本願寺教団は関ヶ原の戦いよりも前から准如を法主とするグループと教如を法主とするグループに分裂していた。
徳川家康の寺領寄進は本願寺を分裂させるためというより、元々分裂状態にあった本願寺教団の現状を追認したに過ぎない」という見解を示している。
東西本願寺の分立が後世に与えた影響については、『戦国時代には大名に匹敵する勢力を誇った本願寺は分裂し、弱体化を余儀なくされた』という見方も存在する。
が、前述の通り本願寺の武装解除も顕如・准如派と教如派の対立も信長・秀吉存命のころから始まっており、また江戸時代に同一宗派内の本山と脇門跡という関係だった西本願寺と興正寺が、寺格を巡って長らく対立して幕府の介入を招いたことを鑑みれば、教如派が平和的に公然と独立を果たしたことは、むしろ両本願寺の宗政を安定させた可能性も否定出来ない。
ちなみに、三河一向一揆が起こった際、敵方の一向宗側には本多正信や夏目吉信など、家康の家来だった者もいた。
だが家康は彼らを怨まず、逆に再び召抱えている。彼らは家康に恩を感じ、本多正信は家康の晩年までブレーンとして活躍し、夏目吉信は三方ヶ原の戦いで家康の身代わりになって戦死した。
また、同様に町衆に対し強い影響力を有する日蓮宗に対しても、秀吉が命じた方広寺大仏殿の千僧供養時に他宗の布施を受けることを容認した受布施派と、禁じた宗義に従った不受不施派の内、後者を家康は公儀に従わぬ者として日蓮宗が他宗への攻撃色が強いことも合わせて危険視した。
そのため、後の家康の出仕命令に従わぬ不受不施派の日奥を対馬国に配流したり、他宗への攻撃が激しい日経らを耳・鼻削ぎの上で追放した。
家康死後も不受不施派は江戸幕府の布施供養を受けぬことを理由として、江戸時代を通じて弾圧され続けた。
これら新興の宗派以外の古い天台宗・真言宗・法相宗にも独占した門跡を通じ朝廷との深い繋がりを懸念し、新たに浄土宗の知恩院を門跡に加え、さらに天台宗の関東における最高権威として輪王寺に門跡を設けた。
これら知恩院・輪王寺は江戸幕府と強い繋がりを持った。
一方でキリスト教に対しては秀吉の死後、南蛮貿易による収益などの観点から当初は容認しており、実際に江戸時代初期にキリスト教は東北地方への布教を行っている。
しかしマードレ・デ・デウス号事件や岡本大八事件を経て、慶長18年(1613年)にバテレン追放令を公布する。
家康の死後、幕府は寺請制度等により、寺社勢力を完全に公儀の下に置くことに成功している。また、家康自身が東照神君として信仰対象になった。
近現代における評価
江戸期を通じて神格化され、否定的評価は禁じられており、明治維新後に家康の自由な評価が解禁された。
山岡荘八の小説『徳川家康』では、幼いころから我慢に我慢を重ねて、逆境や困難にも決して屈することもなく先見の明をもって勝利を勝ち取った人物、泰平の世を願う求道者として描かれている。
この小説をきっかけに家康への再評価が始まっている。
司馬遼太郎は家康について記した小説『覇王の家』あとがきで、家康が築いた江戸時代については「功罪半ばする」とし、「(日本人の)民族的性格が矮小化され、奇形化された」といった論やその支配の閉鎖ないし保守性については極めて批判的である。
但し、司馬は家康本人に対しては、必ずしも否定的では無い。
初陣を15歳で経験し、大坂夏の陣では73歳でありながら総大将として指揮を採り、その生涯では三方ヶ原の戦いなど大敗も経験した。
が、晩年まで幾多もの戦争を経験し、指揮も執り、戦死しなかったことを、「歴史上、古今東西見渡しても滅多に類を見ない」とし、「戦が強くはなかったが、戦上手であった」と評している。
2000年に朝日新聞社が実施した識者5人(荒俣宏、岸田秀、ドナルド・キーン、堺屋太一、杉本苑子)が選んだ西暦1000年から1999年までの「日本の顔10人」において、家康が得票数で1位を獲得した。







                おわり



         あとがき


 関ケ原の役から大坂落城、豊臣家の滅亡まで、家康は根気強く足かけ十六年の歳月をかけた。そして、すべての懸案を解決したのを見届けて、死んだ。彼は非常に幸運だったといわねばなるまい。当時としてはまれな長寿といい、わずか一年の差で大坂の豊臣家を滅亡させたことといい、天運がつきまくっていた。
 家康は登りつめたひとであった。
 かれは勝つためには何でもやった。策略をめぐらした。徳川政権維持のため、さまざまなひとをおとしいれた。そのため、徳川家康の人気は低い。”狸おやじ”…というイメージがつきまとう。しかし、家康こそ本当の成功者であり、勝利者である。
 最後に、家康のモットーを紹介して、おわりにしたい。

 *ケチに徹する *律義に徹する *臆病をする *信用をつむ
 *小心に徹する *マネる *会議では口をださず家臣にまかせる
 *冒険しない  *逃げる *じっくり待つ *根回しする
 *独善にならない*大儀にまどわされない  *火種を消す
 *うえを見るな *身の程を知れ

                                 おわり    
「参考文献」
ちなみにこの作品の参考文献はウィキペディア、「ネタバレ」「織田信長」「前田利家」「前田慶次郎」「豊臣秀吉」「徳川家康」司馬遼太郎著作、池波正太郎著作、池宮彰一郎著作、堺屋太一著作、童門冬二著作、藤沢周平著作、映像文献「NHK番組 その時歴史が動いた」「歴史秘話ヒストリア」「ザ・プロファイラー」漫画的資料「花の慶次」(原作・隆慶一郎、作画・原哲夫、新潮社)「義風堂々!!直江兼続 前田慶次月語り」(原作・原哲夫・堀江信彦、作画・武村勇治 新潮社)「それ、時代ものにはNGです2」若桜木虔(叢文社)等の多数の文献である。 ちなみに「文章が似ている」=「盗作」ではありません。盗作ではなく引用です。

  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする