長尾景虎 上杉奇兵隊記「草莽崛起」<彼を知り己を知れば百戦して殆うからず>

政治経済教育から文化マスメディアまでインテリジェンティズム日記

金融危機からの脱出 AIJ強制捜査SUMCOと信越化学

2012年03月31日 11時51分42秒 | 日記
金融恐慌から脱出するには? 
  
  AIJの浅川社長は「だますつもりはなかった」と詐欺を否定、しかし、「水増し書類製作指示」は認めましたね。浅川社長の年収は7000万円で、被害者への弁済には自分の金は遣わないとのこと。まず年金には2種類があって公的年金(国民すべてが入る年金)と企業年金(働いているひとの4分の1がはいっている)です。企業年金の厚生年金基金が中小企業団体が入っている企業年金です。企業年金は1社ではなく数万社(600団体くらいの基金があり、天下りは689人(厚労省・旧社保庁))です。AIJは公的年金も運用していました。もうハイリスクハイリターンでしたが皆騙されました。国の利回りの条件は5.5%でした。AIJは当然下回っていた訳です。年利回りの条件が何故こんなに高かったのか?は基金が出来始めたのが1960年代の高度経済成長期で、その時代は5.5%どころか8%9%も当たり前だったのです。1990年バブル崩壊で市場も崩壊…5.5%利回りはもう無理で厚生年金基金は自転車操業で青色吐息状態。そこに年利回り7~8%で運用するよ、とAIJが現れたのです。怪しいとも思いながら藁をもすがる思いで基金の1500億円をAIJに託します。消えた年金は1100億(公的年金)と400億円(企業年金(公的年金の運用失敗で6300億円損失(厚生年金基金)))。企業により厚生年金基金には5%だったり50%だったり。公的年金損失は税金で穴埋めするしかない(特例解散、100年ローンで厚生年金基金解散(年7兆円))。また公的年金はGPIFというところが運営していて国債や株などを買っているのですが当たり前のように共済年金は含まれていません。利回りの条件は年4.1%(2001年時点で(笑)なぜなら100年安心と言っちゃったら4.1%が最低ハードルだから(笑))。公的年金の資産も2005年には150兆円あったものが2012年で110兆円まで減りました。今後も今のままなら減少していくでしょう。また半導体材料大手のSUMCOは8日、450億円の第三者割当増資を実施した。円高や半導体市場の低迷が、工場閉鎖や1300人リストラに繋がった。13年度に純損益30億円の黒字を目指す考えです。SUMCOは信越化学のミニ版で、同じシリコンウェーハの会社です。これはエルピーダメモリーのときもそうでしたが、フラッシュメモリーへのシフトの遅れですね。携帯電話の開発も1つ50億円から100億円するのに、そこにスマホやiphoneがでてきて市場が一気に食われちゃった。航空も同じ。LCCで1500億円から2000億円利益を目指すというが、ANAとAirAsiaのユニットコスト(1座席を1キロメートル運ぶコスト)は4倍違います。ゼロから生まれ変わったつもりで改革に取り組むことです。2000億円もの企業年金を損出させたAIJに2012年3月23日東京地検が強制捜査に入りました。官僚の天下り先だった機関です。半導体メモリーのDRAM製造世界3位のエルピーダメモリー社が破たんした。同社は国内唯一のDRAMメーカーだが最近は韓国メーカーに押され、円高で潰れた。2009年にV字回復したこともあったが倒産した。だが、08年から09年のは1800億円の赤字からゼロレベルに「V字回復(笑)」しただけ。91年にはエルピーダメモリー社は世界シュア20%だった。韓国メーカー(サムソン電子、ハイニックス半導体)はDRAMよりフラッシュメモリーに舵を切っていた。DRAMはパソコン中心、フラッシュメモリーは携帯端末タブレット端末中心であり、パソコン需要が縮小されDRAM事業がダメになった。看過できないのは経産省の税金投入後でも負債4480億円で倒産したこと。もっとはやくフラッシュメモリー事業にシフトしていれば…と残念です。本州四国連結高速道路の合併による料金値上げはいい判断である。また休眠口座(800億円から900億円)は将来性のある若者の起業資金にあてればいい。またオリンパスの粉飾決済事件で逮捕者が出た。菊川剛前会長(70)、山田秀雄前常勤監査役(67)、森久志前副社長(54)、指南役・中川昭夫(61)の被告らです。米国映像機器大手イーストマン・コダックは3日、NY証券取引所(NYSE)から上場基準に抵触する恐れがあると警告。ずるずると経営は悪化、ついに2012年1月19日経営破綻しました。コダックと世界を2分していた富士フィルムは2000年就任した古森社長は構造改革を行った。インフォメーション・ソリューション部門(メディカル・システム機材、記録メディア、ヘルスケア商品)・ドキュメント・ソリューション部門(複写機、複合機、プリンター)で見事に活路を見出しました。ドキュメント・ソリューション部門は富士フィルムでは富士ゼロックスや富山化学の株を75%も買占め完全連結対象とした。この快挙は2兆円もの内部留保の企業資金があった為です。また政府税制調査会は所得税の最高税率を現行の40%から45%に引き上げる検討に入りました。日本の限界税率である40%は米国の35%に比べても高い数値で、50%フランス、スウェーデン(約56%)、デンマーク(約55%)に続く数値です。国のサービスが充実しているが日本はまったくダメ。喫煙家に八つ当たりした「たばこ税率」のアップと全く同じ構図です。反対票が少ないから。現行の3大税収(所得税、消費税、法人税)は約49兆円ですが、この方法を採用するだけで2009年度の租税総額約75兆円をカバーできる計算になります。これに加えて付加価値税と資産税を導入するべきでしょう。発展途上国の税制をそのまま成熟国に当てはめていると、徐々に効率が悪くなっていきます。「(反対票が少ないからと言って)たばこや酒などの懲罰的な税率を上げる」ではあまりにも能がありません。日本の政治家や役人にも、もっと知恵を出して欲しいところです。野田政権も消費税を強引に10%に引き上げたら、長くは続かないでしょう。その後「一体誰が?」を考えると、暗澹たる気持ちになってしまいます。また野田首相は消費税増税について「ネバーネバーネバーネバーギブアップ」といい決断をした。というか財務官僚の操り人形(パペット)になっている。とにかく官僚の作文を棒読みしてないで「解散総選挙」で国民に信を問え。大体にして何で役人の給与2%削減やリストラ、議員リストラなどしないで国民に負担を強いるのは本末転倒ではないか?まずパブリック・サーバント(公僕)のあんたらが手本を見せるべきではないのか?自分たちは炬燵にはいって国民は寒空の外に放り込むことは国辱行為だ。まず公務員改革こそ「ネバーギブアップ」で臨め。消費税増税の前に公務員改革だ。まずは隗より始めよ、ということだ。つまり財務省の増税シナリオには無理がある。個人金融資産が1400兆円あるだの成長率がまだ4%はある等は机上の空論だ。社会保障は毎年1兆円ずつ自然増し超少子高齢化…国民も馬鹿でない。なら何故公務員議員のリストラ・給与ボーナス削減をしないのか?まず自ら手本となるのが公僕というものではないのか?また定年が65歳に延長されそうです。また消費税10%増税(1%増で2兆7000億円つまり27兆円。だが15兆円足りない)そもそも国の借金1000兆円のプライマリーバランスの黒字化自体不可能な画餅だ。5%引き上げる消費税は1%ずつ「高齢化(2015年408万人増)」「国民年金(借金→税金)」「制度改革」「機能維持」「社会保障等」ともっともらしい説明書がある。だが、消費税はポール・タックス(人頭税)ではない。「軽減税率制度(食品や生活必需品は無税)」にしても欧州では100年の歴史がある。日本でやったら「利権だらけ」だ。だからとりあえず消費税を10%均等に取ってそのうえで「生活困窮者」に金を戻すことだ。これはオーストラリアやニュージーランドでやっている。参考にするといい。それと議員役人のリストラや給料・ボーナスのカットだろう。また日本を代表する高品質カメラ大企業「オリンパス」が20年前のバブル崩壊からの損失(1000億円)を今年発覚するまで損失隠ししていたことが明らかになった。が、基本的に「他山の石」でも何でもない。というのは日本株の株主の4分の1は外国人投資家だからだ。ご存じの通り日本の年金の融資は日本株だ。外国人投資家が「日本の会社はおかしい」と融資を引けば日本年金の資産が減る可能性も大である。一番悪質なのは外国人社長(当時)が「不正融資」に疑問をもって告発しようとしたら日本陣営が「解雇」にして隠ぺいを続けようとしたこと。「日本の会社の「陰湿性」」をいみじくも示したのだ。他社もオリンパスを「反面教師」とする覚悟がいる。これが今回の教訓である。オリンパスが1000億円の粉飾決済発覚して20年間も粉飾決済をしていたのがわかりました。またM&Aに660億円も使ったというが「損失隠しの飛ばし」までやっていたという。ちなみに飛ばしとは例えばA社が10億円の株を持っていたとしてそれが5億円に値下がりしたとしよう。そのとき信用ある会社B社に買った時の10億円で「一時預かり」します。これでA社の損失がなくなる。これが「飛ばし」行為なんです。2011年10月31日政府・日銀は「歴史的な円高」対策として、円売りドル買いの「市場介入」に踏み切りました。財務大臣は「市場がどう思おうが介入する」として長期戦も覚悟しています。スタンスはいいのですが…ねえ。また安住財務大臣はG20で「日本は消費税を10%にあげます」とまで約束をしています。反対派対策ですね。今回の円高株安デフレ不況や大震災などの一連の危機を前に野田首相(というより財務省内閣)の「増税」路線は間違いだと私緑川鷲羽わしゅうは思う。復興財源なら復興国債や富裕税だろう。このままならデフレスパイラルと産業の空洞化です。財務省のいいなりになって「官僚の作文棒読み」の「財務省のポチ」は経済すら理解がない。財務省案で日本は破綻だ。これだけのデフレ不況下で過度な円高株安電力不足、電力料金値上げの大不況下に本当に「増税」する気ですか?このままなら大不況になり大企業の本社や工場が中国やベトナムに全部いって「産業の空洞化」「失業率50%」です。まずは公務員議員皇族のリストラやムダの削減がはじめの筈です。増税では「失業率50%」ですよ。ちなみに増税は「法人税 2012年4月から5%引き上げた上で3年間2.5%UP」「所得税 2013年1月から10年間4%UP」「たばこ税 2012年10月から国税は10億円 地方税は6億円 1本2円UP」「住民税 2014年6月から5年間50円/年UP」です。計9.2兆円です。また政府株は「日本郵政9.6兆円」「日本政策金融公庫4.5兆円」「日本政策投資銀行2.2兆円」「商工中金0.1兆円」「NTT2.0兆円」「JT(日本たばこ産業)1.7兆円」「高速道路6社0.4兆円」「東京メトロ0.1兆円」「成田国際空港0.2兆円」「産業革新機構0.08兆円」「中部国際空港0.03兆円」「日本アルコール産業0.003兆円」「輸入・港湾周辺情報処理センター0.004兆円」「日本環境安全事業0兆円」「エネルギー特会の保有株0.8兆円」(財務省HPより)。2011年9月23日財務G20サミットがあり行き過ぎた為替レートの正常化や欧州基金の強化が促された。だが日本の格差社会が深刻です。年収200万円以下が74%です。またパナソニック社が調達部門を海外移転です。遂に日本産業の空洞化の始まりです。何故日本はデフレ不況なのに世界で「円高」になっていると思いますか?まずは欧州ではPIIGS(ポルトガル、イタリア、アイルランド、ギリシャ、スペイン)の経済悪化、米国は大不況でどこも悪いので消去法的に円買いが起こっている訳です。また欧米は通貨供給量(マネーサプライ)を盛んにやっています。つまりお札を大量に刷っている訳です。だが日銀はあまり刷っていないのです。過度なインフレやハイパーインフレに警戒しているのですね。円高のメリットは海外商品が安く買えることですがそれよりデメリットの方が大きいです。円高では輸出産業が儲かりません。日本の基幹産業は「輸出産業」です。このまま円高・デフレ・電力不足・電力料金値上げでは「産業も空洞化」がもっと増加します。つまり、工場や本社などが海外に出て行って雇用は逼迫するのです。だが、欧米の経済が改善されないなら円高は改善されないでしょう。また金(きん)の値段が高騰しています。2001年に1g1000円だった金が2011年に1g4623円です。金は紙幣と違い価値があると皆思っているからですよ。なんせ地球上に380万トンしかないのです。だが金のデメリットは①金利がつかない②配当がない③保管が大変などです。金の7割はインドと中国が集めてる。米国は2割だけ。意外ですよね。だが、一部のエコノミストは2020年には中国は米国を抜いて世界一の経済大国になる、と言います。なら世界の基軸通貨が米ドルから人民元になる可能性もなくもないですね。リカの景気対策とは全然ダメです。日本の二の轍を踏んでいるようでは長期低迷は避けられない。バーナンキ米連邦準備理事会(FRB)議長はアメリカの経済低迷長期化に「深刻に受け止めている」と明言。私は良くない内容だと思います。「具体的にこうした対策をとっているから大丈夫」というべき。米国経済はこれから二番底を迎え、長期低迷に入り、回復が難しい。日本の「失われた20年」と同じ。米国の次の不安は住宅価格が回復しないこと。住宅価格指数(SPケース・シーラインデックス)の指数も2000年からリーマン・ショックまでから下落続き。バラマキでは駄目。もう一度「米国には投資する価値がある」と思わせよう。「ゼロ金利」より「金利5%」のほうが金が集まる。日本も同じ。現在の日本のGDP(国内総生産)は520兆円から540兆円です。円高ドル安なのでドル換算すると日本のGDPは伸びていると海外から見られます。が、国内の我々は「成長している」と感じられません。輸出の落ち込みの乱高下が激しい。レジャーで見るとかつて30兆円を誇っていたパチンコ市場はかなりユーザーに飽きられているようです。また観光も東日本大震災の影響で減少しています。2011年8月23日ムーディーズが日本国債をAa2(イタリアやクエートと同じレベル)からAa3(中国、チリ、サウジアラビアと同じレベル)に格付けを下げた。民間の会社が格付けしてもいちいちコメントすることはない、と野田佳彦財相はいうがそういう問題ではない。「通貨=円」と日本人が無意識に信じているのは、お上(政府・日銀)が自分たちを裏切ることなど絶対ないと信じ切っているからだ。そこで私緑川鷲羽わしゅうは聞きたい。日本というのは本当に、将来にわたって国民が、大切な金融資産を預けても大丈夫な国なのだろうか?今後とも円のままでいいのか? 外国為替市場で円が主要通貨に対して独歩高。円売りドル買いの為替介入を日本政府・日銀が行っても円高です。「日本円ひとり勝ち」は錯覚だ。日本人は莫大な借金があっても日本国債を買っているからきっと大丈夫だろう、という思い込みの結果だ。日本、中国、欧州、米国の「地雷」が2011年、2012年爆破するだろう。中国の地雷は「不動産バブル」だ。増税のための増税は愚である。勿論国民も馬鹿ではないから社会保障費の消費税増税は理解している。だが、今は有事である。東日本大震災の復興財源は建設国債、赤字国債でしかない。景気情勢を鑑みればデフレ不況下の増税は消費マインドが冷え込む。増税の前に徹底した歳出削減が先の筈だ。戦略を考えよ。「脱原発」はテロリストレベルだと思います。3年間原発を一切使わなければ日本の産業はどうなりますか?一部の人は(1)世界唯一の被爆国日本こそ「核なき世界」を(2)再生可能エネルギーを国家戦略とすべき、と思っている。子供を抱えた母親の涙でプロパガンダですか?何度も言うが「原発の30%」は太陽光発電システムや風力発電ではカバー出来ない。結局火力に特価して電力料金値上げ電力不足で産業空洞化です。アメリカの国債が「Aaa(トリプルエー)」から「Aa+(ダブルエープラス)」に格下げになった。世界同時株安です。ですが米国が2013年までゼロ金利政策を続けると政策を発表して、世界同時株安は一服です。東証359円安、株価9300円割れです。心配していた「二番底」ですか?2011年8月4日政府・日銀が為替介入した。一時80円まで回復した。経産大臣の海江田万里氏はいわゆる「やらせメール問題」で政務三役を更迭した。海江田万里大臣も辞任するという。日本時間2011年8月1日午前に米国債債務上限引き上げでオバマ大統領は野党共和党と合意した。一応「デフォルト(債務不履行)」は避けられた。「増税」の前に「徹底した歳出削減」を!どこでも良い国は徹底した歳出削減をした後「増税」した国だ。では日本のパブリックサーヴァント(公僕)は徹底した歳出削減をしたか?私から言わせるとまったくしていない。国会議員も官僚も皇族も多すぎる。今、増税の前にデフレ不況や産業の空洞化、復興計画や円高問題や電力不足こそダイナモだ。日本政府は優先順位を間違えている。日本共産党はバカの一つ覚えのように「大企業増税・金持ち増税」などというが実質経済がわかってない。原発にしても「反原発」など阿呆である。原発の30%は再生可能エネルギーでは今は補えない。結局火力に特価して電気料金値上げ、更なる失業者急増、失業率50%だ。もっと民主党政府は「実質経済」を学び、「戦略の見直し」を求める。消費税10%というのはあくまで「構想」であり、決まった法案ではない。しかし、それはけして「東日本大震災の復興支援」ではなく毎年1兆円ずつふえる社会保障費(介護、医療費、年金財源、育児)の補填のためである。先進国では消費税は「軽減税率方式」で贅沢品に消費税をかけ、食品や服には消費税をかけない方式である。消費税は1%あげれば2兆6000億円分である。円相場が一時77円台の円高となった。これはEUのまたのギリシャ危機を受けてでした。輸出が難しくなり「円高」とは日本の基幹産業である輸出産業に大打撃だ。なぜ「円高」か?はアメリカの国債と関係している。もうアメリカは借金できない。アメリカの借金は(日本の借金は998兆円)14兆3000億ドル(1144兆円)である。アメリカでは法律で14兆3000億ドルしか借金できないことになっている。法律改正をしようとオバマ大統領は何とかしようとしたがアメリカ議会も「ねじれ国会」である(上院(100人中与党民主党53人、野党共和党47人)下院(435人中与党民主党193人、共和党242))。デフォルト(債務不履行)になれば日本も73兆円分の国債保有しているアメリカ国債が返せない状態になり、米国債価格や金利が暴落して、アメリカは「破産」する。日本の貧困率は16.0%で貧困者数は2000万人、生活保護者は200万人だ。IMF(国際通貨基金)の前理事長ストロスカーン氏のいわゆる「下半身スキャンダル」で判決は、セクハラを受けて訴訟を起こしたという女性の信頼性がない(売春行為をしていた、麻薬組織との関係があるなどや証言がチグハグ)として「無罪」になった。が、このストロスカーン氏とは大物で、次期フランス大統領候補であり、今回の訴訟は「陰謀」ではないか?という「陰謀説」が流れている。真相は謎だが有りうる。要は誰が徳をしたか?である。また日本政府は2010年代をめどに消費税を10%に段階的に増税することで閣議決定しました。何か「火事場泥棒」的な政策です。社会福祉の財源としては仕方ないのですがねえ。震災後の対日M&A(企業の合併や買収)が低迷しています。その一方で日本企業の海外でのM&Aは4割り増だそうです。これは東日本大震災で工場などを海外へ…という危険なシフトです。2011年5月の倒産件数が1071件、国際機関は日本の2011年度の日本成長率を「ゼロ成長」と判断しました。ムーディーズが日本国債の格付けを「Aa2」から格下げを検討中です。東日本大震災を受けてのことです。これは国債の金利と負担に影響することですね。みずほ銀とコーポ銀が2013年春をめどに合併合意です。IMF(国際通貨基金)のストロガーン専務理事が女性に性的暴力をしたとして、逮捕されました。ストロカーン氏は辞任、後任はクリスティーヌ・ラガルド仏財務相(女性)ですね。IMFの信憑性が揺らいでいます。東日本大震災では原発事故、エネルギー不足、財政悪化、農産物の危機の「負の連鎖」だ。TPP(環太平洋パートナーシップ)に参加し強い農業、21世紀型のエコタウンをつくることだ。復興財源は恒久ではなく10年限定で被災地以外で消費税2%増税と復興国債だ。だがここにきて投資マネーが変調の兆しだ。円高高騰で一時79円台、原油価格(WTI)も急騰した。投機筋がいかに大金(1600兆円)をもっているかがわかる。パナソニック社は4万人リストラすることを発表です。こういうのをみると日銀の「来年度(2012年)V字景気回復シナリオ」に疑問を持ちます。「7月9月で回復」「夏、一時停滞」「秋、電力回復・イノベーション」「冬・来年度・生産増加、景気回復」だそうです。が、米国民間格付け会社「スタンダード&プアーズ」が日本国債の格付けを「安定的」から「ネガティブ」に下げました。これは「東日本大震災」で20兆円から50兆円かかるからだと言われています。消費者物価指数(2人以上の世帯)が3月は「東日本大震災」を受けて2.6ポイントマイナスです。「買い物する気にならない」という消費マインドの冷え込みは危険なことです。今回の2011年3月11日の甚大で未曾有の災害「東北関東大震災」では死者・行方不明2万9000人、避難民12万人です。この大震災が日本経済に与える影響は甚大だとして「リスクを減らしたい」と東証の日本株価が大暴落です。1015円安で、この大震災で「世界同時株安」となっています。これは「リーマンショック」以上の反動不況です。ここまで株価が落ちるのは戦後3位だそうです。日本は大震災からリカバリー出来るまで1年はかかるだろう、と観られています。だが、買い戻しで株価は9000円台に回復です。だが、投機目的による外国人投機家からの円買で、一時為替市場で76円もの円高になりました。(現在は円安傾向です)日本政府からは「災害で大変なときに不見識だ」という意見がきかれました。が、こうした投機はある程度予定されたことで、自分たちのお粗末な災害対策・為替対策・経済復興対策を「棚上げ」して、それを不見識だという民主党政府こそが不見識だ。G7政府・日銀が円売りドル買いの協調為替介入を実施し、危機的状態であった為替市場は回復しました。菅首相は27日、預金者の死亡などで長期間利用でない「休眠口座」に関して「制約を打ち破って国として活用できる道がないか検討したい」という。英国のキャメロン首相が推し進めている「ビッグソサイエティ」という社会政策の多くを慈善団体や社会起業家などにゆだねる構想です。NGOやNPOにもさらに広げる「グレートソサイエティ」がいいと思う。英国では15年、日本では10年で「休眠口座」とされるが3年で充分です。ちなみに休眠口座の英国の預金残高は4億ポンドです。中国の国営紙チャイナデイリーは中国の著名な経済学者・金永定氏の寄稿を掲載しました。「中国の成長モデルは持続不可能であり、緊急の経済・政治改革を断行しない限り経済の減速に見舞われる」というものでした。バブル時の日本と同じように「軟着陸(ソフトランディング)させる」というが、バブルは崩壊する。また米国の富は西欧に移行し、インドは300億ドルを投資するというが、インドはハイパーインフレになると思います。日本を含む世界経済の4つのリスクは①「米国ドルの崩壊」②「欧州経済危機の連鎖」③「隣国中国で起きる可能性のある不動産バブルの崩壊」④「日本国際暴落」リスクを避けるには何百兆ドルもの「ホームレスマネー」の制御のシステム構築です。908兆円の国の債務(借金)ですが、2009年には52兆円(税収30.7兆円)、2010年は44.3兆円(税収39.6兆円)でした。毎年9兆円ずつ減らして10年で借金しなくて済むが、消費税35%で25年かかる。プライマリーバランスの黒字化だの908兆円の全額借金返済だの無理です。ですが、借金を減らす努力はできます。まずはそれですね。よく「ヘッジファンドって何ですか?」と聞かれるのですが、「お金儲けの危険なことはしない、財産を増やさなくても減らさない基金」と「「サブプライムローン」のようなハイリスク・ハイリターン基金」のような運用基金会社のことです。また日本は少子高齢社会でデフレ化しています。子どもがいなくなることで「こども用品が売れなくなる」「車を買わない」など諸説があるそうです。法人税減税5%つまり法人税は35%だという。つまり、1兆5000億円の減税です。まだ高い。せめて法人税は20%ぐらいがいい。だが、その一方で配偶者控除が廃止、相続税・所得税・住民税は増税だという。つまり6200億円の増税です。1400兆円の循環の為には相続税や所得税は増税してはいけない。何故わからないのか?戦略がない国である。よくきく「○○ホールディングス」というのは何だかわかりますか?これは「ホールディングス Hold company」という他の会社の株式を持っているだけの会社です。社員は少ないのですが、株を持っているだけの会社です。親会社とは違います。会社のオーナーみたいなもの。配当金が利益です。他の会社を指導する会社で財閥みたいなもので、昔の財閥(三井、三菱、住友、安田、鈴木)はGHQの規制(独占禁止法)で解体されました。が、1997年に見直されてホールディングスが国際競争力教化のため生まれました。また格付け会社とは国や会社のレベルを格付けする会社です。(日本格付研究所(JCR)、ムーディーズ・ジャパン、ムーディーズSFジャパン、スタンダード&プアーズ・レーティング・ジャパン(S&P)、格付投資情報センター(R&I))また格付会社が賄賂をもらってAAAを付けたら?ですがもしいい格付けをしてその会社が倒産したら「格付け会社」そのものが信用を失います。その為、賄賂をもらって…など現実的ではありません。

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中国の正体 重慶トップ・薄煕来氏失脚 政権闘争激化

2012年03月30日 15時04分13秒 | 日記
 中国の正体
  
 香港行政長官に梁振英氏(56)が就任となりました。また重慶トップ・薄煕来氏が失脚しましたね。太子党VS共青党の権力闘争です。胡錦濤国家主席から習近平国家主席へ、温家宝首相から李克強首相になりますね。中国人民解放軍の機関紙「解放軍報」は、共産党の支配下にある軍を「国有化」するという主張を「断固阻止する」とタブーに触れました。中国は「中国共産党が国家運営」している状態です。土地も共産主義上からか売却はなく、50年ローン70年ローン。土地と共に軍隊も保有しています。党中央から選出される「党中央委員会」と人民代表会議から選出される人物はほぼ同一人物です。歴史的には中国人民解放軍(中国共産党)が中華民国軍(国民党)を台湾に追い払って勝利したわけです。中国共産党は毛沢東を忘れたいし、2000万人~5000万人の死者をだした大躍進や文化大革命を国民に思い出されたくないのです。薄煕来氏は毛沢東回顧主義者で、繁栄から取り残されたひとに救済を、黒社会撲滅に熱心で国民に人気がありました。人気者を失脚させた訳ですから「夫人が殺人に関与していた」「習近平氏の盗聴をしていた」とネガティブ・キャンペーンが出されるのです。「盗作」に関してはiPadの件もありさすがにアメリカ人も怒っているそうです。ですが日本だって昔は中国程ではないが「猿まね」をしていました。いつか通る道です。また「チベット暴動」から4年です。チベットでは中国共産党政府への抗議の焼身自殺がとまりません。2012年2月14日ワシントンDCで事実上の米中首脳会議があり、習近平氏とオバマ大統領が会談しましたね。オバマ氏は「大国としての責任を」と釘をさしました。また劉暁波氏(56)と同じく中国民主化運動家の余傑(38・ユージェ)氏が米国に亡命しました。2012年1月15日、台湾総選挙で馬英九氏が再選されました。女性候補の蔡英文氏を1000万表近くの票差でした。また欧州中央銀行(ECB)がユーロ圏内の応札額が500億ドル(約3兆9000億円)で前の128倍にもなりました。日本の財務官僚は日本の経済成長率は4%であり増税の余地があり、個人金融資産は1400兆円であり大丈夫だといいます。が、1400兆円は表に出なければ意味がありません。外国人投資家は「日本人は国民がパニックになっていないので日本国債は大丈夫だ」と思っています。だが、誤解で日本国民は無知で行動をおこしていないだけです。また中国の人民元が「元高」になれば「中国経済はたいしたことないな」とメッキが剥がれ「メキシコ型」の経済崩壊することは間違いありません。つまり「バブル崩壊」です。また野田首相の訪中が中国側の事情で延期になりました。12月13日は「南京大虐殺」の日で「反日デモ運動」の火に油をそそぐようなもの、との判断でした。また台湾総統選だけでなく、2012年は主要国の首脳選出が相次ぐ、非常に重要な年になります。1月に台湾総統選があり、3月にはロシア、香港、4月にはフランスでも選挙があります。ロシアはメドベージェフ大統領が出馬しない意向を示しているので、事実上プーチン首相の信任投票のような形になると思います。4月にはフランスで大統領選があり、セゴレーヌ・ロワイヤル氏などの社会党の候補者と現サルコジ大統領との争いが予想されます。
 そして、10月には中国で選挙があります。習近平氏が総書記になれるかどうか、また先ごろ「死去した」と誤報が伝えられた江沢民前国家主席の健康状態はどうなのか、という点が注目です。世論では「習近平氏でほぼ決まり」という雰囲気ですが、まだ分からない状態だと私は思います。また習近平氏が総書記になれば、必然的に李克強氏が首相になると見られていますが、李克強氏が首相の任に耐えうるかどうかは疑問が残ります。
 私としては第3のダークホースが登場する可能性もあるのではないかと見ています。
 この点についても江沢民前国家主席次第とも言えるでしょう。そして年末に向けて、11月には米国大統領選があり、オバマ大統領が再選されるかどうかが注目です。12月には韓国の大統領選もあります。韓国の場合、大統領は再選がないため、現在のイ・ミョンバク大統領は非常に優れた大統領だと思いますが、必ず新しい大統領が誕生することになります。次の大統領が誰であれ、イ・ミョンバク大統領ほどビジネスに通じている人は珍しいので、その点では心配です。来年は日本を取り巻く列強の状況が大きく変わる1年になる可能性があります。非常に重要な年であり、日本としても注目していく必要があるでしょう。大前先生は昔から「中国新幹線は必ず事故を起こす」と予告していました。1964年から50年間の日本には細かい事故をクリアしてきた積み重ねの技術ノウハウがあります。一度も日本の新幹線は大きな死亡事故は起こしていません。気候によってはマイナス20度の雪の降りしきる中の通過も。日本は何度も実験してきました。2011年3月11日の東日本大震災でも日本の新幹線は一台も事故がありませんでした。韓国中国の新幹線は事故ミス多い。中国韓国はきちんと金を払って日本のノウハウを買って導入するか、100回200回と事故を起こして自己実験して独自技術を開発するか?です。中国と韓国は日本のノウハウの技術(ATS・ATC)を甘く見るべきではありません。2011年7月24日中国高速鉄道で落雷で停止・追突事故で4両落下、43人が死亡した。つまりハード(高速新幹線)は猿真似できてもソフト(列車制御システム(ATS・ATC))が「バッタモン」であったということ。中国が日本の新幹線の猿真似をして世界で特許申請をしているらしいが大した事無いという感じですね(笑)。また江沢民・元国家主席(84)が2011年7月7日現在危篤状態である報道ではすでに死亡したという。まあもう「おわったひと」であまり関係はない。中国共産党創建90周年で2011年7月1日は胡錦濤国家主席が「世界第二位の経済大国になったのは中国共産党のおかげ」という。だが、貧富の差は拡大する一方です。一年間で1ドルで生活する「極貧層」は1億7000万人もいます。(極貧層はなくなることはない。ゼロになるなど夢物語だ。)2011年6月27日中国新幹線開業運転です。北京上海間が4時間49分です。だが、初乗り2万7000円で中国人には値段が高すぎるとして金持ちしか利用しないらしい。日本人の台湾への好感度が75%だそうです。台湾は東日本大震災にたいして60億台湾ドル(170億円)も寄付してくれています。親日国(国ではなく中国の一部)ですし治安も人柄もいい国民性ですからね。2011年5月内モンゴル自治区でデモが拡大しています。デモ隊は2000人から3000人いやこれは中国政府の報道なので1万人規模だと実際はそういうことでしょうね。2011年5月22日東京で日中韓首脳会談(菅直人首相、温家宝首相、李明博大統領)があり「風評被害の防止で合意」しました。また被災地にもいきましたね。日本の財界トップは三国のFTA早期締結を勧めました。パキスタン・ギラ二首相が訪中、中韓首脳(李明博大統領、温家宝首相)が被災地訪問です。ワシントンDCで中国首脳と米国首脳が米中戦略・対話がはじまりました。人民元引き下げで合意し、米国は為替レート変動を調整。両国は包括的な貿易不均衡打開で合意。日本の東日本大震災の支援で両国一致。外交軍事に対して協議場設置。エネルギー管理協議で一致しました。いよいよアメリカと中国の二大大国の時代です。最近「モンゴルに核処理場計画」をと日米が昨秋からモンゴル政府と交渉していることがわかりました。見返りに原発技術支援をモンゴルに与えるそうです。まあ、ロシアのシベリアやツンドラ地帯の地下には「猛毒ガス」が眠っていますから、広大な草原を持つモンゴルに白羽の矢が当たったということです。東日本大震災では義援金が官民合わせて144億円もの額にのぼった。民主党政権はフランス、イギリス、イタリア、アメリカなどの新聞に「感謝広告」を載せた。だが、81億円もの義援金を提供した台湾の新聞には載せられていない。あまりにも中国共産党におもねっています。「台湾は中国の一部で国ではない」というのがスタンスでも「台湾国民」に感謝広告を載せるのが筋ではないか。それとは対極的なのはオーストラリアのギラード首相だ。過去14年間日本がオーストラリアからの輸出の1位であったが、いまや1位は中国になっている。だが、そんなことは気にもとめず、ギラード首相は岩手の南三陸町を訪問し、被災民を激励している。菅首相とギラード首相の「器の違い」か。米国が中国政府に「反体制活動家拘束」をやめるように提言し、中国政府は「内政干渉だ」と反発しています。2011年4月27日、インド北部ダラムサラのチベット亡命政府はロザサン・セング氏(43)が首相に選出されました。2011年4月23日中国共産党政府はチベット僧300人を拘束しましたね。中国政府は四川大地震から3年ということで廃墟の町を保存することを発表した。実は中国では「バブル経済」がかなり膨らんだ状態で、現在はお金を湯水の如く投資や住宅購入に使っているが家を売り始めた途端に「バブル経済」がはじけ飛ぶだろう。中国共産党政府が「バブル経済制御」の為、人民元の金利を0.25%引き上げましたね。中東・北アフリカの民主化デモ(ジャスミン革命)で、中国でも革命が起こりそうだったのですが不発でした。でも、火種はのこりそうです。今後は大きなうねりがありそうですね。ちなみに全人代(中国の国会・全国人民代表大会)が開かれました。物価の高騰、インフレ、治安の悪化、拝金主義、失業問題…問題山積です。今後5年間の年間成長率は7%、2015年のGDPは2010年比で1.4倍の55兆円(約690億円)程度、今後5年で都市住民と農村部の所得の伸び率を7%程度、今後成長率は8%、人民元利上げなし、財政支出は10億元(125兆円(日本は92兆円))、です。中国のような資金のない国はリビアやアフリカに入りすぎで、リビアの中国人がとなりのチュニジアに脱走するにも歩きだったという。今後、中国の「バブル経済」が弾けることもありそうですね。2011年2月21日、中国から上野動物園にパンダの仙女(シィエンニュ・メス(日本名・シンシン・真真))と比力(ビリー・オス(日本名・リーリー・力力))が借款されましたね。年間7880万円。いわゆる「パンダ外交」です。、また法務省によると2010年の日本の外国人入国数は944万3671人と前年の188万2341人だが、本来なら1500万人から2000万人あるはず。日本ブームの火がつかなかったということです。イタリアは年間4000万人です。とうとう中国がGDP世界第2位になりました。だが、一人当たりのGDPは日本人の10分の1です。2011年1月、胡錦涛国家主席が訪米して、バラク・オバマ米国大統領と会談、米国旅客機200機3兆7000億円の「政治的お土産」の商談をまとめ握手しあった。さすがは胡錦涛氏、人権問題は軽くかわすしたたかさでした。中国人の観光ビザは350万元(230万円以上)の富裕層(150万人)から年収6万元(約80万円以上、ゴールドカード所有、大企業会社員や貧乏人以上のひと(600万人))に引き下げられた。1人あたり13万6870円日本で消費するという。また中国人の日本不動産買いも進んでいる。というのは中国では土地はすべて国家からのレンタルなんです。期限(住宅70年、工業50年、商業40年)。レナウン、ラオックス、本間ゴルフなども中国マネーで買収され立ち直った。よく中国共産党一党独裁といいますが、一応アクセサリー的に他党(台湾民主自治同盟、中国致公党、九三学社、中国農工民主党、中国民主促進会、中国民主建国会、中国民主同盟、中国国民革命委員会)があります。しかし党領には「中国共産党の指導にしたがう」というものでアクセサリーに過ぎません。中国では5年に一度「全人代」という国会が開かれます。が、1年に一回委員会も開かれます。日本では、憲法の下に司法・立法・行政の下に政党があります。が、中国では中国共産党の下に憲法、その下に司法・立法・行政があります。位は上から「総書記」「政治局乗任会」「政治局員」「中央委員」で胡錦涛、習近平、李允強、貸国強、周永珠、呉邦国、温家宝、呉慶林、李長春の9人ですべて決めています。googleが中国市場から撤退しましたね。これは中国のネット利用者は3億8000万人ですが中国共産党のサイバー警察が3万人いて規制するからなんです。例えばノーベル平和賞の劉暁波氏の記事など見れない訳です。でも中国のTVチャンネルは5847局もあるのです。広告収入だけで8000億円です。中国の人口が13億人で言語も多彩だからです。だが、コピーが酷い。税関の差し押さえが中国からが年8000億円と一位、二位は韓国です。「iphone」でなく「Hiphone」とか「ipad」でなく「iped」とか「google」でなく「goojje」とかです。でも日本だって昔は安かろう悪かろうというものでした。それを努力して「世界に冠たるメイドインジャパン」にしたのです。しかし、中国では役人の賄賂が金だけではなく「黄鶴楼(こうかくろう)」という現金化できる高額タバコ(1カートン3800円)が使われます。「アリ族」というのは高学歴ワーキングプアです。中国には職はありますが、高学歴にみあう仕事がないのです。今度は尖閣諸島沖に中国漁業監視船2隻が領海侵犯です。APEC首脳会談が横浜であり、菅首相と胡錦涛国家主席とたった22分だけ会談しました。通訳を考えると10分くらいでしょうか。情けない無戦略国家です。You tubeに「尖閣諸島での中国漁船衝突映像」が何者かによって(sengoku38)アップロードされTVでもガンガンまるで「プロパガンダ」のように流されました。私はこのような違法な海賊版映画のような画像を民間の中庸であるべきテレビ局がそのまま流すことがいいとは思えません。これでは映像をアップしたプロパガンティストの「思惑通り」です。この「尖閣映像」に対して検察当局が捜査にはいりました。神戸の43歳海保職員(一色正春・元航海士)が神戸漫画喫茶でアップロードしたとして逮捕です。が、このひとおかしいんじゃないの?まるで「英雄気取り」です。こういう映像は事件その日に政府が秘密裏にでも世界に配信するのが危機管理というものです。まるで「女風呂盗撮映像公開」です。政府が「映像を公開しない」ときめたのに官僚が知らん振りでアップするって「シビリアン・コントロール」はどうなってるのか?官僚の霞ヶ関幕府でしかこの国は動いていないのか?日本政府には「今、日本は瀬戸際にあるのだ」という強い危機感を持って対応してもらいたいと感じます。また尖閣諸島は1969年に調査せれ「近辺地中に大量の石油・天然ガスが埋まっている」とわかった途端中国は1971年から「尖閣諸島は中国のものだ」といい始めたのです。単なる「利権あさり」です。中国がレアアース(稀少金属)の欧米系輸出もストップ、資源外交の武器にしています。インフレ抑制のため通貨元0.25%利上げです。2010年の中国全人代でポスト胡錦涛主席に、軍事委副主席に選任された習近平(シー・ジンピン)氏が選ばれた。次の中国国家主席は習氏で決まりです。2010年ノーベル平和賞に中国人民主化活動家で作家・現在「国家転覆罪」で獄中の劉暁波氏(54)が決まりました。中国の「反体制派」も大喜びです。ですが中国共産党政府は反発していますね。中国共産党政府は劉氏の授賞式出席を認めませんでした。まあ、中国政府というか中国共産党一党独裁体制を批判している劉氏を出す訳ありません。旧ソ連のサハロフ博士、ミャンマーのアウン・サン・スー・チーさん、南アフリカのマンデラ氏のように劉暁波の受賞は「命を守る為」ですね。中国軍の軍事費拡大が拡大しています。中国側は「中国軍の近代化には17兆円必要」といいます。2009年のデーターですが日本より中国の軍事費は500億円の差があったそうです。これは東アジアの軍事バランスにとって重要です。また4月から6月のGDPは日本1兆2883億ドル、中国1兆3389億ドル、GDP成長は米国14兆ドル、日本1.8兆ドル、中国31.28。経済成長は米国-2.4%日本-5.2%中国7.1%…というデーターがありますがこれは誤ったデーターです。日本中国は四半期の数字で米国は一年間の数字です。こんな出鱈目な数字をだしてくるひとの気が知れません。「日本の負け」が決まった訳ではありません。策はあるのです。負け犬のように尻尾をまいて逃げる前に策を打ってください。中国はGDPで日本を抜いて世界第二位の経済大国になりました。でも人口がそもそも違うんです。中国の人口は13億人。日本は1億2000万人です。一人当たりのGDPは日本が3万9731ドルに対して中国は3678ドルです。軍事費は近代化が急務なようで中国政府は6兆9000億円といいますが実は12兆8000億円といわれています。日本の軍事費は510億円です。なぜかというと国産空母を製作中だからです。世界で空母を持つ国はアメリカ、イギリス、フランス、ロシア、ウクライナ、インド、ブラジル、イタリアだけ。中国は空母を保有し東シナ海や南シナ海や台湾などのいわゆる「領土問題」に睨みをきかせる為に空母(航空母艦)を保有したいのですね。しかし、中国にも「頭が痛い問題」があります。それが日本以上の少子超高齢化問題(8-4-2-1問題)です。国連の定義に65歳以上の人口割合で7%以上が「高齢化社会」。14%以上が「高齢社会」。21%以上が「超高齢化社会」といいます。日本は23%。中国は33%(1億3474万人。10年後2億4800万人。20年後4億人)です。これから中国は労働者・人材不足でバブルが弾けますね。中国が日本の領土である「尖閣諸島」を「中国領土だ」といいます。また民衆の人海戦術のデモですか?尖閣諸島は日本の領土であり1895年に日本の領土になり、その前は「琉球王国」つまり沖縄人の領土でした。中国人のデモを止めたければまた入江紗綾でもだせば(笑)。まあこれは冗談です。紗綾だかの小娘なんか役に立ちません。反日デモにしても反中デモにしても屈折した「愛国心」は「暴挙」なだけです。尖閣諸島問題はアーミテージ元国務次官補は「日本は中国に試されている」と観ているそうです。まあ「反日デモ」自体は2005年もあったお祭りみたいなものです。が、海上保安庁も尖閣諸島で海保の船に中国船が衝突してきた、というなら何故そのときの映像を世界にむけて放送しないのですか?どこまで民主党政権は無策なんですか?報道させてそのうえで「政府恩赦」という形で罪人を許して中国に帰せばいいだけだったのです。どこまで無策なんですか?尖閣諸島も日中の「共同開発区域」でいいじゃありませんか。北方領土だって3島返還で「共同開発区域」でいいでしょう?どこまで無策なんですか?まず日本のODA(政府開発援助)について一席。860兆円の大借金がある日本ですが、ODA援助はまだやっています。ODAには二国間援助と無償資金援助と有償資金援助があります。基本的には有償とは返済を求める援助ですがローン金利は援助国の政情によりまちまちです。アフガニスタンの金利は0.01%。返済に40年です。日本のODAの総額は32兆円です。189ヶ国(先進国以外すべてに援助しました)。貧困をなくすのがODAの目的だからです。戦後の日本も貧しかった。その為に米国から脱脂粉乳などの食料援助や技術援助を受けました(総額12兆円)。東海道新幹線や東名自動車道路も世界銀行から借金してつくりました。ローン返済は1990年で完済しました。日本のODAは最初は侵略した国への賠償でした。72年に田中角栄がニクソンの真似をして北京に行き「日中国交正常化」がなります。そのとき、周恩来首相(当時)は「賠償はいらない」といいます。だが、日本は円借款という形で中国に援助します。(全部中国のクレムリン・中南海の老人たちのポケットにはいっただけ)。例えば北京首都空港も日本のODA300億円でつくられました。日本はアフリカにも援助しています。クロマグロ輸入禁止のときはアフリカ諸国が日本側について反対してくれました。援助のポリシーは「魚を与えるのではなく魚の釣り方を教えること」です。ODAによってその国が発展すれば現在の中国のように日本製品がどさどさ売れます。まあ、「先行投資」ですね。今、中国人のお金持ち(1億人いる(年収1000万円以上または350万円でも(日本と物価が違うから。30億円以上は6038人)))が狙うのは日本の不動産である。なぜなら今、上海はバブルで日本の不動産しかも山手線エリアが上海の不動産価格より安いから。後は中国ならではの事情があって、中国は社会主義国で土地保有が認められてないんです。中国の不動産は建前上は中国共産党のもので、国民に借款する、ということです。また中国人の観光客は100万人で規制緩和でこれから日本に観光で訪れる中国人は1000万人といわれています。しかも、今でさえ富士山周辺の別荘のほとんどは中国人オーナーが所有しているそうです。人民元が高くなれば日本の土地や金融不動産や会社が安くなる訳です。まるでバブル時代の日本がアメリカの土地や会社や絵画を買い漁ったときに似ていますね。また、ブレイン・ドレイン(頭脳・技術流出)が加速しています。まず工業国家として大事な「金型技術」ですが、中国や韓国に流出しています。中国BYD社にオギハラ社(日本の大手金型会社)が買収されたのは有名ですね。日本人の「金型職人」もリストラや倒産、失業や定年で職を離れ、中国や韓国企業が高待遇で招いて指導させているといいます。例えば全米高速鉄道計画(グリーン・ニューディールの一環、建設費4兆円)。日本から新幹線「はやて」を中国は購入したのですが、すぐに猿真似して「CRH2中国製新幹線」としてアメリカにセールスしています。また韓国も日本の猿真似が目立ちます。ちなみに韓国のサムスン電子という会社は今や世界一の家電メーカーです。なぜか?これは韓国が5000万人の人口しかない、ということで世界で売らないと食べられないということです。例えば韓国企業に入るには一流大学卒業のちTOEIC780点以上の「英語力」が必要になります。サムスンは世界一の利益をあげています。それは「金融、IT、英語」という人材がいるからです。日本人にそういう人材がいくらいますか?毛沢東の孫の毛新宅(40)が史上最年少で少将だそうで「世襲ではないか」と問題になっていますね。中国の省エネ改革費は65兆円です。中国は正式な国名は「中華人民共和国」で人口は13億人以上です。08年末の総人口は13億2802万人。うち都市で生活する人は6億667万人、農村住民は7億2135万人、都市人口の比率は45・7%。人口爆発は止まりません。中国は人民元を切り上げましたね。中国はいままで1ドルを6.23人民元に固定していました。北朝鮮の金正日が列車で中国訪問です。経済援助を要求しましたね。いままで中国人の富裕層(年収25万元(340万円以上))にしか認められなかった日本への入国観光ビザを41万円の年収の中国人にも発行することになりました。中国人が豊かになり、不法就労や不法滞在の危険が少なくなったからです。いよいよ上海万博2010年5月1日スタートです。上海万博PRソングが岡本真夜の「そのままの君でいて」の盗作でした。台湾が北京射程のミサイル開発を中断していましたが再開したそうです。いよいよ東シナ海がきな臭くなってきました。中国人の「盗作メンタリテイ」は醜悪です。上海万博ではリハに20万人が殺到してパニックになったそうですね。中国で2010年4月14日地震があり1880人以上が亡くなりました。謹んで哀悼の意を示します。最近、「人民元にたいしての米ドル価値が45%低い」とC・フレッド・バーグステン氏がいっています。このひとは過去日本に対しても「1$70円がいい」といっていました。要するに人民元や日本円が高くなれば米国国内に工場をもどす、というのである。馬鹿馬鹿しい。米企業で米国内に工場を移したい人間はいない。そんなことを提案したら株主が黙っていない。結局、人民元が高くなったらベトナムやタイに工場を移すだけです。バーグステン氏のいうことなど相手にしないのが上策です。中国で日本人犯罪者が死刑執行されましたね。悪いことをしたのだから当然です。そんななかで中国では犯罪率が高くなっています。中でも役人の犯罪率が高くなっています。それは庶民にたいして役人の給料は低いままだからです。GDP比率で8・9%の成長率ですが…。インターネット上で民主化運動をいたとして民主化運動家の劉暁波氏が逮捕起訴されましたね。EU米国が抗議している。日本は?また農村住民7億人も「繁栄からとり残された存在」です。なら農村改革で米国のように農業を近代化すればいい。と考える方もいると思います。が、そうなると農業人口は数千万人で十分になり6億人が「失業者」になってしまう。それらが都市に雪崩込んだらパニックです。英国人が処刑された。中国国家副主席・習近平氏(ポスト胡錦涛の次世代のリーダー)の今上天皇(平成天皇)との会談がありましたね。これは小沢一郎のごり押しと言われています。また中国に小沢一郎が「修学旅行(笑)」で民主党議員143人(全員で630人)を連れていきましたね。小沢一郎は胡錦涛主席と会談して上機嫌です。が、馬鹿らしいパフォーマンスですよ。大勢引き連れて「お山の大将」ですか?また別の話ですけど広州や重慶は「中国のデトロイト」になれるそうです。戦略的に世界の自動車メーカーを呼び込むことです。が、中国に100も200も100万人都市が出来るなんて現実的ではありませんね。新たな中国の人材はこうした人口爆発を見据えて、戦略的に活動する人材です。また「ひとりっ子政策」から30年で何と少老少子化の中国は第二子出産を奨励しているという。中国はひとりっ子政策で日本と同じ少子化です。これが中国のネックにならないといいが…。まずは日中の経済的協力を加速化することです。中国は2050年には世界一のGDP(アメリカ合衆国の2倍)になります。当然、そうなると人件費も上がる訳です。だから世界は第二の「世界の工場」としてベトナムや東ヨーロッパやアフリカに注目して進出しているそうです。日本のとる道は「日本でしか作れない製品」を作ることですね。ポスト胡錦涛といわれる習近平国家副主席(58)が09年12月14日から17日まで来日しましたね。次世代のリーダーともいわれる習氏に期待してます。09年11月17日、米中首脳会議がありましたね。オバマ大統領と胡錦涛国家主席で「非核」「地球温暖化防止」などで合意しました。また中国の成長率は7月から9月で+8・9%です。凄いですよね。9月の海外からの中国への直接投資額が前年比18・9%増の78億9900万ドル(約7060億円)になった。また中国政府系ファンドがPKOを実施しようとしてますね。全体的な中国投資が戻ってきました。中国が200兆円の国家ファンドを使って世界中の企業を買収しはじめいる実態も明らかになりました。これをバブル経済の日本になぞらえるひとがいます。が、では今の日本はバブル経済崩壊後金がないのでしょうか?いや実は個人金融資産は1600兆円です。だからこの金を投資にまわす戦略が必要です。例えば、「今、自動車を購入したら重量税や所得税を免除する」「築30年の住宅建て替えなら税率を優遇する」ということです。が、「金利の上げ下げ」や「マネーサプライ」で景気回復しないことは日本が証明しています。米国はオバマプランなどと言って、同じ轍を踏もうとしています。銀行は金利ゼロになると貸し出し努力をしなくなるからなんです。なぜなら利回りだけで儲かるからです。経済活動を発展させる為には個人金融資産運用です。が、民主党政権は「増税」や「赤字国債」など馬鹿げた間違っている方法論をとっています。これでは中国に勝てません。鳩山政権発足を受けて中国は「日本はアジア重視になるのではないか」と期待しているそうです。胡錦涛国家主席(66)の後継者の習近平国家副主席(56)が訪日するそうです。いよいよ世代交代ですか。中国の建国60週年が09年9月1日でした。10年ぶりに行われた軍事パレードでは新型ICBMや新型戦車や北朝鮮ばりのマスゲームと胡錦涛国家主席の演説がありました。中国の政治はアクセサリー程度に別な党がありますが基本的に中国共産党一党独裁政治です。最高指導者は胡錦涛国家主席、首相は温家宝氏です。ポスト胡錦涛氏は習近平氏(国家副主席)です。確かに政治は一党独裁政治です。が、経済は「改革解放政策」つまり資本主義です。経済特区という沿海部の特別管理区域があって、上海、深釧、珠海、広州、香港などです。北京沿海部ではバブル経済が弾けました。が、内陸部にはやっと経済効果が出てきたところです。沿海部と内陸部のひとり当たりのGDP格差が問題で格差は何百倍です。実は中国では地方の戸籍の者は「地方でしか働くことができない」と法律上規制されています。だから都市部の人間は都市部の人間としか結婚しません。都市部の包食のような連中は「黒刻子(ヘイハイズー、包食)」です。彼らは不法労働者です。また中国共産党は五独を許さないポリシーです。五独とは「台湾、ウイグル自治区、カザフ自治区、チベット自治区、モンゴル自治区」の独立です。
何故今まで中国と台湾が睨みあっていたか?は六十年前に中国共産党と中国国民党が内戦で戦い、毛沢東率いる中国共産党軍が勝ち、敗れた中国国民党軍が台湾に落ちのびて台湾に政権を作ったからでした。国民党は組織したのは孫文で、その後、将介石が台湾に政権を作りました。
中国国民はその後、経済的発展を遂げようと、毛沢東率いる中国共産党が「大躍進」「文化大革命」政策を行いました。が、大失敗する。その後、毛沢東死後に大粛清を生きのびた小平(ドンシャオピンまたはテンシャオピン)によって「黒猫でも白猫でも鼠を取る猫がよい猫である」というポリシーで経済的革命「改革解放政策(資本主義改革)」が行われる。この政策で中国経済は飛躍します。その後、小平さんが死にますが、その間に江沢民前主席や葉選平や朱容基、黄菊、劉華清、栄毅仁、から胡錦涛氏や温家宝氏や呉邦国その後は習近平氏が「第五世代」として改革を遂げようとしています。北京オリンピックも無事終了しました。上海万博もおわりました。江沢民氏については「凡庸な役人主席」と言われたけど「三つの代表」という改革をしたことはあまり知らない人が多いですね。「三つの代表」改革とは中国共産党が先進的生産力の発展、先進的な文化発展、人民の基本的権利の確保である。これは小平さんでも出来ないことでした。また中国人民解放軍は国民の軍ではありません。中国共産党一国独裁政治の手先の「中国共産党軍」です。また中国共産党はアメリカ合衆国をライバルにしています。経済的革命で今世紀中に日本を抜き世界第二位の経済大国になる可能性が高いです。ただ、軍事的にはアメリカ合衆国に勝てません。では、日中間はどうか?中国は日本の円借款と高い技術力と経営ノウハウと輸入を必要としています。日本は中国国民の安い人権費用を必要としています。中国の景気回復は突出している。09年4月から6月のGDP比率は+7・9%です。一番伸びているのが600万台もの自動車購買力です。世界一です。但し中国経済は戦前の大英帝国や戦後のアメリカ合衆国のような「屋台骨」にはなりません。中国経済を過大評価するべきではありません。

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震災から1年 東日本大震災からの復興「3・11をわすれない」

2012年03月30日 07時12分51秒 | 日記
 「東日本大震災」 
 
福島産コメは100ベクレル超で廃棄。あと驚いたのですが福島県民全員に補償する(浜通り40万円、中通り20万円、会津10万円)。新潟県の柏崎刈羽第一原発6号機が停止し、残りは北海道の泊原発3号機1機だけになった(泊原発も4月で停止)。「帰還困難」の慰謝料が600万円、「居住制限」の慰謝料は240万円と決まりました。 3・11「東日本大震災」から1年である。福島第一原発事故後、原発はゴキブリのように嫌われ、すべての発電は火力に特価した。私緑川鷲羽わしゅうも原発にかわる電力をいろいろ考えてみた。そこでアイスランドのような地熱発電ではないか、という結論に至ったのである。日本には火山・温泉も多く、アイスランドと似ている。勿論地熱発電には反対意見もある。①初期費用が高い(1回のボーリングで1億円)②温泉が涸れるのではないか?という不安③国立公園内であること。だが、仮に日本のすべての地熱を発電に使うと原発20基分だ。サトウキビ、海藻、ミドリムシなどからのバイオエタノール(開発中)、また日本海には天然ガスが凍ったメタンハイドレードが100年分ある。しかし、すべては未来でのこと。が、原発を蠅のように嫌うなら以上の発電しかない。原発がダメなら地熱・バイオエタノールだ。政府は東電の全役員に辞任を要求しました。また放射能汚染は深刻ですね。除染には2014年3月までかかるそうです。それだけ汚染は深刻だ、ということですね。①汚泥(おでい)は東京下水だけで160トン・13都県6万9000t。②家庭用ごみ7県で1万5400トンです。焼いても沸騰させても放射性セシウムは減らないからたまるのです。今は原発から放射能汚染物質はでていません。国は8000ベクレル以下は埋め立ててもかまわないという方針です。が、また子持ちの母親の涙のプロパガンダで反対され「埋め立て」は進んでません。ちなみに1ベクレルは0.0001ミリシーベルトです。ごみを分担するから「絆」ではなく東北地方にゴミ処理場や電力施設をつくって復興を図るべきです。東京電力は政府から9808億円の大借金をして、「2011年度の賠償金」を払いかえしていく予定です。政府は福島第一原発事故の「廃炉」まで30年かかると明らかにしました。やっぱりね。復興債の償還は25年間だという。また福島第一原発の2号機が一時臨界になり微量のキセノン(放射性物質)が検出されたという。震災で転校が2万5025人で7割が福島であるという。2011年3月11日の東日本大震災では義援金が3245億円が集まったが1109億円が渡っていない。義援金は税金ではないので政治家や官僚が配っている訳ではないのです。それぞれ国レベルの配分委員会(堀田力会長、プール金363億円)で被災者・原発避難者(避難地区認定住民のみ)・家が半壊または全壊したひと(家が壊れない被災地は☓)に渡される訳です。国単位の委員会から県単位の配分委員会(プール金403億円)にいき市町村単位の委員会(プール金343億円)から被災者に渡る。一家族に110万円から51万円くらい。募金では税金ではないので救えないのです。困っているひとの「一息」のためが義援金です。 9・11米国同時多発テロ事件から10年、東日本大震災から半年。米国ではアルカイダによる米国国内のテロの信ぴょう性の高い情報があるという。何も起こらないといいね。ただ、言っておくが我々が戦っているのはアルカイダなどのテロリスト集団でイスラム教徒ではない。9・11に歴史的必然などない。「脱原発」はテロリストレベルだと思います。3年間原発を一切使わなければ日本の産業はどうなりますか?一部の人は(1)世界唯一の被爆国日本こそ「核なき世界」を(2)再生可能エネルギーを国家戦略とすべき、と思っている。子供を抱えた母親の涙でプロパガンダですか?何度も言うが「原発の30%」は太陽光発電システムや風力発電ではカバー出来ない。結局火力に特価して電力料金値上げ電力不足で産業空洞化です。アメリカの国債が「Aaa(トリプルエー)」から「Aa+(ダブルエープラス)」に格下げになった。世界同時株安です。ですが米国が2013年までゼロ金利政策を続けると政策を発表して、世界同時株安は一服です。東証359円安、株価9300円割れです。心配していた「二番底」ですか?ここでは原子力発電と核兵器について述べます。「東日本大震災」復興財源と節電策。123号機はやはり炉心融解でした。浜岡原発停止「支持」は66%「原発全廃」は12%です。1号機の二重扉を開放し作業員が建家内部で作業しましたね。政府は30年以内にM8クラスで87%で起こるとされる東海大地震の対応として、静岡の中部電力浜岡原発の4号機5号機や全炉の停止(3670万KW)を決定した。(1号機2号機は廃炉、3号機は検査調整中)東北山形秋田新幹線全線開通。政府は「東北自動車道」の無料化です。原発賠償「交通費・宿泊費」「放射能検査料」「失業保証」「家畜の保証」「健康被害賠償」「計画停電」は何だったのですか?「計画停電」で信号や照明、店、工場がとまり経済観光をズタズタにしたのは明らかな「人災」です。消費者物価指数が下落したのも「人災」。政府はもっとちゃんとした判断をしてほしい。阿呆なら阿呆なりに「余計なこと」をしないで欲しい。クーラーは高いというがガスや灯油のほうが安くすむようになった。電気の冷暖房の方がお得。自粛は☓。お金はつかったほうが被災地の為になる。消費すると消費税と被災地の復興需要になる。56万人も宿泊場キャンセルだ。2ヶ月から6ヶ月間はステップ①準備作業、放射線量の測定方法検討。ステップ②冷却・放出の抑制、土地・家屋の計測・除染。現在2ヶ月の住宅などの建築期限を最長8ヶ月延長し、各地の農家を集約して、対規模化。東北地方を「食糧保管地区」へ。政府が土地を買いあげて高台に開発はコストが高いがやらねばならぬ。地震保険の支払が1854億円、東電の賠償金は8.3兆円だといいます。まあ、電気料金値上げと国からの公的資金導入でしょうね。原発から20Km圏内が「警戒地域」に指定されました。「警戒地域」とは罰金罰則があり、10万円以下もしくは拘束ですね。「震災復興賠償機構」が設立です。死者の9割が水死で、被災3県の60歳以上65%の死者もそういう老人であったそうです。汚染水の移送も開始されました。原発の炉心内部にロボットを搭載し、炉心内部が1時間あたり65mSv(ミリsh-ベルト)であると検知した。岩手県の地震と津波で壊滅した300Kmは「災害危険地域」に指定、政府も「原子力政策」を再検討するそうです。東電の石田顧問が辞任しました。半世紀にのぼる「天下り」の批判を受けてのことです。東電や原子力保安委員は放射線抑制まで6ヶ月から9ヶ月かかると発表しました。これで年内避難解除は困難になりました。2011年4月15日千葉県浦安にあり「液状化」の被害を受けていた東京ディズニーランドが一ヶ月ぶりで再開された。東北地方の宿泊施設では風評被害で39万人(うち6割外国人)ものひとがキャンセルしたといいます。気象庁は数ベクレルの放射線ヨウ素131が標高20mから500mで検出されたと発表した。こうなると浪江町や飯舘村は「安全です」とは言いにくい状態ですね。だが、原発から30Km内の500ミリシーベルト(mSv)とは1年間浴び続けて1万人に1人が癌になる、という程度です。過剰反応は駄目です。落ち着いて。あと「東日本大震災」という名称が外国人に混乱を与えています。「東日本大震災…日本の東側全部被災したのか?」というのです。名称変更がベストです。「復興構想会議」の五百旗頭真議長は「復興税」を提案してますね。なお「「義援金」「支援金」「寄附金」の違いは?」ですが「義援金」は被災者に直接渡る金で、「支援金」はボランティア活動の財源や支援物資や治療費などで、「寄附金」とはその都道府県の被災地のインフラやライフラインの復興やメンテナンスに遣われるお金です。義援金は大体「日本赤十字社」や「国連WFP協会」によって集められ被災地役所の「義援金配分委員会」に行き、そこから市町村役場→個人口座(あるいは直接支給)です。とにかく「罹(り)災証明」が必要なんですが、家や証明書すべて津波で流されて「本人確認」が出来ないというので「罹災証明」なしでも支給しようと決まりました。死者・行方不明35万円、家屋全焼全壊1戸35万円、半壊18万円、原発被害1戸100万円で、被害総額は25兆円になりそうです。第一次補正予算(5月)には4兆円だす(子ども手当なしに、高速道路無料化なしに、予算削減、年金半分税負担なしに)。増税は確かにすぐ出る金ではありません。法案を通すまででません。ですが900兆円も借金があるのにまた「赤字国債」ですか?日本国債の暴落の危険があり私は反対です。復興国債(2年から10年で元本返済(普通の国債は60年で元本返済ルール))しかないですね。その際「日銀」が買っては駄目。金融機関でないと。「復興税」というか被災地以外で10年間限定消費税2%(40兆円)増税です。また原発ですが今は更なる「水素爆発」を防ごうと「窒素」を炉心内部に注入しているところです。だが、ストロンチウムという放射線まで検知されました。ストロンチウムはカルシウムのように人骨に浸透する放射線です。チェルノブイリ事故では放射能汚染は10日間で520テラベクレル、福島第一原子力発電所事故では一ヶ月で63テラベクレルです。風向きによりあらたに福島県川俣町、飯舘村、南相馬市、田村町にも避難指示であるという。ちなみに「避難地区」は法的拘束力がない。「警戒地域」なら法的拘束力があり罰金もある。「電力ピークの夏が危ないなら4月5月6月に電気を貯めていればいいのでは?」は「電気」は貯められないのです。乾電池も「電気を貯めているのではなく元素反応で発電している」だけです。大きな乾電池が「発電所」という訳です。1987年7月24日の「大東京都心部大停電」の二の舞は避けたい。震災から1ヶ月以上過ぎればこんどは「心のケア」だ。欝、PTSD(心的外傷後ストレス障害)、不眠、悪夢、生活やお金、病気…まだまだこれからだ。ボランティアさんは「自己完結型」で被災地にいってください。食料も水もテント、車、被災民に迷惑にならないで「お役に立つ」仕事をしてください。2000万トンの瓦礫を分別・撤去・処分するのに最低でも5年はかかるそうです。瓦礫処理代は3000億円、道路・港湾整備に1.3兆円です。トモダチ作戦には68億円かかったそうです。ちなみに「余震はいつまで続くの?」という質問ですが、何十年と弱まりながら続きます。震度0という微弱な地震が阪神淡路大震災の神戸地方ではまだ余震があるという。マスコミの広報でおなじみになったメガネの中年のおじさん・西山秀彦さんは経済産業省でTPPに関して担当していた方です。前任者の中村氏、根井(ねい)氏は専門家でしたが、専門的過ぎて説明がわからないと移動になりました。現在原発の処理班は257名です。東京電力社員207人、関連会社社員50名で免震重要棟というところでパンやレトルト食品を食べながら通路に雑魚寝して頑張っています。「原発はいつ終結するの?」は、せいぜい10年から20年です。ですが、日本の技術力は災害後わずか6日間で870Kmもの寸断された道路を復旧させたことです。それというのも「災害対応対策協定」というのをゼネコンや中小土木業者と協定を結んでいたからに他なりません。また「品薄」ですが確かに「納豆」「ヨーグルト」「牛乳」「ペットボトル水」「ビデオテープ」「紙おむつ」がないですが、「買い占め」というよりは容器の石油原料が足りないのと「計画停電」のせいです。教育の遅れも深刻です。震災孤児は阪神淡路大震災の64人を上回る150人以上だそうですね。政府は農作物・コメの作付け制限を実施、「原発事故での放射能汚染には賠償金を払う」と決めました。東京電力は当分の間「計画停電」を実施しない予定です。福島第一原子力発電所事故が長期戦となるとして20キロ圏の住民の一時帰宅在を政府が認めました。海水の放射性ヨウ素の濃度が通常の14万倍で、震災転校は1万1000人、一時補正4兆円、支援額1兆円だそうです。日米軍による「オペレーション・トモダチ(トモダチ作戦)」が終了しました。これから2、3ヶ月はボランティアさんが大勢きて「瓦礫の撤去」「掃除」「遺体捜索」「ペットの世話」などマンパワーが必要だが1年、3年となってくると「心のケア」「生活相談」「うつ病」「不眠」「PTSD」「猛暑」など精神科医や主婦やケア・マネージャー、ボランティア・コーディネーターが必要になる。ちなみにですが「4号機はメルトダウンしてないの?」は、4号機は地震津波時に休炉中で炉心に燃料棒そのものがない為、(使用済み核燃料棒以外では)危険が少ないということです。メルトダウンでプルトニウムや放射性ヨウ素・放射線セシウムが検知されたということは、「炉心の下」か「配管」か「サプレッション・プール」かにヒビがはいっていて漏れ出しているのですね。今、「集中環境室」に低濃度放射能汚染水が溜まっていて、高濃度放射能汚染水を入れたい為に海に仕方なく放出したのです。「苦悩の内陸部避難」が始まりました。宮城南三陸町、岩手県・宮古市・山田町・大槌町・釜石市・大船渡市・陸前高田市などの避難民が内陸部に「集団避難」しました。今、汚染水が直接海に流れている状態でした。ピット(電源ケーブル収納施設)に亀裂があり1000mSv/hの放射性ヨウ素が出ていました。一回コンクリートで固めて亀裂を埋めようとしたが失敗、高分子ポリマーという水をジェル状にするものを注入し、その後コンクリートを注入しましたが失敗。2011年4月6日早朝、2号機のピット(立て杭)から海に漏れていた高濃度放射能汚染水が、水ガラスという物質を注入したことにより海への流出が止まりました。これは一端の朗報です。 「大規模停電」を防ぐ為の「計画停電」は愚策である。しかも「計画停電」は栃木や埼玉、静岡という「田舎」ばかり…。「節電」というなら何故「東京26区」はダメなのだ?品川区や新宿区一回「計画停電」で神奈川県全体分ではないか。ならどうすればいいかをこの「プランナー」で「ストラテジスト(戦略家)」のフリージャーナリスト・緑川鷲羽(わしゅう)さんが献策する。まずは①「サマータイム導入」②「夏の高校野球・甲子園の延期(夏ではクーラーとテレビ齧りつきで電力の無駄)」③「電気の無駄使いに罰金(許容量の30%や50%なら無駄使いする度に罰金が重くなる)」④10年間限定で復興財源に消費税2%増税(40兆円)する。⑤地方分権化(道州制)。戦略とは顧客(国民)第一主義でなければならない。なんとか総研とか○○大学教授だの集めるだけ無駄。知恵や策略とはそんな学歴エリートには考えられないものなのだ。が、とうとう策がなくなって低レベルの放射線汚染水を海に「緊急避難で」放出しました。大事なのはメルトダウン(炉心熔解)が1号機2号機3号機ではすでに起こっていて、4号機の使用済み核燃料棒も危険だということ。メルトダウンしたからこそ原発付近で通常の3000倍や4000倍の放射能や「プルトニウム」がトレンチやピット(立て杭)から検出されているのです。1日に600tも冷却の為に放水すれば「満杯」になるのは道理。後、4、5年は放水をやり続けなければならない。10年後くらいで落ち着いたら燃料棒を搬出し、コンクリート漬けにするしかない。チェルノブイリ事故のときのような「直ちにコンクリート漬け」は「YES」といいがたい。コンクリートは熱に弱く、チェルノブイリ原発のいわゆる「石棺」はヒビがはいって放射能漏れが起きている。「コンクリート漬け」は10年後だ。原発付近は漁業権が放棄されている為、魚介類で「被曝」する訳ではありません。政府・民主党は東日本大震災の復興のために「復興構想会議」を設置して有識者を集めて「復興戦略」を考える予定であるといいます。また震災では内定取り消しが数百人、失業も何万人規模になりました。東電は1号機から4号機まで「廃炉」にすると発表しましたね。今は「合成樹脂」を瓦礫などに蒔いて「放射性物質」の飛散を止めようと足掻いています。「冷却水システム」は稼働確認され「電源」はいれました。仏の放水ロボット「タロン」も搭載するようです。基本的には「メガフロート」という「放射性物質汚染水貯蔵庫」に汚染水を移動させる予定であるそうです。なお海水ではなく今度は「淡水」を替りに注入しています。これは海水だと塩害があり、塩分が炉心の底にたまる為の処置です。だが「風評被害」が酷くなっています。福島第一原子力発電所から遥かに離れた九州や山口県の部品メーカーや繊維メーカーが「輸出先の外国企業」から「放射能に汚染されていないか証明書を下さい」などといわれているそうです。「日本の食料危ない」など明らかな「風評被害」が出ています。これにたいして説明責任がある「政府・民主党」ですがデマをとめる術を知りません。ちなみに福島第一原子力発電所の1号機(1971年3月26日)、2号機(1974年7月18日)、3号機(1976年3月14日)、4号機(1978年10月24日)、5号機(1978年4月18日)、6号機(1979年10月24日)という完成日です。でも古いから「安全じゃない」訳ではありません。1号機はGE製です。2号機からは「日本人」が一生懸命「真似して」作りました。部品交換やモデルチェンジしているので古いから事故…という因果関係ではありません。制御棒はきちんと入った為に核分裂・爆発にはなりません。だが燃料棒の「崩壊熱」で炉心が溶けてメルトダウンしたようです。なお「水素爆発」とは、炉心の燃料棒の冷却水が少なくなって燃料棒が露出して、化学反応を起し大量の水素が発生した。水素は空気より軽い為に建家の屋上にたまり引火して「水素爆発」したのです。「核爆発」ではありません。ですが福島第一原子力発電所の自主退避のエリアには「寝たきり老人」や「牛や鶏を飼っている酪農家」もいます。被害の「賠償金額」は物凄いことになりそうですね。「プルトニウム漏れ」はプルサーマル(プルトニウム・サーマルリアクター(プルトニウム軽水炉(ただの水の炉)和製英語))の3号機からでしょうと思います。プルサーマルとは「原子力発電」で「ウラン」や「プルトニウム」がでてその「プルトニウム」を再利用する原子炉です。ですが青森県六ヶ所村に処分する核燃料棒を集めることにはなっていますが、「最終処理場」はきまっていません。大前先生は「ロシアと仲良くなってシベリアやツンドラ地帯に燃料棒を埋葬するのがいい」といいますが違います。あの一帯の地下には「有毒ガス」が眠っていて掘れば「有毒ガス」が世界中に風で飛散してしまいます。なおプルサーマルの為の燃料は「MOX燃料」というものですが日本には処理後のプルトニウムを「MOX燃料」にする施設がありません。だから自衛隊の護衛をつけ、テロリストに「核爆弾の材料・プルトニウム」を盗まれないように、再処理施設のある仏のAREVAの工場まで運んだのでした。そのニュースを覚えていますか?今回の福島第一原子力発電所事故と「チェルノブイリ事故」の違いは「核爆発」と「メルトダウン」の違いです。水や食料が「摂取制限」「出荷制限」ときくと過剰反応してしまっては敵の思う壺です。もっと冷静になってください。また「SPEEDIって何ですか?」ですが「System Prediction of Einvriroental Emergency Dose Information.」(緊急時迅速放射能影響予想)というものです。風向きや温度、大気、気象、陸地や海面の起伏などを計算して放射能影響を地図上でグラフ化するシステムです。なお「原子力安全保安院」は経済産業省管轄の役人ですが、「原子力委員会」は「保安委員」を監視する有識者の団体です。2011年3月29日に海水から通常の3355倍の放射性ヨウ素が検出されたそうです。だが、1号機から6号機までのコントロール室などの照明が灯りました。実は日本の土壌にもウランが通常あります。東西冷戦下にアメリカや旧・ソ連が空気中、大気圏中で(今は地下で)核実験をしたからなんですね。だが、プルトニウムというのは重くて飛散しずらいので「放射性ヨウ素」や「セシウム」のように悪戯に恐れる必要はありません。ちなみに日本の電力の割合ですが、火力発電が60%、原子力発電が30%、水力が10%くらいです。水力発電所はもう日本中にダムをすべて造ってしまったので頭打ちです。火力発電はオイルショックなどがあったために原子力発電がいい、と始められたためです。放射線は細胞やDNAを傷つける為に恐れられています。が、大人や老人には免疫もあり、むしろ子供や赤ん坊の甲状腺(成長ホルモンや新陳代謝を司る喉のところ)がダメージを受けるといわれています。もちろんかなりの放射性ヨウ素をあびた場合は…ということですが。放射線は宇宙からも、大地からも、食料からも、大気からも出ています。世界平均放射線比率は2.4mSv(日本は1.24mSv)です。「暫定摂取制限」とは原子力安全保安院が決めていた摂取制限を、暫定的に政府が決めました。食べ物で(2000ベクレル/kg=0.049mSv/kg)、水で(大人(300ベクレル/kg=0.0007mSv)乳児で(100ベクレル/kg=0.002mSv))まで安全です。年間では50mSv(ミリシーベルト・日本は33.3mSv)まで安全。水で洗い流すだけで放射性ヨウ素は「半減」します。が、水を沸騰させては駄目です。放射性ヨウ素は「細菌」ではありません。沸騰すれば濃度が増して危険です。妊婦やおっぱいは安全です。「計画停電」ですが来年(2012年)夏くらいまで続きそうですね。ちなみに東京ドームの一回分のナイター戦で6000Kw(6000万世帯分) です。被災地に陸海空自衛隊10万人が派遣されていますが、キャンプをはって寝泊まりしています。自衛隊というのは「食料」「トイレ」「お風呂」など「自己完結」でできるから便利な軍隊なんです。在日アメリカ軍も「ともだち作戦(オペレーション・トモダチ)」で頑張ってました。仏からの専門家チームもありがたかったです。何故仏は原発に詳しいのか?は仏は世界一の「原発大国」だからです。原発59基、電力割合77%です。ちなみに日本の電力会社は「北海道電力」「東北電力」「東京電力」「北陸電力」「中部電力」「四国電力」「関西電力」「九州電力」「沖縄電力」があり、他に制御電力事業会社として「J-POWER」「日本原子力発電株式会社」などがあります。世界では仏EDF(4004wh)、ドイツEON(3454wh)仏ENEL(2877wh)日本・東京電力(2602wh)、米国エクセロン(1731wh)という順位になります。今回の東日本大震災の被害額は25兆円といわれています。阪神淡路大震災は10兆円でした。88年前の関東大震災は死者10万人で復興院の長官は歴史上の人物・後藤新平がなり、110兆円、遷都しない、耐震化などものの見事に決めていき首都は復興したのです。平成の後藤新平よ、いでよ!というところですが五百旗頭(いおきべ)真さんが「復興委員会会長」になりました。日本赤十字(1887年創設、トップ皇后陛下)には1160億円以上もの義援金が寄せられたそうです(経済界からはソフトバンクの孫正義氏が6300億円の自己資産から100億円の義援金。石川遼プロは今季(2011年)賞金全額寄付)。まだまだ日本人も捨てた物じゃあありません。仮設住宅建設も急ピッチで建てられていますが、コミュニティーごとで移動ということになりそうです。なぜなら1995年の阪神淡路大震災のときは「抽選方式」にしたため隣は見知らぬ他人で「老人の孤独死」などあったからです。地震保険(上限5000万円)は火災保険のオプションです。地震保険だけにはいることは出来ません。東北には472社の部品メーカーがありますが、大震災で「部品」がつくれなくなり「日本経済」が大打撃です。しかしテレビは「行政を動かす」「人命を救う」「支援を広げる」効果はあったと思います。民主党政権は「復興財源」として4000億円の赤字国債を発行するというが、あまりおすすめできません。これ以上借金が増えれば「日本国債」が暴落するからです。あと「過剰反応」にも罰則ですね。水道水にたった210ベクレルが…でペットボトル水を過剰反応で買い占める。それは1年間飲み続けてもレントゲン一回分でしかない。「専門家」ももっとちゃんと「説明」しないと「日本復興」は道さえなくなる。まずは「冷静な行動」をしてください。それにしても何故「政府・民主党」が「メルトダウンはしていない」と何故嘘の報道をしたのか?私には理解できません。まるで「大本営発表」です。嘘はすぐばれます。今回の2011年3月11日の「東北関東大震災」では未曾有の大災害で、死者・行方不明者2万9000人避難民12万人、福島第一原子力発電所の1号機から4号機まで大変な状態になりました。1号機と3号機では一時燃料棒内の冷却水が不足して、水素が建家にたまり「水素爆発」しました。これにより、1号機3号機の建物が爆破、2号機の圧力抑制室(サプレッション・プール)では一部破損炎上(鎮火しました)「電源復旧」を目指しています。3号機4号機に放水、1号機4号機2号機の通電を確認(中央制御室の照明など)しました。3号機5号機6号機も照明点灯。汚染たまり水が1000mSvという値です。だが、病院・避難所で死者が相次いでいます。福島第一原子力発電所付近の海水からは「放射性ヨウ素131,134,137」が検出されましたね。だが、人体に影響のないレベルです。この前210Bq(ベクレル)であった葛飾区の東京都の水道水の放射性ヨウ素131は2011年3月24日76Bqまで減り、東京都は「摂取制限」を解除しました。あまり「過剰反応」をし過ぎると「限度」がなくなりますよ。また3号機の地下室で作業中であった3人の作業員が被曝してそのうち2人が病院に搬送されたそうです。3号機のタービン建家地下室にたまっていた30cmの水に足をとられ、170から180mSv(ミリ・シーベルト)被曝したという。当然、作業員は放射能防護服だった。が、長靴とズボンの隙間から放射性水がはいり、知らぬ間に被曝したようです。「β線熱傷(火傷と同じ病状)」だそうです。だが、2011年3月28日3人は退院です。発電所を地下にしたのは愚ですね。雨水海水ですぐ駄目になる。ここで原子力保安院が「福島第一原子力発電所事故の「危機レベル」は7」といい世界中で納得です。何故ならスリーマイル島原発事故のレベル6より酷い状態であるからです。1時間あたりの放射性が1号機6万μSv、2号機100万μSv、3号機が75万μSv、4号機が500万μSvで、3号機建家の地下水から放射性ヨウ素134が69億ベクレル(Bq)、放射性ヨウ素131が13000万μSvです。一時39京ベクレルまでいったそうです。69億ベクレル(2011年3月27日深夜「検知されていない。誤りでありました」と原子力安全保安院(経産省管轄役人)が訂正しました。)など通常ならありえないことで、放射能炉心の一部が破損して漏れてる可能性が高いそうです。が、「原発の現場」でです。「過剰反応」はやめて下さい。
また1号機2号機3号機のタービン建家のトレンチ(配菅構)に放射能に汚染された水が発見されました。1号機が0.4mSv1h、2号機が1000mSv1h、3号機は?です。また原発事故では0.54ベクレルのプルトニウム(238,239,240)が検出されたそうです。「早くコンクリートで固めろ」というのは時期早々で5年から10年後ならいいでしょう。燃料棒はどちらにしても取り除く必要があり、地下800mから1000mに永久埋葬することだ。今回の福島第一原子力発電所の事故の反省を刈谷原発などに活かす必要があり、いいますが「原発に「絶対安全」」などない。もんじゅのような高速増殖炉はやめたらいい。放水車にしても5気圧以上必要です。売れなくなる東芝・日立・三菱の原発産業はGE、WH、AREGVAの傘下にはいること。被曝死亡者に国は9000万円だすそうだが米軍のアフガン戦争戦死者でも380万円です。被災地域減免(所得税・法人税・相続税・固定資産税・登録所得税の減免)です。津波で漁船2500隻が破壊、水没地区1万ヘクタール、ガソリンは1リットル150円台まで高騰しました。何故われわれが不安になるのか?それはニュースが理解出来ないから不安になるのだ。そこでこの緑川鷲羽がわかりやすく説明する。東京都葛飾区・埼玉県・千葉県・栃木県・茨城県・群馬県・福島県などの水道水で210ベクレル(Bq)の放射能(放射性ヨウ素131)が検出された。しかし、成人でも300Bq以下、乳児でも100Bq以下であり、これは一年間その水を飲み続けてもx線レントゲン一回分(0.03mSv)でしかない。悪戯に恐れることはない。もっと「冷静」になってください。水道水の放射能は「乳児」が一年間飲んだら…というレベルなのです。

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押尾学受刑者2012年3月29日東京検察出頭刑務所服役へ

2012年03月29日 17時52分20秒 | 日記
押尾学被告、麻薬事件! 
   
  2012年3月29日押尾学受刑者が東京検察に出頭、刑務所に服役になりました。髪は金髪、何の反省もない。刑務所服役後は出家しろ、押尾。2012年2月15日最高裁で押尾学被告の上告が棄却、麻薬所持保護責任者遺棄罪で懲役3年半の実刑確定です。田中さんに人工呼吸や心臓マッサージをしたというが救急車を呼んでれば助かったかもしれない。ところが押尾はまだ反省もなく「無実だ無実だ」という。とんでもない鬼畜である。2011年4月18日押尾学の第二審判決である。二審も懲役2年6ヶ月の実刑です。鬼畜の押尾学は保釈中に週刊誌の取材を受けた。「笑ったりしたらその顔撮って「反省してない」とか書くんだろ?わらわねえよ。マスコミの書いていること全部嘘だよ。見殺しにしたとか…見殺しにしてねえし。田中香織の墓参りや遺族に何故逢わないかって?知らねえよ、逢ってくれないんだから」まったく反省がない。こいつ、アメリカ時代からヤクやってたらしいからな。元・タレントで歌手でもあった押尾学(裁判中は被告、2009年12月28日再逮捕)(31)が警察から再逮捕されたそうです。最近、青少年の間で「麻薬」の使用や中毒が広がっているという。女子中学生の麻薬所持、中毒…。だが、押尾学や酒井法子の例でもわかるように麻薬の社会的被害は深刻だ。中毒にかかると一生「廃人」だという。麻薬は流行りでも何でもなく、只の「犯罪」です。インターネットや携帯裏サイトで簡単に購入できても相手にしないことだ。一生を棒にふることになりますよ。これは「脅し」ではない。「警告」です。2010年10月4日、仮保釈されました。田中香織さんの墓参りをしたい、などと抜かしているそうです。女性ファッション雑誌に告白文を掲載させましたね。押尾の文章は誤字脱字だらけだが無実だなどとのたまっている。「真実はひとつ。真実は曲げることはできない。俺は無実だ。ひとを殺していない。押尾学というブランドを剥奪されて悔しい。死に物狂いで無罪を勝ち取る」芸能人初の裁判員裁判は9月3日初公判、14日求刑です。押尾は無罪を訴えたそうです。求刑は懲役4年です。元・マネージャーに「お前の一生を面倒みるから第一発見者になってくれ。薬を使っているのをばれたら仕事なくなる」と隠蔽工作をしようとしたらしい。また元・交際相手の女性達は「押尾被告に薬を渡され性交渉をもった。物が二重に見えた」という。また押尾は司馬遼太郎の「竜馬がいく」と中村天風の「自己啓発本」に夢中だという。JAYWALKの中村耕一被告が釈放されました。押尾の元・妻矢田亜希子は涙の会見です。田中香織さんは救急車を呼べば八割の確率で命が助かったそうです。押尾学は田中香織さんの遺族に「腹を切ってお詫びしたい」などと言っているという。また押尾学や酒井法子を受けてか?女子中学生たちが麻薬使用で補導されたそうです。この国はどこまで腐ったガキどもばかりなんですか?押尾学は無罪主張をしましたね。また保釈を要求しています。どこまでも「悪」です。反省がない。また押尾学はまたウソをついて田中香織さんが具合が悪くなってすぐ死んだと嘘っぱちを言っていました。とんでもない悪党です。田中香織さんが森元首相の息子さんの愛人で覚醒剤がどうのということは推測の域を出ません。逮捕時に住んでいたマンションは某人気モデル(名前は伏せます)の部屋です。まるで押尾は「寄生虫」です。酒井法子のように夫から麻薬を教わってないか?の質問ですが、押尾学の元妻・矢田亜希子は麻薬容疑はないらしく「シロ」だそうです。MDMAを死亡した女性に譲渡した容疑で逮捕状が出されましたね。週刊誌フラッシュでは押尾は知人男性に「俺がMDMAを女性に渡した」と認めたそうですね。泉田も押尾学に頼まれてMDMAを渡したと吐いたらしいです。また「整形手術して沖縄に逃げたい。市橋ってやつも逃げたんだろう?」と逮捕前に言っていますね。また「沖縄から海外に逃げる」つもりだったそうですね。押尾と知人男性と元・マネージャーの三人が逮捕です。三人はそれぞれ別の警察署に拘束されています。三人が「口裏合わせ」をしない為です。09年12月9日、三人は送検されました。押尾は女性の容態が悪化した後で9人の友人に携帯電話で連絡しています。が、「119番した方がいい」の助言を聞かすに心臓マッサージを続けたそうです。また押尾は別の女性にもMDMAを譲渡したそうですね。09年12月7日、押尾学(31)、友人・泉田勇介(31)、元マネージャー・遠藤亮平(28、携帯電話を捨てた証拠隠滅容疑)…泉田から押尾はMDMAを事件の二日前に渡されたそうです。逮捕は捜査一課(殺人容疑)。知人男性は行方不明になっていたが発見されたそうですね。押尾の髪の毛からはMDMA成分が確認されたそうです。田中香織さんの髪の毛からは成分は確認されず、押尾がMDMAを常習していたことがわかりました。保護責任者遺棄致死で立件です。クランクアップした映画が上映出来なければ損害賠償請求されるでしょう(押尾学の出演シーンを代役で俳優でもある監督が撮影し直して2010年4月放映予定。ちなみにピーチジョンの野口美佳社長は元・愛人です)。というより「保護責任者遺棄(または保護責任者遺棄致死)罪」でブタ箱にぶち込まれる。懲役1年6か月執行猶予5年が確定しました。今度は執行猶予がつかないでしょう。あの悪党の押尾学は麻薬(MDMA)使用だけでなく死亡した女性(MDMAを飲ませセックス行為におよび女性変死(体調変調から30分くらい生きていたという))を死亡するまで放置した(マネージャーや知人を呼んだが3時間も救急車も呼ばず)として「保護責任者遺棄罪」になり7年から8年の実刑罰になる可能性が出ていた。が、求刑は1年6ヶ月です。09年11月2日の最終判決は懲役1年6ケ月執行猶予5年です。アメリカ合衆国に渡ってハリウッドで役を探すって言う。が、押尾は一度、ハリウッド進出で失敗している。あんな凡人誰も採用しない。犯罪者ならなおさらだ。謎のメール「来たらすぐいる?」という押尾のメールに「いる」と返信した田中香織さん(被害者女性)。検察は「いる?とはMDMAのことですか?」と追及する。が押尾は「いる?とは僕の体のこと…」とのらりくらりです。また「性行為の快楽を高める為にMDMAを飲んだのでは?」という検察に押尾は「違います」。裁判で押尾学は黒のスーツで短髪に白髪まじりで「押尾学です。無職です」とかぼそい声でいう。死亡した
田中香織さん(30歳、水商売)の父親も傍聴に来ている(裁判所では涙ながらに「娘が……娘が具合が悪くなったときに…何故救急車を呼んでくれなかったのか?」といっています)。が、あったに決まっている「肉体関係」を「本人の名誉の為に言えません。勘弁してください」などという。また「女性にMDMAをすすめられた」などと死人に口なしの卑劣な手に出たようです。押尾は常習者でアメリカ合衆国時代からクスリを使用しているという。裁判ではかなりびびっていて、声が小さく、「もっと大きな声で話しなさい!」と裁判官に諭された。左手には数珠。押尾はドイツの高校にサッカー留学しているが、音楽に夢中になり中退している。後は工場勤務で米軍キャンプで音楽活動中にスカウトされた。そして俳優やロックスターになり矢田亜希子と結婚して墜落する。まあ、「保護責任者遺棄致死」まではいかないかもしれない。とにもかくにも元・妻の矢田亜希子がかわいそうですね。馬鹿げた輩と結婚して押尾学の芸能人人生はもうない。が、元・妻の矢田亜希子の芸能人人生ももはやない。すべては押尾学のせいです。矢田亜希子も悲惨ですね。  
  

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簒奪者ビル・ゲイツ ジョブズのアイデア盗作で成功した男連載1

2012年03月28日 03時14分50秒 | 日記
小説
  ビル・ゲイツの革命



                ~世界のOS、ウインドウズをつくった男。
                「技術と戦ったプログラマ!」~
                ノンフィクション小説
                 total-produced&PRESENTED&written by
                  Washu Midorikawa
                   緑川  鷲羽

         this novel is a dramatic interoretation
         of events and characters based on public
         sources and an in complete historical record.
         some scenes and events are presented as
         composites or have been hypothesized or condensed.

        ”過去に無知なものは未来からも見放される運命にある”
                  米国哲学者ジョージ・サンタヤナ




          あらすじ

  パソコンの元祖はビル・ゲイツから始まる。といっても最初は猿マネだった。
 IBMから仕事をもらったのが大学生のとき……そして、世界に冠たるマイクロ・ソフト社をふたりの友達と起業する。
 やがて、BASIC開発へ。そこでアイデアマンにして、英雄、米国一の大富豪へとなるビル・ゲイツ…。ウインドウズを(他社からアイデアを拝借して)販売する。
「私どものOSでパソコンは便利になります」あらゆる知恵をいかして、ソフト会社としてマイクロ・ソフトを経営していく。世界一の経営者とまでいわれる。ITバブル崩壊後はX BOXというゲーム機械まで発売するも不発。やがて社員のおかげで経営は安定する。だが、バヴルは弾けた。IBMまで中国に陥ちた。
 ゲイツは嘆く。「パソコンはもはや家電だ」しかし、戦略家ビル・ゲイツの次の一手は?        1 立志



  世界一の金持ち(資産4兆円)……
 ウイリアム・ヘンリー・ゲイツ三世(通称、ビル・ゲイツ)1965年10月18日生まれ。趣味ピンボール。…パーソナル・コンピュータを「パソコン」と呼び、OS(オペレーション・システム)ウインドウズを作った男はウインドウズ95、ウインドウズNT、ウインドウズXPウインドウズビスタ、ウインドウズ7……と破竹の勢いだ。
 しかしxBOXというゲーム機を発売してコケたりもする。
 ゲイツがマイクロソフト社を起業してわずか十年で若き富豪になる。パソコンはもはや一家に一台の『家電』となり、IBMは中国へいった。ITバヴルも弾けた。
 パソコンは使いこなせて当たり前……通常の国ではそうなった。もはやブロードバンドのネット生活は爺さん婆さん主婦まで当たり前になった。
 その革命をしたのが世界一の金持ち、ビル・ゲイツ青年である。
 米国は双子の赤字、日本は一千兆円の債券国…
  ビル・ゲイツは体は強いほうではなく、よく病気したという。
「子供の頃は、すこし泣き虫だった」
 ビル・ゲイツは後年そうふりかえる。
 学校ではビル・ゲイツは成績も態度も普通で、とりたたて「天才」という訳ではなかった。
 学校生活は苦しいものだった。皆からイジメられたという。
 ビル・ゲイツは時代をみる目をもっている。
 そして、ハーバード在学中に起業してしまう。
 十七歳の頃だった。
 しかし、ビル・ゲイツは”コンピュータ”産業の将来もみえていた。
「このまま大型コンピュータ時代が続く訳ない。きっと安く小さくなる。それにはハードだけでなくソフトも必要だ……僕にむくものがないかなぁ?」
 ビル・ゲイツは考えたあげく、発明されてから急速にシェアを延ばしているコンピュータだと考えた。米国の大きな会社や役所にコンピュータが普及している。
「僕はソフトで身をたてにゃいかん。それが僕の仕事のような気がする」
 ビル・ゲイツは目を輝かせた。
「時代は変わる!」
 そう思った。
 先生に「音楽の才能がある」といわれ「音楽家になろうか?」とも考えた。「文才がある」といわれて、作家になろうか?、とも考えた。
 しかし、ビル・ゲイツは世紀末という出発点にあたり、
「僕がやれるのはソフトではないか……?」
 と思うようになっていった。
「ソフトで身を立てるだ!」
 これがビル・ゲイツの志だった。
 しかし、ソフトで身を立てるといっても、なかなかビル・ゲイツはその一歩を踏めない。 ろくな資本金もないのに独立するとは、ビル・ゲイツも冒険をしたものだと思う。
 しかし、ビル・ゲイツというのは一度決めたらやり遂げる男である。
『世界一のソフト会社』をつくる男は、どこまでも大胆だった、のである。

「最高に有能な経営者」「コンピュータの帝王」「パソコン中毒」「世界一の金持ち」ビル・ゲイツは四十代になった。しかし、髪はボサボサ、いつも脂で汚れたメガネをかけて、ネクタイを緩めに締めて、ジャケットの肩にはフケがたまっていて、三十一センチの異様に大きな足をもつがまるで高校生のように童顔で華奢だ。
 それにケチである。
 一九九四年に、部下のメリンダさんと結婚してから少しは外見を気にかけるようになったとはいえ、愛車のフェラーリには飲みかけの牛乳が散らばり異臭を放つ。
 飛行機にはエコノミーにいつも乗る。
「…金がもったいない」あっさりいう。
 頭はいいが、「コンピュータ・オタク」で、学生の頃から徹夜してでもコンピュータに向かったという。頭はすこぶるいい。しかし、感情を出し過ぎる。
 いつもは優しい紳士だが、彼が「こいつは無能だ」と判断すると話しもきいてももらえなくなる。ゲイツにとってはかつて話題だったホリエモン(堀江貴文・元ライブドア社長)など”只の馬鹿”だろう。
 ゲイツは徒手空拳でゼロからスタートした訳ではない。
「金持ちから大金持ちになった」
 という。
 調べてみれば、ゲイツの母方は裕福な銀行家で、富も名声もあり、祖父母が孫のビルに百万ドルを贈与したのは有名な話しだ。
 今、ゲイツに続けとばかりにパソコン・ベンチャーが盛んだが、ホリエモンみたいな醜悪なまねだけはしてはならない。蟻が象に勝つことはありえない。
 ビルにしたって財産があったから起業し、自社のソフトを世界基準までもってこれたのだ。だからビル・ゲイツは自分の害となるような人間は訴えて滅ぼす。
 いま「パソコン・オタク」が多いが、ビル・ゲイツはそのハシリだろう。頭の回転が早く、記憶力がいい。学校ではイジメられたが成績はトップだった。
 なんでも一番がいいと勉強した。
 そのためオタク度が進み、パソコンにのめりこんだ。人付き合いが苦手で、寡黙だという。しかし、彼の母はそういうことも考えて、ボーイスカウトに入隊までさせた。
 だが、治らなかった。
 彼がコンピュータと出会ったのは、シアトルにある進学校、レイク・サイド・スクールだという。もともと裕福な金持ちの子供が通うところだ。まさにアポロ計画があり、IBMの大型コンピュータがもてはやされていた。
 ソフト作りを学んだ。先見性があった訳ではなく、両親にやらされた。
 だが、誰でもビル・ゲイツのようになれる訳ではない。ホリエモンの例をみてもわかる通り、ちゃんとした天才がどこかにないと駄目なのである。
 彼はマーケティングも独学で学び、プロパガンダも独学で学んでいる。
 彼の戦略は、「流行り」をつくることだ。
 例えばウインドウズ95のときの行列はマイクロ・ソフトの「サクラ」だったという。
 しかし、皆が騙され、パソコン・ウインドウズのブームが起こった。
 NECは宣伝に30億円かけたが、マイクロソフトはそんなに宣伝費はかかってない。
 日本のビル・ゲイツ、孫正義の動きも気になる。野球、銀行……次は宇宙か?
 どっちにしてもマック派でないかぎり、東芝だってNECやソニーだって、
「この機種はウインドウズ○○を搭載してます」
 とやってくれる。
 インテルみたいなものである。
 ビル・ゲイツはさらにゲームに眼をつけた。それはそれでいい。
 只、今のところソニーや任天堂よりシュアは伸びない。
 彼に時代が追いついてきている。やがては誰かがビル・ゲイツを追い越す。
 それは、ホリエモンのような虚業家ではなく、もっとマシな人間だろう。



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中国の正体 香港行政長官・梁振英氏(56)当選、就任

2012年03月26日 06時59分22秒 | 日記
 中国の正体
  
 香港行政長官に梁振英氏(56)が就任となりました。また重慶トップ・薄煕来氏が失脚しましたね。太子党VS共青党の権力闘争です。胡錦濤国家主席から習近平国家主席へ、温家宝首相から李克強首相になりますね。「チベット暴動」から4年です。チベットでは中国共産党政府への抗議の焼身自殺がとまりません。2012年2月14日ワシントンDCで事実上の米中首脳会議があり、習近平氏とオバマ大統領が会談しましたね。オバマ氏は「大国としての責任を」と釘をさしました。また劉暁波氏(56)と同じく中国民主化運動家の余傑(38・ユージェ)氏が米国に亡命しました。2012年1月15日、台湾総選挙で馬英九氏が再選されました。女性候補の蔡英文氏を1000万表近くの票差でした。また欧州中央銀行(ECB)がユーロ圏内の応札額が500億ドル(約3兆9000億円)で前の128倍にもなりました。日本の財務官僚は日本の経済成長率は4%であり増税の余地があり、個人金融資産は1400兆円であり大丈夫だといいます。が、1400兆円は表に出なければ意味がありません。外国人投資家は「日本人は国民がパニックになっていないので日本国債は大丈夫だ」と思っています。だが、誤解で日本国民は無知で行動をおこしていないだけです。また中国の人民元が「元高」になれば「中国経済はたいしたことないな」とメッキが剥がれ「メキシコ型」の経済崩壊することは間違いありません。つまり「バブル崩壊」です。また野田首相の訪中が中国側の事情で延期になりました。12月13日は「南京大虐殺」の日で「反日デモ運動」の火に油をそそぐようなもの、との判断でした。また台湾総統選だけでなく、2012年は主要国の首脳選出が相次ぐ、非常に重要な年になります。1月に台湾総統選があり、3月にはロシア、香港、4月にはフランスでも選挙があります。ロシアはメドベージェフ大統領が出馬しない意向を示しているので、事実上プーチン首相の信任投票のような形になると思います。4月にはフランスで大統領選があり、セゴレーヌ・ロワイヤル氏などの社会党の候補者と現サルコジ大統領との争いが予想されます。
 そして、10月には中国で選挙があります。習近平氏が総書記になれるかどうか、また先ごろ「死去した」と誤報が伝えられた江沢民前国家主席の健康状態はどうなのか、という点が注目です。世論では「習近平氏でほぼ決まり」という雰囲気ですが、まだ分からない状態だと私は思います。また習近平氏が総書記になれば、必然的に李克強氏が首相になると見られていますが、李克強氏が首相の任に耐えうるかどうかは疑問が残ります。
 私としては第3のダークホースが登場する可能性もあるのではないかと見ています。
 この点についても江沢民前国家主席次第とも言えるでしょう。そして年末に向けて、11月には米国大統領選があり、オバマ大統領が再選されるかどうかが注目です。12月には韓国の大統領選もあります。韓国の場合、大統領は再選がないため、現在のイ・ミョンバク大統領は非常に優れた大統領だと思いますが、必ず新しい大統領が誕生することになります。次の大統領が誰であれ、イ・ミョンバク大統領ほどビジネスに通じている人は珍しいので、その点では心配です。来年は日本を取り巻く列強の状況が大きく変わる1年になる可能性があります。非常に重要な年であり、日本としても注目していく必要があるでしょう。大前先生は昔から「中国新幹線は必ず事故を起こす」と予告していました。1964年から50年間の日本には細かい事故をクリアしてきた積み重ねの技術ノウハウがあります。一度も日本の新幹線は大きな死亡事故は起こしていません。気候によってはマイナス20度の雪の降りしきる中の通過も。日本は何度も実験してきました。2011年3月11日の東日本大震災でも日本の新幹線は一台も事故がありませんでした。韓国中国の新幹線は事故ミス多い。中国韓国はきちんと金を払って日本のノウハウを買って導入するか、100回200回と事故を起こして自己実験して独自技術を開発するか?です。中国と韓国は日本のノウハウの技術(ATS・ATC)を甘く見るべきではありません。2011年7月24日中国高速鉄道で落雷で停止・追突事故で4両落下、43人が死亡した。つまりハード(高速新幹線)は猿真似できてもソフト(列車制御システム(ATS・ATC))が「バッタモン」であったということ。中国が日本の新幹線の猿真似をして世界で特許申請をしているらしいが大した事無いという感じですね(笑)。また江沢民・元国家主席(84)が2011年7月7日現在危篤状態である報道ではすでに死亡したという。まあもう「おわったひと」であまり関係はない。中国共産党創建90周年で2011年7月1日は胡錦濤国家主席が「世界第二位の経済大国になったのは中国共産党のおかげ」という。だが、貧富の差は拡大する一方です。一年間で1ドルで生活する「極貧層」は1億7000万人もいます。(極貧層はなくなることはない。ゼロになるなど夢物語だ。)2011年6月27日中国新幹線開業運転です。北京上海間が4時間49分です。だが、初乗り2万7000円で中国人には値段が高すぎるとして金持ちしか利用しないらしい。日本人の台湾への好感度が75%だそうです。台湾は東日本大震災にたいして60億台湾ドル(170億円)も寄付してくれています。親日国(国ではなく中国の一部)ですし治安も人柄もいい国民性ですからね。2011年5月内モンゴル自治区でデモが拡大しています。デモ隊は2000人から3000人いやこれは中国政府の報道なので1万人規模だと実際はそういうことでしょうね。2011年5月22日東京で日中韓首脳会談(菅直人首相、温家宝首相、李明博大統領)があり「風評被害の防止で合意」しました。また被災地にもいきましたね。日本の財界トップは三国のFTA早期締結を勧めました。パキスタン・ギラ二首相が訪中、中韓首脳(李明博大統領、温家宝首相)が被災地訪問です。ワシントンDCで中国首脳と米国首脳が米中戦略・対話がはじまりました。人民元引き下げで合意し、米国は為替レート変動を調整。両国は包括的な貿易不均衡打開で合意。日本の東日本大震災の支援で両国一致。外交軍事に対して協議場設置。エネルギー管理協議で一致しました。いよいよアメリカと中国の二大大国の時代です。最近「モンゴルに核処理場計画」をと日米が昨秋からモンゴル政府と交渉していることがわかりました。見返りに原発技術支援をモンゴルに与えるそうです。まあ、ロシアのシベリアやツンドラ地帯の地下には「猛毒ガス」が眠っていますから、広大な草原を持つモンゴルに白羽の矢が当たったということです。東日本大震災では義援金が官民合わせて144億円もの額にのぼった。民主党政権はフランス、イギリス、イタリア、アメリカなどの新聞に「感謝広告」を載せた。だが、81億円もの義援金を提供した台湾の新聞には載せられていない。あまりにも中国共産党におもねっています。「台湾は中国の一部で国ではない」というのがスタンスでも「台湾国民」に感謝広告を載せるのが筋ではないか。それとは対極的なのはオーストラリアのギラード首相だ。過去14年間日本がオーストラリアからの輸出の1位であったが、いまや1位は中国になっている。だが、そんなことは気にもとめず、ギラード首相は岩手の南三陸町を訪問し、被災民を激励している。菅首相とギラード首相の「器の違い」か。米国が中国政府に「反体制活動家拘束」をやめるように提言し、中国政府は「内政干渉だ」と反発しています。2011年4月27日、インド北部ダラムサラのチベット亡命政府はロザサン・セング氏(43)が首相に選出されました。2011年4月23日中国共産党政府はチベット僧300人を拘束しましたね。中国政府は四川大地震から3年ということで廃墟の町を保存することを発表した。実は中国では「バブル経済」がかなり膨らんだ状態で、現在はお金を湯水の如く投資や住宅購入に使っているが家を売り始めた途端に「バブル経済」がはじけ飛ぶだろう。中国共産党政府が「バブル経済制御」の為、人民元の金利を0.25%引き上げましたね。中東・北アフリカの民主化デモ(ジャスミン革命)で、中国でも革命が起こりそうだったのですが不発でした。でも、火種はのこりそうです。今後は大きなうねりがありそうですね。ちなみに全人代(中国の国会・全国人民代表大会)が開かれました。物価の高騰、インフレ、治安の悪化、拝金主義、失業問題…問題山積です。今後5年間の年間成長率は7%、2015年のGDPは2010年比で1.4倍の55兆円(約690億円)程度、今後5年で都市住民と農村部の所得の伸び率を7%程度、今後成長率は8%、人民元利上げなし、財政支出は10億元(125兆円(日本は92兆円))、です。中国のような資金のない国はリビアやアフリカに入りすぎで、リビアの中国人がとなりのチュニジアに脱走するにも歩きだったという。今後、中国の「バブル経済」が弾けることもありそうですね。2011年2月21日、中国から上野動物園にパンダの仙女(シィエンニュ・メス(日本名・シンシン・真真))と比力(ビリー・オス(日本名・リーリー・力力))が借款されましたね。年間7880万円。いわゆる「パンダ外交」です。、また法務省によると2010年の日本の外国人入国数は944万3671人と前年の188万2341人だが、本来なら1500万人から2000万人あるはず。日本ブームの火がつかなかったということです。イタリアは年間4000万人です。とうとう中国がGDP世界第2位になりました。だが、一人当たりのGDPは日本人の10分の1です。2011年1月、胡錦涛国家主席が訪米して、バラク・オバマ米国大統領と会談、米国旅客機200機3兆7000億円の「政治的お土産」の商談をまとめ握手しあった。さすがは胡錦涛氏、人権問題は軽くかわすしたたかさでした。中国人の観光ビザは350万元(230万円以上)の富裕層(150万人)から年収6万元(約80万円以上、ゴールドカード所有、大企業会社員や貧乏人以上のひと(600万人))に引き下げられた。1人あたり13万6870円日本で消費するという。また中国人の日本不動産買いも進んでいる。というのは中国では土地はすべて国家からのレンタルなんです。期限(住宅70年、工業50年、商業40年)。レナウン、ラオックス、本間ゴルフなども中国マネーで買収され立ち直った。よく中国共産党一党独裁といいますが、一応アクセサリー的に他党(台湾民主自治同盟、中国致公党、九三学社、中国農工民主党、中国民主促進会、中国民主建国会、中国民主同盟、中国国民革命委員会)があります。しかし党領には「中国共産党の指導にしたがう」というものでアクセサリーに過ぎません。中国では5年に一度「全人代」という国会が開かれます。が、1年に一回委員会も開かれます。日本では、憲法の下に司法・立法・行政の下に政党があります。が、中国では中国共産党の下に憲法、その下に司法・立法・行政があります。位は上から「総書記」「政治局乗任会」「政治局員」「中央委員」で胡錦涛、習近平、李允強、貸国強、周永珠、呉邦国、温家宝、呉慶林、李長春の9人ですべて決めています。googleが中国市場から撤退しましたね。これは中国のネット利用者は3億8000万人ですが中国共産党のサイバー警察が3万人いて規制するからなんです。例えばノーベル平和賞の劉暁波氏の記事など見れない訳です。でも中国のTVチャンネルは5847局もあるのです。広告収入だけで8000億円です。中国の人口が13億人で言語も多彩だからです。だが、コピーが酷い。税関の差し押さえが中国からが年8000億円と一位、二位は韓国です。「iphone」でなく「Hiphone」とか「ipad」でなく「iped」とか「google」でなく「goojje」とかです。でも日本だって昔は安かろう悪かろうというものでした。それを努力して「世界に冠たるメイドインジャパン」にしたのです。しかし、中国では役人の賄賂が金だけではなく「黄鶴楼(こうかくろう)」という現金化できる高額タバコ(1カートン3800円)が使われます。「アリ族」というのは高学歴ワーキングプアです。中国には職はありますが、高学歴にみあう仕事がないのです。今度は尖閣諸島沖に中国漁業監視船2隻が領海侵犯です。APEC首脳会談が横浜であり、菅首相と胡錦涛国家主席とたった22分だけ会談しました。通訳を考えると10分くらいでしょうか。情けない無戦略国家です。You tubeに「尖閣諸島での中国漁船衝突映像」が何者かによって(sengoku38)アップロードされTVでもガンガンまるで「プロパガンダ」のように流されました。私はこのような違法な海賊版映画のような画像を民間の中庸であるべきテレビ局がそのまま流すことがいいとは思えません。これでは映像をアップしたプロパガンティストの「思惑通り」です。この「尖閣映像」に対して検察当局が捜査にはいりました。神戸の43歳海保職員(一色正春・元航海士)が神戸漫画喫茶でアップロードしたとして逮捕です。が、このひとおかしいんじゃないの?まるで「英雄気取り」です。こういう映像は事件その日に政府が秘密裏にでも世界に配信するのが危機管理というものです。まるで「女風呂盗撮映像公開」です。政府が「映像を公開しない」ときめたのに官僚が知らん振りでアップするって「シビリアン・コントロール」はどうなってるのか?官僚の霞ヶ関幕府でしかこの国は動いていないのか?日本政府には「今、日本は瀬戸際にあるのだ」という強い危機感を持って対応してもらいたいと感じます。また尖閣諸島は1969年に調査せれ「近辺地中に大量の石油・天然ガスが埋まっている」とわかった途端中国は1971年から「尖閣諸島は中国のものだ」といい始めたのです。単なる「利権あさり」です。中国がレアアース(稀少金属)の欧米系輸出もストップ、資源外交の武器にしています。インフレ抑制のため通貨元0.25%利上げです。2010年の中国全人代でポスト胡錦涛主席に、軍事委副主席に選任された習近平(シー・ジンピン)氏が選ばれた。次の中国国家主席は習氏で決まりです。2010年ノーベル平和賞に中国人民主化活動家で作家・現在「国家転覆罪」で獄中の劉暁波氏(54)が決まりました。中国の「反体制派」も大喜びです。ですが中国共産党政府は反発していますね。中国共産党政府は劉氏の授賞式出席を認めませんでした。まあ、中国政府というか中国共産党一党独裁体制を批判している劉氏を出す訳ありません。旧ソ連のサハロフ博士、ミャンマーのアウン・サン・スー・チーさん、南アフリカのマンデラ氏のように劉暁波の受賞は「命を守る為」ですね。中国軍の軍事費拡大が拡大しています。中国側は「中国軍の近代化には17兆円必要」といいます。2009年のデーターですが日本より中国の軍事費は500億円の差があったそうです。これは東アジアの軍事バランスにとって重要です。また4月から6月のGDPは日本1兆2883億ドル、中国1兆3389億ドル、GDP成長は米国14兆ドル、日本1.8兆ドル、中国31.28。経済成長は米国-2.4%日本-5.2%中国7.1%…というデーターがありますがこれは誤ったデーターです。日本中国は四半期の数字で米国は一年間の数字です。こんな出鱈目な数字をだしてくるひとの気が知れません。「日本の負け」が決まった訳ではありません。策はあるのです。負け犬のように尻尾をまいて逃げる前に策を打ってください。中国はGDPで日本を抜いて世界第二位の経済大国になりました。でも人口がそもそも違うんです。中国の人口は13億人。日本は1億2000万人です。一人当たりのGDPは日本が3万9731ドルに対して中国は3678ドルです。軍事費は近代化が急務なようで中国政府は6兆9000億円といいますが実は12兆8000億円といわれています。日本の軍事費は510億円です。なぜかというと国産空母を製作中だからです。世界で空母を持つ国はアメリカ、イギリス、フランス、ロシア、ウクライナ、インド、ブラジル、イタリアだけ。中国は空母を保有し東シナ海や南シナ海や台湾などのいわゆる「領土問題」に睨みをきかせる為に空母(航空母艦)を保有したいのですね。しかし、中国にも「頭が痛い問題」があります。それが日本以上の少子超高齢化問題(8-4-2-1問題)です。国連の定義に65歳以上の人口割合で7%以上が「高齢化社会」。14%以上が「高齢社会」。21%以上が「超高齢化社会」といいます。日本は23%。中国は33%(1億3474万人。10年後2億4800万人。20年後4億人)です。これから中国は労働者・人材不足でバブルが弾けますね。中国が日本の領土である「尖閣諸島」を「中国領土だ」といいます。また民衆の人海戦術のデモですか?尖閣諸島は日本の領土であり1895年に日本の領土になり、その前は「琉球王国」つまり沖縄人の領土でした。中国人のデモを止めたければまた入江紗綾でもだせば(笑)。まあこれは冗談です。紗綾だかの小娘なんか役に立ちません。反日デモにしても反中デモにしても屈折した「愛国心」は「暴挙」なだけです。尖閣諸島問題はアーミテージ元国務次官補は「日本は中国に試されている」と観ているそうです。まあ「反日デモ」自体は2005年もあったお祭りみたいなものです。が、海上保安庁も尖閣諸島で海保の船に中国船が衝突してきた、というなら何故そのときの映像を世界にむけて放送しないのですか?どこまで民主党政権は無策なんですか?報道させてそのうえで「政府恩赦」という形で罪人を許して中国に帰せばいいだけだったのです。どこまで無策なんですか?尖閣諸島も日中の「共同開発区域」でいいじゃありませんか。北方領土だって3島返還で「共同開発区域」でいいでしょう?どこまで無策なんですか?まず日本のODA(政府開発援助)について一席。860兆円の大借金がある日本ですが、ODA援助はまだやっています。ODAには二国間援助と無償資金援助と有償資金援助があります。基本的には有償とは返済を求める援助ですがローン金利は援助国の政情によりまちまちです。アフガニスタンの金利は0.01%。返済に40年です。日本のODAの総額は32兆円です。189ヶ国(先進国以外すべてに援助しました)。貧困をなくすのがODAの目的だからです。戦後の日本も貧しかった。その為に米国から脱脂粉乳などの食料援助や技術援助を受けました(総額12兆円)。東海道新幹線や東名自動車道路も世界銀行から借金してつくりました。ローン返済は1990年で完済しました。日本のODAは最初は侵略した国への賠償でした。72年に田中角栄がニクソンの真似をして北京に行き「日中国交正常化」がなります。そのとき、周恩来首相(当時)は「賠償はいらない」といいます。だが、日本は円借款という形で中国に援助します。(全部中国のクレムリン・中南海の老人たちのポケットにはいっただけ)。例えば北京首都空港も日本のODA300億円でつくられました。日本はアフリカにも援助しています。クロマグロ輸入禁止のときはアフリカ諸国が日本側について反対してくれました。援助のポリシーは「魚を与えるのではなく魚の釣り方を教えること」です。ODAによってその国が発展すれば現在の中国のように日本製品がどさどさ売れます。まあ、「先行投資」ですね。今、中国人のお金持ち(1億人いる(年収1000万円以上または350万円でも(日本と物価が違うから。30億円以上は6038人)))が狙うのは日本の不動産である。なぜなら今、上海はバブルで日本の不動産しかも山手線エリアが上海の不動産価格より安いから。後は中国ならではの事情があって、中国は社会主義国で土地保有が認められてないんです。中国の不動産は建前上は中国共産党のもので、国民に借款する、ということです。また中国人の観光客は100万人で規制緩和でこれから日本に観光で訪れる中国人は1000万人といわれています。しかも、今でさえ富士山周辺の別荘のほとんどは中国人オーナーが所有しているそうです。人民元が高くなれば日本の土地や金融不動産や会社が安くなる訳です。まるでバブル時代の日本がアメリカの土地や会社や絵画を買い漁ったときに似ていますね。また、ブレイン・ドレイン(頭脳・技術流出)が加速しています。まず工業国家として大事な「金型技術」ですが、中国や韓国に流出しています。中国BYD社にオギハラ社(日本の大手金型会社)が買収されたのは有名ですね。日本人の「金型職人」もリストラや倒産、失業や定年で職を離れ、中国や韓国企業が高待遇で招いて指導させているといいます。例えば全米高速鉄道計画(グリーン・ニューディールの一環、建設費4兆円)。日本から新幹線「はやて」を中国は購入したのですが、すぐに猿真似して「CRH2中国製新幹線」としてアメリカにセールスしています。また韓国も日本の猿真似が目立ちます。ちなみに韓国のサムスン電子という会社は今や世界一の家電メーカーです。なぜか?これは韓国が5000万人の人口しかない、ということで世界で売らないと食べられないということです。例えば韓国企業に入るには一流大学卒業のちTOEIC780点以上の「英語力」が必要になります。サムスンは世界一の利益をあげています。それは「金融、IT、英語」という人材がいるからです。日本人にそういう人材がいくらいますか?毛沢東の孫の毛新宅(40)が史上最年少で少将だそうで「世襲ではないか」と問題になっていますね。中国の省エネ改革費は65兆円です。中国は正式な国名は「中華人民共和国」で人口は13億人以上です。08年末の総人口は13億2802万人。うち都市で生活する人は6億667万人、農村住民は7億2135万人、都市人口の比率は45・7%。人口爆発は止まりません。中国は人民元を切り上げましたね。中国はいままで1ドルを6.23人民元に固定していました。北朝鮮の金正日が列車で中国訪問です。経済援助を要求しましたね。いままで中国人の富裕層(年収25万元(340万円以上))にしか認められなかった日本への入国観光ビザを41万円の年収の中国人にも発行することになりました。中国人が豊かになり、不法就労や不法滞在の危険が少なくなったからです。いよいよ上海万博2010年5月1日スタートです。上海万博PRソングが岡本真夜の「そのままの君でいて」の盗作でした。台湾が北京射程のミサイル開発を中断していましたが再開したそうです。いよいよ東シナ海がきな臭くなってきました。中国人の「盗作メンタリテイ」は醜悪です。上海万博ではリハに20万人が殺到してパニックになったそうですね。中国で2010年4月14日地震があり1880人以上が亡くなりました。謹んで哀悼の意を示します。最近、「人民元にたいしての米ドル価値が45%低い」とC・フレッド・バーグステン氏がいっています。このひとは過去日本に対しても「1$70円がいい」といっていました。要するに人民元や日本円が高くなれば米国国内に工場をもどす、というのである。馬鹿馬鹿しい。米企業で米国内に工場を移したい人間はいない。そんなことを提案したら株主が黙っていない。結局、人民元が高くなったらベトナムやタイに工場を移すだけです。バーグステン氏のいうことなど相手にしないのが上策です。中国で日本人犯罪者が死刑執行されましたね。悪いことをしたのだから当然です。そんななかで中国では犯罪率が高くなっています。中でも役人の犯罪率が高くなっています。それは庶民にたいして役人の給料は低いままだからです。GDP比率で8・9%の成長率ですが…。インターネット上で民主化運動をいたとして民主化運動家の劉暁波氏が逮捕起訴されましたね。EU米国が抗議している。日本は?また農村住民7億人も「繁栄からとり残された存在」です。なら農村改革で米国のように農業を近代化すればいい。と考える方もいると思います。が、そうなると農業人口は数千万人で十分になり6億人が「失業者」になってしまう。それらが都市に雪崩込んだらパニックです。英国人が処刑された。中国国家副主席・習近平氏(ポスト胡錦涛の次世代のリーダー)の今上天皇(平成天皇)との会談がありましたね。これは小沢一郎のごり押しと言われています。また中国に小沢一郎が「修学旅行(笑)」で民主党議員143人(全員で630人)を連れていきましたね。小沢一郎は胡錦涛主席と会談して上機嫌です。が、馬鹿らしいパフォーマンスですよ。大勢引き連れて「お山の大将」ですか?また別の話ですけど広州や重慶は「中国のデトロイト」になれるそうです。戦略的に世界の自動車メーカーを呼び込むことです。が、中国に100も200も100万人都市が出来るなんて現実的ではありませんね。新たな中国の人材はこうした人口爆発を見据えて、戦略的に活動する人材です。また「ひとりっ子政策」から30年で何と少老少子化の中国は第二子出産を奨励しているという。中国はひとりっ子政策で日本と同じ少子化です。これが中国のネックにならないといいが…。まずは日中の経済的協力を加速化することです。中国は2050年には世界一のGDP(アメリカ合衆国の2倍)になります。当然、そうなると人件費も上がる訳です。だから世界は第二の「世界の工場」としてベトナムや東ヨーロッパやアフリカに注目して進出しているそうです。日本のとる道は「日本でしか作れない製品」を作ることですね。ポスト胡錦涛といわれる習近平国家副主席(58)が09年12月14日から17日まで来日しましたね。次世代のリーダーともいわれる習氏に期待してます。09年11月17日、米中首脳会議がありましたね。オバマ大統領と胡錦涛国家主席で「非核」「地球温暖化防止」などで合意しました。また中国の成長率は7月から9月で+8・9%です。凄いですよね。9月の海外からの中国への直接投資額が前年比18・9%増の78億9900万ドル(約7060億円)になった。また中国政府系ファンドがPKOを実施しようとしてますね。全体的な中国投資が戻ってきました。中国が200兆円の国家ファンドを使って世界中の企業を買収しはじめいる実態も明らかになりました。これをバブル経済の日本になぞらえるひとがいます。が、では今の日本はバブル経済崩壊後金がないのでしょうか?いや実は個人金融資産は1600兆円です。だからこの金を投資にまわす戦略が必要です。例えば、「今、自動車を購入したら重量税や所得税を免除する」「築30年の住宅建て替えなら税率を優遇する」ということです。が、「金利の上げ下げ」や「マネーサプライ」で景気回復しないことは日本が証明しています。

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新潟県柏崎刈羽第一原発停止、残り北海道泊原発3号機のみ

2012年03月26日 04時19分11秒 | 日記
「東日本大震災」 
 
新潟県の柏崎刈羽第一原発6号機が停止し、残りは北海道の泊原発3号機1機だけになった(泊原発も4月で停止)。「帰還困難」の慰謝料が600万円、「居住制限」の慰謝料は240万円と決まりました。 3・11「東日本大震災」から1年である。福島第一原発事故後、原発はゴキブリのように嫌われ、すべての発電は火力に特価した。私緑川鷲羽わしゅうも原発にかわる電力をいろいろ考えてみた。そこでアイスランドのような地熱発電ではないか、という結論に至ったのである。日本には火山・温泉も多く、アイスランドと似ている。勿論地熱発電には反対意見もある。①初期費用が高い(1回のボーリングで1億円)②温泉が涸れるのではないか?という不安③国立公園内であること。だが、仮に日本のすべての地熱を発電に使うと原発20基分だ。サトウキビ、海藻、ミドリムシなどからのバイオエタノール(開発中)、また日本海には天然ガスが凍ったメタンハイドレードが100年分ある。しかし、すべては未来でのこと。が、原発を蠅のように嫌うなら以上の発電しかない。原発がダメなら地熱・バイオエタノールだ。政府は東電の全役員に辞任を要求しました。また放射能汚染は深刻ですね。除染には2014年3月までかかるそうです。それだけ汚染は深刻だ、ということですね。①汚泥(おでい)は東京下水だけで160トン・13都県6万9000t。②家庭用ごみ7県で1万5400トンです。焼いても沸騰させても放射性セシウムは減らないからたまるのです。今は原発から放射能汚染物質はでていません。国は8000ベクレル以下は埋め立ててもかまわないという方針です。が、また子持ちの母親の涙のプロパガンダで反対され「埋め立て」は進んでません。ちなみに1ベクレルは0.0001ミリシーベルトです。ごみを分担するから「絆」ではなく東北地方にゴミ処理場や電力施設をつくって復興を図るべきです。東京電力は政府から9808億円の大借金をして、「2011年度の賠償金」を払いかえしていく予定です。政府は福島第一原発事故の「廃炉」まで30年かかると明らかにしました。やっぱりね。復興債の償還は25年間だという。また福島第一原発の2号機が一時臨界になり微量のキセノン(放射性物質)が検出されたという。震災で転校が2万5025人で7割が福島であるという。2011年3月11日の東日本大震災では義援金が3245億円が集まったが1109億円が渡っていない。義援金は税金ではないので政治家や官僚が配っている訳ではないのです。それぞれ国レベルの配分委員会(堀田力会長、プール金363億円)で被災者・原発避難者(避難地区認定住民のみ)・家が半壊または全壊したひと(家が壊れない被災地は☓)に渡される訳です。国単位の委員会から県単位の配分委員会(プール金403億円)にいき市町村単位の委員会(プール金343億円)から被災者に渡る。一家族に110万円から51万円くらい。募金では税金ではないので救えないのです。困っているひとの「一息」のためが義援金です。 9・11米国同時多発テロ事件から10年、東日本大震災から半年。米国ではアルカイダによる米国国内のテロの信ぴょう性の高い情報があるという。何も起こらないといいね。ただ、言っておくが我々が戦っているのはアルカイダなどのテロリスト集団でイスラム教徒ではない。9・11に歴史的必然などない。「脱原発」はテロリストレベルだと思います。3年間原発を一切使わなければ日本の産業はどうなりますか?一部の人は(1)世界唯一の被爆国日本こそ「核なき世界」を(2)再生可能エネルギーを国家戦略とすべき、と思っている。子供を抱えた母親の涙でプロパガンダですか?何度も言うが「原発の30%」は太陽光発電システムや風力発電ではカバー出来ない。結局火力に特価して電力料金値上げ電力不足で産業空洞化です。アメリカの国債が「Aaa(トリプルエー)」から「Aa+(ダブルエープラス)」に格下げになった。世界同時株安です。ですが米国が2013年までゼロ金利政策を続けると政策を発表して、世界同時株安は一服です。東証359円安、株価9300円割れです。心配していた「二番底」ですか?ここでは原子力発電と核兵器について述べます。「東日本大震災」復興財源と節電策。123号機はやはり炉心融解でした。浜岡原発停止「支持」は66%「原発全廃」は12%です。1号機の二重扉を開放し作業員が建家内部で作業しましたね。政府は30年以内にM8クラスで87%で起こるとされる東海大地震の対応として、静岡の中部電力浜岡原発の4号機5号機や全炉の停止(3670万KW)を決定した。(1号機2号機は廃炉、3号機は検査調整中)東北山形秋田新幹線全線開通。政府は「東北自動車道」の無料化です。原発賠償「交通費・宿泊費」「放射能検査料」「失業保証」「家畜の保証」「健康被害賠償」「計画停電」は何だったのですか?「計画停電」で信号や照明、店、工場がとまり経済観光をズタズタにしたのは明らかな「人災」です。消費者物価指数が下落したのも「人災」。政府はもっとちゃんとした判断をしてほしい。阿呆なら阿呆なりに「余計なこと」をしないで欲しい。クーラーは高いというがガスや灯油のほうが安くすむようになった。電気の冷暖房の方がお得。自粛は☓。お金はつかったほうが被災地の為になる。消費すると消費税と被災地の復興需要になる。56万人も宿泊場キャンセルだ。2ヶ月から6ヶ月間はステップ①準備作業、放射線量の測定方法検討。ステップ②冷却・放出の抑制、土地・家屋の計測・除染。現在2ヶ月の住宅などの建築期限を最長8ヶ月延長し、各地の農家を集約して、対規模化。東北地方を「食糧保管地区」へ。政府が土地を買いあげて高台に開発はコストが高いがやらねばならぬ。地震保険の支払が1854億円、東電の賠償金は8.3兆円だといいます。まあ、電気料金値上げと国からの公的資金導入でしょうね。原発から20Km圏内が「警戒地域」に指定されました。「警戒地域」とは罰金罰則があり、10万円以下もしくは拘束ですね。「震災復興賠償機構」が設立です。死者の9割が水死で、被災3県の60歳以上65%の死者もそういう老人であったそうです。汚染水の移送も開始されました。原発の炉心内部にロボットを搭載し、炉心内部が1時間あたり65mSv(ミリsh-ベルト)であると検知した。岩手県の地震と津波で壊滅した300Kmは「災害危険地域」に指定、政府も「原子力政策」を再検討するそうです。東電の石田顧問が辞任しました。半世紀にのぼる「天下り」の批判を受けてのことです。東電や原子力保安委員は放射線抑制まで6ヶ月から9ヶ月かかると発表しました。これで年内避難解除は困難になりました。2011年4月15日千葉県浦安にあり「液状化」の被害を受けていた東京ディズニーランドが一ヶ月ぶりで再開された。東北地方の宿泊施設では風評被害で39万人(うち6割外国人)ものひとがキャンセルしたといいます。気象庁は数ベクレルの放射線ヨウ素131が標高20mから500mで検出されたと発表した。こうなると浪江町や飯舘村は「安全です」とは言いにくい状態ですね。だが、原発から30Km内の500ミリシーベルト(mSv)とは1年間浴び続けて1万人に1人が癌になる、という程度です。過剰反応は駄目です。落ち着いて。あと「東日本大震災」という名称が外国人に混乱を与えています。「東日本大震災…日本の東側全部被災したのか?」というのです。名称変更がベストです。「復興構想会議」の五百旗頭真議長は「復興税」を提案してますね。なお「「義援金」「支援金」「寄附金」の違いは?」ですが「義援金」は被災者に直接渡る金で、「支援金」はボランティア活動の財源や支援物資や治療費などで、「寄附金」とはその都道府県の被災地のインフラやライフラインの復興やメンテナンスに遣われるお金です。義援金は大体「日本赤十字社」や「国連WFP協会」によって集められ被災地役所の「義援金配分委員会」に行き、そこから市町村役場→個人口座(あるいは直接支給)です。とにかく「罹(り)災証明」が必要なんですが、家や証明書すべて津波で流されて「本人確認」が出来ないというので「罹災証明」なしでも支給しようと決まりました。死者・行方不明35万円、家屋全焼全壊1戸35万円、半壊18万円、原発被害1戸100万円で、被害総額は25兆円になりそうです。第一次補正予算(5月)には4兆円だす(子ども手当なしに、高速道路無料化なしに、予算削減、年金半分税負担なしに)。増税は確かにすぐ出る金ではありません。法案を通すまででません。ですが900兆円も借金があるのにまた「赤字国債」ですか?日本国債の暴落の危険があり私は反対です。復興国債(2年から10年で元本返済(普通の国債は60年で元本返済ルール))しかないですね。その際「日銀」が買っては駄目。金融機関でないと。「復興税」というか被災地以外で10年間限定消費税2%(40兆円)増税です。また原発ですが今は更なる「水素爆発」を防ごうと「窒素」を炉心内部に注入しているところです。だが、ストロンチウムという放射線まで検知されました。ストロンチウムはカルシウムのように人骨に浸透する放射線です。チェルノブイリ事故では放射能汚染は10日間で520テラベクレル、福島第一原子力発電所事故では一ヶ月で63テラベクレルです。風向きによりあらたに福島県川俣町、飯舘村、南相馬市、田村町にも避難指示であるという。ちなみに「避難地区」は法的拘束力がない。「警戒地域」なら法的拘束力があり罰金もある。「電力ピークの夏が危ないなら4月5月6月に電気を貯めていればいいのでは?」は「電気」は貯められないのです。乾電池も「電気を貯めているのではなく元素反応で発電している」だけです。大きな乾電池が「発電所」という訳です。1987年7月24日の「大東京都心部大停電」の二の舞は避けたい。震災から1ヶ月以上過ぎればこんどは「心のケア」だ。欝、PTSD(心的外傷後ストレス障害)、不眠、悪夢、生活やお金、病気…まだまだこれからだ。ボランティアさんは「自己完結型」で被災地にいってください。食料も水もテント、車、被災民に迷惑にならないで「お役に立つ」仕事をしてください。2000万トンの瓦礫を分別・撤去・処分するのに最低でも5年はかかるそうです。瓦礫処理代は3000億円、道路・港湾整備に1.3兆円です。トモダチ作戦には68億円かかったそうです。ちなみに「余震はいつまで続くの?」という質問ですが、何十年と弱まりながら続きます。震度0という微弱な地震が阪神淡路大震災の神戸地方ではまだ余震があるという。マスコミの広報でおなじみになったメガネの中年のおじさん・西山秀彦さんは経済産業省でTPPに関して担当していた方です。前任者の中村氏、根井(ねい)氏は専門家でしたが、専門的過ぎて説明がわからないと移動になりました。現在原発の処理班は257名です。東京電力社員207人、関連会社社員50名で免震重要棟というところでパンやレトルト食品を食べながら通路に雑魚寝して頑張っています。「原発はいつ終結するの?」は、せいぜい10年から20年です。ですが、日本の技術力は災害後わずか6日間で870Kmもの寸断された道路を復旧させたことです。それというのも「災害対応対策協定」というのをゼネコンや中小土木業者と協定を結んでいたからに他なりません。また「品薄」ですが確かに「納豆」「ヨーグルト」「牛乳」「ペットボトル水」「ビデオテープ」「紙おむつ」がないですが、「買い占め」というよりは容器の石油原料が足りないのと「計画停電」のせいです。教育の遅れも深刻です。震災孤児は阪神淡路大震災の64人を上回る150人以上だそうですね。政府は農作物・コメの作付け制限を実施、「原発事故での放射能汚染には賠償金を払う」と決めました。東京電力は当分の間「計画停電」を実施しない予定です。福島第一原子力発電所事故が長期戦となるとして20キロ圏の住民の一時帰宅在を政府が認めました。海水の放射性ヨウ素の濃度が通常の14万倍で、震災転校は1万1000人、一時補正4兆円、支援額1兆円だそうです。日米軍による「オペレーション・トモダチ(トモダチ作戦)」が終了しました。これから2、3ヶ月はボランティアさんが大勢きて「瓦礫の撤去」「掃除」「遺体捜索」「ペットの世話」などマンパワーが必要だが1年、3年となってくると「心のケア」「生活相談」「うつ病」「不眠」「PTSD」「猛暑」など精神科医や主婦やケア・マネージャー、ボランティア・コーディネーターが必要になる。ちなみにですが「4号機はメルトダウンしてないの?」は、4号機は地震津波時に休炉中で炉心に燃料棒そのものがない為、(使用済み核燃料棒以外では)危険が少ないということです。メルトダウンでプルトニウムや放射性ヨウ素・放射線セシウムが検知されたということは、「炉心の下」か「配管」か「サプレッション・プール」かにヒビがはいっていて漏れ出しているのですね。今、「集中環境室」に低濃度放射能汚染水が溜まっていて、高濃度放射能汚染水を入れたい為に海に仕方なく放出したのです。「苦悩の内陸部避難」が始まりました。宮城南三陸町、岩手県・宮古市・山田町・大槌町・釜石市・大船渡市・陸前高田市などの避難民が内陸部に「集団避難」しました。今、汚染水が直接海に流れている状態でした。ピット(電源ケーブル収納施設)に亀裂があり1000mSv/hの放射性ヨウ素が出ていました。一回コンクリートで固めて亀裂を埋めようとしたが失敗、高分子ポリマーという水をジェル状にするものを注入し、その後コンクリートを注入しましたが失敗。2011年4月6日早朝、2号機のピット(立て杭)から海に漏れていた高濃度放射能汚染水が、水ガラスという物質を注入したことにより海への流出が止まりました。これは一端の朗報です。 「大規模停電」を防ぐ為の「計画停電」は愚策である。しかも「計画停電」は栃木や埼玉、静岡という「田舎」ばかり…。「節電」というなら何故「東京26区」はダメなのだ?品川区や新宿区一回「計画停電」で神奈川県全体分ではないか。ならどうすればいいかをこの「プランナー」で「ストラテジスト(戦略家)」のフリージャーナリスト・緑川鷲羽(わしゅう)さんが献策する。まずは①「サマータイム導入」②「夏の高校野球・甲子園の延期(夏ではクーラーとテレビ齧りつきで電力の無駄)」③「電気の無駄使いに罰金(許容量の30%や50%なら無駄使いする度に罰金が重くなる)」④10年間限定で復興財源に消費税2%増税(40兆円)する。⑤地方分権化(道州制)。戦略とは顧客(国民)第一主義でなければならない。なんとか総研とか○○大学教授だの集めるだけ無駄。知恵や策略とはそんな学歴エリートには考えられないものなのだ。が、とうとう策がなくなって低レベルの放射線汚染水を海に「緊急避難で」放出しました。大事なのはメルトダウン(炉心熔解)が1号機2号機3号機ではすでに起こっていて、4号機の使用済み核燃料棒も危険だということ。メルトダウンしたからこそ原発付近で通常の3000倍や4000倍の放射能や「プルトニウム」がトレンチやピット(立て杭)から検出されているのです。1日に600tも冷却の為に放水すれば「満杯」になるのは道理。後、4、5年は放水をやり続けなければならない。10年後くらいで落ち着いたら燃料棒を搬出し、コンクリート漬けにするしかない。チェルノブイリ事故のときのような「直ちにコンクリート漬け」は「YES」といいがたい。コンクリートは熱に弱く、チェルノブイリ原発のいわゆる「石棺」はヒビがはいって放射能漏れが起きている。「コンクリート漬け」は10年後だ。原発付近は漁業権が放棄されている為、魚介類で「被曝」する訳ではありません。政府・民主党は東日本大震災の復興のために「復興構想会議」を設置して有識者を集めて「復興戦略」を考える予定であるといいます。また震災では内定取り消しが数百人、失業も何万人規模になりました。東電は1号機から4号機まで「廃炉」にすると発表しましたね。今は「合成樹脂」を瓦礫などに蒔いて「放射性物質」の飛散を止めようと足掻いています。「冷却水システム」は稼働確認され「電源」はいれました。仏の放水ロボット「タロン」も搭載するようです。基本的には「メガフロート」という「放射性物質汚染水貯蔵庫」に汚染水を移動させる予定であるそうです。なお海水ではなく今度は「淡水」を替りに注入しています。これは海水だと塩害があり、塩分が炉心の底にたまる為の処置です。だが「風評被害」が酷くなっています。福島第一原子力発電所から遥かに離れた九州や山口県の部品メーカーや繊維メーカーが「輸出先の外国企業」から「放射能に汚染されていないか証明書を下さい」などといわれているそうです。「日本の食料危ない」など明らかな「風評被害」が出ています。これにたいして説明責任がある「政府・民主党」ですがデマをとめる術を知りません。ちなみに福島第一原子力発電所の1号機(1971年3月26日)、2号機(1974年7月18日)、3号機(1976年3月14日)、4号機(1978年10月24日)、5号機(1978年4月18日)、6号機(1979年10月24日)という完成日です。でも古いから「安全じゃない」訳ではありません。1号機はGE製です。2号機からは「日本人」が一生懸命「真似して」作りました。部品交換やモデルチェンジしているので古いから事故…という因果関係ではありません。制御棒はきちんと入った為に核分裂・爆発にはなりません。だが燃料棒の「崩壊熱」で炉心が溶けてメルトダウンしたようです。なお「水素爆発」とは、炉心の燃料棒の冷却水が少なくなって燃料棒が露出して、化学反応を起し大量の水素が発生した。水素は空気より軽い為に建家の屋上にたまり引火して「水素爆発」したのです。「核爆発」ではありません。ですが福島第一原子力発電所の自主退避のエリアには「寝たきり老人」や「牛や鶏を飼っている酪農家」もいます。被害の「賠償金額」は物凄いことになりそうですね。「プルトニウム漏れ」はプルサーマル(プルトニウム・サーマルリアクター(プルトニウム軽水炉(ただの水の炉)和製英語))の3号機からでしょうと思います。プルサーマルとは「原子力発電」で「ウラン」や「プルトニウム」がでてその「プルトニウム」を再利用する原子炉です。ですが青森県六ヶ所村に処分する核燃料棒を集めることにはなっていますが、「最終処理場」はきまっていません。大前先生は「ロシアと仲良くなってシベリアやツンドラ地帯に燃料棒を埋葬するのがいい」といいますが違います。あの一帯の地下には「有毒ガス」が眠っていて掘れば「有毒ガス」が世界中に風で飛散してしまいます。なおプルサーマルの為の燃料は「MOX燃料」というものですが日本には処理後のプルトニウムを「MOX燃料」にする施設がありません。だから自衛隊の護衛をつけ、テロリストに「核爆弾の材料・プルトニウム」を盗まれないように、再処理施設のある仏のAREVAの工場まで運んだのでした。そのニュースを覚えていますか?今回の福島第一原子力発電所事故と「チェルノブイリ事故」の違いは「核爆発」と「メルトダウン」の違いです。水や食料が「摂取制限」「出荷制限」ときくと過剰反応してしまっては敵の思う壺です。もっと冷静になってください。また「SPEEDIって何ですか?」ですが「System Prediction of Einvriroental Emergency Dose Information.」(緊急時迅速放射能影響予想)というものです。風向きや温度、大気、気象、陸地や海面の起伏などを計算して放射能影響を地図上でグラフ化するシステムです。なお「原子力安全保安院」は経済産業省管轄の役人ですが、「原子力委員会」は「保安委員」を監視する有識者の団体です。2011年3月29日に海水から通常の3355倍の放射性ヨウ素が検出されたそうです。だが、1号機から6号機までのコントロール室などの照明が灯りました。実は日本の土壌にもウランが通常あります。東西冷戦下にアメリカや旧・ソ連が空気中、大気圏中で(今は地下で)核実験をしたからなんですね。だが、プルトニウムというのは重くて飛散しずらいので「放射性ヨウ素」や「セシウム」のように悪戯に恐れる必要はありません。ちなみに日本の電力の割合ですが、火力発電が60%、原子力発電が30%、水力が10%くらいです。水力発電所はもう日本中にダムをすべて造ってしまったので頭打ちです。火力発電はオイルショックなどがあったために原子力発電がいい、と始められたためです。放射線は細胞やDNAを傷つける為に恐れられています。が、大人や老人には免疫もあり、むしろ子供や赤ん坊の甲状腺(成長ホルモンや新陳代謝を司る喉のところ)がダメージを受けるといわれています。もちろんかなりの放射性ヨウ素をあびた場合は…ということですが。放射線は宇宙からも、大地からも、食料からも、大気からも出ています。世界平均放射線比率は2.4mSv(日本は1.24mSv)です。「暫定摂取制限」とは原子力安全保安院が決めていた摂取制限を、暫定的に政府が決めました。食べ物で(2000ベクレル/kg=0.049mSv/kg)、水で(大人(300ベクレル/kg=0.0007mSv)乳児で(100ベクレル/kg=0.002mSv))まで安全です。年間では50mSv(ミリシーベルト・日本は33.3mSv)まで安全。水で洗い流すだけで放射性ヨウ素は「半減」します。が、水を沸騰させては駄目です。放射性ヨウ素は「細菌」ではありません。沸騰すれば濃度が増して危険です。妊婦やおっぱいは安全です。「計画停電」ですが来年(2012年)夏くらいまで続きそうですね。ちなみに東京ドームの一回分のナイター戦で6000Kw(6000万世帯分) です。被災地に陸海空自衛隊10万人が派遣されていますが、キャンプをはって寝泊まりしています。自衛隊というのは「食料」「トイレ」「お風呂」など「自己完結」でできるから便利な軍隊なんです。在日アメリカ軍も「ともだち作戦(オペレーション・トモダチ)」で頑張ってました。仏からの専門家チームもありがたかったです。何故仏は原発に詳しいのか?は仏は世界一の「原発大国」だからです。原発59基、電力割合77%です。ちなみに日本の電力会社は「北海道電力」「東北電力」「東京電力」「北陸電力」「中部電力」「四国電力」「関西電力」「九州電力」「沖縄電力」があり、他に制御電力事業会社として「J-POWER」「日本原子力発電株式会社」などがあります。世界では仏EDF(4004wh)、ドイツEON(3454wh)仏ENEL(2877wh)日本・東京電力(2602wh)、米国エクセロン(1731wh)という順位になります。今回の東日本大震災の被害額は25兆円といわれています。阪神淡路大震災は10兆円でした。88年前の関東大震災は死者10万人で復興院の長官は歴史上の人物・後藤新平がなり、110兆円、遷都しない、耐震化などものの見事に決めていき首都は復興したのです。平成の後藤新平よ、いでよ!というところですが五百旗頭(いおきべ)真さんが「復興委員会会長」になりました。日本赤十字(1887年創設、トップ皇后陛下)には1160億円以上もの義援金が寄せられたそうです(経済界からはソフトバンクの孫正義氏が6300億円の自己資産から100億円の義援金。石川遼プロは今季(2011年)賞金全額寄付)。まだまだ日本人も捨てた物じゃあありません。仮設住宅建設も急ピッチで建てられていますが、コミュニティーごとで移動ということになりそうです。なぜなら1995年の阪神淡路大震災のときは「抽選方式」にしたため隣は見知らぬ他人で「老人の孤独死」などあったからです。地震保険(上限5000万円)は火災保険のオプションです。地震保険だけにはいることは出来ません。東北には472社の部品メーカーがありますが、大震災で「部品」がつくれなくなり「日本経済」が大打撃です。しかしテレビは「行政を動かす」「人命を救う」「支援を広げる」効果はあったと思います。民主党政権は「復興財源」として4000億円の赤字国債を発行するというが、あまりおすすめできません。これ以上借金が増えれば「日本国債」が暴落するからです。あと「過剰反応」にも罰則ですね。水道水にたった210ベクレルが…でペットボトル水を過剰反応で買い占める。それは1年間飲み続けてもレントゲン一回分でしかない。「専門家」ももっとちゃんと「説明」しないと「日本復興」は道さえなくなる。まずは「冷静な行動」をしてください。それにしても何故「政府・民主党」が「メルトダウンはしていない」と何故嘘の報道をしたのか?私には理解できません。まるで「大本営発表」です。嘘はすぐばれます。

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アメリカの正体 米韓首脳会議「北朝鮮のミサイル発射許さん」

2012年03月26日 04時18分17秒 | 日記
アメリカの正体
  
「核セキュリティサミット」で米国のオバマ大統領と韓国の李明博大統領が会談し「北朝鮮の弾道ミサイル(人工衛星をあげるとカバー)」の打ち上げ停止を呼びかけた。米国は北への食糧支援もやめるとも。2012年2月14日ワシントンDCで事実上の米中首脳会議があり、習近平氏とオバマ大統領が会談しましたね。オバマ氏は「大国としての責任を」と釘をさしました。またモトローラ・モビリティ/モトローラ・ソリューションは創業者家出身で90年に会長を辞任するまで30年に渡りIT業界の牽引役だった巨人、ロバート・ガルビン氏(89)の死去を発表しました。ソニーの盛田氏(故人)と通商でやりあって(日本が半導体を失う羽目になった)日本が韓国に半導体工場を移して「寝首をかかれた」一件の「大悪人」です。米国は何年か前に未来学者のハーマン・カーン氏が「2000年には日本のGDPは米国経済を抜く」といいました。結果は…。私は米国経済がさらにコケル心配をしています。ジョブズに加えガルビンも死んだからです。杞憂だといいのですがね。アメリカの失業率が9.1%となり米国内各地でデモが頻発しています。彼ら彼女らは「Job! Job! Job!(仕事をよこせ!)」といいます。ですが、米国には仕事はありません。でも、だからって馬鹿みたいに「ニューディール政策もどき」みたいなことをしても駄目です。要は政府役人なんかに景気は治せないと悟り、自分で「沈みゆくタイタニック号」から少しでも大金をぶんどり逃げるという「走為上の計」です。9・11米国同時多発テロ事件から10年、東日本大震災から半年。米国ではアルカイダによる米国国内のテロの信ぴょう性の高い情報があるという。何も起こらないといいね。ただ、言っておくが我々が戦っているのはアルカイダなどのテロリスト集団でイスラム教徒ではない。9・11に歴史的必然などない。2011年7月3日タイで総選挙が行われタクシン派が圧勝、タクシン氏の妹・インラック・シナワット氏(44)が女性初首相に決まりました。また米国とフィリピンが協力関係構築で東シナ海での中国のけん制を計りました。ここ10年程で米国内ではKKK(クークラッククラン)のような「白人至上主義」が吹き荒れていて不法移民や有色人種が年に7000人以上殺されているという。9歳の少女までメキシコ人というだけで殺害された。とんでもないことだ。また米国クリントン国務長官が世界銀行総裁に転身の意向だそうです。驚きの転身ですよね。ペルー大統領選挙は元・軍人のオジャンタ・ウマラ氏(45)が勝利、日系人で女性・フジモリ元・大統領の長女、ケイコ・フジモリ氏(36)は敗北しました。米商務長官がエジソン・インターナショナルのジョン・ブライソン氏を内定(ロック商務長官が中国大使に成るため)しました。2012年米国大統領選挙で民主党の候補はオバマ大統領でほぼ決まりですが、野党共和党は有力な対抗馬はなく、ロムニー氏が共和党候補者になりそうです。オバマさん再選かな。ワシントンDCで中国首脳と米国首脳が米中戦略・対話がはじまりました。人民元引き下げで合意し、米国は為替レート変動を調整。両国は包括的な貿易不均衡打開で合意。日本の東日本大震災の支援で両国一致。外交軍事に対して協議場設置。エネルギー管理協議で一致しました。いよいよアメリカと中国の二大大国の時代です。2011年5月1日夜、米軍がパキスタン・アボッタバードで9・11同時多発テロの首謀者とされるオサマ・ビンラディン容疑者(54)を銃撃戦(「ジェロニモ作戦」)の末殺害したとオバマ大統領は勝利宣言をした。「正義を遂行した」という。DNA鑑定でも本人だとする。ビンラディンは丸腰であったという。遺体写真は公開するか米政府は迷っている。反米感情を煽る可能性が高いからだ。だが、アルカイダの報復テロが怖いからしばらくは米国に行きたくないな。だが、アルカイダやビンラディンとイスラム教は関係ない。2011年4月29日米国内で16以上の竜巻があり、300人死亡2000人が怪我です。FOMC(米国連邦公開委員会)は米国追加緩和を2011年6月で終了とした。「ゼロ金利」は継続です。「舌禍」で更迭された前・米アフガン司令官・マクリタル氏の証拠がなかったことがわかりました。またキューバは市場主義を一部導入するそうです。やはり共産主義では駄目だということか(笑)。バラクオバマ氏が大統領選挙に出馬表明し、選挙活動を始動した。二期目も「Yes We Can」でいくらしい。そして、とうとう中国がGDP世界第2位になりました。だが、一人当たりのGDPは日本人の10分の1です。2011年1月、胡錦涛国家主席が訪米して、バラク・オバマ米国大統領と会談、米国旅客機200機3兆7000億円の「政治的お土産」の商談をまとめ握手しあった。さすがは胡錦涛氏、人権問題は軽くかわすしたたかさでした。米国は「ウィキリークス」や開設者のアサンジ容疑者を本格的に捜査することをきめましたね。また民主党上院議員の女性・ガブリエル・ギフォーズ代議士(40)が銃で暗殺されかけました。銃弾は左脳を貫通しており、意識不明の重体だそうです。FRB(連邦準備委員会)が更なる追加緩和で米国債48兆円購入です。これは米国債を購入することで資金を市場に還流させる策です。FOMC(Federal Open Merker Oommictee. )つまり金融会議で決まりました。2010年11月中間選挙で、オバマ「民主党」が大敗です。下院(民主党184、共和党239)上院(民主党51、共和党46)知事(民主党15、共和党27)と大敗でオバマ大統領は2期目は無理ではないか?といわれていますね。今、米国政界で話題の女性がいる。それが元・アラスカ州知事で、マケイン共和党候補とタッグを組みオバマ・ヒラリーと大統領を戦ったメガネの美人女性である。大統領選挙では長女が未婚で妊娠(長女と彼氏は結婚しなかった)という敵失やオバマの天才的演説もあり敗退。選挙後忘れ去られた。が、自伝本「ならず者で生きる」を出版し全米をまわりベストセラーになった。2012年のアメリカ大統領選挙にでる予定だという。準ミス・アラスカ、TVレポーターを経て政治家になったひとで、メガネは日本製だ。「Yes we can」ではなく「OH,no you don't」といおう、という。アンチ・オバマの受け皿…それがサラ・ペイリン女史(46)である。ですがペイリンさんは「世界情勢」に無知なようで「北朝鮮からの韓国への攻撃事件」で「同盟国の「北朝鮮」を支援する」といいました。また「アフリカ」を「アフリカというひとつの国」だと思っていたそうです。このひとが未来の「女性初の米国大統領」ですか?大丈夫なんですか?なおFRBのバーナンキ議長は否定したが、結論は米国経済が「二番底」に陥ったということである。失業者はさらに5万4000人増加し、失業率は9.6%です。住宅市場も商業ビル市場や雇用の景気回復も遅れている。しかし雇用は「遅行指数」である。オバマミックスは失敗した。米国の心配はかつての日本のような長期低迷にならないかということ。その2はあまりにも米国経済が中国に依存していること。9000億円の大豆輸出など依存が過ぎる。中国がこけたら米国もこける状態だ。また金融規制法(ボルガー・ルール)は米国以外ではどの国も採用しないだろうとFRBが皮肉でいう。しかし研究価値はある。それは金融規制法+消費者投資家保護ならばの話である。ニューヨークのタイムズスクエアで爆発物をつんだ不審車が発見されました。まだ爆発未遂でです。イスラム・テロ集団の仕業でした。ホルダー司法長官は「タリバンの仕業だ」と認めてますね。各国首脳NPT会議もありますしね。米国の核弾頭数は5113発だと明かしましたね。またルイジアナ沖の原油流出は対応が遅れていました。漁業関係者に被害がでていましたね。もう終結から1年になります。事故が起きたのは2010年4月20日メキシコ湾沖のパイプラインのBP(ブリティッシュ・ペトロリアム)社の「ディープ・ウォーター・ホライズン(DWH)」という海上のくみあげ施設である。海底1500mから原油のある5500mまでボーリングして、そこの給油口が爆発して炎上、DWHの施設が破壊され海の藻屑となり原油だけが海上に垂れ流しの状態になっていました。日本ではあまりニュースになってないが、欧米ではメキシコ湾海流にのれば原油がヨーロッパにまでいく可能性があり大変なニュースになっていた。メキシコ湾の牡蠣、海老などが全滅し、ペリカンなど500羽が死んだ。またこの湾は日本に輸出される大西洋クロマグロの産卵地であり、日本の市場にも影響が出そうだ。BP社はこれまでトップが謝罪していない。が、幹部のスウェーデン人が謝罪したが、このひとは英会話が下手糞で「一般庶民の皆さん本当に申し訳ありませんでした」の「一般庶民」を「スモール・ピープル(小さいひと)」といってしまい米国人(BP社は英国企業で、さらに英国人の年金機構のほとんどがBP社に投資しており英国人年金に黄色信号が灯っていた)の怒りを買った。オバマ大統領は初動対策に遅れて大変な被害がでていたがこれまで何度も海底1500mの原油流出を止めようと作戦が実施された。1、ドーム作戦(原油流出口をドーム型のもので止める作戦。失敗)2、トップキル作戦(流出口そのものを止める。失敗)3、キャップ作戦(50cmの流出口そのものにキャップする。少し成功。だが原油流出の3分の1しか止められず)4、最終作戦(1500mの海底の左右からボウリングして5500mの原油ラインそのものを止める)。最終作戦は9月頃までかかった。しかし、7月で止めましたね。よかったと思います。だが、米国景気は確実に回復しているようです。GDP1月から3月まで前年比3,2%増です。ここではオバマ大統領のことを書き込みします。大統領の支持率は平均57%と第二次世界大戦後、大統領選を経て就任した9人の大統領のうちレーガン氏と同率のワースト2位です。が、これはオバマ大統領に対しての否定的側面を強調していました。最も低かったのはクリントン大統領です。ブッシュ父の政権が経済を破壊した後だけに後始末が大変だった為です。が、オバマ大統領は実行力が伴っていません。演説だけは上手いけど何も出来ないってことです。国民健康保険制度などまったくのデッドラインです。演説だけ上手くても政治や経済はよくなりません。金融政策は金融機関の事業内容に一定の制限を設ける内容で、銀行にヘッジファンドの保有・出資などを禁止、大手金融機関の負債の規模に上限を設定することです。これが実現化すれば利権まみれのウォール街を変えることが出来ます。が、一般の投資家から集めた資金だけで運用するというのは結果的には正しいかも知れないけど、ファンドを通じての銀行貸出がなくなるということは世界経済を動かす為の「潤滑油」がなくなる訳です。米証券取引委員会(SEC)がゴールドマンサックスを訴追しました。容疑は詐欺です。またバーナンキFRB議長の再選についても批判が出ています。オバマ大統領の経済的側近はボルガー元FRB議長ですがあまりに老人過ぎます。オバマ大統領は演説だけは上手いけど「青い」し「言葉多しは品少なし」です。もっと現実的な策士になってください。政治は弁論大会ではありませんよ。オバマ大統領は個人的には好きな政治家です。それだけに実行力のなさが情けないのです。もっと策士になってください。今回は「アメリカ合衆国」のウィキペディアです。
オバマ大統領は「核配備削減演説」でノーベル平和賞をもらいましたが、あくまで「配備」をやめるということでロシアと合意したことを考えて下さい。「削減」ではなく「配備」をやめるという。つまり、核弾頭を大陸間弾道ミサイル(ICBM,SLBM)から外すだけです。これは米ソ冷戦時の「MADポリシー」よりはましです。つまりMUTUAL ASSURED DESTRUCTION(相互確認破壊能力)でどちらも核で牽制しあっていた時代です。「キューバ危機」(ソ連が1960年代にキューバにソ連の核ミサイル基地を作ろうとして米ソが核戦争手前までいった危機)が有名ですね。ちなみにNPT(核拡散防止条約)は条約作成時は核兵器保有国は国連常任理事国(米ソ英仏中)だけでした。ダライ・ラマとオバマ米国大統領が会談しました。米露新核軍縮条約調印です。7年で1550発のICBMやSLBMつまり大陸弾道ミサイルを削減するそうです。が、問題は3位の中国がはいっていません。中国はやはり反発していますね。また米国大統領は北朝鮮をテロ指定国家と認定しないそうです。あまりに甘い判断です(人質をとられていた為)。デトロイト上空で米国飛行機内で爆発テロ未遂事件(09年12月26日)がありました。アルカイダのイエメンを拠点とするナイジェリア国籍のアブドルムタラブ容疑者(23)が起こしたテロ未遂事件であった。「アラビア半島のアルカイダ」というテロ組織からインターネットで犯行声明がありました。イエメンの米英大使館はテロの標的になる為に封鎖しましたね。オバマ大統領は2011年7月から米軍のアフガニスタン撤退を開始すると宣言しましたね。また2010年夏迄に3万人増派するそうです。有人月探査計画は打ち切りになりました。今までに90億ドル投入されていました。NATOも増派を検討中です。キューバのグァンタナモ刑務所をアメリカ合衆国本土に移すそうです。09年11月17日、米中首脳会議がありましたね。オバマ大統領と胡錦涛主席で「非核」「地球温暖化防止」で合意しましたね。が、オバマ大統領のスタンスは「同盟は日本重視」「経済国際協調は中国」…今米国の軸足がブレまくっています。経済的には中国に頼らざる得ないが、日本の技術力もあなどれない。オバマ大統領の外交姿勢があまりにお粗末です。またオバマ大統領は内政(例えば国民保険制度(医療制度法案は可決されました。4600万人の無加入者のうち3400万人加入可能)や景気回復対策)もお粗末です。まあ、確かに批判だけなら誰にでも言えるって言われればその通りです。米国ではオバマ離れが進んでいます。まあ、頑張ってください。ロシアとは第一次戦略兵器削減条約(START1)の「つなぎ」で合意しました。オバマ大統領は09年11月13日に来日しましたね。「米国とアジアの関係強化」と「スマートグリッド(賢い送電網)研究」を打ち出し、あっという間に鳩山元首相と茶飲み話し的に会談して去りました。まあ、普天間基
地問題は先送りです。そして鳩山元首相の「日米関係はすべての礎」という虚しい言葉に顔をしかめた。が、インド洋での給油活動はやめるが、アフガニスタンに50億ドル寄付すると聴いてにんまりしましたね。所詮は日本は「世界のATM」か?オバマ大統領は09年度のノーベル平和賞ですね。プラハでの「核なき世界」という演説が評価されたようです。 ノーベル賞はスウェーデンでですが、ノーベル平和賞だけはノルウェーで決まります。やや話題性を狙ってオバマ米国大統領を選んだようです。例えばマザーテレサさんなら誰しも納得します。が、金大中さんやアラファトさんはふさわしくありません。むしろ米国大統領はノーベル賞をもらったことでイランや北朝鮮への爆撃がうまくできない状態です。また日米共同で核廃絶を提案してしまいました。が、例えば北朝鮮は中国、イランは200発核ミサイルをもつイスラエルを炊きつければいい訳です。イスラエルは必ずイランの核施設を叩きます。また北朝鮮は永くはもちません。東京オリンピック誘致は失敗でした。私は東京オリンピック誘致は反対でした。が、広島長崎がオリンピック誘致するのは賛成します。是非ともやってほしい。是非とも頑張ってください。米国は7月から9月までのGDPは3・5%増加しました。が、長引く個人消費低迷と失業率上昇(10・2%)です。米国の今年9月まで一年間の財政赤字は1兆4190億ドル(129兆円)で、これから10年間の累積赤字予想額は9兆ドルでかなり深刻ですね。米国はかつてのバブル経済崩壊後の日本の轍を踏襲しようとしています。日本から学べることは「マネーサプライや金利の上げ下げ」では「景気回復にならない」ということです。オバマプランなどは日本の同じ轍を踏襲するだけです。09年9月11日はアメリカ同時多発テロから8年ですね。が、ロシアへの配慮で東欧(ポーランド、チェコ)へのMD(ミサイル防衛計画)の配備を中止しました。またオバマ大統領はいわゆる「国民保険制度」を政策として法案化しようとしてかなり反発されています。実はアメリカ合衆国は日本のような「国民保険」がありません。だからアメリカ人は高額な医療費を払っています。これは大事な法案なのに野党共和党のネガティブキャンペーンで国民は騙されています。目を覚ませ、アメリカ人。また米国駐日大使のジョン・ルース氏(54)が到着いたしましたね。氏はカリフォルニアのシリコンバレーの弁護士です。アメリカの正式な国名は「アメリカ合衆国」です。合衆国とは50の州の合衆国ということです。首都はワシントンDCです。 アメリカ合衆国が戦争する訳は?ですか?その前にアメリカ合衆国のGDP(国内総生産)は1350兆円です。2位の日本は466兆円です。中国は367兆円です。ノーベル賞は298人で自動車保有率3億人で人口も3億人です。アメリカ合衆国はヨーロッパからアメリカ大陸に着いてアメリカネイティブアメリカンを追い出して合衆国を作る訳です。つまり植民地国家です。アメリカ国旗は星が50です
が州の数と同じくらいです。昔は11州でした。アメリカ合衆国の軍事費用は1790兆円です。が、軍産複合体ということがあります。つまり戦争経済ということです。アメリカ合衆国は軍事産業と軍部(ペンタゴン)と政治家の複合体な訳です。ベトナム戦争もケネディ大統領が止めようとしましたが軍産複合体が「戦争」を欲しがりケネディ大統領は暗殺されてしまいました。アメリカ合衆国にとっては戦争経済を必要としているのです。アメリカ合衆国が戦争という需要で兵器を消費するとともに実験もかねて他国に自国の兵器を売却して儲ける訳です。アメリカ合衆国は欧州軍や中央軍やアフリカ軍や北米軍や南米軍など「戦争体制」を布いてます。が、アメリカは戦争体制を維持することで「世界の警察」と呼ばれています。ベトナム戦争の時は懲兵制度であった為に「反戦争」(いわゆるヒッピー反戦運動)がありました。が、今は志願制度です。NASAは只の宇宙開発しているだけではありません。例えばインターネットサービスは軍事システムでした。冷戦終結で敵がいなくなったのでインターネットやGPSが民間化された訳です。但し正確なデータではありません。GPSなどは普段は敵に利用されないように正確なデータではありません。が、戦争の時は正確に直したりします。また日米安保条約ですが、アメリカ合衆国は日本や韓国を北朝鮮から守ってくれる訳ではありません。アメリカ合衆国が安全なら日本や韓国など関係ないのである。アメリカ合衆国が無事なら何でもいいのです。冷戦の体制のままです。日本が戦争に負けた時「ソ連や中国ら共産主義国へのショーウィンドウ」として日本と西ドイツは優遇されました。日本は軍事費用が少なく済みました。もちろん日本人も頑張っていました。が、在日米軍がいなかったら「まともに戦えば3時間しか持たない自衛隊の守る日本」はすぐにひあがります。アメリカ合衆国の核の傘(パックス・アメリカーナ)があればこそ日本が攻撃されたらアメリカ合衆国軍はすぐに攻撃し返すということです。アメリカ合衆国は日本を守っている代わりに「年次経済報告書」という形でアメリカ合衆国の商品や消費を促すこともします。アメリカ合衆国はボランティア活動をしている訳ではないのである。郵政民営化も米国からも働きかけがありました。郵政費用を米国金融機関が持つようにすることを狙ったのです。なおアメリカ合衆国は日本からのリクエストは受け入れません。アメリカ合衆国は優秀なセールスマンです。オバマ大統領はアメリカ合衆国の優秀なセールスマンです。地球温暖化防止に積極的です。環境産業の利権の為です。GMの破綻もしました。核兵器削減もします。アメリカ合衆国の核兵器は3000発、ロシアは2000発です。大統領はアメリカ合衆国が広島長崎で核兵器を使用した悪を、認めました。が、核兵器削減はもっと詰めてます。すぐに核兵器削減が実現する訳ではありません。が、かつて昔はミサイルから核弾頭を外しただけで「削減」としていたよりは「二度と使えなくする」大統領案はいいと思う。アメリカ合衆国の消費は世界一です。アメリカ合衆国は大統領のビジョンで動いています。正直な話、中国や日本の商品のほとんどをアメリカ合衆国が消費していた訳です。中国経済を戦前の大英帝国や戦後のアメリカ合衆国のようなシステムとして期待しても無駄です。中国経済はアメリカ合衆国経済のような強さはありません。またアメリカ合衆国の失業率が改善しましたね。9・4%減少数は666万4000人です。が、ファニーメイ(アメリカ合衆国国営ファンド)は大幅赤字です。148億ドル(1兆4000億円)です。
アメリカンドリームという言葉があります。これはアメリカ合衆国の人口の僅か1%ですが毎年億万長者が出ます。ビルゲイツなどは5兆円持っています。が、ほとんどは貧乏です。だからドリームな訳です。なお、CIAとはアメリカ中央情報局(セントラルインテリジェンスエージェンシー)つまりスパイ組織です。主な仕事は情報収拾と分析です。映画のようなどんぱちはありません。また日本には「スパイ防止法」がない訳に外国のスパイがうようよいます。が、CIAエージェントは頭がいいです。が、カバーとしてジャーナリストにはなれません。これは普通のジャーナリストの命を守る為です。また昔は外国の要人を暗殺したりしていました(キューバのカストロ暗殺計画やケネディ大統領暗殺など)が、フーバー大統領時代に禁止になりました。FBIとは連邦捜査局つまり州をまたぐ警察署です。NSCとは国家安全保証会議のことです。また服部くん事件などで「アメリカ合衆国の銃規制を」という意見があります。ですがアメリカ合衆国には全米ライフル協会(NRA)という大変に巨大なロビーイスト集団があります。またアメリカ合衆国はフィリピン並みに治安が悪いのです。「自分の命は自分ひとりで守る」という西部劇のようなメンタルがアメリカ人にはあります。銃規制など無理です。何故銃を持つのか?は権利だからです。アメリカ合衆国憲法修正案第二条「人民の武装権利」だからです。まず歴史を知らなければならない。アメリカ合衆国はイギリス植民地から銃を持ち独立しました。アメリカ合衆国は50州あります。その州ごとに州兵がいて、その上に連邦軍があります。州兵はまずはボランティア活動で日本でいうなら消防団と同じレベルです。アメリカ人にとって銃は「護身用」か「民主主義の象徴」です。アメリカ合衆国の人口は3億1万5千人です。銃は3億丁。が、銃は4割しか持ってない。ニューヨークやワシントンDCは持っていない。中西部の治安の悪いところでは何丁も持っている。子供でも18歳以上ならスーパーや店で銃を売っています。
安い値段では女性の護身用の小さな銃なら数十ドルなどです。銃のクリスマスセールもあります。日本人は銃があるからない方がいい…と考えがちだが、アメリカ人は「護身用」の為に持っていないから応戦できなくて銃被害が出ると考える。アメリカ合衆国の銃犯罪32万7771件(日本48件)銃犯罪の死者1万177人(日本29人)です。NRAは「銃がひとを殺すのではない。ひとがひとを殺すのである」と主張します。まずはアメリカ合衆国に行って警察官に銃を突き付けられたら、懐に手をやってはならない。銃をうつとおもわれて発砲されるからです。なお、全米ライフル協会(NRA)は非常に強い組織である。会員400万人、資産212億円(会費、銃メーカー寄付金)で例えば銃規制政治家に反対側に投票する投票活動をしたり銃規制反対政治家に政治資金をやったりします。かなり強いロビー団体です。アメリカ合衆国の強さは世界中から優秀な人材(もちろん玉石混合で英語も話せない何の技
術もないひとも多いのですが)が集まってくることでシリコンバレーのような頭脳集団があるということです。またアメリカ合衆国には弁護士が多過ぎます。例のO・J・シンプソン裁判などは悪例です。何でも裁判で訴えるのがアメリカ流ということです。なお、更にまた新しいアメリカ合衆国情報を随時更新します。またハーバード大学の黒人のゲーツ教授が逮捕された誤認逮捕された事件でオバマ大統領が「警察は不法な愚かな行為をした」と発言した件で大統領は謝罪しましたね。アメリカ合衆国はこういう人種差別があるとことです。差別はなくならないだろうね。では。


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金融危機からの脱出 AIJ強制捜査SUMCOと信越化学

2012年03月23日 10時14分35秒 | 日記
 金融恐慌から脱出するには? 
  
  半導体材料大手のSUMCOは8日、450億円の第三者割当増資を実施した。円高や半導体市場の低迷が、工場閉鎖や1300人リストラに繋がった。13年度に純損益30億円の黒字を目指す考えです。SUMCOは信越化学のミニ版で、同じシリコンウェーハの会社です。これはエルピーダメモリーのときもそうでしたが、フラッシュメモリーへのシフトの遅れですね。携帯電話の開発も1つ50億円から100億円するのに、そこにスマホやiphoneがでてきて市場が一気に食われちゃった。航空も同じ。LCCで1500億円から2000億円利益を目指すというが、ANAとAirAsiaのユニットコスト(1座席を1キロメートル運ぶコスト)は4倍違います。ゼロから生まれ変わったつもりで改革に取り組むことです。2000億円もの企業年金を損出させたAIJに2012年3月23日東京地検が強制捜査に入りました。官僚の天下り先だった機関です。半導体メモリーのDRAM製造世界3位のエルピーダメモリー社が破たんした。同社は国内唯一のDRAMメーカーだが最近は韓国メーカーに押され、円高で潰れた。2009年にV字回復したこともあったが倒産した。だが、08年から09年のは1800億円の赤字からゼロレベルに「V字回復(笑)」しただけ。91年にはエルピーダメモリー社は世界シュア20%だった。韓国メーカー(サムソン電子、ハイニックス半導体)はDRAMよりフラッシュメモリーに舵を切っていた。DRAMはパソコン中心、フラッシュメモリーは携帯端末タブレット端末中心であり、パソコン需要が縮小されDRAM事業がダメになった。看過できないのは経産省の税金投入後でも負債4480億円で倒産したこと。もっとはやくフラッシュメモリー事業にシフトしていれば…と残念です。本州四国連結高速道路の合併による料金値上げはいい判断である。また休眠口座(800億円から900億円)は将来性のある若者の起業資金にあてればいい。またオリンパスの粉飾決済事件で逮捕者が出た。菊川剛前会長(70)、山田秀雄前常勤監査役(67)、森久志前副社長(54)、指南役・中川昭夫(61)の被告らです。米国映像機器大手イーストマン・コダックは3日、NY証券取引所(NYSE)から上場基準に抵触する恐れがあると警告。ずるずると経営は悪化、ついに2012年1月19日経営破綻しました。コダックと世界を2分していた富士フィルムは2000年就任した古森社長は構造改革を行った。インフォメーション・ソリューション部門(メディカル・システム機材、記録メディア、ヘルスケア商品)・ドキュメント・ソリューション部門(複写機、複合機、プリンター)で見事に活路を見出しました。ドキュメント・ソリューション部門は富士フィルムでは富士ゼロックスや富山化学の株を75%も買占め完全連結対象とした。この快挙は2兆円もの内部留保の企業資金があった為です。また政府税制調査会は所得税の最高税率を現行の40%から45%に引き上げる検討に入りました。日本の限界税率である40%は米国の35%に比べても高い数値で、50%フランス、スウェーデン(約56%)、デンマーク(約55%)に続く数値です。国のサービスが充実しているが日本はまったくダメ。喫煙家に八つ当たりした「たばこ税率」のアップと全く同じ構図です。反対票が少ないから。現行の3大税収(所得税、消費税、法人税)は約49兆円ですが、この方法を採用するだけで2009年度の租税総額約75兆円をカバーできる計算になります。これに加えて付加価値税と資産税を導入するべきでしょう。発展途上国の税制をそのまま成熟国に当てはめていると、徐々に効率が悪くなっていきます。「(反対票が少ないからと言って)たばこや酒などの懲罰的な税率を上げる」ではあまりにも能がありません。日本の政治家や役人にも、もっと知恵を出して欲しいところです。野田政権も消費税を強引に10%に引き上げたら、長くは続かないでしょう。その後「一体誰が?」を考えると、暗澹たる気持ちになってしまいます。また野田首相は消費税増税について「ネバーネバーネバーネバーギブアップ」といい決断をした。というか財務官僚の操り人形(パペット)になっている。とにかく官僚の作文を棒読みしてないで「解散総選挙」で国民に信を問え。大体にして何で役人の給与2%削減やリストラ、議員リストラなどしないで国民に負担を強いるのは本末転倒ではないか?まずパブリック・サーバント(公僕)のあんたらが手本を見せるべきではないのか?自分たちは炬燵にはいって国民は寒空の外に放り込むことは国辱行為だ。まず公務員改革こそ「ネバーギブアップ」で臨め。消費税増税の前に公務員改革だ。まずは隗より始めよ、ということだ。つまり財務省の増税シナリオには無理がある。個人金融資産が1400兆円あるだの成長率がまだ4%はある等は机上の空論だ。社会保障は毎年1兆円ずつ自然増し超少子高齢化…国民も馬鹿でない。なら何故公務員議員のリストラ・給与ボーナス削減をしないのか?まず自ら手本となるのが公僕というものではないのか?また定年が65歳に延長されそうです。また消費税10%増税(1%増で2兆7000億円つまり27兆円。だが15兆円足りない)そもそも国の借金1000兆円のプライマリーバランスの黒字化自体不可能な画餅だ。5%引き上げる消費税は1%ずつ「高齢化(2015年408万人増)」「国民年金(借金→税金)」「制度改革」「機能維持」「社会保障等」ともっともらしい説明書がある。だが、消費税はポール・タックス(人頭税)ではない。「軽減税率制度(食品や生活必需品は無税)」にしても欧州では100年の歴史がある。日本でやったら「利権だらけ」だ。だからとりあえず消費税を10%均等に取ってそのうえで「生活困窮者」に金を戻すことだ。これはオーストラリアやニュージーランドでやっている。参考にするといい。それと議員役人のリストラや給料・ボーナスのカットだろう。また日本を代表する高品質カメラ大企業「オリンパス」が20年前のバブル崩壊からの損失(1000億円)を今年発覚するまで損失隠ししていたことが明らかになった。が、基本的に「他山の石」でも何でもない。というのは日本株の株主の4分の1は外国人投資家だからだ。ご存じの通り日本の年金の融資は日本株だ。外国人投資家が「日本の会社はおかしい」と融資を引けば日本年金の資産が減る可能性も大である。一番悪質なのは外国人社長(当時)が「不正融資」に疑問をもって告発しようとしたら日本陣営が「解雇」にして隠ぺいを続けようとしたこと。「日本の会社の「陰湿性」」をいみじくも示したのだ。他社もオリンパスを「反面教師」とする覚悟がいる。これが今回の教訓である。オリンパスが1000億円の粉飾決済発覚して20年間も粉飾決済をしていたのがわかりました。またM&Aに660億円も使ったというが「損失隠しの飛ばし」までやっていたという。ちなみに飛ばしとは例えばA社が10億円の株を持っていたとしてそれが5億円に値下がりしたとしよう。そのとき信用ある会社B社に買った時の10億円で「一時預かり」します。これでA社の損失がなくなる。これが「飛ばし」行為なんです。2011年10月31日政府・日銀は「歴史的な円高」対策として、円売りドル買いの「市場介入」に踏み切りました。財務大臣は「市場がどう思おうが介入する」として長期戦も覚悟しています。スタンスはいいのですが…ねえ。また安住財務大臣はG20で「日本は消費税を10%にあげます」とまで約束をしています。反対派対策ですね。今回の円高株安デフレ不況や大震災などの一連の危機を前に野田首相(というより財務省内閣)の「増税」路線は間違いだと私緑川鷲羽わしゅうは思う。復興財源なら復興国債や富裕税だろう。このままならデフレスパイラルと産業の空洞化です。財務省のいいなりになって「官僚の作文棒読み」の「財務省のポチ」は経済すら理解がない。財務省案で日本は破綻だ。これだけのデフレ不況下で過度な円高株安電力不足、電力料金値上げの大不況下に本当に「増税」する気ですか?このままなら大不況になり大企業の本社や工場が中国やベトナムに全部いって「産業の空洞化」「失業率50%」です。まずは公務員議員皇族のリストラやムダの削減がはじめの筈です。増税では「失業率50%」ですよ。ちなみに増税は「法人税 2012年4月から5%引き上げた上で3年間2.5%UP」「所得税 2013年1月から10年間4%UP」「たばこ税 2012年10月から国税は10億円 地方税は6億円 1本2円UP」「住民税 2014年6月から5年間50円/年UP」です。計9.2兆円です。また政府株は「日本郵政9.6兆円」「日本政策金融公庫4.5兆円」「日本政策投資銀行2.2兆円」「商工中金0.1兆円」「NTT2.0兆円」「JT(日本たばこ産業)1.7兆円」「高速道路6社0.4兆円」「東京メトロ0.1兆円」「成田国際空港0.2兆円」「産業革新機構0.08兆円」「中部国際空港0.03兆円」「日本アルコール産業0.003兆円」「輸入・港湾周辺情報処理センター0.004兆円」「日本環境安全事業0兆円」「エネルギー特会の保有株0.8兆円」(財務省HPより)。2011年9月23日財務G20サミットがあり行き過ぎた為替レートの正常化や欧州基金の強化が促された。だが日本の格差社会が深刻です。年収200万円以下が74%です。またパナソニック社が調達部門を海外移転です。遂に日本産業の空洞化の始まりです。何故日本はデフレ不況なのに世界で「円高」になっていると思いますか?まずは欧州ではPIIGS(ポルトガル、イタリア、アイルランド、ギリシャ、スペイン)の経済悪化、米国は大不況でどこも悪いので消去法的に円買いが起こっている訳です。また欧米は通貨供給量(マネーサプライ)を盛んにやっています。つまりお札を大量に刷っている訳です。だが日銀はあまり刷っていないのです。過度なインフレやハイパーインフレに警戒しているのですね。円高のメリットは海外商品が安く買えることですがそれよりデメリットの方が大きいです。円高では輸出産業が儲かりません。日本の基幹産業は「輸出産業」です。このまま円高・デフレ・電力不足・電力料金値上げでは「産業も空洞化」がもっと増加します。つまり、工場や本社などが海外に出て行って雇用は逼迫するのです。だが、欧米の経済が改善されないなら円高は改善されないでしょう。また金(きん)の値段が高騰しています。2001年に1g1000円だった金が2011年に1g4623円です。金は紙幣と違い価値があると皆思っているからですよ。なんせ地球上に380万トンしかないのです。だが金のデメリットは①金利がつかない②配当がない③保管が大変などです。金の7割はインドと中国が集めてる。米国は2割だけ。意外ですよね。だが、一部のエコノミストは2020年には中国は米国を抜いて世界一の経済大国になる、と言います。なら世界の基軸通貨が米ドルから人民元になる可能性もなくもないですね。リカの景気対策とは全然ダメです。日本の二の轍を踏んでいるようでは長期低迷は避けられない。バーナンキ米連邦準備理事会(FRB)議長はアメリカの経済低迷長期化に「深刻に受け止めている」と明言。私は良くない内容だと思います。「具体的にこうした対策をとっているから大丈夫」というべき。米国経済はこれから二番底を迎え、長期低迷に入り、回復が難しい。日本の「失われた20年」と同じ。米国の次の不安は住宅価格が回復しないこと。住宅価格指数(SPケース・シーラインデックス)の指数も2000年からリーマン・ショックまでから下落続き。バラマキでは駄目。もう一度「米国には投資する価値がある」と思わせよう。「ゼロ金利」より「金利5%」のほうが金が集まる。日本も同じ。現在の日本のGDP(国内総生産)は520兆円から540兆円です。円高ドル安なのでドル換算すると日本のGDPは伸びていると海外から見られます。が、国内の我々は「成長している」と感じられません。輸出の落ち込みの乱高下が激しい。レジャーで見るとかつて30兆円を誇っていたパチンコ市場はかなりユーザーに飽きられているようです。また観光も東日本大震災の影響で減少しています。2011年8月23日ムーディーズが日本国債をAa2(イタリアやクエートと同じレベル)からAa3(中国、チリ、サウジアラビアと同じレベル)に格付けを下げた。民間の会社が格付けしてもいちいちコメントすることはない、と野田佳彦財相はいうがそういう問題ではない。「通貨=円」と日本人が無意識に信じているのは、お上(政府・日銀)が自分たちを裏切ることなど絶対ないと信じ切っているからだ。そこで私緑川鷲羽わしゅうは聞きたい。日本というのは本当に、将来にわたって国民が、大切な金融資産を預けても大丈夫な国なのだろうか?今後とも円のままでいいのか? 外国為替市場で円が主要通貨に対して独歩高。円売りドル買いの為替介入を日本政府・日銀が行っても円高です。「日本円ひとり勝ち」は錯覚だ。日本人は莫大な借金があっても日本国債を買っているからきっと大丈夫だろう、という思い込みの結果だ。日本、中国、欧州、米国の「地雷」が2011年、2012年爆破するだろう。中国の地雷は「不動産バブル」だ。増税のための増税は愚である。勿論国民も馬鹿ではないから社会保障費の消費税増税は理解している。だが、今は有事である。東日本大震災の復興財源は建設国債、赤字国債でしかない。景気情勢を鑑みればデフレ不況下の増税は消費マインドが冷え込む。増税の前に徹底した歳出削減が先の筈だ。戦略を考えよ。「脱原発」はテロリストレベルだと思います。3年間原発を一切使わなければ日本の産業はどうなりますか?一部の人は(1)世界唯一の被爆国日本こそ「核なき世界」を(2)再生可能エネルギーを国家戦略とすべき、と思っている。子供を抱えた母親の涙でプロパガンダですか?何度も言うが「原発の30%」は太陽光発電システムや風力発電ではカバー出来ない。結局火力に特価して電力料金値上げ電力不足で産業空洞化です。アメリカの国債が「Aaa(トリプルエー)」から「Aa+(ダブルエープラス)」に格下げになった。世界同時株安です。ですが米国が2013年までゼロ金利政策を続けると政策を発表して、世界同時株安は一服です。東証359円安、株価9300円割れです。心配していた「二番底」ですか?2011年8月4日政府・日銀が為替介入した。一時80円まで回復した。経産大臣の海江田万里氏はいわゆる「やらせメール問題」で政務三役を更迭した。海江田万里大臣も辞任するという。日本時間2011年8月1日午前に米国債債務上限引き上げでオバマ大統領は野党共和党と合意した。一応「デフォルト(債務不履行)」は避けられた。「増税」の前に「徹底した歳出削減」を!どこでも良い国は徹底した歳出削減をした後「増税」した国だ。では日本のパブリックサーヴァント(公僕)は徹底した歳出削減をしたか?私から言わせるとまったくしていない。国会議員も官僚も皇族も多すぎる。今、増税の前にデフレ不況や産業の空洞化、復興計画や円高問題や電力不足こそダイナモだ。日本政府は優先順位を間違えている。日本共産党はバカの一つ覚えのように「大企業増税・金持ち増税」などというが実質経済がわかってない。原発にしても「反原発」など阿呆である。原発の30%は再生可能エネルギーでは今は補えない。結局火力に特価して電気料金値上げ、更なる失業者急増、失業率50%だ。もっと民主党政府は「実質経済」を学び、「戦略の見直し」を求める。消費税10%というのはあくまで「構想」であり、決まった法案ではない。しかし、それはけして「東日本大震災の復興支援」ではなく毎年1兆円ずつふえる社会保障費(介護、医療費、年金財源、育児)の補填のためである。先進国では消費税は「軽減税率方式」で贅沢品に消費税をかけ、食品や服には消費税をかけない方式である。消費税は1%あげれば2兆6000億円分である。円相場が一時77円台の円高となった。これはEUのまたのギリシャ危機を受けてでした。輸出が難しくなり「円高」とは日本の基幹産業である輸出産業に大打撃だ。なぜ「円高」か?はアメリカの国債と関係している。もうアメリカは借金できない。アメリカの借金は(日本の借金は998兆円)14兆3000億ドル(1144兆円)である。アメリカでは法律で14兆3000億ドルしか借金できないことになっている。法律改正をしようとオバマ大統領は何とかしようとしたがアメリカ議会も「ねじれ国会」である(上院(100人中与党民主党53人、野党共和党47人)下院(435人中与党民主党193人、共和党242))。デフォルト(債務不履行)になれば日本も73兆円分の国債保有しているアメリカ国債が返せない状態になり、米国債価格や金利が暴落して、アメリカは「破産」する。日本の貧困率は16.0%で貧困者数は2000万人、生活保護者は200万人だ。IMF(国際通貨基金)の前理事長ストロスカーン氏のいわゆる「下半身スキャンダル」で判決は、セクハラを受けて訴訟を起こしたという女性の信頼性がない(売春行為をしていた、麻薬組織との関係があるなどや証言がチグハグ)として「無罪」になった。が、このストロスカーン氏とは大物で、次期フランス大統領候補であり、今回の訴訟は「陰謀」ではないか?という「陰謀説」が流れている。真相は謎だが有りうる。要は誰が徳をしたか?である。また日本政府は2010年代をめどに消費税を10%に段階的に増税することで閣議決定しました。何か「火事場泥棒」的な政策です。社会福祉の財源としては仕方ないのですがねえ。震災後の対日M&A(企業の合併や買収)が低迷しています。その一方で日本企業の海外でのM&Aは4割り増だそうです。これは東日本大震災で工場などを海外へ…という危険なシフトです。2011年5月の倒産件数が1071件、国際機関は日本の2011年度の日本成長率を「ゼロ成長」と判断しました。ムーディーズが日本国債の格付けを「Aa2」から格下げを検討中です。東日本大震災を受けてのことです。これは国債の金利と負担に影響することですね。みずほ銀とコーポ銀が2013年春をめどに合併合意です。IMF(国際通貨基金)のストロガーン専務理事が女性に性的暴力をしたとして、逮捕されました。ストロカーン氏は辞任、後任はクリスティーヌ・ラガルド仏財務相(女性)ですね。IMFの信憑性が揺らいでいます。東日本大震災では原発事故、エネルギー不足、財政悪化、農産物の危機の「負の連鎖」だ。TPP(環太平洋パートナーシップ)に参加し強い農業、21世紀型のエコタウンをつくることだ。復興財源は恒久ではなく10年限定で被災地以外で消費税2%増税と復興国債だ。だがここにきて投資マネーが変調の兆しだ。円高高騰で一時79円台、原油価格(WTI)も急騰した。投機筋がいかに大金(1600兆円)をもっているかがわかる。パナソニック社は4万人リストラすることを発表です。こういうのをみると日銀の「来年度(2012年)V字景気回復シナリオ」に疑問を持ちます。「7月9月で回復」「夏、一時停滞」「秋、電力回復・イノベーション」「冬・来年度・生産増加、景気回復」だそうです。が、米国民間格付け会社「スタンダード&プアーズ」が日本国債の格付けを「安定的」から「ネガティブ」に下げました。これは「東日本大震災」で20兆円から50兆円かかるからだと言われています。消費者物価指数(2人以上の世帯)が3月は「東日本大震災」を受けて2.6ポイントマイナスです。「買い物する気にならない」という消費マインドの冷え込みは危険なことです。今回の2011年3月11日の甚大で未曾有の災害「東北関東大震災」では死者・行方不明2万9000人、避難民12万人です。この大震災が日本経済に与える影響は甚大だとして「リスクを減らしたい」と東証の日本株価が大暴落です。1015円安で、この大震災で「世界同時株安」となっています。これは「リーマンショック」以上の反動不況です。ここまで株価が落ちるのは戦後3位だそうです。日本は大震災からリカバリー出来るまで1年はかかるだろう、と観られています。だが、買い戻しで株価は9000円台に回復です。だが、投機目的による外国人投機家からの円買で、一時為替市場で76円もの円高になりました。(現在は円安傾向です)日本政府からは「災害で大変なときに不見識だ」という意見がきかれました。が、こうした投機はある程度予定されたことで、自分たちのお粗末な災害対策・為替対策・経済復興対策を「棚上げ」して、それを不見識だという民主党政府こそが不見識だ。G7政府・日銀が円売りドル買いの協調為替介入を実施し、危機的状態であった為替市場は回復しました。菅首相は27日、預金者の死亡などで長期間利用でない「休眠口座」に関して「制約を打ち破って国として活用できる道がないか検討したい」という。英国のキャメロン首相が推し進めている「ビッグソサイエティ」という社会政策の多くを慈善団体や社会起業家などにゆだねる構想です。NGOやNPOにもさらに広げる「グレートソサイエティ」がいいと思う。英国では15年、日本では10年で「休眠口座」とされるが3年で充分です。ちなみに休眠口座の英国の預金残高は4億ポンドです。中国の国営紙チャイナデイリーは中国の著名な経済学者・金永定氏の寄稿を掲載しました。「中国の成長モデルは持続不可能であり、緊急の経済・政治改革を断行しない限り経済の減速に見舞われる」というものでした。バブル時の日本と同じように「軟着陸(ソフトランディング)させる」というが、バブルは崩壊する。また米国の富は西欧に移行し、インドは300億ドルを投資するというが、インドはハイパーインフレになると思います。日本を含む世界経済の4つのリスクは①「米国ドルの崩壊」②「欧州経済危機の連鎖」③「隣国中国で起きる可能性のある不動産バブルの崩壊」④「日本国際暴落」リスクを避けるには何百兆ドルもの「ホームレスマネー」の制御のシステム構築です。908兆円の国の債務(借金)ですが、2009年には52兆円(税収30.7兆円)、2010年は44.3兆円(税収39.6兆円)でした。毎年9兆円ずつ減らして10年で借金しなくて済むが、消費税35%で25年かかる。プライマリーバランスの黒字化だの908兆円の全額借金返済だの無理です。ですが、借金を減らす努力はできます。まずはそれですね。よく「ヘッジファンドって何ですか?」と聞かれるのですが、「お金儲けの危険なことはしない、財産を増やさなくても減らさない基金」と「「サブプライムローン」のようなハイリスク・ハイリターン基金」のような運用基金会社のことです。また日本は少子高齢社会でデフレ化しています。子どもがいなくなることで「こども用品が売れなくなる」「車を買わない」など諸説があるそうです。法人税減税5%つまり法人税は35%だという。つまり、1兆5000億円の減税です。まだ高い。せめて法人税は20%ぐらいがいい。だが、その一方で配偶者控除が廃止、相続税・所得税・住民税は増税だという。つまり6200億円の増税です。1400兆円の循環の為には相続税や所得税は増税してはいけない。何故わからないのか?戦略がない国である。よくきく「○○ホールディングス」というのは何だかわかりますか?これは「ホールディングス Hold company」という他の会社の株式を持っているだけの会社です。社員は少ないのですが、株を持っているだけの会社です。親会社とは違います。会社のオーナーみたいなもの。配当金が利益です。他の会社を指導する会社で財閥みたいなもので、昔の財閥(三井、三菱、住友、安田、鈴木)はGHQの規制(独占禁止法)で解体されました。が、1997年に見直されてホールディングスが国際競争力教化のため生まれました。また格付け会社とは国や会社のレベルを格付けする会社です。(日本格付研究所(JCR)、ムーディーズ・ジャパン、ムーディーズSFジャパン、スタンダード&プアーズ・レーティング・ジャパン(S&P)、格付投資情報センター(R&I))また格付会社が賄賂をもらってAAAを付けたら?ですがもしいい格付けをしてその会社が倒産したら「格付け会社」そのものが信用を失います。その為、賄賂をもらって…など現実的ではありません。悪い例がサブプライムローンで失敗したムーディーズのレイモンド・マグダニアルCEOの「我々はAAAを付けたがあくまで自己責任です」という開き直りだ。また日銀は10月11月の成長分野への融資は、10月に4625億円が11月には9983億円、47会社から106会社となっているが、議論するのも馬鹿馬鹿しい。問題点は①融資を日銀が判断するのが正しいのか?②成長分野への投資というが成長分野とは誰が決めているのか?です。亀井静香元金融担当大臣のときの「モラトリアム法案」と同じように大量の焦げ付きを出すのは必然で、また「不良債権まみれ」になりそうです。海江田万里経済産業大臣は2010年11月9日に、デフレ脱却目標について「2012年度中」と目標を掲げました。2007年から2008年もデフレで消費者物価指数も下がっており、財政当局が何を寝ぼけた事を言っているのか?と私は思います。まるで経済評論家です。評論家ならただ「評論しているだけ」ですが、このひとは大臣です。何故900兆円もの国の借金を抱えたのか?NHKの番組を観ました。そのときの元・官僚も「評論家」みたいに他人事のことのように語っていて思わず激怒して私はTVをぶん殴りました。まあ、所詮は諸悪の根源は田中角栄と大蔵官僚です。彼らが本当に「頭のいいエリート」なら馬鹿な政治家のバラマキ予算やバブル経済そのものもおきなかった筈です。また為替市場は一時15年ぶり80円21銭になりました。G20共同声明が採択され「行き過ぎた通貨安競争をストップする」ことで合意しました。過去、日本やドイツ、中国、らが米国などへの輸出で貿易黒字を抱える一方、米国は巨大な貿易赤字を抱えていました。「円高」ではなく「ドル安」なのです。米国は「ドル安」の方がいいと意図的に「ドル安」「円高」を容認してきました。中国の人民元金利引き上げを要求していますが、中国は呑みそうにありませんね。経済産業省と財務省はこのまま円高株安が続いたら60兆円の経済的損失と300万人規模の失業者が出るとの試算を発表した。私は日本の法人税40%は高すぎると思う。確かに米国も同じくらいだが、何でも米国の真似をすればいいってものではない。法人税は20%いやゼロでもいい。戦略的に。80円もの円高は輸出企業おもにソニーやトヨタや東芝といった日本の冠たる大企業に悪影響を与えている。よく「大企業減税に反対」とか共産主義者はいいますが大企業の本社や国内工場が中国やベトナムに出て行ったら下請け会社や孫受け会社がバタバタドミノ倒しの如く倒産しますよ。それでもいいのですか?2010年10月5日、日銀(日本銀行)の白川総裁は「ゼロ金利政策」(金利0~0.1%)を実施しました。資金供給も5兆円規模で行うということです。これは景気回復の為と円高対策だといわれています。まずは「ゼロ金利政策」ですが、皆さんは金利をどうやって調整するかご存知ですか?日銀が銀行などの保有している国債を買ったり、もしくは日銀が保有している国債を売ったりして金利を調整しているのです。ちなみに金利とはお金などを借りるときのコスト(金利)です。例えば金利が安ければ会社や個人が銀行金融機関からお金を安く借りれますよね?これでお金が市場にジャブジャブとなれば「円安」になるということなんですね。次に「物価を1%に上昇させるまでゼロ金利政策を続ける」政策で一見、「物価が高くなれば物が売れないんじゃないの?」と思うでしょ?でも違うんです。今、デフレで消費者物価指数もどんどん下がり「消費ゼロ」のような状態で「あの商品は1万円だけど1年まてば6000円になるかも…それまで待っていよう」では不況はなくならないんです。だから消費者物価が1%上がれば「今、あの商品は1万円だが1年後は2万円になるかも…今のうちに買っておこう」という消費が増え景気が上向くという政策。次に「投資信託を購入」政策があります。これは証券会社の金融商品(ETF Exchange Traded Fund・証券取引所で取引されている投資信託でTOPIX連動型の東商1部上場株を買う。これは株価を上昇させる狙い。またREIT Real Estate Investment Trust・不動産投資信託も買う。これは不動産資産の高騰が狙い)を購入します。当然、リスクはありますが日銀は費用5000億円でこの異例の政策に踏み込みました。さすがはインテリたちです。だが、本当にどうなるかはマーケット次第ですね。2010年9月、約6年ぶりに政府と日銀による「為替介入」があった。しかし、日本単独であり、効果は微妙だ。何故なら「円高」ではなく「ドル安」「ユーロ安」で「消去法」で「円買い」になっているからだ。大事なのはアメリカやヨーロッパ政府がやっているような「マネー・サプライ(通貨供給量)の充実」と「低金利政策」しかない。「円高」は「日本経済における悪」であり、もっと頭を使って欲しいものだ。日本振興銀行が経営破たんしましたね。戦後初の「ペイオフ(預金1000万円までの元本と利子を国が補償)」が発動されました。しかし、日本振興銀行は中小零細企業向けの銀行であり、影響はあまりありません。ほとんどの中小零細企業は資金を引き上げた後ですから。しかし1000万円以上預けているひとは3400人以上いて、110億円が返済されないという。平成22年度予算(2010年)BEST5は1位、社会保障(医療年金介護など)27兆円。2位、国債費(借金返済)20.6兆円。3位、地方交付税交付金、17兆円。4位、公共事業、5.7兆円。5位、文教及び科学振興、5.5兆円。ちなみに1兆円「政策コンテスト・アイデア」ですが、まず景気回復策で「法人税所得税半減減税」「円安誘導策で円金利0.0004%」「1400兆円の個人金融資産循環のため相続税贈与税廃止」「インフレ・ターゲット」「公務員給料2割りカット」「マネー・サプライ(通貨供給量)の充実」です。SDRって何かわかりますか?SDRとは「特別引出権」のことでSDRの構造比率が、ドル44%、ユーロ34%、ポンド11%、円11%などとなっています。IMF(国際通貨基金)が国家に貸し出す通貨量をSDRのマネー・サプライともいいます。デフレが長期間しています。政権は「デフレ判断」をしましたね。かなり遅い判断です。デフレスパイラルは(物価下落→売り上げ減→給料減→消費低迷→)のサイクルです。消費者物価指数が2・4%下落しましたね。子ども手当て月2万6000円など無理です。今度の衆院選までに日本経済はデフォルトしてしまいます。

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風林火山 甲斐の虎・武田信玄「VS上杉謙信」ブログ連載小説7

2012年03月23日 07時05分27秒 | 日記
 第三章 火の章


        7 信虎からの使者






  武田信玄の元に、北条からの使者がきた。
 名を、大道寺義継という。
「そちが、北条殿からの使者か?」
 信玄は甲斐の館で接見した。
「はっ! 大道寺義継と申しまする!」
 義継は下座で平伏した。もう夕暮れ時だった。
「川中島での上杉との勝利、まずはおめでとうござりまする」
 上杉謙信に勝ったことを、義継は祝福した。
「それは北条殿の言葉か?」
 信玄は冷静なまま尋ねた。
「そうです」
「北条殿は他になんと?」
「はっ! 川中島では越後軍は大打撃を受けた様子……」
「ほう」
 信玄は感心した。
 ……北条もよく調べたものじゃ。忍をつかったのであろうが……
「しばらくは越後軍は侵攻してきますまい」
 義継はにやりと笑った。
「……それで?」
「いまこそ、共通の敵を叩き潰すべきです」
「共通の敵?」
 信玄は、義継をためした。
「上杉謙信でござりまする!」
「武田は北条と組もうと申しておるのか?」
 信玄の喉仏が上下した。
 かれは息を吸い込んだ。
 義継はふたたび平伏して、
「その通りでごさりまする!」と強くいった。
 信玄の家臣・太郎義信が口をはさんできた。
「御屋形様!」
「なんじゃ? 太郎義信」
「一気に厩木城(前橋市)に攻め込み、上杉の拠点を陥すべきです」
 他の家臣は、
「いや、もう上杉など相手にしているときではない。西に武田の勢力を拡大し、今川を陥すべきです!」
 という。
 しかし、軍儀の中で、武田信基だけはひとこと発しない。
 信玄は不思議に思って、
 のぶもと                   
「信基? ……何か申せ」と発言をうながした。
 武田信基とは、信玄の末の弟である。
「兄(信玄の弟)信繁が討ち死にして毎日悲しくてしかたありません」
 信基は涙を目に浮かべた。
 信玄は「馬鹿者!」と叱り、
「われらは川中島で勝ったのだ!」と強くいった。
 信基は「いえ、引き分けです。上杉謙信の首をとれませんでした」
 信玄は舌打ちして、
「相手は大打撃を受けたのだぞ? こちらは山本勘介らを失ったが、そんなに損害は受けておらぬ。負けでも、引き分けでもないわ!」
 信基は押し黙った。
 信玄は「上野に侵攻しよう」と話題をかえた。
 信基は「上野攻撃はいいが、出兵はだめだと思いまする」といった。
「どういう意味じゃ?」
 信玄は是非とも答えがききたかった。
「上野攻撃はぶらぶらと突いては抜き、突いては抜きすべきです」
 家臣の穴山は笑った。
「ぶらぶら? ははは」
 信玄は「突いては抜き、突いては抜きとはまるで女子との夜のことのようじゃ」
 一同はどっと笑った。

       
  十月末に甲信軍二千が碓氷峠に到着した。
 小田原の北条氏は上野に向かって攻撃を開始した。十一月五日、甲信北条軍三千は軽井沢に布陣した。
 信玄は「ぶらぶらでも慎重に……明日は一気に碓氷峠を越えて箕輪城に攻撃をかけよう」 と陣で下知を飛ばした。
 しかし、信玄は箕輪城に火を放たなかった。
 それより効率のいい、兵糧攻め、の策に出た。
 信玄は笑った。
「国がかわれば山の形もかわるのもじゃ」
 信玄は関東の山々を目をこらして眺めた。
「突いては抜き、突いては抜きとはまるで女子との夜のことのようじゃ」
 再度の冗談に、家臣は苦笑した。
 信玄はふたたび労咳が悪化し、床に伏した。
 しかし、それは極秘だった。
 陣には信玄の影武者がいた。
 箕輪城攻めは信玄の影武者がやっていたのである。
 影武者は箕輪城攻めにふみきれない。
 そんな中、上杉政虎(謙信)が関東に侵攻してくると、武田軍も北条軍も陣をひいていった。信玄の影武者に決定権はない。
 湯治中の信玄から命令がきたのである。

  信玄の病気は悪化し、咳こむことが多くなった。
 血を吐いて、信玄は動揺した。りっぱな口髭の大男が、なんとも情なく動揺していた。 信玄はまた志磨の湯につかっていた。
 家臣のものが女のボディ・チェックをしているところだった。
「御屋形様!」
 家臣が湯まできた。
「……どうしたのじゃ?」
 武田信玄は裸のまま尋ねた。湯につかっていた。
「信虎さまからの使者です」
 家臣は答えた。
「……隠居中の父上からの?」
 信玄はあきらさまに嫌な顔をした。
「連れてまいりまするか?」
「連れてまいれ」
 信玄は強くいった。
 それは女だった。裸ではないが、細い手足の美貌の女だった。
「……女子か…」
「信虎さまから書状をもってまいりました」
 女は動揺もせずいった。
 可愛い声だった。
「お主、男のものをみても興奮せぬのか?」
「はい」女は頭を下げた。
「……名は?」
「あかねと申します」
 あまりの可愛さに信玄は年柄もなく勃起してしまった。
「……あら」
 あかねはやっと頬を赤らめた。
「お主の可愛さで、わしのモノが帆柱立ってしまったわい」信玄は苦笑した。
 あかねはやっと手で顔を覆い、女らしい仕種をみせた。
「……しょ、書状などないではないか?」
「ここにあります」
 あかねは奥歯の歯を抜くと、隠しておいた書状をとりだした。
 信虎からだった。
 たいした内容ではない。
 要するにあかねを渡しにきたのだ。
  今川、武田、北条による三国同盟が成立した。
 信玄は家臣をよんだ。
「なんで ござりましょう? 御屋形様」
「松平…」信玄は続けた。「松平家康を連れてきてもてなせ」
「松平さまを?」
「はよういたせ!」
「はっ!」
 家臣は座をたった。
 松平家康とは、のちの天下人・徳川家康のことである。
 まだこの頃、家康は若い武将のひとりに過ぎない。
 家康の実力を見抜くところが、いかにも信玄らしい。
 あかねの話によると、老父・信虎は十六歳の妾をもち、昼夜セックスにふけっているという。抱いて、愛撫し、挿入する………
 まだ十六歳の小娘を、だ。
 信玄はその話をきき、
「おそれいった」
 と苦笑した。
 ……オヤジは年柄もなく夜昼となく女子を抱いているか……
 信玄はイヤラしいことを考えて、帆柱立った。
 男とは悲しい生き物だ。
 隠居しても女子を求める……
「ひとを殺さないだけましか」
 信玄は頭を冷やした。
 しかし、信玄はセックスどころではない。
 病気が悪化し、また床に伏した。
 箕輪城も倉賀野城も門を閉ざしたままだ。
 しかし、ここで非常事態が起こる。
 敵に、陣の信玄が影武者だとバレてしまったのだ。
「馬鹿者!」
 信玄は激昴し、床上げをした。

  その年、武田軍一万五千は碓氷峠を越えて上野にむかい、箕輪城、倉賀野城にそれぞれ二千の兵をあてて、本城松山城を囲んだ。
 信玄は無理して陣を張り、
「箕輪城、倉賀野城は放っておいても陥ちる。松山城が肝要じゃ!」
 と下知をした。
 松山城は武蔵国、現在の埼玉県である。
 やがて城攻めの合戦がはじまった。
「いけ! 攻め陥とせ!」
「やあぁ~っ!」
 兵士何千が槍で入り乱れる。雲霞の如く矢が乱れ飛ぶ。
 そんな中、武田軍の猛将としてしられる甘利の家臣・米倉が腹に銃弾を受けた。
「ぎゃああっ」
 米倉は馬上から落ち、足軽たちによって陣まで運ばれてきた。
「薬はない!」
 軍医はいった。
「……はあ…はあ…なんだと?!」
 米倉はあえぎながらいった。
「しかし…」軍医は続けた。「馬のしょんべんならある。それを塗れば傷が化膿せずにすみまするが?」
 米倉は「馬鹿やろう!」といって「馬のしょんべんなど誰が塗るものか!」と怒鳴った。 そして、がくりとなり死んだ。
 信玄は合戦に勝った。
 箕輪城、倉賀野城も松山城も陥ちた。
 信玄は武蔵国(埼玉県)を手中に治めたのである。
「武田軍は無敵ぞ!」
 信玄は勝ち名乗りをあげた。
 兵士たち、武将たちから歓声があがる。
 信玄はガッツ・ポーズでそれに答えた。

  しかし、信玄の病は癒えない。
 信玄はまた志磨の湯で湯治していた。
 信虎の使いあかねが、駿河の国からきたのは永禄六年のことだった。
 前と同じようにあかねは、まず飯富三郎兵衛の邸を訪ね、駕籠にのり、志磨の湯を訪ねた。
「父上の身に何かおきたな?」
 信玄は、あかねの顔をみたとき、彼女の心を読んだ。
 あかねの顔には悲壮感がただよっていたからだ。
「信虎さまはもう府中にはおられませぬ」
 あかねはそういうと眼に涙を浮かべた。
「どこにいったのだ? なぜそのような急なことを……」
「お殿様は現在遠州掛川の満願寺に隠れておられまするが、近いうちに京都へのぼる予定でこざいまする」
 あかねはそういうと、着物に隠してあった密書を信玄に手渡した。
 慌てて書いたのだろう。
 字が乱れていた。
 信玄に軍をつれて上洛して天下をとれ……という内容だった。
「………あかね」
 信玄はうら若き美貌の女、あかねに甘く囁いた。
「余の側室にしてくれる。服を脱げ………気持ちいいことをしよう」
 信玄はセックスをさそった。
しかし、あかねは末通娘(処女)である。
「……いけません!」
「いいではないか」
 信玄はあかねの服を脱がせ、オッパイを揉んだ。あかねは「…はあ…はあ」とあえぎ声をだした。信玄が陰部をまさぐると、じっとり濡れている。
「あかね! あかね!」
「……いけません! 殿……はあ……はあ…痛い…痛い…」
 信玄は愛撫と挿入を続けた。
 処女のあかねはやはり最初痛がった。
 あかねは自分の膣にペニスが入ってくる感覚を、はじめて覚えた。
 血が出た。
 しかし、信玄は病気も気にせず、あかねを抱き締めるのであった。
 いやらしいおえぎ声やため息、叫び声などが響いた。
 信玄は満足した顔をし、ふとんにぐったりと横になった。
 あかねは初体験で、はあはあ、といっている。
 しかし、苦痛ではなかった。
 むしろ喜びだった。

  信玄はいつになく落ち着いていた。
 天下の情勢ははげしいものだったが、そんなことを気にすることもなかった。
 ただ、情報は忍びによって集めていた。
 なんでも松平家康と今川氏真(義元の息子)との関係が断絶状態になっているという。 信玄はいつでも駿河(静岡県)に手をのばせるように交渉相手を決めて連絡をとっていた。まず、瀬名駿河守、関口兵部小輔、葛山備中守などである。
 武田軍の重臣たちにはいつでも戦ができるように準備をすすめていた。
  そんな中、信玄の正室・三条の方が伊勢物語という書物を借りにきた。
 伊勢物語は、今川義元の存命中に信玄が借りていたものである。
「よかろう。読め。しかし……すぐ返せよ」
 信玄は書物を妻に貸した。
 そうして数日後、驚いた。
 今川氏真が「伊勢物語を返せ」と使者をよこしたのだ。
「なにをいまさら今川め!」
 信玄がいうと、嫡男・義信が、
「同盟関係をむすんでいるのですから、今川氏に従うべきです」と真面目な顔でいう。
「信義をつらぬくべきです」
 信玄は笑って、
「戦国の世に信義などない。強いものが弱いものを滅ぼすのが習いである。いま駿河をとっておかないと北条や松平の分割地となってしまう。上杉と北条も和議を結ぶかもしれぬ。源氏の血をひくわが武田こそ天下人にふさわしいのだ。今川を攻め滅ぼし、駿河を手中に治める。それが武田のやり方だ」
 と強くいった。
「三国同盟は?」
「そんなもの糞くらえだ」信玄はもっと強くいった。
「戦国の世に同盟だの和議だのあるものか!」
 嫡男・義信は口をつぐんだ。
 元来、頭の弱い男である。しかも父・信玄に頭があがらない。
 信長からの使者・織田掃部忠寛がやってきた。
 信玄に平伏すると、忠寛は、
「四郎勝頼さまに織田より雪姫さまを正室としてさしあげまする」
 という。
 信玄も可愛い姫に満足した。
 ……この姫には手をだすまいぞ。息子の妻じゃからな。
 信玄は咳こみながら「ありがたく頂戴いたしまする」という。
「ははっ!」
 忠寛は平伏した。
 勝頼はまもなく父と同じ労咳となった。
 かれは医者のいうことに従い、休息をとった。
「若殿さま、いましばらくの辛抱でございまする。体が固まれば…」
 体が固まるとは二十歳を越えるまで……ということである。
 勝頼の初陣は箕輪城攻めだったが、信玄に労咳(肺結核)を染つされた訳だ。


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記憶術ひとを動かす道は開ける話し方教室マネジメント要約

2012年03月22日 16時15分34秒 | 日記
記憶術!一発逆転!
 
 今回からは故・渡辺剛彰氏著作「一発逆転!記憶術」フローラル出版から更新します。
盗作ではありません。引用です。
1 お前って馬鹿だなぁ

僕(渡辺剛彰氏)は今でこそ身体が丈夫で声が大きいが、子どもの頃は虚弱体質で頭が悪く、成績はビリだった。それを知ると僕(渡辺剛彰氏)をオヤジは「お前って馬鹿だなぁ」 という。本当のことなので何も出来ない。するとオヤジ(渡辺剛彰氏の父親)は「よし!俺が記憶術を教えてやる!」と言って笑っています。

1 コルク
2 木材
3 アルコール
4 氷
5 鉄
6 銅
7 水銀

オヤジ(渡辺剛彰氏の父親)はこれを覚えてみろ!っていう。渡辺剛彰氏は「無理です」という。と父親は笑って、
「ならこう覚えてみろ!」っていう。

「頭のてっぺんにコルクが刺さったってイメージしてみろ。次に額を木材でぶん殴られるとイメージしてみろ。次に目にアルコールを注いだとイメージしてみろ。次に鼻に氷の塊を突っ込んだとイメージしてみろ。次に口に鉄棒を刺さったってイメージしてみろ。次に顎に銅線をぐるぐる巻きにしたとイメージしてみろ。首に水銀をぶちまけたとイメージしてみろ」
と渡辺剛彰氏の父親は言って笑っていました。「どうだ?まずは頭のてっぺんから順番に手を当てて言ってみろ。次に…」
覚えている!
渡辺剛彰氏は記憶術の凄さを知った。記憶術バンザイ!渡辺剛彰氏は記憶術を会得して250人ゴボウ抜きで成績トップになった。また1ヶ月の勉強だけで司法書士に合格して弁護士になった。記憶術バンザイである。

2 記憶遡及練習

1 まず「昨日の夜は何をした?」
2 次に「昨日の夕方は何をした?」
3 次に「昨日の午後は何をした?」
4 次に「昨日の午前は何をした?」


要はイメージ力です。では。問題です。
1 桃太郎
2 雨がっぱ
3 みつ豆
4 オートバイ
5 大仏さま
6 孔雀
7 橋
8 消しゴム
9 朝顔
10 ナメクジ

以上の10を覚えてください。では覚え方です。記憶術ではこう覚えてください。
桃太郎が雨がっぱを着ている。雨がっぱにみつ豆をぶちまけた。みつ豆はオートバイにつぶされた。オートバイは大仏にぶつかった。大仏さまは孔雀に食べられた。孔雀に橋が衝突した。橋に消しゴムがぶら下がっている。消しゴムは朝顔をごしごし消している。朝顔はナメクジに食べられた。どうですか?覚えているでしょうか???

なるだけ頭に残り易いイメージで覚えてください。
3 変換記憶法


例えば、憲法や法律や英語というイメージしにくい単語もあります。
そういうときはこうイメージします。憲法…六法全集の本。健康…日焼けした女性。栄養…ビタミン剤。金融…銀行振込み。などです。
またすでに紹介された身体への連結にプラスして家の玄関から部屋までの連結箇所を探してください。


4 数字変換方法
昔からある数字の変換記憶方法はこうです。

平方根の読み記憶方法

2=1・414213(いよいよ兄さん)
3=1・732050(ひとなみにおごれ)
5=2・2360679(富士山ろくオーム鳴く)
などです。が、この記憶方法はごろなどで限界があります。
例えば円周率はどうですか?どう記憶しますか?またごろ文字ですか?
記憶術ではこう覚えてください。
円周率=3・141592653589…

財布(ひらがなで数えて3・1)に鯛(ひらがなで数えて41)がかぶりついた。鯛のしっぽに奈良漬物(ひらがなで数えて59)…

この場合、財布にしょうかサイコロにしょうかなあ?なんて悩むと駄目です。だから最初の二文字の数字を変換する「イメージするもの」を決めておくといいよ。ではひらがなで(1の1は数字変換記憶ものを)きめる。例えば1の1はアイスクリーム1の2はイカ…2の1は貝ということです。自分で考えて決めておこう。


5 実践応用編

記憶術は勉強するときに役に立たなければ意味がない。では実践応用編をスタートします。

(例)1里=約3・9キロメートル
(覚え方)一里ごとに猿(3・9)が立っている。

一尺=約三○センチメートル(サンタクロース尺)
一坪=約三・三平方メートル(サザエ平方)
一貫=三・七キログラム(サメキログラム)
一ポンド=約○・四五キログラム(ゼロ、タヌキキログラム)
一オンス=約二・八グラム(画用紙グラム)
一マイル=約一・六キロメートル(アヒルキロメートル)
一海里=約一・八キロメートル(鮎キロメートル)
一フィート=約三○センチメートル(サンタクロースセンチメートル)
一インチ=約二・五センチメートル(カニセンチメートル)
一ヤード=約九一センチメートル(ライオンセンチメートル)
一ガロン=約三・七リットル(サメリットル)
一カラット=約○・二グラム(ワカメグラム)

6 英語の覚え方

古典的な覚え方
Kennel(ケヌル)犬小屋 犬が寝るから犬寝(けんねる)るだ
Kill(キル)殺す
ひとを斬る(きる)のは殺すこと
stone(ストウン)石
石をストーンと落とした
ache(エイク)永苦
痛み永苦して苦しい

7 歴史の記憶術


まずは芸能人で「下駄箱」を作って記憶術をきちんとします。

ア (1世紀)明石家さんま
イ (2世紀)イチロー
ウ (3世紀)内田有紀
エ (4世紀)江口洋介
オ (5世紀)織田裕二
カ (6世紀)加藤茶
キ (7世紀)木村拓哉
ク (8世紀)工藤静香
ケ (9世紀)研ナオコ
コ (10世紀)小堺一機
サ (11世紀)サザンオールスターズ
シ (12世紀)シンデレラ
ス (13世紀)鈴木杏
セ (14世紀)関根勤
ソ (15世紀)そのまんま東
タ (16世紀)田原総一朗
チ (17世紀)チャゲ
ツ (18世紀)鶴田真由
テ (19世紀)デーモン木暮
ト (20世紀)とんねるず


630年(遣唐使の派遣)木村拓哉がサンタクロースを派遣した。
1543年(鉄砲伝来)田原総一朗がターザンを伝来した。

以上です。後は君たちの番です。 記憶術でテスト勉強を有意義なものにしよう。 
 
      ひとを動かす 
 
今週はD・カーネギーの「ひとを動かす」「道は開ける」を抜粋してお届けいたします。盗作ではありません。引用です。まずは「ひとを動かす」からです。

1 盗人にも理由を見つける(批判も非難もしない。苦情も言わない)
手厳しい非難や苦情は大抵役に立たない。相手に文句を言わない。相手を理解するべきだ。どうすれば相手が理解するか考えるってことです。どうすれば相手が理解するか考える。

2 重要度を持たせる(素直で誠実な評価を与える)ひとは誰しも誉め称えられてほしいものだ。ひとは何を求めるか?
1健康と長寿2食べ物3睡眠4金と金で買えるもの5生きる6性欲7子孫の繁栄8自己の重要度つまり誉め称えられてほしい気持ちです。この中で重要度つまり誉め称えられてほしい気持ちが強そうだ。
3 ひとの立場に立つ(相手に行動を起こさせる) 野球を頑張っている子供にタバコを止めさせたいなら、「タバコを止めなさい」ではなく、「タバコを吸うと野球選手になれない」ということです。なおここまでが第一部です。第二部はひとに好かれる六原則です。では、

1 誠実な感心をよせる。多人数の写真でひとは自分の顔をまず探すはずです。自分とおなじように他人の立場に立つってことです。

2 笑顔を忘れない。身につける衣装よりひとは笑顔(嘲笑ではない)で癒されるものです。マクドナルドのサービスもモデルやアナウンサーのスマイルもサービスであり戦略です。

3 名前を覚える。なになに様という。お客様でなく「鈴木一郎様」だ。名前は本人のプライドである。ビジネスキーワードです。

4 聞き手に回る。他人より頭がいいとおもわれたいあまり自分のことばかり話してはいけない。まず相手の話しを聞いて、そして「イエス、バット」です。相手に話しをさせよう。

5 相手の感心はどこにあるか考える。自分の話しを止めなさい。相手の欲しているものを考える。

6 心から誉め称える。ゴマすりではなく心から誉め称える。他人より頭がいいとおもわれたいあまり自分の話しをしてないか?誉め称える言葉に誠意はあるか考える。ゴマすりではなく心から誉め称える。
あとは「ひとを説得する11原則」です。
1 理論闘争をしないことです。相手を議論で打ち砕きて残るのは相手の怒りだけでしょう。
2 憎しみは憎しみしか生まない。相手の立場に立って同情をよせるのである。
3 意見の不一致を歓迎することです。ふたりいて同じ意見ならひとりはいらないひとです。
4 最初にもたげてくる自己防衛を隠す。最悪な面を社会的に出さない。
5 腹を立てない。短気は損気だ。
6 まず相手の言葉に耳を傾ける。
7 相手の意見の一致する点を探せ。
8 素直であれ。
9 相手の意見をよく考えて約束を実行せよ。
10 相手が反対してくるのは感心があるからだ。歓迎せよ。
11 早く判断せず「後ほど弊社に持ち帰り検討します」という。よく検討する。

第二章

1 相手の意見に注意を払い誤りを指摘しない。
2 自分の誤りをただちに心よく認める。
3 穏やかに話す。
4 相手が「イエス」と答えられる意見をいう。
5 相手に話させる。
6 相手に思いつかせる。
7 相手の身になる。相手の立場を考える。
8 相手に同情をよせる。
9 美しい心情に呼び掛ける。「あなた方の中にも子供のいるかたもおられると思いますがあまり騒ぎ立てると子供の心が傷つく可能性もありますので」
10 演出をする。TPOにあった演出をする。
11 対抗意識を刺激する。「大変な仕事だから君にしかできない」

第三章 ひとをかえる九原則
1 まずは誉め称える。
2 遠回しに注意をする。「馬鹿野郎違うだろう!」ではなく「今のはいいね。でももう一度やってみよう。もっといいようになるから」という。
3 自分の失敗した話しをする 4命令しない。
5 相手の顔をつぶさない。
6 わずかなことでも誉め称える。ひとは誉められて伸びる。
7 期待をかける。
8 激励する。相手の向上心を刺激する。(うつ病のひとにはしないこと)
9 喜んで協力させよう。誠実で相手に期待して利益や尊厳を刺激する。

幸せな家族を作る七原則
1 口やかましくいわない。
2 長所を誉める。
3 あら探しをしないこと。
4 誉める。
5 ささやかな心づくりを怠らない。
6 礼儀を守る
7 正しい性の知識を持つ

以上がD・カーネギー「ひとを動かす」の要約でした。「道は開ける」の要約を更新します。では。シーユーレター。  
  
  
          道は開ける 
  
 今回はD・カーネギー「道は開ける」の要約を更新します。盗作ではありません。引用です。

1 今日を生きる。忙しくすると悩んでいる暇がない。今日を生きる。最悪を甘受する。最悪を想定してプランを立てる。最悪を覚悟する。 2 悩みを分析する。原因解決手段は?解決策は?
忙しくすること。悩んでいる暇がない。記録を調べる。記録データベースで悩みはどのくらいの平均値か?
3 不可避に対応する。不可避です。仕方ないって覚悟を決める。
4 今悩んでいることはどのくらい重要なことか? 何ポイント払えばストップオーダーできるか?
5 おがくずをひこうとするな。
過去へは一秒たりとも戻れない。
第二章
生涯を転換させる方式
1 口に満面の笑顔を作って口笛を吹くといい。楽しい気分になるだろう。
2 物事に自分を適合させる。
3 運動しよう。身体に気をつけて頑張ってください。
4 心を強くしよう。努力、思考、集中。
5 1日一善
6 朝に1日のプランを立てよう。静かに話し、恐れずに行動しよう。
第三章
仕返しは高くつく。敵に反撃してもまた喧嘩になるだろう。嫌いな人物など考えるだけ無駄でしょう。
第四章
忘恩(ぼうおん)を身につける。キリストは1日に十人救ったが感謝したのはそのうちのひとりだけだった。愛とは見返りを求めず与え続けることだ。
第五章
幸せを数えて苦悩を数えない。
第六章
他人をマネるな。自分は自分だ
第七章
運命がレモンを与えたらレモン水を作る。
第八章
他人のために幸せを生み出す努力をして自分の不幸を忘れること
第九章
死んだ犬を蹴る人間はいないはずです。嫉妬ややっかみは偽装した称賛です。
第十章
批判には只笑えばいい。他人は北朝鮮やアフリカの飢餓より自分の虫歯のほうが大事なのだ。
第十一章
過去の失敗を反面教師にせよ。
疲れる前に休め。睡眠を充分とれ。くつろげ。
感銘を受けた本を読み、ノートにメモします。他人の欠点は放っておく。近所のひとと仲良くする。寝る前に明日のスケジュール管理を立てること。
第十二章
自分だけでできることは限りがある。他人を利用しよう。仕事に興味を持とう。楽しんで仕事をしよう。
第十三章
不眠症には精神科に通い睡眠薬を飲んで。または運動しよう。くつろげ。そして横になって目をつぶっていよう。
第十四章
仕事と結婚は重要決断です。怪しい危ないと思ったら「君子危うしに近よらず」である
占い師や金を取る相談者を信用するな。仕事はそれしかないと思うな。
第十五章

紙に事実を記載する。
必要に適合する予算を作成する。
金は生かして遣う。
収入とともに頭痛を増やすな
信用を獲得すること。借金のときの為に。
保険を考える
現金の大金や財産を妻や子供に渡すべきではない
子女に金に対する責任感を与える
僅かでも収入を犯罪でなく得ようと努力する。
決してギャンブルをしないこと
経済状態が改善できない場合でもあきらめたり、自分を責めたり悩んだりしないこと。
以上、D・カーネギー「道は開ける」でした。シーユーレター。バイ!!! 
 
 
        話し方教室
 
 今回はD・カーネギー著作「話し方教室」を紹介します。盗作ではありません。引用です。

話しの前に心がけること。まず自信をもつ。チャンスを見つけてスピーチの場面を得ること。聴衆はひとではなく野菜畑などと思うこと。あなたなら楽々とスピーチを出来ます。自信を持ってください。

1 他人の経験談に耳を傾ける
2 目標をもつ
3 スピーチの用意はちゃんとやること。メモ帳を用意すること。丸暗記や原稿の棒読みでは駄目です。感情を込めて「自分の言葉」で話してください。
4 生きて血の通った話しをすること。人生経験や自分の体験談です。どうやって困難からはい上がって「成功」を掴んだか?皆があなたの「成功談(鼻につく自慢話ではありません)」を聞きたいのである。心がけてスピーチしてください。

テーマを選べ

1 テーマを制限する(あまりに広大な話しでは駄目(例えば徳川家康の講義をするならエピソードの2つか3つ。生まれてから関ケ原大坂の陣から死ぬまで延々に話したら皆飽きて寝てしまいます)
2 データを頭にインプットしてスピーチしてください。質問に答える準備(どんな質問を聴衆がするかシュミレーションして)
3 スピーチに実話や例え話しを盛り込むこと。
4 聴き手の立場でスピーチすること。
5 正直に心がけて褒めること。
6 聴衆に自分の立場を明らかにすること。
7 「私は」「俺は」ではなく「われわれは」「皆さんは」と聴き手をパートナーにすること。 8 謙虚な立場でスピーチすること。誰しも自惚れ屋のどうでもいい自慢話などいりません。誰しも聞きたいって思いません。そんなもの糞っくらえです。

聴き手を動かす魔法の公式

1 テンポよくずばりと話す。
例えばまず(実例をあげて)「真夜中に車エンスト」 次に(目的)「携帯電話があったので山道でもJAFが呼べた」
最後に(利益)「携帯電話があって死ぬほど助かった」

この三段階の法則は大事です。実例を長く具体的にいい、目的と利益(自分のではなく、相手の利益)をいいます。
何をしてほしいか?つまり「目的」は完結にすること。例えば募金にしてもいきなり募金箱を相手に突きつけて「金くれ」ではなく、アフリカの飢餓孤児を救いたいなら(アフリカの飢餓孤児の現実を画面や写真やスピーチで見せて)それから「目的」(つまり寄付してください)である。ユニセフやUNHCRのプロモーションビデオ編集を参照してください。ちゃんと魔法の法則で作られているはずです。

情報を正確に伝える

1 もち時間に合わせてテーマを限定する(1時間に1テーマ)世界情勢なら世界300国の話しではなくせいぜい1国から2国(テレビの討論番組参照)
2 テーマを箇条書きしてスピーチする(第一に…第二に…要点は…)
3 分かりやすくスピーチする(この城は東京ドーム10個分の広さ)
4 専門用語や英語をつかわない。(もし使うなら意味を説明すること。)
5 視覚にうったえること。映像や音楽や模型や地図や設計図(最初から出さず隠して、でないと聴衆はそればかり目を向けますよ)
6 誠意を持って話す。聴衆の「利益」(プロパガンダで言うプライスタッグ(値札)にアピールすること。あるひとにとっては金かもしれない。あるひとにとっては名誉かもしれない。地位かもしれない。女の子かもしれない。豪邸かもしれない)
7 場面にあった話しをする(キャバクラで国際経済学や国会議事堂前で下ネタとかは馬鹿です)
8 まずは相手の話しを聞きます。それからYes,but…と続けること。頭がいいと思われたいあまりに自分勝手にひとりで相手の話しも聞かずに話しては駄目です。まずは相手の意見を聞け。

後はまた後で更新いたします。シーユートゥモローです。 
 
 

P・F・ドラッガー著「マネジメント」上田惇生訳(ダイヤモンド社)の要約です。盗作ではありません。引用です


         まえがき

社会には、組織が供給する財とサービスをなしにやっていく意思も能力もない。組織をして高度の成果をあげさせることが自由と尊厳を守る唯一の方策である。
その組織に成果をあげさせるのがマネジメントであり、マネジャーの力である。成果をあげる責任あるマネジメントこそ全体主義に代わる物であり、唯一の手段である。経営書のほとんどがマネジメントの仕事を扱っている。それらはマネジメントの内から見ている。本書はマネジメントの使命、目的、役割から入る。マネジメントを外からみて、その課題についていかなる次元があり、それぞれの次元で何が要求されてるか見る。



   第一章   企業の成果


 (1)現代社会の命運
ひとりひとりの命とまではいかなくても、現代社会そのものの機能が、それら組織の仕事ぶりにかかっている。二十世紀は「お仕事は何ですか?」ときいたが、今日は「お勤めはどちらですか?」ときく。ホーダン、ロック、ヒューム、ハリトン(16世紀から17世紀の思想家)は役立つが古い。
*マネジメントなしに組織はない*マネジメントは企業だけのものではない
 (2)新しいニーズの出現
 ①まずマネジメントとはすでに確立されたものから、革新(イノベーション)を生む事
 ②マネジメント・ブームとは「企業マネジメント」だった。企業・人・組織すべてに
 ③知識の生産性を高めること(肉体労働や流れ作業ではない)
 ④企業のグローバル化・コングロマリット化(需要、要求、価値、市場)
 (3)マネジメントの役割(三つの役割)
 ①自らの企業に特有の使命を課す②仕事を通じて働く人を生かす③自ら社会貢献し影響 
  を与える立場になる 
 (4)時間という事業
   はっきりしているのは未来は現在とは違うことだけ。未来は現在からしか到達でき
ない。マネジメントは管理する。すでに存在し、知られているものを管理し、マネジ 
メントのマネジャーは同時に起業家にもなるべき。成果の小さな市場から成果の大き 
な増加する市場・分野へと資源を向けなければならない。その為、昨日を捨て、知れ 
たものを陳腐化し、明日を創造しなければならない。
 (5)企業は「営利組織」ではない
   生産、マーケティング、財務、技術、購買、人事、広報などの職能文献が少ない。
「安く買って高く売る」のは当たり前だが、企業やひとのイノベーション、プリン 
   シプル、ノブレス・オブリージュなどがなければ駄目。利益ばかり追求すれば「銭 
   ゲバ」になる。企業は市場をつくり、顧客の欲求を満足させる手段を提供する。
  *マーケティング(顧客の欲求からスタート)
   *イノベーション(新しい満足を生み出す)発明ではない。技術のみのコンセプト 
   でもない。経済的イノベーション、社会イノベーション
(6)生産性に影響を与える要因
   ①知識……知識とは正しく適用されたときもっとも生産力を生む
   ②時間……時間はもっとも消えやすい資源である
   ③製品の組み合わせ(プロダクト・ミックス)…アイデア、特許、発明
   ④プロセスの組み合わせ(プロット・ミックス)…部品購入か自ら製作するか
   ⑤自らの強み…いかなるマネジメントも万能ではない。セクションごと得手不得手
⑥組織構造の適切さ、および活動間のバランス…(組織構造人材と合致?)
 (7)利益とは?
①利益は成果の判断基準である②利益とは不確定性というリスクの保険
③利益はよりよい労働環境を生むための原資である
④利益は、病院、国防、教育、オペラなどの社会的サービスを満たす原資
 (8)事業は何か?
企業そのものや企業の能力に直接影響する意思決定が、「何を行い何を行わぬか」
「何を続け何を止めるか」「いかなる市場、製品、技術を追求するか、無視するか」
リスクを伴う意思決定がマネジメント。「われわれの事業は何か。何であるべきか」
との答えをもつのがマネジメント。顧客のニーズからスタートするのがトップ・マネ 
ジメントである。
 (9)顧客はどこにいるか、何を買うか?
   次の問いは「顧客は何を買うか?」である。
 (10)いつ問うべきか?
   ほとんどのマネジメントは苦境に陥ったときのみ行われるが成功のときこそ「われ 
   われの事業とは何か?イノベーションは?」を問う。成功はむしろプロセスを陳腐 
   化し、新しい現実や問題を引き起こす。「そして幸せに暮らしました」で終わるのは
 「おとぎ話」だけである。
(11)われわれの事業は何になるのか?何であるべきか?(事業の撤退、延長、売買)
 ①市場動向のうち、もっとも重要なのは人口構造の変化
 ②経済構造、流行と意識、競争によっておこる市場の変化
 ③今日の財やサービスで満たされていない欲求は何か?
(12)われわれの事業のうち何を捨てるか?
     分析に必要なものは不可のステップ(既存の製品、サービス、肯定、市場、最 
     終用途、流通チャンネル)
     *今日有効?明日も有効?*顧客に価値を与えてる?明日も与えられる?
     *今日の市場、人口、技術、経済の実態にあっているか?いないか?
(13)事業の目標・マーケティングの目標
  ①既存の製品についての目標②既存の製品の廃棄についての目標
  ③既存の市場における製品についての目標④新市場についての目標
  ⑤流通チャンネルについての目標⑥アフターサービスについての目標
  ⑦信用供与についての目標
   古代の偉大な哲学者・アルキメデスは「立つ場所をくれ、なら地球を動かして
  やる」という。「立つ場所」こそ「集中すべき分野」である。「市場においてリー
  ダー的地位を占めたい」とするか「売り上げさえよければ市場シュアは気にしな
  い」とするか。
  あらゆる企業がリーダーにはなれないし、いかに売り上げが伸びても市場シュア
  (パイ)が小さくなり、市場拡大が急も☓。
     いかなる企業も三種類のイノベーションがある。
    ①製品とサービスにおけるイノベーション
    ②市場におけるイノベーションと消費者の行動や価値観におけるイノベーション
    ③製品を市場に持っていくまでの間のイノベーション
    200年も前から経済学者が言ってきたように経済活動のは3つ。土地つまり物質資
   源、労働つまり人材、資本つまり明日のための資金が必要。3つを確保せよ。
(14)生産性の目標
    経営資源を手に入れ、それを利用することは第一歩に過ぎない。
(15)社会的責任の目標
社会性に関わる目標は単なるよき意図の表明ではなく、企業の戦略に組み込まなけ
ればならない。社会的責任とは企業がマネジメントにおいて社会貢献する証である。
目標として利益がある。
(16)目標設定に必要なバランス
   ①利益とのバランス②近い将来と遠い将来とのバランス③他の目標とのバランスす
   なわち目標間のトレードオフ関係
(17)実行に移す
   そして最後の手段が、目標実現のための行動である。「我々の事業は何か?」「何に
   なるか?」「何でなるべきか?」を考え目標を検討するのは、知識を得るためではな
   く行動するためである。
戦略計画
(1)戦略計画ではないものを知る。
①戦略計画は魔法の箱や手法の束ではない。思考であり、資源を行動に結ぶものであ
る。戦略計画の作成にはパソコンも使うかもしれない。「我々の事業は何か?」「何に
なるか?」「何でなるべきか?」に対する答えはデータやプログラムではない。
それらは道具に過ぎない。戦略計画とは科学的根拠で答えを導きだす手法でもない。
それは思考、分析、想像、創造、判断を適用することである。手法でなく責任。
②戦略計画とは予想ではない。未来人になることではない。
③戦略計画とは未来の意思決定に関わるものではない。
④戦略計画とはリスクをなくすことでも、少なくすることでもない。そのような試み
は必ず瓦解する。確実な破滅を招くだけ。戦略計画とは現在の資源を未来に不確定性
に賭けることである。
(2)戦略計画とは何か
①リスクを伴う起業家的な意思決定を行い、
②その実行を体系的に組織し、
③それらの活動の成果を期待したものと比較測定するという連続プロセス。
リスクを伴う意思決定はしたいかしたくないかではない。マネジャーは必ずリスクを
伴う意思決定を行う。只、責任をもって行ったか無責任にか、だけである。

第二章 公的機関の成果
 (1)現代社会の成長分野
  現代社会において企業マネジメントだけがマネジメントではない。政府、国防、教
育、公的機関や音楽やオペラや芸術も経済的活動の生み出す余剰にもマネジメント。
 (2)公的機関不振の原因
   ①企業のようにマネジメントしてない(企業マネジメントとは別)
   ②人材がいない(1億人にひとりの「天才」をあてにするのではなく「全員野球」)
   ③目標や成果が具体的でない(コスト管理や事なかれ主義、お役所仕事)
 (3)公的機関成功の条件
   ①「事業とは何か、何であるべきか?」の定義
   ②その疑問の定義を明確な目標を導きだす
   ③活動のプライオリティを決める
   ④成果の尺度を定め、
   ⑤それらの尺度で、自らの成果のフィードバック
   ⑥目標に照らして成果を監査する
(4)公的機関の種類
   ①自然的独占事業がある(組織を単純化必要)
   ②次に、予算から支払いを受けての公的機関(学校、病院、企業内サービス等)
   ③行政組織(役所や政治、国防、司法)
 (5)新しい現実
肉体労働から知的労働へ(肉体労働の危機とシフト)
   三つの挑戦  ①被用者社会の到来②肉体労働の心理的、社会的地位の変化
          ③脱工業化社会の経済(グローバル化、IT化)
 (6)仕事と労働
   テイラーの科学的管理方法(サイエンティフィック・マネジメント)はニュートン 
   やアルキメデス的な成果を上げたが、「学者」の「論文」を待ってる訳にはいかない。
   働くのと労働と動くのは違うからだ。
   ①分析②プロセスへの結合③管理のための手段拡大
 (7)労働における5次元
   ①生理的な次元(人はロボットではない。同一単純作業は飽きる。ミス多し)
   ②心理的な次元(働くことは重荷とともに本性。人間性を見るための手段)
   ③社会的な次元(社会との関わり)
   ④経済的な次元(労働は生計の為、飯を食うため)
   ⑤政治的な次元(ノブレス・オブリージュ、プリンシプル、パブリックサーヴァン 
    ト)
 (8)仕事の生産性向上の条件
①分析を(仕事に必要な手段と手順と条件)
   ②結合(仕事を集めプロセスとして編成)
   ③管理(仕事のプロセスの中に、方向付け、質と量、基準と例外の管理手段)
   ④道具(パソコン、携帯電話、外国語、インターネット、ブログ、ツィッター等) 
   成果を中心に考える。飴と鞭。人の不満、恐れ、抑圧の存在を考え、シッカリした
   マネジメントとイノベーションを。
 (9)日本企業での成功
①日本でもインダストリアル・エンジニアは欧米同様、仕事の分析、勉強、管理し、
    すぐれた道具やスタッフがいる
   ②あらゆるトップ・マネジメントが退職まである
   ③終身雇用(昔のこと)
   ④強力なリーダーシップより凡庸人のスキルアップ(天才は1億人にひとり)
   ⑤福利厚生が立派
   ⑥組織が責任を果たすべくイノベーション、マネジメントを常にしている
 (10)責任と保障
仕事に焦点をあわせる。働きがい(①生産的な労働②フィードバック効果③継続)
   ①第一に、仕事を分析、プロセス結合、管理手段と基準整理、道具管理、情報管理
   ②情報通に(専門外のことも広く浅く)
   ③職場・コミュニティに責任を
   ④身分の保障

第三章 「人は最大の資産である」
   なぜひとは失敗例(成功例も)に学ばないのか?
*誤解と恐れ(働く人にとって肉体労働知的労働であれ責任を持つが、権限と責任は別。
        あらゆる者が責任をもつがマネジメントは責任ではない)
 *「人は最大の資産である」人材と道具(パソコンやインターネット、モバイル)だが
ひとが(労働者)いてはじめて仕事が出来る
 *実行  ①仕事と職場に対して成果と責任を組み込む
      ②適材適所
      ③強みが成果につながる事(得意分野で勝負する)
  (1)マネジメントと社会
   いかに社会貢献活動が出来るか?(ノブレス・オブリージュ)
   *マネジメントへの過信(今、われわれが生活の質を考えられるのは成長の証)
   *政府に対する幻滅(カリスマ的リーダーよりマネジメントの台頭を)
   *マネジメントは召使いである(主人は彼らの組織(企業や役場、病院等))
   *自らの能力と価値観による限界(能力以上の仕事は出来ない)
 (2)企業と政府  社会的目的とニーズは企業と役所は違うが、問題の考え方や基準を
          手にしてなければならない
    ①混合経済の発展②グローバル企業の発展③社会の多様化④マネジメントの台頭
(3)解決策の基準
    ①企業と他のマネジメントを自立責任で②変化を可能にする自由経済社会
    ③グローバル経済と社会・政府の調和④政府の機能強化・維持

第四章 プロフェッショナルの論理
   *リーダーは地位と責任だがマネジメントのひとつの「基準」なだけ。
   *「天才」をあてにするな。凡人でもできる集団マネジメントを。知りながら害を
    なすな。
 (1)マネジャーとは何か?
   *マネジャーとは文字通りマネジメントを管理する者であるが、社会や組織の「歯
   車」のひとつである。「天才」である必要はないがコミュニケーションにおいてのア
   ウトプットは出来れば自らの能力で(「他人の知恵」でもかまわないが)知識アップ。
   専門家育成。
   ①「目標」を設定する。②組織する。③動機付けとコミュニケーション図る
   ④評価測定(任務・ミッション)⑤人材と開発
   *「真摯さ」をIQや学歴より人事の採用に*学歴ではない*補佐役世襲は有害
   *マネジメントはトップダウンやボトムアップで。
(2)マネジメント開発イノベーションとは?
   ①マネジメントの開発はセミナー参加。セミナーは道具のひとつなだけ。
    組織ごとのニーズにあうマネジメントを。
   ②マネジメント開発とは人事開発やエリート探しではない。
   ③ひとを改造するな。そのひとの得意で勝負させよ。
 (3)自己管理のマネジメントとイノベーション
   ①技能の分化
   ②組織の階級化
   ③階層の分離
   ④報酬の意味付け
   ⑤組織の焦点は成果に
   ⑥組織の焦点は問題ではなく機会に合わせる
   ⑦配置、昇給、昇進、降格、解雇の人事こそ真の管理
   ⑧人事は「真摯さ」を大切に
 (4)マネジャーの条件
①強みより弱みに目を向けるマネジャーは☓
   ②何が正しいか?ではなく誰が正しいか?を考えるマネジャーは☓
   ③真摯さより学歴やIQで人事を決めるマネジャーは☓
   ④部下に恐怖や脅威を与えるマネジャーは☓
   ⑤自らに高い仕事目標を課さないマネジャーは☓
 (5)意思決定
   ①何について意思決定をするか?答えではなく問題解決を明確に
   ②反対意見が出やすくコンセンサス。答えも求めない
   ③ひとつの解決策より複数の策を
   ④いかなる地位の誰が意思決定するか決める
   ⑤決定後の関係者の売り込みを不要に
   ⑥行動がリスクやコストよりいいことを分析
   ⑦行動するかしないかだけである
    「この決定を知るべきは誰か?」「とるべき行動は?」「それは何故か?」
    「行動者は行動する行動か?」
   ⑧過去を知りフィードバック(温故知新)
⑨コミュニケーション知覚で(要求である)(上から下へ)(下から上へ)(研究)
   ⑩行動者・マネジャーは客観的立場で(中立ではない)
   ⑪行動者の器を考える
   ⑫意味のある行動でなければ行動ではない
   ⑬適材適所で
   ⑭管理手段は単純で
 (6)経営科学
①巨大な産業企業であっても社会より消されることもある
   ②巨大な産業企業であっても考えを生み出すだけでなく人の価値認可
   ③巨大な産業企業であってもシンボルとして金を遣う(具体的で抽象的☓)
   ④巨大な産業企業であっても未来に投資する
   ⑤巨大な産業企業であっても将来の技術革新し、国の経済を創る
(7)新しいニーズ
   ①早く忘れるべきは組織構造は課題中心設計か人事設計か?
   ②課題中心か?人間中心か?
   ③厳格な組織か?自由な組織か?
(8)組織
   ①何を組織の単位とするか?(階級別)
   ②何を組織し、何を分離するか(能力別)
   ③いかなる大きさ形にすべきか?(仕事は動かさずチームで動く)
   ④いかなる意味付け関係にするか?
 
(9)成果
   ①直接収入②収入ではないが企業や個人の社会貢献活動
   ③情報活動(ブログ、インターネット、ツィッター、イノベーション、ノブレス・
    オブリージュ)
(10)決定分析
①成果を手にするにはいかなる(公案にいれるべき産業の数)種類決定か?
   ②成果はいかなるレベルか?(課題は複数か稀か?)
   ③いかなる分野か?
   ④完璧な組織構造などありえない
(11)組織の条件
   ①明確さ(複雑なのは☓)②経済性(金や地位、名誉のないのは☓)
   ③方向付け(社会貢献活動のないのは☓)④理解の容易さ(複雑なのは☓)
   ⑤意思決定の容易さ⑥安定性と適用性(自分にあった仕事を)
   ⑦永続性と新陳代謝(今と明日の成果と社会貢献)
(12)トップマネジメントとは?
   「考える人」「行動する人」「人間的な人」「表にたつ人」
 ①トップマネジメントのメンバーは担当分野の意思決定権をもつ
   ②トップマネジメントのメンバーは自ら以外の意思決定権をもつ
   ③トップマネジメントのメンバーは仲良くしたりリスペクトの必要なし
   ④トップマネジメントのメンバーはチームでありキャプテン、リーダーはボス
   ⑤彼を知り己を知らば百戦危うからず
⑥情報はフィルターにかけトリプルチェック(デマや嘘を見抜く)
   ⑦売却、撤退、切り捨て、縮小、廃止を恐れない。「背水の陣」は馬鹿策
   ⑧同じことの繰り返しでは飽きる。新陳代謝や真摯さ必要
   ⑨新分野への進出は考え抜け
   ⑩コストセンターの収益化を考えよ
(13)イノベーション成長の準備
①技術は現実的なものに
   ②技術は卓越したものに
   ③技術は中心に
   ④戦略をもつ
   ⑤マーケティングを考える
   ⑥コンプライアンスを考える(儲かれば何でもいい訳ではない)
   ⑦トップマネジメントチームを編成する
   ⑧成長そのものを成果にしない
   ⑨社会の変化を考えフィットさせる(風見鶏でよい)
   ⑩心底変化を望んでるか考える
   ⑪真似る学ぶ
(14)イノベーション(変革)
①イノベーションの意味を知ってる
   ②力学を知ってる
   ③戦略を知ってる
   ④目標と任務(ミッション)
   ⑤マネジメント活動
   ⑥イノベーションは組織と別で
(15)社会の役に立つ企業、組織、人物であれ
   おわり   
              

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風林火山 甲斐の虎・武田信玄「VS上杉謙信」ブログ連載小説4

2012年03月18日 07時52分16秒 | 日記
  第二章 林の章

         4 長尾景虎



  正式な手続きは済んでないけれど、長尾景虎が関東管領上杉憲政の後をつぐということを真っ先に知って危機感を抱いたのは、甲斐(山梨県)の武田晴信(信玄)だった。
 武田晴信(信玄)は天文十一年、実父・信虎を駿河(静岡の中心部)に追放して、つぎつぎと隣国・信濃(長野県)を侵略して領地を広げた。……もちろんそのことを景虎が知らないハズはないが、まさか自分も巻き込まれることになろうとは思ってもみなかった。 前途洋々の年も暮れて、あけて天文二十二年の二月十日、景虎の兄長尾晴景が府内(直江津)の隠居所でひっそりと死んだ。享年は、四十二歳だった。
 憎み、追い落とした人物なれど、景虎にとってはたったひとりの兄である。こんなに早く死ぬのなら、もっと懇篤な付き合いをしていればよかった……。景虎は悔やんだ。
 葬儀も終わると、ふたたび混沌とした時代が幕をあけた。
 ……武田信玄勢、侵攻である。
 甲斐の武田勢が、ふたたび葛尾城を攻めている、こんどは村上勢のほうが不利……という情報はすでに景虎はつかんでいた。
「新兵衛、着替えて屋敷にまいる。そちたちも着替えてまいれ」
「はっ」
 こうして侍臣、重臣たちに「衣服を改めて御屋敷へ参じよ」という命令が伝えられた。ちなみに「御屋敷」とは、春日山城の城主屋敷のことである。
 ざんばら髪に血だらけの陣羽織姿の村上義清と家来たちも、すぐに湯浴みなどの接待をうけ、こざっぱりした着物を与えられた。
「さあ、食べてくだされ」
 食事を差し出しててきぱきとやっているのは、金津以太知之介であった。村上勢の落ち武者が春日山に向かっている、という情報が鳥坂城や箕冠城から届くや、すぐさま家臣たちを連れて着物などを用意しておいたのだ。
「これはかたじけない」
 村上義清らが礼を述べた。
「この度はまことに何とお礼を申し上げてよいやら…」
 とうに五十を過ぎた村上義清は、まだ二十四歳の景虎に家臣のような口を利き、ふかぶかと頭を下げた。
「……うむ」
 景虎は恭しく言った。まだ、正式な手続きは済んでないけれど、長尾景虎が関東管領上杉憲政の後をつぐということを皆知っているのだから、ここで威厳を見せなければならない。そのため、景虎は威厳あらたかな態度をとった。
 ……どうだ?これでよいか?…新兵衛に目くばせすると、新兵衛は「よろしい」と頷いた。……これでよいのだ…。しかし、
 ………政景め、まだ諦めておらぬな。
 並んだ国人衆の中で、ひとりだけ面白くない態度をとった政景をみて、景虎は思った。「村上殿」
「ははっ」
「もう少し近うに」
「ははっ」村上はもう一度、平伏したけれど、そのまま座を動かなかった。
 無理もない。すっかり緊張して、敗北のトラウマで堅くなっているのだ。
「村上殿の武勇はそれがし、つとにきいております」
 景虎はにこりと言った。すると、村上が、
「いえいえ、武勇など……それがしなど殿の足元にもおよびません」と、また平伏した。「今回は大変であったのう」
 景虎がそういうと、くやしくて、仕方ない…武田晴信(信玄)を倒し、領地を奪還したいけれども兵がたりない…。と、村上は不満を口惜しく語った。
「それならばわれらの兵馬をお使いくだされ」
「………まことにございますか?」
 村上義清の声がうわずった。…信じられない思いだった。なにせ長尾衆と村上は、永年いがみあってきた仲である。しかし、聖将といわれる景虎が嘘をつく訳もない。
 その村上の問いに、景虎は笑って答えるだけだった。
 ひととおり会話が終わると、本庄が村上に挨拶した。
「村上殿、よく存じませぬが、ご挨拶が遅れまして失礼申した。なにとぞ、許してくだされ」
「いえいえ、とんでもございません」
 村上はふたたび平伏した。…どうせ弱敗の情ない落ち武者…と考えていただろうと思っていたが、そうではなかった。村上は、手厚い対応に感激してしまった。
 彼は、涙さえ流したとも言われる。
 ……こんな俺を褒めて、尊敬してくれる。いっそのこと……ここの家臣となりたい!… 村上義清がそう心の中で思っていると、
「皆の者、村上殿がたらふく食べ、精がついたところで出陣じゃ!」
 と、景虎は言った。そして続けて、「武田晴信(信玄)は戦上手な男じゃ。けして抜かるでないぞ!われらが村上殿の諸城を取り上げられぬとな、こんどは越後まで攻めてくる。皆の者、出陣の準備はよいか!」
「おおっ!」
 雄叫びがあがった。
 こうして、武田晴信(信玄)vs長尾景虎(上杉謙信)の因縁の戦いがスタートする。いわゆる、川中島の戦い、である。
  川中島とは、信濃国更級郡の東北、千曲川と犀川が合流する三角地帯のことで、幅八キロメートル、長さは約四〇キロメートル、面積は約二六二平方キロメートルもある。川を下れば、美濃(岐阜の南部)や飛騨(岐阜県の北部)へ行くことができる。すでに信府をとった武田晴信(信玄)が、この要所(川中島)をとろうとするのは火を見るよりあきらかである。川中島から甲府へは一五〇キロだが、越府までは半分の八〇キロ…ここをとられてしまってはまずい。こうした危機感から天文二十二年(一五五三)八月、「第一次・川中島の戦い」が始まる。
「行け!」
 景虎は号令を出した。

  武田側の兵は史実では一万、上杉側は八千人とされる。
 天文二十三年、武田信玄が支配していた地域は甲斐および信濃のうち諏訪・佐久・上伊那・上田・松本地方で、合計四三万石になる。その兵は合計一万一千人…。
 景虎(謙信)の元には信玄の侵略に恐怖していた豪族たちが集まり、一万人もの兵ができた。しかし、「第一次・川中島の戦い」では八千人しか動かしてない。急な戦役だったし、揚北衆も間に合わなかったのだ。
 上杉と武田軍との最初の戦いは、景虎の天才的な軍術によって上杉謙信(景虎)の圧勝に終わった。この結果、信玄は川中島へ勢力を伸ばすことに失敗した。
「第一次・川中島の戦い」は、長尾景虎(上杉謙信)の勝利だったといってよい。






  長尾景虎(上杉謙信)は、なんとしても上洛しなくてはならない、と心に強く願っていた。堅く心に決めていた。
 すでに手土産として献上物を都に届けてあるのに、当人の景虎が来なければ、
「やつは武田晴信(信玄)の侵略をふせぐのに精一杯で、上洛できなかったのだ」
 …などと言われて嘲笑を受けてしまう。それは避けたかった。
 一度は国主を引退し、高野山の寺に入信し、謙信と号した。そこに勘助がやってきて刀の鍔迫り合いになったが僧侶に「やめんか!」ととめられた。
 勘助は命を狙ったのではないとわび、そののち出家して剃髪し「道鬼(どうき)」と号した。それをうけて武田晴信も出家し、「謙信入道(法名・徳栄軒、または信玄)」と号し頭を丸めた。 上洛の目的は昨年(天文二十一年)、弾正少弼(弾正台の次官、正五位下相当)に任命されたので、主上(後奈良天皇)と、将軍(足利義輝)などに御礼を言上するためである。 献上物は、剣や黄金、巻絹などさまざまな豪華品だった。
 しかし、新兵衛は、
「もう少し、武田側の動きをみてから上洛したほうが…」と意見していた。
「武田が北信濃を荒らしていることは、おそらく都へも聞こえているハズ…」
 と諫めていた。すると、景虎が珍しく怒り、
「たわけ!なればなおさらいかねばならぬ」と怒鳴った。
「ならば私がお供を…」
「ならぬ!お主がこの城を留守にしてどうする?」
「いや、しかし…」
「上洛までの旅は、金津以太知之介ら四人だけでいく。はよう伝えよ」
「…はっ」
 新兵衛は平伏した。
  こうして、景虎ら一向は、野を越え、山を越え…都へと急いだ。







  実は、景虎が留守中、国元ではごたごたが起きていた。
 いまは臣従している地侍同士のごたごたで、ある。双方の言い分はもっともで、要するに土地争いだった。
 その争いを止めようと調停した重臣、すなわち本庄、大熊朝秀、直江実網が乗り出したとたん、今度はその三人の争いになった。いわゆる「内ゲバ」である。
 本庄実と直江実網は景虎擁立の面々で、重要視されている。しかし、大熊朝秀は父・政秀からの段銭方(年貢金の徴収役)として財政を掌握している。つまり、景虎派閥と昔からの官僚の間がうまくいかなくなったのである。
 景虎はこれを裁かなければならない。
 上洛して、天皇や足利将軍にあっていた景虎は、この内ゲバ情報をきくと、すぐに郷里にとって帰した。そして、すぐに家臣を、
「仲間割れしているようでは今度は負ける!」
 と罵倒した。
「……しかし、土地の問題は複雑、意見も割れます」
「馬鹿者!」景虎は怒鳴った。
「そちらが考えなければならないのは、自分の私利私欲ではないはずだ!まず……考えなければならないのは領民の幸せだろう。民の模範とならなければならぬ武士が、そんなざまでどうする?!しっかりいたせ!」
「……ははっ」
 家臣たちは平伏した。
  それから間もなく、北条勢との戦になった。
 この辺りも豪雪地帯である。まるっきり孤立無援の北条勢はとっぷりと雪に囲まれた城で籠城を続けた。ようやく雪が溶け出しても、黒滝城の時のように景虎が皆殺しにするのではないか?……という恐怖に襲われて、北条側は戦意を失っていた。
 その頃合をみはからって、景虎は、安田景元に「降伏せよ」と北条高広に言わせた。
「いま俺のいうとおりにすれば、北条高広以下の者を皆たすけて、領土も遣わすぞ。降伏すれば殺しはしない」
「はっ、かたじけなく存じまする」
 と、北条高広に代わって安田景元が礼を述べたけれど、とても景虎が言葉通りにするとは思えなかった。今は下剋上の時代だ。平和な時代ならまだしも、約束などあってなきようなもの……皆殺しにするに決まっている……。
 しかし、籠城の将兵たちはその言葉を信じた。
「あの方は、皆殺しにする、といえば殺すし、助ける、といえば助ける方……信じて降伏しよう」
「そうだ!そうだ!」
 家臣たちに押されて、北条高広は単身、まる腰で景虎の元へいき、平伏した。
「高広、面を上げよ」
「……ははっ」
「おぬし、直垂の下は白無垢じゃな」
「おうせの通りにございます」
「なにゆえ死装束など?」
「……切腹をおおせつかった時、着替えるに寒うございますゆえ」
「馬鹿者!切腹せよなどと申さぬわ!俺が助けるといえば助ける」
「……ははっ」
 こうして景虎は春日山に帰ったが、帰る途中ビクビクものだった。…北条高広が追撃してくるかも…と恐れたのだ。
 ……切腹をおおせつかった時、着替えるに寒うゆえ死装束を着てきた…などと堂々とぬかしおった。それに比べて俺は……。なんとも情ない…。
 そういえば、和尚が言っておったのう。
”人間、死ねば土に帰るのみ…”
 …と。
 景虎はひとり苦笑してしまった。”人間、死ねば土に帰るのみ…”か、なるほど。
 わしも「生涯不犯」を通す身なれば、そういう気構えがほしいものじゃ。
 …ちかぢか、修行にまいろう…。

  明けて天文二十四年(一五五五)の七月、ついこの間、それぞれの本拠地に帰ったばかりの武将たちにふたたび動員令を発する次第となった。また、武田晴信(信玄)が川中島へ侵攻してきたのだ。いわゆる第二次川中島合戦である。
 その前年の天文二十三年(一五五四)の八月、武田晴信(信玄)はまだ支配下に置いてない下伊那地方に侵攻し、これを制した。これにより川中島以北を除く信濃のほぼ全域を支配下に収めた。信玄は、謙信の家臣・北条高広をそそのかして謀反を起こさせ、謙信こと景虎はすぐに鎮圧した(前述)。だが、これに怒り、謙信は武田征伐のため川中島に出陣したのである。
 第二次川中島合戦は、景虎がしかけて、武田晴信が対応する形となった。結果は、引き分けのような感じだったが、実態は武田晴信はまたしても川中島を制することは出来なかった。講和条約は上杉有利だったという。つまり、武田信玄は苦しい状況に立たされていた訳だ。しかし、合戦も後半になると、家臣たちの士気低下も著しく、両軍大将とも苦しんだ。だが、またも謙信有利のままに合戦は終わったので、ひと安心したという。
  上杉謙信(長尾景虎)は、「大儀」で動く。
 しかし、
 家臣たちは「利害」でしか動かない。私利私欲や利益でしか動かない。
 春日山城に戻ると、景虎は不満をもらした。
 新兵衛は、「それもいたしかたなし」と諫めたが、どうにも納得いかなかった。景虎はもともと欲望や野心の強い男ではない。ものにこだわらない性格で、気弱さを酒でカヴァーしている男だ。そして何より「大儀」を重んじる男である。それが、度々の「内ゲバ」で、苦しんでいた。そして、
 なにを思ったか、景虎は「出家する」といい、寺に籠ってしまった。
 それで、金津新兵衛らはパニックになった。
「どうしよう?」
「どうすれば…」
「そうだ!」新兵衛は言った。「殿は”生涯不犯”などと浮き世離れたことをいってるが、女子の味でも知ってもらって……まともな大将になっていただこう」
「まとも?」
「あぁ」
 新兵衛は頷いた。
 そして、さっそく彼は、琴(千代)に逢い、「そなた、思い切って景虎様と睦びおうてくれぬか?」と頼んだ。
「……なぜ私が…?」
 琴は真っ赤になって言った。
「……隠さずともよい。そなたは景虎様のことが好きなのであろう?殿もそなたのことを…」
「………」
「だから、愛しあって、殿に女犯の悦びを覚えさせて、まともな男にしておくれ。もちろん褒美も出す」
「……わかりました。でも、褒美はいりません」
 琴は興奮した。景虎が『義経記』を読んで泣くのを知って、恋して以来十年……。やっと思いが届く、通じるのだ。愛しあい、愛を育めるのだ。
 こうして、琴は寺までひとりで行った。
 その部屋には景虎が、ひとりでいた。
「……景虎様!」
 琴はそういって部屋にはいると、すかさず着物を全部脱いで丸裸になった。痩せた華奢な体に手足…。ふくよかな胸、くびれた腰、童貞の彼が見たこともない陰部、まるい尻、可愛い表情…。琴は景虎を誘惑するように裸のまま、彼に抱きついた。
「むむむ……琴殿か。ど…ど…どう…した?」
「抱いてください、景虎様!」
 琴が彼に覆い被さるような形になった。
「………むむ」
 そういったきり、景虎は肩を抱いた。……うれしい!その気になってくれたわ……琴がそう思った瞬間、景虎は奇怪なことをいって琴を周章狼狽させた。
「よくぞ試してくれた。礼を申す」
「……え?」
「見ろ!わしの物がぴくりとも動かない。つい前まで、そなたのことを思うだけで、わしの物が帆柱立っていたのに……いまは静かなままじゃ」
「………ほんと…」
「これも修行のおかげじゃ………これで城に戻り、戦や政に専念できる。おぬしがみだらな裸でせまってきて、心臓は高鳴ったが、肝心の物がこれではそなたのものを突くこともできぬ」
「………失礼しました」
 琴はすばやく服を着ると、部屋を出た。そのとたん、瞳から涙があふれでた。…自分はそんなに魅力がないのかしら?女として、くやしかった。実は、琴は処女だった。…最初の男は、やはり景虎と決めていたのだ。その彼に拒絶され、ショックだった。
 琴は、新兵衛のところへいって説明し、詫びた。すると、新兵衛は、
「ははは…。琴殿は初々しいことじゃのう」と、彼女が処女であることを知ってか、からから笑った。そして、「帆柱立たなかったのは、大酒のせいじゃ」と教えてくれた。
 しかし、当の景虎は「修行のたまもの」と思った。                

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震災から1年 東日本大震災からの復興「3・11をわすれない」

2012年03月17日 07時24分56秒 | 日記
「東日本大震災」 
 
「帰還困難」の慰謝料が600万円、「居住制限」の慰謝料は240万円と決まりました。 3・11「東日本大震災」から1年である。福島第一原発事故後、原発はゴキブリのように嫌われ、すべての発電は火力に特価した。私緑川鷲羽わしゅうも原発にかわる電力をいろいろ考えてみた。そこでアイスランドのような地熱発電ではないか、という結論に至ったのである。日本には火山・温泉も多く、アイスランドと似ている。勿論地熱発電には反対意見もある。①初期費用が高い(1回のボーリングで1億円)②温泉が涸れるのではないか?という不安③国立公園内であること。だが、仮に日本のすべての地熱を発電に使うと原発20基分だ。サトウキビ、海藻、ミドリムシなどからのバイオエタノール(開発中)、また日本海には天然ガスが凍ったメタンハイドレードが100年分ある。しかし、すべては未来でのこと。が、原発を蠅のように嫌うなら以上の発電しかない。原発がダメなら地熱・バイオエタノールだ。政府は東電の全役員に辞任を要求しました。また放射能汚染は深刻ですね。除染には2014年3月までかかるそうです。それだけ汚染は深刻だ、ということですね。①汚泥(おでい)は東京下水だけで160トン・13都県6万9000t。②家庭用ごみ7県で1万5400トンです。焼いても沸騰させても放射性セシウムは減らないからたまるのです。今は原発から放射能汚染物質はでていません。国は8000ベクレル以下は埋め立ててもかまわないという方針です。が、また子持ちの母親の涙のプロパガンダで反対され「埋め立て」は進んでません。ちなみに1ベクレルは0.0001ミリシーベルトです。ごみを分担するから「絆」ではなく東北地方にゴミ処理場や電力施設をつくって復興を図るべきです。東京電力は政府から9808億円の大借金をして、「2011年度の賠償金」を払いかえしていく予定です。政府は福島第一原発事故の「廃炉」まで30年かかると明らかにしました。やっぱりね。復興債の償還は25年間だという。また福島第一原発の2号機が一時臨界になり微量のキセノン(放射性物質)が検出されたという。震災で転校が2万5025人で7割が福島であるという。2011年3月11日の東日本大震災では義援金が3245億円が集まったが1109億円が渡っていない。義援金は税金ではないので政治家や官僚が配っている訳ではないのです。それぞれ国レベルの配分委員会(堀田力会長、プール金363億円)で被災者・原発避難者(避難地区認定住民のみ)・家が半壊または全壊したひと(家が壊れない被災地は☓)に渡される訳です。国単位の委員会から県単位の配分委員会(プール金403億円)にいき市町村単位の委員会(プール金343億円)から被災者に渡る。一家族に110万円から51万円くらい。募金では税金ではないので救えないのです。困っているひとの「一息」のためが義援金です。 9・11米国同時多発テロ事件から10年、東日本大震災から半年。米国ではアルカイダによる米国国内のテロの信ぴょう性の高い情報があるという。何も起こらないといいね。ただ、言っておくが我々が戦っているのはアルカイダなどのテロリスト集団でイスラム教徒ではない。9・11に歴史的必然などない。「脱原発」はテロリストレベルだと思います。3年間原発を一切使わなければ日本の産業はどうなりますか?一部の人は(1)世界唯一の被爆国日本こそ「核なき世界」を(2)再生可能エネルギーを国家戦略とすべき、と思っている。子供を抱えた母親の涙でプロパガンダですか?何度も言うが「原発の30%」は太陽光発電システムや風力発電ではカバー出来ない。結局火力に特価して電力料金値上げ電力不足で産業空洞化です。アメリカの国債が「Aaa(トリプルエー)」から「Aa+(ダブルエープラス)」に格下げになった。世界同時株安です。ですが米国が2013年までゼロ金利政策を続けると政策を発表して、世界同時株安は一服です。東証359円安、株価9300円割れです。心配していた「二番底」ですか?ここでは原子力発電と核兵器について述べます。「東日本大震災」復興財源と節電策。123号機はやはり炉心融解でした。浜岡原発停止「支持」は66%「原発全廃」は12%です。1号機の二重扉を開放し作業員が建家内部で作業しましたね。政府は30年以内にM8クラスで87%で起こるとされる東海大地震の対応として、静岡の中部電力浜岡原発の4号機5号機や全炉の停止(3670万KW)を決定した。(1号機2号機は廃炉、3号機は検査調整中)東北山形秋田新幹線全線開通。政府は「東北自動車道」の無料化です。原発賠償「交通費・宿泊費」「放射能検査料」「失業保証」「家畜の保証」「健康被害賠償」「計画停電」は何だったのですか?「計画停電」で信号や照明、店、工場がとまり経済観光をズタズタにしたのは明らかな「人災」です。消費者物価指数が下落したのも「人災」。政府はもっとちゃんとした判断をしてほしい。阿呆なら阿呆なりに「余計なこと」をしないで欲しい。クーラーは高いというがガスや灯油のほうが安くすむようになった。電気の冷暖房の方がお得。自粛は☓。お金はつかったほうが被災地の為になる。消費すると消費税と被災地の復興需要になる。56万人も宿泊場キャンセルだ。2ヶ月から6ヶ月間はステップ①準備作業、放射線量の測定方法検討。ステップ②冷却・放出の抑制、土地・家屋の計測・除染。現在2ヶ月の住宅などの建築期限を最長8ヶ月延長し、各地の農家を集約して、対規模化。東北地方を「食糧保管地区」へ。政府が土地を買いあげて高台に開発はコストが高いがやらねばならぬ。地震保険の支払が1854億円、東電の賠償金は8.3兆円だといいます。まあ、電気料金値上げと国からの公的資金導入でしょうね。原発から20Km圏内が「警戒地域」に指定されました。「警戒地域」とは罰金罰則があり、10万円以下もしくは拘束ですね。「震災復興賠償機構」が設立です。死者の9割が水死で、被災3県の60歳以上65%の死者もそういう老人であったそうです。汚染水の移送も開始されました。原発の炉心内部にロボットを搭載し、炉心内部が1時間あたり65mSv(ミリsh-ベルト)であると検知した。岩手県の地震と津波で壊滅した300Kmは「災害危険地域」に指定、政府も「原子力政策」を再検討するそうです。東電の石田顧問が辞任しました。半世紀にのぼる「天下り」の批判を受けてのことです。東電や原子力保安委員は放射線抑制まで6ヶ月から9ヶ月かかると発表しました。これで年内避難解除は困難になりました。2011年4月15日千葉県浦安にあり「液状化」の被害を受けていた東京ディズニーランドが一ヶ月ぶりで再開された。東北地方の宿泊施設では風評被害で39万人(うち6割外国人)ものひとがキャンセルしたといいます。気象庁は数ベクレルの放射線ヨウ素131が標高20mから500mで検出されたと発表した。こうなると浪江町や飯舘村は「安全です」とは言いにくい状態ですね。だが、原発から30Km内の500ミリシーベルト(mSv)とは1年間浴び続けて1万人に1人が癌になる、という程度です。過剰反応は駄目です。落ち着いて。あと「東日本大震災」という名称が外国人に混乱を与えています。「東日本大震災…日本の東側全部被災したのか?」というのです。名称変更がベストです。「復興構想会議」の五百旗頭真議長は「復興税」を提案してますね。なお「「義援金」「支援金」「寄附金」の違いは?」ですが「義援金」は被災者に直接渡る金で、「支援金」はボランティア活動の財源や支援物資や治療費などで、「寄附金」とはその都道府県の被災地のインフラやライフラインの復興やメンテナンスに遣われるお金です。義援金は大体「日本赤十字社」や「国連WFP協会」によって集められ被災地役所の「義援金配分委員会」に行き、そこから市町村役場→個人口座(あるいは直接支給)です。とにかく「罹(り)災証明」が必要なんですが、家や証明書すべて津波で流されて「本人確認」が出来ないというので「罹災証明」なしでも支給しようと決まりました。死者・行方不明35万円、家屋全焼全壊1戸35万円、半壊18万円、原発被害1戸100万円で、被害総額は25兆円になりそうです。第一次補正予算(5月)には4兆円だす(子ども手当なしに、高速道路無料化なしに、予算削減、年金半分税負担なしに)。増税は確かにすぐ出る金ではありません。法案を通すまででません。ですが900兆円も借金があるのにまた「赤字国債」ですか?日本国債の暴落の危険があり私は反対です。復興国債(2年から10年で元本返済(普通の国債は60年で元本返済ルール))しかないですね。その際「日銀」が買っては駄目。金融機関でないと。「復興税」というか被災地以外で10年間限定消費税2%(40兆円)増税です。また原発ですが今は更なる「水素爆発」を防ごうと「窒素」を炉心内部に注入しているところです。だが、ストロンチウムという放射線まで検知されました。ストロンチウムはカルシウムのように人骨に浸透する放射線です。チェルノブイリ事故では放射能汚染は10日間で520テラベクレル、福島第一原子力発電所事故では一ヶ月で63テラベクレルです。風向きによりあらたに福島県川俣町、飯舘村、南相馬市、田村町にも避難指示であるという。ちなみに「避難地区」は法的拘束力がない。「警戒地域」なら法的拘束力があり罰金もある。「電力ピークの夏が危ないなら4月5月6月に電気を貯めていればいいのでは?」は「電気」は貯められないのです。乾電池も「電気を貯めているのではなく元素反応で発電している」だけです。大きな乾電池が「発電所」という訳です。1987年7月24日の「大東京都心部大停電」の二の舞は避けたい。震災から1ヶ月以上過ぎればこんどは「心のケア」だ。欝、PTSD(心的外傷後ストレス障害)、不眠、悪夢、生活やお金、病気…まだまだこれからだ。ボランティアさんは「自己完結型」で被災地にいってください。食料も水もテント、車、被災民に迷惑にならないで「お役に立つ」仕事をしてください。2000万トンの瓦礫を分別・撤去・処分するのに最低でも5年はかかるそうです。瓦礫処理代は3000億円、道路・港湾整備に1.3兆円です。トモダチ作戦には68億円かかったそうです。ちなみに「余震はいつまで続くの?」という質問ですが、何十年と弱まりながら続きます。震度0という微弱な地震が阪神淡路大震災の神戸地方ではまだ余震があるという。マスコミの広報でおなじみになったメガネの中年のおじさん・西山秀彦さんは経済産業省でTPPに関して担当していた方です。前任者の中村氏、根井(ねい)氏は専門家でしたが、専門的過ぎて説明がわからないと移動になりました。現在原発の処理班は257名です。東京電力社員207人、関連会社社員50名で免震重要棟というところでパンやレトルト食品を食べながら通路に雑魚寝して頑張っています。「原発はいつ終結するの?」は、せいぜい10年から20年です。ですが、日本の技術力は災害後わずか6日間で870Kmもの寸断された道路を復旧させたことです。それというのも「災害対応対策協定」というのをゼネコンや中小土木業者と協定を結んでいたからに他なりません。また「品薄」ですが確かに「納豆」「ヨーグルト」「牛乳」「ペットボトル水」「ビデオテープ」「紙おむつ」がないですが、「買い占め」というよりは容器の石油原料が足りないのと「計画停電」のせいです。教育の遅れも深刻です。震災孤児は阪神淡路大震災の64人を上回る150人以上だそうですね。政府は農作物・コメの作付け制限を実施、「原発事故での放射能汚染には賠償金を払う」と決めました。東京電力は当分の間「計画停電」を実施しない予定です。福島第一原子力発電所事故が長期戦となるとして20キロ圏の住民の一時帰宅在を政府が認めました。海水の放射性ヨウ素の濃度が通常の14万倍で、震災転校は1万1000人、一時補正4兆円、支援額1兆円だそうです。日米軍による「オペレーション・トモダチ(トモダチ作戦)」が終了しました。これから2、3ヶ月はボランティアさんが大勢きて「瓦礫の撤去」「掃除」「遺体捜索」「ペットの世話」などマンパワーが必要だが1年、3年となってくると「心のケア」「生活相談」「うつ病」「不眠」「PTSD」「猛暑」など精神科医や主婦やケア・マネージャー、ボランティア・コーディネーターが必要になる。ちなみにですが「4号機はメルトダウンしてないの?」は、4号機は地震津波時に休炉中で炉心に燃料棒そのものがない為、(使用済み核燃料棒以外では)危険が少ないということです。メルトダウンでプルトニウムや放射性ヨウ素・放射線セシウムが検知されたということは、「炉心の下」か「配管」か「サプレッション・プール」かにヒビがはいっていて漏れ出しているのですね。今、「集中環境室」に低濃度放射能汚染水が溜まっていて、高濃度放射能汚染水を入れたい為に海に仕方なく放出したのです。「苦悩の内陸部避難」が始まりました。宮城南三陸町、岩手県・宮古市・山田町・大槌町・釜石市・大船渡市・陸前高田市などの避難民が内陸部に「集団避難」しました。今、汚染水が直接海に流れている状態でした。ピット(電源ケーブル収納施設)に亀裂があり1000mSv/hの放射性ヨウ素が出ていました。一回コンクリートで固めて亀裂を埋めようとしたが失敗、高分子ポリマーという水をジェル状にするものを注入し、その後コンクリートを注入しましたが失敗。2011年4月6日早朝、2号機のピット(立て杭)から海に漏れていた高濃度放射能汚染水が、水ガラスという物質を注入したことにより海への流出が止まりました。これは一端の朗報です。 「大規模停電」を防ぐ為の「計画停電」は愚策である。しかも「計画停電」は栃木や埼玉、静岡という「田舎」ばかり…。「節電」というなら何故「東京26区」はダメなのだ?品川区や新宿区一回「計画停電」で神奈川県全体分ではないか。ならどうすればいいかをこの「プランナー」で「ストラテジスト(戦略家)」のフリージャーナリスト・緑川鷲羽(わしゅう)さんが献策する。まずは①「サマータイム導入」②「夏の高校野球・甲子園の延期(夏ではクーラーとテレビ齧りつきで電力の無駄)」③「電気の無駄使いに罰金(許容量の30%や50%なら無駄使いする度に罰金が重くなる)」④10年間限定で復興財源に消費税2%増税(40兆円)する。⑤地方分権化(道州制)。戦略とは顧客(国民)第一主義でなければならない。なんとか総研とか○○大学教授だの集めるだけ無駄。知恵や策略とはそんな学歴エリートには考えられないものなのだ。が、とうとう策がなくなって低レベルの放射線汚染水を海に「緊急避難で」放出しました。大事なのはメルトダウン(炉心熔解)が1号機2号機3号機ではすでに起こっていて、4号機の使用済み核燃料棒も危険だということ。メルトダウンしたからこそ原発付近で通常の3000倍や4000倍の放射能や「プルトニウム」がトレンチやピット(立て杭)から検出されているのです。1日に600tも冷却の為に放水すれば「満杯」になるのは道理。後、4、5年は放水をやり続けなければならない。10年後くらいで落ち着いたら燃料棒を搬出し、コンクリート漬けにするしかない。チェルノブイリ事故のときのような「直ちにコンクリート漬け」は「YES」といいがたい。コンクリートは熱に弱く、チェルノブイリ原発のいわゆる「石棺」はヒビがはいって放射能漏れが起きている。「コンクリート漬け」は10年後だ。原発付近は漁業権が放棄されている為、魚介類で「被曝」する訳ではありません。政府・民主党は東日本大震災の復興のために「復興構想会議」を設置して有識者を集めて「復興戦略」を考える予定であるといいます。また震災では内定取り消しが数百人、失業も何万人規模になりました。東電は1号機から4号機まで「廃炉」にすると発表しましたね。今は「合成樹脂」を瓦礫などに蒔いて「放射性物質」の飛散を止めようと足掻いています。「冷却水システム」は稼働確認され「電源」はいれました。仏の放水ロボット「タロン」も搭載するようです。基本的には「メガフロート」という「放射性物質汚染水貯蔵庫」に汚染水を移動させる予定であるそうです。なお海水ではなく今度は「淡水」を替りに注入しています。これは海水だと塩害があり、塩分が炉心の底にたまる為の処置です。だが「風評被害」が酷くなっています。福島第一原子力発電所から遥かに離れた九州や山口県の部品メーカーや繊維メーカーが「輸出先の外国企業」から「放射能に汚染されていないか証明書を下さい」などといわれているそうです。「日本の食料危ない」など明らかな「風評被害」が出ています。これにたいして説明責任がある「政府・民主党」ですがデマをとめる術を知りません。ちなみに福島第一原子力発電所の1号機(1971年3月26日)、2号機(1974年7月18日)、3号機(1976年3月14日)、4号機(1978年10月24日)、5号機(1978年4月18日)、6号機(1979年10月24日)という完成日です。でも古いから「安全じゃない」訳ではありません。1号機はGE製です。2号機からは「日本人」が一生懸命「真似して」作りました。部品交換やモデルチェンジしているので古いから事故…という因果関係ではありません。制御棒はきちんと入った為に核分裂・爆発にはなりません。だが燃料棒の「崩壊熱」で炉心が溶けてメルトダウンしたようです。なお「水素爆発」とは、炉心の燃料棒の冷却水が少なくなって燃料棒が露出して、化学反応を起し大量の水素が発生した。水素は空気より軽い為に建家の屋上にたまり引火して「水素爆発」したのです。「核爆発」ではありません。ですが福島第一原子力発電所の自主退避のエリアには「寝たきり老人」や「牛や鶏を飼っている酪農家」もいます。被害の「賠償金額」は物凄いことになりそうですね。「プルトニウム漏れ」はプルサーマル(プルトニウム・サーマルリアクター(プルトニウム軽水炉(ただの水の炉)和製英語))の3号機からでしょうと思います。プルサーマルとは「原子力発電」で「ウラン」や「プルトニウム」がでてその「プルトニウム」を再利用する原子炉です。ですが青森県六ヶ所村に処分する核燃料棒を集めることにはなっていますが、「最終処理場」はきまっていません。大前先生は「ロシアと仲良くなってシベリアやツンドラ地帯に燃料棒を埋葬するのがいい」といいますが違います。あの一帯の地下には「有毒ガス」が眠っていて掘れば「有毒ガス」が世界中に風で飛散してしまいます。なおプルサーマルの為の燃料は「MOX燃料」というものですが日本には処理後のプルトニウムを「MOX燃料」にする施設がありません。だから自衛隊の護衛をつけ、テロリストに「核爆弾の材料・プルトニウム」を盗まれないように、再処理施設のある仏のAREVAの工場まで運んだのでした。そのニュースを覚えていますか?今回の福島第一原子力発電所事故と「チェルノブイリ事故」の違いは「核爆発」と「メルトダウン」の違いです。水や食料が「摂取制限」「出荷制限」ときくと過剰反応してしまっては敵の思う壺です。もっと冷静になってください。また「SPEEDIって何ですか?」ですが「System Prediction of Einvriroental Emergency Dose Information.」(緊急時迅速放射能影響予想)というものです。風向きや温度、大気、気象、陸地や海面の起伏などを計算して放射能影響を地図上でグラフ化するシステムです。なお「原子力安全保安院」は経済産業省管轄の役人ですが、「原子力委員会」は「保安委員」を監視する有識者の団体です。2011年3月29日に海水から通常の3355倍の放射性ヨウ素が検出されたそうです。だが、1号機から6号機までのコントロール室などの照明が灯りました。実は日本の土壌にもウランが通常あります。東西冷戦下にアメリカや旧・ソ連が空気中、大気圏中で(今は地下で)核実験をしたからなんですね。だが、プルトニウムというのは重くて飛散しずらいので「放射性ヨウ素」や「セシウム」のように悪戯に恐れる必要はありません。ちなみに日本の電力の割合ですが、火力発電が60%、原子力発電が30%、水力が10%くらいです。水力発電所はもう日本中にダムをすべて造ってしまったので頭打ちです。火力発電はオイルショックなどがあったために原子力発電がいい、と始められたためです。放射線は細胞やDNAを傷つける為に恐れられています。が、大人や老人には免疫もあり、むしろ子供や赤ん坊の甲状腺(成長ホルモンや新陳代謝を司る喉のところ)がダメージを受けるといわれています。もちろんかなりの放射性ヨウ素をあびた場合は…ということですが。放射線は宇宙からも、大地からも、食料からも、大気からも出ています。世界平均放射線比率は2.4mSv(日本は1.24mSv)です。「暫定摂取制限」とは原子力安全保安院が決めていた摂取制限を、暫定的に政府が決めました。食べ物で(2000ベクレル/kg=0.049mSv/kg)、水で(大人(300ベクレル/kg=0.0007mSv)乳児で(100ベクレル/kg=0.002mSv))まで安全です。年間では50mSv(ミリシーベルト・日本は33.3mSv)まで安全。水で洗い流すだけで放射性ヨウ素は「半減」します。が、水を沸騰させては駄目です。放射性ヨウ素は「細菌」ではありません。沸騰すれば濃度が増して危険です。妊婦やおっぱいは安全です。「計画停電」ですが来年(2012年)夏くらいまで続きそうですね。ちなみに東京ドームの一回分のナイター戦で6000Kw(6000万世帯分) です。被災地に陸海空自衛隊10万人が派遣されていますが、キャンプをはって寝泊まりしています。自衛隊というのは「食料」「トイレ」「お風呂」など「自己完結」でできるから便利な軍隊なんです。在日アメリカ軍も「ともだち作戦(オペレーション・トモダチ)」で頑張ってました。仏からの専門家チームもありがたかったです。何故仏は原発に詳しいのか?は仏は世界一の「原発大国」だからです。原発59基、電力割合77%です。ちなみに日本の電力会社は「北海道電力」「東北電力」「東京電力」「北陸電力」「中部電力」「四国電力」「関西電力」「九州電力」「沖縄電力」があり、他に制御電力事業会社として「J-POWER」「日本原子力発電株式会社」などがあります。世界では仏EDF(4004wh)、ドイツEON(3454wh)仏ENEL(2877wh)日本・東京電力(2602wh)、米国エクセロン(1731wh)という順位になります。今回の東日本大震災の被害額は25兆円といわれています。阪神淡路大震災は10兆円でした。88年前の関東大震災は死者10万人で復興院の長官は歴史上の人物・後藤新平がなり、110兆円、遷都しない、耐震化などものの見事に決めていき首都は復興したのです。平成の後藤新平よ、いでよ!というところですが五百旗頭(いおきべ)真さんが「復興委員会会長」になりました。日本赤十字(1887年創設、トップ皇后陛下)には1160億円以上もの義援金が寄せられたそうです(経済界からはソフトバンクの孫正義氏が6300億円の自己資産から100億円の義援金。石川遼プロは今季(2011年)賞金全額寄付)。まだまだ日本人も捨てた物じゃあありません。仮設住宅建設も急ピッチで建てられていますが、コミュニティーごとで移動ということになりそうです。なぜなら1995年の阪神淡路大震災のときは「抽選方式」にしたため隣は見知らぬ他人で「老人の孤独死」などあったからです。地震保険(上限5000万円)は火災保険のオプションです。地震保険だけにはいることは出来ません。東北には472社の部品メーカーがありますが、大震災で「部品」がつくれなくなり「日本経済」が大打撃です。しかしテレビは「行政を動かす」「人命を救う」「支援を広げる」効果はあったと思います。民主党政権は「復興財源」として4000億円の赤字国債を発行するというが、あまりおすすめできません。これ以上借金が増えれば「日本国債」が暴落するからです。あと「過剰反応」にも罰則ですね。水道水にたった210ベクレルが…でペットボトル水を過剰反応で買い占める。それは1年間飲み続けてもレントゲン一回分でしかない。「専門家」ももっとちゃんと「説明」しないと「日本復興」は道さえなくなる。まずは「冷静な行動」をしてください。それにしても何故「政府・民主党」が「メルトダウンはしていない」と何故嘘の報道をしたのか?私には理解できません。まるで「大本営発表」です。嘘はすぐばれます。今回の2011年3月11日の「東北関東大震災」では未曾有の大災害で、死者・行方不明者2万9000人避難民12万人、福島第一原子力発電所の1号機から4号機まで大変な状態になりました。1号機と3号機では一時燃料棒内の冷却水が不足して、水素が建家にたまり「水素爆発」しました。これにより、1号機3号機の建物が爆破、2号機の圧力抑制室(サプレッション・プール)では一部破損炎上(鎮火しました)「電源復旧」を目指しています。3号機4号機に放水、1号機4号機2号機の通電を確認(中央制御室の照明など)しました。3号機5号機6号機も照明点灯。汚染たまり水が1000mSvという値です。だが、病院・避難所で死者が相次いでいます。福島第一原子力発電所付近の海水からは「放射性ヨウ素131,134,137」が検出されましたね。だが、人体に影響のないレベルです。この前210Bq(ベクレル)であった葛飾区の東京都の水道水の放射性ヨウ素131は2011年3月24日76Bqまで減り、東京都は「摂取制限」を解除しました。あまり「過剰反応」をし過ぎると「限度」がなくなりますよ。また3号機の地下室で作業中であった3人の作業員が被曝してそのうち2人が病院に搬送されたそうです。3号機のタービン建家地下室にたまっていた30cmの水に足をとられ、170から180mSv(ミリ・シーベルト)被曝したという。当然、作業員は放射能防護服だった。が、長靴とズボンの隙間から放射性水がはいり、知らぬ間に被曝したようです。「β線熱傷(火傷と同じ病状)」だそうです。だが、2011年3月28日3人は退院です。発電所を地下にしたのは愚ですね。雨水海水ですぐ駄目になる。ここで原子力保安院が「福島第一原子力発電所事故の「危機レベル」は7」といい世界中で納得です。何故ならスリーマイル島原発事故のレベル6より酷い状態であるからです。1時間あたりの放射性が1号機6万μSv、2号機100万μSv、3号機が75万μSv、4号機が500万μSvで、3号機建家の地下水から放射性ヨウ素134が69億ベクレル(Bq)、放射性ヨウ素131が13000万μSvです。一時39京ベクレルまでいったそうです。69億ベクレル(2011年3月27日深夜「検知されていない。誤りでありました」と原子力安全保安院(経産省管轄役人)が訂正しました。)など通常ならありえないことで、放射能炉心の一部が破損して漏れてる可能性が高いそうです。が、「原発の現場」でです。「過剰反応」はやめて下さい。
また1号機2号機3号機のタービン建家のトレンチ(配菅構)に放射能に汚染された水が発見されました。1号機が0.4mSv1h、2号機が1000mSv1h、3号機は?です。また原発事故では0.54ベクレルのプルトニウム(238,239,240)が検出されたそうです。「早くコンクリートで固めろ」というのは時期早々で5年から10年後ならいいでしょう。燃料棒はどちらにしても取り除く必要があり、地下800mから1000mに永久埋葬することだ。今回の福島第一原子力発電所の事故の反省を刈谷原発などに活かす必要があり、いいますが「原発に「絶対安全」」などない。もんじゅのような高速増殖炉はやめたらいい。放水車にしても5気圧以上必要です。売れなくなる東芝・日立・三菱の原発産業はGE、WH、AREGVAの傘下にはいること。被曝死亡者に国は9000万円だすそうだが米軍のアフガン戦争戦死者でも380万円です。被災地域減免(所得税・法人税・相続税・固定資産税・登録所得税の減免)です。津波で漁船2500隻が破壊、水没地区1万ヘクタール、ガソリンは1リットル150円台まで高騰しました。何故われわれが不安になるのか?それはニュースが理解出来ないから不安になるのだ。そこでこの緑川鷲羽がわかりやすく説明する。東京都葛飾区・埼玉県・千葉県・栃木県・茨城県・群馬県・福島県などの水道水で210ベクレル(Bq)の放射能(放射性ヨウ素131)が検出された。しかし、成人でも300Bq以下、乳児でも100Bq以下であり、これは一年間その水を飲み続けてもx線レントゲン一回分(0.03mSv)でしかない。悪戯に恐れることはない。もっと「冷静」になってください。水道水の放射能は「乳児」が一年間飲んだら…というレベルなのです。「赤ん坊以外」、例えば大人や小中学生、保育園児、老人、1才児以上は何ら問題も起こりません。「放射性ヨウ素131」などは「エイズ」や「エボラ出血熱」ではないのです。「ヒステリィー女」みたいな「過剰反応」は「カッコ悪い」し「みっともない」。入浴や歯磨き、野菜洗い、野菜ゆでなど問題無用である。だが、不安感からか、商店・コンビニ・スーパーのペットボトルはもうすべて売れきれだと聞きます。中には「飲料水」をネットで高値で売りつけようとする不貞な輩までいるそうです。政府は放射能で駄目になった野菜の摂取制限をはじめました。ホウレンソウなどの葉物野菜、キャベツなどの結球性野菜類、ブロッコリーなどの花蕾性野菜などです。以前に「大震災後に物資の略奪や窃盗がなかったのは日本人の道徳心だろう」とコメントしましたが、実際には今は略奪や窃盗が多くなっているそうです。残念ですね。4号機から2011年4月12日に黒煙があがりましたが、炎はみえないが何かが燃えたんでしょうね。鎮火しました。水蒸気なら白煙ですから。なお原発停止の3原則は「止める」「冷やす」「閉じ込める」です。地震時に制御棒が炉心の下から上にあがった。これは圧力が常にかかっているようにしてバルブで閉めていて、停電で自動的に燃料棒のウラン拡散を防ぐ制御棒がセットされたということです。まあ、フェールセーフ(安全保全)制御ですね。ちなみに放水を3号機4号機でやっていますが3、4年分やる必要がある。長期戦です。地震で宮城県牡鹿(おしか)半島が約5.3m移動、約1.2m沈降、岩手県・福島県は約2m移動し30cm沈降した。四国の8倍のプレートが動いたようだ(南北600km、幅200km)。

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金融危機からの脱出 エルピーダメモリー社破たん

2012年03月16日 09時50分27秒 | 日記
  金融恐慌から脱出するには? 
  
  半導体メモリーのDRAM製造世界3位のエルピーダメモリー社が破たんした。同社は国内唯一のDRAMメーカーだが最近は韓国メーカーに押され、円高で潰れた。2009年にV字回復したこともあったが倒産した。だが、08年から09年のは1800億円の赤字からゼロレベルに「V字回復(笑)」しただけ。91年にはエルピーダメモリー社は世界シュア20%だった。韓国メーカー(サムソン電子、ハイニックス半導体)はDRAMよりフラッシュメモリーに舵を切っていた。DRAMはパソコン中心、フラッシュメモリーは携帯端末タブレット端末中心であり、パソコン需要が縮小されDRAM事業がダメになった。看過できないのは経産省の税金投入後でも負債4480億円で倒産したこと。もっとはやくフラッシュメモリー事業にシフトしていれば…と残念です。本州四国連結高速道路の合併による料金値上げはいい判断である。また休眠口座(800億円から900億円)は将来性のある若者の起業資金にあてればいい。またオリンパスの粉飾決済事件で逮捕者が出た。菊川剛前会長(70)、山田秀雄前常勤監査役(67)、森久志前副社長(54)、指南役・中川昭夫(61)の被告らです。米国映像機器大手イーストマン・コダックは3日、NY証券取引所(NYSE)から上場基準に抵触する恐れがあると警告。ずるずると経営は悪化、ついに2012年1月19日経営破綻しました。コダックと世界を2分していた富士フィルムは2000年就任した古森社長は構造改革を行った。インフォメーション・ソリューション部門(メディカル・システム機材、記録メディア、ヘルスケア商品)・ドキュメント・ソリューション部門(複写機、複合機、プリンター)で見事に活路を見出しました。ドキュメント・ソリューション部門は富士フィルムでは富士ゼロックスや富山化学の株を75%も買占め完全連結対象とした。この快挙は2兆円もの内部留保の企業資金があった為です。また政府税制調査会は所得税の最高税率を現行の40%から45%に引き上げる検討に入りました。日本の限界税率である40%は米国の35%に比べても高い数値で、50%フランス、スウェーデン(約56%)、デンマーク(約55%)に続く数値です。国のサービスが充実しているが日本はまったくダメ。喫煙家に八つ当たりした「たばこ税率」のアップと全く同じ構図です。反対票が少ないから。現行の3大税収(所得税、消費税、法人税)は約49兆円ですが、この方法を採用するだけで2009年度の租税総額約75兆円をカバーできる計算になります。これに加えて付加価値税と資産税を導入するべきでしょう。発展途上国の税制をそのまま成熟国に当てはめていると、徐々に効率が悪くなっていきます。「(反対票が少ないからと言って)たばこや酒などの懲罰的な税率を上げる」ではあまりにも能がありません。日本の政治家や役人にも、もっと知恵を出して欲しいところです。野田政権も消費税を強引に10%に引き上げたら、長くは続かないでしょう。その後「一体誰が?」を考えると、暗澹たる気持ちになってしまいます。また野田首相は消費税増税について「ネバーネバーネバーネバーギブアップ」といい決断をした。というか財務官僚の操り人形(パペット)になっている。とにかく官僚の作文を棒読みしてないで「解散総選挙」で国民に信を問え。大体にして何で役人の給与2%削減やリストラ、議員リストラなどしないで国民に負担を強いるのは本末転倒ではないか?まずパブリック・サーバント(公僕)のあんたらが手本を見せるべきではないのか?自分たちは炬燵にはいって国民は寒空の外に放り込むことは国辱行為だ。まず公務員改革こそ「ネバーギブアップ」で臨め。消費税増税の前に公務員改革だ。まずは隗より始めよ、ということだ。つまり財務省の増税シナリオには無理がある。個人金融資産が1400兆円あるだの成長率がまだ4%はある等は机上の空論だ。社会保障は毎年1兆円ずつ自然増し超少子高齢化…国民も馬鹿でない。なら何故公務員議員のリストラ・給与ボーナス削減をしないのか?まず自ら手本となるのが公僕というものではないのか?また定年が65歳に延長されそうです。また消費税10%増税(1%増で2兆7000億円つまり27兆円。だが15兆円足りない)そもそも国の借金1000兆円のプライマリーバランスの黒字化自体不可能な画餅だ。5%引き上げる消費税は1%ずつ「高齢化(2015年408万人増)」「国民年金(借金→税金)」「制度改革」「機能維持」「社会保障等」ともっともらしい説明書がある。だが、消費税はポール・タックス(人頭税)ではない。「軽減税率制度(食品や生活必需品は無税)」にしても欧州では100年の歴史がある。日本でやったら「利権だらけ」だ。だからとりあえず消費税を10%均等に取ってそのうえで「生活困窮者」に金を戻すことだ。これはオーストラリアやニュージーランドでやっている。参考にするといい。それと議員役人のリストラや給料・ボーナスのカットだろう。また日本を代表する高品質カメラ大企業「オリンパス」が20年前のバブル崩壊からの損失(1000億円)を今年発覚するまで損失隠ししていたことが明らかになった。が、基本的に「他山の石」でも何でもない。というのは日本株の株主の4分の1は外国人投資家だからだ。ご存じの通り日本の年金の融資は日本株だ。外国人投資家が「日本の会社はおかしい」と融資を引けば日本年金の資産が減る可能性も大である。一番悪質なのは外国人社長(当時)が「不正融資」に疑問をもって告発しようとしたら日本陣営が「解雇」にして隠ぺいを続けようとしたこと。「日本の会社の「陰湿性」」をいみじくも示したのだ。他社もオリンパスを「反面教師」とする覚悟がいる。これが今回の教訓である。オリンパスが1000億円の粉飾決済発覚して20年間も粉飾決済をしていたのがわかりました。またM&Aに660億円も使ったというが「損失隠しの飛ばし」までやっていたという。ちなみに飛ばしとは例えばA社が10億円の株を持っていたとしてそれが5億円に値下がりしたとしよう。そのとき信用ある会社B社に買った時の10億円で「一時預かり」します。これでA社の損失がなくなる。これが「飛ばし」行為なんです。2011年10月31日政府・日銀は「歴史的な円高」対策として、円売りドル買いの「市場介入」に踏み切りました。財務大臣は「市場がどう思おうが介入する」として長期戦も覚悟しています。スタンスはいいのですが…ねえ。また安住財務大臣はG20で「日本は消費税を10%にあげます」とまで約束をしています。反対派対策ですね。今回の円高株安デフレ不況や大震災などの一連の危機を前に野田首相(というより財務省内閣)の「増税」路線は間違いだと私緑川鷲羽わしゅうは思う。復興財源なら復興国債や富裕税だろう。このままならデフレスパイラルと産業の空洞化です。財務省のいいなりになって「官僚の作文棒読み」の「財務省のポチ」は経済すら理解がない。財務省案で日本は破綻だ。これだけのデフレ不況下で過度な円高株安電力不足、電力料金値上げの大不況下に本当に「増税」する気ですか?このままなら大不況になり大企業の本社や工場が中国やベトナムに全部いって「産業の空洞化」「失業率50%」です。まずは公務員議員皇族のリストラやムダの削減がはじめの筈です。増税では「失業率50%」ですよ。ちなみに増税は「法人税 2012年4月から5%引き上げた上で3年間2.5%UP」「所得税 2013年1月から10年間4%UP」「たばこ税 2012年10月から国税は10億円 地方税は6億円 1本2円UP」「住民税 2014年6月から5年間50円/年UP」です。計9.2兆円です。また政府株は「日本郵政9.6兆円」「日本政策金融公庫4.5兆円」「日本政策投資銀行2.2兆円」「商工中金0.1兆円」「NTT2.0兆円」「JT(日本たばこ産業)1.7兆円」「高速道路6社0.4兆円」「東京メトロ0.1兆円」「成田国際空港0.2兆円」「産業革新機構0.08兆円」「中部国際空港0.03兆円」「日本アルコール産業0.003兆円」「輸入・港湾周辺情報処理センター0.004兆円」「日本環境安全事業0兆円」「エネルギー特会の保有株0.8兆円」(財務省HPより)。2011年9月23日財務G20サミットがあり行き過ぎた為替レートの正常化や欧州基金の強化が促された。だが日本の格差社会が深刻です。年収200万円以下が74%です。またパナソニック社が調達部門を海外移転です。遂に日本産業の空洞化の始まりです。何故日本はデフレ不況なのに世界で「円高」になっていると思いますか?まずは欧州ではPIIGS(ポルトガル、イタリア、アイルランド、ギリシャ、スペイン)の経済悪化、米国は大不況でどこも悪いので消去法的に円買いが起こっている訳です。また欧米は通貨供給量(マネーサプライ)を盛んにやっています。つまりお札を大量に刷っている訳です。だが日銀はあまり刷っていないのです。過度なインフレやハイパーインフレに警戒しているのですね。円高のメリットは海外商品が安く買えることですがそれよりデメリットの方が大きいです。円高では輸出産業が儲かりません。日本の基幹産業は「輸出産業」です。このまま円高・デフレ・電力不足・電力料金値上げでは「産業も空洞化」がもっと増加します。つまり、工場や本社などが海外に出て行って雇用は逼迫するのです。だが、欧米の経済が改善されないなら円高は改善されないでしょう。また金(きん)の値段が高騰しています。2001年に1g1000円だった金が2011年に1g4623円です。金は紙幣と違い価値があると皆思っているからですよ。なんせ地球上に380万トンしかないのです。だが金のデメリットは①金利がつかない②配当がない③保管が大変などです。金の7割はインドと中国が集めてる。米国は2割だけ。意外ですよね。だが、一部のエコノミストは2020年には中国は米国を抜いて世界一の経済大国になる、と言います。なら世界の基軸通貨が米ドルから人民元になる可能性もなくもないですね。リカの景気対策とは全然ダメです。日本の二の轍を踏んでいるようでは長期低迷は避けられない。バーナンキ米連邦準備理事会(FRB)議長はアメリカの経済低迷長期化に「深刻に受け止めている」と明言。私は良くない内容だと思います。「具体的にこうした対策をとっているから大丈夫」というべき。米国経済はこれから二番底を迎え、長期低迷に入り、回復が難しい。日本の「失われた20年」と同じ。米国の次の不安は住宅価格が回復しないこと。住宅価格指数(SPケース・シーラインデックス)の指数も2000年からリーマン・ショックまでから下落続き。バラマキでは駄目。もう一度「米国には投資する価値がある」と思わせよう。「ゼロ金利」より「金利5%」のほうが金が集まる。日本も同じ。現在の日本のGDP(国内総生産)は520兆円から540兆円です。円高ドル安なのでドル換算すると日本のGDPは伸びていると海外から見られます。が、国内の我々は「成長している」と感じられません。輸出の落ち込みの乱高下が激しい。レジャーで見るとかつて30兆円を誇っていたパチンコ市場はかなりユーザーに飽きられているようです。また観光も東日本大震災の影響で減少しています。2011年8月23日ムーディーズが日本国債をAa2(イタリアやクエートと同じレベル)からAa3(中国、チリ、サウジアラビアと同じレベル)に格付けを下げた。民間の会社が格付けしてもいちいちコメントすることはない、と野田佳彦財相はいうがそういう問題ではない。「通貨=円」と日本人が無意識に信じているのは、お上(政府・日銀)が自分たちを裏切ることなど絶対ないと信じ切っているからだ。そこで私緑川鷲羽わしゅうは聞きたい。日本というのは本当に、将来にわたって国民が、大切な金融資産を預けても大丈夫な国なのだろうか?今後とも円のままでいいのか? 外国為替市場で円が主要通貨に対して独歩高。円売りドル買いの為替介入を日本政府・日銀が行っても円高です。「日本円ひとり勝ち」は錯覚だ。日本人は莫大な借金があっても日本国債を買っているからきっと大丈夫だろう、という思い込みの結果だ。日本、中国、欧州、米国の「地雷」が2011年、2012年爆破するだろう。中国の地雷は「不動産バブル」だ。増税のための増税は愚である。勿論国民も馬鹿ではないから社会保障費の消費税増税は理解している。だが、今は有事である。東日本大震災の復興財源は建設国債、赤字国債でしかない。景気情勢を鑑みればデフレ不況下の増税は消費マインドが冷え込む。増税の前に徹底した歳出削減が先の筈だ。戦略を考えよ。「脱原発」はテロリストレベルだと思います。3年間原発を一切使わなければ日本の産業はどうなりますか?一部の人は(1)世界唯一の被爆国日本こそ「核なき世界」を(2)再生可能エネルギーを国家戦略とすべき、と思っている。子供を抱えた母親の涙でプロパガンダですか?何度も言うが「原発の30%」は太陽光発電システムや風力発電ではカバー出来ない。結局火力に特価して電力料金値上げ電力不足で産業空洞化です。アメリカの国債が「Aaa(トリプルエー)」から「Aa+(ダブルエープラス)」に格下げになった。世界同時株安です。ですが米国が2013年までゼロ金利政策を続けると政策を発表して、世界同時株安は一服です。東証359円安、株価9300円割れです。心配していた「二番底」ですか?2011年8月4日政府・日銀が為替介入した。一時80円まで回復した。経産大臣の海江田万里氏はいわゆる「やらせメール問題」で政務三役を更迭した。海江田万里大臣も辞任するという。日本時間2011年8月1日午前に米国債債務上限引き上げでオバマ大統領は野党共和党と合意した。一応「デフォルト(債務不履行)」は避けられた。「増税」の前に「徹底した歳出削減」を!どこでも良い国は徹底した歳出削減をした後「増税」した国だ。では日本のパブリックサーヴァント(公僕)は徹底した歳出削減をしたか?私から言わせるとまったくしていない。国会議員も官僚も皇族も多すぎる。今、増税の前にデフレ不況や産業の空洞化、復興計画や円高問題や電力不足こそダイナモだ。日本政府は優先順位を間違えている。日本共産党はバカの一つ覚えのように「大企業増税・金持ち増税」などというが実質経済がわかってない。原発にしても「反原発」など阿呆である。原発の30%は再生可能エネルギーでは今は補えない。結局火力に特価して電気料金値上げ、更なる失業者急増、失業率50%だ。もっと民主党政府は「実質経済」を学び、「戦略の見直し」を求める。消費税10%というのはあくまで「構想」であり、決まった法案ではない。しかし、それはけして「東日本大震災の復興支援」ではなく毎年1兆円ずつふえる社会保障費(介護、医療費、年金財源、育児)の補填のためである。先進国では消費税は「軽減税率方式」で贅沢品に消費税をかけ、食品や服には消費税をかけない方式である。消費税は1%あげれば2兆6000億円分である。円相場が一時77円台の円高となった。これはEUのまたのギリシャ危機を受けてでした。輸出が難しくなり「円高」とは日本の基幹産業である輸出産業に大打撃だ。なぜ「円高」か?はアメリカの国債と関係している。もうアメリカは借金できない。アメリカの借金は(日本の借金は998兆円)14兆3000億ドル(1144兆円)である。アメリカでは法律で14兆3000億ドルしか借金できないことになっている。法律改正をしようとオバマ大統領は何とかしようとしたがアメリカ議会も「ねじれ国会」である(上院(100人中与党民主党53人、野党共和党47人)下院(435人中与党民主党193人、共和党242))。デフォルト(債務不履行)になれば日本も73兆円分の国債保有しているアメリカ国債が返せない状態になり、米国債価格や金利が暴落して、アメリカは「破産」する。日本の貧困率は16.0%で貧困者数は2000万人、生活保護者は200万人だ。IMF(国際通貨基金)の前理事長ストロスカーン氏のいわゆる「下半身スキャンダル」で判決は、セクハラを受けて訴訟を起こしたという女性の信頼性がない(売春行為をしていた、麻薬組織との関係があるなどや証言がチグハグ)として「無罪」になった。が、このストロスカーン氏とは大物で、次期フランス大統領候補であり、今回の訴訟は「陰謀」ではないか?という「陰謀説」が流れている。真相は謎だが有りうる。要は誰が徳をしたか?である。また日本政府は2010年代をめどに消費税を10%に段階的に増税することで閣議決定しました。何か「火事場泥棒」的な政策です。社会福祉の財源としては仕方ないのですがねえ。震災後の対日M&A(企業の合併や買収)が低迷しています。その一方で日本企業の海外でのM&Aは4割り増だそうです。これは東日本大震災で工場などを海外へ…という危険なシフトです。2011年5月の倒産件数が1071件、国際機関は日本の2011年度の日本成長率を「ゼロ成長」と判断しました。ムーディーズが日本国債の格付けを「Aa2」から格下げを検討中です。東日本大震災を受けてのことです。これは国債の金利と負担に影響することですね。みずほ銀とコーポ銀が2013年春をめどに合併合意です。IMF(国際通貨基金)のストロガーン専務理事が女性に性的暴力をしたとして、逮捕されました。ストロカーン氏は辞任、後任はクリスティーヌ・ラガルド仏財務相(女性)ですね。IMFの信憑性が揺らいでいます。東日本大震災では原発事故、エネルギー不足、財政悪化、農産物の危機の「負の連鎖」だ。TPP(環太平洋パートナーシップ)に参加し強い農業、21世紀型のエコタウンをつくることだ。復興財源は恒久ではなく10年限定で被災地以外で消費税2%増税と復興国債だ。だがここにきて投資マネーが変調の兆しだ。円高高騰で一時79円台、原油価格(WTI)も急騰した。投機筋がいかに大金(1600兆円)をもっているかがわかる。パナソニック社は4万人リストラすることを発表です。こういうのをみると日銀の「来年度(2012年)V字景気回復シナリオ」に疑問を持ちます。「7月9月で回復」「夏、一時停滞」「秋、電力回復・イノベーション」「冬・来年度・生産増加、景気回復」だそうです。が、米国民間格付け会社「スタンダード&プアーズ」が日本国債の格付けを「安定的」から「ネガティブ」に下げました。これは「東日本大震災」で20兆円から50兆円かかるからだと言われています。消費者物価指数(2人以上の世帯)が3月は「東日本大震災」を受けて2.6ポイントマイナスです。「買い物する気にならない」という消費マインドの冷え込みは危険なことです。今回の2011年3月11日の甚大で未曾有の災害「東北関東大震災」では死者・行方不明2万9000人、避難民12万人です。この大震災が日本経済に与える影響は甚大だとして「リスクを減らしたい」と東証の日本株価が大暴落です。1015円安で、この大震災で「世界同時株安」となっています。これは「リーマンショック」以上の反動不況です。ここまで株価が落ちるのは戦後3位だそうです。日本は大震災からリカバリー出来るまで1年はかかるだろう、と観られています。だが、買い戻しで株価は9000円台に回復です。だが、投機目的による外国人投機家からの円買で、一時為替市場で76円もの円高になりました。(現在は円安傾向です)日本政府からは「災害で大変なときに不見識だ」という意見がきかれました。が、こうした投機はある程度予定されたことで、自分たちのお粗末な災害対策・為替対策・経済復興対策を「棚上げ」して、それを不見識だという民主党政府こそが不見識だ。G7政府・日銀が円売りドル買いの協調為替介入を実施し、危機的状態であった為替市場は回復しました。菅首相は27日、預金者の死亡などで長期間利用でない「休眠口座」に関して「制約を打ち破って国として活用できる道がないか検討したい」という。英国のキャメロン首相が推し進めている「ビッグソサイエティ」という社会政策の多くを慈善団体や社会起業家などにゆだねる構想です。NGOやNPOにもさらに広げる「グレートソサイエティ」がいいと思う。英国では15年、日本では10年で「休眠口座」とされるが3年で充分です。ちなみに休眠口座の英国の預金残高は4億ポンドです。中国の国営紙チャイナデイリーは中国の著名な経済学者・金永定氏の寄稿を掲載しました。「中国の成長モデルは持続不可能であり、緊急の経済・政治改革を断行しない限り経済の減速に見舞われる」というものでした。バブル時の日本と同じように「軟着陸(ソフトランディング)させる」というが、バブルは崩壊する。また米国の富は西欧に移行し、インドは300億ドルを投資するというが、インドはハイパーインフレになると思います。日本を含む世界経済の4つのリスクは①「米国ドルの崩壊」②「欧州経済危機の連鎖」③「隣国中国で起きる可能性のある不動産バブルの崩壊」④「日本国際暴落」リスクを避けるには何百兆ドルもの「ホームレスマネー」の制御のシステム構築です。908兆円の国の債務(借金)ですが、2009年には52兆円(税収30.7兆円)、2010年は44.3兆円(税収39.6兆円)でした。毎年9兆円ずつ減らして10年で借金しなくて済むが、消費税35%で25年かかる。プライマリーバランスの黒字化だの908兆円の全額借金返済だの無理です。ですが、借金を減らす努力はできます。まずはそれですね。よく「ヘッジファンドって何ですか?」と聞かれるのですが、「お金儲けの危険なことはしない、財産を増やさなくても減らさない基金」と「「サブプライムローン」のようなハイリスク・ハイリターン基金」のような運用基金会社のことです。また日本は少子高齢社会でデフレ化しています。子どもがいなくなることで「こども用品が売れなくなる」「車を買わない」など諸説があるそうです。法人税減税5%つまり法人税は35%だという。つまり、1兆5000億円の減税です。まだ高い。せめて法人税は20%ぐらいがいい。だが、その一方で配偶者控除が廃止、相続税・所得税・住民税は増税だという。つまり6200億円の増税です。1400兆円の循環の為には相続税や所得税は増税してはいけない。何故わからないのか?戦略がない国である。よくきく「○○ホールディングス」というのは何だかわかりますか?これは「ホールディングス Hold company」という他の会社の株式を持っているだけの会社です。社員は少ないのですが、株を持っているだけの会社です。親会社とは違います。会社のオーナーみたいなもの。配当金が利益です。他の会社を指導する会社で財閥みたいなもので、昔の財閥(三井、三菱、住友、安田、鈴木)はGHQの規制(独占禁止法)で解体されました。が、1997年に見直されてホールディングスが国際競争力教化のため生まれました。また格付け会社とは国や会社のレベルを格付けする会社です。(日本格付研究所(JCR)、ムーディーズ・ジャパン、ムーディーズSFジャパン、スタンダード&プアーズ・レーティング・ジャパン(S&P)、格付投資情報センター(R&I))また格付会社が賄賂をもらってAAAを付けたら?ですがもしいい格付けをしてその会社が倒産したら「格付け会社」そのものが信用を失います。その為、賄賂をもらって…など現実的ではありません。悪い例がサブプライムローンで失敗したムーディーズのレイモンド・マグダニアルCEOの「我々はAAAを付けたがあくまで自己責任です」という開き直りだ。また日銀は10月11月の成長分野への融資は、10月に4625億円が11月には9983億円、47会社から106会社となっているが、議論するのも馬鹿馬鹿しい。問題点は①融資を日銀が判断するのが正しいのか?②成長分野への投資というが成長分野とは誰が決めているのか?です。亀井静香元金融担当大臣のときの「モラトリアム法案」と同じように大量の焦げ付きを出すのは必然で、また「不良債権まみれ」になりそうです。海江田万里経済産業大臣は2010年11月9日に、デフレ脱却目標について「2012年度中」と目標を掲げました。2007年から2008年もデフレで消費者物価指数も下がっており、財政当局が何を寝ぼけた事を言っているのか?と私は思います。まるで経済評論家です。評論家ならただ「評論しているだけ」ですが、このひとは大臣です。何故900兆円もの国の借金を抱えたのか?NHKの番組を観ました。そのときの元・官僚も「評論家」みたいに他人事のことのように語っていて思わず激怒して私はTVをぶん殴りました。まあ、所詮は諸悪の根源は田中角栄と大蔵官僚です。彼らが本当に「頭のいいエリート」なら馬鹿な政治家のバラマキ予算やバブル経済そのものもおきなかった筈です。また為替市場は一時15年ぶり80円21銭になりました。G20共同声明が採択され「行き過ぎた通貨安競争をストップする」ことで合意しました。過去、日本やドイツ、中国、らが米国などへの輸出で貿易黒字を抱える一方、米国は巨大な貿易赤字を抱えていました。「円高」ではなく「ドル安」なのです。米国は「ドル安」の方がいいと意図的に「ドル安」「円高」を容認してきました。中国の人民元金利引き上げを要求していますが、中国は呑みそうにありませんね。経済産業省と財務省はこのまま円高株安が続いたら60兆円の経済的損失と300万人規模の失業者が出るとの試算を発表した。私は日本の法人税40%は高すぎると思う。確かに米国も同じくらいだが、何でも米国の真似をすればいいってものではない。法人税は20%いやゼロでもいい。戦略的に。80円もの円高は輸出企業おもにソニーやトヨタや東芝といった日本の冠たる大企業に悪影響を与えている。よく「大企業減税に反対」とか共産主義者はいいますが大企業の本社や国内工場が中国やベトナムに出て行ったら下請け会社や孫受け会社がバタバタドミノ倒しの如く倒産しますよ。それでもいいのですか?2010年10月5日、日銀(日本銀行)の白川総裁は「ゼロ金利政策」(金利0~0.1%)を実施しました。資金供給も5兆円規模で行うということです。これは景気回復の為と円高対策だといわれています。まずは「ゼロ金利政策」ですが、皆さんは金利をどうやって調整するかご存知ですか?日銀が銀行などの保有している国債を買ったり、もしくは日銀が保有している国債を売ったりして金利を調整しているのです。ちなみに金利とはお金などを借りるときのコスト(金利)です。例えば金利が安ければ会社や個人が銀行金融機関からお金を安く借りれますよね?これでお金が市場にジャブジャブとなれば「円安」になるということなんですね。次に「物価を1%に上昇させるまでゼロ金利政策を続ける」政策で一見、「物価が高くなれば物が売れないんじゃないの?」と思うでしょ?でも違うんです。今、デフレで消費者物価指数もどんどん下がり「消費ゼロ」のような状態で「あの商品は1万円だけど1年まてば6000円になるかも…それまで待っていよう」では不況はなくならないんです。だから消費者物価が1%上がれば「今、あの商品は1万円だが1年後は2万円になるかも…今のうちに買っておこう」という消費が増え景気が上向くという政策。次に「投資信託を購入」政策があります。これは証券会社の金融商品(ETF Exchange Traded Fund・証券取引所で取引されている投資信託でTOPIX連動型の東商1部上場株を買う。これは株価を上昇させる狙い。またREIT Real Estate Investment Trust・不動産投資信託も買う。これは不動産資産の高騰が狙い)を購入します。当然、リスクはありますが日銀は費用5000億円でこの異例の政策に踏み込みました。さすがはインテリたちです。だが、本当にどうなるかはマーケット次第ですね。

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中国の正体 重慶トップ・薄煕来氏失脚 政権闘争激化

2012年03月16日 07時52分38秒 | 日記
 中国の正体
  
 重慶トップ・薄煕来氏が失脚しました。太子党VS共青党の権力闘争です。胡錦濤国家主席から習近平国家主席へ、温家宝首相から李克強首相になりますね。「チベット暴動」から4年です。チベットでは中国共産党政府への抗議の焼身自殺がとまりません。2012年2月14日ワシントンDCで事実上の米中首脳会議があり、習近平氏とオバマ大統領が会談しましたね。オバマ氏は「大国としての責任を」と釘をさしました。また劉暁波氏(56)と同じく中国民主化運動家の余傑(38・ユージェ)氏が米国に亡命しました。2012年1月15日、台湾総選挙で馬英九氏が再選されました。女性候補の蔡英文氏を1000万表近くの票差でした。また欧州中央銀行(ECB)がユーロ圏内の応札額が500億ドル(約3兆9000億円)で前の128倍にもなりました。日本の財務官僚は日本の経済成長率は4%であり増税の余地があり、個人金融資産は1400兆円であり大丈夫だといいます。が、1400兆円は表に出なければ意味がありません。外国人投資家は「日本人は国民がパニックになっていないので日本国債は大丈夫だ」と思っています。だが、誤解で日本国民は無知で行動をおこしていないだけです。また中国の人民元が「元高」になれば「中国経済はたいしたことないな」とメッキが剥がれ「メキシコ型」の経済崩壊することは間違いありません。つまり「バブル崩壊」です。また野田首相の訪中が中国側の事情で延期になりました。12月13日は「南京大虐殺」の日で「反日デモ運動」の火に油をそそぐようなもの、との判断でした。また台湾総統選だけでなく、2012年は主要国の首脳選出が相次ぐ、非常に重要な年になります。1月に台湾総統選があり、3月にはロシア、香港、4月にはフランスでも選挙があります。ロシアはメドベージェフ大統領が出馬しない意向を示しているので、事実上プーチン首相の信任投票のような形になると思います。4月にはフランスで大統領選があり、セゴレーヌ・ロワイヤル氏などの社会党の候補者と現サルコジ大統領との争いが予想されます。
 そして、10月には中国で選挙があります。習近平氏が総書記になれるかどうか、また先ごろ「死去した」と誤報が伝えられた江沢民前国家主席の健康状態はどうなのか、という点が注目です。世論では「習近平氏でほぼ決まり」という雰囲気ですが、まだ分からない状態だと私は思います。また習近平氏が総書記になれば、必然的に李克強氏が首相になると見られていますが、李克強氏が首相の任に耐えうるかどうかは疑問が残ります。
 私としては第3のダークホースが登場する可能性もあるのではないかと見ています。
 この点についても江沢民前国家主席次第とも言えるでしょう。そして年末に向けて、11月には米国大統領選があり、オバマ大統領が再選されるかどうかが注目です。12月には韓国の大統領選もあります。韓国の場合、大統領は再選がないため、現在のイ・ミョンバク大統領は非常に優れた大統領だと思いますが、必ず新しい大統領が誕生することになります。次の大統領が誰であれ、イ・ミョンバク大統領ほどビジネスに通じている人は珍しいので、その点では心配です。来年は日本を取り巻く列強の状況が大きく変わる1年になる可能性があります。非常に重要な年であり、日本としても注目していく必要があるでしょう。大前先生は昔から「中国新幹線は必ず事故を起こす」と予告していました。1964年から50年間の日本には細かい事故をクリアしてきた積み重ねの技術ノウハウがあります。一度も日本の新幹線は大きな死亡事故は起こしていません。気候によってはマイナス20度の雪の降りしきる中の通過も。日本は何度も実験してきました。2011年3月11日の東日本大震災でも日本の新幹線は一台も事故がありませんでした。韓国中国の新幹線は事故ミス多い。中国韓国はきちんと金を払って日本のノウハウを買って導入するか、100回200回と事故を起こして自己実験して独自技術を開発するか?です。中国と韓国は日本のノウハウの技術(ATS・ATC)を甘く見るべきではありません。2011年7月24日中国高速鉄道で落雷で停止・追突事故で4両落下、43人が死亡した。つまりハード(高速新幹線)は猿真似できてもソフト(列車制御システム(ATS・ATC))が「バッタモン」であったということ。中国が日本の新幹線の猿真似をして世界で特許申請をしているらしいが大した事無いという感じですね(笑)。また江沢民・元国家主席(84)が2011年7月7日現在危篤状態である報道ではすでに死亡したという。まあもう「おわったひと」であまり関係はない。中国共産党創建90周年で2011年7月1日は胡錦濤国家主席が「世界第二位の経済大国になったのは中国共産党のおかげ」という。だが、貧富の差は拡大する一方です。一年間で1ドルで生活する「極貧層」は1億7000万人もいます。(極貧層はなくなることはない。ゼロになるなど夢物語だ。)2011年6月27日中国新幹線開業運転です。北京上海間が4時間49分です。だが、初乗り2万7000円で中国人には値段が高すぎるとして金持ちしか利用しないらしい。日本人の台湾への好感度が75%だそうです。台湾は東日本大震災にたいして60億台湾ドル(170億円)も寄付してくれています。親日国(国ではなく中国の一部)ですし治安も人柄もいい国民性ですからね。2011年5月内モンゴル自治区でデモが拡大しています。デモ隊は2000人から3000人いやこれは中国政府の報道なので1万人規模だと実際はそういうことでしょうね。2011年5月22日東京で日中韓首脳会談(菅直人首相、温家宝首相、李明博大統領)があり「風評被害の防止で合意」しました。また被災地にもいきましたね。日本の財界トップは三国のFTA早期締結を勧めました。パキスタン・ギラ二首相が訪中、中韓首脳(李明博大統領、温家宝首相)が被災地訪問です。ワシントンDCで中国首脳と米国首脳が米中戦略・対話がはじまりました。人民元引き下げで合意し、米国は為替レート変動を調整。両国は包括的な貿易不均衡打開で合意。日本の東日本大震災の支援で両国一致。外交軍事に対して協議場設置。エネルギー管理協議で一致しました。いよいよアメリカと中国の二大大国の時代です。最近「モンゴルに核処理場計画」をと日米が昨秋からモンゴル政府と交渉していることがわかりました。見返りに原発技術支援をモンゴルに与えるそうです。まあ、ロシアのシベリアやツンドラ地帯の地下には「猛毒ガス」が眠っていますから、広大な草原を持つモンゴルに白羽の矢が当たったということです。東日本大震災では義援金が官民合わせて144億円もの額にのぼった。民主党政権はフランス、イギリス、イタリア、アメリカなどの新聞に「感謝広告」を載せた。だが、81億円もの義援金を提供した台湾の新聞には載せられていない。あまりにも中国共産党におもねっています。「台湾は中国の一部で国ではない」というのがスタンスでも「台湾国民」に感謝広告を載せるのが筋ではないか。それとは対極的なのはオーストラリアのギラード首相だ。過去14年間日本がオーストラリアからの輸出の1位であったが、いまや1位は中国になっている。だが、そんなことは気にもとめず、ギラード首相は岩手の南三陸町を訪問し、被災民を激励している。菅首相とギラード首相の「器の違い」か。米国が中国政府に「反体制活動家拘束」をやめるように提言し、中国政府は「内政干渉だ」と反発しています。2011年4月27日、インド北部ダラムサラのチベット亡命政府はロザサン・セング氏(43)が首相に選出されました。2011年4月23日中国共産党政府はチベット僧300人を拘束しましたね。中国政府は四川大地震から3年ということで廃墟の町を保存することを発表した。実は中国では「バブル経済」がかなり膨らんだ状態で、現在はお金を湯水の如く投資や住宅購入に使っているが家を売り始めた途端に「バブル経済」がはじけ飛ぶだろう。中国共産党政府が「バブル経済制御」の為、人民元の金利を0.25%引き上げましたね。中東・北アフリカの民主化デモ(ジャスミン革命)で、中国でも革命が起こりそうだったのですが不発でした。でも、火種はのこりそうです。今後は大きなうねりがありそうですね。ちなみに全人代(中国の国会・全国人民代表大会)が開かれました。物価の高騰、インフレ、治安の悪化、拝金主義、失業問題…問題山積です。今後5年間の年間成長率は7%、2015年のGDPは2010年比で1.4倍の55兆円(約690億円)程度、今後5年で都市住民と農村部の所得の伸び率を7%程度、今後成長率は8%、人民元利上げなし、財政支出は10億元(125兆円(日本は92兆円))、です。中国のような資金のない国はリビアやアフリカに入りすぎで、リビアの中国人がとなりのチュニジアに脱走するにも歩きだったという。今後、中国の「バブル経済」が弾けることもありそうですね。2011年2月21日、中国から上野動物園にパンダの仙女(シィエンニュ・メス(日本名・シンシン・真真))と比力(ビリー・オス(日本名・リーリー・力力))が借款されましたね。年間7880万円。いわゆる「パンダ外交」です。、また法務省によると2010年の日本の外国人入国数は944万3671人と前年の188万2341人だが、本来なら1500万人から2000万人あるはず。日本ブームの火がつかなかったということです。イタリアは年間4000万人です。とうとう中国がGDP世界第2位になりました。だが、一人当たりのGDPは日本人の10分の1です。2011年1月、胡錦涛国家主席が訪米して、バラク・オバマ米国大統領と会談、米国旅客機200機3兆7000億円の「政治的お土産」の商談をまとめ握手しあった。さすがは胡錦涛氏、人権問題は軽くかわすしたたかさでした。中国人の観光ビザは350万元(230万円以上)の富裕層(150万人)から年収6万元(約80万円以上、ゴールドカード所有、大企業会社員や貧乏人以上のひと(600万人))に引き下げられた。1人あたり13万6870円日本で消費するという。また中国人の日本不動産買いも進んでいる。というのは中国では土地はすべて国家からのレンタルなんです。期限(住宅70年、工業50年、商業40年)。レナウン、ラオックス、本間ゴルフなども中国マネーで買収され立ち直った。よく中国共産党一党独裁といいますが、一応アクセサリー的に他党(台湾民主自治同盟、中国致公党、九三学社、中国農工民主党、中国民主促進会、中国民主建国会、中国民主同盟、中国国民革命委員会)があります。しかし党領には「中国共産党の指導にしたがう」というものでアクセサリーに過ぎません。中国では5年に一度「全人代」という国会が開かれます。が、1年に一回委員会も開かれます。日本では、憲法の下に司法・立法・行政の下に政党があります。が、中国では中国共産党の下に憲法、その下に司法・立法・行政があります。位は上から「総書記」「政治局乗任会」「政治局員」「中央委員」で胡錦涛、習近平、李允強、貸国強、周永珠、呉邦国、温家宝、呉慶林、李長春の9人ですべて決めています。googleが中国市場から撤退しましたね。これは中国のネット利用者は3億8000万人ですが中国共産党のサイバー警察が3万人いて規制するからなんです。例えばノーベル平和賞の劉暁波氏の記事など見れない訳です。でも中国のTVチャンネルは5847局もあるのです。広告収入だけで8000億円です。中国の人口が13億人で言語も多彩だからです。だが、コピーが酷い。税関の差し押さえが中国からが年8000億円と一位、二位は韓国です。「iphone」でなく「Hiphone」とか「ipad」でなく「iped」とか「google」でなく「goojje」とかです。でも日本だって昔は安かろう悪かろうというものでした。それを努力して「世界に冠たるメイドインジャパン」にしたのです。しかし、中国では役人の賄賂が金だけではなく「黄鶴楼(こうかくろう)」という現金化できる高額タバコ(1カートン3800円)が使われます。「アリ族」というのは高学歴ワーキングプアです。中国には職はありますが、高学歴にみあう仕事がないのです。今度は尖閣諸島沖に中国漁業監視船2隻が領海侵犯です。APEC首脳会談が横浜であり、菅首相と胡錦涛国家主席とたった22分だけ会談しました。通訳を考えると10分くらいでしょうか。情けない無戦略国家です。You tubeに「尖閣諸島での中国漁船衝突映像」が何者かによって(sengoku38)アップロードされTVでもガンガンまるで「プロパガンダ」のように流されました。私はこのような違法な海賊版映画のような画像を民間の中庸であるべきテレビ局がそのまま流すことがいいとは思えません。これでは映像をアップしたプロパガンティストの「思惑通り」です。この「尖閣映像」に対して検察当局が捜査にはいりました。神戸の43歳海保職員(一色正春・元航海士)が神戸漫画喫茶でアップロードしたとして逮捕です。が、このひとおかしいんじゃないの?まるで「英雄気取り」です。こういう映像は事件その日に政府が秘密裏にでも世界に配信するのが危機管理というものです。まるで「女風呂盗撮映像公開」です。政府が「映像を公開しない」ときめたのに官僚が知らん振りでアップするって「シビリアン・コントロール」はどうなってるのか?官僚の霞ヶ関幕府でしかこの国は動いていないのか?日本政府には「今、日本は瀬戸際にあるのだ」という強い危機感を持って対応してもらいたいと感じます。また尖閣諸島は1969年に調査せれ「近辺地中に大量の石油・天然ガスが埋まっている」とわかった途端中国は1971年から「尖閣諸島は中国のものだ」といい始めたのです。単なる「利権あさり」です。中国がレアアース(稀少金属)の欧米系輸出もストップ、資源外交の武器にしています。インフレ抑制のため通貨元0.25%利上げです。2010年の中国全人代でポスト胡錦涛主席に、軍事委副主席に選任された習近平(シー・ジンピン)氏が選ばれた。次の中国国家主席は習氏で決まりです。2010年ノーベル平和賞に中国人民主化活動家で作家・現在「国家転覆罪」で獄中の劉暁波氏(54)が決まりました。中国の「反体制派」も大喜びです。ですが中国共産党政府は反発していますね。中国共産党政府は劉氏の授賞式出席を認めませんでした。まあ、中国政府というか中国共産党一党独裁体制を批判している劉氏を出す訳ありません。旧ソ連のサハロフ博士、ミャンマーのアウン・サン・スー・チーさん、南アフリカのマンデラ氏のように劉暁波の受賞は「命を守る為」ですね。中国軍の軍事費拡大が拡大しています。中国側は「中国軍の近代化には17兆円必要」といいます。2009年のデーターですが日本より中国の軍事費は500億円の差があったそうです。これは東アジアの軍事バランスにとって重要です。また4月から6月のGDPは日本1兆2883億ドル、中国1兆3389億ドル、GDP成長は米国14兆ドル、日本1.8兆ドル、中国31.28。経済成長は米国-2.4%日本-5.2%中国7.1%…というデーターがありますがこれは誤ったデーターです。日本中国は四半期の数字で米国は一年間の数字です。こんな出鱈目な数字をだしてくるひとの気が知れません。「日本の負け」が決まった訳ではありません。策はあるのです。負け犬のように尻尾をまいて逃げる前に策を打ってください。中国はGDPで日本を抜いて世界第二位の経済大国になりました。でも人口がそもそも違うんです。中国の人口は13億人。日本は1億2000万人です。一人当たりのGDPは日本が3万9731ドルに対して中国は3678ドルです。軍事費は近代化が急務なようで中国政府は6兆9000億円といいますが実は12兆8000億円といわれています。日本の軍事費は510億円です。なぜかというと国産空母を製作中だからです。世界で空母を持つ国はアメリカ、イギリス、フランス、ロシア、ウクライナ、インド、ブラジル、イタリアだけ。中国は空母を保有し東シナ海や南シナ海や台湾などのいわゆる「領土問題」に睨みをきかせる為に空母(航空母艦)を保有したいのですね。しかし、中国にも「頭が痛い問題」があります。それが日本以上の少子超高齢化問題(8-4-2-1問題)です。国連の定義に65歳以上の人口割合で7%以上が「高齢化社会」。14%以上が「高齢社会」。21%以上が「超高齢化社会」といいます。日本は23%。中国は33%(1億3474万人。10年後2億4800万人。20年後4億人)です。これから中国は労働者・人材不足でバブルが弾けますね。中国が日本の領土である「尖閣諸島」を「中国領土だ」といいます。また民衆の人海戦術のデモですか?尖閣諸島は日本の領土であり1895年に日本の領土になり、その前は「琉球王国」つまり沖縄人の領土でした。中国人のデモを止めたければまた入江紗綾でもだせば(笑)。まあこれは冗談です。紗綾だかの小娘なんか役に立ちません。反日デモにしても反中デモにしても屈折した「愛国心」は「暴挙」なだけです。尖閣諸島問題はアーミテージ元国務次官補は「日本は中国に試されている」と観ているそうです。まあ「反日デモ」自体は2005年もあったお祭りみたいなものです。が、海上保安庁も尖閣諸島で海保の船に中国船が衝突してきた、というなら何故そのときの映像を世界にむけて放送しないのですか?どこまで民主党政権は無策なんですか?報道させてそのうえで「政府恩赦」という形で罪人を許して中国に帰せばいいだけだったのです。どこまで無策なんですか?尖閣諸島も日中の「共同開発区域」でいいじゃありませんか。北方領土だって3島返還で「共同開発区域」でいいでしょう?どこまで無策なんですか?まず日本のODA(政府開発援助)について一席。860兆円の大借金がある日本ですが、ODA援助はまだやっています。ODAには二国間援助と無償資金援助と有償資金援助があります。基本的には有償とは返済を求める援助ですがローン金利は援助国の政情によりまちまちです。アフガニスタンの金利は0.01%。返済に40年です。日本のODAの総額は32兆円です。189ヶ国(先進国以外すべてに援助しました)。貧困をなくすのがODAの目的だからです。戦後の日本も貧しかった。その為に米国から脱脂粉乳などの食料援助や技術援助を受けました(総額12兆円)。東海道新幹線や東名自動車道路も世界銀行から借金してつくりました。ローン返済は1990年で完済しました。日本のODAは最初は侵略した国への賠償でした。72年に田中角栄がニクソンの真似をして北京に行き「日中国交正常化」がなります。そのとき、周恩来首相(当時)は「賠償はいらない」といいます。だが、日本は円借款という形で中国に援助します。(全部中国のクレムリン・中南海の老人たちのポケットにはいっただけ)。例えば北京首都空港も日本のODA300億円でつくられました。日本はアフリカにも援助しています。クロマグロ輸入禁止のときはアフリカ諸国が日本側について反対してくれました。援助のポリシーは「魚を与えるのではなく魚の釣り方を教えること」です。ODAによってその国が発展すれば現在の中国のように日本製品がどさどさ売れます。まあ、「先行投資」ですね。今、中国人のお金持ち(1億人いる(年収1000万円以上または350万円でも(日本と物価が違うから。30億円以上は6038人)))が狙うのは日本の不動産である。なぜなら今、上海はバブルで日本の不動産しかも山手線エリアが上海の不動産価格より安いから。後は中国ならではの事情があって、中国は社会主義国で土地保有が認められてないんです。中国の不動産は建前上は中国共産党のもので、国民に借款する、ということです。また中国人の観光客は100万人で規制緩和でこれから日本に観光で訪れる中国人は1000万人といわれています。しかも、今でさえ富士山周辺の別荘のほとんどは中国人オーナーが所有しているそうです。人民元が高くなれば日本の土地や金融不動産や会社が安くなる訳です。まるでバブル時代の日本がアメリカの土地や会社や絵画を買い漁ったときに似ていますね。また、ブレイン・ドレイン(頭脳・技術流出)が加速しています。まず工業国家として大事な「金型技術」ですが、中国や韓国に流出しています。中国BYD社にオギハラ社(日本の大手金型会社)が買収されたのは有名ですね。日本人の「金型職人」もリストラや倒産、失業や定年で職を離れ、中国や韓国企業が高待遇で招いて指導させているといいます。

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