長尾景虎 上杉奇兵隊記「草莽崛起」<彼を知り己を知れば百戦して殆うからず>

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【2019年度NHK大河ドラマ『いだてん~東京オリムピック噺~』】今後の五輪噺とキャスト予想

2019年09月30日 10時02分07秒 | 日記



















【2019年度NHK大河ドラマ『いだてん~東京オリムピック噺~』】今後の五輪噺とキャスト予想


オリンピックの歴史について
日本がオリンピックにはじめて参加したのは、いつ頃だったのか。

「オリンピア」と呼ばれる古代ギリシャで行われていた祭典をもとに、1896年のアテネ大会で近代オリンピックは始まった。が、日本が初めてオリンピックに参加したのは、1912年のストックホルム大会でした。
日本初のオリンピック委員の嘉納治五郎(柔道家)と、フランスのクーベルタン男爵(近代オリンピックの父)の運動により実現しました。この大会で日本代表を務めたのが、大河ドラマ『いだてん〜東京オリムピック噺〜』の登場人物、金栗四三と三島弥彦の2人です。
1920年のアントワープ大会では、熊谷一弥選手(テニス男子シングル)と、同じく熊谷一弥・柏尾誠一郎両選手(テニス男子ダブルス)のペアが銀メダルを獲得し、これが日本人初のメダルとなりました。
 日本人女子選手の初参加は、1928年のアムステルダム大会。男子に16年遅れての参加となりました。人見絹枝選手が800メートル走で銀メダルを獲得、この大会で日本人女子初のメダリストとなりました。また、日本人初の金メダリストも誕生し、陸上男子三段跳びの織田幹雄、競泳男子200m平泳ぎの鶴田善行両選手が栄光を手にしました。
 日本人選手のこうした活躍もあり、その後のオリンピック人気はいっそう高まります。
こうした背景と嘉納治五郎の尽力により、1940年の夏季大会(東京)・冬季大会(札幌)の招致に日本は成功しているのです。
しかし、激化する日中戦争のため、開催権を返上。第二次世界大戦の影響もあり、1940年と1944年にはオリンピックの開催そのものが中止となってしまいます。
こうして戦争で開催が中止となった日本で、嘉納治五郎は失意の中で、出張中の船の中で亡くなります。最期を看取ったのがNHKの平沢和重さんでした。


日本にオリンピックがやってきた!東京五輪と札幌五輪

第二次世界大戦が終了した三年後、1948年、戦後はじめてのオリンピック(ロンドン)が開催されました。しかし、日本とドイツは戦争責任から大会出場を認められず、1952年の五輪(ヘルシンキ大会)まで待たねばなりませんでした。

戦後の最も重要な出来事といえば、なんといっても1964年に開催された東京オリンピック、そして1972年に札幌で行われた冬季オリンピックでしょう。
幻の開催となった1940年から東京大会で24年、札幌大会は32年が経っていました。
アジア地域初だけでなく有色人種国家初の開催(の東京オリンピック)となりました。
また、第二次世界大戦の敗戦国となった日本がふたたび国際社会の中心に復帰することを強くアピールする大会となりました。

柔道が正式種目となった東京大会では、日本は4階級のうち3階級で金メダルを獲得。
女子バレーボールが金メダルを獲得する大活躍で「東洋の魔女」とブームを呼びました。

一方の札幌オリンピックでは、ジャンプで笠谷幸生、金野昭次、青地清二がメダルを独占。
「日の丸飛行隊」とこの日本人選手達は呼ばれました。

そして、2020年の東京オリンピックへと続く。







***今後の大河ドラマ『いだてん~東京オリムピック噺~』の出場五輪関係キャスト予想
 無名や市井の人や架空キャストは知らない。登場選手はメダリストか有名アスリート
*****
(水泳)古橋廣之進……(選手。『フジヤマノトビウオ』)(あの五輪メダリスト北島康介・演)
(オリンピック誘致)フレッド・イサム・ワダ(日系人)*?
(陸上)人見絹枝……(ダンサーの菅原小春が演じた)
(陸上)織田幹雄……(選手。のちの五輪招致では日本陸上総監督*松川尚瑠輝(青年期)・演)
(陸上)吉岡隆徳……(選手。『暁の超特急』*無名俳優・演)
(陸上)南部忠平……(選手。のちの日本陸上監督*池田倫太朗・演)
(陸上)田島直人……(選手。のちの日本陸上ヘッドコーチ*無名俳優・演)
(陸上)円谷幸吉……(選手。東京五輪銅メダル。後、指導者転身失敗、将来を悲観し自殺)*?
(水泳)前畑秀子……(上白石萌歌が演じた。「前畑ガンバレ」で有名)
(水泳)鶴田義行……(選手。)(大東駿介・演)
(バレー)『東洋の魔女』……(女優陣)*??
 ”  ”  ”  ……コーチ兼主将・河西昌枝(かさい まさえ)*安藤サクラ(33)(決定)
宮本恵美子(みやもと えみこ)演:泉川実穂 谷田絹子(たにだ きぬこ)演:堺小春
半田百合子(はんだ ゆりこ)演:松永渚  松村好子(まつむら よしこ)演:田中シェン
磯辺サタ(いそべ サタ) 演:北向珠夕  エミ 演:渡辺悠子
(バレー)64年東京五輪女子バレー鬼監督・大松博文「おれについてこい!」で有名
                 チュートリアル徳井義実(44)(決定)
(政治家)自民党幹事長・初代五輪担当大臣・No2男・川島正次郎役・浅野忠信(45)(決定)
(テニス)熊谷一弥……(選手。金メダル・シングルス)*??
(体操)小泉喬・大泉清子夫妻………(選手。メダリスト)*??
(レスリング)内藤勝俊・石井庄八・渡辺長武……(選手)*??   
(男子水泳)宮崎康二……(選手)(西山潤・演)
(レスリング)八田一郎…(日本レスリングの父)*??
(馬術)西竹一(『バロン(男爵)・西』)…(硫黄島で戦死?)*??
(マラソン)孫基禎(ソン・ギジョン)…(朝鮮半島日本併合時の日本人選手で参加・朝鮮人選手)
(マラソン)アベベ・ビギラ……(選手。エチオピア代表「裸足のランナー」)
(陸上)マラソン・駅伝や陸上競技普及の団体関係者一派(金栗四三・織田幹雄・河野一郎 他)
(水泳)水泳・競泳など水泳競技普及の団体関係者一派(田畑政治・古橋廣之進 他)
(政治家)津島寿一……井上順
    池田勇人………立川談春
(軍人)三上卓 ………大久保寿人
    中橋中尉………渋谷謙人
    梅津義治郎…千葉哲也
(1964年東京五輪に関わる人)
    市川崑…………三谷幸喜
    丹下健三……松田龍平
    亀倉雄策……前野健太
    黒澤明…………増子直純
    三波春夫……浜野謙太
    村上信夫……黒田大輔
    大河原やす子…川島海荷
    三遊亭圓生…中村七之助

………etc.

****オリンピック選手・スポーツ関係者以外では???高橋是清(故・萩原健一・演)/犬養毅首相(塩見三省・演)昭和天皇皇后……与謝野晶子……平塚らいてう……乃木希典将軍……山本五十六…伊藤博文……徳富蘇峰……阿南惟幾……東條英機……トルーマン/ルーズベルト/アイゼンハワー/ヒトラー/ゲッベルス/チャーチル/毛沢東/スターリン/レーニン/愛新覚羅溥儀/李香蘭
吉田茂/岸信介/白洲次郎/田中角栄/佐藤栄作……松下幸之助/本田宗一郎/井深大/盛田昭夫/安藤百福/豊田佐吉一族/鈴木商店一派……マッカーサー&GHQ一派…重光葵/石原莞爾
……市川崑監督/黒澤明監督/島田清次郎……皇太子殿下(明仁上皇)美智子皇太子妃(上皇后「ミッチーブーム」)小泉信三……黒柳徹子/永六輔/クレイジーキャッツ/ザ・ピーナッツ/坂本九/渥美清/森繁久彌/石原裕次郎/三船敏郎/美空ひばり/江利チエミ/越路吹雪/美輪明宏/手塚治虫……川端康成/横溝正史/三島由紀夫/芥川龍之介/松本清張/太宰治/大江健三郎……和田真賢(声優・「五輪」の名付け親)……丹下健三/岡本太郎
1964東京五輪の最終聖火ランナー坂井義則さん(広島原爆投下の年に生まれた)
……?????????

その他に大河ドラマに必要な人物は出ますね。もちろん架空の人物も沢山。実在する人物も他にも大勢に。ですが、それは、宮藤官九郎さんが脚本で書いたことです(すでに脱稿)。
これ以上はちょっとわからないというか。
「今後のお楽しみ」「脚本家の宮藤官九郎先生頑張って」
でいいのでは?とにかく以上です。もう撮影はクランクアップ(撮了)している。徳井が問題を起こしても、次の次には出演だから、いまさらピエール瀧のときのように、代役で撮影し直し、とか出来ないだろう。現実的ではない。だが、この『いだてん』はきっといつか名作として伝説になるだろう。生前に認められなかった文豪や絵描きのようなものだ。ぼくらは伝説をこの目でみている。

                  おわり……というか続く。

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【2019年度NHK大河ドラマ『いだてん~東京オリムピック噺(ばなし)~』】第三十四回『226』より

2019年09月09日 08時01分44秒 | 日記





















【2019年度NHK大河ドラマ『いだてん~東京オリムピック噺(ばなし)~』】第三十四回『226』より。
2019年9月8日日曜日NHK2019年度大河ドラマ『いだてん~東京オリムピック噺~』第三十四回『226』
原作・脚本・作品・宮藤官九郎  音楽・大友良英  噺・語り・ビートたけし+森山未來(美濃部孝蔵+古今亭志ん生・役)


第三十四回『226』(2019年9月8日日曜日放送分)
1936年2月。陸軍の青年将校によるクーデター、二・二六事件が発生。
閣僚らが暗殺され、田畑政治(阿部サダヲ・演)の勤める朝日新聞社も襲撃を受ける。
戒厳令下の東京で、五輪招致を続けることに田畑は葛藤。
嘉納治五郎(役所広司・演)とも対立するが、IOC会長ラトゥールの候補地視察の同行を任せられる。
熊本では、金栗四三(中村勘九郎・演)がスヤ(綾瀬はるか・演)と幾江(大竹しのぶ・演)を前に招致に協力するために上京したいと訴えるが……。
次回予告では杉咲花ちゃんの声が。「金栗四三さん?」つまり、シマと増野さんの娘のリク役か??
そして、仲野大賀演ずる小松勝と結婚して、五りん(神木隆之介・演)、が生まれるという。来週はナチス五輪。ヒトラーも出る。
関係ないが、この前のNHK歴史秘話ヒストリアは『酒井玄蕃』だった。
わたしの小説賞への援護射撃というか(笑)それでも、山形駅で、酒井玄蕃のことを尋ねても知るわけないよなあ。歴史通以外知らないだろう。鶴岡や庄内地方で訊けば知っている人がいるからって、山形駅前できいたという(笑)
わたしが意外だったのは、SNSとかで「酒井玄蕃?だれ?」とか「酒井玄蕃、知らなかった」とか、無名という。
これは、酒井玄蕃を知らない人は雲井龍雄も知らないだろうし、上杉鷹山公も、清河八郎も、細井平洲先生もしらんわな。
こういうドラマというか番組にならないと理解出来ないのだろうな。本とか出てるけど活字の小説は読まないんだろうし。
だが、上杉鷹山公の大河ドラマは是非、やって欲しい。

次回、第三十五回『民族の祭典』(2019年9月15日日曜日放送予定)へ続く。

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【2019年度NHK大河ドラマ『いだてん~東京オリムピック噺~』】第三十三回『仁義なき戦い』より

2019年09月02日 09時54分30秒 | 日記






















【2018年度NHK大河ドラマ『いだてん~東京オリムピック噺(ばなし)~』】第三十三回『仁義なき戦い』より
2018年9月1日日曜日放送分NHK大河ドラマ『いだてん~東京オリムピック噺~』第三十三回『仁義なき戦い』
原作・脚本・作品・宮藤官九郎 音楽・大友良英 噺・語り・ビートたけし+森山未來(美濃部考蔵・古今亭志ん生・役)


第三十三回『仁義なき戦い』(2019年9月1日日曜日放送分)より。
1940年のオリンピック招致をめぐり、互いに激しく争う東京とローマ。
嘉納治五郎(役所広司・演)や田畑政治(阿部サダヲ・演)らをイタリアの独裁者ムッソリーニとのじか談判に派遣する。
しかし、ムッソリーニとの会見前、IOC委員・副島道正(塚本晋也・演)が急病で倒れてしまう。
招致の命運がかかったIOCオスロ総会は他国の政府首脳に働きかけようとした日本の動きを巡って大紛糾。
絶体絶命の状況下で、治五郎は逆転の秘策を思いつく。
 ムッソリーニ首相に「五輪譲渡」を働きかけたのも史実。英会話がペラペラな加藤雅也さんが、朝ドラで「ユーホットコーヒーね。オーケー」みたいな片言英会話は、わざと片言にしたからで、加藤さんはハリウッド俳優を目指していたので、英会話は猛勉強して、ペラペラになった。
石原さとみなど足元にも及ばないほどの加藤さんの語学力だ。
また、美川くん(勝地亮・演)は相変わらず”胡散臭い”。元・AKB48の前田なんとかの旦那で、子供も生まれた、とかいう。元・アイドルの旦那とか、神がかっている。
確かに、五輪は「只の運動会」だが、世界一を決める運動会で、放送権料金とか関連グッズ販売とか、ビジネスでもある。だから、運動会でしかない五輪で、大金が動くのだ。
この大河ドラマは近現代の設定と舞台だから、関東大震災とか、5・15とか2・26とか、満州事変、支那事変とか、盧溝橋事件とか、太平洋戦争とか、ヒットラーやムッソリーニとか、昭和天皇とか。
原爆投下、シベリア抑留、戦後の高度経済成長とか、サンフランシスコ講和条約とか、朝鮮戦争とか。教科書として、歴史を教えてもいいレベル!!まあ、円谷幸吉選手の不幸は、ナレ死……なんじゃないか?と今は思う。
”暁の超特急”吉岡選手も、無名俳優が座っていただけだったし、東洋の魔女はがっつりやるだろうが(安藤サクラが演ずる選手兼コーチやチュートリアル徳井の監督とか)円谷選手はさらっとやって、ナレ死でおわり。
そう思えてならない。円谷選手はそんなに大きくドラマで取り上げないような気がする。
それでいいのか?宮藤官九郎!!それじゃあ、視聴率の回復はないぞ!!

次回、第三十四回『2・26』(2019年9月8日日曜日放送予定)へ続く。

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