長尾景虎 上杉奇兵隊記「草莽崛起」<彼を知り己を知れば百戦して殆うからず>

政治経済教育から文化マスメディアまでインテリジェンティズム日記

ヴィジョン・オヴ・ヨネザワ(米沢市改革案・一部公開)米沢市の救世主は誰か?高学歴?元・国会議員??政治家ではなく、参謀・改革推進監(民間登用?)参謀としてほしいとの英傑を全力応援!!!!

2023年11月26日 21時09分22秒 | 日記
5分!でわかる地方改革案
ヴィジョン・オブ・ヨネザワ!!米沢市改革案
~「ついに復活!」長尾景虎による米沢市改革・ヨネザワ復興計画プラン~ 

                        Innovation!

           米沢市改革案           Reform of new century
          ~地方復興のモデル・プラン!&   戦わずして勝つ
          長尾 景虎の戦略戦術! 
毘沙門天の化身、上杉謙信公上杉鷹山公の生まれ変わり、
令和の上杉鷹山が米沢改革!
 「宣言書」わたしは政治家には千パーセントならないが、世の中のために、例えば民間登用とか、幹部・参謀・オブザーバーとしてならわからないでもない。
 わたしは演説や政治的なバランス感覚が欠如しているために政治家になりたくともなれない。ならないのではなく、なれないのである。但し、世のためひとのために働くのはやぶさかではない。すべては世のためひとのためのことだ。
 いわゆる『国の為 道の為』で、ある。人間とは他の人の役に立ってはじめてひとである。そのために働くのはまさにやぶさかではない。わたしは今回の米沢市長選挙の候補者のような資金力もなく、アイディアや企画力や想像力や経済知識・政治知識などアイディアマンであり、いわば市長選挙が駄目なら、この頭脳を買ってもらって、民間登用の改革推進監(新設)でもいいと思っている。今回のビジョン・オブ・ヨネザワ(米沢市の改革案)もほんの一部であり、これですべてではない。「登用などしない。アイディアだけパクる」という汚い真似だけはさせない。すべては故郷・米沢市のためである。
 元・国会議員か、元・高級官僚(外務省)か?
 ぼくは正直どっちでもいい。民間登用してくれる方を応援する。高学歴でもないし、元官僚でも国会議員でもない。それでも参謀として登用したい……そんな英傑を望むだけだ。


               total-produced&PRESENTED&written by
                   NAGAO Kagetora
                  長尾 景虎
                  
          plan is a dramatic interoretation
         of events and characters based on public
         sources and an in complete historical record.
         some scenes and events are presented as
         composites or have been hypothesized or condensed.
 〝たとえ全世界を手に入れても、自らの魂を失ったなら何の利益があるだろう〝
                 アタイ伝16の26

      この国はどうなってしまうのか?

      地方盛衰の岐路に問う 警世の書







最新記事・最新情報は長尾景虎ブログ「長尾景虎 上杉奇兵隊日記「草莽掘起」」を参照ください。印字記事内容とブログ最新記事は賞への応募・審査過程で記事内容が古くなるのは仕方ないと思ってください。出版時に最新内容になると思ってください。
 


       はじめに


 日本の江戸時代、極度の財政赤字にあえぐ米沢藩を立て直し、〝米沢藩中興の祖〟と呼ばれた上杉鷹山公の改革の物語はいつの時代も人々の胸を熱くさせてきた。
 もちろん、米沢の鷹山公を知らない無知な人々もまだまだ多い。
 残念だが、常憲院(徳川綱吉)や有徳院(徳川吉宗)のようにはいかない。
 米沢市は永く財政的な含み益があり、先人たちがもしものためにと数億円を内部留保を蓄えてくれていた。だが、米沢市は永く偽物のリーダーの時代が続き、今(2023年)の米沢市長はその〝蓄え〟さえ浪費し、数百億で、新しい市庁舎や新しい私立病院や図書館を公共事業と称して建設した。当たり前だが、金は空からは降ってこない。
 無駄遣いで、米沢市は〝もしもの蓄え〟がなくなり、本当の財政難地方都市となった。
 わたしが永く恐れ、警鐘を鳴らしてきたのに偽リーダーの耳には届かなかった。
 私自身がこの改革案やアジェンダをもって、米沢市長になるか市の改革を任される民間登用の〝改革推進監〟となり、本物の改革、をするしかない。
 いわばわたしは現代の上杉鷹山公である。
 そうして、この時代に〝細井平洲先生〟がいるとしたら、それはエコノミストの大前研一先生、であろう。
 今鷹山公と、今平洲先生で、自分自身が「臥竜」ともなり、この改革案で、米沢市を立て直すしかない。この書自体は、米沢市だけで……というより地方改革のモデルプランになる。
 長尾鷹山公と、大前平洲先生、まさに改革物語を現代に再現したかのようだ。
 政治家には千パーセントならないが、私自身の思いでは、米沢市を〝スマートシティ構想〟のモデル都市にしたい。
 AI自動運転タクシーやバスの支援のサポートに、米沢市内のラーメン店の『御朱印ラリー』。公共大学(山形大学工学部・米沢栄養大学)の無償化。女性の産休の公的補助と日数大幅アップ……市内のトイレも綺麗に、便利にしなければ女性の観光客を呼び込めない。
 これからはインバウンド(訪日観光外国人)での収益が狙い目である。
日本のデジタル化では思い切った国民への投資も必要。まず、スマホかパソコンでのChatGPTのようなAIプログラムを国民全員に無料で配るような思い切った政策も必要です。
それで国民が便利になるなら配るべき。AIプログラムを開発して(日本版ChatGPT)無料で配れ。それがDXにそのままつながりますよ。(そのプログラムは政府のデジタル庁のホームページからマイナンバー番号で無料ダウンロードで)乗り合いタクシーのサブスクリプション(定額制配車サービス)。定額・月五千円で乗り放題……とか。今までの乗り合いタクシー(一回五百円)も続ける。給食無料化。
政治家への参謀サポートも今年いっぱいの依頼限定。それ以降は相手にしない。史上最高の戦略家の参謀としての支援を受けて、優れた政策で大勢の市民の信頼を得るか? 無視して戦略がサポートされず100%大損をするか? もし、興味があるのであれば(そんなには高学歴でもそんなには家柄もない)助言者か? 参謀か? 改革推進監か? 損しない方を選んでください。未来の米沢市を一緒に築きたいなら、是非、参謀などで民間登用をしてみてください。 絶対に、期待を裏切らない。わたしを使わないと大損をする。至誠の戦略家をどうぞよろしく。あなたがすぐに戦略や戦術に迷うのは、きちんとしたわたしのような参謀を民間登用しないからです。登用するのは自由ですが、登用しないならなにひとつの戦略も戦術もサポートしません。盗作・引用さえさせません。立候補するなら、損しない策で、当選につなげようではありませんか。当選を勝ち取ろうではありませんか!

「考える力」は偏差値では測れない
偏差値で育った世代は「高校時代に学年でトップだった人間が、東大法学部に入って官僚や政治家になったのだから、彼らに任せておけば安心だ」と平気で言うことがある。まさに政府の思う壺だ。ペーパーテストが得意な人間が仕事もできるかといえば、そうでもないのは言うまでもない。
 偏差値は「人生のある時期に、あるコンディションのなかで、試験にうまく回答できた」という意味でしかない。しかも、試験問題の9割以上は記憶力を試すもので、正解がある。
 スマホ時代になった今、記憶力はほとんど価値がなくなった。いつでもグーグル検索ができるからだ。
 今、価値があるのは「考える力」「(ゼロから一を生む)創造力・構成力・想像力」である。 (大前研一先生談)

(佐藤優)(池上彰)「おそらく霞が関の官僚の大多数も、「自分はすぐにでも次官の仕事くらい務まる」と思い込んでいる。だからこそ愚かにも、課長にもならないうちに役所を辞めて選挙に出たり、実業界に転身したりする。課長も経験していないような霞が関のキャリア官僚など、何の使い物にもなりません。少なくとも官僚としてのキャリアに何の意味もありません。組織を見渡すという修練を欠いているからです」
「確かに、若手官僚の自己全能感には驚かされます」
「幼児的な全能感というか、自己愛性パーソナリティ障害を想起させます」
   (『新・リーダー論』佐藤優・池上彰著作・文春新書35~36ページ(文庫版))
                     2023年  長尾景虎


     米沢市民の誓い  前文(長尾 景虎私案)


  米沢市民は、正当に選挙された市議会における代表者を通じて行動し、われらとわれわれの子孫の繁栄と自由と恵沢の確保のため、激動する国際情勢を認識し、冷厳なる現実を直視し、自らの意志と能力で国際性を発揮し、前の戦争のような虐殺、侵略、戦禍を避け、市民並びに諸外国の繁栄を確保する。侵略戦争を二度とおこすことなく、ここに主権が市民に存することを宣言し、この誓いを確定する。そもそも市政は清廉、潔白にして厳粛な信託によっておこなわれるものであって、権威は市民に由来し、市民の代表者は市民の福利、人権、言論、らの自由を提供する。市は市民のためのものであって、けして代表者のものではない。市は市民のための市であり、けして代表者のための市ではない。この誓いは、かかる原則に基づくものであり、これに反するいっさいの憲法、法令、天皇からの詔を排除する。
 米沢市民は、激動する国際情勢を認識し、冷厳なる現実を直視し、自らの意志と能力で国際性を発揮し、われわれのみならず諸外国の安全と生存のため、断固とした決意で、悪と対峙し、謙虚な姿勢と断固たる行動によって問題を解決する道を選択する。
 われわれは、諸外国との交流を広め、分かち合い、貿易立国として他国との経済、政治、人的交流などを積極的に行い、われわれのみならず諸外国の安全と生存のため、断固とした決意で、悪と対峙し、謙虚な姿勢と断固たる行動によって問題を解決する。
 米沢市民は、市の名誉にかけて、全力をあげて国際情勢を理解し、崇高な理想と現実成果の達成することを誓う。

  長尾景虎『草莽崛起(そうもうくっき)宣言(日本改革案)』国民の皆様へ

 確かに、わたしは専門家でもないし評論家でもない。だが、この著作を一読すれば、どれだけ研究や勉強に長い時間がかかったか、とわかるはずだ。
 まあ、それだけ価値がある、ということ。(この項目の部分は国政用)
政治は国民のものだ。人と人が寄り添うぬくもりのある社会をつくりたい。保守とは度量の広い中庸な、温かいもの。地域の歴史や伝統、文化を次の世代に受け渡しながら、新しいものを加えていく。
世の中を便利にしたり、新しい価値を生み出したりすることを邪魔する仕組みやシステムと戦おう。為政者の実行力に任せたい。
 22兆円のGDP(国内総生産)ギャップがあり、埋めていかなければならない。未来につながる投資をする。子育て世帯に支えるというメッセージを送っていく。子育ての支援にまずお金を使わなければならない。
 再生可能エネルギーを入れるため必要な投資を政府が率先するべきだ。送電網の整備、洋上風力(発電)や太陽光などだ。再生可能エネルギー100%で日本のエネルギーを回すのも絵空事ではない。(但し、現在は再エネだけでは必要量の電力は賄えない)
 何よりもやらなければと思っているのは年金の改革だ。今の制度で(給付額を抑制する)マクロ経済スライドを発動していったら、将来もらえる年金の金額はいくらになるのか。 
守るべきは年金制度ではない。
 わかりやすい説明で何が問題なのか、どういう選択肢があるのかを示す。生活を守るための年金をつくる。
政府与党に声が届かないと国民が感じており、危機感を持つに至った。俺が俺がと押しつける政治ではなく、多様な声を真摯に受け止める寛容の政治が求められている。
 私自身も含め、我々は欠点の多い不完全な人間ばかりだ。しかしそうした不完全な人間のありようを受け入れ、先人たちの地域の伝統、慣習、秩序を尊重しながら様々な意見に耳を傾け一歩一歩よりよい社会をつくっていく。
原点に立ち返る。
 政権与党役員に中堅・若手を大胆に登用する。党役員の任期を明確化し、総裁を除く党役員の任期を1期1年連続3期までにする。
 次期総裁選でオンライン党員投票の実現を目指す。
新型コロナウイルス対策の当面の目標は、季節性インフルエンザと同様に従来の医療提供体制の中で対応可能にすることだ。病床、医療人材の確保などを実行する。感染症危機に備えた法改正や司令塔機能をもつ「健康危機管理庁」の設置に取り組む。
 基本的価値を共有する国、地域と毅然と対応する。
国の使命は国民の生命や財産、(国の)領土、領海、領空、資源や主権と名誉を守り抜くことだ。使命を果たすため全てをかけて働く。
 新型コロナウイルス(対策)は治療薬の早期投与で重症者と死亡者の数を極小化し、自宅療養者を可能な限り減らす。国産ワクチンや治療薬の早期開発と生産設備への投資、雇用を守るための大胆な財政支援に取り組む。
 経済安全保障では個人情報の流出などを防ぐために経済安全保障包括法を制定し、秘密特許や一定の外国人研究者のスクリーニングを可能にする法整備を検討する。新たな戦争の形に対応できる国防体制を構築する。
 未来をひらくための成長投資、分厚い中間層の再構築に資する税制、人材力の強化や全世代の安心感創出に資する政策を力強く実行する。ベビーシッターや家政士の国家資格化を前提とした税額控除を行える仕組みを構築したい。
日本経済強靱(きょうじん)化計画を掲げる。金融緩和と機動的な財政出動、危機管理、成長投資を総動員して「物価安定目標2%」の達成を目指すという考えは違う。アベノミクス・黒田総裁の政策がうまくいかないのは、両氏が、20世紀の経済政策しか知らないからだ。この低欲望社会では、金融緩和と財政出動(マネーサプライ)で「お金じゃぶじゃぶ」にしても、景気はよくならない(流動性の罠(りゅうどうせいのわな、英: liquidity trap))。今の日本人はお金があっても遣わない。なら、個人金融資産1800兆円を動かすことだ。低金利ではなく、金利を高くする。1%上げただけで18兆円が動く。時限的に、基礎的財政収支(の黒字化目標)を凍結する。名目金利を上回る名目成長率を達成すれば財政は改善する。
日本に強みがあるロボット、マテリアル、アニメ、漫画、ゲームなどさまざまな分野を戦略的に支援していきたい。国産の量子コンピューターと小型核融合炉の開発を提案する。
人口減少や、弱者など主役にならない人々へ向けた政策が十分ではない。誰かがこれをやらなくてはならない。日本の伝統的な寛容さ、多様性を体現するのだ。
 約束して実現できていない政策を洗い出し、なぜできていないかを考える。人口減少で議員数も調整するのは当然だが、議員定数は大幅削減できていない。
誰もがわかる政治を示したい。
 (新型コロナウイルス対策では)臨時暫定の病院「サブホスピタル」を作る。診察して重症化を防ぐ。経済活動を控えてもらうことがあれば全ての働く人に現金を一律で給付する。そのように提案する。
 子供の支援の司令塔として「こども庁」女性の活躍や支援の「女性庁」温暖化やカーボンニュートラルへの「環境対策エネルギー庁」サイバー犯罪・ネット誹謗中傷・ネット犯罪対策の「サイバーセキュリティ庁」の設立を提案する。教育、保育や貧困問題の解消など、子供や女性や環境に積極的に投資する。投資は日本の持続可能性を世界に示し、日本への投資意欲も高まる。成長のカギは子供や女性にある。
女性の社会進出が進んでいるが、国際社会に比べてまだまだだ。
社会のパラダイムシフトを一気に加速させる。
歴史は時間が永遠に触れるところに成り立つのであり我々はそれぞれの時代に永遠と触れている。個人は、国家や民間を通して、人類の文化や改革の建設に参加することによって、永遠に繋がることが出来るのである。
今日我々の置かれている非常時においては、多くの人々が普段忘れていた死の問題にどうしても現実に直面しなければならない。
今日の改革や改革運動において『救国の新世紀維新』の大改革は、皆さんにも、私にも、死を覚悟しての命がけの大改革であり続ける。
ひとの死は好むと好まざるとに関わらず、死は考えざる得ない真剣な問題である。命をかけて改革運動をすることでなければ、国家やすべてのひとびとは、過去も未来も変えられない。
死ぬほどの運動と啓蒙と、大改革の成功を信じて命を捨てる覚悟で、大改革を成し遂げよう。
死は、ひとが死ぬほどの必死さで運動を仲間達とともに起せば、きっといい方向に世の中は変えられる。例え、ひとりの力は僅かであっても、死ぬほどの意気込みでやれば独裁にも勝つことができるのである。
草莽の志士たちよ、日本国民の皆様たちよ、どうか肉体的な死、精神的な死、を恐れず立ち上がってください。改革をすすめ、よりよい社会構築を成し遂げた時、あなたがたの死は、未来をも築く礎として、燦然と光り輝くであろう。
われわれは肉体的な死、精神的な死、を恐れることなく大改革の成就に邁進しよう。
われわれはあらゆる死も恐れない。何故ならわれわれが未来の国家・国民の礎をなるのだから。今こそ、改革の時期である。この燦然と輝く未来への大改革こそ我々の使命だ。
さあ、始めよう。まずは改革成就のために情報や教養を身につけよう。
改革は、情報や教養なくして動かない。学んで、学んで、行動だ。時は今、である。
 (参考文献『所見発表演説要旨』参考映像『NHK自民党総裁選挙報道』)



         レジーム・チェンジ

 スタンバイオーケー「改革の立役者」

 米沢市は幸運である。「改革の立役者」とも呼べる人材がすでに準備満タンだ。
 毘沙門天の化身、上杉謙信公・上杉鷹山公の生まれ変わりである長尾景虎……つまり、わたしがすでに次世代に向けてスタンバイオーケーである。
 それに、現代の細井平洲先生でもある大前研一先生を招聘(しょうへい)できればまさに〝鬼に金棒〟である。人材の重要性は単に、学歴だとか家柄でもないし、外見でもない。
 いわば人材の基礎となるのは、アイディアの発想力であり、名称などのネーミング力でもあり、改革案などを発想する戦略力でもある。
 高学歴なら絶対に成功するなら、毎年、春に東京大学や京都大学・早稲田大学などを卒業する数千人が絶対に成功することになる。なら、そこら中、成功者だらけになる。
 成功のカギは学歴ではないのだ。そんなもの安い勲章みたいなもの。現実世界で役に立たない。家柄も同じ。お金持ちの甘やかされたボンボンに何が出来る?
「臥竜」という存在の大前研一先生、つまり、現代の細井平洲先生を得られれば米沢市の勝ちである。むろん、米沢市の役人の中にも優秀なイノベーターも存在するだろう。
 それらのひとたちとも力を合わせて、米沢市を今一度、改革し、生き返らせるのだ。
「米沢を変える。米沢は変わる」
その言葉をテーマにしたい。
米沢市の利権とも無縁のわたしたちだからこそ改革ができる。
そしていずれ謙信公、鷹山公を超える。
それは夢幻では絶対にない。
政治家には千パーセントならないが、もし、わたしが米沢市の改革をゆだねられたら米沢市内の中高で〝公共〟の授業を実施する。政治や経済の勉強だ。若者の投票率を上げるためだ。
オープンに政治家を講師に学校の教室に呼んだり、政党や市議会のマニュフェスト(公約)を議論する授業を実現してみせる。
また、なにをするにしてもまず『情報』がいる。
福祉課とか生活安全課とか総務課……いろいろな課があるものだが、週一回、各課の現状と問題点や改革案を数枚のブリーフィングレポートとして署名入りで提出させる。
むろん、WEB上でも勿論だが、〝御意見箱(目安箱)〟も設置し、広く市民の声や抗議や問題点や改革案も募る。さくらんぼの盗難対策には防犯カメラの貸し出しだ。
年一回のコスプレイヤーコンテスト(コスプレ観光事業については後述)を開催する。
また、就任一年目でカルロス・ゴーン流の「リストラ」「人員集中」をする。
もしくは、(リストラしない代わりに)給料減額、ボーナスカットをするというようなことはやめる。新規採用を控え、仕事をできないひとをリストラするだけ。給与やボーナスを減額すれば、優秀な人材がまず外にいち早く出て行ってしまう。モチベーションも下がる。そういうことだけはやってはならない。すべては役人や地方官僚の生活に直結してしまうからだ。給料減額やボーナスカットだけはしてはならない。
自然散策トレッキング体験コース+ネイチャーガイド(自然浴)の観光戦略!
市内の中高の農作業手伝いボランティア授業(おわりにさくらんぼプレゼントとか)。



生活者重視のための十本柱
(1) 教育の無償化
*大学等の授業料無償化(奨学金の無償提供)
*公立小中高の給食費無料提供
*高校三年までのすべての子供に1万円の子供手当
 (2) 重要な安全保障
    *日米安全保障制度の防衛体制を再整備
    *サイバー空間の利用や技術者の育成
    *領空警備・海上防衛の強化
 (3) 物価高と戦う
    *「物価高」と「円安」でアベノミクス見直し
    *消費税5%分、限定的に引き下げ減税
    *原油高騰対策費・対策制度拡充
    *肥料・食糧などの充実制度創設
    *消費者を苦しめるインボイス制度の廃止
    *最低賃金の引き上げを目指す
    *日給五千円の育休補助
    *低所得な年金受給者の上乗せ支給制度拡充
 (4) 経済・産業・イノベーション
    *産業技術者育成制度
    *国内産業の充実
    *重要な技術を持つ人材育成
 (5) 環境・エネルギー
    *再エネ充実でカーボンニュートラル
    *「環境社会」実現・食品ロス大幅削減
 (6) 雇用・年金・ベーシックインカム
    高度人材育成・ベーシックインカム制度施策
 (7) コロナ・医療・健康
    *コロナかかりつけ医・薬剤師制度・福祉医療構想実現・窓口負担抑制
 (8) 人権・女性・障害・多様性
    *いじめゼロ運動制度・LGBTQ女性障害者差別廃止運動・地域共同参画制度
 (9) 地域・農林水産・雇用
    *一元的食の確保・農林水産業活性化制度・地域の公共交通の支援
 (10)政治・税制・行政
    *18歳からの参政権・抜本的な税制改革、政治・投資・金融教育制度充実




  命運をかけた『観光立市宣言』

 わたしは「問題はすでに割とはっきりしていた。観光業いわんやインバウンド需要しかない」ということだとわかっていた。数字が示していた。
 この数年の観光による利潤の大多数はインバウンド需要だった。
 いわばインバウンド需要のターンアラウンド(再生)しかないのだ。
 コロナ禍不況ももうすぐおわる。
 悪魔のような新型コロナの悪影響からは脱しなければならない。
 コロナで、観光力低下、販売が低下するという悪循環に陥っていた。
 〝爆買い〟などのインバウンド需要しか再生の道はない。
 また、どこの地方都市でもそうだが、〝シャッター通り商店街の低迷〟もある。
 これはズバリ、〝ナイトビジネス〟へのシフトがいいのではないか?
 また、米沢市は、〝やくざ〟〝半グレ〟の撲滅市としたい。
 また、ネットショッピングだが。現在のスマホやパソコンによる仕組みは、高齢者にとっては〝やりづらい〟。だから、地元のケーブルテレビと提携し、ケーブルテレビのリモコンだけでネットショッピングができる仕組みを構築したい。
 それで、〝地産地消〟も担えれば、一石二鳥である。
 会見では米沢市にとって都合の悪いことも包み隠さず話す。
 構造改革をするために、幹部から一平役人におよぶまで、「次世代により良い米沢市を残そう」とベクトルを合わせる。
 いま、米沢市庁舎で働いているのは米沢市が元気な時代に恩恵を受けた世代だ。
 彼ら彼女らも、米沢市を次世代により良い米沢市を残す責任がある。
 ひとは時として、あいつが悪い。彼が悪い。時代が悪い。システムが悪い。上司、幹部、リーダーが悪い。と、ひとのせいにしがちだ。だが、それではことがすすまない。
 うまくいくようにするには、ネタをしこまなければならない。
 改革や構造改革のネタ、である。

 

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【長尾景虎の『船中八策』(一部公開)第三策ロシアへの策謀】これが日本のヴィジョンだ!新世紀維新の志士・長尾景虎による改革案!船中八策のすべて!

2023年11月04日 20時19分34秒 | 日記















第三策『ロシアへの策謀』






ここでは、簡単にロシア(と旧ソ連)の歴史(過去の歴史)を説明いたします。
プーチンの主張はこうです。「ロシアは世界の大国だ。ロシア帝国はかつてヨーロッパからアジアまでの広大な領土を擁していた。ソビエト連邦という世界で最初の社会主義国を建設したのは我らだ。第二次世界大戦で、我がソ連軍はナチス・ドイツ軍と戦い、2600万人を超える犠牲者を出しながらも東欧諸国を解放したのだ。それなのに、欧米西側諸国は東欧諸国をNATOに加盟させてロシアの国境に迫っている。もっとロシアに敬意を払うべきだ」
ロシアの歴史は、古代ルーシ帝国から始まります。古代ルーシ帝国は、9世紀にヴァリャーグの戦士が東スラヴ人を統合して建国した国家です。首都はノヴゴロドでしたが、11世紀にキエフに遷都しました。キエフ大公国は、13世紀にモンゴルの侵攻を受けて、タタールのくびき(タタールはモンゴル人のこと。くびきは牛や馬をつないでおく御する時に首に付ける道具。つまり、タタールのくびきとは『モンゴル人帝国の支配』のこと)と呼ばれる支配下に置かれました。
「当時、ロシア平原には都市ができつつありました。その代表的な都市であるモスクワはモンゴル人によって破壊しつくされ、ひとびとは虐殺されつくしました。他の都市も同様でした。キエフも瓦礫(がれき)の山になりました」(司馬遼太郎著作『ロシアについて』より)
16世紀にイヴァン4世がロシアを統一して、ツァーリ(皇帝)を称しました。イヴァン4世は、ロシアの軍事力を強化し、大帝と呼ばれました。17世紀には、ロシアはバルト海に進出し、ヨーロッパの列強の仲間入りを果たしました。
 18世紀には、ピョートル大帝がロシアを近代化しました。ピョートル大帝は、西欧諸国に留学して、ヨーロッパの技術や文化を取り入れました。また、ロシア海軍を創設し、バルト海への進出をさらに進めました。
 
2022年6月、プーチン大統領は、生誕350年を迎えたピョートル大帝の展示会を視察した後、「ピョートル大帝は偉大な北方戦争を21年間も展開した。スウェーデンから何かを奪ったと思えるが、何も奪ってはおらず、取り返しただけだ」と主張しました。プーチン大統領がピョートル大帝を尊敬していることを堂々と披瀝(ひれき)したのです。
 彼に言わせれば、スウェーデンが支配していた地域にはスラブ人が住んでいた。それを「取り返した」という論理なのです。プーチン大統領がウクライナに軍事侵攻したのも「ロシア人を保護するため」という理屈をつけています。彼がピョートル大帝を手本にしていることがわかります。(池上彰著作『世界情勢のきほん』99~100ページ引用)

19世紀には、ロシアはナポレオン戦争に参戦し、ナポレオンを撃退しました。また、アレクサンドル2世の時代には、農奴解放令を発布し、社会改革を進めました。
 20世紀には、ロシアは2つの世界大戦に参戦しました。第一次世界大戦では、ロシアはドイツに敗北し、ロシア革命が勃発しました。ロシア革命は、ロシア帝国を倒し、ソビエト連邦を成立させました。
 ソビエト連邦は、レーニン、スターリン、フルシチョフ、ブレジネフなど、強力な指導者のもとで、急速な発展を遂げました。しかし、スターリン時代の恐怖政治や、ブレジネフ時代の停滞など、さまざまな問題を抱えていました。
 1991年、ソビエト連邦は崩壊しました。ソビエト連邦の崩壊は、冷戦の終結を象徴する出来事となりました。
 以上が、ロシアや旧ソ連崩壊までの歴史の概要です。以下に、それぞれの時代の特徴を簡単にまとめます。
   古代ルーシ帝国
 9世紀にヴァリャーグの戦士が東スラヴ人を統合して建国
11世紀にキエフに遷都
13世紀にモンゴルの侵攻を受けて、タタールのくびきと呼ばれる支配下に置かれる
タタールのくびき
 13世紀から15世紀にかけて、モンゴル帝国の支配下に置かれる
ロシアの政治や経済の発展が停滞
モスクワ大公国
 15世紀にイヴァン3世がモスクワ大公国を統一
16世紀にイヴァン4世がロシアを統一して、ツァーリ(皇帝)を称する
帝政ロシア
 17世紀にロシアがバルト海に進出
18世紀にピョートル大帝がロシアを近代化
19世紀にロシアはナポレオン戦争に参戦
19世紀後半から20世紀前半にかけて、社会主義革命運動が活発化
ロシア革命
 1917年にロシア革命が勃発
ロシア帝国が倒され、ソビエト連邦が成立
ソビエト連邦
 1922年にソビエト連邦が成立
レーニン、スターリン、フルシチョフ、ブレジネフなど、強力な指導者のもとで、急速な発展を遂げる
スターリン時代の恐怖政治や、ブレジネフ時代の停滞など、さまざまな問題を抱える
ソビエト連邦の崩壊
1991年にソビエト連邦が崩壊
冷戦の終結を象徴する出来事となる


 ウクライナ戦争において、ロシアの味方になってウクライナのゼレンスキー大統領を非難している日本人がいる。また、陰謀論まで持ち出して、ゼレンスキー氏をくさす連中までいる。それらは本当に『日本人』なのだろうか? 『ロシアのスパイ』ではないのか?
 当たり前に知っていることだろうが、日本とロシアは平和条約(国交正常化条約・講和条約)を結んでいない。今も、ロシアと日本は北方領土問題で睨みあっている状態だ。
 ロシアが日本の領土である北方領土(国後・択捉・色丹・歯舞の四島)を不法に占領している状態だからだ。かつては日本の北方の領土は樺太(サハリン島)全土とクリル諸島全島であった。だが、日本と『日ソ不可侵条約』を結んでいたソ連が、日本のポツダム宣言受諾と敗戦(1945年(昭和二十年)8月15日)以降に、樺太やクリル諸島や満州(中国東北部)や朝鮮半島に電撃的に攻め込んできた。
そうして、条約を一方的に破り、樺太や北方領土などを不法占拠したのだ。
その際に、ロシア軍兵士たちは日本人などの女性たちを大規模強姦し、または大虐殺と、その情景は悲惨の極みであったという。『シベリア抑留』も悲惨だ。
この電撃攻撃は、かつて、日露戦争で負けたことへの私怨であったらしい。
ロシア人は条約も約束も糞ほどにしか思っていない。
約束や条約をやぶっても平気の平左だから、それを知っているウクライナは簡単にロシアと話し合いや外交交渉が出来ないのだ。
 戦争でも、何度も集団大規模強姦や、大規模虐殺、集団略奪……と蛮行を繰り返す。
 まさに、国軍というよりロシア軍は『山賊』『テロ集団』である。


また、ここからはウクライナの歴史を簡単に説明いたします。
  ウクライナの歴史
ウクライナの歴史は、古代スラブ人の居住地から始まります。古代スラブ人は、9世紀にキエフ・ルーシという国家を建国しました。キエフ・ルーシは、東欧の中心的な国家として繁栄しましたが、13世紀にモンゴルの侵攻を受けて、衰退しました。
14世紀から17世紀にかけて、ウクライナはポーランド・リトアニア共和国の支配下に入りました。この時代には、ウクライナの文化や言語が大きく発展しました。
18世紀には、ロシア帝国がウクライナを併合しました。ロシア帝国は、ウクライナの農奴制を強化し、ウクライナ人の民族意識を抑圧しました。
20世紀初頭、ロシア革命によってロシア帝国が崩壊すると、ウクライナは独立を宣言しました。しかし、ソビエト連邦が成立すると、ウクライナはソ連の構成共和国となりました。
ソビエト連邦時代、ウクライナは工業化と農業集団化が進みました。しかし、スターリン時代の恐怖政治によって、多くのウクライナ人が犠牲になりました。
1980年代末、ソビエト連邦の崩壊に伴い、ウクライナは再び独立を宣言しました。独立後、ウクライナは民主化と市場経済化を進めました。
   ホロドモール
1932年から1933年にかけて、ソビエト政府は、ウクライナの農民を強制収容所に収容し、食糧を奪いました。この結果、数百万人のウクライナ人が餓死しました。ホロドモールは、スターリンによるジェノサイドの1つとされています。
  オレンジ革命
2004年、ウクライナで大統領選挙が行われました。選挙では、親ロシア派のヴィクトル・ヤヌコビッチ候補が当選しましたが、選挙結果の不正が疑われ、大規模な抗議デモが起こりました。この抗議デモは、オレンジ革命と呼ばれ、最終的にヤヌコビッチ候補の当選は無効となり(ヤヌコヴィッチはロシアに亡命した)、親欧米派のヴィクトル・ユシチェンコ候補が当選しました。
  ゼレンスキー大統領とプーチンロシアのウクライナ戦争
2014年、ウクライナ東部で親ロシア派の分離主義者が蜂起しました。ロシアは、親ロシア派を支援して、ウクライナ東部で戦争を継続しました。
2022年2月24日、ロシアはウクライナ全土に侵攻しました。この侵攻は、欧州安全保障秩序を根底から覆すものであり、国際社会から非難されました。
ウクライナ戦争は、現在も続いています。ウクライナ軍は、ロシア軍の侵攻を必死に防戦しています。
   まとめ
ウクライナの歴史は、ロシアとの複雑な関係に彩られています。ロシアは、ウクライナの歴史において、常に大きな影響力を持っていました。
ホロドモールは、ロシアによるウクライナへの抑圧の象徴的な出来事です。オレンジ革命は、ウクライナが欧州への近づくことを示した出来事でした。
ゼレンスキー大統領とプーチンロシアのウクライナ戦争は、ウクライナの歴史において、新たな転換点となる可能性があります。




和平には国民を裏切る勇気が必要だ
 シュロモ・ベンアミ(歴史家、イスラエル元外相)


 外交を通じて平和を実現するか、さもなければ「茫漠たる人類の埋葬地」のみが残される「殲滅の戦争」に陥るか――――1795年に発表した『永遠平和のために』でカントは当時の人々にそんな選択を迫った。
 残念なことに歴史を振り返れば、人類は往々にして後者を選んできた。少なくとも、目を覆うばかりの惨禍が戦争当事国を交渉のテーブルに着かせるまでは………。
 そして、その時点でさえ、戦いを終わらせたければ指導者には胆力が求められる。
 ウクライナのゼレンスキー大統領が豪胆な戦時の指導者であることは誰もが認める。一方、今の彼が政治的ムードの人質になっていることも否めない。隣国の領土にずかずかと侵入し破壊の限りを尽くすロシア。その残虐非道な敵に1ミリたりとも譲歩せず、完全な勝利を目指さなければ、ゼレンスキーは政治的な生命ばかりか、文字どおり命を失うことになりかねない。(文中訳)
 ウクライナが望む形での戦争終結、つまりロシアの完全な敗北はそう簡単には実現しそうにない。激戦が続くなかのロシアの残虐なやり口はウクライナ人の怒りをかき立て、和平のための妥協を一切許さないムードが醸成されている。この状況で停戦交渉を進めるには相当の覚悟がいる。
 結果的にウクライナ戦争は、長引く持久戦で膨大な死者を出した第一次大戦の哀れなレプリカの様相を呈しつつある。ロシアが劣勢に追い込まれるにつれ、プーチンが核の使用に踏み切り、NATOが直接的に戦争に介入する危険性が高まる。(文中訳)
 ウクライナの指導者たちはイラン・イラク戦争の教訓に学ぶべきだ。(文中訳)
 この一年余りでゼレンスキーは戦争の英雄となった。だが今、彼は耐え難いジレンマに直面している。戦争を終わらせるには完全な勝利ではなく、不完全な和平に甘んじざるを得ない。遅かれ早かれゼレンスキーか、望むらくはプーチンが究極の政治的裏切りをせざる得ないだろう。
        (ニューズウィーク2023/4/4 P16ページ引用)


 この、ロシアによるウクライナ侵攻での戦争はこれから十年くらい長引いて、のちに『ウクライナ10年戦争』とでも呼ばれる戦争となるのではないか? と私は思うのだ。
  経済的に結びつき、国境を越えてビジネスで繋ぎ合っていればいずれ国境もなくなり、「世界市民」になれるというグローバリズムなどあろう訳もないのだ。
 国家がある限り戦争は必ず起こるし、その際に、何億回、反戦平和の空念仏を唱えても無駄だ。戦争は止められない。国家がなくなることなどないのだから、戦争は絶対に起こる。
 プーチンや習近平に「反戦平和」など通用しない。
 ロシア人で、反戦活動をして拘束や殺害された国内のロシア人の数は、開戦から2023年10月までで、約二万人……まあ、氷山の一角だ。が、人口が一億人近いロシア連邦でその程度の人数なのは、大人はもとより子供にも〝ヒトラーユーゲント〟よろしく洗脳をしているからだ。プーチン・ロシアは正義で、ウクライナはネオナチ――――――「ロシア軍は(ウクライナ人に)弾圧されているロシア系住民の解放のために、正義の軍事行動(戦争)をしている」。そんな洗脳である。騙されている限り、ロシア側からの政権転覆も難しい。
 だからこそこのウクライナ戦争は、後、十年続く『ウクライナ十年戦争』になる、と知識人は断罪するのだ。モスクワにミサイルが飛んでこない限り、ロシア人の洗脳は解けない。
第二次世界大戦でアメリカは日本の都市を無差別空襲して40万人を殺害しまくり、広島長崎の原爆投下で50万人を虐殺した。
 アメリカはベトナム戦争までは絨毯爆撃を続けていたが、湾岸戦争やイラク戦争では「国際法」を意識して、軍事施設をピンポイント爆撃するという戦略にした。
 むろん、軍事施設だけではなく、誤爆もあり、その爆撃のたびに一般市民まで犠牲者が出ていたのだが……。
 だが、今回のウクライナ侵攻のロシア軍はその配慮すらない。
 まさに「山賊」か「テロ組織」「ギャング集団」か? と思うような大虐殺や集団レイプや大規模略奪など――――ロシア軍は酷いことをウクライナ国内で繰り広げている。
「ウクライナは正義でプーチンのロシアは悪という二元論は幼稚だ」というような〝どっちもどっち論〟があるが浅はかとしか思えない。
 ロシアのウクライナ侵攻は悪いが、アメリカやNATOが追い詰めたからだ、とか。ウクライナがNATOに加盟するのをやめる、といえば戦争は止められた、とか。
 戦争はどんな策を繰り出しても、戦争をやりたい国はどんなことをしてもやるのだ。
イラク戦争でのアメリカは「イラクのサダム・フセインは大量破壊兵器をもっている」と戦争を始めた。ベトナムでは〝トンキン湾事件〟というでっち上げからの戦争であり、プーチンは「ウクライナはネオナチに支配されていて、ロシア系の住人をウクライナ政府からの虐殺から守る」とありもしない理由をでっちあげた。
 戦争をしたのはプーチンであり、悪以外になんといえばいいのか?
それと、ロシアのウクライナ侵攻がうまくいったら、それを見た中国が、軍勢を率いて台湾に侵攻するのではないか? という見識がある。むろん、その可能性もゼロではない。
 だが、その国家にはバーゲニングパワー(国家の売り)というものがある。
 ウクライナのように、ロシアが戦車やロケット砲撃で火の海にして侵攻し、焼け野原にして占領してもいい国と、そうではない国があると思うのだ。
 例えば、台湾や日本は〝世界的な経済力〟がバーゲニングパワーである。
 そんな台湾や日本を、ミサイルをしこたま撃ち込んだり、砲撃したりして、焼け野原にしたら、果たしてそれで占領して得だろうか。
 頭のいい国なら、軍事力で占領するより、外交手段で武力を使わず、外交的に占領したほうが〝経済力〟を生かせるし、搾取のリターンも大きい。砲撃で火の海にするよりも、台湾も、香港のように統治したほうが中国にとってはプラスのはずである。
 なんでもかんでも、武力侵攻するばかりが声高に叫ばれる。「ウクライナの次は台湾だ」と。だが、戦略の兵法では、〝戦わずして勝つ〟が最上策な筈。もっと頭のいい侵略の仕方を中国はとるに違いないのだ。
 習近平のような人間なら、猶更、その可能性の方が高い。
 武力行使で焼け野原にしたら、台湾も日本も〝使えない国〟になってしまう。
 習近平ならそんなことはわかっている筈だ。
 だが、武力行使の可能性もない訳ではないが。
 台湾に武力侵攻するほど、習近平国家主席は馬鹿であろうか? 私には到底、そうは思えないのだ。




 日本からウクライナへ取材に訪れていた、人気フリージャーナリストの池沼彰浩氏(池上彰氏がモデル)は、日本の〝お花畑〟思想を訥々と愚痴のように語った。
 日本の民放テレビ局・帝都テレビの番組『池沼彰浩のニュース、そういうことか!』で、馬鹿の松花愛衣奈が馬鹿なコメントをしたのだ。
 元・帝都テレビの女子アナで、現在・フリーのアナウンサーでもある松花――――
 外見と英会話と高学歴なだけのうつけのひょうげものピエロの松花は、国際感覚などない日本人の典型のような若いだけの(といってもアラフォー)女性だった。
 なんと、愛称・マーハナは、
「でも、プーチン大統領だってもう七十歳でしょう? もう三十年も生きられないですよね。なら、ウクライナ人は命を守ってどんどん外国に逃げて、プーチンが死んだらウクライナに戻ればいいのではないでしょうか? 命が一番大事です。アイムラィト?」
「でも、それで数年後に戻ったら、ウクライナはロシアの完全な支配地になってしまいますよ? プーチン大統領のあとに穏健な人物が就くとも限らないし……」
「オー。イエスイエス。ザッツライト! でも命が大事なんですから、ウクライナはロシアにはやく降参したらいいんですよ」
「侵略されている国に降参を求めるの? 降参したって、軍事行動や虐殺や強姦などの残虐行為がおわる可能性は低い。ウクライナ人が戦わなければウクライナはロシアの属国かロシアの領土になるだけですよ。そんなこともわからないんですか? 松花さん?」
「オー・ミステイク! わかっていますよ。そりゃあ、ええ。でも、命は大切でしょう? 人間、死んでしまったらおわりですからね」
「――――もういいです。松花さん」
「何がですか?」
「………」
 まさにひょうげもの。
 松花、無双で、ある。




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