昨夜、NHKのBSプレミアム 「BS歴史館」を見た。
発見!戊辰戦争 「幻の東北列藩・プロイセン連合」
http://cgi4.nhk.or.jp/topepg/xmldef/epg.cgi?setup=/bs/detail/2417
(再放送 7月3日(日)午後0:00~、 7月6日(水)5日深夜 午前0:00~)
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これは堅曹さんの古文書や和歌を解読するときにお世話になった
東大史料編纂所の箱石大先生が発表した論文を基につくられた番組です。
戊辰戦争のとき、会津藩や庄内藩がひそかにプロシアに北海道売却をもちかけていたという
驚きのドイツの外交文書を発見したのである。
番組はたいへんにおもしろかった。
史料のなかから拾い出された真実のかけらが様々な事実をつなぎあわせ
そこから隠されていた歴史が見えてくる。
そのプロセスを一時間の番組のなかで堪能させてもらった。
箱石先生は映像でお話しをされていたが、
スタジオには『武士の家計簿』の磯田道史先生も出ていて、
幕末の日本をめぐる各国の思惑や会津藩士の気質などを解説してくれて理解が深まった。
知られざる歴史、消された歴史、
それは幕末から明治にかけては本当にたくさんあったといわれている。
それを丹念に調べ上げて発見することができれば、大きく歴史観がかわってくるという事を知る。
再放送があるので、歴史好きな方にはお勧めである。
「幻の東北列藩」面白く拝見しました。
番組の最後の方で米沢の甘粕継成の日記の紹介がありました。
曽祖父の姉が甘粕継成の妻で私の勉強対象でもあり嬉しかったです。
紹介された「軍務雑記」は一部翻刻されていますが全体の翻刻本は未だ
作られていないようですので今後の課題としたいと思っています。
(母方の曽祖父・宮島信吉 大垣出身 保科忠次郎 米沢出身)
コメントありがとうございます。(お礼がおそくなりすみません)
そういえば関口様のご先祖は米沢藩でしたね。
ブログでこの番組を紹介してよかったです。
私もとても勉強になりました。
「軍務雑記」の翻刻など、益々のご研究を期待しております。
相変わらずご先祖調査に精を出しております。
さて父方の叔母の嫁ぎ先の祖父に「吉田 清英」という人がいます。
埼玉県の初代県令になった人で秩父事件を弾圧したりかなり高圧的な人物であったようですが蚕糸業の振興にも力を注いだようです。
蚕糸組合の設立や繭験枡取締規則の制定にも努力をして「日本蚕種貯蔵会社」の設立に尽力、
三代目の社長になったそうです。
母方の曽祖父「宮島 信吉」や父方の「吉田 清英」が速水様の調査対象であることはとても面白いことですね。
コメントありがとうございます。
いろいろな人物が系譜におられるのですね。
埼玉県知事といえば、「吉田清英」の次の次に就任している「久保田貫一」は堅曹の義理の息子となります。娘婿です。新聞記者から官僚になり、各県知事や司法省監獄局長などをつとめました。
「吉田清英」のことも調べてみたいと思います。