堅曹さんを追いかけて

2002年(平成14年)9月から先祖調べをはじめた速水家の嫁は、高祖父速水堅曹(はやみけんそう)に恋をしてしまったのです

年明けに甘味?!

2011-01-10 23:59:37 | グルメ

年があけて、もう10日も経ってしまいました。

年末からひたすら忙しく、やっとここ数日で頭も体も普段のペースにもどりました。


さて、いきなり団子の写真ですが、これは今日はじめて食べた、

東急東横線「大倉山」駅近くの老舗の和菓子司「わかば」の「こがねだんご」です。


Img_0688_2 こがねだんご


みかけは普通の団子よりひとまわり大きい、ゴルフボールぐらいのみたらし団子ですが、

中になんと、こしあん!が入っているのです。

あんことみたらし、両方いっぺんに味わえちゃいます。


娘がU先生から教えてもらって昨年暮れに食べた、というので、

私も今日買ってきて食べてみました。

味がごちゃごちゃになるかとおもっていたのですが、これが意外とマッチしています。

美味しい!


私のなかでは、久しぶりに庶民的な新しい甘味にあえた、という感じ。

昔は「イチゴ大福」とか、10年位前は「カフェオレ大福」とか、

昨年は名古屋の「鬼まんじゅう」とか。



甘味は大好き、とくに和菓子系。

その手の本を読んでいて、電車を乗り越したこと数回(自慢にもなりませんが。。。)

東京中の甘味を食べつくしたい!と時々夢想しています(笑)



毎年お正月には、築地の銚子屋の「栗きんとん」と

ここ数年は小布施の桜井甘精堂の「栗かの子」も食べています。

どちらも甲乙つげがたい美味しさ。



とまあ、新年早々、甘いものばかりの話でした。

甘いもの食べて、正月ボケした頭にカツいれて、

今年もがんばろう、と気合入れなおしています。


名古屋の味

2010-05-02 15:51:55 | グルメ

もたもた生活しているうちに5月となり、

暖かくなって、絶好の行楽日和のゴールデンウィークです。

やっと、いい天気だなあ、なんて実感しています。



さて、愛知県で仕事をしている愚息が帰省のたびに

名古屋の味を持って帰ってきてくれます。

今回は「鬼まんじゅう」と「しるこサンドスティック」、

そして名古屋じゃないけど「三河みりん」。

前回は「寿がきや」の和風とんこつラーメンと台湾ラーメン。

その前は「チョコリング」。



どれもはじめて食べるものばかり。

でも名古屋ではどこでも売っているものだそうです。


まずは「鬼まんじゅう」。


Cimg2753 鬼まんじゅう


まんじゅうというイメージではなく、さつまいものゴロンと切ったのがはいっていて、

それを小麦粉でまとめて蒸かしてある感じ。


Cimg2762 鬼まんじゅう


食べてみると「いもきんとん」+「スイートポテト」の間みたいで、

でも全然甘くなくて、いくらでも食べられそう。

昔は名古屋ではどこの家でもつくっていて、

沖縄の「サーターアンダーギー」みたいに手作りのおやつだったそうです。



つぎは「しるこサンドスティック」。


   Cimg2760

 


Cimg2763 しるこサンドスティック


見た目も食感もトーハトの「ハーベスト」に似ている。

でもあいだにはさんであるのは「しるこ」。

これはあんまりアンコの味はしなかった。

でも「おぐらトースト」が普通にある名古屋らしいとおもった。



そしてみりんの本場から「三州三河みりん」。


  Cimg2758 三州三河みりん


以前「九重みりん」を買っていたのですが、三河みりんはこれも売れているよ、という。

濃厚なしっかりしたみりんで煮物をつくると味がしまる。

また楽しみです。



インスタントラーメンで「寿がきや」という名前は知っていたけれど、

そういえば関東では売ってなかったなあ、と再確認。

名古屋の食品メーカーなんですね。


Cimg2755 寿がきやのラーメン


「和風とんこつ」はとんこつだけどあっさりしていて食べやすい味。

「台湾ラーメン」はちょっと辛くて、でも旨みがあって、

残ったスープにご飯をいれて食べたらおいしかった。



「チョコリング」は今、名古屋ですごい人気で、並んで買うらしい。

買ってきてくれたのはBENKEIというお店のもの。

最近東京の銀座にも出店したとか。


Photo チョコリング


クロワッサンの生地のなかにチョコがいっぱい詰まっていて、

大きいけれど、ペロッと食べられちゃいました。

写真を撮るひまもなく食べてしまったので、これはネットから拝借。



こうやってみると、ほんと地元ではあたりまえのようにどこでも売っているものが

他の地方では全く知らないものだったりして、実におもしろい。

自分の住んでいるところで普通に売っているもので、

他の地域には無いものってなんだろう?って考えた。

意外とよくわからないものです。


引越し

2008-07-30 11:55:39 | グルメ

引越しです。

この暑い最中にです。


といっても私が引っ越すのではなく、藤沢に住んでいた学生の息子が諸事情のため、家に帰ってくることになったのです。

こちらは受入れるほうです。

家のほうを片付けなければなりません。新たに一人分の家財が運び込まれるのですから。

結婚で離れる姉の部屋と弟の部屋を交換して、とこの際大移動も目論んでいます。



そのため先月から、粗大ごみをだしたり、衣類をリサイクルの日に大量にだしたりしました。

本類をBOOK OFFに売りにいったり、リサイクルできそうなものはやはり売りにいったりしています。



なんとか、受け入れ体勢をととのえて、昨日は藤沢に行って、引越しの準備を手伝ってきました。

湘南ライフ最後の食事はよく食べに行った、近所の中華料理「清香園」さん。(美味しいんですョ)


Cimg4049_2   Cimg4050


    チンタオビールとピータンでご疲れさん!


Cimg4051  芝エビと季節野菜炒め


Cimg4052    Cimg4053


       五目そばとバイコー飯


Cimg4055  ウーロン茶をたっぷり(この茶器ステキでしょ)




湘南は結構おいしいものが多く、ここ数ヶ月は、よく二人で惜しむように食べに行きました。

生シラスはやはり、この地ならではのもの。かき揚げは本当においしいです。


Cimg3396  生シラスのかき揚げ


Cimg3397 地魚の握り



魚系はどれも充実です。

江の島にも何回も遊びにいって、楽しかったです。

藤沢からは鎌倉や横浜にも、先祖調べで随分出掛けました。

義母や義祖母は戦前、鎌倉に住んでいたので、その足跡や跡地を訪ねることも出来ました。



さあ、そろそろ引越しの荷物が届くころです。

がんばるぞ~。


江の島とうまいもん

2008-03-23 17:07:35 | グルメ

春です。

22日は江の島で遊びました。


生しらすを食べようと思いでかけましたが、あいにくもう売り切れでした。

でもとっても美味しいものたべました。

  Cimg2660 あじしらす丼

あじもしらすも新鮮で甘くておいしい。相性もいいんですね。こんど家でつくってみよう。

  Cimg2662 相方は伊勢えび丼

豪華です。伊勢えびまるまる一尾。しっかり伊勢えびのうまみがつまった甘めのたれで煮てあります。



お腹を満たしたあと、あんまり暖かくていい天気なので江の島の上の方まで行ってみました。

   Photo 江島神社の鳥居


江島神社を通ってどんどん上へ階段(またはエスカーというエスカレーターもあり)を登っていきます。



そこにはサムエル・コッキング苑と江の島展望灯台があります。   

 Cimg2673_2   Cimg2687_2

サムエル・コッキング(1842-1914)は明治初めに日本に来たイギリスの貿易商で横浜にコッキング商会を設立しました。写真材料や医療器具などを輸入、ハッカなどを輸出しました。

その商館の遺構が昨年「外国人居留地の遺構」として発見されています。(ブログ記 1月15日)


その彼が明治15年(1882)に江の島の頂上に私財で作った大植物園がサムエル・コッキング苑として平成15年(2003)に開園しました。

日本では唯一現存する煉瓦つくりの温室の遺構が保存されています。

  Cimg2674    Cimg2675_2

      温室遺構                     地下道 



苑の中には同じく平成15年に建てられた江の島展望灯台があります。

一番上の屋外展望フロアまで行きました。

  Cimg2686    Photo_2

    江の島展望灯台(2004年度グッドデザイン賞受賞)


すご~く眺めがいいです。

鎌倉から大磯あたりまでの海岸線がとてもきれいに見えます。

  

 Cimg2684_3 江の島弁天橋と片瀬海岸


西の方には春霞で富士山が朧にみえました。

海側は地球がまあるいのがわかるよう。

少し離れた島だから陸と海両方みえるのがいいですね。

風もなく、穏やかでぶらぶらプチ観光するには絶好の日和でした。



灯台からおりて次はさっきサムエルコッキング苑の中にすごくおいしそうなフレンチトースト専門のお店があったので、そこに行ってみました。

  Cimg2688   Cimg2696_2

      LON CAFE


かわいいお店ですが、オープンテラスになっていて、目の前は素晴らしい景色。

で頼んだものは

  Cimg2693  バナナとキウイのフレンチトースト

とマンゴーティー。


  Cimg2694  相方はアップルパイのフレンチトースト

とチョコレートカフェオレ。


本場フランスで「バンベルデュ」と呼ばれるデザートタイプのフレンチトーストだそうです。

まわりはカリっとしてるのに、中がトロトロです。ちょっと家では作れないトロトロ感です。

そこがお店の秘密らしいです。

甘すぎず、重すぎず、ふわ~としておいしい。

また食べに来たいな、と思いました。



のんびりしてたら、陽がおちて、相変わらずおおぜいの人でにぎやかな参道を抜けて帰りました。

    Cimg2699 黄昏時の参道


ラルテミス・ぺティアント

2007-12-03 03:16:50 | グルメ

12月2日夜、娘と息子の誕生日祝いということで東京原宿の「ラルテミス・ぺティアント」というフレンチのお店にいきました。

とってもおいしかったのでグルメ情報として載せちゃいます。




      Cimg2052

「ラルテミス・ぺティアント」はトリコロールの旗を掲げた小粋なレストラン。



Cimg2055_2 Cimg2056_2

まずは食前酒「ミモザ」 とアミューズでゆっくりはじめます。



     Cimg2059_2

ワインを選んで、さあ、乾杯! 今日のワインはブルゴーニュの白にしました。



     Cimg2060_2

前菜は2種類食べてしまいました。

まずは「北海道産生ウニと玉ネギのムース トマトのジュレ

ウニの甘さに玉ネギとトマトのまろやかな酸味が溶け合う冷たくてさっぱりとした一品です。



      Cimg2061_2

もう一つの前菜 「フランス産フォアグラのポワレ トリュフとブドウ添え

程よく焼かれたフォアグラにトリュフがのせられた贅沢な一皿。

干したのと生の中間のようなブドウが甘みを添え、フォアグラのおいしさが引き立ちます。

フォアグラにジャムやハチミツというのもよくありますが、最高においしい。でも日本人の発想じゃないですよね。いつも感心してしまいます。



     Cimg2062_2

魚料理 「尾長鯛の香草バター焼き

私は食べなかったのですが、あまりに美味しそうだったので写真だけ。



     Cimg2064_3

メインは「蝦夷鹿のポワレソース・ポワブラード

鹿は初めて食べました。今が旬だそうです。

云われなければ牛かなというくらい味は似ています。

とても柔らかくおいしいお肉でした。ソースは濃厚だけどしつこくないやさしい味で、なんともいえず鹿の肉に絡みあい、とてもマッチしていました。

つけ合わせのきのこ類、にんじんのソテーも素材の味を生かした仕上がりになっていて、この一皿は「おいしい、おいしい」と言いながら食べてしまいました。



     Cimg2067

デザートです。

冷たいイチジクの白ワイン煮 シャンパンのグランテがけ

以前に食べたとき、イチジクってこんなに美味しいだって感動したので、今日も注文。

まるごとフワッと白ワインで甘く煮てあって、そこにシャリシャリに凍ったシャンパンがかかっているちょっと大人のスイーツです。



Cimg2068_3 Cimg2070_3

最後にエスプレッソとおまけの「ココナッツのお菓子ミルク添え」

ココナッツやリキュールが練りこまれているクッキーのような お菓子を口の中に入れてミルクも飲む。口のなかで混ぜ合わせるのです。一瞬のおいしさ。



     Cimg2065

店内にはいくつもクリスマスの壁飾りが掛けられていました。

ブドウのライトが素敵です。

美味しい!楽しい!夜でした。