堅曹さんを追いかけて

2002年(平成14年)9月から先祖調べをはじめた速水家の嫁は、高祖父速水堅曹(はやみけんそう)に恋をしてしまったのです

近代から発見する「とよた」

2009-07-22 13:21:57 | 旅行

明日(23日)の夜から愛知県豊田市の見学会に行ってきます。


 Img063_2 パンフレット


ブログを通して知り合ったMOJOさんが関わっている

「全国近代遺産活用連絡協議会」の全国大会です。

今年は愛知県の豊田市で開催されます。


いつも彼のブログを通して見ている豊田市の近代遺産を

『近代化遺産探訪案内』(MOJOさん編集・平成19年発行)を持って

いつか見学にいきたいとおもっていました。


   Img064  『近代化遺産探訪案内』



23日のフォーラムは仕事があり参加できないのですが、

24日「近・現代のものづくり」をめぐる見学会と

25日「足助のまち並み見学」に参加します。


MOJOさんに一昨年(←クリック)ぶりに会えるのも楽しみです。



帰りには名古屋の有松・鳴海絞りで有名な「有松」に寄り、

伝統の絞りや江戸時代の風情を残す町並みを見てこようかとおもっています。

では。


帰国しました。

2008-11-30 15:40:59 | 旅行

30日朝9時に成田到着しました。


家について、ひとしきり土産話をして今パソコンで自分の携帯電話で送ったブログ見ました。

結構きれいに写真が出ていますね。

行く前は携帯で投稿がうまくいくか心配でしたが、随分便利になったものです。


一週間キーボードを触らなかったので、指がうまく動きません。

こんなことも初めてです。


    Cimg6840  お土産で~す。


すごく楽しくて、充実した旅行でした。

ずーと天気に恵まれ、一度も傘をさしませんでした。


観光ばかりしているようなブログですが、

しっかり世界遺産関連とシルク関連、堅曹さん関連の勉強と調査をしてきました。


   Cimg6707 Le Marche des Soies


      写真はリヨンの商工会議所で開かれたシルクマーケットに

      出店された富岡製糸場のブースです。



しかし今回の旅行で得たことの一番は人との出会いでした。


130年前に堅曹さんがリヨンに同伸会社の支店を出し、精鋭の駐在員2人が

日本からはじめて直輸出をしようと富岡シルクを抱えてやってきた足跡を辿る旅が、

130年後に同じ群馬のシルク製品をかかえて日本の養蚕の衰退を食い止めようと

リヨンにやってきた人と同行したのでした。


感動でした。



どこから書いたらいいのやら、頭の中がいっぱいで、写真もいっぱいで、

追々詳しく書きます。

とりあえずここまでで、ちょっと寝ます。


フランスへ行ってきます

2008-11-22 23:09:10 | 旅行

明日から8日間、フランスへ行ってきます。

        Photo


パリとリヨンです。



世界遺産もたくさんみてきますが、

何といっても、その昔世界一の絹の都といわれたリヨン。

その歴史地区はすべてが世界遺産です。


春ごろから、漠然と行ってみたいな、と思っていたのが、本当に実現しました。

ブログ参照

うれしいです。


では Au revoir.


近江、姫路、三河の美味しいもん

2008-09-13 01:25:40 | 旅行

旅日記の最後は

旅行中に食べた、美味しいもんで締めくくりです。


まずは近江で

  Cimg4266  近江牛のすき焼き



 関東と違って最初から煮てました。


  Cimg4269_2  朝食 


なんの変哲もないけれど、すごく美味しかった。

真ん中は近江名物の赤こんにゃく、だしの香り高い味噌汁、ほかほかの卵焼き、

トロリとしたお豆腐、自家製の南高梅の梅干等々おかみさんの手作りの味。


  Cimg4522 鉄板焼きのステーキ もちろん美味


 Cimg4521 こうやって目の前で焼いてもらい、贅沢しました。


 Cimg4401  2日目でも紹介した日牟礼茶屋のご膳


 Cimg4403 食後に出された生の水羊羹(とろとろ)


 Cimg4499   あんまり暑くて「かき氷」


白玉がきびのようでした。



姫路では

  Cimg4579 姫路おでん  


姫路ではおでんにしょうが醤油をつけてたべます。だしはあっさりしています。


  Cimg4580 夢そば 


無農薬無化学肥料で作られた夢前というそば粉でつくられたそば。おいしかった。


  Cimg4636 またまた、暑くて「かき氷」




名古屋では


  Cimg4725 碧南駅前で「ミニ天丼セット」


もちろん味噌汁は赤だし、漁港だけあって、海老やしらすがとっても新鮮。


  Cimg4818_2 名古屋名物、味噌煮込みうどん


ここのお店はうどんを地元民以外のために柔らかめにしてくれます。

お漬物は食べ放題です。そしてご飯を食べるのが名古屋流。



最後はこれ、

   Cimg4824 九重味淋「九重櫻」


ものすごくコクがあり、芳醇です。

みりんの味が濃くて、何の料理に使っても一味違ってきました。


今回の旅で最大の収穫かも。


碧南 愛知の片田舎 (夏休みの旅)

2008-09-12 22:42:49 | 旅行

旅の最終日(9月3日)、姫路をもう一日みる予定でしたが、雨の予報のため、

前日に回れる限りみて移動することにしました。


さて、どこに行こうか?

往復切符なので、途中下車ならどこでもOKです。

神戸、大阪、京都、名古屋・・・。夜中まで迷いました。


そして決めました、息子の住んでいる愛知県碧南市(へきなん)市に行ってみよう。

名古屋でおりて、海の方向へ下っていけばいいのです。

どんな町なのか見てみたい、という好奇心だけで決めてしまいました。


朝、ホテルのパソコンで急いで調べたところ、おもしろそうなHPがあり、

観光もできそうです。



さて、新幹線で名古屋まで行き、東海道線で刈谷まで行きました。

そこで、名鉄三河線に乗り換え、終点が「碧南」です。


  Cimg4707 名鉄三河線は赤い電車


  Cimg4721 碧南駅


名古屋から一時間くらいでした。


初めての土地で、バス便もどのくらいあるかわからず、

レンタカーを借りて走り回ることにしました。


息子は仕事で会えないので、とりあえず住んでいる場所と、会社を確認。

あとはネットで見つけたおもしろそうなところへ、車を走らせます。



大浜地区という漁港を中心とした、旧道に沿った町並みが良さそうです。

大浜まちかどサロン、という観光案内所に車を置かせてもらって、

テクテク歩いてみることにしました。


まずは黒塗りの大きな蔵が気になる、九重味淋へ。


 Cimg4738  九重味淋


 

   Cimg4744_2  九重味淋 大蔵


この蔵は1706年に建築されたものです。

事務所へ行き、特上の味淋「九重櫻」を買いました。



古いお寺が10ヶ寺あるそうです。

  Cimg4748  西方寺

  

  Cimg4746_2  西方寺 太鼓堂


  Cimg4761  本伝寺


    Cimg4749 海徳寺


全部回ってスタンプをもらうと、お寺の絵が描かれたバンダナがもらえるラリーも

あります。


気に入ったのは路地です。


 Cimg4758  Cimg4763_2


 Cimg4774  Cimg4740


あら、すてき、とチョロチョロと横道にはいっては楽しんでいました。



大浜漁港にでました。


 Cimg4788  Cimg4789


 Cimg4791  Cimg4790_2


大正時代につくられた、レンガ造りの冷凍冷蔵庫が一棟だけ残され、

漁船がずらっと並ぶ港は、どこか懐かしい日本を感じさせる光景でした。


港は室町時代が最盛期だったと聞いたけれど、

江戸、明治と時代が変わっても、物資の輸送が海路から鉄道での陸路に変わるまでは

さぞ賑わいのある町であったことが偲ばれます。



今でも頑として、三河味淋を造り続ける工場がいくつもあり、

小さいながらも漁港も営まれ、お寺はしっかりと存在している。

数時間しかいなかったけれど、私にとっては心地よい町で、

いつまでも観光地にならず、かといって廃れもせず、

古きものを大事に残しながら、町が機能していってくれたら、と思いました。



最後にちょっとはなれたウッドデッキがある海べり、衣浦港へいき、

夕日に少し赤くなりはじめた空と海をながめました。


 Cimg4804  Cimg4811


新幹線の時間を気にしつつ名古屋へもどり、一路東京へ。

夏の気ままな旅も終わりました。