今年もとうとう大晦日です。
年末にあたって一年を振り返って反省等。
なんといっても足の骨折。
ずっと家にいて、たまに外にでても、人の4倍はかかるスピードでしか歩けない。
ちょっとした段差でも困る。
不自由になってはじめて身体に障害のある方たちの苦労がわかった。
車で出かけても必ず身障者マークのところに止めさせてもらった。
その場所がいかに利用する人たちに必要なのか痛感した。
骨折したことによっていままでの生活がかなり変わった。
自分のために時間がとれるようになり、何年かぶりで健康診断をした。
お蔭様でこの歳で、どこも悪いところがない。(自分でもびっくり!)
外傷はしても、病気もちでないことは、つくづくありがたいとおもう。
今年は、堅曹が100年以上まえに付き合った方々のご子孫とお会いする機会に恵まれた。
それもこのブログが結構大きな役割をはたしている。
ブログも3年間続けているといろいろ人の繋がりがでてくると実感。
ご子孫の方々と会うことで、日本の近代製糸業の黎明期のことをあらためて考えることとなった。
そうした中、12月に堅曹の原点ともいえる日本ではじめての器械製糸場
「藩営前橋製糸所跡」の碑をボランティアと皆様の寄付によって建立していただいたのは、
今年のハイライトとなった。
除幕式がおわり日が経つにつれだんだんと、凄い意義のある碑が建ったんだ、とじんわり感動している。
お世話になった方たちに感謝あるのみです。
一年間のブログ(85本の記事)をざっと読み返してみると、
骨折話も含めて、かなり内省的に充実した年だったと思う。
そして、いままでしたことのない人前で話すということが何回かあった。
私のようなものに声をかけていただいたありがたい話しばかりで、
うまくできなくて反省ばかりだが、一生懸命やらせていただき大きな経験となった。
そうして自分自身としては、堅曹さんのことをさらに深く追い求める気持ちがつよくなった年でもあった。
健康と時間を与えるからしっかり堅曹のことをおやんなさい、といわれているようにおもえて仕方がない。
来年もがんばろうと思う。
皆様どうぞよいお年をお迎えください。