2月7日の土曜日、
Kさん、Nさんと一緒に都内をあちこち見学した。
10時半に地下鉄「大手町」駅で待ち合わせ。
まず、先月も見に行った宮内庁三の丸尚蔵館へ。
「明治天皇 邦を知り国を治める -近代の国見と天皇のまなざし」展
入口で富岡製糸場古写真を見る
前回のとき展示されていた「二本松製糸所」の写真が2枚ともなかった!
多少展示品の入れ替えや同じ写真帳でもページが繰られているようだ。
展示されている堅曹さんの書類はじっくり見て、お二人に細かいことまで説明をする。
地下鉄で「外苑前」へ移動して昼食。
外苑前のチョウ並木をまっすぐに歩いていくと
正面にみえるドーム状の壮麗な石造りの建物が「聖徳記念絵画館」だ。
明治天皇と昭憲皇太后の事績を80枚の壁画で展示している。
2億年前!から存在しているというイチョウの木のことや
明治天皇が亡くなって、お墓が東京にできなかったので明治神宮ができた歴史など
あれこれ語りながら歩いていく。
聖徳記念絵画館
そばにいくと、ぐっと迫力のある大きな建物である。
ここには、「富岡製糸場行啓図」(荒井寛方画)があるので、それを見るのが目的。
入口のところに、「祝 世界遺産決定」と書いたパネルになって紹介されていた。
絵葉書があります、という宣伝
じっくりと80枚全部の壁画を見て外に出ると、午後も3時をまわっていた。
空気がひんやりとしてきて、今にも雪が舞いそうな空模様。
そこからまたてくてくと歩いて青山霊園にむかった。
青山霊園入口
ここには速水本家のお墓がある。
最初に堅曹さんのお骨が納めてあったところ。
大きな鳥居のある大久保利通のお墓のすぐ先である。
花を手向け線香を供え、お参り。
次に堅曹さんにゆかりのある大竹家のお墓もお参りする。
1年ちょっと前にここのお墓を見つけた時のことをお二人に話した。
それは、我ながらよくやったと思うほど感動的な発見だった。
「外苑前」まで戻って、今日の見学は終了。
いろいろ語りながら、一日お二人を案内できてよかったとおもう。