堅曹さんを追いかけて

2002年(平成14年)9月から先祖調べをはじめた速水家の嫁は、高祖父速水堅曹(はやみけんそう)に恋をしてしまったのです

近況 その2 原三溪5周年記念イベント 所沢講演会

2014-11-27 00:47:23 | 原三溪市民研究会

前橋の講演会が終わって、翌日に名古屋の息子のところに駆け付けました。

それからは、体の疲れをとりつつ、毎日赤ちゃんを見に行く。

うれしいですね~。


     Cimg5475 結糸

父親が「結糸」(ゆいと)と名前をつけました。


この頃はいろんなことがいっぺんにおきたので、

ちょっと燃え尽き症候群のようでした。




その後は、原三溪市民研究会の5周年記念のイベント準備や、

記念誌の原稿書きで忙しくしていました。


10月11日(土) 

シンポジウム「富岡製糸場と横浜の原三溪 -36年間の経営と継承-」 

於:横浜美術館レクチャーホール


    049_2  050  ちらし表裏


11月8日(土)  

記念パーティー「5年のあゆみの集い」  於:横浜キャメロットホテル「桃花苑」


      Pb081933  集合写真


11月8日 

原三溪市民研究会 5周年記念誌発行

      5059  記念誌



シンポジウムもパーティーも盛況で、いい記念誌もできました。




その間、10月25、26日は原三溪市民研究会の有志で岐阜に行き、

「岐阜が生んだ原三溪と日本美術 守り、支え、伝える」

の展覧会の講演会を聞きに行きました。


     060 ちらし


気の置けない人たちとの旅は、とても楽しく、有意義でした。


  Cimg5697  岐阜市歴史博物館にて




原三溪関連のいくつかの仕事が終わって、 次は今年最後の講演です。


11月14日(金)に所沢でおこないました。

所沢織物文化研究会主催

富岡製糸場をめぐる人びと ~速水堅曹を中心に~


     061 講演会ちらし



今年6月に東京農工大で講演させていただいたのと、

だいたい同じ内容ですが、

今回新たに調査で分かったことなども入れて、

1時間半きっちりとお話させていただきました。


こちらも50人の予定が60人も来てくださり、資料が足りなくなるほどでした。

“富岡製糸場”は時宜にかなったテーマということなのでしょう。

ほんとうに大勢の方に聴いていただき、ありがたいことです。



この講演がおわって、やっと一息ついた感じです。


あの富岡製糸場を経営していた原三溪!

2014-05-01 17:30:12 | 原三溪市民研究会

このGW中、4月28日から5月4日まで

原三溪市民研究会では横浜の三溪園で、

「クイズで学ぶ、三溪園、原富太郎と横浜」

という催し物を主催しています。


Cimg3800 三溪園内苑入口



小中学生むけに、原富太郎(号が三溪)はどういう人物なのか、

クイズをとおして学んでもらおう、というイベントです。(もちろん大人も大歓迎!)


私も準備にかかわり、初日の4月28日に参加してきました。



Cimg3799 クイズの解説パネル


クイズには、原三溪が生糸の事業をおこなっていた、という答えのものがあります。

26日にイコモスから富岡製糸場の世界遺産登録が大丈夫だろう、という勧告がでたばかりなので、

36年間も富岡製糸場を経営していたんですよ、という解説をしました。

すると、驚くことに、ほとんどの人がそのことを知りませんでした!



これはいけない。

明治35年(1902)から昭和13年(1938)までの36年間です。

富岡製糸場が技術革新をすすめ、もっとも繁栄していたころです。

日本の生糸輸出高が世界一を維持していた時です。

 

Photo_2 原三溪


原合名会社が経営していて、原富岡製糸所といわれていました。



原三溪の経営者としての手腕、事業家としての実力が評価されます。

そういった堅実な事業の経営があればこそ、三溪園という素晴らしい庭園をつくることもできたのです。


本当に知られていないんだなあ、と痛感しました。

少しでも多くの人に、特に横浜市民にはぜひ知ってもらいたいと思います。


原富岡製糸所時代の貴重な資料のパネルもクイズの解説場所で展示してあります。

連休中、新緑が美しい三溪園にぜひお越しください。


横浜みなと博物館 「横浜港と生糸貿易」

2012-03-05 11:31:59 | 原三溪市民研究会

先日、横浜みなと博物館の企画展

  「横浜港と生糸貿易」(2月11日~4月8日) を見に行ってきました。



  Img_4638_2   横浜みなと博物館


場所はJR桜木町駅から見える「帆船・日本丸」のあるところです。

右手の地下に博物館があります。



ちらし 表  055



ちらし 裏  056



展示の内容は

開港後、日本の経済を支えた主力商品の生糸を輸出した横浜港と

北関東、東北、甲信越などの生糸の生産地とのつながりを、

交通の整備や人のネットワークをとおして紹介しています。


開港直後から昭和の戦前までという長い期間をあつかい、

生産地各地からの道具や史料、横浜港に集まった生糸の荷物の様子など

普段なかなかまとめて見ることのできないものがたくさん展示されています。

生糸のことに興味のある方はぜひ一度ご覧ください。



この企画展には昨年より原三溪市民研究会も協力しており、

3月24日におこなわれる「ミナト散歩・生糸編」を担当しています。

こちらも参加お待ちしています。



実は記念シンポジウムに出席することになりました。

こちらは初めてのことで緊張しています。


11月の出来事

2011-12-25 01:50:11 | 原三溪市民研究会

一ヶ月もブログほったらかしてしまいました。

時々覗いてくれた皆様すみません。

べつに具合が悪いわけではなく、単に忙しかったということで。


それと11月中旬に結膜炎をしてから、眼が充血する日が多く、

どうも夜になると眼がゴロゴロしてパソコンに向かうのがためらわれます。

今も左目はウインクしたり開けたり、という状態で書いてます(笑)

たいてい夜から夜中にかけて更新していたので、

それも言い訳のひとつにさせてください。



さて、11月には原三溪市民研究会がらみの行事がおおく、

それも書いておこうとおもったのですが、日にちがたつともう書けません。

心が動いた時にすぐに書かないと、単なる報告文みたいになってしまいます。

写真を載せますので、雰囲気だけでも感じてください。


○11月15日におこなった原三溪ゆかりの場所をたずねる「横浜ウォーキング」

  これは大変だったけれどためになりました。

  夢酔い人Kさんが来てくれて横浜を案内できたのがよかったです。


Img_4077 まずは横浜の成り立ちから


Img_4083 日本初のガス灯


Img_4091 横浜道のマーク


Img_4096 野毛山では原家別荘の錦絵を広げて場所の確認



Img_4102 「勝烈庵」で昼食たべて、さあ午後のウォーキングへ


Img_4106 帝蚕倉庫


Img_4109 亀善の場所を古地図を使って解説


Img_4110 中居屋重兵衛の銅御殿跡


Img_4112 岡倉天心誕生の碑、横浜商法会議所跡


Img_4119 横浜開港資料館旧館、旧英国総領事館でちょっと勉強


Img_4121 開港資料館の中庭にある獅子頭共用栓、水が自動で!


Img_4127 山下公園、インド水塔で解散


  この日のために私は6本の小旗を一日かけて手作りしたのもいい思い出です。


Img_4055 小旗




○11月18日は「ラジオ美術館」の公開収録にいってきました。

  原三溪市民研究会の会員と顧問の猿渡さんが話をしました。


Img_4135 準備中


Img_4144 前半のトーク


  こういった公開収録というのにはじめていったのですが、面白かったです。

  録音機器を写させてもらいました。


Img_4157 録音機器


  横浜美術館の8階はとっても眺めがいいのです。


  出演される方はちょっと緊張されているようでしたが、

  とても楽しい話しで、あっという間の1時間半でした。


Img_4153_2 後半のトーク


  その時録音された音源が「ラジオ美術館」で聞けるようになりました。

  是非お聞きください。

     横浜美術館HP内「ラジオ美術館」(←クリック)


  とくに後半の会員による研究会の実体(?)の話しと、

  それぞれの入会の動機が聞き所です。

  私もその場で聞いていて、「へ~、そうだったの!」と、

  たいへんおもしろく聞かせていただきました。


ラジオ美術館

2011-11-06 09:04:03 | 原三溪市民研究会

ここのところ、原三溪市民研究会の話しが続きます。

今回はいつも会場を借りている横浜美術館がおこなっている

「ラジオ美術館」に市民研究会が出演することになりました。


ラジオ美術館の詳細と過去の放送はこちらで。



11月18日 公開収録がおこなわれるので、その参加者を募集しています。


  「三溪を学ぶ、三溪に学ぶー原三溪市民研究会」

というタイトルで


  日時 2011年11月18日(金)14:00~15:30 

  会場 横浜美術館8階スクールスペース

  定員 先着50名  無料


何人かの会員がインタビューに答えるかたちで、

この研究会とのかかわり、三溪についての関心等々いろいろ話しをします。

どんな展開になるのか楽しみです。

ご興味のある方はどうぞ公開収録にいらしてください。


Eメールでの申込みです。

あて先アドレス yma-jyuku@yaf.or.jp に

  ①件名「ラジオ美術館申込」 ②参加人数 

  ③お名前(よみがな) ④電話番号

を記入してください。


052 チラシ