ピアノの先生の生活

ピアノ講師、ブライダル奏者としての日常と
その都度のはまりものへの情熱を綴るくだらな雑記

師匠

2011-01-21 00:09:33 | 趣味
一週間がとんでもなく早く過ぎ去るな…。


で、今日はこの「中田カウスの1000日戦争」という本をザッと読んだ。
ザッというのは、電車内ではなく生徒待ちの間に読んだので。
前に起こった吉本興業のゴタゴタの話なんだが、そのニュースにそんなに興味を持っていたわけでもなく、
図書館でなんとなく借りてきた本っていうのだったのでそういう読み方になったのだ。
渦中でご苦労なさったカウス師匠には申し訳ないのだが。
内容はちゃんとしたルポなのだが、対決する相手側が一切取材に応じていないので
どうしても一方向からの話しのみになってしまっている。
だからはっきり「どっちが悪い」と判断がつかずになんとなく、もや~んとしたまま終わる。
ただちょっと思っちゃったのは「大阪ってちょっと怖いかも」。
いや大阪に住んでいらっしゃる方を貶めようとかいうのではありません、念のため。
ただいわゆるカタギじゃない方がこんなにごく普通にスポットライト浴びちゃうのってスゴイよ。
東京だって実際はそんなものなのかもしれないけど、あまり見える位置には出てこないと思うの。
そして吉本ってあれだけ大きい会社なのにその権力争いのスケールがなんか家族的。
だけどそれにしちゃ暴力系の方や警察まで出てきて切った張ったに展開するのだ。
なんか戦後の渾然一体の感じ。興行の世界だからか?
いや、あくまでもこの本の印象ということですから。とりあえずそういうことでお許しいただきたい。

ちなみに私は20年くらい前にラジオ番組の収録を観に行ってカウス師匠にサインをいただいたことがある。
私の持つ唯一の有名人のサインかも。