逃した魚

すみません、プロレスの話しです。

自分はずっと新日本プロレスという団体が好きだったのだが、わけあって一度
全てのプロレスを観るのをやめた。
もう戻らないと思っていたのだが、つい何年か前にうっかり全日本プロレスを観てしまい
好感を持ってそれが今に至るわけだ。
全日本プロレスは馬場社長亡き後、生え抜きの選手はほとんど他団体に移ったところへ
新日本から武藤選手が社長として電撃移籍して今の体勢になった団体だ。
実は私は新日時代、あんまり武藤選手が好きではなかった。
なので全日を観たのはやはり新日から移って来た小島選手の存在が大きかったのだ。
明るいオーラにムキムキの肉体。なんとも良い人そう。
ただ彼のプロレスは長く観ていると飽きてしまう…というか変化が無さ過ぎて…。
だから五月で全日本を辞めると聞いた時も「肘が相当悪いんだろうし、全日本でのやるべきことは
ほぼ済んだ感じだし、もういいかも」なんて申し訳ないけど思っていた。
昨日、新日の夏の風物詩の大会「G1クライマックス」に参戦すると、後楽園大会に駆けつけ
リングに上がり、新日のファンから歓声とブーイングを受けていた小島選手を見たら
なんだかとっても悔しい気持ちに駆られた。
いや別に新日に取られたとかは思わないけどさ。
入場テーマ曲が全日の時のとは違っていた。戻したのか？
彼のテーマ曲はとても合っていると好きな曲だったし、全日との完全なる決別の決心を感じて
すごく寂しい気持ちになった。
そしてそのテーマ曲が思い出せずに煩悶。どうにも寝付けず困った。
頑張って思い出したらすぐ寝れた。

他にもスター選手揃いの上にノア（別団体）からも上の選手が上がるという新日本のリングで
小島選手が埋もれずにやって行けることを願っている。
しかし全日に帰って来てくれる日は来ないのだろうかね…。
っつーか、全日、その前に潰れないでね！