ピアノの先生の生活

ピアノ講師、ブライダル奏者としての日常と
その都度のはまりものへの情熱を綴るくだらな雑記

お別れ

2009-03-09 00:30:46 | 日常
私のピアノの先生が名古屋に栄転なさることになり、今日が最後のレッスンだった。
二週に一回のパターンで行かせてもらっていた私だが、今週は一週しか空いていないのに
無理やりレッスンを入れてもらったのだ。だから「頑張って一週間で二週間分練習して行こう」と
思っていたのだが、蓋を開けてみれば一週間の速さを身を持って知っただけだった。
まあ速いよ!気が付けば何も出来ないままに金曜日だもの。
金曜日と今日の二日の付け焼刃。最後のレッスンなのに先生ごめんなさい、不甲斐無くて。
私より年下だがしっかりしている先生には本当にいろんなことを教わった。
オルガンのクセが染み込んでいたことや力が入り過ぎなこと、歌うように次の音へ行けず
一粒づつ戦闘的な打鍵をしてしまうこと…。本当に目から鱗だった。
もっと早くに出会っていたらもっとたくさん教わることが出来て、も少し上手に
弾けるようになっていたかもしれないのにと残念至極だ。
そして先生のお宅のある街。我が家から遠く離れたあの街に行くこともなくなった。
よく時間を潰したミスドやマックや本屋。そしてよく夕食となった箱根そば。
懐かしい思い出となるのでしょうか?いや情緒がない私はすぐ忘れ去るのであろう。

必死に練習するノルマがしばし無くなり少し楽になりそうだけど…それも良くないよな。
目標が無いと練習ってなかなか難しいものだす。