ピアノの先生の生活

ピアノ講師、ブライダル奏者としての日常と
その都度のはまりものへの情熱を綴るくだらな雑記

グローバル化

2008-12-07 00:27:54 | 教室
やめようかなと悩んでいた土曜日の教室にお試しレッスン者到来。
なんと二つ先の駅から電車で来ると言う。そしてまたもや外国のお方であった。
聞けばこの九月に(中国か韓国から)来日したばかりだと言う。
お母さんは完璧に日本語が話せるのだが、子供(年長)もまだまだとは言え
来日三ヶ月とは思えない日本語力であった。
しかし今回は語学のことより文化の違いの方にショックを受けた。
まずお母さんが子供にやたら厳しい。
「背筋が伸びてません」「ほら早くお答えしなさい」「早く!先生を待たせてるでしょ!」
書くより激しい口調です。
とにかく「早くしなさい!」は多かったな。私に気遣ってくれてるんだと思うけど。
そして子供が「ドレミファソラシド」という名称を知らないこと。
冷静に考えれば母国ではそう言っていなかったんだろうと推察出来るけど、
日本人の子供では知らない子はまずいないからね。
そしてこれまた当たり前だけど簡単な童謡、例えば「メリーさんの羊」も知らない。
じゃあ新しい歌を覚えてね、「凧」。と言っても「凧」自体を知らない。
極めつけは私の携帯ストラップのピカチュウを見て、「これ何?」!
イギリスでもスイスでもニューヨークでもピカチュウは大人気だったぞ。
最早世界共通のアイドルだと思っていたが、意外に近場では知られていなかったのか!
ピカチュウのことはさて置いても、こんなに真っ白だと本人も大変だがこっちも大変だ。
とりあえず検討してみますとお帰りになったが、うーん、どうなることやら。
グローバル化の波はこんなところにまで来ております。

仕事先のホテルで今年もシュトーレンが発売されていたので(小)の方を購入。
またワインが進んでしまう…。
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