バレエ観賞

バレエの先生の出演するバレエ公演を見に行ってきた。
恥ずかしながらナマでバレエを見るのは初めてだ。
一応この演目は図書館から借りた古いボリショイバレエのDVDで予習はしたけど。
行ってみて驚いた。やたら子供が多いのだ。
考えてみれば出演者はみんないろんなバレエ団やらバレエ教室の先生なのだろう、
そりゃ生徒来るわな。
しかし私は子供と楽しむ場所を共にするというのが苦手なのだ。暗雲～。
案の定、その危惧は幕間休憩に現実となる。
自分は人のいないところを探して立ってメールなど打っていた。
そこにソファーからあぶれたらしい子供達と母親達が登場。なんと地面に車座に座って
オニギリを食べ始めるじゃありませんか！
そりゃ毛足の長い絨毯はひいてある。でもあくまでも外の延長線だよ？靴履いてるし。
オニギリなら立って食べられるだろう？と言うかなぜオニギリなのか？
こんなことも予想できるのだから立って食べても違和感のないもの、例えばバナナとか
栄養シリアルバーとかゼリー飲料とかなんでもあるだろう、現代日本は！
美しいもの、芸術を楽しみに来ているのにこういう品の無さは耐えられない。
大体親が教えることだろ？率先して座らせてどうする。
こんな集団がそこ各地にいてかなり萎え～。
そんな意地悪なことを考えていたからなのか、帰りの電車が人身事故の影響で
長いこと動かなかった。
上野でソバなど食べずにとっとと帰って来れば良かったと反省。

どうでもいいことだが、くるみ割り人形が一瞬で人間に変わった所で、私の脳内に
「くるみ割り人形は今、人間“くるみ・わりお”に生まれ変わった！」というナレーションが
勝手に流れ、なんか一人でたまらなくおかしくなってしまった。
自分、バレエ不向きと見た。