明治乳業争議団(blog)

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(旧)明治乳業の不当労働行為の何ものでもない! ユニオンジャック「労組破壊・乗っ取り」

2014年08月19日 17時11分42秒 | レポート
(旧)明治乳業の不当労働行為の何ものでもない! ユニオンジャック「労組破壊・乗っ取り」


赤裸々な差別・乗っ取りの手口(都労委命令は検証せず「自主的組織」だと)

 8月12日、定例の3点セット宣伝の中で、1960年代後半から70年代、旺盛な労働組合活動が展開され激しい労使間抗争がありました。脅威を感じた会社は、労働組合を丸ごと乗っ取る手口を労務屋の手を借りながら実施。闘う労組・支部に襲いかかりました。

本社主導の計画的・組織的行為は明らかな事実

 インフォーマル(労組破壊)組織を先駆けて結成した戸田橋(当時)工場の課長が本社人事部と大阪工場に出向き結成の方法などを伝授した秘密会議を記録したテープが届けられた。内容こそが不当労働行為の何ものでもありません。

 大阪工場(明治乳業労働組合大阪支部)の中では、こうした労組・支部転覆方法が話し合われていました。

●いわゆる組織を作っていく時に…要はですね、どうやって捕まえていくかどうやって広げていくかというやり方…結局、その非常に慎 重にやったということです。
●絶対大丈夫だという班長を引っ張ってきて教宣。その班長が、もう一人の絶対大丈夫という人間を捕まえてくる。
●班長が絶対大丈夫だといった連中も信用しない…脇にいるもう一人の主任にですね、あの男…大丈夫かと念押しをやる…。
●これは会社が取り上げているという事が、わからんようにしておいて…(ある時、一気に結成会議を開く)。
●…そういう問題については、やはり係長・課長・工場長としては、充分その点は、やはり承知をしておいてもらわないとこまる…。
 こりゃ魂消た話合いだ。

 上記のような重大な不当労働行為を、都労委命令を書いた荒木尚志会長(東大法学部教授)は、会社の云い分(入手経路が定かでない)を活用し重要証拠を抹殺してしまったのです。

 明治HD前宣伝の中で、通行人から、私もこの地で色々労働運動を経験してきているが、皆さんが訴えられている人権(差別)問題は特に許せないことですが、不祥事問題も消費者がわからねばそれまでですよね。
一日も早く解決めざし頑張ってくださいと対話が出来ました。

 (株)明治本社宣伝には、久しぶりに若手社員がメモなどを取っていました。
多分に、三カ所での宣伝に、上記の訴えと合わせて、明治HDの経営状況に触れてきた関係から、どの様な内容なのかをそば耳立てることにしたのでしょうか。
 内容は、平成27年3月期第1四半期の連結業績から前年比較から売上げは微減(0.4%)のなかで純利益は73億円(13%)も上がっている。何故?
 公表された第2四半期の業績予想(7月~9月)は、売上高(1.4%減)、営業利益(9.4%減)、経常利益(18.5%減)、純利益(22.4%減)を報告しました。
 
 いま、明治の中で何かが起きている? 浅野社長退陣(会長)の直後に新社長・松尾正彦氏との関係からか、経営陣も社員も疲弊初めているのか(この体制じゃやる気が出ない)。

 争議を解決できない、不祥事も無くならないなど告発している争議団の宣伝が、消費者に届き始めているのだろうと感じ取っていることなどを訴えました。
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