高橋まゆみ・創作人形「まゆみの気まぐれ日記」

農道をかっぽして歩く笑顔のおじいちゃん。姿が見えなくなるまで手を振るおばあちゃん。やさしさはいつもそばにいた。

刺激がいっぱい

2013-05-27 07:53:14 | まゆみのつぶやき室

カエルの唄が聞こえてくる今日この頃、元気よく草は伸びるけど、ホウレン草や、春菊、二十日大根などが、食卓に並ぶ。

だんだん、青物一色になって来る食卓ではあるが、庭から食材を採って調理できると言うのは、家事を担当する主婦にとってはありがたい。

初夏の風を感じながら、昨夜の綺麗な満月を見ながら思い出す最近の出来事。

 

坂城町にある、鉄の展示館で開かれている「平櫛田中(ひらくしでんちゅう)さん」の作品展に行ってきました。

人形と言うには、あまりに素晴らしすぎる格調と形や表情の捉え方。あまりに見るものに迫る「気」を感じ、

思わず唸ってしまう・・・・・・・国立劇場の「鏡獅子」は、私でも何かで見た記憶があった。

小平市に記念館があると言う事だが、実在したモデルを形に掘った物(水戸黄門、お相撲さん、くすっと笑ってしまう、風神雷神の腕相撲)などもありました。

107歳まで生きられたという田中さんは、木彫の中に彩色を施したものも多く、技術の移り変わりも楽しめた。

私の場合、素材は粘土なので、細かい表現がしやすいが、風化後の味わいと言うと、どうなのか。田中さんのそれは、一本の木。風化すればするほど、その木の艶や味わいが増してくる。・・・・・・・木っていいな!・・・・・・・と思いました。

 

さて、そんないい物を見た数日後、友達から「アリス」のチケットが一枚あるので行かないかと誘われた。

正直、行きたかったが、実行するまでにはならず、棚ぼた状態で嬉しかった。

アリスの谷村さんは私の中で3本の指に入るダンディで好きな男性である。

ラジオの中でいつも聞いていた純喫茶の谷村さんは聞けなくなったが、本物はいい。

会場の中はほとんど中年のおじさんおばさんだったが、もう一曲目から立ちっぱなし、ノリノリであった。

中二階で見ていた私の前の人達も総立ちで、見えない・・・・・・

コンサートはNSP以来。7~8年くらい経つのかなぁ~・・・・だった私なので、みんなの乗りに着いて行けない。

一生懸命拍手はしたが、最後まで立つことが出来ず、少しいらっときたが、連れ合いが望遠鏡を持って来てくれていたので、衣装や口の動きまで見る事が出来大満足。

3人の残してきた数多くの唄は歴史そのもの。

チケットを譲ってくれた友達に感謝した一日でした。ありがとう!

 

5月最終の土曜日は黒姫高原の芝桜を見てきました。

ここは、ダリアやコスモスで有名だが、この時期まだ菜の花が咲いていて、リフトから眺める風景は最高でした。

 


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21 コメント

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いっきに夏のよう~ (さくらんぼ)
2013-05-27 10:26:19
山菜の出る季節、苦いのが体に良いとか私は大好きです。
二年前からあく抜きする灰が売ってないのです。
放射能の影響で灰は作っていないとか。わらびのあく抜きは、灰が一番ですが。

まゆみさんちの食卓は産地直送の野菜がいっぱい。
これが嬉しい。
こちら今は「うこぎ」食べます。
長野はどうですか。
今朝は「うこぎ」ごはん。美味しいよ~
ほかにお浸し 天ぷら わらびと一緒のお浸し 切り和え→ゆでたうこぎに、焼き味噌やクルミやゴマをまぜて、みじん切りしこ暖かいごはんに混ぜて食べれば美味だよ~
ウコギは垣根に植えてあります。

ラジオで純喫茶の谷村さん聞いているけど、やっぱり本物はいいでしょうね。
アリスのチケットはすぐなくなるとか。
中年のファンが多いのでしょう。

やっと冬物が仕舞えそうです。
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いつか・・・ (そうたのはは)
2013-05-27 19:27:55
坂城の「鉄の博物館」には、旦那と二人で、「いつか行こう!!」ってず~~~~っと言っていますが、また叶っていません。
ははの母の実家が坂城なので、夏のつけばで鮎を食べたいというちちの父を連れていくついでに見てこようかなぁ~って思います。(叔父がつけば小屋を営んでいます)

コンサート・・・いいですね~。

私は、先日「広告」は入ったので、試しに申し込んだら・・・すぐに事務局から問合せの電話があって・・・1列目に座れるので、思わず、申し込んだんです。
なにって?・・・・軽井沢の大賀ホールで 野村万作、野村萬斎による「軽井沢夏の宵の狂言」です。
仕事をちょっと早退して、ギリギリ間に合うか?夕方からの公演です。8月の話です。

さくらんぼさん・・・「うこぎ」ってなんですか?

我が家の食卓には・・・アスパラが出ています。
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平櫛田中彫刻美術館 (峰猫)
2013-05-27 22:44:25
小平にあるんですね。
そんなに遠くないので、行ってみたいです。

http://denchu-museum.jp/
↑ サイト見たら小平市の職員の方が描いた、「田中彫刻記」というマンガがあって、作者のお名前が「いとうたかし」さんって…。
器用な方が多いのですね。この名前。
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平櫛田中 (閑おじ)
2013-05-28 00:29:03
国立の鏡獅子は何十回も見ました!でかいです!
今度国分寺へ仕事で行くので、小平に寄ってみよう!

昨日の明治座の歌舞伎は、「将軍江戸を去る」は染五郎の慶喜は貫禄が今一つでした。(以前團十郎のを見てるので・・・)
片岡愛之助の「鯉つかみ」は面白かったです。鯉の化物と本当の水の中で格闘をするのですが、1階客席の前三列迄はビニールが配られるのです。鯉が大暴れして、尾で水を掛けるは・・・口から水を吐くは・・・周りはびしょびしょ!愛之助も小さなプールのような池に飛び込んで鯉と格闘してびしょびしょ!
最後は周りに水しぶきを掛けながら、花道を六法を踏んで下がっていくと言う、面白い舞台でした。

一応、昨日、勘九郎のマネージャーさんに、まゆみさんの説明をして、図録と真田十勇士のポストカードセットを渡しては来ましたが、気に入って何かに使ってくれるかどうか?は全く霧隠才蔵です!(意味わかんない!)
マキノノゾミさんが気に入ってくれれば良いのですが・・・そこまで到達するのはかなり確率が低いと思われます。

今年、上川隆也の「真田十勇士」の舞台も有ります。
http://www.sanadajuyushi.com/
こんなのです!
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Unknown (まゆみ)
2013-05-28 08:33:45
さくらんぼさんへ

うこぎ……私も知らなかったぁ~
名前からして根の部分かと思いましたが、青々した柔らかそうな若芽だったんですね。

香りいいんだろうなぁ~。おいしそう

アリスのチケットは生協で買ったと言っていました。
なかなか手に入らないみたいだし、追っかけさんがいっぱいいたよ!


そうたのははさんへ

きっと、鉄の展示館って何だろう?・・・・・と思う人いるだろうね。

ここは人間国宝、宮入行平の刀匠とその伝統を受け継ぐ宮入一門の作品を展示する常設館でもありますね。

こじんまりとした展示館ではあるものの、国の大切な宝を、静かに育み守っているような、神秘な所でした。

野村萬斎・・・・・・今子供番組を一緒に見ていると、出てきますよね。狂言も一度見てみたいです。



峰猫さんへ

そうですね。お勧めです。

峰猫さんも絵を描かれる方なので、何か感じるはず。

ただ、TOPで紹介されている作品をほとんど見たので、小平にはどんな作品があるんだろう・・・・。


閑おじさんへ

おじさんは絶対見ていると思っていました。

鶴氅……と言う作品も、大きなものが展示されている所があるそう。

愛之助さんの「鯉つかみ」面白そうですね

十勇士も見てみたいな!。でも、東京まで行くずくがない・・・・


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Unknown (まゆみ)
2013-05-28 08:36:35
閑おじさんへ

鶴の隣の変な文字は氅です
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Unknown (まゆみ)
2013-05-28 08:39:38
変だな???

手書きパッとで書いてるんだけど、漢出てこない
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鶴氅ですね! (閑おじ)
2013-05-28 10:46:24
「氅」この字を打ち込むのに苦労しました!
「しょう」と読み羽根という意味ですね。「鶴の羽根」が何で爺さんが立っている像なのか?

(お勉強の時間です!)
http://denchu-museum.jp/archives/618
これは「岡倉天心」の像で高さは68センチと大きく有りません。小平の美術館に飾ってあるそうです。
まゆみさんが言う大きいのは、国立近代美術館に2メートルのが有ります。
国立劇場の鏡獅子も2メートル有ります。これを国が買うと言ったのを断って、近代美術館に寄贈し、それを形の上で、国立劇場に貸してあるそうです。

「鶴氅」(かくしょう)とは鶴の羽根で作った衣、雪をまとった衣という意味も有ります。
天心がボストンにいた時に、この「鶴氅」というこの上着を羽織っていたと言います。その写真を基に、田中が作品を作ったそうです。
このような「鶴氅」は諸葛公明も着ています。
これを着た姿が「鶴」のようだと言うので、この名が付いたそうです。
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うこぎ (さくらんぼ)
2013-05-28 21:20:08
テレビの県民ショーでうこぎの食べ方紹介していたことありました。
同じ県内でも食べない所もあるようです。
少し苦味がありますので子供は食べないかな?

http://www.mindp.co.jp/ukogi/explain/
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平櫛田中 (章魚庵)
2013-05-30 10:11:21
平櫛田中は100歳の時に巨大な原木を買ったそうです。
まだ、彫ろうとしていたわけです。
ちょっと間に合わなかったらしいですが……
その心意気見習いたいもんです。

原木はそのまま、小平の美術館に飾ってあるみたいです。
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