高橋まゆみ・創作人形「まゆみの気まぐれ日記」

農道をかっぽして歩く笑顔のおじいちゃん。姿が見えなくなるまで手を振るおばあちゃん。やさしさはいつもそばにいた。

いよいよ12月

2013-12-02 09:09:05 | まゆみのつぶやき室

ついに来てしまいました。・・・・・・・・12月

毎年、早いとつぶやきながら、それは時間を大事に使えたと言う事かもしれない。

人形館以外での作品展もやらせて頂き、まだまだ、作品は足りないが、待っていてくれる人がいる・・・という実感も出来た今回であった。

先日終わった喜多方美術館では

 

二冊になった感想ノートもはみ出すほどに沢山の言葉を残して頂いた。

 

「老いた父母の背中が思い出された時間

永遠に続く事のない生命は、形となって受け継がれていく事と心に刻みます」

 

「いわき市に単身赴任中です。

当地で災害の復興に勤しんでいますが、心身共に疲労が溜まっている中、本展を拝見し、大変癒されました。

また、来週から復旧、復興に頑張ります」

 

涙が出る程、嬉しいね………この感想文は、ほんの一文

まだまだいっぱい頂きましたが、色々な想いと戦っている人に、これからも機会があれば、人形を見せていく事が自分の役目とも思います。

 

さて、先日ですが奥深い山郷、秋山郷まで行ってみました。

最近あまり人物観察をしていないので、素朴なお年寄りに会いたいと出かけたのですが、残念ながら会えませんでした。

 

西大滝地区にある、石物は地震の影響で横を向いたまま。

何を思って祈っているのだろう・・・・・・

栄村から一時間程、山道をどんどんどんどん進みます

 

深い山の中から、やっと民家が見えて来たと思うと

 

坂の上から水があふれんばかりと流れていました。

旦那と話して「きっと、この辺りは除雪と言うより、豊かな水を流すことで、雪が積もらず、氷らず、車道を開けているんだろう・・・」と言う結果になったのですが、本当の所どうなんだろう?

懐かしい半鐘も村に馴染んでいました         

 

可愛いバス停もひっそりとたたずんでいましたよ。 

 

村の中に、木工製品のお店があって、その庭先に小さな観音様がおりました

 

 

豊かな水が流れる川  

 

広大な自然の中に生きる素朴な人たちにまた会いに来よう。

ここは最北端の長野県だから、きっと素敵な人に出会えそう