あんだーせぶん

まゆ子「……異常気象なんじゃないの? 太陽が増えてるとか」
ニア  「その発想が異常だと思うよ」

ジュンク堂に行ってみる

2006-01-29 00:58:30 | Diary_7
池袋にあるジュンク堂に行ってみた。売り場面積2000坪で日本最大級を売りにしている書店だ。実際に見てみたらたしかにでかい。いわゆる一般に考える「街の大きな書店」クラスのフロアが、地下1階から地上9階まで、10段重ねになっている。綺麗な店内で、フロアごとにジャンルわけがされており、あたかも「本のデパート」という言葉が似合いそうな店構えだったな。

読書が趣味の俺にとってはまさにワンダーランド。そんな期待を胸にウキウキ気分で店内に入っていったんだけど、正直なところ思ったより楽しくなかった。考えてみれば当たり前の話で、いくら蔵書数が多くても自分が興味のある本なんてたかが知れている。売っている本の9割は別に読みたくもない本なわけだよ。娯楽のために読書する俺にはマニアックな専門書なんて必要ない。読んでみたいと思うような「残り1割」も結局は近所の本屋でも入手できるようなメジャーな本だったりする。俺にとっては「無駄にでかい」だけだった。

しかも「無駄にでかい」ゆえの弊害もあった。俺は書店では発見を期待する。具体的には、Aという本を探して店内をウロウロしているうちに、まったく関係のないBという本を見つけて、「お、これ面白そうじゃん」と衝動買いしてしまうことだ。個人的にはこれこそがネット書店では味わえないリアル書店の醍醐味だと思ってる。しかしながらジュンク堂はそれがやりにくい構造になっている。

その原因として、フロアごとにジャンルが分かれていることがある。ゆえに同一フロアには同じジャンルの本しかない。例えば「マンガを探していたら面白うそうな新書を発見」とかは絶対に起こらない。マンガフロアだったら終始一貫マンガしか置いていない。一応、ジャンルを越えて関連している本も置いてあるんだけど、それもせいぜいamazonの「こんな商品も買っています」ぐらいなレベルだ。探している本あるいはジャンルを持たずに、「何でもいいからなんか本を買いたい」っていう気持ちで入店するとかえって苦労するな。

まぁ、そうは言ってもあれだけのでかさなら「探したけど何も無かった」ってことはないとは思うけどね。じっくり探せば何かは見つかる気がする。「本の見本市」というスタンスで、ゆっくり歩いて回ると楽しい店なんだろう。テーマパークとしての書店って感じだね。

結論としては「期待したよりはつまらなかったけど、それでも十分面白い」ってところかな。あの圧倒的なデカさを見るだけでも価値はあったかな。

ちなみに俺はジュンク堂で何冊か目的の本を買ったんだけど、そのうち「あまえないでよっ!!」の1~4巻が買えなかった。結局このマンガに関しては5巻だけをジュンク堂で購入、4巻を地元の本屋で、1~3巻はamazonで買うことになった。まさかジュンク堂で見つからない本が出てくるとは思わなかったな。マンガを買うなら大型書店よりもマンガ専門店の方が良いのかもね。

blogについて:
微妙にマイナーチェンジをした。「Diary_7」から「あんだーせぶん」に改名。前々からタイトルの音の響きが気持ち悪いと感じていたので、変更することにした。気持ち悪さの元凶たる「Diary」を削ることにしたのだが「_7」では意味が分からなくなるので、ひらがなに崩すことに。

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