あんだーせぶん

まゆ子「……異常気象なんじゃないの? 太陽が増えてるとか」
ニア  「その発想が異常だと思うよ」

GAME OVER

2008-04-23 01:54:38 | Diary_7
Perfumeのアルバム「GAME」が1位を獲得してしまった。あえて、して「しまった」と書く。あんま売れていない時は、いつか売れることを願って応援できたんだけど、いざ売れるとなんか完結しちゃったみたいで寂しくなる。

個人的にはPerfumeの楽曲は好きなので、売れる売れないに関わらず、その点については変わっていないんだけど、楽曲以外の部分がね…。ここまで注目されると、彼女たちの持っていた「ドサ回り精神」が見えにくくなってしまうんだよ。そういうバックグラウンドも含めて好きだったからなぁ。

いや、素直に嬉しいんだよ。だけど寂しいみたいな。まぁ、ありがちな気持ちではあるが…。

ところで、彼女たちは「テクノポップ」ユニットとしての顔の他に、アイドルとしての顔もある。「アイドル最後の希望」なんて呼ばれていて、「もし彼女たちが売れなければ、日本アイドル界は滅びる」とまで言われていた。その文脈に添うならば、アイドル業界は「終わらなかった」ことになるわけだが、ホントにそうなのかなぁ。アイドル業界最大の問題が、若者世代のファン層の薄さにある事を考えると、なるほどPerfumeは若い層を引き寄せた気もする。しかし実際はどうなんだろうね。引き寄せたファンをどこまで「Perfume好き」から「アイドル好き」にクラスチェンジさせられるか。

ちなみに俺が、クラスチェンジ用のネタとしてパッと思いついたのが、Buono!のアルバム「Café Buono」収録の「Internet Cupid」だけど、ベタ過ぎるか。一応これもアイドル+テクノポップなんだけどね。シングルカットされていないアルバム曲っていうマイナーすぎるチョイスではあるが…。

いっそアップフロントエージェンシー主導で振り付け・PVを作って、ニコニコ動画あたりにアップしたらきっかけになるかもな。パクリっていわれる可能性の方が高そうだけど…。

どうでも良いことだけど、Buono!(ベリーズ工房)嗣永桃子のプロフェッショナルさは凄い。ハロプロ「本体」であるはずのモー娘がプロ失格者を出しまくっている中だから、そういう部分が余計際立つ。しょせん一般人から選んだ「モー娘」と、幼少から下積み・英才教育を施している「ベリキュー」では、やっぱその辺の意識に違いが出るのだろうか。

参考:Internet Cupid(嗣永桃子Ver.)