あんだーせぶん

まゆ子「……異常気象なんじゃないの? 太陽が増えてるとか」
ニア  「その発想が異常だと思うよ」

「会いたかった」に会ってきた

2006-11-04 03:27:09 | Diary_7
今日は最近俺の中で一押しの「楽しみ」であるAKB48のコンサートに行ってきた。冷やかし半分で始めたこの世界にドップリつかっている俺。いまや俺も立派な「Kヲタ」だ。

さすがコンサートだけあって、通常の公演と比べて演出面でも装置面でも段違いに豪華になっていた。ハコがでかいからこその良さを出せていたと思う。アキバのシアターで激しく邪魔くさい「柱」がないってのも素晴らしい。視界が開けて全体を見渡すことができた。楽曲の数も多かったし、メンバーの気合も違う。良い公演だったと思うよ。ただまぁ、小さくて少人数な通常のシアターと比べて「一体感」という部分ではレベルダウンしたかなぁ…。これは致し方ないことではあるけどね。開演前にロビーでガハガハしてる秋本康を見たときはかなりテンションが下がったけど、それ以外は概ね満足できました。

しかし考えてみれば、この「始め冷やかし、気づけばドップリ」ってマリみてを思い出すなぁ。あれもまったく同じコースを辿ったんだよな。先入観がまったくあてにならないっていう良い例だよ。これらに限らず、世の中には食わず嫌い、あるいは全く知らない世界で実は楽しいってことがまだまだありそうな気がするぞ。どんどん見つけていきたいね。

最近俺の中でひとつの目標を設定している。それは「遊びのマスター」になることだ。実は会社の先輩・上司に言われた一言がきっかけになった。

「お前は若いんだからどんどん遊びなさい、お前は遊びを知らない」

無論この会話の中で出てくる「遊び」とはサラリーマン・オッサン的な「遊び」を指している。これを言われたときは「確かにオッサン遊びについては知らない部分が多いけど、俺はお前らの知らない楽しみをいっぱい知ってる、大きなお世話だ」と多少ムッとした。しかし後で冷静に考えると「それもそうだな、含蓄のある言葉だ」と思い直すにいたった。

何も自分の中でリージョンコードを設定して、「自分の遊び」を限定することはない。オッサン遊びを知らないってことは、つまりは未開拓ジャンルであるってことに過ぎない。開拓しだいではとんでもない金脈を見つけ出すことが出来るかもしれない。マリみてのように、AKB48のように、体験前は懐疑的だったものが、体験後はメガヒットって物がでてくるかもしれない。まさに「百聞は一見にしかず」。昔の人は真理をついてるね。無論、口に合わない遊びも出てくるだろう。でもそれは今後近づかなければ良いだけの話だ。

しかしこうやって遊びについて考え直すと奥が深い。「遊ぶ」ってのも簡単じゃないね。ドラクエの職業「遊び人」って一見無能だけど、実は賢者に転職できたりする。遊びをマスターするには頭がよくないと出来ないんだよ。

追記:
サラリーマン遊びの代表なのか、何度かキャバクラに行く機会に恵まれている。そこで遊んでいるオッサンを見てると、なかなかどうしてだらしない。別に悪いことではないと思う。そういう楽しみ方をする場所なんだから、むしろ思いっきりだらしなくなったほうが良いぐらいだ。俺もそうやって遊ぶようにしてる。自分だけかっこつけたりはしない。もっとも、俺はまだ慣れていないゆえに、中々「洗練されただらしなさ」には到達できていないけど…。メイド喫茶やAKB48ライブでも痛感しているけど、意外と殻を破ってはじけるのって難しいんだよね。何回か訓練する必要がある。

さて、明日(11月4日)もAKB48のコンサートに行ってきます。2日連続。なんか公演内容が違うらしいんだもん、行かざるを得ないでしょ。どこまではじける事が出来るか…。頑張って痛いキャラになりますよおー。