あんだーせぶん

まゆ子「……異常気象なんじゃないの? 太陽が増えてるとか」
ニア  「その発想が異常だと思うよ」

終戦記念日らしい

2006-08-15 22:37:38 | Diary_7
あいかわらず、8月15日になると靖国神社が活気付く。参拝賛成派も反対派も狂ったように騒ぎ出す。「コウシキサンパイ」「コウジン・シジン」「ニレイニハクシュイチレイ」「エーキュウセンパン」「ブンシ」と言った業界用語がそこかしこで飛び交う。

みんな業界用語を使うから、なんだか難しい感じがするわけだけど、これって要するに「お盆に墓参りをする」ってだけだろ。極めて単純かつどうでも良い問題な気がするよ。ことさらに賛成しまくる人間も、無駄に反対する人間も暇だなぁ…。墓参りをすることによって、「平和への祈り」になるか疑問だし、逆に「平和を破壊する」とも思えない。

科学全盛のこの時代に、「御霊」だの「英霊」だの非科学的なものを巡って、世界中の首脳が本気でやりやってるのを見ていると滑稽ですらある。まぁ考えようによっちゃ、「実体・実益のないものを巡って争ってる内はとりあえず平和かな」とも思えるし、「実体がないだけに双方落としどころがなくて、感情的な暴発があるかも」とも思える。そういう意味じゃ、「平和へ貢献している」とも「平和を破壊している」とも言えるかな。賛成派・反対派いずれの主張もある程度、的を得ているのかもしれない。

しかし、この答えの出ない不毛な争いはいつまで続くのだろう…。もう戦後61年目だぜ。今はまだ戦争体験者でご存命な人もいるから、現代のこととして実感があるけどさ。いずれ「日本史・世界史」に指定替えする年代になるぞ。 戦後100年とかになっても相変わらず「参拝賛成(反対)」とか言ってるのかね…。

ちなみに2006年から数えて100年前って言えば明治39年。日露戦争のころになるな。

東京、名古屋、大阪

2006-08-15 21:31:41 | Diary_7
お盆で東京、名古屋、大阪を渡り歩く。この3都市は電車にせよ道路にせよ、日本でもっとも太いラインでつながっているから、都市間の移動は楽なんだよね。無論、金も時間もかかることは確かだけど…。

大体この3つの街っていわゆる「都市」だからどこへ行っても似たような風景だし、似たような機能を持っているんだよね。物流やITが発展した現代においては、地方の特色ってものは破壊される一方なんだなぁと実感するよ。便利だけどつまらない。

この3都市を移動するときはいつもそんなことを考えるんだけど、一方で「お、~に来たな」って思うところもやっぱりある。気温と言葉ね。名古屋は気温。独特の「粘りのある暑さ」で名古屋を実感する。IT化が進んでも、気温まではコントロールできないらしい。大阪は言葉。店で何かを購入したときに「~円になります(関西弁)」「ありがとうございましたぁ(関西弁)」。マニュアル化が徹底されているファーストフード店やコンビニだって例外ではない。接客マニュアルにもイントネーションまでは指定されていないらしい。

とりあえず、お盆の「墓参り・親戚に会う・地元の友達と遊ぶ」の三大行事を果たすことはできた。良かった良かった…。

はぁ…現実が近づいてくる…。