写真クラブの撮影会で京都・隨心院の「はねず踊り」に行きました。あいにくの雨で屋外から本堂になってしまい、
規模もかなり縮小されていました。写真にはかなり困難な状況で、全体状況とかわいい子供たちのアップを主に撮りました。
はねず踊りは、小野小町と彼女を慕った深草の少将の物語を、二人に扮し華やかな衣装に身をつけた少女たちが踊るもの。
小野梅園の梅もちょうど見ごろ。梅の香りに包まれる境内で、小野小町と深草の少将の恋物語に思いを、鑑賞しました。
小町役、少将役、それぞれ4人ずつの小学校の少女が舞います。
少将役は以前は男の子だったそうですが、白塗りの化粧と女物の着物が
恥ずかしがられ,いつしか女の子が演じるように変わったそうです。
花笠を被りはねず色(白色を帯びた紅色の古名)の段絞りの小袖を
着た少女が踊ります。老いた小野小町は里の子達と遊び、楽しい日々を
過ごしたといいます。
はねず踊りの後は、白拍子による今様が奉納された。
はねず梅が満開でした。
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