蝶の命名権
2008-03-04 | 蝶
以前に蝶の新種発見は蝶研究者のみならず蝶マニアにとって夢であり、究極の憧れであると書いたが、一般の人たちの中にも人類が存在する限り名前が残ることに意義を見いだす人があると見えて、2008年1月の朝日新聞に「チョウの命名権436万円」という記事があって、アメリカ・フロリダ大学の研究者が新種の蝶に名前をつける権利を売りに出して、436万円で買い手が現れたという。
買い手は蝶マニアではなく、亡くなったおばあさんに因んだ名前を付けてもらったのだが、孫たちにそんなに慕われているとは、よほど徳の高い女性だったのだろう。
ところで普通は新種の命名権を売買することは考えられないのだが、この研究者は利益を絶滅が心配されるメキシコのチョウの調査、研究に役立てるということで、そのアイデアの奇抜さには感嘆する他はない。
僕は40種近い新種を発見、記載しているので、その値打ちは1億5千万円以上になるのだな!と実にけしからぬ勘定をしてみた。
買い手は蝶マニアではなく、亡くなったおばあさんに因んだ名前を付けてもらったのだが、孫たちにそんなに慕われているとは、よほど徳の高い女性だったのだろう。
ところで普通は新種の命名権を売買することは考えられないのだが、この研究者は利益を絶滅が心配されるメキシコのチョウの調査、研究に役立てるということで、そのアイデアの奇抜さには感嘆する他はない。
僕は40種近い新種を発見、記載しているので、その値打ちは1億5千万円以上になるのだな!と実にけしからぬ勘定をしてみた。