フィリピンの蝶についての知識では、ドイツ・フランクフルト在住のTreadaway氏の右に出る者はいない。彼は僕よりはるかに年長だが、若い時からフィリピンの島々を蝶を追いかけて、時には危険な目にあいながらもエネルギッシュに活躍してきた。多数の新種を発見、記載し、僕との共同研究も多い。
フィリピン南部のミンダナオ島のアポ山には幾種もの特産のシジミチョウが分布しているが、僕が彼の名を付けたトレッダウェイユメドリキララシジミ Deramas treadawayi H. Hayashi も、そのひとつである。
以前に紹介した Deramas tomokoae とほぼ同じ時期に、場所も重なって発生している。
両種は非常に似ているが、♂の前翅・翅表、第4、5、6室には青緑色斑は見られず、また顕微鏡による研究を必要とするが、♂交尾器にもはっきりとした違いがあらわれる。
右下の写真は地元の人たちがトレッダウェイ ポイントと呼んでいる場所で、ある素敵な女性からプレゼントされた「司馬遼太郎記念館のバンダナ」を鉢巻きにして、ロシア軍ならぬシジミチョウの出現を根気よく待っている姿である。
フィリピン南部のミンダナオ島のアポ山には幾種もの特産のシジミチョウが分布しているが、僕が彼の名を付けたトレッダウェイユメドリキララシジミ Deramas treadawayi H. Hayashi も、そのひとつである。
以前に紹介した Deramas tomokoae とほぼ同じ時期に、場所も重なって発生している。
両種は非常に似ているが、♂の前翅・翅表、第4、5、6室には青緑色斑は見られず、また顕微鏡による研究を必要とするが、♂交尾器にもはっきりとした違いがあらわれる。
右下の写真は地元の人たちがトレッダウェイ ポイントと呼んでいる場所で、ある素敵な女性からプレゼントされた「司馬遼太郎記念館のバンダナ」を鉢巻きにして、ロシア軍ならぬシジミチョウの出現を根気よく待っている姿である。