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白鷺だより

50年近く過ごした演劇界の思い出話をお聞かせします
     吉村正人

白鷺だより(472)喜寿祝

2025-01-20 10:43:47 | 近況

この16日誕生日を迎えた
77歳と言うことで所謂喜寿を迎えることになり子供たちが金を出しあってこんなパーカーを作って送って呉れた
因みに紫は喜寿のイメージカラー

僕がお付き合いしたベテラン演出家と言えば文学座の戌井市郎先生がいるが先生が梅田コマで演出した「鹿鳴館」(有馬稲子主演)の時が71歳であった 先生が「鹿鳴館」にかける思いが伝わる名演出であった

そのあと「一本刀土俵入り」でお付き合いした時はかなり居眠りが多く、僕と主演のピーターとで「演出」したものだ その時先生は78歳、僕が44歳だ

先生はその後も長生きされ(享年94)天寿を全うされた
その間多くの売れっ子演出家が浮かんでは酒やギャンブルで消えていった

演出家として長生きするには大きな劇団にいるか、優秀な演出助手が横にいるか、だ

今回の誕生日に際して多くの皆様からお祝いの言葉をいただいた
その中に名鉄ホールの美術家の荻原さんから
演出家として何年でしょうか?との質問があった

この僕が演出家としてデビューして今年で32年だ その中で荻原さんと仕事をしたのは平成12年から19年まで 京唄子、かしまし娘、芦屋雁之助、小雁、公演だ
最後はかしまし娘の「女の花時計」、芦屋雁平さんの引退公演だ 名鉄ホールは見易く客席の数が僕たちの芝居には丁度良かった

喜寿を迎えた演出家はあんまりいないと思う
何とか不自由な身体にムチ打って頑張ります


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1 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

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Unknown (Unknown)
2025-06-10 21:20:21
脚本家なのに文章ヘタですね・・・内容を辛うじて理解できる程度のレベル
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