


写真は上から田村ツトム、紅萬子、ポスター
3月14日「侍タイムスリッパー」が日本アカデミー賞最優秀作品賞を受賞した
その前日(13日)朝日新聞が「侍タイムスリッパー」と安田監督の記事を慌ててながした
おそらく記者はこの作品を観ていなかったと思われ そして 朝日新聞の読者は「侍タイムスリッパー」のことを一切知らなかったと思われる
そしてここへ来て「侍タイムスリッパー」が作品賞に有力との情報が流れ 慌てて記事にしたと思われる
僕はこの記事を読んで「侍タイムスリッパー」が作品賞を取ると確認した
天下の朝日新聞が無視した作品にもし作品賞をとられたら格好がつかないからである
そして田村ツトムさんにラインで「こんな記事が出たら作品賞はもしかしたら‥‥」と送った
大松竹の「正体」チームが監督賞、主演男優賞、助演女優賞と次々と取り思いっきり優勢の中、「侍タイムスリッパー」が他の賞を一つでも取れば作品賞の可能性があるとの確信めいた自信があり、はたして編集賞を安田監督が取ったので最優秀作品賞も戴きだと思った
最優秀作品賞は「侍タイムスリッパー」とコールされた途端田村さんに「やったあ」とラインを送った
僕がこの「侍タイムスリッパー」という映画を初めて知ったのは 昨年の8月「たった一館」からのスタートが決まった頃である
その後10月、全国拡大公開が決まり難波の一流館での公開を観て(白鷺だより466参照)この映画の良さを知った 初めて挨拶に出た田村はまっ白になり決めセリフを忘れたのがつい昨日のように思う程だ 映画上映館が増えるたびに劇場挨拶も少しづつ増えていった
それからあれよあれよという間に田村こと心配無用ノ介の人気が爆発(白鷺だより468参照)急遽作った無用ノ介のアクリルスタンドも発売即予約で一杯になる始末
舞台挨拶にひっぱりダコになり 節子さんこと紅萬子とのコンビのコント挨拶の回がチケットが売り切れる始末、その人気にあやかって今年の4月松竹座が新喜劇公演のゲスト役に
迎えることになった 田村にとって松竹座は松竹芸能時代レギュラーで出ていた劇場だ
芸能を辞めて もう二度と上がれないと諦めていた劇場だ そこからゲストでの出演依頼、溜飲を下げたとはこのことだ これもまさしく「侍タイムスリッパー」のお陰だ
風見役の富家さんが「相棒」のゲスト役に決まり 山口馬木也さんが「大河」に決まったとのこと
この映画が作品賞を取ったあと 上映館も増えるだろう 舞台挨拶も忙しくなるだろう
紅萬子も田村ツトムもTV、舞台の仕事が増えて来るだろう
日本アカデミー賞をこの作品が取ったことがこの二人にとって いかなる影響を与えるのか
楽しみである
受賞が決まったあとFB仲間である安田監督に「おめでとう」と打ったら
「ありがとうございます、びっくりしました
幸運に恵まれ、いろんな人に助けて貰いました」
との返事だった
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