まさるの一口馬主日記

「一口馬主」の視点から毎週の競馬を楽しんでいます。
*画像等についてはクラブより使用許可を頂いています。

偉大なり!レインボーフラッグ

2022年11月22日 20時00分36秒 | まさるの「この一頭」
レインボーフラッグの戦績を振り返ってみたいと思います。

引退が決まった時から考えていた記事です。

何度も言わせてもらっていますが、こんな馬なかなか出会えません。
本当にレインボーにはお疲れ様でしたと言いたいです。




回収率1943%ですよ!こんな素晴らしい馬は滅多に出会えません。
もちろんクラブ世代1位。歴代クラブ馬の中で回収率59位は堂々たる数字です。あっぱれ!
私のかつての愛馬だったシルクメビウスでも回収率は2251%、歴代全クラブ47位には負けますが、その次の数字。
ちなみにインディチャンプで1881%、回収率66位です。

走った総距離は96900メートル。96.9キロも走ってくれたんです。




レインボーフラッグは4歳から7歳まで安定して4000万程度を稼いでくれました。
1番凄いのはオープンクラスは結局勝てませんでしたが、そのオープンで34戦も走れた事が特筆すべきことだと思っています。
普通なら結果が出なければ頭打ちと判断されて引退や地方移籍などが一般的だと思いますが、レインボーフラッグは34回も走れているのです。
私もいつも話をさせて頂いていましたが、レインボーフラッグは毎回必ず見せ場を作ります。どんなレースでもオッと思わせる見せ場を作る馬でした。だから、馬券を買って応援したくなるし、レースのたびに期待していました。年齢を重ねても殆どのレースにおいて見せ場を作ってファンを喜ばせてくれました。

少し見辛いですが、1番相性の良かった騎手は川田騎手。7戦3勝2着3回と抜群の成績を残しています。もちろんレインボーの全盛期にたくさん乗ったからとも言えますが。しかし、この表現は難しく、レインボーの全盛期はむしろ勝てなかったけどオープンに上がってからと見る考えもあります。条件戦時代だからたくさん勝てた、と言う見方も出来ます。川田騎手はオープンに上がってからは殆ど乗ってくれませんでしたから。こればかりはトップジョッキーだから仕方ないのかも知れませんね。


1番得意な舞台は京都でした。その京都が改修工事中だったのは不運だったかもしれません。
とにかく遠征や厳しいローテーションでも音を上げずに踏ん張ってくれました。
大きな故障は無く、ずっと年間10戦近く走ってくれたレインボーフラッグには感謝の言葉しかありません。
グリーンだっだから出来たと言う見方も出来ますが、色々な条件が重なり合って実現できた記録だと思っています。
もうこのような稀有な馬に出資することは相当困難でしょうね。


レインボーフラッグには改めて馬事公苑に出向いて「長い間ありがとうございました」と声を掛けてあげたいです。



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4 コメント

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Unknown (ギッス)
2022-11-23 21:38:42
まさるさんこんばんは。

これだけ長い間、中央で走ってくれる競走馬は最近珍しいですよね。厩舎事情とかもありますし。。
長く無事に走ってくれる、1番親孝行ですよね!
レインボーフラッグはジャングルポケットなんですね!
私も昔キャロットでオープンクラスで30戦以上したジャンポケ産駒に出資してました。カルドブレッサという馬で思いで深い一頭です。
当たり前ですが走る分だけ、思い出も増えますよね!
ジャンポケ産駒はノーブルマーズやダイワファルコンなど丈夫で長く走る馬が多いイメージ。
後継種牡馬も出て成功しましたがサイアーラインを繋げるのは困難かなー。
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Unknown (ゆっき〜)
2022-11-24 07:16:08
本当に凄い成績ですよね。
回収率に加え出走数も本当に馬主孝行で何年一口馬主を
続けてても中々出会える愛馬じゃないでしょうね。

勝つだけが競馬じゃないですが、勝たなければ生き残れない現実もあり、なかなか難しいですよね。

レインボーフラッグには第2馬生をのんびり過ごして貰いたいですね。
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Unknown (ギッスさんへ)
2022-11-26 17:21:23
クラブもグリーンだったからこれだけ現役も続けることが出来たと思います。でも、オープンクラスで30戦も走れる事自体偉いと思います。
仮にキャロットだったらオープンでいくら見せ場があっても頭打ちと判断されたら引退だったでしょうね。

トニービンの血も絶えてしまいそうですね。
日本は血統の墓場と言われたこともありましたが、何とも寂しいですね。

そう考えてみるとサンデーサイレンスが入った事で一気に日本競馬はレベルが上がりましたが、その陰で淘汰されてしまった血統も数知れません。
日本にもマイナー血統も繋げられるような風土があればいいですね。
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Unknown (ゆっき〜さんへ)
2022-11-26 17:37:09
レインボーフラッグはグリーンファームだったからここまで頑張れたと思います。

レインボーフラッグは掘り返せばたくさん思い出がありますが、やはり出資の1ヶ月後に新馬勝ちした事ですね。
グリーンならではの入厩直前まで様子見ができて、なかなか良いコメントが出始めだとこでした。私も締め切り前日に一口押さえたのですが、まさかまさかの新馬勝ち。
あれは嬉しかったなぁ。そこから重賞やクラシック路線を走ってくれ、もう元を取ったと思うくらい楽しませてくれました。
そこから6年も走ってくれた訳ですからね。

200分の1のクラブではありますが、ホームページも会報も私の知る中ではかなり低位ですし、なかなか当たりの馬は出てこないし、地味でなかなか人気にもならないクラブですが、グリーンは嫌いになった事はないですね。

昔の話ではありますが、レースが終わるとレクチャーもあり、集まる会員さんも非常に好感の持てる方が多く、自分の馬だけで無くグリーンの馬全部を応援している方もいるような大人な印象を持っています。
最近は一口バブルのあおりを受けて価格は高くなっていますが、それでもまだ安い方かと思いますし、今年はハーツコンチェルトが出て盛り上がっています。
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